JPH01302560A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH01302560A
JPH01302560A JP63131346A JP13134688A JPH01302560A JP H01302560 A JPH01302560 A JP H01302560A JP 63131346 A JP63131346 A JP 63131346A JP 13134688 A JP13134688 A JP 13134688A JP H01302560 A JPH01302560 A JP H01302560A
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JP
Japan
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cam
arm
gear
pin
rotates
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Pending
Application number
JP63131346A
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English (en)
Inventor
Shinya Tsubota
伸也 坪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダなどの磁気記録再生装
置に係わり、特に、カムギヤを(Mえたモード切換機構
に関する。
〔従来の技術〕
従来、ビデオテープレコーダなどの磁気記録再生装置に
は、各モードを設定するために、アーム。
レバーなどの機械的部材を駆動する機構が設けられてい
る。かかる駆動機構には、たとえば特開昭58−147
837号公報に開示されるように、モータなどの回転力
を適当な減速機構を介して伝達されるカムギヤを用いた
ものが知られている。
この力J・ギヤには、表裏面にカム溝が設けられ、これ
らカム溝にアームやレバーなどに植設されたピンが嵌合
している。カムギヤが回転するとピンがカム溝に沿って
移動し、カム溝の形状に応じてアームやレバーが回動変
位する。これにより、所望の部材が変位し、モードが設
定される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来、磁気記録再生装置に用いられるカムギ
ヤには、通常、その表裏面に1つずつカム溝が設けられ
、しかも、各カム溝は360’以内の回転角におさめら
れているのが一般的である。
しかしながら、変位させるべき機構部品が数多(あり、
しかも、これら部品の操作は複雑であって、これら部品
の多くをカムギヤの回転によって操作しようとすると、
カムギヤでのカム溝の数を増やし、また、カム溝の形状
を複雑にしなければならない。
そこで、同じカムギヤの同一面に複数のカム溝を設けよ
うとすると、カム1間の重なりを避けるために、カムギ
ヤの径を大きくしなければならず、宋た、カム溝の形状
が複雑となると、機構部品を精度よく操作させるために
、カム溝を360°よりも充分大きい回転角で設けなけ
ればならず、この分カムギヤの径を大きくしなければな
らない。
そして、このことが、メカニズムの小型化を妨げていた
。また、上記特開昭58−147837号公報に開示さ
れるように、複数個のカムギヤを用い、夫々にカム溝を
設けてカム溝の数を増やし、個々のカムギヤを小径とす
る方法もあるが、全カムギヤが占めるスペースは当然大
きくなり、これもメカニズムの小形化を妨げることにあ
る。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、単一の小径カ
ムギヤを用い、多数の機構部品の複雑な操作を可能とし
た磁気記録再生装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、カムギヤの同一
面に互いに分岐し、また、交差する複数個のカム溝を設
けるとともに、該カムギヤの回転とともに該カム溝の分
岐点、交差点毎にアーム部材のピンが通るべきカム溝を
選択する規制部材を設ける。
また、複数個のカム溝を2以上のグループに分け、該グ
ループ間で該カム溝の深さ1幅を異ならせる。
〔作用〕
アーム部材のピンは、カムギヤの回転とともに、カム溝
に沿って案内され、このカム溝の形状に応じて該アーム
部材は回動するが、カム溝の分岐点。
交差点で該ピンは規制部材によって拘束され、これによ
って選択されるカム溝を進むことになる。
このために、各ピンは決められたカム溝に沿って案内さ
れることになる。
また、カム溝の深さ9幅をグループ間で異ならせること
により、深い方のカム溝に合わせて設けられたピンは、
これよりも浅い方の誤ったカム溝に進むことはなく、幅
広のカム溝に合わせて直径が設定されたピンも、これよ
り幅狭の誤ったカム溝に進むことがない。したがって、
これらによっても、各ピンに対するカム溝が制限される
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第6図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例にお
けるメカニズム全体の停止モードでの状態を示す平面図
であって、1はシャーシ、2は供給リール台、2aはリ
ール軸、3は巻取リール台、3aはリール軸、3bは圧
着盤、4はDD(ダイレクトドライブ)キャプスタンモ
ータ、5はプーリ、5aはキャプスタン、6aは軸、7
は駆動ギヤ、8は固定軸、9はアイドラアーム、9aは
軸、10はアイドラギヤ、lla、llbは中継ギヤ、
12a、12bはブレーキアーム、13は支軸、14は
カムアーム、15は切換アーム、16a。
16bは支軸、17はスライダ、17aは溝部、18は
ピンチローラアーム、19はピンチローラ、20は磁気
テープ、21はヘッドシリンダ、22a、22bはテー
プ案内体、23a、23bはキャッチャ、24はイジェ
クトレバー、25a、25bは案内溝である。
同図において、シャーシ1上に一対のリール軸2a、3
aが植設され、夫々に回転自在に供給リール台21巻取
リール台3が取りつけられている。
これら供給リール台22巻取リール台3にはギヤ部が設
けられ、供給リール台2のギヤ部には、シャーシ1に植
設された支軸16aに回転自在に取りつけられた中継ギ
ヤllaが、巻取リール台3のギヤ部には、シャーシ1
に植設した支軸16bに回転自在に取りつけられた中継
ギヤllbが夫々噛合している。これら支軸16a、1
6bはリール軸”la、  2bを結ぶ直線の垂直二等
分線に関して互いに対称となるように配置されている。
この垂直二等分線上にあるように、固定軸8がシャーシ
1に植設され、この固定軸8に回転可能に駆動ギヤ7が
設けられ1、さらに、この固定軸8に回動可能にかつ軸
方向に摺動可能にアイドラアーム9が取りつけられてい
る。このアイドラギヤ4へ9の先端部に植設された軸9
aにアイドラギヤ10が回転可能に設けられ、このアイ
ドラギヤ10は駆動ギヤ7に噛合している。アイドラア
ーム9は、支軸13に取りつけられかつ紙面に垂直な面
に回転可能な切換アーム15により、固定軸8の軸方向
に摺動される。
キャプスタンモータ4にはキャプスタン5aとプーリ5
とが直結され、このプーリ5とシャーシlに植設された
軸6aに回転可能に取りつけられたプーリギヤ(図示せ
ず)との間にベルト(図示せず)が架張されている。こ
のプーリギヤは、また、駆動ギヤ7に噛合している。
以上がキャプスタンモータ4を駆動力源とする供給リー
ル台21巻取リール台3の駆動力伝達機構をなしており
、アイドラアーム9が回動することにより、正転走行モ
ード(記録・再生モードなどで、磁気テープ20が供給
リール台2側から巻取リール台3側に定速走行するモー
ド)では、アイドラギヤ10が中継ギヤllbに噛合し
て巻取リール台3が回転駆動され、逆転走行モード(磁
気テープ20が正転走行モードとは逆方向に定速走行す
るモード)では、アイドラギヤ10が中継ギヤllaに
噛合して供給リール台2が回転駆動−される。停止モー
ドでは、図示するように、アイドラギヤ10は中継ギヤ
lla、llbから解放され、ブレーキアーム12a、
12bによって中継ギヤlla、llbにブレーキがか
けられる。
磁気記録再生装置の各モードを設定するためのメカニズ
ムの状態は、後述するように、ローディングモータによ
って回転駆動されるカムギヤによって切換えられ、この
カムギヤの回転に応じてカムアーム14. ピンチロー
ラアーム18などが動作し、T11気テープ20のキャ
プスタン5a、 ピンチローラ19による挟持やその解
除が行なわれるが、正転走行モード、逆転走行モードは
キャプスタンモータ40回転方向によって決まり、停止
モード、早送りおよび高速巻戻しモード(FF/REW
モード)、その他のモード間の切換えにカムアーム14
.ピンチローラアーム18などが用いられる。すなわち
、磁気テープ20がキャプスタン5aとピンチローラ1
9とで挟持された状態でも、キャプスタンモータ4が図
面上時計方向(正転方向)、これとは逆方向(逆転方向
)にいずれも回転させることができ、前者の場合は記録
、再生モードのときであって、後者の場合は逆転再生や
記録終了とともに行なわれろ磁気テープ20の若干の巻
戻しモードである。また、磁気テープ20がキャプスタ
ン5aとピンチローラ19とで挟持されない場合も同様
であり、キャプスタンモータ4の正転方向回転では早送
りが行なわれ、逆転方向回転では高速巻戻しが行なわれ
る。磁気テープ20が上記のいずれの状態にあっても、
アイドラギヤ9やアイドラギヤ10などのアイドラ機構
により、キャプスタンモータ4が正転方向に回転すると
きには、巻取リール台3が回転駆動され、逆転方向に回
転するときには供給リール台2が回転駆動されることは
いうまでもない。したがって、正転走行モード、逆転走
行モード間の切換えでは、単にキャプスタンモータ4の
回転方向が切換ねり、アイドラアーム9が回動してアイ
ドラギヤ10が噛合する中継ギヤlla、21bが切換
ねるだけで他のメカニズムの状態に変化がなく、したが
つて、ローディングモータは起動しない。
図示しないテープカセットが装着されて停止モードにあ
るときには、図示するように、テープ案内体22a、2
2bやキャプスタン5aは、このテープカセットに収納
されている磁気テープ20よりもテープカセットの内側
に位置している。そこで、記録や再生のための操作釦(
図示せず)を操作すると、ローディングモータ(図示せ
ず)が起動してカムギヤ(図示せず)が回転し、ブレー
キアーム12a、12bが図示しない解除手段によって
中継ギヤlla、llbから離間し、係結リール台21
巻取リール台3の制動が解除される。
これとともに、テープ案内体22a、22bが案内溝2
5a、25bに沿って移動を開始し、磁気テープ20ば
テープ案内体22a、22bの傾斜ガイドやガイドロー
ラに引掛けられてテープカセットから引き出される。ま
た、上記カムギヤの回転とともにカムアーム14やピン
チローラアーム18などが動作し、ピンチローラ19が
キャプスタン5aに近づいてくる。
このように、上記カムギヤの回転とともにテープ案内体
22a、22bが移動し、磁気テープ2゜のローディン
グが行なわれるが、このローディング動作が完了したと
きには、第7図に示すように、テープ案内体22a、2
2bが夫々キャッチャ23a、23bに圧接されて、磁
気テープ20がヘッドシリンダ21の外周にほぼ180
@にわたってらせん状に巻きつけられ、かつキャプスタ
ン5aとピンチローラ19とで挟持されてテープ走行路
が形成される。かかる状態でキャプスタンモータが正転
方向に回転し、キャプスタン5aが矢印方向に回転する
と、先に説明したように、矢印方向に回転するアイドラ
ギヤ10は中継ギヤllbに噛合し、これと巻取リール
台3は矢印方向に回転する。また、キャプスタン5aの
回転によって磁気テープ20は矢印方向に走行し、供給
リール台2に搭載されている供給リール(図示せず)か
ら繰り出されて、巻取リール台3に搭載されている巻取
リール(図示せず)に巻き取られる。
ここで、−時停止もしくは逆転再生モードのための操作
釦(図示せず)を操作すると、ローディングモータは全
く起動されず、キャプスタンモータ4の回転方向のみが
逆転され、逆転走行モードとなる。これにより、アイド
ラギヤ10は中継ギヤlla側に切換わり、供給リール
台2が反時計方向に回転駆動される。キャプスタン5a
は矢印とは反対方向に回転し、磁気テープ20は矢印と
は反対方向に走行して供給リール台2に搭載されている
供給リールに巻き取られる。このために、巻取リール台
3に搭載されている巻取リールから磁気テープ20が繰
り出され、巻取リール台3は矢印とは反対方向に回転す
る。
かかる動作は、FF/REWモードの場合も、磁気テー
プ20がローディングされていないこと、磁気テープ2
0がキャプスタン5aとピンチローラ19とで挟持され
ないこと、および負荷ブレーキ付与手段17が作用しな
いことを除いて同様である。
このようにして、正転走行モード、逆転走行モードの切
換ねりでは、ローディングモータによるメカニズムの状
態の切換ねりはなく、キャプスタンモータの回転方向が
切換わるだけである。したがって、記録を終らせて直ぐ
に再び記録を開始させるときには、これに呼応して即座
に記録が開始するし、また、インターバル記録はロープ
・fングモークの起動、停止なしに行なうことができ、
ローディングモータの耐久性に問題は生じない。
第6図に図示し、第7図では省略しているが、スライダ
17は図示しないカムギヤの回転によって摺動動作し・
、イジェクトレバー24に作用するとともに、溝部17
aによって後述するレバーを動作させ、アイドラギヤ1
0の中継ギヤllbへの噛合を規制する。
次に、第6図における各部の構成、動作について具体的
に説明する。
第8図(a)゛はキャプスタンモータの駆動力伝達機構
を示す平面図、同図(b)は同じく断面図であって、6
はプーリギヤ、6bはプーリ部、6Cはギヤ部、”、a
、7bはギヤ、8a、8bはストッパ、9b、9cはボ
ス、9dは突起部、10aはフェルト、10bはバネ、
IOCはバネ座、10dはキャップ、14aは支軸、1
4bは突起、26はベルト、27a、27bはカップリ
ングギヤ、28a、28bはギヤ、29は軸受、30は
切換板、30a、30bはボス、30cは押圧部、31
は支軸、32はねじりバネ、33は止めワッシャ、34
はレバー、34aはピン、35は支軸であり、第6図に
対応する部分には同一符号をつけている。
第8図(a)、  (b)において、軸6aに回転可能
に取りつけられたプーリギヤ6はプーリ部6bとギヤ部
6cとを有し、プーリ部6bとキャプスタンモータ4に
取りつけられたプーリ5との間にヘルド26が張架され
ている。固定軸8に回転可能に取りつけられた駆動ギヤ
7は狭幅のギヤ7aと広幅のギヤ7bとを有し、ギヤ7
aがプーリギヤ6のギヤ部6cと噛合している。この固
定軸8には、回転可能にかつ軸方向に摺動可能にアイド
ラアーム9が取りつけられており、その先端部に軸9a
が植設されている。また、固定軸8には、アイドラアー
ム9の摺動範囲を規制するストッパ$a、3bが設けら
れている。
この軸9aには、フェルト10aをはさんで回転可能に
アイドラギヤ10が取りつけられ、このアイドラギヤ1
0は駆動ギヤ7の広幅のギヤ7bに噛合している。この
アイドラギヤ10上にはバネ10bとバネ座10cとが
設けられ、軸9aに取りつけられたキャップ10dがバ
ネ座10cを介してバネ10bを圧縮している。したが
って、バネ10bの付勢力により、アイドラギヤ10は
フェルト10aを介してアイドラアーム9に押しつけら
れている。
アイドラアーム9における固定軸8の軸受部には、固定
軸8とは垂直方向に両側からボス9b。
9cが突出している。軸受29によって水平に保持され
る支軸13に回動可能に取りつけられた切換アーム15
は2つの腕部を有し、その一方の腕部が二股に分かれて
アイドラアーム9に設けられた一方のボス9cに緩く係
合し、他方の腕部も二股に分かれてアイドラアーム9の
他方のボス9bに緩く係合している。この切換アーム1
5が支軸13に関して回動することにより、アイドラア
ーム9が固定軸8に沿って摺動する。
シャーシエに植設された支軸31に回動可能に切換板3
0が取りつけられている。この支軸31には止めワッシ
ャ33が固定され、この止めワッシャ33と切?AFi
30との間の支軸31にねじりバネ32のコイル部が取
りつけられている。このねじりバネ32の一端は止めワ
ッシャ33などに固定され、他端はアーム状となって切
換アーム15の穴に挿入されて固定されている。切換板
3oには2つのボス30a、30bが設けられ、これら
ボス30a、30b間をねじりバネ32のアーム部が通
っている。また、切換板3oに押圧部3゜が設けられ、
これに対抗してカムアーム14に突起14bが設けられ
ている。
カムアーム14は、図示しないカムギヤの回転とともに
、支軸14aを中心に回動するが、この回動によって突
起14bが切換板3oの押圧部3゜Cを押し、切換板3
0を支軸31を中心に時計方向に回動させる。切換板3
0は、突起14bで押されないときには、第8図(a)
の−点鎖線で示す状態にあるが、突起14bで押されて
同じく実線で示す状態になると、切?A+l130のボ
ス30aによってねじりバネ32のアーム部が押され、
ねじりバネ32は時計方向にねじられた状態になる。
このように切換板30が押されて第8図(a)の実線で
示す状態となる。このような状態になるのは、FF/R
EWモードのときのみである。
一方、切換板30が突起14bによって押されず、第8
図(a)の−点鎖線で示す状態にあるときには、アイド
ラアーム9は、?JJ8図(b)において、矢印A方向
(下方)の固定軸8に設けられたストッパ8aに当接し
た状態にある。切換板3゜が突起14bによって押され
て第8図(a)で実線で示す状態になると、この切換板
3oのボス3゜aによってねじりバネ32のアーム部が
押されることにより、第8図(b)において、切換アー
ム15は支軸13に関して反時計方向に回動し、アイド
ラアーム9は固定軸8を矢印A′方向(上方)に摺動し
て固定軸8に設けられたストッパ8bに当接した状態に
なる。
FF/REWモードのための操作2口(図示せず)を操
作すると、ローディングモータによってカムギヤが回転
し、カムアーム14は支軸14aに関して矢印B方向(
時計方向)に回動し、切換板30が第8図(a)の実線
で示す状態となって停止する。したがって、第8図(b
)において、アイドラ7−ム9は固定軸8に設けられた
ストッパ8bに当接した状態になる。
これら以外の記録、再生、逆転再生などのモードのため
の操作io (図示せず)を操作すると、ローディング
モータはFF/REWモードのときよりも多く回転し、
これによってカムアーム14もこれらモードのとき以上
に矢印B方向に回動する。
この回動途中で突起14bが切換板30からはずれ、ね
じりバネ32のねじりの反発力によって切換板30は第
8図(a)の−点11線で示す状態に戻る。この結果、
ねじりバネ32のアーム部も一点鎖線で示す状態に戻る
から、第8図(b)において、切換アーム15は支軸1
3に関して時計方向に回動し、アイドラアーム9は固定
軸8を矢印A方向に摺動し、ストッパ8aに当接した状
態になる。
記録、再生、逆転再生モードなどから停止モードに移行
するときには、ローディングモータの上記とは逆方向に
回転により、カムアーム14は支軸14aに関して矢印
B′方向(反時計方向)に回動する。この回動途中でカ
ムアーム14の突起14bが切換板30を第8図(a)
の−点鎖線で示す状態から支軸31に関して反時計方向
に回動させ、この切換板30に設けられたボス30bが
ねじりバネ32のアーム部を押すが、切換アーム15は
、ストッパ8aに当接しているため、支軸13に関して
さらに時計方向に回動することができず、ねじりバネ3
2が支軸31に関して反時計方向にねじられるだけとな
る。停止モードとなってカムアーム14の突起14bが
切換板30から離れると、ねじりバネ32のねじり反発
力によってボス30bがねじりバネ32のアーム部で押
され、切換板30は支軸31に関して時計方向に回動し
て第8図(a)の−点tl線で示す状態に戻る。
このようにして、記録、再生、逆転再生などのモードか
ら停止モードに移行するときには、アイドラアーム9は
下方、すなわち固定軸8のストッパ8aに当接された状
態に保たれる。
FF/REWモードから停止モードへの移行では、カム
アーム14の矢印B′方向へ回動により、切換板30は
第8図(a)の実線で示す状態から一点鎖線で示す状態
へ移行し、アイドラアーム9は、第8図(b)において
、ストッパ8bに当接した状態から矢印A方向に固定軸
8を摺動し、ストッパ8aに当接した状態となる。  
   ゛また、先に説明したように、磁気テープの走行
方向を切換えるだけの正転走行モード、逆転走行モード
間の切換えや一時停止モードの設定ではローディングモ
ードが起動せず、したがって、カムアーム14の回動は
な(、アイドラアーム9の固定軸8での摺動はない。
さて、キャプスタンモータ4の駆動力はベルト26、プ
ーリギヤ6を介して駆動ギヤ7に伝達される。いま、キ
ャプスタンモータ4が正転方向に回転するとすると、駆
動ギヤ7は固定軸8に関して反時計方向に回転する。こ
のために、駆動ギヤ7のギヤ7bに噛合したアイドラギ
ヤ10は軸9aに関して時計方向に回転するが、このア
イドラギヤ10がバネ10bによりフェルト10aを介
してアイドラアーム9に押圧されているため、アイドラ
アーム9に首振りに必要なフリクショントルクが生じ、
アイドラアーム9は固定軸8を中心に反時計方向(矢印
C方向)に回動してアイドラギヤ10は中継ギヤllb
に噛合する。これにより、中継ギヤllb、したがって
巻取リール台3(第6図)がテープ巻取りのために回転
駆動される。キャプスタンモータ4が逆転方向に回転す
るときには、駆動ギヤ7は時計方向に、アイドラギヤ1
0は反時計方向に夫々回転し、アイドラアーム9は時計
方向に回動してアイドラギヤ10は中継ギヤllaに噛
合する。これにより、供給リール台2(第6図)がテー
プ巻取りのために回転駆動される。
中継ギヤ113はカップリングギヤ27aとギヤ28a
とを有し、中継ギヤllbは同じくカップリングギヤ2
7bとギヤ28bとを有している。
アイドラアーム9が、第8図(b)に示すように、固定
軸8のストッパ8bに当接した状態にあるCFF/RE
Wモード)ときには、アイドラギヤ10は中継ギヤ11
2.11bのギヤ28a、28bに噛合し、アイドラア
ーム9が固定軸8のストッパ8aに当接した状態ある(
記録、再生、逆転再生などのモードやこれらの一時停止
モードなど)ときには、アイドラギヤ】0は中継ギヤ1
1a。
11bのカップリングギヤ27a、27bに噛合する。
シャーシに41!I設された支軸35には、二股状のレ
バー34が回動可能に取りつけられ、その一方の端部に
設けられたピン34aがスライダ17に設けられた溝部
17aに嵌入しており、レバー34の他方の端部は、ア
イドラアーム9の突出部9dに当接可能となっている。
スライダ17上の溝部17aは一部が折れ曲がっており
、これにより、スライダ17が摺動すると、ピン34a
がごの折れ曲りの部分に入ったとき、レバー34は支軸
35を中心に回動する。
第9図は第6図における中継ギヤ11b2巻取リール台
3の構成を示す部分断面図であって、3bはギヤ、36
はバネ、37は圧着1反、38はストッパ、39a、3
9bはフェルトであり、前出図面に対応する部分には同
一符号をつけている。
なお、第9図では、一方の中継ギヤllbと巻取リール
台3の構成を示しているが、他方の中継ギヤllaも同
様の構成をなしている。
第9図において、支軸16bには、ギヤ28bが上方、
カップリングギヤ27bが下方となるように、夫々回転
可能に取りつけられている。また、これらカップリング
ギヤ27bとギヤ28bとの間にフェルト39aが設け
られている。支軸16bの先端部にはストッパ38が固
定され、これとギヤ28bに嵌め込まれた圧着板37と
の間にフェルト39bが設けられている。さらに、圧着
板37とギヤ28bとの間にバネ36が圧縮されて設け
られている。このバネ36により、ギヤ28bはフェル
ト39aを介してカップリングギヤ27bに押しつけら
れ、圧着板37はフェルト39bを介してストッパ38
に押しつけられている。ここで、ギヤ28bと圧着板3
7とは当接しており、これらの摩擦係数が充分に大きい
ため、圧着板37はギヤ28bと一体に回転する。すな
わち、ギヤ28bをフェルト39aを介してカップリン
グギヤ27bに押しつけるためのバネ36を保持するた
めに、フェルト39b、圧着板37が用いられている。
ギヤ28bが巻取リール台3のギヤ3bと常時噛合して
いる。
先に第8図で説明したように、キャプスタンモータが正
転方向に回転し、アイドラギヤ10が中継ギヤllbの
カップリングギヤ27bに噛合しているときには(すな
わち、記録、再生などのモードのときには)、フェルト
393とバネ36とにより、カップリングギヤ27bの
回転でもってギヤ28bにカップリングトルクが生じ、
ギヤ28bは回転する。これにより、巻取リール台3も
回転してこれに載置された巻取リール(図示せず)に磁
気テープが巻き取られる。この場合、フェルト39aを
介してカップリングギヤ27bとギヤ28bとの間に滑
りが生ずる。
また、先に第8図で説明したように、キャプスタンモー
タが正転方向に回転し、アイドラギヤ10が中継ギヤl
lbのギヤ28bに噛合しているときには(すなわち、
早送りモードのときには)、アイドラギヤ10の回転が
ギヤ28bを介して巻取リール台3に伝達される。この
ために、巻取リール台3は高速回転し、巻取リールが高
速に磁気テープを巻き取る。
キャプスタンモータが逆転方向に走行する逆転走行モー
ドでは、アイドラギヤ10は中継ギヤ11bのカップリ
ングギヤ27b、ギヤ28bのいずれにも噛合せず、中
継ギヤllbはキャプスタンモータの駆動伝達機構から
解放される。
次に、第1図〜第5図により、第6図におけるカムアー
ム14.ピンチローラアーム18およびスライダ17の
作用および駆動機構について説明する。なお、同図にお
いて、14c、14dはピン、14eは穴部、18aは
ピン、18bはバネ掛け、40は支軸、41はカムギヤ
、41a、41b、41c、41dはカム溝、41eは
逃げ部、42は支軸、43はリンク、43aはピン、4
4゜45はリンク、46は支軸、47はピンチローラア
ーム、47aは軸、47bは係止部、48はねじりバネ
、49はローディングモータ、50はロックアーム、5
0aは支軸、50bは係合部、51〜53はピン、54
はバネであり、前出図面に対応する部分には同一符号を
つけている。
第1図において、カムギヤ41はシャーシ(図示せず)
に植設された支軸40に回転可能に取りつけられ、ロー
ディングモータ49によって回転駆動される。このカム
ギヤ41には所定軌跡のカムif$41a、41b、4
1c、41dが設けられ、カム溝41aにカムアーム1
4の一方の先端部に設けられたピン14Cが緩く嵌入し
ている。カムアーム14の他方の先端部にピン14dが
設けられ、これにリンク45が回動可能に取りつけられ
ている。
シャーシに植設された支軸42にリンク43が回動可能
に取りつけられ、このリンク43の先端部に固定された
ピン43aにリンク45と屈曲したリンク44とが回動
可能に取りつけられている。
このリンク44の他端はピンチローラアーム18の先端
部に固定されたピン18aに回動可能に取りつけられて
いる。これらリンク43〜45がリンク機構を構成して
いる。
ピンチローラアーム18は逆り字状をなしており、シャ
ーシに植設された支軸46に回動可能に取りつけられて
いる。カムアーム14はリール軸2a、3a  (第6
図)を結ぶ直線にほぼ平行であり、ピンチローラアーム
18の一部もこの直線にほぼ平行である。
支軸46には、さらに、他のピンチローラアーム47が
回動可能に取りつけられ、また、ねじりバネ48のコイ
ル部が嵌め込まれている。ピンチローラアーム47の端
部には軸47aが植設され、これにピンチローラ19が
回転可能に取りつ呻られている。ねじりバネ48の両端
はアーム状をなし、その一方のアームはピンチローラア
ーム47の軸47aに当接し、他方のアームはピンチロ
ーラアーム18に設けられたバネ掛け18bに掛けられ
ている。ねじりバネ48はかかる状態でねじられており
、これにより、ピンチローラアーム18は支軸46を中
心に時計方向に付勢され、ピンチローラアーム47は反
時計方向に付勢されている。
ここで、ピンチローラアーム18はリンク機構を介して
カムアーム14に結合されているから、ピンチローラア
ーム18の状態はカムアーム14の状態によって決まる
。そこで、ピンチローラアーム47はねじりバネ48に
よってピンチローラアーム13に対して反時計方向に付
勢されるが、ピンチローラアーム47に設けられた係止
部47bがピンチローラアーム18に係止した回動状態
にピンチローラアーム47が保たれる。
停止モードでは、図示するように、カムアーム14のピ
ン14cは、カム溝41aにより、カムギヤ41の最内
周側にある。このとき、ピンチローラ19はキャプスタ
ン5aから充分離れている。
また、このとき、第8図(a)では、切換板30が一点
鎖線で示す状態にある。
シャーシに植設された支軸50aには、回動可能にロッ
クアーム50が取りつけられている。このロックアーム
50にはピン51〜53が設けられている。ロックアー
ム50はカムギヤ41とカムアーム14との間で回動す
るように配置されており、ピン51.52はカムギヤ4
1側に突出してピン51がカムギヤ41のカム溝42b
に、ピン52がカム溝41aに夫々嵌入している。ここ
で、カム溝42b、42c、41dの幅はカム溝42a
の幅よりも狭く、ピン51.52はカム溝42b、42
cの幅よりも若干小径となっている。
また、カム溝42 b、  42 c、  41 dは
カム溝42aよりも浅く、カム溝42bは、支軸40を
中心とし、一部が支軸40側にくぼんだ環状をなすとと
もに、はぼ螺旋状のカム溝41aと交差しており、また
、カム溝41cはカム溝41bの円弧部分から分岐し、
途中カム溝41aと交差してカム溝413の端部が位置
するカムギヤ41の外周まで若干螺旋状に伸延している
。カムfi41 dは、カム溝41aの途中から他の途
中まで伸延する支軸40を中心とした円弧状のカム溝で
ある。また、カム溝41aの略3/4回転した部分の支
軸40側に逃げ部41eが設けられている。
ロックアーム50上のピン53はカムアーム14側に設
けられ、このカムアーム14に設けられている穴部14
e内にある。
また、ロックアーム50は、バネ54により、支軸50
aを中心に反時計方向に付勢されている。
停止モードでは、図示するように、ピン51がカム溝4
2b、42Cの分岐点にあり、ピン52はカム溝41a
、41Cの交差部にあり、ピン52はカム溝41aの幅
よりも充分小径であるから、ピン51とカム溝41bと
によってロックアーム50の姿勢が規制されている。こ
のとき、ピン53は穴部14eによって拘束されていな
い。
さらに、ロックアーム50は、その端部に設けられた係
合部50bにより、スライダ17に係合している。スラ
イダ17はリール軸2a、3a(第6図)を結ぶ直線に
平行に摺動可能に取りつけられ、ロックアーム50の回
動によって摺動する。この摺動により、先に第8図で説
明したように、レバー34が回動する。また、スライダ
エフの先端部が当接可能に、イジェクトレバー24が配
置されている。イジェクトレバー24はテープカセット
をs!置するカセットハウジング(図示せず)でのロッ
ク機fM(図示せず)の一部をなすものであり、詳細な
説明は省略するが、停止モードでは、図示するように、
スライダ17から解放された状態にあり、スライダ17
によって当接押圧サレると、ロック機構が動作してカセ
ットハウジングを上昇させ、テープカセットを取り出し
可能にする。
停止モードでは、図示するように、レバー34はスライ
ダ17の溝部17aによって反時計方向に回動した状態
にある。停止モードにおいても、テープカセット内の磁
気テープのたるみ取りをするだめに、キャプスタンモー
タ4を起動してブレーキをかけられた供給リール台を強
制的に回転させるが、この起動によってキャプスタンモ
ータ4が誤って逆方向に回転し、アイドラアーム9が固
定軸8を中心に反時計方向に回動しても、アイドラアー
ム9はその突起部9dがレバー34に当接することによ
って回動が規制され、アイドラギヤ10が中継ギヤIl
bに噛合することが防止される。
次に、第1図に示す停止モードから他のモードへ移行す
るに際しての第1図の各部材の動作を説明する。
まず、停止モードにあるときにイジェクト操作!0(図
示せず)を押すと、ローディングモータ49が起動して
カムギヤ41が時計方向に回転する。
この回転に伴なって、ロックアーム50がバネ54によ
って反時計方向に付勢されているため、カムギヤ41の
カム溝41b、41Cの分岐点にあったロックアーム5
0のピン51はカム溝41cに沿って進み、カム溝41
a、4ICの交差点にあつたピン52もカム溝41Cに
沿って進む、このために、ロックアーム50はバネ54
の付勢力に抗して支軸50aを中心に反時計方向に回動
し、スライダ17は矢印り方向に摺動する。そして、カ
ムギヤ41がある程度回転すると1、スライダ17の先
端部がイジェクトレバー24を押圧し、上記のように、
テープカセットのイジェクト動作が行なわれる。また、
レバー34のピン34aはスライダ17の溝部17aの
停止モードと矢印D′方向に延長した部分にあり、した
がって、レバー34は停止モードと同じ状態にある。
以上のイジェクト動作が行なわるときの状態を第2図に
示す。また、以上の動作中、ロックアーム50上のピン
53は、カムアーム14の穴部14e内を自由に移動す
る。カムアーム14に設けられたピン14cはカム溝4
1aの支軸40を中心とする円弧状部分を移動するので
、カムアーム14は回動しない。
図示しない適当な手段によってカセットハウジングが所
定の位置に上昇したことが検知されると、ローディング
モータ49が回転した分度転動作し、カムギヤ41を回
転した分度時計方向に回転させる。これによってロック
アーム50はバネ54の付勢力に抗して時計方向に回動
し、スライダ17は矢印D′方向に摺動して第1図に示
す状態に復帰する。
このため、イジェクトレバー24はスライダ17による
押圧が解除されるが、カセットハウジングは上昇したま
まの状態に保持される。
このイジェクトモードでテープカセットを装着しくカセ
・ントハウジングは降下して口・ンクされるン、次いで
、早送りモードや高速巻戻しモードのための操作釦(図
示せず)を操作すると、第1図において、ローディング
モータ49が起動し、カムギヤ41は反時計方向に回転
する。これにより、カムアーム14は支軸14aを中心
に時計方向に回動し、リンク45を引く、このために、
ピンクローラアーム18は支軸46に関して反時計方向
に回動し、これにつれて、ねじりバネ48により、係止
部47bがピンチローラアーム18に常に係止するよう
にしてピンチローラアーム47も支軸46を中心に反時
計方向に回動する。したがって、ピンチローラ19はキ
ャプスタン5aに近づく。
また、カムアーム14の突起14bにより、第8図(a
)において、切換板30は支軸31に関して時計方向に
回動する。
また、カムギヤ41が反時計方向に回転することにより
、バネ54によって反時計方向に付勢されるロックアー
ム50上のピン51はカム溝41bをその(ぼんだ部分
の方向に移動し、また、ピン52はカム溝41aを逃げ
部41eの方向に移動する。ピン51がカム溝41bの
支軸40を中心とする円弧部分にあるときには、ロック
アーム50の状態は変化しないが、カムギヤ41がさら
に回転してカム溝41bのくぼんだ部分に入り込むと、
ピン51は支軸40の方向に変位し、これとともに、ロ
ックアーム50はバネ54の付勢力に抗して支軸50a
を中心に時計方向に回動する。
このとき、ピン52は、ロックアーム50のこの回動を
妨げないように、カム溝41aに設けられた逃げ部41
eに入り込む。
ロックアーム50の時計方向の回動により、スライダ1
7は矢印D′方向に摺動する。このために、レバー34
上のピン34aはスライダ17の溝部17aの折れ曲っ
た部分に入り込み、レバー34は時計方向に回動する。
これにより、アイドラア・−ム9の突起部9dはレバー
34に当接しなくなり、アイドラギヤIOが中継ギヤI
lbと噛合可能となる。
以上の動作によって設定されるFF/REWモードでの
状態を第3図に示す、かがる状態では、ピン51はカム
溝41bのくぼんだ部の底に位置しており、また、以上
の動作中、ピン53はカムアーム14の穴部14aによ
って拘束されない。
このFF/REWモードでは、カムアーム14はカムギ
ヤ41によって可能な最大同動角よりも小さな角度だけ
回動した状態にあり、ピンチローラ19はキャプスタン
5aに当接しないが、これに近接した状態にある。また
、カムアーム14の突起14bは、第8図(a>におい
て、切換板3゜を押して実線で示す状態となり、巻取リ
ール台3または供給リール台2が高速回転駆動される。
記録、再生モードのための操作釦(図示せず)が操作さ
れると、第3図で示したFF/REVモードよりもさら
に反時計方向にカムギヤ41は回転する。
これに伴ない、第6図において、テープ案内体22a、
22bは夫々案内m25a、25bに沿って矢印方向に
移動し、磁気テープ20がテープカセット(図示せず)
から引き出される。第7図に示すように、テープ案内体
22a、22bが夫々キャッチャ23a、23bによっ
て位置決めされると、磁気テープ20がヘッドシリンダ
21の外周に所定の角度だけ巻回されて、所定のテープ
走行路が形成される。
一方、第3図に示す状態からカムギヤ41がさらに反時
計方向に回転することにより、ピンチローラアーム18
は支軸46を中心にさらに反時計方向に回動し、これと
ともに、ねじりバネ48どこよってピンチローラアーム
47も反時計方向に回動じ、ピンチローラ19は磁気テ
ープ(図示せず)をはさんでキャプスタン5aに当接す
るが、かかる状態よりもさらにピンチローラアーム18
は反時計方向に回動する。ピンチローラ19がキャプス
タン5aに当接しているため、ピンチローラアーム47
の保合部47bがピンチローラアーム18からはずれ、
第5図に示すように、ピン14cがカム溝41aの最外
周側に達したときには、ねじりバネ48の付勢力によっ
てピンチローラ19がキャプスタン5aに押しつけられ
ることになる。
このねじりバネ48による押圧力により、磁気テープは
キャプスタン5aとピンチローラ48とによって挟持さ
れる。第8図(a)では、切換板30はカムアーム14
の突起14bによる押圧が解除され、−点鎖線で示す状
態となる。
また、第3図に示す状態からカムギヤ41が反時計方向
に回転すると、ロックアーム50のピン51はカム溝4
1bのくぼんだ部分から支軸40を中心とする円弧部分
へと進み、また、ピン42も逃げ部41eからカム溝4
1a内へと進む。このために、ロックアーム50は支軸
50aを中心に反時計方向に回動する。これに伴なって
、スライダ17は矢印り方向に摺動する。また、カムア
ーム14も支軸14aを中心に時計方向に回動し、これ
により、ロックアーム50のピン53はこのカムアーム
14の穴部14eの図面上左側の辺部に当接する。
その後、カムギヤ41の反時計方向の回転により、ピン
51はカムm41a、41bの交差点に達し、ピン52
はカム溝41a、41dの分岐点に達するが、第4図に
示すように、バネ54によってロックアーム50が反時
計方向に付勢されているにもかかわらず、カムアーム1
4の穴部14eとピン53とにより、ロックアーム50
の反時計方向の回動が規制され、ピン51.52は支軸
40に関してこれまでと同一半径の円弧状をなすカム溝
41b、41dへと進むことになる。
カムギヤ41がさらに回転し、第5図に示すように、ピ
ン51がカム141b、41cの分岐点に、ピン52が
カム溝41dからカム溝41aに移ってカム溝41a、
41cの交差点に夫々達しても、同様にして、カムアー
ム14の穴部14eとピン53とによってロックアーム
50の反時計方向の回動が規IIされ、ピン51.52
は夫々カム11341b、41aをそのまま進むことに
なる。
その後、カムギヤ41の回転により、ピン51はカムa
41bのくぼんだ部分に入り込み、ピン52は逃げ部4
1eに入り込む、これにより、ロックアーム50は支軸
50aを中心に時計方向に回動する。したがって、スラ
イダ17も矢印D′方向に摺動する。このような状態に
なるまでは、レバー34は、第1図と同様に、アイドラ
アーム9の回動を規制する状態にあったが、ピン51が
カムi?$41bのくぼんだ部分に入り込むことにより
、ロックアーム50.スライダ17.レバー34は第3
図に示す状態となり、アイドラギヤ10と中継ギヤll
bとの噛合が可能となる。
また、この状態では、カムアーム14のピン14Cはカ
ム溝41aの最外周端部に達しており、上記のように、
キャプスタン5aとピンチローラ19とが磁気テープを
挟持している。そして、かかる状態となると、図示しな
いリミックスイツチが作動し、ローディングモータ49
は停止する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、カムギヤを小径
として、かつ複数のアーム部材に複雑な異なるカムリフ
トを発生させることができ、メカニズムを小型化して、
なおかつ機構部品の所定操作を精度よく行なうことがで
きるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明による磁気記録再生装置の一実
施例を示す要部平面図であって、第1図は停止モードで
の状態を、第2図はイジェクト時の状態を、第3図は早
送りモードでの状態を夫々示し、第4図および第5図は
記録、再生モードへの途中の状態を示しており、第6図
および第7図はこの実施例におけるメカニズム全体を示
す平面であって、第6図は停止モードでの状態を、第7
図は記録、再生モードでの状態を夫々示し、第8図(a
)は第6図におけるリール台駆動機構の平面図、同図(
b)は同じく断面図、第9図は第8図(a)における中
継ギヤの断面図である。 4・・・・・・・・・キャプスタンモータ、5a・・・
・・・・・・キャプスタン、14・・・・・・・・・カ
ムアーム、14a・・・・・・・・・・支軸、14c・
・・・・・・・・ピン、14e・・・・・・・・・穴部
、17・・・・・・・・・スライダ、18・・・・・・
・・・ピンチローラアーム、19・・・・・・・・・ピ
ンチローラ、24・・・・・・・・・イジェクトレバー
、34・・・・・・・・・レバー、40・・・・・・・
・・支軸、41・・・・・・・・・カムギヤ、41a〜
41d・・・・・・・・・カム溝、41e・・・・・・
・・・逃げ部、47・・・・・・・・・ピンチローラア
ーム、49・・・・・・・・・ローディングモータ、5
0・・・・・・・・・ロックアーム、50a・・・・・
・・・・支軸、50b・・・・・・・・・係合部、51
〜53・・・・・・・・・ピン、54・・・・・・・・
・バネ。 な  覧 第4図 49 41d  52 菌51 0ど qtc         If        
      24〜97り曙ミ訳3い +N  〜 0  句 り  ゝ 第8図 山 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モータの回転力が適当な減速機構を介して伝達され
    るカムギヤを備え、該カムギヤの回転によつて機構部品
    を操作するようにした磁気記録再生装置において、該カ
    ムギヤの同一面に互いに分岐し、また、交差する複数個
    のカム溝を設けるとともに、該カムギヤの回転とともに
    該カム溝の分岐点、交差点毎に該カム溝に嵌合したアー
    ム部材のピンが通るカム溝を選択する規制部材を設け、
    該ピンが通るカム溝の形状に応じて該アーム部材を回動
    させ、該アーム部材の回動によつて前記機構部品を操作
    することができるように構成したことを特徴とする磁気
    記録再生装置。 2、請求項1において、前記複数個のカム溝を2以上の
    グループに分け、該グループ間で前記カム溝の深さを異
    ならせるとともに、複数個の前記アーム部材夫々のピン
    の前記カム溝への嵌合深さを該ピンが通る前記カム溝の
    深さに応じて設定したことを特徴とする磁気記録再生装
    置。 3、請求項1または2において、前記複数個のカム溝を
    2以上のグループに分け、該グループ間で前記カム溝の
    幅を異ならせるとともに、複数個の前記アーム部材夫々
    のピンの直径を該ピンが通る前記カム溝の幅に応じて設
    定したことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP63131346A 1988-05-31 1988-05-31 磁気記録再生装置 Pending JPH01302560A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034125A (ja) * 2001-07-19 2003-02-04 Denso Corp 空調機器駆動装置およびそれを用いた車両用空調装置
JP2007247798A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Sony Corp アーム駆動機構

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