JPH01301412A - 選択的に係合できるクラッチ手段を備えたトルク分配装置を制御する制御法及びトルク分配装置を備えた車両用4輪駆動システムを制御する制御法 - Google Patents

選択的に係合できるクラッチ手段を備えたトルク分配装置を制御する制御法及びトルク分配装置を備えた車両用4輪駆動システムを制御する制御法

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JPH01301412A
JPH01301412A JP63323769A JP32376988A JPH01301412A JP H01301412 A JPH01301412 A JP H01301412A JP 63323769 A JP63323769 A JP 63323769A JP 32376988 A JP32376988 A JP 32376988A JP H01301412 A JPH01301412 A JP H01301412A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般に車両4輪駆動システム用電子制御装置
、ことに車両の前輪及び後輪間の所定の滑り(差動速度
)を検出する検出手段と、前輪及び後輪間の相対的滑り
を防ぐように過度の滑り状態中にクラッチを選択的に係
合させる係合手段とを備えた電子制御装置に関する。
〔発明の背景〕
車両用4輪駆動システムはますます普偏的になっている
。従来はこのようなシステムは、車両変速機の出力側に
連結した入力軸とそれぞれ前輪及び後輪を駆動するよう
に車両の前後部の差動装置に連結した前後部の出力軸と
を持つトルク分配装置ケースを備えていた。このような
システムは、車両を2輪駆動モード又は4輪駆動モード
のいずれで運転しようとするかを選定するように車両運
転者が操作できる選択制御手段を設けである。4輪駆動
モードで運転したときに、これ等のシステムでは前輪及
び後輪の間に、乾いた舗道で前輪の普通の過度の旅回に
よって前輪の「ホッピング」が車両の旋回中に生ずるよ
うな差動速度は生じなかった。従って湿った、氷結した
又は低牽引力の路面状態中には4輪駆動モードだけを使
うことがすすめられていた。
近年若干の車両には「フルタイム」4輪駆動システムが
設けられている。これ等のシステムではトルク分配装置
ケースは、車両の前後の差動装置の間でトルクを分割す
る車軸間差動装置を設けである。車軸間差動装置により
前輪及び後輪は互いに異なる速度で回転することができ
る。この状態は、車両の旋回中に又は前輪及び後輪が互
いに異なる直径のタイヤを持つ場合に生ずる。又前輪及
び後輪間の過度の滑りを防ぐように、これ等の分配装置
ケースは、この分配装置ケースの前後の出力軸間の所定
の滑りを検出したときに車軸間差動装置を鎖錠するよう
に作動する選択的に係合できるクラッチ手段を備えてい
る。
〔発明の要約〕
本発明は、フルタイム4輪駆動トルク分配装置ケースを
自動制御するマイクロコンピュータ基準の電子制御シス
テムに係わる。トルク分配装置ケースは、車両変速機の
出力側に結合した入力軸と、車両後部差動装置に連結し
た後部出力軸と車両前部差動装置に連結した前部出力軸
との間にトルクを分割する車軸間道星歯車差動装置とを
備えている。分配装置ケース内には電磁クラッチを位置
させ、遊星歯車差動装置を選択的に鎖錠して前後の出力
軸間の相対的滑りを防ぐようにしである。本発明による
電子制御装置は、前後の出力軸の速度を監視する1対の
ホール効果センサを利用する。
前後部の出力軸間に所定量の滑りが検出されると、本電
子制御装置は電磁クラッチを所定の時限にわたり選択的
に係合させるように作用する。この所定の時限中にクラ
ッチは係合し差動装置を鎖錠し前後の出力軸間の滑りを
防ぐ。
本発明による電子制御装置は幾つかの独得の動作特性を
持つ。たとえば本制御装置は、車両の路面速度が所定の
量より低いときに滑り状態が生じているかどうかを定め
るのに独得の手段を利用する。これ等の例では本制御装
置は、各速度センサからのパルスを別個に計数し、セン
サのうち少なくとも一方のセンサに対し第1の所定数の
パルスが計数されたときに計数を止める。このときには
本制御装置は前後部のパルサの出力パルスの数の間の差
が第2の所定の量を越えたかどうかを調べるように検査
する。越えた場合にはクラッチを所定の時限にわたり係
合させる。この時限の第1の部分中にはクラッチは十分
に係合させるが、最後の部分中にはクラッチ部分的係合
の信号を生じてクラッチを全係合状態から全係合はずれ
状態に徐徐に移行させる。又所望によシフラッチを係合
させる所定時限の長さは車両路面速度の相関的要素であ
る。この時限は路面速度の増大に伴って増す。
車両路面速度が所定量よシ高いときは、本制御装置は、
前後の出力軸速度を比較して過度の滑りがあるかどうか
を判定する。本制御装置は、前後の出力軸速度を交互に
測定する独得の方法を利用する。とくに逐次の速度セン
サパルス間の時間を計測し所定のサイクル数にわたって
平均する。所定のサイクル数は、第1のサイクルに対す
る時間に基づいて定められる路面速度の増加に伴って増
す。
車両の最小旋回半径は路面速度の増大に伴って増すから
低い方の車両速度では一層大きい滑りしきい値が必要で
ある。本発明ではクラッチを係合させるのに必要な滑り
しきい値は、車両速度の増加に伴って減小する。好適な
実施例では本制御装置は複数の滑りしきい値を記憶し、
各滑りしきい値は所定の範囲の車両路面速度に対応する
車両路面速度の相関的要素として滑りしきい値を変える
ほかに、本制御装置は又、前部又は後部のいずれか一方
の出力軸を一層早く回転するかどうかに従って滑りしき
い値を変える。車両の旋回により前輪を後輪より一層高
い速度で回転させるから、前部出力軸が後部出力軸より
早く回転している場合には一層高い滑りしきい値が必要
であることが分った。すなわち本発明では前部又は後部
のいずれかの出力軸が一層早く回転しているがどうかに
従って、この速度差を別個の滑り基準値と比較する。
本発明の電子制御装置は幾つかの独得の診断及びフェー
ルセーフの特性がある。たとえば前記したようにクラッ
チを係合させることを判定すると、マイクロコンピュー
タは、クラッチ係合信号を所定の時限にわたり生ずるよ
うに動作する。マイクロコンピュータがこの時限の終り
にクラッチ係合信号の発生を中断することができない場
合に、このマイクロコンピュータの外部のフェールセー
フタイムアウト回路がクラッチを自動的に係合をはずす
。又クラッチが適正に確実に作動するようにするのに、
本制御装置は、クラッチが成る時限にわたり係合した後
前後の出力軸速度を比較してこれ等の軸間に滑りが生じ
ていないことを確かめる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第1図は、
本廃明電子制御装置により制御することのできるトルク
分配装置ケース1oを利用する車両4輪駆動システムを
示しである。分配装置ケース10は変速機11(鎖線で
示しである)の後部に固定しである。変速機11は駆動
エンジン12(同様に鎖線で示しである)に結合しであ
る。
変速機11には、分配装置ケース1oの入力軸に結合し
た出力軸を設けである。分配装置ケース10は、普通の
自在継手14にょシ後部駆動軸13の前端部に連結した
後部出力軸を備えている。
駆動軸13の後端部は、自在継手16により後部差動装
置15の入力軸に結合しである。後部差動装置15は駆
動軸13からのトルクを各後輪15a間に分割するよう
にしである。
分配装置ケース10には、自在継手18によυ前部駆動
軸17の後端部に連結した前部出力軸を設けである。前
部駆動軸17はその前端部を、自在継手20により前部
差動装置19の入力軸に連結しである。前部差動装置1
9は、駆動軸17から受けるトルクを各車両前輪19a
間に分割するようにしである。
第2図には分配装置10の内部部品と共に、第2図でブ
ロックで表わした電子制御装置24に対する若干の電気
結線を線図的に示しである。第2図に示すように分配装
置ケース10は、車両変速機11(第1図に示しである
)の出力軸に結合した入力軸25を備えている。分配装
置ケース10は又、後部駆動軸13に連結するようにし
た後部出力軸26と、前部駆動軸17に連結する前部出
力軸27とを備えている。分配装置ケース10は、後部
出力@26及び前部出力@27の間にトルクを分割する
のに車軸間過星歯車差動装置28を利用する。又遊星歯
車差動装置28を選択的に鎖錠するように電磁摩擦クラ
ッチ29を設けて、前後の出力軸間の滑りを防ぐように
しである。
とくに入力軸25は、円周方向に互いに間隔を隔て各別
に回転できる複数個の遊星歯車32を支えた遊星歯車受
金31に固定しである。入力軸25のまわりにスリーブ
部材33が回転自在に取付けて、ある。スリーブ部材3
3は、その一端部に遊星歯車差動装置28の太陽歯車3
4を支え又反対側端部に第1の出力歯車35を支えであ
る。第1出力歯車35は、第2の中間出力歯車36を1
駆動するように連結しである。中間出力歯車36は、前
部出力軸27に固定した第5の出力歯車37を駆動する
。遊星歯車差動装置28の輪歯車38は後部出力軸26
に固定しである。
電磁クラッチ29は、輪歯車38と一緒に回転するよう
に取付けた第1群のクラッチ板39と、太陽歯車34と
一緒に回転するようにスリーブ部材33に固定した第2
群のクラッチ板41とを備えている。各クラッチ板39
.7Nに隣接して環状のクラッチコイル42を位置させ
、電子制御装置24から回線43によりクラッチ係合信
号を受けるようにしである。電磁クラッチ29は、クラ
ッチ係合信号が生じてコイル42に通電したときに、こ
の通電されたコイル42により生じた磁界が磁力を及ぼ
してクラッチ板39.41を摩擦を伴って相互に係合す
る状態に付勢し両クラッチ板39.41間に相対回転が
生じないようにして太陽歯車34及び輪歯車38を互い
に鎖錠する構造を持つ。このようにして前後の出力軸間
の相対的滑りを防ぐ。
前部出力軸27の速度は、前部出力歯車37の歯の周辺
に隣接して位置させることのできる速度センサ44によ
り監視する。速度センサ44は電子制御装置24に前部
出力軸速度信号を送る。同様に後部出力軸26の速度は
、輪歯車38の周辺に隣接して位置させることのできる
速度センサ46により監視する。速度センサ46は、輪
歯車380周辺のまわりに形成した複数枚の周速指示外
歯を検出することができる。速度センサ46は電子制御
装置24に後部出力軸速度信号を送る。
前記したように後部出力軸26及び前部出力軸27の間
にトルクを分割するように遊星歯車差動装置28を設け
である。クラッチコイル42は通常は通電されないで、
前後部の出力軸間に所定の滑りが生じて、車−両の旋回
時のように正常な牽引状態中に前後輪に生ずる互いにわ
ずかに異なる速度に適応するようにしである。しかしな
お詳しく後述するように前輪及び後輪間の滑りが所定の
量を越えたときに、電子制御装置24は、遊星歯車差動
装置28により入力軸25と前後部の出力軸26.27
との間を鎖錠し直接駆動連結を行うクラッチ係合信号を
生ずる。とくにクラッチコイル42に通電するときは、
輪歯車38を太陽歯車34に対して鎖錠しこれ等の両歯
車間に相対回転が生じないようにする。輪歯車38を太
陽歯車34に対して鎖錠するときは、各遊星歯車32は
それぞれの協働する軸のまわりに回転するのを妨げるこ
とにより輪歯車38又は太陽歯車34に対して遊星歯車
受金31が回転しないようにする。
第2図に例示した分配装置ケースは、本発明の電子制御
装置を利用することのできる分配装置ケースの1例にす
ぎなくて、選択的に係合できるクラッチを使う他の分配
装置ケースも本電子制御装置により作動することができ
る。
第3図には第2図の電子制御装置24の電気配線図を示
す。電子制御装置24は前部速度センサ44及び後部速
度センサ46から出力信号を受けるように接続しである
。さらに制御装置24は、クラッチ付勢コイル42にク
ラッチ係合信号を送るように接続しである。
電子制御装置24はマイクロコンピュータ51を中心と
している。前部速度センサ44は入力回路52を経てマ
イクロコンピュータ51に接続シである。入力回路52
は、マイクロコンピュータ51に信号を供給するのに先
だってセンサ44からの出力信号を調整する。同様に後
部速度センサ46は入力調整回路53を経てマイクロコ
ンピュータ51に接続しである。本発明には種種の形式
の工業的に利用できる速度センサを使うことができるが
、速度検出単位としてホール効果デバイスを使うのがよ
いことが分った。ホール効果デバイスはディジタルスイ
ッチとして機能し、出力信号を生ずる。この出力信号は
、協働する歯車歯又はその他の駆動歯が協働する部品の
回転に伴ってこのディジタルスイッチを介して磁界を変
化させるので交互に高及び低の論理レベルになる。普通
の可変磁気抵抗速度センサを利用することができるが、
この種のセンサは余分の入力調整サーキットリを必要と
し本発明に望ましい低い軸速度でははっきりした方形波
形は生じないことが分った。
第3図に示すように前部速度センサ44は、入力回路5
2に全部接続した出力端子54−1゜54−2.54−
3t−持つホール効果デバイス54を備えている。端子
54−1は所定の値を持つ調整した給電源に接続しであ
るが、端子54−3は地電位回路に接続しである。ホー
ル効果デバイス54の出力信号は端子54−2に生ずる
。本発明によれば速度センサ44には1対の内部抵抗器
55.56が設けられ、ホール効果デバイス54の選定
した出力端子を横切って接続しである。
とくに抵抗器55は端子54−2.54−3間に接続し
であるが、抵抗器56は端子54−1゜54−3間に接
続しである。すなわちホール効果デバイス54及び抵抗
器55.56を含むセンサ44の全体は第2図に示すよ
うに分配装置ケース10内に前部出力歯車37の周辺に
隣接して位置させである。
一般に電子装置24は、分配装置ケースハウジングの外
部の別個のハウジング内に位置させである。たとえば電
子制御装置24は、分配装置ケースの外部部分に取付け
ることができ、又は車両の別の場所に位置させることが
できる。センサ44内に抵抗器55.56を協働させる
ことにより、マイクロコンぎユータ51は、センサまで
の配線の状態を検査することのできる信号を入力回路5
2に送ることができる。或は抵抗器55.56を設けな
いと、マイクロコンピュータ51の診断ルーチンは、セ
ンサ44又はセンサ44及び電子制御装置24間の配線
の故障を区別することができない。
後部速度センサ46は前部速度センサ44の構造に類似
の構造を持つ。とくに後部速度センサ46は、入力回路
53に出力端子57,1.57−2.57−3を接続し
たホール効果デバイス5Tを備えている。又内部抵抗器
58は端子57−2.57−3間に接続しであるが、第
2の内部抵抗器59は端子57−1.57−3間に接続
しである。
マイクロコンピュータ51は、回線61にブレーキ信号
を又回線62にニュートラル信号をそれぞれ受けるよう
に接続しである。ブレーキ信号は、車両ブレーキペダル
を運転者が押したときはつねにマイクロコンピュータ5
1に回線61により所定の論理レベルで供給される。又
車両の変速機がニュートラル位置又は駐車位置にあると
きはつねに、所定レベルの論理レベル信号が回線62で
マイクロコンピュータ51に供給される。後述のように
車両が制動状態にあるか又は変速機がニュートラルか駐
車状態かにあるときはつねに、本制御装置のクラッチ係
合作用部分は、これ等の条件のもとてクラッチが係合は
ずれのままになるようなディスエーブルの状態になる。
マイクロコンピュータ51は診断ランゾロ3に接続しで
ある。診断ランプ63は、マイクロコンぎユータ51に
よりその診断ルーチンによって検出された特定の動作条
件又は特定の回路問題を表わす若干のコーPを照らすこ
とができるように設けである。マイクロコンピュータ5
1は又回線64で所定の周波数のパルス状出力信号をウ
ォッチドッグ回路65に送るように接続しである。マイ
クロコンピュータ51はパルス状出力信号を生ずる間は
ウォッチドッグ回路65は不活動のままK 7’、Cつ
ている。マイクロコンぎユータ51がパルス状出力信号
の発生を中断する場合に、このことはコンピュータプロ
グラムの問題が生じたことを指示する。これ等の例では
ウォッチドッグ回路はマイクロコンぎユータをリセット
するように回線66にリセットパルスを生ずる。
マイクロコンピュータ51は回線67でクラッチ係合信
号を生ずるよう接続しである。回線67は抵抗器69を
経てトランジスタ68のゲートに接続しである。トラン
ジスタ68のソースは回路地電位に接続しであるがトラ
ンジスタ68のドレインは回線70によりクラッチコイ
ル42の端子42−1に接続しである。コイル42の他
方の端子42−2は車両子B給電源に接続しである。通
常トランジスタ68は回線67で地電位に近い低レベル
信号を生ずることによりオフ状態に保持される。トラン
ジスタ68がオフ状態であるときは、クラッチコイル4
2を通る電流の流れは十分に低くて、クラッチはその係
合はずれ位置になる。高レベル信号が回線67に生ずる
ときは、トランジスタ68は導通しクラッチ端子42−
1を地電位に近くしクラッチコイル42を経て十分な電
流を流すことによりクラッチ42を係合させる。
ダイオード71、コンデンサ72及びツェナーダイオー
ド73を設けて、トランジスタ68が導通し又非導通に
なるときに生ずる電圧スパイク及び電流サージからトラ
ンジスタ68を保護するようにしである。とくにダイオ
−P71は、陽極をクラ・ツチコイル端子42−1に接
続し陰極をクラッチコイル端子42−2に接続しである
。コンデンサ72は回線70及び回路地電位の間に接続
すると共に、ツェナーダイオード73は陽極を回路地電
位に接続し陰極を回線70に接続しである。
トランジスタ74は回線70の信号のレベルに応答する
。とくにトランジスタ74のデートと回線70との間に
抵抗器75を接続しである。回線70及び回路地電位の
間にフィルタコンデンサ76を接続すると共に、トラン
ジスタ74のデートと回路地電位との間に付勢抵抗器7
7を接続しである。トランジスタ74のドレインは抵抗
器78を経て調整した+■給電源に接続しであるが、ト
ランジスタ74のソースは回路地電位に接続しである。
トランジスタ74のドレインの信号のレベルは回線79
によりマイクロコンピュータ51に供給される。動作時
にはトランジスタ74はクラッチコイル42の接続状態
を検査する手段になる。マイクロコンピュータ51が回
線67にトランジスタ68の非導通になるような低レベ
ルの信号を発生しているときは、クラッチは係合がはず
れる。
クラッチコイル42を経て回路が接続されていれば、回
線70は十B電位に又はこれに近くなる。
回線70が十B電位にあるときは、トランジスタ74の
デートに供給される高電位の信号によりトラツク・スタ
フ4を導通させ回線79を回路地電位に近くする。クラ
ッチコイル42の接続が切れた場合には回線70の信号
のレベルはトランジスタ74を導通させるには十分でな
くて、回線79は+Vの電位に又はこの電位に近くなる
。すなわちクラッチを係合させるのに先だって回線79
の信号のレベルを監視することにより、マイクロコンピ
ュータ51はクラッチコイル42が接続状態にあるかど
うかを判定することができる。
本発明の回路には第3図に示すようにフェールセーフタ
イムアウト回路81を協働させである。
とくにタイムアウト回路81は、マイクロプロセッサ5
1から回線82によシリセット信号を受けることができ
、回線83にクラッチ係合はずれ信号を生ずるように接
続しである。回線83はトランジスタ68のデートに接
続しである。タイムアウト回路81は、フィルタコンデ
ンサ85を経て回線82にデートを接続したトランジス
タ84を備えている。トランジスタ84のデートと回路
地電位との間に抵抗器86を接続しである。トランジス
タ84のドレインは比較器87の極性反転入力87−1
に接続しである。抵抗器88及びコンデンサ89から成
るRC時定数回路は+■給電源及び回路地電位の間に接
続しである抵抗器88及びコンデンサ89の間の接合部
は比較器87の極性反転入力に接続しである。抵抗器9
1及び第2抵抗器92から成る分圧器は+V給電源及び
回路地電位の間に接続しである。両抵抗器91.92間
の接合部は比較器87の非極性反転入力87−2に接続
しである。比較器87の出力87−3は回線83に接続
しである。
通常クラッチ係合信号を発生するのに先だって、マイク
ロコンピュータ51はトランジスタ84を一時的に導通
させるリセット信号を回線82に生ずる。トランジスタ
84が導通すると、コンデンサ89が放電して比較器8
7の極性反転入力87−1が回路地電位に又はこれに近
くなる。このときには非極性反転入力87−2は、各抵
抗器91゜92の値により定まる電圧レベルになる。回
線82のリセットパルスがなくなった後、コンデンサ8
9は抵抗器88を経て充電し始める。この場合コンデン
サ89の電圧の上昇割合は抵抗器88及びコンデンサ8
9の6値により定まる。極性反転入力87−2の電圧レ
ベルが非極性反転入力87−2の電圧レベルより低い間
は、比較器87の出力87−3は開放のままになシトラ
ンジスタロ8の動作に影響を及ぼさない。すなわちトラ
ンジスタ68は、回線83の信号のレベルにより定まる
オフ状態又はオン状態のいずれかになる。
後述のように通常クラッチを係合させるときは、回線6
7にクラッチ係合信号を所定の時限にわたり生ずる。マ
イクロコンぎユータ制御に問題があり回線67のクラッ
チ係合信号が所定の時限後にも消滅しない場合に、所定
のフェールセーフタイムアウト時限後にクラッチが確実
に自動的に係合がはずれるように、フェールセーフタイ
ムアウト回路81が設けである。前記のフェールセーフ
タイムアウト時限はたとえばクラッチ係合信号が通常生
じている時限の約2ないし5倍である。前記したように
抵抗器88及びコンデンサ89の各値ハ所望のフェール
セーフタイムアウト時限が得られるように選定する。コ
ンデンサ89が比較器人力87−2の電圧レベルより高
いレベルに充電したときに、比較器87はトランジスタ
68のゲートに回線83により低レベルの信号を送るこ
とKよシ、回線6Tの信号のレベルに関係なくトランジ
スタ68を非導通にしクラッチ42の係合をはずす。
次に第4a図、第4b図及び第4c図には本発明電子制
御装置の作用を説明するのに使う流れ図を示しである。
第4図で先ず本制御装置の動作はRESETの記号をつ
けたステップ100で開始し次いで処理機能101に入
る。処理機能101ではマイクロコンピュータが初期設
定ルーチンを実行する。このルーチン中に各ボートは初
期設定され、ウォッチrッグタイマを設定することがで
きる。
次にプログラムは、自動テストルーチンを実行する処理
機能102に入る。この自動テスト中に、マイクロコン
ピュータ51は、マイクロコンピュータメモリを検査し
、クラッチコイル42、前部速度センサ44及び後部速
度センサ46の接続状態検査を行う。問題のある場合に
はマイクロコンピュータ51は診断ランプ63の所定の
コードを照らすことにより運転者又はサービス技術者に
知らせることができる。
自動テストを終えた後、プログラムはデシジョンポイン
ト103に入る。デシジョンポイント103では各回線
61.62の信号のレベルを検査し、車両ブレーキペダ
ルを押すか否か或は変速機がニュートラル位置にあるか
否かすなわち駐車しているか否かを判定する。これ等の
うちいずれかが真であれば、プログラムはYESに分岐
して、デシジョンポイント107に入るのに先だって処
理機能104に入りクラッチコイル42に係合はずれ信
号を送る。回線61又は回線62にブレーキ信号又はニ
ュートラル信号が存在するとすぐにプログラムに割込み
プログラムをデシジョンポイント103に入らせ、これ
によりクラッチの係合をはずす。車両が制動状態にない
か或はニュートラル位置すなわち駐車位置にない場合に
は、プログラムはデシジョンポイント103からNOで
分岐してデシジョンポイント107に入り速度センサ4
4,46の状態を検査する。これ等の速度センサに問題
があれば、プログラムはNOで分岐し処理機能102に
戻る。処理機能102で自動テストが行われ特定の問題
を検出する。
各センサが適正に動作していれば、プログラムはデシジ
ョンポイント107からYESで分岐し処理機能108
に入る。処理機能108では初期演算が行われ、前後の
出力軸間に滑り状態が生じているかどうかを検出する。
なおとくに処理機能108ではプログラムは各速度セン
サにより生じた初期パルスを計数し始める。各速度セン
サはホール効果ディジタルスイッチであるから、コンピ
ュータは各パルスの前縁又は後縁を検出することができ
る。デシジョンポイント108からプログラムはデシジ
ョンポイント109に入り、前部センサ又は後部センサ
に対し所定数Naのパルスを計数したかどうかを検査す
る。答が否であれば、プログラムはNOで分岐し処理機
能108に戻シ各センサからのパルスを計数し続ける。
センサの少なくとも一方から所定数のパルスを計数し終
ったときに、プログラムはデシジョンポイント109か
らYESで分岐しデシジョンポイント110に入り、前
部センサに対し計数したパルスと後部センサに対し計数
したパルスとの間の差の絶対値が量Naより少ない第2
の所定量Nbより大であるかどうかを検査する。これが
真であれば、このことは、前後部の出力軸間の相対的滑
りが、車両の旋回中のような正常な牽引状態中に生ずる
所定の許容量より大きいことを示す。すなわちこの場合
クラッチ係合信号を生ずる7°ログラム部分に入りクラ
ッチを係合させ分配装置ケースの遊星歯車差動装置を鎖
錠するようにすることが望ましい。このプログラムはデ
シジョンポイント110からYESで分岐しAの記号を
付けた円形スゲツブ133に入る。ステップ133は第
4b図に続きなお詳しく後述する。
前後部のセンサのパルス間の計数差が所定量Nbより小
さい場合には、プログラムはデシジョンポイント110
からN Oで分岐しデシジョンポイント111に入り、
プログラムが各デシジョンポイント109,110を経
て順序つけた逐次の回数を検査する。この量が所定数N
cを越えなければ、プログラムはNOで分岐しデシジョ
ンポイント107に戻り次いで、各センサからのパルス
をふたたび計数し始めるのに先だって各センサを検査す
る。
プログラムがデシジョンポイント109,110を逐次
に少なくともNc回実行したときに、フ0ログラムはデ
シジョンポイント111からYESで分岐1−処理機能
112に入る。処理機能112では前部軸及び後部軸の
両方の速度を各別に計算する。
本制御装置により各軸の速度を決定する特定の方法は第
4c図のサブルーチンに詳細に示しである。
第4C図に示すようにこのサブルーチンは「軸速度決定
」のステップ113で開始され、次いで処理機能114
に入る。処理機能114ではマイクロコンピュータは、
後部速度センサからの逐次のパルス間の時限を計測する
ことによシ後部センサから速度サンプルを取る。この時
限は逐次のパルスの前縁間又はその後縁間で計測するの
がよい。
初期速度サンプルを取った後プログラムはデシジョンポ
イント115に入り、後部出力軸が実際に動いているか
否かを検査する。後部出力軸が動いていなければ、プロ
グラムはNoで分岐して処理機能116に入り前部出力
軸の速度を測定する。
後部出力軸が動いていれば、プログラムはデシジョンポ
イント115からYESで分岐し処理機能117に入り
、後部出力軸の現速度を計算するのに取らなければなら
ない速度サンプルの数を定める。
本発明によれば取らなければならないサンプルの数は実
際の車両速度に従って定める。とくに車両速度に従って
取る速度サンプルの数を増すのが望ましいことが分った
。この場合処理機能114で取った初期速度サンプルは
車両の現路面速度を表わすものと仮定する。そしてこの
初期速度サンプルに基づいて取らなければならない引続
く速度サンプルの数を定める。たとえば車両の速度が5
ないし15マイル/hrであれば取る速度サンプルの数
は8ないし16の範囲であるが、車両の速度が15ない
し30マイル/hrであれば取る速度サンプルの数は約
16ないし32である。
取ろうとする速度サンプルの数を定めると、プログラム
は処理機能118に入る。処理機能118では逐次のセ
ンサ出力パルス間の時限を測定することにより別の速度
サンプルを取る。次にプログラムは、特定の軸が動いて
いるか否かを見るようにふたたび検査するデシジョン機
能119に入る。
軸が動いていなければ、プログラムはNoで分岐し処理
機能116に入る。軸が動いていればゾログラムはYE
Sで分岐しデシジョンポイント120に入りさらにサン
プルを取らなければならないかどうかを検査する。さら
にサンプルを取らなければならない場合に、プログラム
はYESで分岐し処理機能118に戻る。
所要数のサンプルを取り終ると、プログラムはデシジョ
ンポイント120からNoで分岐し処理機能121に入
る。処理機能121では特定の軸に対し取られた速度サ
ンプルの全部の平均を計算する。、この点からプログラ
ムは処理機能122に入る。処理機能122では処理機
能121で計算された平均を後の滑り比較のためにメモ
リに一時記憶する。処理機能122からプログラムは処
理機能116に入り、ステップ114ないしステップ1
22の前記の演算順序を繰返し前部出力軸の速度を定め
る。前後部の両出力軸に対し速度を計算した後、プログ
ラムはステップ123に入り第4a図及び第4b図に示
した主プログラムの適当な部分に戻る。
、又第4a図に示すようにプログラムが処理機能112
で前後部の両出力軸の速度を定めると、プログラムはデ
シジョンポイント124に入り両軸が止まっているかど
うかを検査する。両軸が止まっていれば、プログラムは
、デシショクポイント107に戻るのに先だって、YE
Sで分岐し処理機能104に入りクラッチの係合をはず
す。軸が共に停止していなければ、プログラムはNOで
分岐しデシジョンポイント125に入り軸が共に動いて
いるかどうかを見るように検査する。軸の一方だけが動
いていれば、ゾログラムはNOで分岐し記号Aをつけた
円133に入る。円133は前記したように、クラッチ
係合信号の発生を開始する第4b図のプログラム部分を
表わす。プログラムが両方の軸の動いていることを判定
すると、プログラムはデシジョンポイント125からY
ESで分岐し処理機能126に入り実際の車両路面速度
を定める。この例では最も遅く動く軸からの平均速度計
算を利用すると実際の車両路面速度をかなり正確に指示
できることが分った。
車両路面速度を決定し終るとプログラムは処理機能12
7に入シ、処理機能112で前もって定めた前後部の軸
の速度の間の差を計算する。処理機能127からプログ
ラムはデシジョンポイント128に入り前部軸又は後部
軸のいずれが一層早く回転しているかを定める。前部軸
の方が早く回転していればプログラムはFRONTで、
前部滑りしきい値テーブルを検査する処理機能129に
分岐する。後部軸の方が早く回転していればプログラム
はREARで、後部滑りしきい値テーブルを検査する処
理機能130に分岐する。すなわち本発明の好適な実施
例ではどちらの軸が一層早く回転するかに従ってプログ
ラムは互いに異なる2つの滑りしきい値テーブルの一方
に配慮して所定の滑りしきい値が得られるようにする。
一般に滑りしきい値とは前後部の出力軸間の許容差動速
度の100分率として定義する。
車両を旋回するときは前輪の方が後輪より早く動くから
、与えられた車両路面速度に対して、滑りしきい値は、
前部の方が一層早く回転しているときは後部軸の方が早
く回転する場合より一層大きくなければならない。又前
部軸又は後部軸のいずれが一層早く回転しているかに従
って滑りしきい値を変えるほかに、滑りしきい値は実際
の車両路面速度の関数であることが分った。前後部両方
の滑りテーブルでは滑りしきい値は路面速度の増大に伴
って減小し、すなわち許容差動速度の100分率は車両
速度の増加に伴って減小するのがよい。
若干の応用例では前後部の別個の滑りテーブルを用意し
又車両路面速度に従って滑りしきい値を変える必要はな
い。これ等の応用例では許容差動速度の100分率は全
部の車両速度で一定のままになっている。
又若干の例では車両速度上限を設定しこの上限より高い
速度ではクラッチを係合させないようにすることが望ま
しい。各別の滑りテーブルを設けであるから、前輪又は
後輪のいずれに滑りが存在しているかに従って別個の速
度上限を設定することができる。
処理機能129又は処理機能130から、プログラムは
デシジョンポイント131に入り、前部又は後部のいず
れかの滑りテーブルで認められるように、処理機能12
7で定めた前後部の軸間の相対的滑りが所定の滑りしき
い値を越えるかどうかを定める。滑りしきい値を越える
と、プログラムはYESで円133に分岐する。円13
3では第4b図のクラッチ係合ルーチンが開始する。滑
りしきい値を越えない場合には、プログラムはデシジョ
ンポイント131からNoで分岐しデシジョンポイント
132に入りこの場合の車両路面速度が所定量Vaより
低いか否かを検査する。−層低い車両路面速度では、前
後部の出力軸間の過度の滑りを検出するのにステップ1
08ないしステップ111のパルス計数法を利用するの
が望ましいことが分った。しかし車両路面速度が所定量
より高い場合には第4c図のサブルーチンにより計算し
た平均速度の読みを使い過度の滑りが生じているかどう
かを有効に定めることができることが分った。
第4b図に示すようにプログラムは、クラッチを一時的
に係合させ前後部の出力軸間の滑りを減らすことが望ま
しいときは記号Aをつけた円133(第4a図から)に
入る。初めにプログラムは処理機能134に入る。処理
機能134ではクラッチ係合信号を発生するのに先だっ
て、クラッチコイル42を経て回路が接続しているかど
うかを見るように初期検査を行う。この検査は、回線7
9の信号のレベルを監視することによってマイクロコン
ピュータにより行う。クラッチコイルを経て接続が生じ
ている場合には第3図の回線70はトランジスタ74を
導通させ回線79を回路地電位に近い低レベルに保つ正
の電圧レベルにある。クラッチコイルを通る接続が切れ
ている場合には、トランジスタ74は非導通になり回線
79は+Vレベルに近い所定の正極性にある。処理機能
134では、プログラムがクラッチコイルの接続が切れ
ていることを決定すると、後述のようにプログラムの後
の点までプログラムは内部フラグをセットしこの情報を
記憶する。
処理機能134からプログラムは処理機能135に入る
。処理機能135では回線82(第3図に示しである)
に正パルスを発生することによリフエールセーフタイム
アウト回路81がリセットする。この正パルスによりト
ランジスタ84を一時的に導通させタイミングコンデン
サ89を放tする。クラッチコイルの接続を検査しフェ
ールセーフタイムアウト回路81をリセットすると、プ
ログラムは処理機能136に入シ回線67に高レベル信
号を供給することによりクラッチ係合信号の発生を始め
トランジスタ68を導通させクラッチコイル42を通る
電流の流れによりクラッチを係合させる。
クラッチ係合信号を発生するように所要の命令を実行し
た後、フ0ログラムはデシジョンポイント13γに入る
。デシジョンポイント137ではマイクロコンピュータ
51は回線67の信号のレベルを検査して、高レベルの
クラッチ係合信号を確実に発生させるようにする。回線
6γに高レベル信号が存在してない場合には、プログラ
ムはN。
で分岐しデシジョンポイント137の初めに戻り、高レ
ベル信号が存在するか否かを検査し続ける。
高レベル信号が回線67に存在するときは、クラッチプ
ログラムはデシジョンポイント138に入り、処理機能
134でクラッチコイルの接続を前もって検出したか否
かを定める。クラッチコイルの接続について問題がある
場合に、プログラムはデシジョンポイント138からN
oで分岐し処理機能139に入る。処理機能139で自
動テストルーチンが開始しクラッチの問題を判定し指示
する。
処理機能134中に接続の問題を前もって検出してない
場合には、プログラムはデシジョンポイント138から
YESで分岐し処理機能141に入る。処理機能141
では全クラッチ係合信号が所定の時限Taにわたり回線
67に発生し続ける。時限Taは車両路面速度の関数で
あり路面速度の増大に伴い減少する。この時限中にトラ
ンジスタ68は全オン状態に保持され、最高の電流がク
ラッチコイルに供給されクラッチを全係合状態に保持す
る。所定の時限Taが過ぎた後、プログラムは処理機能
142に入る。処理機能142では第4C図のサブルー
チンが実行され各軸の速度を定める。このときにはクラ
ッチが全係合状態にあるから各軸の速度は実質的に同じ
である。次いでプログラムはデシジョンポイント143
に入り両方の軸が停止したかどうかを定める。これが真
であればクラッチ係合信号を発生し続ける必要はない。
そしてプログラムはYESで記号Bをつけた円144に
分岐する。円144から第4a図でプログラムは処理機
能104に入り、クラッチにクラッチ係合はずれ信号を
送る。前部軸及び後部軸が停止していない場合には、プ
ログラムはデシジョンポイント143からNoで分岐し
デシジョンポイント145に入シ両軸間の速度差を検査
する。速度の差が所定量Saより大きい場合には、これ
はクラッチ係合について潜在的な機械的問題のあること
を指示する。その理由はこの場合クラッチは全係合し、
2本の軸間に相対的滑りが存在しないからである。この
例ではプログラムはデシジョンポイント145からYE
Sで分岐し処理機能139に入り自動テストルーチンを
実行することによシフラッチの問題が存在するかどうか
を定める。
前後の出力軸間の速度差の絶対値が所定量Saより小さ
い場合には、これはクラッチが全係合状態にあることを
指示する。そしてプログラムはデシジョンポイント14
5からNoで分岐し処理機能147に入る。処理機能1
47では徐徐に減小する係合信号がクラッチに送られク
ラッチを全係合状から部分係合状態に次いで全係合はず
れ状態に徐徐に移行させる。この徐徐に減小する係合信
号は時限Tbにわたって発生する。時限Tt)は処理機
能141で時限Taにほぼ等しい。部分係合クラッチ信
号は、時限Tb中に98%レベルから2%レベルまで徐
徐に減小する衝撃係数を持つパルス状出力信号を回線6
7に生ずることにより発生することができる。時限Tb
の終りに回線67の電圧レベルはクラッチの係合が全く
はずれるような低いレベルになる。処理機能147から
プログラムはデシジョンポイント148に入り車両速度
が所定iVaより低いかどうかを検査する。これが真で
あれば、このことは車両速度が低い速度範囲にあること
を指示する。従って過度の滑りを検出するのにステップ
108ないしステップ111のパルス計数法を使うこと
が望ましい。プログラムはデシジョンポイント148か
らYESで記号Cをつけた円149に分岐し、プログラ
ムを第4a図のデシジョンポイント107に入らせる。
車両速度が所定量Vaより高い場合には、プログラムは
デシジョンポイント148からNoで分岐し、記号りを
つけだ円150に入り、プログラムを第4a図に分岐さ
せ処理機能112に入らせる。処理機能112で前部軸
及び後部軸の速度を計算して比較する。
なおたとえば前記した制御装置は電磁クラッチの係合を
選択的に制御するのに利用するが、電磁クラッチの代り
に電気的に駆動されるソレノイド弁により制御すること
のできる水圧又はその他の流体により駆動されるクラッ
チを使ってもよいのは明らかである。
以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明電子制御装置で制御することのできるト
ルク分配装置ケースを持つ4輪駆動システムの平面図、
第2図は本発明電子制御装置を利用することのできる分
配装置ケースの内部部品を示す線図的配置図、第3図は
本発明制御装置の回路線図である。第4a図、第4b図
及び第4C図は第2図の分配装置ケースを自動的に制御
する際の本発明の電子制御装置の作用を示す流れ図であ
る。 10・・・トルク分配装置ケース、24・・・電子制御
装置、25・・入力軸、26・・後部出力軸、27・・
前部出力軸、28・・車軸間遊星歯車差動装置、29・
・・クラッチ、37・・・出力歯車、38・・輪歯車、
42・・・クラッチコイル、44.46  ・速度セン
サ、51・・・マイクロコンピュータ(制御手段)、5
4゜57・・ホール効果デバイス、81・・・フエール
セーブタ・イムアウト回路 図面の浄書(内容に変更なし) III               IIJ〜 手続府■正書(ハ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1及び第2の出力軸の間にトルクを分割するよう
    に結合した被駆動入力軸を持ち、係合信号に応答して前
    記の第1及び第2の出力軸を相互に連結しこれ等の両方
    の軸の間の相対的滑りを防ぐようにした選択的に係合で
    きるクラッチを備えたトルク分配装置を制御する制御法
    において、(a)第1の出力軸の所定の回転量を表わす
    各パルスを含む第1のパルス状信号を発生し、 (b)第2の出力軸の所定の回転量を表わす各パルスを
    含む第2のパルス状出力信号を発生し、(c)ステツプ
    (a)で発生する出力パルスの数を計数し第1のパルス
    計数が得られるようにし、(d)ステツプ(c)と同時
    に、ステップ(b)で発生する出力パルスの数を計数し
    第2のパルス計数が得られるようにし、 (e)ステップ(c)、(d)の計数を同時に中止し、 (f)ステップ(e)に引続いて、ステップ(c)、(
    d)で得られた第1及び第2のパルス計数を比較して計
    数差が得られるようにし、 (g)ステツプ(f)で得られる計数差が第1の所定数
    に対し等しいか又は大きい場合にクラッチ係合信号を発
    生する ことから成る制御法。 2、ステップ(e)を、第1及び第2のパルス計数の少
    なくとも一方が第1の所定数より大きい第2の所定数に
    達したときに行う請求項1記載の制御法。 3、ステツプ(f)で得られる計数差が第1の所定数よ
    り小さい場合に、ステツプ(c)ないしステツプ(f)
    を、前記計数差が前記第1所定数に対し等しいか大きく
    なるまで繰返す請求項2記載の制御法。 4、ステツプ(f)で得られる計数差がステップ(c)
    ないしステツプ(f)を第3の所定の回数にわたり実行
    した後にも引続いて第1の所定数より小さい場合に、次
    の各ステップすなわち、(h)第1のパルス状出力信号
    から第1出力軸速度を定め、 (i)第2のパルス状出力信号から第2出力軸速度を定
    め、 (j)ステップ(h)、(i)で得られる第1及び第2
    の出力軸速度を比較し速度差が得られるようにし、 (k)ステップ(j)で得られる速度差が所定の滑りし
    きい値を越えた場合にクラッチ係合信号を発生する ことを実行する請求項3記載の制御法。 5、第1の出力軸は車両前輪を駆動するように結合し第
    2の出力軸は車両後輪を駆動するように結合した車両4
    輪駆動システムにトルク分配装置ケースを使い、車両路
    面速度を表わす路面速度値を定める請求項4記載の制御
    法。 6、路面速度値を、ステップ(h)、(i)で得られる
    第1及び第2の出力軸速度のうち低い方の速度に等しく
    する請求項5記載の制御法。 7、ステツプ(j)で得られる速度差が所定の滑りしき
    い値より小さく又路面速度値が所定の速度より高い場合
    に、ステツプ(h)ないしステップ(j)を繰返す請求
    項5記載の制御法。 8、ステップ(j)で得られる速度差が所定の滑りしき
    い値より小さく又路面速度値が所定の速度より低い場合
    にステツプ(c)ないしステツプ(f)を繰返す請求項
    5記載の制御法。 9、ステツプ(k)に先だつて、滑りしきい値を路面速
    度値の相関的要素として定める請求項5記載の制御法。 10、滑りしきい値が車両路面速度の増大に伴つて低下
    するようにする請求項9記載の制御法。 11、ステップ(k)に先だつて、第1の出力軸速速が
    第2の出力軸速度より高いかどうかに従つて、滑りしき
    い値を定める請求項5記載の制御法。 12、第1の出力軸速度が第2の出力軸速度より高いと
    きに滑りしきい値を比較的大きくする請求項11記載の
    制御法。 13、ステップ(k)でクラッチ係合信号を所定の時限
    にわたり発生する請求項5記載の制御法。 14、所定の時限を路面速度値の相関的要素とする請求
    項16記載の制御法。 15、時限が路面速度の増加に伴い減少するようにする
    請求項14記載の制御法。 16、それぞれ車両の前輪及び後輪を駆動するように結
    合した前後の出力軸間にトルクを分割するように結合し
    た被駆動入力軸を持ち、又係合信号に応答して前記の第
    1及び第2の出力軸を相互に連結しこれ等の両出力軸間
    の相対的滑りを防ぐようにした選択的に係合できるクラ
    ッチを持つトルク分配装置を備えた車両用4輪駆動シス
    テムを制御する制御法において、 (a)前後の出力軸間の相対的滑りを監視し、(b)ス
    テツプ(a)で得られる相対的滑りが所定の滑りしきい
    値を越えた場合にクラッチ係合信号を発生し、このクラ
    ッチ係合信号を、全係合状態にクラッチを保持するよう
    に第1の所定の時限にわたり発生する第1の部分と、部
    分的に係合した状態にクラッチを保持するように前記の
    第1の所定時限にすぐに引続く第2の所定の時限にわた
    り発生する第2の部分とにより構成する ことから成る制御法。 17、クラッチ係合信号の第2の部分を、第1の時限の
    終りの全係合状態から第2の時限の終りの全係合はずれ
    状態までクラッチを徐徐に動かすように発生する請求項
    16記載の制御法。 18、それぞれ車両の前輪及び後輪を、駆動するように
    結合した前後の出力軸間にトルクを分割するように結合
    した被駆動入力軸を持ち、又係合信号に応答して前記の
    第1及び第2の出力軸を相互に連結しこれ等の両出力軸
    間の相対的滑りを防ぐようにした選択的に係合できるク
    ラッチを持つトルク分配装置を備えた車両用4輪駆動シ
    ステムを制御する制御法において、 (a)前後の出力軸間の相対的滑りを監視し、(b)車
    両路面速度を表わす路面速度値を定め、(c)ステップ
    (a)で得られる相対的滑りが所定の滑りしきい値を越
    えた場合に、ステツプ(b)の路面速度値の相関的要素
    である所定の時限にわたりクラツチ係合信号を発生する ことから成る制御法。 19、所定の時限が車両路面速度の増加に伴い減少する
    ようにする請求項18記載の制御法。 20、それぞれ車両の前輪及び後輪を駆動するように結
    合した前後の出力軸間にトルクを分割するように結合し
    た被駆動入力軸を持ち、又係合信号に応答して前記の第
    1及び第2の出力軸を相互に連結しこれ等の両出力軸間
    の相対的滑りを防ぐようにした選択的に係合できるクラ
    ッチを持つトルク分配装置を備えた車両用4輪駆動シス
    テムを制御する制御法において、 (a)前後の出力軸間の相対的滑りを監視し、(b)車
    両路面速度を表わす路面速度値を定め、(c)ステップ
    (b)で定めた路面速度値の相関的要素として滑りしき
    い値を定め、 (d)ステップ(a)で得られた相対的滑りがステップ
    (c)の滑りしきい値を越えた場合にクラッチ係合信号
    を発生する ことから成る制御法。 21、滑りしきい値が車両路面速度の増加に伴い減小す
    るようにする請求項20記載の制御法。 22、それぞれ車両の前輪及び後輪を駆動するように結
    合した前後の出力軸間にトルクを分割するように結合し
    た被駆動入力軸を持ち、又係合信号に応答して前記の第
    1及び第2の出力軸を相互に連結しこれ等の両出力軸間
    の相対的滑りを防ぐようにした選択的に係合できるクラ
    ッチを持つトルク分配装置を備えた車両用4輪駆動シス
    テムを制御する制御法において、 (a)前部出力軸速度を定め、 (b)後部出力軸速度を定め、 (c)ステップ(a)、(b)の前後の出力軸の速度を
    比較し速度差を得るようにし、 (d)前記前部出力軸速度が前記後部出力軸速度より高
    いかどうかに従つて滑りしきい値を定め、(e)ステツ
    プ(c)で得られる速度差がステップ(d)の滑りしき
    い値を越えた場合にクラッチ係合信号を発生する ことから成る制御法。 23、前部出力軸速度が後部出力軸速度より高いときに
    滑りしきい値を一層大きくする請求項22記載の制御法
    。 24、前後の出力軸間にトルクを分割するように結合し
    た被駆動入力軸を持ち、又係合信号に応答して前記の前
    後の出力軸を相互に連結しこれ等の両出力軸間の相対的
    滑りを防ぐようにした選択的に係合できるクラッチを持
    つトルク分配装置を備えた車両4輪駆動システム用電子
    制御装置において、前後の出力軸間の相対的滑りが所定
    の滑りしきい値を越えたときに第1の所定の時限にわた
    りクラッチ係合信号を発生する作動手段と、 前記第1時限の終了に引続く第2の所定の時限後に前記
    クラッチ係合信号がクラッチに供給されないようにする
    フエールセーフタイムアウト手段と を包含する電子制御装置。 25、第1及び第2の出力軸間にトルクを分割するよう
    に結合した被駆動入力軸を持ち、又係合信号に応答して
    前記の第1及び第2の出力軸を相互に連結しこれ等の両
    出力軸間の相対的滑りを防ぐようにした選択的に係合で
    きるクラッチを持つトルク分配装置を備えた車両4輪駆
    動システム用電子制御装置において、 第1の出力軸に固定した環状の歯付部材に隣接して位置
    させた第1のホール効果デバイスを備え、前記第1出力
    軸の速度を表わす第1のパルス状速度信号を発生する第
    1の速度検出手段と、 第2の出力軸に固定した環状の歯付部材に隣接する第2
    のホール効果デバイスを備え、前記第2出力軸の速度を
    表わす第2のパルス状速度信号を発生する第2の速度検
    出手段と、前記の第1及び第2のパルス状信号を比較し
    て過度の滑り状態が生じているかどうかを定め、過度の
    滑り状態を検出したときにクラッチを係合させるように
    クラッチ係合信号を発生するように動作することのでき
    る制御手段と、 を包含する電子制御装置。 26、制御手段を第1の速度検出手段に対して離して位
    置させ、この第1速度検出手段を前記制御手段に接続す
    るワイヤ手段と、前記第1速度検出手段の内部に位置し
    第1のホール効果デバイスの選定した各端子間に接続さ
    れ前記制御手段により前記第1速度検出手段までの前記
    ワイヤ手段の接続状態を検査することができるようにし
    た抵抗器とを備えた請求項25記載の制御装置。 27、それぞれ車両の前輪及び後輪を駆動するように結
    合した前後の出力軸間にトルクを分割するように結合し
    た被駆動入力軸を持ち、又係合信号に応答して前記の第
    1及び第2の出力軸を相互に連結しこれ等の両出力軸の
    相対的滑りを防ぐようにした選択的に係合できるクラッ
    チを持つトルク分配装置を備えた車両用4輪駆動システ
    ムを制御する制御法において、 (a)第1の出力軸の所定の回転を表わす各パルスを含
    む第1のパルス状出力信号を発生し、 (b)この第1パルス状出力信号の逐次のパルス間の時
    間を計測することにより初期速度サンプルを取り初期速
    度値を定め、 (c)この初期速度値の相関的要素として取らなければ
    ならない速度サンプルの数を定め、 (d)ステップ(c)に必要なだけ付加的な速度サンプ
    ルを取り、 (e)これ等の速度サンプルの平均を計算して平均の第
    1出力軸速度を定めるようにし、(f)第2の出力軸速
    度を定め、 (g)ステツプ(a)、(b)の第1及び第2の出力軸
    速度を比較して速度差が得られるようにし、(h)ステ
    ップ(g)で得られる速度差が所定の滑りしきい値を越
    えた場合にクラッチ係合信号を発生する ことから成る制御法。
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