JPH01300640A - ディジタルデータ伝送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタルデータ伝送システムに係わり、特に
バイポーラ信号を用いたエンベロープ形式によるディジ
タルデータ伝送システムに関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種のエンベロープ形式によるディジタルデー
タ伝送システムにあっては、ｎビットのデータビット（
以下、ｎビットと記す）と、回線状態を識別するための
ステータスビット（以下、Ｓビットと記す）およびエン
ベロープフレーム情報（以下、単にフレーム情報と記す
）を伝達するためのフレームビット（以下、Ｆビットと
記す）の二つの制御ビットをＦ−Ｄ・、Ｓの順に配列し
、これらの（ｎ＋２）ビットを１エンベロープとしてデ
ィジタルデータ伝送を行っていた。このエンベロープ形
式を第２図に示す。同図に示すようにＦビット４０、Ｄ
ビット４１、Ｓビット４２の順にエンベロープ形式の信
号が伝送路上を伝送される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のエンベロープ形式によるディジタルデー
タ伝送システムでは、ｎビットからなるＤビットの前後
にＦビットおよびＳビットの二つの制御ビットで囲んだ
（ｎ＋　２　）ビットを１エンベロープとするエンベロ
ープ形式でディジタルデータ伝送を行っているので、デ
ータを１チャンネルしか伝送できないという問題があっ
た。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
従来のデータ伝送に加えて同時に第２チャンネルのデー
タ伝送を行うことができるディジタルデータ伝送システ
ムを提供することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕 本発明は上記目的を達成するために、フレーム情報を伝
達するためのフレームビット、伝送すべきデータの内容
を示すデータビットおよび回線の状態を識別するための
ステータスビットの順に配列されたものを１エンベロー
プの信号として送信側装置より受信側装置に伝送路を介
して伝送するエンベロープ形式によるディジタルデータ
伝送システムにおいて、送信側装置は、伝送路に直流を
重畳する定電流源と、この定電流源と伝送路との間に設
けられるスイッチ手段と、このスイッチ手段をフレーム
情報に基づいて切換制御する制御手段と、１エンベロー
プのフレームビット位置に第２チャンネルのデータを挿
入する第２チャンネルデータ挿入手段とを有し、受信側
装置は、伝送路に重畳された直流の有無を検出する電流
検出手段と、この電流検出手段の検出出力に基づいてフ
レーム情報を検出するフレーム情報検出手段と、エンベ
ロープ形式の信号から第２チャンネルのデータを検出す
る第２チャンネルデータ検出手段とを有することを特徴
とするものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図には本発明に係わるディジクルデータ伝送システ
ムの一実施例の構成が示されている。同図において、デ
ィジタルデータ伝送システムは送信側装置１０と、受信
側装置２０とからなり、これらが伝送路３０を介して接
続されている。

送信側装置１０は定電流源１００と、エンベロープ形式
のディジタルデータのうちフレーム情報を作成するエン
ベロープフレーム情報制御回路１０２と、エンベロープ
フレーム情報制御回路１０２により切換制御されるスイ
ッチ１０４と、エンベロープ形式のディジタルデータの
フレームビット位置に第２チャンネルのデータを挿入す
る第２チャンネルデータ挿入回路１０６と、エンベロー
プ形式のディジタルデータを伝送路３０に送出するデー
タ送出回路１０８と、送信トランス１１Ｏとから構成さ
れている。

また受信側装置２０は伝送路３０に直流が重畳されてい
るか否かを検出する電流検出回路２００と、この電流検
出回路２００の検出出力からフレーム情報音検出するエ
ンベロープフレーム情報検出回路２０２と、受信データ
から第２チャンネルのデータを検出する第２チャンネル
データ検出回路２０４と、受信トランス２０６と、受信
トランス２０６を介してエンベロープ形式のディジタル
データを受信するデータ受信回路２０８とから構成され
ている。

ところで、従来のエンベロープ形式によるディジタルデ
ータ伝送システムにおいて、伝送路に送出される１エン
ベロープのデータ構成は、第２図に示すようにＦビット
４０、Ｄピッ）４１、Ｓビット４２の順に配列され、フ
レーム情報はＦビット４０により伝送されるようになっ
ていた。

本実施例ではこのフレーム情報を作成するエンベロープ
フレーム情報制御回路１０２により、フレーム情報に基
づいてスイッチ１０４のオン、オフ状態を制御すること
によって定電流源１００から伝送路３０への直流の重畳
、非重畳を行うことで送信側装置１０から受信側装置２
０に対しフレーム情報を伝送するように構成されている
。またこのようにしてフレーム情報を伝送することによ
り、１エンベロープのディジタルデータのうちＦビット
のデータが不要となるので、本実施例ではこのＦビット
の位置に送信側装置１０の第２チャンネルデータ挿入回
路１０６により第２チャンネルのデータを挿入して第２
チャンネルデータを受信側装置２０に伝送するようにな
っている。

上記構成においてエンベロープフレーム情報制御回路１
０２は、作成したフレーム情報に基づいてスイッチ１０
４のオン・オフ制御を行う。この結果、定電流源１００
より送信トランス１１０を介して伝送路３０に対して直
流が重畳または非重畳されることとなる。これと同時に
第２チャンネルデータ挿入回路１０６によって、第２チ
ャンネルデータがエンベロープ形式のディジタルデータ
のＦビットの位置に挿入され、ＤビットおよびＳビット
と共にデータ送出回路１０８により送信トランス１１０
を介して伝送路３０に送出される。

一方、受信側装置２０では受信トランス２０８を介して
電流検出回路２００により伝送路３０における直流重畳
の有無が検出され、その検出信号がエンベロープフレー
ム情報検出回路２０２に出力される。エンベロープフレ
ーム情報検出回路２０２では送信側装置１０内のエンベ
ロープフレーム情報検出回路１０２で作成されたフレー
ム情報が検出され、処理される。また、これと並行して
データ送出回路１０８より送信トランス１１０を介して
伝送路３０に送出されたエンベロープ形式のディジタル
データは受信トランス２０６を介してデータ受信回路２
０８により受信され、第２チャンネルデータ検出回路２
０４に出力される。

第２チャンネルデータ検出回路２０４では受信データが
Ｄビット４１およびＳビット４２のデータと、第２チャ
ンネルデータとに分離され各々、処理される。

〔発明の効果〕

以上に説明したように本発明では伝送路への直流重畳の
有無によりエンベロープフレーム情報の伝送を行うこと
により、従来のエンベロープ形式のディジタルデータの
フレームビットの位置に新たに第２チャンネルのデータ
ビットを挿入するように構成したので、本発明によれば
従来のデータ伝送に加えて同時に第２チャンネルのデー
タ伝送を行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるディジタルデータ伝送システム
の一実施例の構成を示すブロック図、第２図は従来のエ
ンベロープ形式のディジタルデータの構成を示す説明図
である。 １０・・・・・・送信側装置、　２０・・・・・・受信
側装置、１００・・・・・・定電流源、 １０２・・・・・・エンベロープフレーム情報制御回路
、１０４・・・・・・スイッチ、 １０６・・・・・・第２チャンネルデータ挿入回路、２
００・・・・・・電流検出回路、 ２０２・・・・・・エンベロープフレーム情報検出回路
、２０４・・・・・・第２チャンネルデータ検出回路。 地１図 鳥２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 フレーム情報を伝達するためのフレームビット、伝送す
   べきデータの内容を示すデータビットおよび回線の状態
   を識別するためのステータスビットの順に配列されたも
   のを１エンベロープの信号として送信側装置より受信側
   装置に伝送路を介して伝送するエンベロープ形式による
   ディジタルデータ伝送システムにおいて、 送信側装置は、伝送路に直流を重畳する定電流源と、こ
   の定電流源と伝送路との間に設けられるスイッチ手段と
   、このスイッチ手段を前記フレーム情報に基づいて切換
   制御する制御手段と、前記１エンベロープのフレームビ
   ット位置に第２チャンネルのデータを挿入する第２チャ
   ンネルデータ挿入手段とを有し、受信側装置は、伝送路
   に重畳された直流の有無を検出する電流検出手段と、こ
   の電流検出手段の検出出力に基づいてフレーム情報を検
   出するフレーム情報検出手段と、エンベロープ形式の信
   号から第２チャンネルのデータを検出する第２チャンネ
   ルデータ検出手段とを有することを特徴とするディジタ
   ルデータ伝送システム。