JPH0130110B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0130110B2
JPH0130110B2 JP59168538A JP16853884A JPH0130110B2 JP H0130110 B2 JPH0130110 B2 JP H0130110B2 JP 59168538 A JP59168538 A JP 59168538A JP 16853884 A JP16853884 A JP 16853884A JP H0130110 B2 JPH0130110 B2 JP H0130110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sweep
voltage level
hold
trigger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59168538A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6145974A (ja
Inventor
Tatsumi Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwasaki Tsushinki KK
Original Assignee
Iwasaki Tsushinki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwasaki Tsushinki KK filed Critical Iwasaki Tsushinki KK
Priority to JP59168538A priority Critical patent/JPS6145974A/ja
Priority to GB08518505A priority patent/GB2163030B/en
Priority to US06/762,880 priority patent/US4651065A/en
Priority to DE19853528390 priority patent/DE3528390A1/de
Publication of JPS6145974A publication Critical patent/JPS6145974A/ja
Publication of JPH0130110B2 publication Critical patent/JPH0130110B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R13/00Arrangements for displaying electric variables or waveforms
    • G01R13/20Cathode-ray oscilloscopes
    • G01R13/22Circuits therefor
    • G01R13/24Time-base deflection circuits
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R13/00Arrangements for displaying electric variables or waveforms
    • G01R13/20Cathode-ray oscilloscopes
    • G01R13/22Circuits therefor
    • G01R13/32Circuits for displaying non-recurrent functions such as transients; Circuits for triggering; Circuits for synchronisation; Circuits for time-base expansion

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オシロスコープ等の信号観測装置の
掃引信号発生回路に関するものである。
従来の技術 従来の掃引信号発生回路は、第6図に示す如
く、トリガ入力端子1に接続された掃引ゲート回
路としてのフリツプフロツプ2と、このフリツプ
フロツプ2の出力端子に接続された鋸波発生器
3と、ホールドオフ信号発生回路4とから成る。
この掃引信号発生回路のトリガ入力端子1には、
公知のトリガ信号発生回路が接続され、観測信号
に基づいて形成された第7図Aのトリガ信号が入
力する。ホールドオフ信号発生回路4は、第7図
Bに示す如く、トリガ信号の受け入れを禁止する
高レベル(第1の電圧レベル)の出力とトリガ信
号の受け入れを許可する低レベル(第2の電圧レ
ベル)の出力とから成るホールドオフ信号を発生
する。フリツプフロツプ2はホールドオフ信号発
生回路4の高レベル出力でリセツトされ、トリガ
信号でセツトされるように接続されているので、
ホールドオフ信号発生回路4の出力が低レベルL
に転換するt1時点後の最初のトリガパルスに応答
してセツトされ、第7図Cに示す如くその出力
が低レベルLに転換する。この結果、鋸波発生器
3から第7図Dに示す鋸波が掃引信号として発生
する。
ところで、第7図Aのトリガパルスの発生と、
第7図Bのホールドオフ信号の高レベルHから低
レベルLへの転換とが一致すると、フリツプフロ
ツプ2の反転時刻が不安定となり、オシロスコー
プのCRT管面上にジツタが生じる。このジツタ
は、トリガ信号周波数が低く、且つ掃引速度が遅
い時には目立たず問題とならないが、トリガ信号
周波数が100MHz以上で、掃引速度が数ns/DIV
の様な高速掃引時には、観測波形が二重になつた
り、太くぼやけたりして目立ち、問題になる。
上述の如き問題を解決するために、ホールドオ
フ信号発生回路4の出力ラインと接地ラインとの
間にエサキダイオードを接続し、スイツチング時
間を速くし、トリガパルスとホールドオフ信号の
転換時間との一致を少なくし、ジツタの幅を小さ
くする方式が提案されている。しかし、この方式
は、エサキダイオードを使用するために高価であ
り、且つ熱的に不安定であり、信頼性に欠けると
いう欠点を有する。
第6図の回路の欠点を解決するために、第8図
に示す方式も提案されている。この方式では、ゲ
ート回路が2つのDフリツプフロツプ2a,2b
で構成され、それぞれのクロツク入力端子Cにト
リガ入力端子1が接続され、それぞれのデータ入
力端子は+Vで示す正の電源に接続されている。
また、第1のフリツプフロツプ2aのリセツト端
子Rにホールドオフ回路4の出力端子が接続さ
れ、第2のフリツプフロツプ2bのリセツト端子
Rに第1のフリツプフロツプ2aの出力端子が
接続されている。この結果、第9図のt1時点でホ
ールドオフ信号が高レベルから低レベルに転換
し、その後t2時点で発生するトリガパルスで第1
のフリツプフロツプ2aがセツトされ、その出
力が第9図Cに示す如く低レベルに転換する。こ
れにより、第2のフリツプフロツプ2bのリセツ
トが解除されるが、この解除がt2のトリガパルス
よりも遅れるために、第2のフリツプフロツプ2
bがt2時点のトリガパルスでセツトされることは
ない。t3時点で次のトリガパルスが発生すると、
第9図Dに示す如く第2のフリツプフロツプ2b
がセツトされ、鋸波発生器3から第9図Eの鋸波
が送出される。上述の如く、第2のフリツプフロ
ツプ2bは、ホールドオフ信号が反転するt1時点
を基準にして2番目のトリガパルスに応答するの
で、ホールドオフ信号の反転と第2のフリツプフ
ロツプ2bの出力の反転とが同時に生じることが
ない。依つて、管面におけるジツタが防止され
る。
発明が解決しようとする問題点 しかし、第8図の回路は次の欠点を有する。
(a) 高周波に応答する2つのフリツプフロツプ2
a,2bが必要である。
(b) 2つのフリツプフロツプ2a,2bに同一の
トリガ信号を供給するために、トリガパルス入
力端より見た負荷が重い。
(c) 高周波に於いては、第2のフリツプフロツプ
2bのリセツトが解除されてからトリガパルス
を受け入れることが可能な状態に落ち着くまで
の時間(セツトアツプタイム)は約1nsであり、
更に、第1のフリツプフロツプ2aがトリガさ
れて、その出力が変化するまでに約1nsかか
る。このため、上記2つの遅延時間の和約2ns
の逆数の周波数500MHz付近で第2のフリツプ
フロツプ2bの動作が不安定となり、ジツタを
生じる。
従つて、本発明の目的は、上述の欠点を除去す
ることが出来る掃引信号発生回路を提供すること
にある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本願の第1番目の発
明は、観測信号に基づいて形成されたトリガ信号
の受け入れを禁止する第1の電圧レベルと前記ト
リガ信号の受け入れを許可する第2の電圧レベル
とを有するホールドオフ信号を発生するホールド
オフ信号発生回路と、前記トリガ信号を分周する
ものであつて、前記ホールドオフ信号が前記第1
の電圧レベルの状態にあるときには前記トリガ信
号を分周しないが、前記ホールドオフ信号が前記
第2の電圧レベルの状態にあるときには前記トリ
ガ信号を分周するように前記ホールドオフ信号に
よつて制御される分周器と、掃引を禁止する出力
状態と掃引を許す出力状態とをとるものであり、
前記ホールドオフ信号が前記第2の電圧レベルの
状態にある期間に前記分周器から発生する最初の
分周出力パルスに応答して前記掃引を禁止する出
力状態から前記掃引を許す出力状態に転換し、前
記ホールドオフ信号の前記第2の電圧レベルの状
態から前記第1の電圧レベルの状態に転換するこ
とに応答して前記掃引を許す出力状態から前記掃
引を禁止する出力状態に転換するように前記ホー
ルドオフ信号発生回路及び前記分周器に接続され
ている掃引ゲート用フリツプフロツプと、前記掃
引ゲート用フリツプフロツプの前記掃引を許す出
力状態に応答して鋸波を発生する鋸波発生器と、
から成る掃引信号発生回路に係わるものである。
本願の第2番目の発明は、第1番目の発明の掃
引信号発生回路に、入力信号に対応するトリガ信
号と等価な働きをなすパルスを発生する回路を付
加したものである。即ち、ホールドオフ信号発生
回路の出力の第1の電圧レベルから第2の電圧レ
ベルへの転換に応答してN−1個(但し、Nは分
周比の逆数)のパルス(擬似トリガパルス)を分
周器に供給し、分周器を分周動作させるパルス発
生回路を付加したものである。
作 用 上記第1番目の発明においては、掃引ゲート回
路として働くフリツプフロツプに直接にトリガパ
ルスが入力せずに、分周器で分周されて入力す
る。従つて、ホールドオフ信号の転換時点近傍の
トリガパルスによつて、フリツプフロツプの出力
が反転しない。この結果、第8図の回路と同様に
ジツタの発生が阻止される。更に、本願発明の回
路は、分周器とフリツプフロツプとを直列的に接
続したものであるから、第8図の回路の欠点を除
去することが出来る。
本願の第2番目の発明は、トリガパルスと等価
な働きをなすパルス発生回路を有するので、トリ
ガパルスの周期が長い場合には、パルス発生回路
の出力パルスに基づいて分周動作が開始する。こ
の結果、ホールドオフ信号が第2の電圧レベルに
転換する時点から鋸波が発生するまでの時間を短
縮させることが出来る。
実施例 次に、図面を参照して本発明の実施例に係わる
オシロスコープの掃引信号発生回路について述べ
る。但し、本発明の実施例に係わる第1図及び第
3図において、符号1,3,4で示すものは、第
6図で同一符号で示したものと実質的に同一であ
るので、その詳細を省略する。
第1図の掃引信号発生回路では、トリガ入力端
子1にDフリツプフロツプ5から成る分周器6が
接続されている。この実施例では分周器6の分周
比が1/2であるので、分周器6は、1つのDフリ
ツプフロツプ5のクロツク入力端子Cにトリガ入
力端子1を接続し、出力端子をデータ入力端子
Dに接続し、リセツト端子Rにホールドオフ信号
発生回路4の出力端子を接続することにより構成
されている。掃引ゲート回路として機能するDフ
リツプフロツプ7のクロツク入力端子Cは前段の
分周用フリツプフロツプ5の出力端子に接続さ
れ、データ入力端子Dは+Vで示される正電源に
接続され、リセツト端子Rはホールドオフ信号発
生回路4の出力端子に接続されている。
第1図のトリガ入力端子1には、一定周期の観
測信号に基づいて形成された第2図Aのトリガパ
ルスが入力する。しかし、ホールドオフ信号発生
回路4の出力が高レベルの期間には、フリツプフ
ロツプ5がリセツトされているため、トリガパル
スの受け入れが禁止され、分周出力が発生しな
い。第2図Bに示す如く、t1時点でホールドオフ
信号が高レベルから低レベルに転換すると、トリ
ガパルスの分周動作が開始し、t2時点の最初のト
リガパルスに応答して分周用フリツプフロツプ5
の出力が第2図Cに示す如く低レベルに反転す
る。次に、t3時点で2番目のトリガパルスが発生
すると、これに応答して分周用フリツプフロツプ
5の出力端子は高レベルに反転する。掃引ゲー
ト用フリツプフロツプ7は、第2図Cの分周用フ
リツプフロツプ5の出力の低レベルから高レベ
ルへの立上りに応答し、その出力端子が第2図
Dに示す如く低レベルに反転する。この結果、第
2図Eに示す如く、鋸波が発生する。この鋸波が
t4時点で頂点に達すると、ホールドオフ信号発生
回路4によつてこれが検出され、第2図Bに示す
如くホールドオフ信号が高レベルに転換し、2つ
のフリツプフロツプ5,7がリセツトされる。し
かる後、t5時点でホールドオフ信号が再び低レベ
ルに転換すれば、同様な動作が繰返される。
第1図の回路においても、もし、第2図Aに示
すトリガパルス発生時点と第2図Bのホールドオ
フ信号の高レベルから低レベルへの転換時点とが
ほぼ一致するような状態が生じると、分周用フリ
ツプフロツプ5の出力の反転時刻が不安定とな
る。しかし、この出力の反転は、第2図Eの鋸
波の発生開始に直接に関接しないので、ジツタの
原因にならない。つまり、分周用フリツプフロツ
プ5の出力が不安定であつても、次のトリガパ
ルスによつて分周用フリツプフロツプ5が低レベ
ルから高レベルに反転する時点は、ホールドオフ
信号の高レベルから低レベルへの転換時点から少
なくともトリガパルスの1周期は経過しているの
で、掃引ゲート用フリツプフロツプ7のクロツク
入力の低レベルから高レベルへの転換とホールド
オフ信号の高レベルから低レベルへの転換とが一
致することはない。このため、掃引用の鋸波が安
定に発生し、ジツタが発生しない。
また、第1図の回路では、掃引ゲート用フリツ
プフロツプ7にトリガパルスが直接に入力せず、
分周されて入力するので、このフリツプフロツプ
7の最高動作周波数を低くすることが出来る。
また、トリガパルスが複数のフリツプフロツプ
に同時に入力しないので、トリガ入力端より見た
負荷が軽減される。
第3図は本発明の別の実施例を示す。この第3
図の掃引信号発生回路は、第1図の回路に擬似ト
リガ用パルス発生回路8と、単掃引制御回路9
と、負論理ANDタイプのORゲート10とを付加
したものである。パルス発生回路8は、ORゲー
ト10の高レベルから低レベルへの転換でトリガ
される1μsの単安定マルチバイブレータ11と、
この単安定マルチバイブレータ11の時定数を決
めるための抵坑12とコンデンサ13と、この出
力端子と分周用フリツプフロツプ5のセツト端子
Sとの間に接続された微分用コンデンサ16とか
ら成る。単掃引制御回路9は、例えばフリツプフ
ロツプ等から成る単掃引制御信号発生回路17
と、低レベルのセツト信号を制御信号発生回路1
7に与える単掃引設定スイツチ18と、低レベル
のリセツト信号を制御信号発生回路17に与える
リセツトスイツチ19とから成る。ORゲート1
0の一方の入力端子には制御信号発生回路17の
出力端子が接続され、他方の入力端子にはホール
ドオフ信号発生回路4の出力端子が接続されてい
る。従つて、単掃引制御信号とホールドオフ信号
のいずれか一方が高レベルの時ORゲート10の
出力が高レベルとなる。このORゲート10の出
力端子は、2つのフリツプフロツプ5,7のリセ
ツト端子R及び単安定マルチバイブレータ11の
トリガ入力端子にそれぞれ接続されている。
次に、第3図の回路の動作を説明する。まず、
単掃引制御信号発生回路17をリセツト状態に保
つて、1μsの逆数に相当する1MHzを越えるトリガ
信号を入力させた場合には、パルス発生回路8と
単掃引制御信号発生回路9とが鋸波発生に実質的
に無関係になり、第1図及び第2図の場合と同様
な動作で鋸波が発生する。
一方、通常掃引のために単掃引制御信号発生回
路17の出力をリセツト状態(低レベル状態)に
保つて、1MHz以下の低周波トリガ信号を入力さ
せた場合には、第4図に示すようにパルス発生回
路8が鋸波の発生に関与する。即ち、第4図Bに
示す如く、t1時点でホールドオフ信号が高レベル
から低レベルに転換すると、ORゲート10の出
力も低レベルになり、2つのフリツプフロツプ
5,7のリセツト状態が解除されると同時に単安
定マルチバイブレータ11がトリガされ、第4図
Cに示す如く1μsの低レベルが発生し、このパル
スの後縁のt2時点で微分コンデンサ16の出力段
に第4図Dに示す微分パルスが得られ、これが擬
似トリガ信号として分周用フリツプフロツプ5の
セツト端子Sに供給される。この結果、第4図A
のトリガパルスでトリガされたと同様にフリツプ
フロツプ5がセツトされ、その出力が第4図E
に示す如く低レベルに反転する。しかる後、t3
点で第4図Aに示す如くトリガパルスが発生する
と、分周用フリツプフロツプ5のが再び反転
し、第4図Eに示す如く高レベルになり、掃引ゲ
ート用フリツプフロツプ7の出力が第4図Fに
示す如く低レベルに転換し、鋸波発生器3から第
4図Gに示す鋸波が発生する。
上述から明らかな如く、1MHz以下の低周波ト
リガ信号の場合には、入力端子1から2つのトリ
ガパルスが供給される前に、鋸波が発生する。こ
のため、掃引繰返し周期が短かくなる。もし、第
4図Dに示す微分パルスが擬似トリガ信号として
作用しない場合には、ホールドオフ信号が低レベ
ルになるt1時点を基準にしてこれ以後に2つのト
リガパルスが入力しない限り鋸波は発生しない。
従つて、この場合には、掃引繰返し周期が、トリ
ガ信号周期の2倍となり、観測波形のテラツキや
輝度の低下を招き、観測しにくくなる。これに対
して、第3図の回路では、掃引繰返し周期が短く
なつているので、上述の如き問題は生じない。
なお、1MHz以下の低周波トリガ信号に基づく
動作において、第4図Dの微分パルスの近傍でト
リガパルスが発生すれば、ジツタが生じる。しか
し、トリガ信号の周波数が低い場合には、実際の
使用上ほとんど問題とならない。
次に、第3図の回路を単掃引動作させる方法を
第5図を参照して説明する。まず、第5図Hに示
す如くなる単掃引モード設定スイツチ18をオン
操作すると、制御信号発生回路17の出力が第5
図Jに示す如く高レベルに転換し、ORゲート1
0の出力も高レベルとなり、2つのフリツプフロ
ツプ5,7はリセツト状態に保たれる。従つて、
第5図Aに示すトリガパルスを分周用フリツプフ
ロツプ5が受付けない。次に、t2時点で第5図I
に示す如くリセツトスイツチ19をオン操作する
と、単掃引制御信号発生回路17の出力が第5図
Jに示す如く低レベルに転換し、ORゲート10
の出力も低レベルに転換する。この結果、単安定
マルチバイブレータ11がt2時点でトリガされ、
第5図Cに示す如く1μsの低レベルパルスが得ら
れる。これにより、t3時点で第5図Dに示す如く
微分パルス(擬似トリガパルス)が発生し、分周
用フリツプフロツプ5を第5図Eに示す如くセツ
トする。しかる後、t4時点で第5図Aに示す如く
トリガパルスが発生すると、分周用フリツプフロ
ツプ5の出力が高レベルに転換し、掃引ゲート用
フリツプフロツプ7の出力が第5図Fに示す如く
低レベルに転換し、第5図Gに示す如く鋸波が発
生する。鋸波発生器3から鋸波が発生すると、ホ
ールドオフ信号発生回路4によつてこれが検出さ
れ、単掃引制御信号発生回路17の出力が高レベ
ルになる。従つて、再びリセツトスイツチ19を
オン操作しない限り、掃引は禁止される。上述か
ら明らかな如く、第3図の回路によれば、単掃引
を1つのトリガパルスにより迅速に開始すること
が出来る。
以上、本発明の実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものでなく、更に変形可能
なものである。例えば、実施例では分周器6が1/
2分周比に構成されているが、1/Nの種々の分周
比としてもよい。例えば、N=10の分周器を用い
れば、高周波でトリガパルスが入力する場合に
は、10個のトリガパルスにより掃引が開始し、一
方、低周波でトリガパルスが入力する場合及び単
掃引モードの場合には、9個のトリガパルスが入
つたと等価な状態に分周器をプリセツトし、1つ
のトリガパルスで掃引を開始させる。従つて、分
周比が1/10の場合には、第3図のパルス発生回路
8を、ORゲート10の低レベルへの転換に応答
して9個の擬似トリガパルスを発生するように構
成する。
第3図では分周器6及び掃引ゲート回路がDフ
リツプフロツプで構成されているが、これ以外の
形式のフリツプフロツプ等で構成してもよい。ま
た、パルス発生回路8のパルスをフリツプフロツ
プ5のクロツク端子Cに供給するように構成して
もよい。また、第2図のt3時点のトリガパルスま
で分周し、その後、分周器6の分周動作を一時中
断させるように構成してもよい。
発明の効果 上述から明らかな如く、本願の第1番目の発明
によれば、掃引ゲート用フリツプフロツプを入力
トリガよりも低い周波数に応答するフリツプフロ
ツプとすることが出来、コストが低減される。ま
た、掃引ゲート用フリツプフロツプに直接にトリ
ガ信号が入力しないので、トリガパルス入力端よ
り見た負荷が軽くなる。また、第8図の回路で生
じた、特定周波数(例えば500MHz)付近でのジ
ツタに相当するものが発生しない。
本願の第2番目の発明によれば、第1番目の発
明と同様な効果が得られ、更に、低周波トリガ時
における観測波形のチラツキや輝度の低下を防ぐ
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わるオシロスコー
プの掃引信号発生回路を示すブロツク図、第2図
は第1図のA〜E点の状態を示す波形図、第3図
は本発明の別の実施例に係るオシロスコープの掃
引信号発生回路を示すブロツク図、第4図は低周
波トリガ動作時の第3図のA〜G点の状態を示す
波形図、第5図は単掃引動作時の第3図のA〜J
点の状態を示す波形図、第6図は従来の掃引信号
発生回路のブロツク図、第7図は第6図のA〜D
点の状態を示す波形図、第8図は従来の別の掃引
信号発生回路を示すブロツク図、第9図は第8図
のA〜E点の状態を示す波形図である。 1……トリガ入力端子、3……鋸波発生器、4
……ホールドオフ信号発生回路、5……分周用フ
リツプフロツプ、6……分周器、7……掃引ゲー
ト用フリツプフロツプ、8……パルス発生回路、
9……単掃引制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 観測信号に基づいて形成されたトリガ信号の
    受け入れを禁止する第1の電圧レベルと前記トリ
    ガ信号の受け入れを許容する第2の電圧レベルと
    を有するホールドオフ信号を発生するホールドオ
    フ信号発生回路と、 前記トリガ信号を分周するものであつて、前記
    ホールドオフ信号が前記第1の電圧レベルの状態
    にあるときは前記トリガ信号を分周しないが、前
    記ホールドオフ信号が前記第2の電圧レベルの状
    態にあるときには前記トリガ信号を分周するよう
    に前記ホールドオフ信号によつて制御される分周
    器と、 掃引を禁止する出力状態と掃引を許す出力状態
    とをとるものであり、前記ホールドオフ信号が前
    記第2の電圧レベルの状態にある期間に前記分周
    器から発生する最初の分周出力パルスに応答して
    前記掃引を禁止する出力状態から前記掃引を許す
    出力状態に転換し、前記ホールドオフ信号の前記
    第2の電圧レベルの状態から前記第1の電圧レベ
    ルの状態に転換することに応答して前記掃引を許
    す出力状態から前記掃引を禁止する出力状態に転
    換するように前記ホールドオフ信号発生回路及び
    前記分周器に接続されている掃引ゲート用フリツ
    プフロツプと、 前記掃引ゲート用フリツプフロツプの前記掃引
    を許す出力状態に応答して鋸波を発生する鋸波発
    生器と、 から成る掃引信号発生回路。 2 観測信号に基づいて形成されたトリガ信号の
    受け入れを禁止する第1の電圧レベルと前記トリ
    ガ信号の受け入れを許可する第2の電圧レベルと
    を有するホールドオフ信号を発生するホールドオ
    フ信号発生回路と、 前記トリガ信号を分周するものであつて、前記
    ホールドオフ信号が前記第1の電圧レベルの状態
    にあるときには前記トリガ信号を分周しないが、
    前記ホールドオフ信号が前記第2の電圧レベルの
    状態にあるときには前記トリガ信号を分周するよ
    うに前記ホールドオフ信号発生回路によつて制御
    される分周器と、 掃引を禁止する出力状態と掃引を許す出力状態
    とをとるものであり、前記ホールドオフ信号が前
    記第2の電圧レベルの状態にある期間に前記分周
    器から発生する最初の分周出力パルスに応答して
    前記掃引を禁止する出力状態から前記掃引を許す
    出力状態に転換し、前記ホールドオフ信号の前記
    第2の電圧レベルの状態から前記第1の電圧レベ
    ルの状態に転換することに応答して前記掃引を許
    す出力状態から前記掃引を禁止する出力状態に転
    換するように前記ホールドオフ信号発生回路及び
    前記分周器に接続されている掃引ゲート用フリツ
    プフロツプと、 前記掃引ゲート用フリツプフロツプの前記掃引
    を許す出力状態に応答して鋸波を発生する鋸波発
    生器と、 前記ホールドオフ信号発生回路の出力の前記第
    1の電圧レベルから前記第2の電圧レベルへの転
    換に応答してN−1個(但しNは前記分周器の分
    周比の逆数)のパルスを前記分周器に供給し、N
    −1個のトリガパルスを入力させたと等価な動作
    となるように前記分周器を動作させるパルス発生
    回路と、 から成る掃引信号発生回路。
JP59168538A 1984-08-10 1984-08-10 掃引信号発生回路 Granted JPS6145974A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59168538A JPS6145974A (ja) 1984-08-10 1984-08-10 掃引信号発生回路
GB08518505A GB2163030B (en) 1984-08-10 1985-07-22 Jitter-free sweep generator for a cathode ray oscilloscope
US06/762,880 US4651065A (en) 1984-08-10 1985-08-06 Jitter-free sweep generator for a cathode ray oscilloscope
DE19853528390 DE3528390A1 (de) 1984-08-10 1985-08-07 Kathodenstrahloszillograph mit generator fuer eine zitterfreie abtastung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59168538A JPS6145974A (ja) 1984-08-10 1984-08-10 掃引信号発生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145974A JPS6145974A (ja) 1986-03-06
JPH0130110B2 true JPH0130110B2 (ja) 1989-06-16

Family

ID=15869869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59168538A Granted JPS6145974A (ja) 1984-08-10 1984-08-10 掃引信号発生回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4651065A (ja)
JP (1) JPS6145974A (ja)
DE (1) DE3528390A1 (ja)
GB (1) GB2163030B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62278461A (ja) * 1986-05-28 1987-12-03 Iwatsu Electric Co Ltd トリガ回路
NL8800697A (nl) * 1988-03-21 1989-10-16 Philips Nv Trekkersysteem en oscilloscoop voorzien van een trekkersysteem.
JPH0648431Y2 (ja) * 1989-05-18 1994-12-12 横河電機株式会社 トリガ回路

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3659115A (en) * 1970-03-09 1972-04-25 Boeing Co Linear sweep circuit
US3706904A (en) * 1970-06-10 1972-12-19 Hewlett Packard Co Sweep hold-off circuit
US3663832A (en) * 1971-03-17 1972-05-16 Tektronix Inc Delay pickoff circuit
US3836851A (en) * 1973-03-08 1974-09-17 Nicolet Instrument Corp Digital oscilloscope control apparatus
GB1492100A (en) * 1974-12-12 1977-11-16 Tektronix Inc Delayed sweep system for an oscilloscope
US4007400A (en) * 1975-03-11 1977-02-08 Sutton John F Deflection system for cathode ray oscilloscope
DE2832068C2 (de) * 1978-07-21 1980-09-04 Hameg K. Hartmann Kg, 6000 Frankfurt Vorrichtung zur Steuerung der Horizontalablenkung und der Helltastung der Bildröhre eines Oszilloskops
US4251754A (en) * 1979-09-04 1981-02-17 Tektronix, Inc. Digital oscilloscope with reduced jitter due to sample uncertainty
SU1019340A1 (ru) * 1980-07-01 1983-05-23 Предприятие П/Я А-3106 Управл емый генератор развертки
JPS57136170A (en) * 1981-02-18 1982-08-23 Hitachi Denshi Ltd Alternate sweeping method for oscilloscope
JPS58129156U (ja) * 1982-02-25 1983-09-01 トヨタ自動車株式会社 オシロスコ−プの掃引用トリガパルス発生回路
US4555765A (en) * 1982-09-14 1985-11-26 Analogic Corporation Multi-mode oscilloscope trigger with compensating trigger delay

Also Published As

Publication number Publication date
GB2163030B (en) 1987-12-31
JPS6145974A (ja) 1986-03-06
DE3528390A1 (de) 1986-02-20
GB2163030A (en) 1986-02-12
GB8518505D0 (en) 1985-08-29
US4651065A (en) 1987-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4260912A (en) Digital delay generator
JPH0130110B2 (ja)
US5270696A (en) LCD driver circuit
US4001716A (en) Variable frequency digital oscillator
JPS59209078A (ja) インバ−タ点弧制御回路
JPH01311859A (ja) 電圧パルス発生方法及び回路
JPS5925401B2 (ja) クロツクパルス発生装置
US3648080A (en) Circuit for indicating a delay time of a delayed pulse
US4558457A (en) Counter circuit having improved output response
US3571755A (en) Sweep oscillator
US3265991A (en) Silicon controlled rectifier chopper circuit
US5093582A (en) Pulse-width modulation waveform generator
GB2030745A (en) Digital frequency quadrupler
JP2831151B2 (ja) パルス発生装置
US4083014A (en) Frequency lock loop
JP2674648B2 (ja) パルス幅変調信号発生装置
KR950002296B1 (ko) 펄스폭 변조(pwm)방식의 모터 제어시스템의 제어된 pwm신호 발생장치
JP2840138B2 (ja) パルス発生装置
JPH0324088B2 (ja)
JPH01127967A (ja) フリー・ラン回路
JP2676382B2 (ja) 走査型オシロスコープ
JPS6359017A (ja) パルス発生回路
RU1824671C (ru) Устройство задержки импульсов
JPS6358170A (ja) 同期方法と回路
JPH0141061B2 (ja)