JP2831151B2 - パルス発生装置 - Google Patents

パルス発生装置

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JP2831151B2 JP3093780A JP9378091A JP2831151B2 JP 2831151 B2 JP2831151 B2 JP 2831151B2 JP 3093780 A JP3093780 A JP 3093780A JP 9378091 A JP9378091 A JP 9378091A JP 2831151 B2 JP2831151 B2 JP 2831151B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電灯点灯装置を制御
するパルス幅変調された出力パルス信号を得るためのパ
ルス発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、放電灯点灯回路を制御するパルス
幅変調された出力パルス信号を得るためのこの種のパル
ス発生装置は、マイクロプロセッサを用いて形成され、
プログラムによってソフト的に形成される内部カウンタ
により所定のオン、オフデューティ(所定の“H”区
間、“L”区間)の出力パルス信号を得るようにしてい
た。
【0003】しかしながら、このようなパルス発生装置
では、マイクロプロセッサのマシンサイクルによってオ
ン、オフデューテイの設定精度が規制され、一般的にマ
シンサイクルは数μsec程度であるので、数μsec
以下の精度でオン、オフデューテイを設定することがで
きないという問題があり、放電灯を高周波点灯する放電
灯点灯装置の周波数発生回路として用いる場合に問題が
あった。
【0004】そこで、出力パルス信号の“H”区間設定
データ及び“L”区間設定データをデータラッチ回路に
ラッチし、一定周期のクロック信号をカウントし上記両
区間設定データが交互にセットされるプリセッタブルな
カウンタ回路からのリップルキャリー信号をトグルフリ
ップフロップ回路のトリガクロック信号とし、上記トグ
ルフリップフロップ回路からパルス変調された出力パル
ス信号を得るようにして、マイクロプロセッサの内部カ
ウンタを用いて、“H”区間及び“L”区間を設定して
いた場合のように、マイクロプロセッサのマシンサイク
ルにてオン、オフデューテイの設定精度が規制されるこ
とがないようにし、マシンサイクルに関係なく“H”区
間及び“L”区間を任意に設定することができ、オン、
オフデューテイの設定精度を高くすることができるよう
にしたパルス発生装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図14は従来のブロッ
ク図を示し、マイクロプロセッサMからの“H”区間設
定データ及び“L”区間設定データをPWM回路Aに入
力し、上述のオン、オフデューテイを設定しているもの
である。ところで、上述のパルス発生装置においては、
PWM回路Aの出力の1周期以内に新たなデータがマイ
クロプロセッサMから出力されなければ、次の周期も前
の周期と同じパルス幅のデータが出力される。言い換え
ると、マイクロプロセッサMのマシンサイクルより小さ
なパルス幅の信号は出力されないということである。
【0006】すなわち、図15(a)はAパターンを示
し、同図(b)はBパターンを示し、Aパターンでは、
1マシンサイクルで、オンオフの時間の割合を4:6、
5:5、6:4というように変化させ、Bパターンで
は、4:2、4:3、4:4と変化させるパターンであ
る。図15(a)では、PWM回路の出力は1周期毎に
変化する。しかし、(b)に示すBパターンデータで
は、1マシンサイクルがPWM出力幅の時間より長いた
め、次のデータが読み飛ばされ、同じPWM出力幅とな
る。そして、次のパターンデータでパルス幅が変化す
る。
【0007】しかし、これでは、1周期毎にパルス幅を
変化させ出力する信号を生成するための条件が、マイク
ロプロセッサの能力(速いマシンサイクルのマイクロプ
ロセッサ)に関わってくる。高速なマイクロプロセッサ
を用いれば上述の問題は解決するが、それでも限界(現
在の高速のマイクロプロセッサでも40MHzクロック
前後)がある。また、そのようなマイクロプロセッサは
高価であるので実用的ではない。
【0008】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、高速にパルス幅変化させることが可能なパルス
発生装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、データラッチ
回路の前に、“H”区間設定データ及び“L”区間設定
データをプリセットしてアップあるいはダウンカウント
するプリセッタブルなアップ/ダウンカウンタを設けた
ものである。
【0010】
【作 用】而して、アップ/ダウンカウンタをPWM回
路の入力クロックでアップあるいはダウンカウントする
ことで、該クロックを同じスピードで最高データを切り
換えることを可能とし、マイクロプロセッサのマシンサ
イクルに依存しないようにしている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明のPWM回路Aの一実施例を示すも
ので、出力パルス信号の“L”区間設定データおよび
“H”区間設定データをプリセットして、クロック信号
CLKにてアップ或いはダウンカウントするアップ/ダ
ウンカウンタ11と、アップ/ダウンカウンタ11から
入力された”L”区間設定データおよび”H”区間設定
データをラッチするデータラッチ回路1と、一定周期の
クロックをカウントし上記両区間設定データが交互にセ
ットされるプリセッタブルなカウンタ回路2と、上記カ
ウンタ回路2からのリップルキャリー信号をトリガクロ
ックとするトグルフリップフロップ回路3とで構成さ
れ、両区間設定データをそれぞれ独立に変化させるパル
ス幅制御手段を設けることによりトグルフリップフロッ
プ回路3からパルス幅変調された出力パルス信号を得る
ようにしたものである。
【0012】実施例にあっては、パルス幅制御手段はマ
イクロプロセッサにて形成されており、マイクロプロセ
ッサから出力される“L”区間設定データ、“H”区間
設定データがアップ/ダウンカウンタ11にプリセット
され、アップ/ダウンカウンタ11の出力がデータラッ
チ回路1の入力端子IN1 〜IN1 2 に入力され、タイ
ミング制御回路4から出力されるタイミング信号によっ
てラッチされるようになっている。
【0013】ここに、データラッチ回路1は1次バッフ
ァ1aと2次バッファ1bとで形成され、両バッファ1
a,1bは、図2および図3に示すようにフリップフロ
ップとTバッファとで形成されている。1次バッファ1
aでは、区間データ設定信号HLが入力されているとき
に、入力端子IN1 〜IN1 2 を介して入力されるデー
タDT1 〜DT1 2 をラッチ信号LATCHA ,LAT
CHB によって“L”区間設定データDA1 〜D
1 2 、“H”区間設定データDB1 〜DB1 2 として
ラッチするようになっている。
【0014】また、2次バッファ1bでは、ラッチ信号
LTCHによって1次バッファ1aのラッチデータとし
ての区間設定データDA1 〜DA1 2 、DB1 〜DB
1 2 を取り込んで、イネーブル信号ENA ,ENB によ
って選択された区間設定データDA1 〜DA1 2 あるい
はDB1 〜DB1 2 をカウンタ回路2のプリセットデー
タとして出力するようになっている。また、ハーフクロ
ック制御信号HLEも一旦ラッチして信号HALFとし
て出力するようになっている。
【0015】また、図4に示すように、カウンタ回路2
およびトグルフリップフロップ回路3はカウンタ/出力
回路5として一体化されており、4ビットのプリセッタ
ブルカウンタを3個用いて12ビットのカウンタ回路2
が形成され、カウンタ回路2のリップルキャリー信号R
CY1 がハーフクロック制御回路6を介してトグルフリ
ップフロップ回路3に入力されている。
【0016】このトグルフリップフロップ回路3出力は
2個のインバータを介して出力パルス信号OUTとして
出力され、同時に、所定のプリセットデータをデータラ
ッチ回路1から読み出すイネーブル信号ENA ,ENB
が出力されるようになっている。ここに、ハーフクロッ
ク制御回路6は、ハーフクロック制御信号HALFが
“H”のときに、リップルキャリー信号RCYの立ち上
がりを半クロックだけ右にシフトさせ、クロック信号C
LKの半クロックの精度で“H”区間、“L”区間の制
御を可能にしている。
【0017】また、図5に示すように、タイミング制御
回路4は、ラッチ信号LATCH,LATCHA ,LA
TCHB ,LTCHを発生するラッチ制御回路4aと、
図6に示すようなクリア信号CLEAR,ロード信号L
OAD,ラッチ信号LTCH 1 を発生するカウンタ制御
回路4bとで形成されており、マイクロプロセッサから
出力されるクロック信号CLK,スタート信号STAR
T,区間データセット信号HLに基づいて所定のタイミ
ング信号を出力し、各回路の動作タイミングを制御する
ようになっている。
【0018】ところで、実施例では、図1に示すよう
に、出力パルス信号OUTに基づいて2相クロック信号
OUT1 ,OUT2 を発生させる2相クロック発生回路
7と、放電灯点灯装置10のスイッチングを制御する出
力信号として、出力パルス信号OUTを出力するか、2
相クロック信号OUT1 ,OUT2 を出力するかを切り
換え信号SE/HBにより切り換える出力切換回路8と
が設けられており、シングルエンド型(出力パルス信号
OUTでスイッチングトランジスタが制御される1石イ
ンバータ方式)あるいはハーフブリッジ型(2相クロッ
ク信号OUT1 ,OUT2によって直列接続された一対
のスイッチングトランジスタが制御される2石インバー
タ方式)の放電灯点灯装置10のスイッチング制御信号
が得られるようになっている。
【0019】ここに、2相クロック発生回路7は、図7
に示すように、クロック信号CLKをカウントしてノン
オーバラップ区間を設定するプリセッタブルカウンタ回
路7aと、プリセッタブルカウンタ回路7aから出力さ
れるリップルキャリー信号RCY2 ’に基づいてゲート
回路7cを制御するゲート制御回路7bとで形成され、
8ビットの設定スイッチで設定されるノンオーバラップ
区間設定データHB1 〜HB8 に基づいてノンオーバラ
ップ区間が設定された2相クロック信号OUT 1 ,OU
2 を出力するようになっている。
【0020】尚、図12はアップ/ダウンカウンタ11
の回路図を示し、プリセッタブルな4ビットのカウンタ
を3つ用いて構成している。図11はブロック図を示
し、アップ/ダウンカウンタ11にはマイクロプロセッ
サMから“H”区間設定データ及び“L”区間設定デー
タが入力されてプリセットを行う。ここで、マイクロプ
ロセッサMからのデータは初期値だけでよく、その間は
アップ/ダウンカウンタ11にて、1周期づつインクレ
メントまたはデイクレメントされた値がPWM回路Aの
入力に与えられるようになっている。
【0021】図13(a)は従来の出力例を示し、同図
(b)は本発明の出力例を示している。従来では、マシ
ンサイクルの1周期毎にマイクロプロセッサMから
“H”区間設定データ及び“L”区間設定データをPW
M回路Aに入力していたが、本発明では、(b)に示す
ように、初期値(図示例ではオンオフの時間の割合が
3:3)のデータだけを与えておくことで、図示例では
1づつインクレメントしている。
【0022】次に、パルス発生装置の全体の動作につい
て説明する。図8は本実施例の基本動作を示す波形図で
あり、まず、マイクロプロセッサから出力されるスター
ト信号STARTが立ち上がると、システムリセットが
行われる。次に、“L”区間設定データDA1 〜DA
1 2 が確定すると、マイクロプロセッサから“L”区間
設定データがアップ/ダウンカウンタ11にプリセット
され、マイクロプロセッサから区間データ設定信号HL
が立ち上がり、ラッチ信号LATCHA が1パルス出力
されてデータラッチ回路1の1次バッファ1aに“L”
区間設定データDA1 〜DA1 2がラッチされる。
【0023】次に、“H”区間設定データDB1 〜DB
1 2 が確定すると、“H”区間設定データがアップ/ダ
ウンカウンタ11にプリセットされ、区間データ設定信
号HLの立ち下がりでラッチ信号LATCHB が1パル
ス出力されて“H”区間設定データDB1 〜DB1 2
データラッチ回路1の1次バッファ1aにラッチされ
る。
【0024】次に、クリア信号CLEARが“L”にな
り、ラッチ信号LTCHが1パルス出力され、両区間設
定データDA1 〜DA1 2 、DB1 〜DB1 2 は2次バ
ッファ1bにラッチされる。このとき、イネーブル信号
ENA が“H”となっているので、2次バッファ1bか
ら“L”区間設定データDA1 〜DA1 2 が読み出さ
れ、カウンタ回路2にプリセットデータをセットするロ
ード信号LOADが出力されたとき、カウンタ回路2に
“L”区間設定データDA1〜DA1 2 がセットされ、
クロック信号CLKのカウントが開始される。
【0025】次に、カウンタ回路2の出力Q1 〜Q1 2
が総て“H”になると、リップルキャリー信号RCY1
が出力され、このリップルキャリー信号RCY1 によっ
てイネーブル信号ENB が“H”になり、同時に出力パ
ルス信号OUTも“H”になる。すると、“H”区間設
定データDB1 〜DB1 2 がカウンタ回路2にプリセッ
トされ、クロック信号CLKのカウントを開始し、リッ
プルキャリー信号RCY1 が得られると、出力パルス信
号OUTが“L”になるとともにイネーブル信号ENA
が“H”になり、アップ/ダウンカウンタ11からのク
ロック信号CLKにてアップ或いはダウンカウントされ
た区間データを受けて上述の動作を繰り返すようになっ
ている。
【0026】したがって、両区間設定データDA1 〜D
1 2、DB1 〜DB1 2 に基づいて出力パルス信号O
UTの“L”区間および“H”区間が任意に(12ビッ
トの範囲で)設定でき、オン、オフデューティを設定で
きるようになっている。なお、オン、オフデューティを
変更する場合には、“L”区間設定データDA1 〜DA
1 2 をセットした後、区間データ設定信号HLを“H”
にし、“H”区間設定データDB1 〜DB1 2 をセット
した後、区間データ設定信号HLを“L”にすれば良
い。
【0027】例えば、図8に示すように、クロック信号
CLKの周波数を16MHz(周期62.5nsec)
とし、“H”区間を161パルス、“L”区間を164
パルスに設定する場合には、“H”区間設定データDB
1 〜DB1 2 の8ビット目および6ビット目を”1”に
設定し、“L”区間設定データDA1 〜DA1 2 の8ビ
ット目、6ビット目、2ビット目、1ビット目を”1”
に設定すれば良いことになる。
【0028】この場合、出力パルス信号OUTの周期
は、クロック信号CLKの325パルス分となって2
0.2μsecであり、周波数49.2kHzとなる。
また、“L”区間あるいは“H”区間の幅を1パルス分
(62.5nsec)だけ広くすると、周期はクロック
信号CLKの326パルス分となり、周波数は49.1
kHzになる。
【0029】したがって、実施例では、出力パルス信号
OUTの“H”区間あるいは“L”区間を62.5ns
ec刻みで設定できるとともに、0.1kHz刻みで周
波数を制御できることになり、この設定精度は、従来の
マイクロプロセッサによるソフト的な内部カウンタを用
いたパルス発生装置では到底達成できない設定精度であ
り、放電灯点灯装置のスイッチング制御信号として用い
た場合において、きめ細かな点灯制御が行えることにな
る。なお、カウンタ回路2にてカウントされるクロック
信号CLKの周波数を高くすれば、設定精度をより高く
できることは言うまでもない。
【0030】次に、図9に示すハーフクロック制御につ
いて説明する。まず、図4に示すハーフクロック制御回
路6に用いているフリップフロップFF1,FF3はリ
セットタイプのD−フリップフロップであり、R信号が
Hレベルのとき、Q出力はLレベルである。また、フリ
ップフロップFF2はセットタイプのD−フリップフロ
ップであり、S信号がHレベルのとき、Q出力はHレベ
ルである。そして、各々R信号、S信号がLレベルの
時、クロック信号Tの立ち上がりでトリガがかかるよう
になっている。
【0031】今、図9に示すように、マイクロプロセッ
サから出力されるハーフクロック制御信号HLE(すな
わち、データラッチ回路1から出力される信号HAL
F)が“L”の場合には、リップルキャリー信号RCY
1 はそのままRCYとして、トグルフリップフロップ回
路3のトリガ信号となり、図9(b)に示すように、リ
ップルキャリー信号RCYの立ち上がりに同期して出力
パルス信号OUTの反転が行われる。
【0032】一方、ハーフクロック制御信号HLEが
“H”になると、図9(a)に示すように、リップルキ
ャリー信号RCYの立ち上がりが半クロックだけ右にシ
フトし、このシフトされたリップルキャリー信号RCY
がトグルフリップフロップ回路3のトリガ信号となって
出力パルス信号OUTの反転動作が行われる。このハー
フクロック制御の動作をもう少し詳述する。すなわち、
信号HLEがHレベルになると、ナンドゲートG1 の出
力がLレベルとなり、フリップフロップFF2のS入力
をLレベルとし、フリップフロップFF2のQ出力はH
レベルの状態を維持している。
【0033】そして、図10に示すように、クロック信
号CLKの立ち上がりに同期して、リップルキャリー信
号RCY1 が出力され、同時にフリップフロップFF2
のQ出力はLレベルとなる。次のクロック信号CLKの
立ち上がりで、フリップフロップFF1のQ出力がHレ
ベルとなり、そのクロックの立ち下がりでフリップフロ
ップFF3のQ出力がHレベルとなり、そのため、ノア
ゲートG3 の出力はLレベルとなる。そして、リップル
キャリー信号RCYが出力される。また、次のクロック
信号CLKの立ち下がりで、リップルキャリー信号RC
YはLレベルとなる。
【0034】したがって、ハーフクロック制御信号HL
Eが“H”の場合、“L”区間あるいは“H”区間を、
区間設定データDA1 〜DA1 2 ,DB1 〜DB1 2
て設定される図9(b)の場合に比べてクロック信号C
LKの半クロック分だけ広くでき、クロック信号CLK
の周波数を高くすることなく“L”区間および“H”区
間の設定精度を倍にすることができる。
【0035】次に、2相クロック発生回路7では、ノン
オーバッラップ区間設定データHB 1 〜HB8 がプリセ
ットされたプリセッタブルカウンタ回路7aにてクロッ
ク信号CLKをカウントしてノンオーバラップ区間を設
定するようになっており、図11に示すように、プリセ
ッタブルカウンタ回路7aから出力されるリップルキャ
リー信号RCY2 ’に基づいてゲート回路7cを制御す
るゲート制御信号が形成され、このゲート制御信号にて
制御されるゲート回路7cによって出力パルス信号OU
Tにノンオーバラップ区間を付与した2相クロック信号
OUT1 ,OUT2 が形成されるようになっている。
【0036】上述のようにして発生された出力パルス信
号OUTおよび2相クロック信号OUT1 ,OUT
2 は、出力切換回路8を介して出力されるようになって
おり、出力切り換え信号SE/HBが“H”のとき、出
力パルス信号OUTが出力され、出力切り換え信号SE
/HBが“L”のとき、2相クロック信号OUT1 ,O
UT2 が出力される。したがって、出力切り換え信号S
E/HBを適当に設定することにより、シングルエンド
型あるいはハーフブリッジ型の放電灯点灯装置10に対
応できるパルス発生装置が得られることになる。
【0037】
【発明の効果】本発明は上述のように、“H”区間設定
データ及び“L”区間設定データをプリセットしてアッ
プあるいはダウンカウントするプリセッタブルなアップ
/ダウンカウンタを設けたものであるから、マイクロプ
ロセッサのデータは初期値だけでよく、その間はアップ
/ダウンカウンタを用いることにより、1周期づつイン
クレメントまたはデイクレメントされた値がPWM回路
の入力に与えられるようになっているので、マイクロプ
ロセッサのマシンサイクルに依存することがなく出力さ
せることが可能となり、高速にパルス幅変化させること
が可能となり、また、マイクロプロセッサにおけるソフ
トウエア量をみても初期値を与えるだけで、あとはアッ
プ/ダウンカウンタで制御されるので、プログラム容量
を減少させることが可能となる効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体のブロック回路図であ
る。
【図2】データラッチ回路の1次バッファの回路図であ
る。
【図3】データラッチ回路の2次バッファの回路図であ
る。
【図4】カウンタ/出力回路の回路図である。
【図5】ラッチ制御回路の回路図である。
【図6】カウンタ制御回路の回路図である。
【図7】2相クロック発生回路の回路図である。
【図8】タイムチャートである。
【図9】ハーフクロック制御を行う場合のタイムチャー
トである。
【図10】ハーフクロック制御を行う場合のタイムチャ
ートである。
【図11】全体のブロック図である。
【図12】アップ/ダウンカウンタの回路図である。
【図13】動作説明図である。
【図14】従来例のブロック図である。
【図15】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 データラッチ回路 2 カウンタ回路 3 トグルフリップフロップ回路 11 アップ/ダウンカウンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力パルス信号の“H”区間設定データ
    および“L”区間設定データをラッチするデータラッチ
    回路と、一定周期のクロックをカウントし上記両区間設
    定データが交互にセットされるプリセッタブルなカウン
    タ回路と、上記カウンタ回路からのリップルキャリー信
    号をトリガクロックとするトグルフリップフロップ回路
    とで構成され、両区間設定データをそれぞれ独立に変化
    させるパルス幅制御手段を設けることにより、上記トグ
    ルフリップフロップ回路からパルス幅変調された出力パ
    ルス信号を得るようにしたパルス発生装置において、上
    記データラッチ回路の前に、“H”区間設定データ及び
    “L”区間設定データをプリセットしてアップあるいは
    ダウンカウントするプリセッタブルなアップ/ダウンカ
    ウンタを設けたことを特徴とするパルス発生装置。
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