JPH01298594A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH01298594A
JPH01298594A JP63128010A JP12801088A JPH01298594A JP H01298594 A JPH01298594 A JP H01298594A JP 63128010 A JP63128010 A JP 63128010A JP 12801088 A JP12801088 A JP 12801088A JP H01298594 A JPH01298594 A JP H01298594A
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mosfet
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陽一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するものであり、例え
ば、電流ミラー型のセンス回路を具備する0MO3(相
補型MO3)スタティック型RAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)等に利用して有効な技術に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
そのメモリアレイ及び周辺回路を0MO3により構成す
ることで、動作の高速化と低消費電力化を図ったCMO
Sスタティック型RAMがある。
また、このようなCMOSスタティック型RAMにおい
て、読み出し信号の増幅回路として、単独であるいは組
み合わされて用いられる電流ミラー型のセンス回路があ
る。
電流ミラー型のセンス回路については、例えば、特開昭
62−046486号公報等に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図には、この発明に先立って本願発明者等が開発し
たCMOSスタティック型RAMのセンスアンプSA及
びその周辺部の回路図が示されている。センスアンプS
Aは、上記のような電流ミラー型のセンス回路SCを含
む。
第4図において、センス回路SCは、差動形態とされる
一対のNチャンネルMO3FETQ27及びQ28と、
これらのMOS F ETのドレインと回路の電源電圧
との間に設けられ電流ミラー形態とされる一対のPチャ
ンネルMO3FETQI及びQ2とを含む。MO3FE
TQ27及びQ28のゲートには、例えばメモリアレイ
MARYの選択されたメモリセルMCから対応する相補
データ線DO・DO及び相補共通データ線CD −CD
ならびにレベルシフト回路LSを介して伝達される相補
読み出し信号sd・3dが供給される0M03FETQ
27及びQ28の共通結合されたソースと回路の接地電
位との間には、そのゲートにタイミング信号φ3aを受
ける駆動MOS F ETQ13が設けられる。これに
より、センス回路SCは、タイミング信号φsaに従っ
て選択的に動作状態とされる。
MO3FETQ2及びQ28の共通結合されたドレイン
すなわちノードn5は、さらにCMOSインバータ回路
N1の入力端子に結合される。インバータ回路N1の出
力信号は、このセンス回路SCの反転出力信号dOとさ
れ、データ出力バンファDOBに伝達される。
ところで、CMOSインバータ回路N1の入力端子と回
路の電源電圧との間には、そのゲートに上記タイミング
信号φsgを受けるPチャンネルMO3FETQ3が設
けられる。MOS F ETQ3は、駆動MO3FET
Q13と相補的にオン状態とされ、ノードn5に対する
プリセントMO3FETとして機能する。その結果、タ
イミング信号φ3aがロウレベルとされセンス回路SC
が非動作状態とされるとき、ノードn5すなわちインバ
ータ回路Nlの入力はハイレベルに確定され、貫通電流
が防止される。
しかしながら、上記のような電流ミラー型のセンス回路
SCには次のような問題点があることが、本願発明者等
によって明らかとなった。すなわち、上記センス回路S
Cにおいて、対応するNチャンネルMO3FETQ27
及びQ2Bは対称的な構造とされ、それぞれの定数33
及びS4すなわちそれぞれのチャンネル幅のチャンネル
長に対する比率がほぼ同一の値となるように設計される
。また、センス回路SCが非動作状態とされるとき、ノ
ードn5のレベルは、前述のように、MO5FETQ3
を介してハイレベルとされるが、対応するMO3FET
Q27のドレインすなわちノードn4のレベルは、不確
定のままとされ、例えば回路の電源電圧からMO3FE
TQIのしきい値電圧分だけ低下したような不安定なレ
ベルとされる。
このため、センス回路SCが動作状態とされる当初にお
いてノードn4及びn5にレベル差が生じ、特に上記相
補読み出し信号5d−sゴが論理“0”とされCMOS
インバータ回路N1の出力信号がハイレベルとされる場
合において、センス回路SCの感度が選択的に低下され
る結果となる。このことは、センス回路SCが電流ミラ
ー型とされ、その増幅利得が正帰還径路を持つフリップ
フロンブ型のセンスアンプに比較してもともと小さいこ
ともあいまって、CMOSスタティック型RAMの読み
出し動作の高速化を妨げる一因となるものである。
この発明の目的は、動作の高速化を図った電流ミラー型
のセンス回路を提供することにある。この発明の他の目
的は、電流ミラー型のセンス回路を含むCMOSスタテ
ィック型RAM等の読み出し動作の高速化を図ることに
ある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、そのゲートに相補信号として対をなす非反転
信号及び反転信号をそれぞれ受けるNチャンネル型の第
1及び第2のMOSFETと、これらのMOSFETの
ドレイン側に設けられ電流ミラー形態とされるPチャン
ネル型の第3及び第4のMOSFETと、その入力端子
が上記第2のMOSFETのドレインに結合されるCM
OSインバータ回路と、上記CMOSインバータ回路の
入力端子と回路の電源電圧との間に設けられるプリセッ
ト用のMOSFETとを含む電流ミラー型のセンス回路
において、上記第2又は第3のMOSFETの定数すな
わちそのチャンネル幅のチャンネル長に対する比率が、
上記第1又は第4のMOSFETの上記定数に比較して
大きくなるように設計するものである。
〔作  用〕
上記した手段によれば、センス回路の上記相補信号の論
理“0”入力に対する感度を、論理“1”入力に対する
感度に比較して大きくできるため、センス回路の増幅動
作を総合的に高速化できる。
これにより、電流ミラー型のセンス回路を含むCMOS
スタティック型RAM等の読み出し動作を高速化できる
ものである。
〔実施例〕 第2図には、この発明が通用されたCMOSスタティッ
ク型RAMの一実施例の回路ブロック図が示されている
。同図の各回路素子は、公知のCMO3集積回路の製造
技術によって、特に制限されないが、単結晶シリコンの
ような1個の半導体基板上において形成される。以下の
図において、チャンネル(バックゲート)部に矢印が付
加されるMOSFETはPチャンネル型であって、矢印
の付加されないNチャンネルMO5FETと113して
示される。
第2図において、この実施例のCMOSスタティック型
RAMは、半導体基板の大半の面積を占めて配置される
メモリアレイMARYをその基本構成とする。
メモリアレイMARYは、特に制限されないが、第2図
の水平方向に平行して配置されるm+1本のワード線W
O〜Wmと、垂直方向に平行して配置されるn+1組の
相補データ線DO・DO〜Dn−Dn及びこれらのワー
ド線と相補データ線の交点に配置される(m+1)X 
(n+1)個のスタティック型メモリセルMCとを含む
メモリアレイMARYを構成する各メモリセルMCは、
特に制限されないが、第2図に例示的に示されるように
、Pチャンネル長OS F ETQ 4及びNチャンネ
ルMO3FETQ19ならびにPチャンネルMO3FE
TQ5及びNチャンネルMO3FETQ20からなる2
個のCMOSインバータ回路を含む、これらのCMOS
インバータ回路は、その入力端子及び出力端子が互いに
交差接続されることで、CMOSスタティック型RAM
の記憶素子となるランチを構成する。また、これらのC
MOSインバータ回路の共通結合された入力端子及び出
力端子は、各ラッチの入出力ノードとされる。メモリア
レイMARYの同一の行に配置されるfi+1個のメモ
リセルMCのラッチの入出力ノードは、Nチャンネル型
の伝送ゲートMO3FETQ21及びQ22等を介して
、対応する相補データ線DO・DO〜Dn−Dnにそれ
ぞれ共通結合される。また、メモリアレイMARYの同
一の列に配置されるm+1個のメモリセルMCの上記伝
送ゲートMO3FETQ21及びQ22等のゲートは、
対応するワード線WO〜Wmにそれぞれに共通接続され
る。
メモリアレイMARYを構成するワード線WO〜Wmは
、XアドレスデコーダXADに結合され、択一的に選択
状態とされる。XアドレスデコーダXADには、Xアド
レスバッファXABからi+1ビットの相補内部アドレ
ス信号axO〜土xk(ここで、例えば非反転内部アド
レス信号aXOと反転内部アドレス信号axOをあわせ
て相補内部アドレス信号axOのように表す、以下間し
)が供給される。また、タイミング発生回路TOから、
タイミング信号φC8が供給される。タイミング信号φ
coは、特に制限されないが、CMOSスタティック型
RAMが選択状態とされるとき、所定のタイミングでハ
イレベルとされる。
XアドレスデコーダXADは、上記タイミング信号φc
eがハイレベルとされることで、選択的に動作状態とさ
れる。この動作状態において、XアドレスデコーダXA
Dは、上記相補内部アドレス信号axO”axiをデコ
ードし、メモリアレイMARYの対応するワード線を択
一的に/%イレベルの選択状態とする。
XアドレスバフファXABは、外部端子AXO〜AXi
を介して供給されるi+1ビットのXアドレス信号AX
O”AXiを取り込み、これを保持する。またこれらの
Xアドレス信号AXO−AXiをもとに、相補内部アド
レス信号a x O−axiを形成し、上記Xアドレス
デコーダXADに供給する。
一方、メモリアレイMARYを構成する相補データ線D
O・五1〜Dn−Dnは、特に制限されないが、その一
方において、対応するPチャンネル型のプリチャージM
O3FETQ6・Q7〜Q8・Q9を介して回路の電源
電圧に結合され、その他方において、カラムスイッチC
3Wの対応するスイッチMO5FETQ23・Q24〜
Q25・Q26及びQ31・Q32〜Q33・Q34を
介して選択的に相補共通データ線CD −CDに接続さ
れる。相補共通データ線CD −CDの非反転信号線及
び反転信号線と回路の電源電圧との間には、Pチャンネ
ル型のプリチャージMOS F ETQ35及びQ36
が設けられる。ここで、回路の電源電圧は、特に制限さ
れないが、例えば+5vのような正の電源電圧とされる
上記プリチャージMO3FETQ6・Q7〜Q8・Q9
ならびにQ35及びQ36のゲートには、タイミング発
生回路TGから上記タイミング信号φcoが共通に供給
される。これらのプリチャージMOS F ETは、C
MOSスタティック型RAMが非選択状態とされ上記タ
イミング信号φceがロウレベルとされることで選択的
にオン状態となり、対応する相補データ線DO・百]〜
Dn・π下ならびに相補共通データ線CD−σ下の非反
転信号線及び反転信号線を回路の電源電圧のようなハイ
レベルにプリチャージする。CMOSスタティック型R
AMが選択状態とされ上記タイミング信号φCeがハイ
レベルとされるとき、これらのプリチャージはオフ状態
となる。
カラムスイッチC8Wは、特に制限されないが、メモリ
アレイMARYの相補データ線DO−DO〜Dn−Dn
に対応して設けられるn+1対の相補スイッチMO3F
ETQ23・Q24〜Q25・Q26及びQ31・Q3
2〜Q33・Q34を含む、各村のスイッチMO3FE
Tのゲートはそれぞれ共通結合され、Yアドレスデコー
ダYADから対応するデータ線選択信号YO〜Ynある
いはそのインバータ回路N6〜N7による反転信号がそ
れぞれ供給される。カラムスイッチC8Wの各スイッチ
MO3FETは、上記データ線選択信号YO〜Ynが択
一的にハイレベルとされることでオン状態となり、対応
する相補データ線DO・DO=Dn−Dnと相補共通デ
ータ線CD・τ丁とを選択的に接続する。
YアドレスデコーダYADには、YアドレスバフファY
ABからj+lビットの相補内部アドレス信号ayO〜
1yjが供給され、またタイミング発生回路TGから上
記タイミング信号φceが供給される。Yアドレスデコ
ーダYADは、上記タイミング信号φCeがハイレベル
とされることで、選択的に動作状態とされる。この動作
状態において、YアドレスデコーダYADは、上記相補
内部アドレス信号ayO〜ayjをデコードして、対応
する上記データ線選択信号YO〜Ynを択一的にハイレ
ベルとする。
相補共通データ線CD −CDは、センスアンプSAの
入力端子に結合されるとともに、ライトアンプWAの出
力端子に結合される。センスアンプSAの反転出力信号
dOは、データ出力バッファDOBの入力端子に結合さ
れる。データ出力バッファDOBの出力端子は、さらに
データ入出力端子DIOに結合される。センスアンプS
Aには、タイミング発生回路TGから、タイミング信号
φsaが供給される。また、データ出カバ、ファDOB
には、タイミング発生回路TGから、タイミング信号φ
oe及び上記タイミング信号φsaが供給される。ここ
で、タイミング信号φ3aは、特に制限されないが、C
MOSスタティック型RAMが読み出し動作モードで選
択状態とされるとき、所定のタイミングでハイレベルと
される。また、タイミング信号φoeは、同様にスタテ
ィック型RAMが読み出し動作モードで選択状態とされ
るとき、出力イネーブル信号OEに従って、上記タイミ
ング信号φsaに遅れてハイレベルとされる。一方、ラ
イトアンプWAの入力端子は、データ人力バッファDI
Bの出力端子に結合される。
データ人力バッファDIBの入力端子は、特に制限され
ないが、さらに上記データ入出力端子DIOに共通結合
される。ライトアンプWAには、タイミング発生回路T
Gから、タイミング信号φWeが供給される。ここで、
タイミング信号φweは、CMOSスタティック型RA
Mが書き込み動作モードで選択状態とされるとき、所定
のタイミングで一時的にハイレベルとされる。
センスアンプSAは、後述するように、レベルシフト回
路LS及びセンス回路SCを含む、レベルシフト回路L
Sの入力端子は、上記相補共通データ線CD−τ丁に結
合され、その出力端子は、センス回路SCの入力端子に
結合される。センス回路SCの出力信号は、センスアン
プSAの上記反転出力信号dOとされる。センスアンプ
SAのレベルシフト回路LS及びセンス回路SCは、上
記タイミング信号φ3aがハイレベルとされることで、
選択的に動作状態とされる。この動作状態において、レ
ベルシフト回路LSは、メモリアレイMARYの選択さ
れたメモリセルMCから対応する相補データ線DO・D
O〜Dn−Dn及び相補共通データ線CD −CDを介
して出力される読み出し信号のレベルを、センス回路S
Cの感度が最高となるレベルまでシフトする。また、セ
ンス回路SCは、上記レベルシフト回路LSを介して伝
達される相補読み出し信号を増幅し、上記反転出力信号
doを形成する。
データ出力バッファDOBは、後述するように、上記セ
ンスアンプSAの反転出力信号doを受ける出力ラッチ
及び出カバソファを含む。このうち、出力ランチは、C
MOSスタティック型RAMが読み出し動作モードとさ
れ上記タイミング信号φsaがハイレベルとされること
で、上記センスアンプSAの反転出力信号dOを取り込
み、これを保持する。また、出カバソファは、同様にC
MO−Sスタティック型RAMが読み出し動作モードと
され上記タイミング信号φOeがハイレベルとされると
き、上記反転出力信号dOに従った読み出しデータを形
成し、データ入出力端子DIOを介して外部に送出する
。上記タイミング信号φoaがロウレベルとされるとき
、データ出力バッファDOBの出カバソファの出力は、
ハイインピーダンス状態とされる。
センスアンプSA及びデータ出カバソファD0Bの具体
的な回路構成とその動作については、後で詳細に説明す
る。
一方、データ入力バッファDIBは、CMOSスタティ
ック型RAMの書き込み動作モードにおいて、データ入
出力端子DIOを介して外部から供給される書き込みデ
ータを、ライトアンプWAに伝達する。
ライトアンプWAは、CMOSスタティック型RAMが
書き込み動作モードとされ上記タイミングφweがハイ
レベルとされることで、選択的に動作状態とされる。こ
の動作状態において、ライトアンプWAは、上記データ
入力バッファDIBを介して伝達される書き込みデータ
を相補署き込み信号とし、相補共通データ線CD −C
Dを介して、選択されたメモリセルMCに供給する。特
に制限されないが、タイミング信号φweがロウレベル
とされるとき、ライトアンプWAの出力はハイインピー
ダンス状態とされる。
タイミング発生回路TOは、外部から制御信号として供
給されるチップイネーブル信号GE、 ライトイネーブ
ル信号WE及び出カイネーブル信号τ丁をもとに、上記
各種のタイミング信号を形成し1、各回路に供給する。
第1図には、第2図のCMOSスタティック型RAMの
センスアンプSA及びデータ出カバソファDOBの一実
施例の回路図が示されている。同図には、メモリアレイ
MARYの関連する一部の回路が部分的に示されている
が、第1図と重複するため、その説明は割愛する。
第1図において、センスアンプSAは、特に制限されな
いが、レベルシフト回路LS及びセンス回路SCを含む
センスアンプSAのレベルシフト回路LSは、特に制限
されないが、差動形態とされる一対のNチャンネルMO
3FETQI 4及びQ15と、これらのMOSFET
のソース側に設けられるもう一対のNチャンネルMO3
FETQ16及びQ17とを含む、M、03FETQ1
4及びQ15のドレインは回路の電源電圧に結合され、
MO3FETQ16及びQ17の共通結合されたソース
は、NチャンネルMO3FETQI 8を介して回路の
接地電位に結合される。MO3FETQI 4及びQ1
5のゲートは、上記相補共通データ線の非反転信号線C
D及び反転信号線CDにそれぞれ結合される。MO5F
E’l”Q16のゲートは、そのドレインに結合され、
さらにMO3FETQ17のゲートに共通結合される。
これにより、MO3FETQ16及びQ17は、電流ミ
ラー形態とされる。MO3FETQI Bのゲートには
、タイミング発生回路TGから、上述のタイミング信号
φ3aが供給される。MO3FETQI 4及びQ15
のソース電位は、相補読み出し信号5d−sdとして、
センス回路SCに供給される。
CMOSスタティック型RAMが読み出し動作モードで
選択状態とされ上記タイミング信号φSaがハイレベル
とされると、MO3FETQ1Bがオン状態となり、レ
ベルシフト回路LSが動作状態とされる。このとき、レ
ベルシフト回路LSのMO3FETQ14及びQ15の
ゲートには、メモリアレイMARYの選択されたメモリ
セルMCから相補データ線DO・T1及び相補共通デー
タ線CD−3丁を介して、所定の読み出し信号が供給さ
れる。前述のように、CMOSスタティック型RAMが
非選択状態とされるとき、メモリアレイMARYの相補
データ線DO・DO〜Dn・Dnは回路の電源電圧のよ
うなハイレベルにプリチャージされる。したがって、上
記読み出し信号は、回路の電源電圧に近い比較的高いレ
ベルをその中心レベルとする。
このように、相補共通データ線CD−CDを介して伝達
される読み出し信号の中心レベルが比較的高いレベルと
されることで、レベルシフト回路LSのMO3FE’f
’(,114及びQ15は、ともにオン状態となる。こ
のため、MO3FETQI 4及びQ15のソース電位
すなわち相補読み出し信号5d−sdは、MO3FET
QI 4とQ16あるいはMO3FETQI 5とQ1
7のコンダクタンス比によって決まる所定のバイアスレ
ベルを中心として、上記読み出し信号と同相で変化する
この実施例において、上記バイアスレベルは、センス回
路SCの感度が最高となるレベルに設定される。つまり
、相補共通データ線CD−CDを介して伝達される読み
出し信号は、レベルシフト回路LSによってレベルシフ
トされ、センス回路SCの感度が最大となる効果的なバ
イアスレベルを持つ相?!読み出し信号5d−sdとな
る。
センスアンプSAのセンス回路SCは、特に制限されな
いが、差動形態とされるNチャンネル型(第1導電型)
の一対のMOSFETQII (第1のMOSFET)
及びQ12(第2のMOSFET)と、これらのMOS
FETのドレイン側に設けられるPチャンネル型(第2
導電型)の一対のMO3FETQI (第3のMOSF
ET)及びQ2(第4のMOSFET)とを含む、MO
SFETQ1及びQ2のソースは、回路の電源電圧(第
1の電源電圧)に結合され、MOSFETQII及びQ
12の共通結合されたソースと回路の接地電位(第2の
電源電比)との間には、NチャンネルMO3FETQ1
3 (第5のMOSFET)が設けられる。MO3FE
TQIのゲートは、そのドレインに共通結合され、さら
にMOSFETQ2のゲートに結合される。これにより
、MOSFETQL及びQ2は、電流ミラー形態とされ
る。
MOSFETl”Qll及びQ12のゲートには、上記
レベルシフト回路LSの出力信号すなわち相補読み出し
信号5d−sdが供給される。また、MOS F E 
T Q 13のゲートには、上記タイミング信号φsa
が供給される。
この実施例において、上記MO3FETQ12は、特に
制限されないが、その定数S2すなわちそのチャンネル
幅W2のチャンネル長L2に対する比率W2/L2が、
MOSFETQI 1の定数31すなわちそのチャンネ
ル幅Wlのチャンネル長LLに対する比率W l / 
L Lに比較して大きくなるように設計され、その比率
は、特に制限されないが、 s 2/s 1 =1.1−i、4 の範囲にあるように設定される。
MO3FETQI 2のドレインすなわちノードr1i
は、さらにCMOSインパーク回路N1の入力端子に結
合される。このインバータ回路Nlの入力端子と回路の
電源電圧との間には、そのゲートに上記タイミング信号
φsaを受けるPチャンネル型のプリセントMO3FE
TQ3  (第6のMOSFET)が設けられる。イン
バータ回路N1の出力信号は、センスアンプSAの反転
出力信号doとされる。
CMOSスタティック型RAMが非選択状態とされ上記
タイミング信号φsaがロウレベルとさレルトキ、セン
ス回′aISCの駆動MO3FETQ13はオフ状態と
なり、プリセ−/ ) M OS F E TQ3がオ
ン状態となる。したがっ”ζ、センス回路SCは非動作
状態とされ、MOSFETQII及びQ12のドレイン
電位は、ともに不確定レベルになろうとする。ところが
、前述のように、プリセントMO3FETQ3がオン状
態となるため、MO3FETQI 2のトレーCンすな
わちノードn2は、回路の電源電圧のようなハイレベル
とされる。その結果、インバータ回路N1の出力信号す
なわち反転出力信号dOは、ロウレベルに確定される。
これにより、CMOSインバータ回路N1の貫通電流が
防止され、CMOSスタティック型RAMの低消費電力
化が図られる。
一方、CMOSスタティック型RA M IJ<読み出
し動作モードで選択状態とされ上記タイミング信号φs
aがハイレベルとされると、駆動MO3FETQ13が
オン状態となり、プリセットMO8F E T Q 3
はオフ状態となる。したがって、センス回路SCは動作
状態とされ、相補読み出し信号5d−sdの増幅動作が
行われる。その結果、ノードn2のレベルは、相補読み
出し信号5d−sdに従って逆相で変化される。すなわ
ち、相補読み出し信号sd −sdが論理“0゛とされ
非反転信号sdが反転信号sdよりも低くされるとき、
/−Fn2のレベルはその中心レベルよりモ低いロウレ
ベルとされ、これによって、反転出力信号子τがハイレ
ベルとされる。一方、相補読み出し信号sd −sdが
論理“l”とされ非反転信号Sdが反転信号sdよりも
高(されると、ノードn2のレベルはその中心レベルよ
りも高いハイレヘルとされ、これによって、反転出力信
号dOがロウレベルとされる。
ところで、この実施例において、センス回BsCのMO
3FETQI 2は、前述のように、その定数32がM
O3FETQI 1の定数31に比較して所定の比率を
もって大きくなるように設計される。したがって、反転
信号1Qsdからみたセンス回路SCの実質的な論理ス
レッシホルトレベルは、非反転信号線sdからめたセン
ス回路SCの実質的な論理スレフシホルトレベルよりも
高くされる。このため、センス回路SCのインバータ回
路Nlの入力信号すなわち、/−ドn2の電位がロウレ
ベルとされる場合の感度が、上記7z−ドn2の電位が
ハイレベルとされる場合の感度に比較して大きくされる
。その結果、センス回路SCの相補読み出し信号5d−
sdの論理“0”入力に対する感度が選択的に大きくさ
れる。
一方、このようにセンス回路SCの相補読み出し信号5
d−sdの論理“0”入力に対する感度が選択的に大き
くされることで、センス回路SCの相補読み出し信号5
d−sゴの論理“1゛入力に対する感度は逆に小さくさ
れる。ところが、ノードn2のレヘルは、前述のように
、CMOSスタティック型RAMが非選択状態とされる
ときハイレベルにブリセントされる。このため、相補読
み出し信号5d−sdが論理“l゛とされる場合、ノー
ドn2のレベルは速やかにハイレベルとされる。したが
って、センス回路SCの相?ili読み出し信号5d−
sdの論理“l”人力に対する感度が小さくされること
の問題は、発生しない。これらのことから、センス回路
SCの動作は総合的に高速化され、CMOSスタティッ
ク型RAMの読み出し動作が高速化されるものである。
データ出力バッファDOBは、特に制限されないが、C
MOSインバータ回路N3及びN4の入力端子及び出力
端子が交差接続されることによって構成される出力ラン
チと、トライステート型の出カバ7フアOBIとを合む
、出力ラッチを構成するインバータ回路N3の入力端子
には、特に制限されないが、並列形態とされるPチャン
ネルMO3FETQIO及びNチャンネルMO3FET
Q29からなる伝送ゲートを介して、上記センスアンプ
SAの反転出力信号doが供給される0M03FF:T
QI Gのゲートには、上記タイミング信号φsaのC
MOSインバータ回路N5による反転信号が供給され、
MO5FETQ29のゲートには、上記タイミング信号
φ9aが供給される。
上記伝送ゲートは、タイミング信号φsaがハイレベル
とされることで、選択的に伝達状態となる。
このとき、センスアンプSAの反転出力信号d。
が、インバータ回路N3及びN4からなる上記出力ラッ
チに取り込まれる。これにより、データ出カバソファD
OB内における上記反転出力信号dOのレベルが、補正
される。
センスアンプSAの反転出力信号dOは、特に制限され
ないが、さらにデータ出力バッファDOBのCMOSイ
ンバータ回路N2によって反転された後、出カバソファ
OBIの一方の入力端子に供給される。出カバソファ0
I31の他方の入力端子には、タイミング発生回路TG
から上述のタイミング信号φOeが供給される。出力バ
ッファOBlは、特に制限されないが、トライステート
型の出カバソファとされ、その出力は、上記タイミング
信号φoeがハイレベルとされ同時にインバータ回路N
2の出力信号すなわちセンスアンプSAの非反転出力信
号dOがハイレベルとされるとき、選択的にハイレベル
とされる。また、タイミンク信号φosがハイレベルと
され同時に上記非反転出力信号dOがロウレベルとされ
るとき、出カバソファOBIの出力は、選択的にロウレ
ベルとされる。タイミング信号φOeがロウレベルとさ
れるとき、出カバソファOBIの出力は、ハイインピー
ダンス状態とされる。
第3図には、第1図のCMOSスタティック型RAMの
読み出し動作モードの一実施例のタイミング図が示され
ている。同図には、上記相補読み出し信号5d−sdが
論理“0”及び論理“1′とされるときのセンス回路S
Cの動作の違いを明確にするため、2サイクル分の読み
出し動作モードが連続して示されている。第3図ならび
に上記第1図及び第2図に従って、この実施例のCMO
Sスタティック型RAMの読み出し動作モードの概要を
説明する。
第3図において、CMOSスタティック型RAMは、特
に制限されないが、チップイネーブル信号CEがハイレ
ベルからロウレベルに変化されることで選択状態とされ
る。このチップ−イネーブル信号GEのロウレベル変化
に先立って、ライトイネーブル16号WEがハイレベル
とされ、読み出し動作モードであることが指定される。
また、外部端子AXO〜AXiには、X?ドレス信号A
XO〜AXiがロウアドレスraaを指定する組み合わ
きで供給され、外部端子AYO−AYjには、Yアドレ
ス信号AYO〜AYjがカラムアドレスcaQを指定す
る組み合わせで供給される。さらにチップイネーブル1
8号CEがロウレベルとされてから所定の時間が経過し
た後、出力、イネーブル信号OEが一時的にロウレベル
とされる。
CMOSスタティック型RAMでは、チップイネーブル
信号CEがロウレベルとされることで、まずタイミング
信号φC6がハイレベルとされ、やや遅れてタイミング
信号φsaがハイレベルとされる。また、出力イネーブ
ル信号OEが一時的にロウレベルとされることで、タイ
ミング信号φoeが一時的にハイレベルとサレる。
タイミング信号φceがハイレベルとされることで、X
アドレスデコーダXAD及びYアドレスデコーダYAD
が動作状態とされ、メモリアレイMARYのロウアドレ
ス信号raaに対応するワード線が択一的にハイレベル
とされ、カラムアドレスcaQに対応するデータ線選択
信号YOが択一的にハイレベルとされる。その結果、メ
モリアレイMARYの上記ワード線に結合されるn+1
個のメモリセルMCが選択状態とされ、その記憶データ
に応じた読み出し信号が対応する相補データ線DO・D
O−Dn−Dnに出力される。また、このうち、上記カ
ラムアドレスCaOに対応する相補データ線DO・DO
がカラムスイッチC8Wによって選択され、相補共通デ
ータ線CD −CDに接続される。これにより、ロウア
ドレスraa及びカラムアドレスcaQによって指定さ
れる1個のメモリセルMCの読み出し信号が、相補デー
タ線DO・τ了及び相補共通データ線CD−7丁を介し
て、センスアンプSAに伝達される。第3図の実施例の
1回目の読み出しサイクルにおいて、選択された1個の
メモリセルMCに保持される記憶データは、論理“O”
とされる。
センスアンプSAでは、タイミング信号φ3aがハイレ
ベルとされることで、レベルシフト回路LS及びセンス
回路SCが動作状態となる。したがって、相補共通デー
タ線CD−CDを介して入力される読み出し信号が、ま
ずレベルシフト回路LSによってレベルシフトされ、所
定のバイアスレベルを持つ相補読み出し信号5d−sd
が形成される。この相補読み出し信号5d−sdは、さ
らにセンス回路SCによって増幅される。その結果、ノ
ードn2がロウレベルとされる。
この実施例のCMOSスタティック型RAMにおいて、
センス回路SCの上記ノードn2がロウレベルとされる
場合の感度は、上記ノードn2がハイレベルのままとさ
れる場合の感度に比較して大きくされる。このため、上
記センス回路SCによる増幅動作は比較的高速化され、
ノードn2は急速にロウレベルとされる。
ノードn2がロウレベルとされることで、CMOSイン
バータ回路N1の出力信号すなわちセンスアンプSAの
反転出力信号dOが、回路の電源電圧のようなハイレベ
ルとされる。この反転出力信号子τのハイレベルは、こ
のときタイミング信号φ3aがすでにハイレベルである
ことから、データ出力バッファDOBの出力ランチに取
り込まれ、さらに、タイミング信号φoeが一時的にハ
イレベルとされることで、データ出力バッファDOBの
出力バンファOBI及びデータ入出力端子DIOを介し
て、論理′0”の読み出しデータとして外部に送出され
る。
チップイネーブル信号CE及び出力イネーブル信号OE
がハイレベルに戻されると、CMOSスタティック型R
AMは非選択状態とされ、各回路は非動作状態とされる
次に、チップイネーブル信号GEが再度ハイレベルから
ロウレベルに変化される。このチップイネーブル信号C
Eのロウレベル変化に先立って、外部端子AXO”AX
iには、Xアドレス信号AXO−AXIがロウアドレス
tabを指定する組み合わせで供給され、また外部端子
AYO−AYjには、Yアドレス信号AYO〜AYJが
カラムアドレスcaQを指定する組み合わせで供給され
る。ライトイネーブル信号WEは、依然ハイレベルのま
まとされる。
CMOSスタティック型RAMでは、チップイネーブル
信号GEがロウレベルとされることで、上記第1の読み
出しサイクルと同様な動作が行われ、その結果、ロウア
ドレスtab及びカラムアドレスcaQによって指定さ
れる1個のメモリセルMCの読み出し信号が、対応する
相補データ線DO−Do及び相補共通データ線CD −
CDを介して、センスアンプSAに伝達される。この実
施例の第2の読み出しサイクルにおいて、選択状態とさ
れる1個のメモリセルMCに保持される記憶データは論
理“1″とされる。したがって、タイミング信号φsa
がハイレベルとされることで、センスアンプSAのセン
ス回路SCのノードn2の電位は、少しだけ低下される
が、CMOSインバータ回路Nlの論理スレンシホルド
レベルより低くされることはない。
この実施例のCMOSスタティック型RAMにおいて、
センス回路SCの上記ノードn2がハイレベルのままと
される場合の感度は、上記ノードn2がロウレベルとさ
れる場合の感度に比較して小さくされる。このため、上
記センス回路SCによる増幅動作は比較的遅くされるが
、ノードn2のレベルがハイレベルのままとされる論理
“1″の読み出し動作であるため、問題はない。
ノードn2のレベルがハイレベルのままとされることで
、CMOSインバータ回路N1の出力信号すなわちセン
スアンプSAの反転出力信号dOは、回路の接地電位の
ようなロウレベルのままとされる。この反転出力信号d
Oのロウレベルは、このときタイミング信号φSaがす
でにハイレベルであることから、データ出力バッファD
OBの出力ラッチに取り込まれ、さらに、タイミング信
号φoeが一時的にハイレベルとされることで、データ
出カバソファDOBの出カバソファOBI及びデータ入
出力端子DIOを介して、論理“1”の読み出しデータ
として送出される。
以上のように、この実施例のCMOSスタティック型R
AMは、電流ミラー型のセンス回路SCを含むセンスア
ンプSAを具備する。センス回路SCは、そのゲートに
相補読み出し信号として対をなす非反転信号sd及び反
転信号sdをそれぞれ受け差動形態とされるNチャンネ
ルMO3FETQII及びQ12と、これらのMOS 
F ETのドレイン側に設けられ電流ミラー形態とされ
るPチャンネルMO3FETQI及びQ2とを含む。
センス回路SCは、さらに、その入力端子が上記MO3
FETQI 2のドレインに結合されるCMOSインバ
ータ回路Nlと、このCMOSインバータ回路Nlの入
力端子と回路の電源電圧との間に設けられるプリセット
用MO3FETQ3とを含む、この実施例において、上
記MO3FETQ12の定数32すなわちそのチャンネ
ル幅W2のチャンネル長L2に対する比率W2/L2は
、上記MO3FETQI 1の定数31すなわちそのチ
ャンネル幅W1のチャンネル長L1に対〒る比率Wl/
Llに対して大きくされる。このため、センス回路SC
の上記相補読み出し信号sd・7丁の論理“0″人力に
対する感度が、その論理“1”入力に対する感度に比較
して大きくされる。これにより、センス回路SCの動作
は総合的に高速化され、このような電流ミラー型のセン
ス回路SCを含むCMOSスタティック型RAMの読み
出し動作が高速化されるものである。
以上の実施例に示されるように、この発明をCMOSス
タティック型RAM等の半導体記憶装置に適用した場合
、次のような効果が得られる。すなわち、 (11そのゲートに相補信号として対をなす非反転信号
及び反転信号をそれぞれ受けるNチャンネル型の第1及
び第2のMOS F ETと、これらのM05FETの
ドレイン側に設けられ電流ミラー形態とされるPチャン
ネル型の第3及び第4のMOSFETと、その入力端子
が上記第2のMOSFETのドレインに結合されるCM
OSインバータ回路と、上記CMOSインバータ回路の
入力端子と回路の電源電圧との間に設けられるプリセッ
ト用のMOS F ETとを含む電流ミラー型のセンス
回路において、上記第2又は第3のMOS F ETの
定数すなわちそのチャンネル幅のチャンネル長に対する
比率が、上記第1又は第4のMOSFETの上記定数に
比較して大きくなるように設計することで、センス回路
の上記相補信号の論理“0”入力に対する感度を、その
論理“1”入力に対する感度に比較して大きくすること
ができるという効果が得られる。
(2)上記(1)項により、電流ミラー型のセンス回路
の動作を、総合的に高速化できるという効果が得られる
(3)上記(1)項及び(2)項により、電流ミラー型
のセンス回路を含むCMOSスタティック型RAM等の
読み出し動作を、高速化できるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、第1図のセン
ス回路SCにおいて、MOSFETQI 2の定数32
とMOSFETQI1の定数slとの比率は、任意の値
をとることができる。また、MOSFETQI 1及び
Ql2の定数を同じにし、代わってMOSFETQIの
定数をMOS F ETQ 2の定数に比較して大きく
してもよいし、MOSFETQI 2及びQlの両方の
定数を対応するMOSFETQI 1及びQ2の定数に
比較して大きくすることもよい、MOSFETQII及
びQl2のゲートには、相補読み出し信号sd −sd
が反転して供給されるものであってもよい、この場合、
CMOSインバータ回路N1の出力信号は、非反転出力
信号doとなる。
プリセント用のMOSFETQ3は、NチャンネルMO
SFETにより構成されるものであってもよい。また、
センス回路SCは、複数の電流ミラー型増幅回路が対称
的に組み合わされて構成されるものであってもよい、第
2図において、メモリアレイM A RYは、複数のメ
モリマットにより構成されることもよいし、メモリセル
MCは、高抵抗負荷型のスタティック型メモリセルであ
ってもよい。CM OSスタティック型RAMは、カラ
ム系選択回路を含まないものであってもよいし、同時に
複数ビットの記憶データを入出力するものであってもよ
い、出力イネーブル信号OEは、不可欠のものではない
、さらに、第1図に示されるセンス回路SCやレベルシ
フト回路LS及びデータ出力バッファDOBの具体的な
回路構成ならびに第1図に示されるCMOSスタティッ
ク型RAMのブロック構成や制御信号等の組み合わせな
ど、種々の実施形態を採りうる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるCMOSスタティッ
ク型RAMに通用した場合について説明したが、それに
限定されるものではなく、例えば、ダイナミック型RA
Mやその他の半導体記憶装置にも通用できる0本発明は
、少なくとも電流ミラー型のセンス回路を有する半導体
記憶装置あるいはこのような半導体記憶装置を内蔵する
ディジタル集積回路装置に広く通用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、そのゲートに相補信号として対をなす非
反転信号及び反転信号をそれぞれ受けるNチャンネル型
の第1及び第2のMOSFETと、これらのMOS F
 ETのドレイン側に設けられ電流ミラー形態とされる
Pチャンネル型の第3及び第4のMOSFETと、その
入力端子が上記第2のMOSFETのドレインに結合さ
れるCMOSインバータ回路と、上記CMOSインバー
タ回路の入力端子と回路の電源電圧との間に設けられる
プリセット用MO3FETとを含む電流ミラー型のセン
ス回路において、上記第2又は第3のMOS F ET
の定数すなわちそのチャンネル幅のチャンネル長に対す
る比率を、上記第1又は第4のMOSFETの上記定数
に比較して太き(することで、センス回路の動作を総合
的に高速化できる。これにより、電流ミラー型のセンス
回路を含むCMOSスタティック型RAM等の読み出し
動作を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されたCMOSスタティック
型RAMのセンスアンプ及びデータ出力バッファの一実
施例を示す回路図、 第2図は、第1図のセンスアンプ及びデータ出力バッフ
ァを含むCMOSスタティック型RAMの一実施例を示
す回路ブロック図、 第3図は、第2図のCMOSスタティック型RAMの読
み出し動作モードの一実施例を示すタイミング図、 第4図は、従来のCMOSスタティック型RAMのセン
スアンプ及びその周辺部の一例を示す回路図である。 SA・・・センスアンプ、LS・・・レベルシフl−回
路、SC・・・センス回路、DOI3・・・データ出力
バッファ、M A RY・・・メモリアレイ、MC・・
・メモリセル、CSW・・・カラムス・「ソチ。 XAD・・・Xアドレスデコーダ、YAD・・・Yアド
レスデコーダ、XAB・・・Xアドレスバ、ファ、YA
B・・・Yアドレスバッファ、DIB・・・データ入カ
バ7フア、WA・・・ライトアンプ、TO・・・タイミ
ング発生回路。 Q1〜QIO,Q31〜Q3G・・・PチャンネルMO
3FET、Qi i〜Q29・・・NチャンネルMO3
FET、Nl−N7・・・インバータ回路、OB・・・
出力バッファ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それぞれのゲートに一対の相補信号を受け差動形態
    とされる第1導電型の第1及び第2のMOSFETと、
    上記第1のMOSFETのドレインと第1の電源電圧と
    の間に設けられそのゲート及びドレインが共通結合され
    る第2導電型の第3のMOSFETと、上記第2のMO
    SFETのドレインと第1の電源電圧との間に設けられ
    そのゲートが上記第3のMOSFETのゲートに結合さ
    れる第2導電型の第4のMOSFETと、上記第1及び
    第2のMOSFETの共通結合されたソースと第2の電
    源電圧との間に設けられ所定のタイミング信号に従って
    選択的にオン状態とされる第1導電型の第5のMOSF
    ETと、その入力端子が上記第4のMOSFETのドレ
    インに結合されるCMOSインバータ回路と、上記CM
    OSインバータ回路の入力端子と第1の電源電圧との間
    に設けられ上記タイミング信号に従って上記第5のMO
    SFETと相補的にオン状態とされる第6のMOSFE
    Tとを含むセンス回路を具備し、上記センス回路の上記
    CMOSインバータ回路の入力信号がロウレベルとされ
    る場合の感度が、上記CMOSインバータ回路の入力信
    号がハイレベルのままとされる場合の感度に比較して大
    きくされることを特徴とする半導体記憶装置。 2、上記第1のMOSFETのゲートには上記相補信号
    の非反転信号が供給され、上記第2のMOSFETのゲ
    ートには上記相補信号の反転信号が供給されるものであ
    って、上記センス回路の上記CMOSインバータ回路の
    入力信号がロウレベルとされる場合の感度は、上記第2
    及び/又は第3のMOSFETの定数すなわちそのチャ
    ンネル幅のチャンネル長に対する比率が対応する上記第
    1又は第4のMOSFETの上記定数に比較して大きく
    されることにより、上記CMOSインバータ回路の入力
    信号がハイレベルのままとされる場合の感度に比較して
    大きくされるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の半導体記憶装置。 3、上記半導体記憶装置は、CMOSスタティック型R
    AMであり、上記相補信号は、メモリアレイの選択され
    たメモリセルから少なくとも対応する相補データ線及び
    レベルシフト回路を介して伝達される読み出し信号であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の半導体記憶装置。
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