JPH01302707A - 電磁石 - Google Patents
電磁石Info
- Publication number
- JPH01302707A JPH01302707A JP63060330A JP6033088A JPH01302707A JP H01302707 A JPH01302707 A JP H01302707A JP 63060330 A JP63060330 A JP 63060330A JP 6033088 A JP6033088 A JP 6033088A JP H01302707 A JPH01302707 A JP H01302707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- core
- movable
- fixed
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 44
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims abstract description 7
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 7
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 3
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、ガス器具用電磁弁等に用いられる電磁石のよ
うに微少電気エネルギーの通電によって固定鉄心と可動
鉄心の吸着状態を保持する特性を保持する電磁石に関す
る。
うに微少電気エネルギーの通電によって固定鉄心と可動
鉄心の吸着状態を保持する特性を保持する電磁石に関す
る。
〔従来の技術］
従来、ガス器具用電磁弁等に用いられる電磁石は第３図
（ａ）（ｂ）に示されるようにヨーク１と、ヨークｌに
固定された固定鉄心２と、固定鉄心２に対して変移自在
に設けられた可動鉄心３と、固定鉄心２か、ら離隔する
ように矢印８方向に可動鉄心２を付勢するスプリング４
と、ヨークｌ、固定鉄心２および可動鉄心３とから成る
磁路にボビン７を介して巻き回され、通電されることに
よりスプリング４の矢印８方向の付勢力に抗して可動鉄
心３を固定鉄心２に吸着させる電気巻線５とから成る。
（ａ）（ｂ）に示されるようにヨーク１と、ヨークｌに
固定された固定鉄心２と、固定鉄心２に対して変移自在
に設けられた可動鉄心３と、固定鉄心２か、ら離隔する
ように矢印８方向に可動鉄心２を付勢するスプリング４
と、ヨークｌ、固定鉄心２および可動鉄心３とから成る
磁路にボビン７を介して巻き回され、通電されることに
よりスプリング４の矢印８方向の付勢力に抗して可動鉄
心３を固定鉄心２に吸着させる電気巻線５とから成る。
第３図（ａ）に示される固定鉄心２と可動鉄心３との離
隔状態において、電気巻線５に通電して、第３図（ｂ）
に示されるように電気巻線５により誘起された磁束Φ。
隔状態において、電気巻線５に通電して、第３図（ｂ）
に示されるように電気巻線５により誘起された磁束Φ。
の作用により吸着させる。
この後、所定電流以下に通電電流を漸減させると、磁束
Φ。による磁気吸引力に対してスプリング４による矢印
８方向への付勢力が打ち勝ち、固定鉄心２と可動鉄心３
との吸着状態が開放され、第３図（ａ）に示される状態
に復帰する。
Φ。による磁気吸引力に対してスプリング４による矢印
８方向への付勢力が打ち勝ち、固定鉄心２と可動鉄心３
との吸着状態が開放され、第３図（ａ）に示される状態
に復帰する。
［発明が解決しようとする課題］
しかし、上述の従来装置では電気巻線５への通電電流が
大きいためヨークｌ、固定鉄心２および可動鉄心３等の
磁性体の残留磁気の影響により固定鉄心２から可動鉄心
３が開放不能の場合も発生した。
大きいためヨークｌ、固定鉄心２および可動鉄心３等の
磁性体の残留磁気の影響により固定鉄心２から可動鉄心
３が開放不能の場合も発生した。
このため、例えば、ガス器具用電磁弁において、電源あ
るいは電磁弁制御回路等の事故発生時に、電磁弁の閉動
作を自動的に実施させる。いわゆる、フェールセーフ機
能の信頼性を著しく阻害するという問題点があった。
るいは電磁弁制御回路等の事故発生時に、電磁弁の閉動
作を自動的に実施させる。いわゆる、フェールセーフ機
能の信頼性を著しく阻害するという問題点があった。
また、固定鉄心と可動鉄心間の空隙が避けられないので
比較的大きな吸着保持電流を通電する必要があり、乾電
池駆動時に電池寿命が短いという問題点があった。
比較的大きな吸着保持電流を通電する必要があり、乾電
池駆動時に電池寿命が短いという問題点があった。
そこで、本発明は上述の問題点を解決するために提案さ
れたもので、電気巻線への通電電流が微少で、固定鉄心
および可動鉄心等の磁性体での残留磁気による吸着力の
影響が少なく、所定吸着保持電流以下では固定鉄心から
可動鉄心が確実に開放される電磁石を提供することを目
的とする。
れたもので、電気巻線への通電電流が微少で、固定鉄心
および可動鉄心等の磁性体での残留磁気による吸着力の
影響が少なく、所定吸着保持電流以下では固定鉄心から
可動鉄心が確実に開放される電磁石を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段］
本発明は、ヨークと、該ヨークに固定された固定鉄心と
、該固定鉄心に対して変移自在に設けられた可動鉄心と
、該固定鉄心から離隔するように該可動鉄心を付勢する
スプリングと、該ヨーク、固定鉄心および可動鉄心とか
ら成る磁路に巻き回され、通電されることにより該スプ
リングの付勢力に抗して該可動鉄心を該固定鉄心に吸着
させる電気巻線とから成る電磁石を改良するもので、該
電気巻線への通電による該可動鉄心の変移方向と磁化方
向が一致するように該固定鉄心内または該可動鉄心内に
永久磁石が埋設されたことを特徴とする電磁石である。
、該固定鉄心に対して変移自在に設けられた可動鉄心と
、該固定鉄心から離隔するように該可動鉄心を付勢する
スプリングと、該ヨーク、固定鉄心および可動鉄心とか
ら成る磁路に巻き回され、通電されることにより該スプ
リングの付勢力に抗して該可動鉄心を該固定鉄心に吸着
させる電気巻線とから成る電磁石を改良するもので、該
電気巻線への通電による該可動鉄心の変移方向と磁化方
向が一致するように該固定鉄心内または該可動鉄心内に
永久磁石が埋設されたことを特徴とする電磁石である。
［作用］
本発明によれば、第１図（ａ）（ｂ）に示されるように
可動鉄心３の変移方向と磁化方向が一致するように固定
鉄心２または可動鉄心３内に永久磁石９が埋設される。
可動鉄心３の変移方向と磁化方向が一致するように固定
鉄心２または可動鉄心３内に永久磁石９が埋設される。
このため、第１図（ｂ）に示されるように可動鉄心２お
よび固定鉄心３が磁極面で吸着状態で電気巻線５の通電
電流が０に近くなったとき、間隙６その他磁束Φ２２の
磁路の磁気抵抗の存在のため、当然にΦ、１）Φ、２出
０の条件が成立し、固定鉄心２と可動鉄心３の間に作用
する永久磁石９による磁気吸引力は微少となり、スプリ
ング４の矢印８方向への付勢力により固定鉄心２と可動
鉄心３の吸着は開放される。
よび固定鉄心３が磁極面で吸着状態で電気巻線５の通電
電流が０に近くなったとき、間隙６その他磁束Φ２２の
磁路の磁気抵抗の存在のため、当然にΦ、１）Φ、２出
０の条件が成立し、固定鉄心２と可動鉄心３の間に作用
する永久磁石９による磁気吸引力は微少となり、スプリ
ング４の矢印８方向への付勢力により固定鉄心２と可動
鉄心３の吸着は開放される。
一方、電気者！ｉ５の通電電流による磁束Φゎが無視で
きない大きさで、磁束Φ、１とΦ。が第１図（ｂ）に示
されるように互いに相殺する極性であれば、固定鉄心２
と可動鉄心３間の吸着力は磁束Φ。＋Φｐ２の値によっ
て決定され、Φ、１−Φ。の値の減少と共に、Φｌ、２
が増大し、Φ。のみの通電に比し、（Φ。＋Φｐ２）”
／ΦＩ倍の大きな吸引力あるいは吸着保持力を発生する
ことができる。
きない大きさで、磁束Φ、１とΦ。が第１図（ｂ）に示
されるように互いに相殺する極性であれば、固定鉄心２
と可動鉄心３間の吸着力は磁束Φ。＋Φｐ２の値によっ
て決定され、Φ、１−Φ。の値の減少と共に、Φｌ、２
が増大し、Φ。のみの通電に比し、（Φ。＋Φｐ２）”
／ΦＩ倍の大きな吸引力あるいは吸着保持力を発生する
ことができる。
すなわち１本発明は電気巻線５の通電電流同一の場合、
第３図（ａ）（ｂ）の従来装置に比較して大きな吸引力
又は吸着保持力を発生できる６つまり、従来装置より微
少通電電流で所要の吸引力または吸着保持力を有するこ
とが可能であるため、復帰用スプリング抗力を大きく設
定することができて、ヨークｌ、固定鉄心２および可動
鉄心３等の残留磁気による固定鉄心と可動鉄心の間の吸
着力のバラツキの率が少なく、固定鉄心２から可動鉄心
３が確実に開放される。
第３図（ａ）（ｂ）の従来装置に比較して大きな吸引力
又は吸着保持力を発生できる６つまり、従来装置より微
少通電電流で所要の吸引力または吸着保持力を有するこ
とが可能であるため、復帰用スプリング抗力を大きく設
定することができて、ヨークｌ、固定鉄心２および可動
鉄心３等の残留磁気による固定鉄心と可動鉄心の間の吸
着力のバラツキの率が少なく、固定鉄心２から可動鉄心
３が確実に開放される。
〔実施例］
以下、本発明を図面を参照してその実施例に基づいて説
明する。
明する。
第１図（ａ）（ｂ）は本発明の第１の実施例の断面図で
ある。
ある。
第２図は第１図（ａ）のＡ−Ａ線断面図である。
本実施例は第３図（ａ）（ｂ）の従来装置と構成は共通
するが以下の点において異なる。
するが以下の点において異なる。
電気巻線５への通電による可動鉄心３の変移方向と磁化
方向が一致するように固定鉄心１内に永久磁石９が埋設
される。
方向が一致するように固定鉄心１内に永久磁石９が埋設
される。
第３図（ａ）（ｂ）は本発明の第２の実施例の断面図で
ある。
ある。
第４図は第３図（ａ）のＢ −Ｂ Ｉ！断面図である。
本実施例は第１図（ａ）（ｂ）の実施例と構成は共通す
るが、電気巻線５への通電による可動鉄心３の変移方向
と磁化方向が一致するように可動鉄心３内に永久磁石９
が埋設される。
るが、電気巻線５への通電による可動鉄心３の変移方向
と磁化方向が一致するように可動鉄心３内に永久磁石９
が埋設される。
［発明の効果１
本発明は以上説明したように、微少電流で固定鉄心に可
動鉄心が吸着し、確実に固定鉄心から可動鉄心が開放さ
れるため、例えば、電池電源駆動ガス器具のガス燃焼中
は微少励＆Ｂ電流で電磁弁の開放状態を保持し、電源ま
たは制御回路等の異常時には即時、自動的に電磁弁を閉
動作させるというフェールセーフ機能を確実に確保でき
るという効果を奏する。
動鉄心が吸着し、確実に固定鉄心から可動鉄心が開放さ
れるため、例えば、電池電源駆動ガス器具のガス燃焼中
は微少励＆Ｂ電流で電磁弁の開放状態を保持し、電源ま
たは制御回路等の異常時には即時、自動的に電磁弁を閉
動作させるというフェールセーフ機能を確実に確保でき
るという効果を奏する。
第１図（ａ）（ｂ）は本発明の第１の実施例の断面図、
第２図は第１図（ａ）のＡ−Ａ線断面図、第３図（ａ）
（ｂ）は本発明の第２の実施例の断面図、第４図は第３
図（ａ）のＢ−Ｂ線断面図、第５図（ａ）（ｂ）は従来
装置の断面図である。 ｌ・・・ヨーク ２・・・固定鉄心 ３・・・可動鉄心 ４−・・スプリング ５・・−電気巻線 ９・・・永久磁石 出 願 人 ミック工業株式会社
第２図は第１図（ａ）のＡ−Ａ線断面図、第３図（ａ）
（ｂ）は本発明の第２の実施例の断面図、第４図は第３
図（ａ）のＢ−Ｂ線断面図、第５図（ａ）（ｂ）は従来
装置の断面図である。 ｌ・・・ヨーク ２・・・固定鉄心 ３・・・可動鉄心 ４−・・スプリング ５・・−電気巻線 ９・・・永久磁石 出 願 人 ミック工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ヨークと、該ヨークに固定された固定鉄心 と、該固定鉄心に対して変移自在に設けられた可動鉄心
と、該固定鉄心から離隔するように該可動鉄心を付勢す
るスプリングと、該 ヨーク、固定鉄心および可動鉄心とから成る磁路に巻き
回され、通電されることにより該スプリングの付勢力に
抗して該可動鉄心を該固定鉄心に吸着させる電気巻線と
から成る電磁石において、 該電気巻線への通電による該可動鉄心の変 移方向と磁化方向が一致するように該固定鉄心内または
該可動鉄心内に永久磁石が埋設されたことを特徴とする
電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63060330A JPH01302707A (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | 電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63060330A JPH01302707A (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | 電磁石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01302707A true JPH01302707A (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=13139049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63060330A Pending JPH01302707A (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | 電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01302707A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1857720A3 (de) * | 2006-05-15 | 2008-05-21 | Nass Magnet GmbH | Magnetventil |
| JP2010219111A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁石およびこれを用いた開閉装置 |
| US20110083935A1 (en) * | 2009-10-12 | 2011-04-14 | Denso Corporation | Clutch mechanism and clutch system having the same |
| WO2016038733A1 (ja) * | 2014-09-12 | 2016-03-17 | 金子産業株式会社 | 電磁アクチュエータ及び電磁弁 |
| EP3220398A1 (en) * | 2016-03-17 | 2017-09-20 | HUSCO Automotive Holdings LLC | Systems and methods for an electromagnetic actuator |
| WO2019021531A1 (ja) * | 2017-07-26 | 2019-01-31 | 三菱電機株式会社 | 電磁アクチュエータおよび油圧調整機構 |
| US10851907B2 (en) | 2015-11-09 | 2020-12-01 | Husco Automotive Holdings Llc | System and methods for an electromagnetic actuator |
-
1988
- 1988-03-16 JP JP63060330A patent/JPH01302707A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1857720A3 (de) * | 2006-05-15 | 2008-05-21 | Nass Magnet GmbH | Magnetventil |
| JP2010219111A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁石およびこれを用いた開閉装置 |
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| US8469170B2 (en) * | 2009-10-12 | 2013-06-25 | Denso Corporation | Clutch mechanism and clutch system having the same |
| WO2016038733A1 (ja) * | 2014-09-12 | 2016-03-17 | 金子産業株式会社 | 電磁アクチュエータ及び電磁弁 |
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| CN107204227A (zh) * | 2016-03-17 | 2017-09-26 | 胡斯可汽车控股有限公司 | 用于电磁致动器的系统和方法 |
| US10319549B2 (en) | 2016-03-17 | 2019-06-11 | Husco Automotive Holdings Llc | Systems and methods for an electromagnetic actuator |
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| WO2019021531A1 (ja) * | 2017-07-26 | 2019-01-31 | 三菱電機株式会社 | 電磁アクチュエータおよび油圧調整機構 |
| JP6469325B1 (ja) * | 2017-07-26 | 2019-02-13 | 三菱電機株式会社 | 電磁アクチュエータおよび油圧調整機構 |
| US11398332B2 (en) | 2017-07-26 | 2022-07-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Electromagnetic actuator and hydraulic pressure adjustment mechanism |
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