JPH0220004A - 電磁石 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、都市ガスの開閉用電磁弁等に用いられる電磁
石に関する。

〔従来の技術］ 従来、都市ガス用電磁弁の開閉用に用いられる電磁石は
第４図に示されるように、ヨークｌと、ヨークｌに固定
される固定鉄心２と、固定鉄心２に対して接離自在に移
動する可動鉄心３と、ヨークｌ、固定鉄心２ｊ５よび可
動鉄心３から成る磁路にボビン１２を介して巻き回され
る電気蓚！１４と、電気者１ｉ４への通電電流が所定値
以下のとき、固定鉄心２から可動鉄心３が離隔するよう
に機械的抗力を作用させるスプリング５とから成る。

さらに、この電磁石が都市ガス用電磁弁に適用されると
弁座７と可動鉄心３にゴム等から成る弁体６が設けられ
る。

ここで、電気巻！Ｉ４に通電されると磁路に磁束８が発
生し、第４図に示されるように固定鉄心２と可動鉄心３
とが吸着保持状態となり、弁体６と弁座７は開状態とな
りガス９は流出する。

この都市ガス用電磁弁ではガス燃焼による温度上昇で図
示されない熱電対により起電力、あるいは、微少電池電
源等により、電気巻４１４に通電し、固定鉄心２と可動
鉄心３間に作用しているスプリング５の抗力に抗して固
定鉄心２と可動鉄心３のＭ１極面間の吸着状態を保持し
てガス弁開の状態を維持する。

そして、何らかの事故によるガス燃焼停止に際して熱起
電力の低下、または、微少電池電源からの電気巻線４へ
の通電電流が所定値以下となることにより、スプリング
５の抗力により固定鉄心２と可動鉄心３とが離隔し、弁
体６と弁座７とが閉状態となり自動的にガス弁を閉じて
ガスの流出を防止し安全性を確保する。

〔発明が解決しようとする問題点ｌ しかし、上述の従来装置はスプリング５の抗力に抗して
、固定鉄心２と可動鉄心３のＭ１極面間の吸着状態を保
持するため、電気巻線４への通電電力が多（必要である
という問題点があった。

そこで１本発明は上述の問題点を解決するために提案さ
れたもので、微少電力で固定鉄心と可動鉄心の吸着状態
を保持する電磁石を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段Ｊ 本発明は、ヨークと、該ヨークに固定される固定鉄心と
、該固定鉄心に対して接離自在に移動する可動鉄心と、
該ヨーク、固定鉄心および可動鉄心から成る磁路に巻き
回される電気巻線と、該電気巻線への通電電流が所定値
以下のとき、該固定鉄心から該可動鉄心が離隔するよう
に機械的抗力を作用させるスプリングとから成る電磁石
を改良するもので。

該電気巻線への通電による該固定鉄心と該可動鉄心との
吸着保持時に１Ｍ１気吸引力が該ヨークに作用するよう
に該ヨークに対向するように該可動鉄心に固定された該
弁体保持具に永久磁石が固定され、あるいは、該ヨーク
に対向するように誼可動鉄心に固定された該弁体保持具
に作用するように、該ヨークに永久磁石が固定されたこ
とを特徴とする電磁石である。

〔作用１ 本発明によれば、電気巻線への通電による固定鉄心と可
動鉄心との吸着保持時に、磁気吸引力がヨークに作用す
るようにヨークに対向するように可動鉄心に固定された
弁体保持具に永久磁石が固定され、あるいは、ヨークに
対向するように可動鉄心に固定された弁体保持具に作用
するように。

ヨークに永久磁石が固定される。

このため、第３図に示されるように固定鉄心と可動鉄心
との吸着保持時に、０〜ａ間において永久磁石の磁気吸
引力によりスプリングの抗力がｂ分減衰されるので、電
気巻線への通電電力が微少となる。

「実施例１ 以下１本発明を図面を参照してその実施例に基づいて説
明する。

第１図（ａ）（ｂ）は本発明の第１の実施例の断面図で
ある。

第４図の従来装置と構成は共通するが以下の点で異なる
。

第１図（ａ）に示されるガス弁開状態、つまり、電気巻
線４への通電による固定鉄心２と可動鉄心３との吸着保
持時に１Ｍ１気吸引力がヨークｌに作用するようにヨー
クｌに対向するように可動鉄心３に固定された非磁性体
から成る弁体保持具ＩＯに永久磁石！ｌが固定される。

第１図（ｂ）はガス弁閉状態を示す。

第２図（ａ）（ｂ）は本発明の第２の実施例の断面図で
ある。

第２図（ａ）に示されるガス弁開状態、つまり、電気巻
＃ｉ４への通電による固定鉄心２と可動鉄心３との吸着
保持時に、ヨークｌに対向するように可動鉄心３に固定
された非磁性体部１０ａおよび磁性体部１１ｂから成る
弁体保持具１０に作用するように、ヨークｌに永久磁石
が固定される。

第２図（ｂ）はガス弁閉状態を示す。

［発明の効果１ 本発明は以上説明したように、固定鉄心と可動鉄心との
吸着保持時に、永久磁石の磁気吸引力によりスプリング
の抗力が減衰されるので、電気巻線への電磁石吸着保持
のための通電電力が微少となる。

このため、微少電池電源、ガス燃焼による起電力の利用
等が容易となり、ガス器具等の安全性、操作性が向上す
る。

さらに、電気巻線の所要銅量が減少され、小型、軽量お
よび安価な弁を製造できる。

また、流体中の鉄粉等が永久磁石で吸着され、可動鉄心
摺動部への浸入が防止され、動作の安全性が向上すると
いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（ｂ）は本発明の第１の実施例の断面図、
第２図（ａ）（ｂ）は本発明の第２の実施例の断面図、
第３図はスプリング抗力と永久磁石の吸引力の関係説明
図、第４図は従来装置の断面図である。 １・・・ヨーク ２・・・固定鉄心 ３・・・可動鉄心 ４・・・電気巻線 ５・・・スプリング １０−・・弁体保持具 １１・・・永久磁石

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ヨークと、該ヨークに固定される固定鉄心 と、該固定鉄心に対して接離自在に移動する可動鉄心と
   、該ヨーク、固定鉄心および可動鉄心から成る磁路に巻
   き回される電気巻線 と、該電気巻線への通電電流が所定値以下のとき、該固
   定鉄心から該可動鉄心が離隔するように機械的抗力を作
   用させるスプリングとから成る電磁石において、 該電気巻線への通電による該固定鉄心と該 可動鉄心との吸着保持時に、磁気吸引力が該ヨークに作
   用するように該ヨークに対向するように該可動鉄心に固
   定された該弁体保持具に永久磁石が固定され、あるいは
   、該ヨークに対向するように該可動鉄心に固定された該
   弁体保持具に作用するように、該ヨークに永久磁石が固
   定されたことを特徴とする電磁 石。