JPH0366096A - スタティック型ram - Google Patents

スタティック型ram

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JPH0366096A
JPH0366096A JP1202396A JP20239689A JPH0366096A JP H0366096 A JPH0366096 A JP H0366096A JP 1202396 A JP1202396 A JP 1202396A JP 20239689 A JP20239689 A JP 20239689A JP H0366096 A JPH0366096 A JP H0366096A
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JP
Japan
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data line
circuit
signal
memory cell
selection
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JP1202396A
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English (en)
Inventor
Masao Mizukami
水上 雅雄
Yoichi Sato
陽一 佐藤
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スタティック型RAM (ランダム・アク
セス・メモリ)に関し、例えば特定用途向(ASIC)
の半導体集積回路装置に内蔵されるスタティック型RA
Mに利用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
実質的に1本のデータ線にし、このデータ線により書き
込み動作と読み出し動作とを行うスタティック型RAM
が、特開昭56−105387号公報により提案されて
いる。このRAMにおけるメモリセルは、CMOSイン
バータ回路と、その出力信号を選択的に入力端に帰還す
るクロックドインバータ回路と、書き込み信号を伝える
伝送ゲーI−MO3FET、及び読み出し信号を出力す
る読み出し用クロックドインバータ回路から構成される
。これにより、このメモリセルは、入力専用端子と出力
専用端子とを持ち、それぞれ入力用と出力用のパスライ
ン(データ線)に接続される。
このとき、隣接するメモリセルに対して、例えば上記出
力用パスラインを入力用パスラインとして用いるように
することによって、パスラインの数を通常の相補データ
線を用いたRAMに比べて半減させるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のRAMにあっては、実質的にパスライン(データ
線)が約172に半減できる利点はある反面、メモリセ
ルとして上記のようなりロックドインバータ回路を用い
るものであるため素子数が多くなる。例えば、上記メモ
リセルを0M03回路により構成した場合、1つのクロ
ックドインバータ回路において4個のMOSFETを必
要とするから、MOS F ETの数が全体で12個も
必要になる。また、クロックドインバータ回路に供給す
るクロフクパルスを伝えるクロック供給線がリード用と
ライト用に1本づつ必要になる。したがって、上記のよ
うにデータ線が実質的に1本に減るが、クロックライン
が新たに2本も必要になってしまう。
なお、共通のパスライン上に複数のメモリセルが接続さ
れているが、その中の1つのメモリセル゛を選択する回
路が不明であるが、それを選択するためのワード線やそ
れを受けるスイッチMOSFETを追加する必要がある
と考えられ、同公報にいうような高集積化はとうてい望
めない。
この発明の目的は、高集積化と低消費電力化を実現した
新規なスタティック型RAMを提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、一方の入出力端子から書き込みが、可能にさ
れたシングルエンド構成のランチ回路を用い、上記一方
の入力出力端子とデータ線との間にX系のアドレス選択
線とY系のアドレス選択線にゲートが結合された伝送ゲ
ートMOSFETを直列形態に接続してメモリセルを構
成し、上記選択されたメモリセルからの読み出し信号を
受けて増幅するセンスアンプの出力信号を受けて、上記
選択経路を通してメモリセルに書き込みを行う再書き込
み回路を設ける。
〔作 用〕
上記した手段によれば、メモリセルに対して多くても1
本のデータ線のみを設けるものであるので高集積化がで
きる。また、実際に書き込み/読み出しが行われるメ゛
モリセルだけしかデータ線に接続されないから低消費電
力化が可能になる。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係るスタティック型RAMの要
部一実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子
及び回、路ブロックは、公知のCMOS集積回路の製造
技術によって、特に制限されないが、単結晶シリコンの
ような1個の半導体基板上において形成される。同図に
おいて、PチャンネルMOSFETは、そのチャンネル
(バックゲート〉部に矢印が付加されることによってN
チャンネルMOSFETと区別される。
この実施例におけるメモリセルは、高集積化のために、
シングルエンド構成とされる。すなわち、メモリセルは
、ラッチ形態となるように入力と出力とが交差接続ない
しは帰、還接続となるように接続されたCMOSインバ
ータ回路Nl、N2と、伝送ゲートMO5FETQ1.
Q2とから構成される。CMOSインバータ回路Nl、
N2のそれぞれの構成は、図示しないが、ゲートの相互
及びドレインの相互が共通接続され、ソースが電源端子
、接地端子に接続されたPチャンネル型MO3FETと
Nチャンネル型MO3FETとから構成される。この場
合、インバータ回路N1の入力端子からのみ保持情報の
書き換えを可能とするために、言い換えるならば、シン
グルエンド構成とするために、インバータ回路Nlを構
成するPチャンネル型及びNチャンネル型MO3FET
のサイズは、比較的大きいコンダクタンスを持つように
そのサイズが大きくされる。これに対して、インバータ
回路N2を構成する2つのMOSFETは、比較的小さ
いコンダクタンスを持つように、ともにそのサイズが小
さくされる。この場合、小さいコンダクタンスは、チャ
ンネル長をICの製造プロセスによって決まる最小幅の
ような一定幅としておき、かつチャンネル幅を減少させ
ることによって得ることができる。この場合、インバー
タ回路N2を最小サイズを持って構成することができる
。しかしながら、周知のとおり、MOSFETのコンダ
クタンスはW/L (但し、Wはチャンネル幅、Lはチ
ャンネル長)に比例するので、W。
Lの両方の変更によっても得ることができる。チャンネ
ル長りを大きく、かつW/Lを小さくする場合、インバ
ータ回路N2の入力容量、出力容量を共に大きくできる
ので、この場合はα線等によるメモリセルデータの反転
が起こりにくくなる。
これにより、インバータ回路N1の入力とインバータ回
路N2の出力の接続点がラッチ回路の入出力端子とされ
、この入出力端子をハイレベル/ロウレベルにすれば、
それに応じて保持情報が決定される。インバータ回路N
lは、情報保持のみの観点では、そのサイズは小さくて
も良いが、メモリセルの誤動作を防ぐ点では大きい方が
望ましい。
上記入出力端子は、アドレス選択用スイッチMO3FE
TQIとQ2を通してデータ線DOに接続される。上記
スイッチMOS F ETQ 1のゲートは、同図にお
いて横方向に延長されるワード線WOに接続され、上記
スイッチMO3FETQ2のゲートは、同図において縦
方向に延長されるY選択線YOに接続される。
メモリアレイM−ARYを構成する同じ行に設けられる
他のメモリセルも上記同様な構成とされ、上記ワード線
WOに対応するアドレス選択用スイッチMOS F E
Tのゲートが接続される。同図には、行方向には2個分
のメモリセルの具体的回路が例示的に示されている。
メモリア、レイM−ARYを構成する同じ列に設けられ
る他のメモリセルも上記同様な構成とされ、上記データ
&11DOに接続される。そして、上記Y選択線に対応
するアドレス選択用スイッチMO3FETのゲートが共
通に接続される。同図には、縦方向にも2個分のメモリ
セルの具体的回路が例示的に示されている。
上記データI#ID01DI・・・及び後述するダミー
データ線DD等には、Pチャンネル型のプリチャージM
O3FETQ5、Q6及びQ7設けられる。これらのM
O3FETQ5.Q6及びQ7のゲートには、プリチャ
ージ信号PCが共通に供給される。
この実施例では、上記メモリセルからの読み出し動作に
おいて用いられる参照電圧を形成するダ壽−セルが設け
られる。ダミーセルDCは、直列形態にされたMO3F
ETQ3とQ4から構成される。上記ダミーセルDCを
構成する一方のMO3FETQ3のゲートは、対応する
ワード線に接続される。他方のMO3FETQ4のゲー
トは、ダミー選択線DY’に接続される。このダミー選
択線DY’ は、上記プリチャージ信号をpcを受ける
インバータ回路N3の出力信号が伝えられる。
これにより、プリチャージ期間においてMO3FETQ
4がオン状態となり、ダミーセルの保持情報をロウレベ
ルにリセットし、メモリアクセスが行われるとき、選択
されたワード線に対応したMO3FETQ3がオン状態
となり、上記ロウレベルの保持情報とダξ−データ*D
Dとを結合して、ダミーデータ線DDのプリチャージ電
位の引き抜きを行う。このダミーデータ線の電位引き電
位は、上記メモリセルからのロウレベルの読み出し動作
におけるデータ線の電位低下分の半分に設定される。そ
れ故、ダミーセルDCは、MO3FETQ3とQ4の接
続点の寄生容量が不足するなら容量素子が付加される。
上記各データ線DO1D1・・等は、カラム選択回路を
構成する並列形態のPチャンネルMOSFETとNチャ
ンネルMOSFETからなるCMOSスイッチ回路Q1
0.Qll、Ql2.Ql3を介して共通データ線CD
に接続される。これに対して、ダミーデータ線DDは、
同様なCMOSスインチ回路Q14.Ql5を介してダ
ミー共通データ線CDDに結合される。
上記Nチャンネル型のスインチMO3FETQ1’lの
ゲートはY選択線YOに接続され、Pチャンネル型のス
イッチMO3FBTQIOのゲートには、インバータ回
路N10を通したY選択線YOの選択信号が伝えられる
。データ線D1に対応したMO3FE、TQI 2.Q
l 3も、上記同様に対応するY選択線Ylの選択信号
が伝えられる。
また、ダ壽−データ1iDDに設けられるダミースイッ
チMO3FETQ14.Ql5のゲートにも、ダミー選
択iDYの選択信号が同様に供給される。
ダミー選択IIDYは、定常的に選択レベルに固定され
るものの他、メモリアクセスに同期してその都度選択レ
ベルにしてもよい。
上記共通データ線CDとダミー共通データ線CDDの信
号は、次に説明するようなセンスアンプによって増幅さ
れる。
この実施例におけるセンスアンプは、増幅回路が2段縦
列形態に接続されて構成される。入力段回路は、次の回
路から構成される。
上記共通データ線CDとダ【−共通データ線CDDの信
号は、レベルシフト動作を行うソースフォロワ形態のN
チャンネルMOSFETQ16とQl7のゲートに伝え
られる。これらのMO3FBTQ16とQl7のソース
側には、電流逅う−形態にされたNチ中ンネルMO3F
ETQI 8゜Ql9が設けられ、これらのMO3FE
TQI 8゜Ql9の共通ソースと回路の接地電位点と
間には、スイッチMO3FETQ20が設けられる。こ
のスイッチMO3FETQ20は、センスアンプ動作タ
イミング信号scが供給され、タイ逅ング信号SCがハ
イレベルにされたときにオン状態になり、センスアンプ
を活性化させる。
第2段目の増幅回路は、ダブルの差動回路から構成され
る。すなわち、NチャンネルMOSFETからなる差動
M、0SFETと、そのドレイン側に設けられたPチャ
ンネル型の電流ξラー形態の負荷MOS F ETとか
らなる2対の差動増幅回路の入力を交差的に接続し、そ
のダブルエンドの差動出力を得るものである。これら2
対の差動MOSFETの共通ソースと回路の接地電位点
との間には、上記タイミング信号scを受けるNチャン
ネルMO3FETQ21が設けられ、タイミング信号s
cがハイレベルにされたときに上記同様に活性化される
上記一対の差動回路の一対の出力端子と電源電圧Vcc
との間には、上記タイくング信号3Cを受けるPチャン
ネル型のプリチャージMO3FETが設けられる。そし
て、上記差動回路の出力信号は、インバータ回路N4と
N5を通して形成された相補的な出力信号AとBが出力
回路に伝えられる。        \ 出力回路は、上記インバータ回路N4とN5を通した相
補出力信号AとBを受けるプッシュプル形態のNチャン
ネルMO3FETQ23.Q24及びQ25.Q26と
、上記プッシュプル回路の出力信号をそれぞれ受けるラ
ンチ形態に接続された一対のインバータ回路から構成さ
れる。上記プッシュプル回路Q23.Q24とQ25.
Q26のゲートには、上記信号AとBが交差的に供給さ
される。例えば、出力信号AがハイレベルならMO3F
ETQ23とQ26がオン状態になり、その信号レベル
がラッチ回路に取り込まれるとともに、出力端子Dou
tからはロウレベルの信号が出力される。出力信号Bが
ハイレベルならMO3FETQ24とQ25がオン状態
になり、その信号レベルがラッチ回路に取り込まれると
ともに、出力端子Doutからはハイレベルの信号が出
力される。
上記インバータ回路N5の出力信号Aは、次の再書き込
み回路に伝えられる。再書き込み回路は、再書き込みデ
ータRWDを形成するインバータ回路N8と、上記出力
信号Aを受けて、上記再書き込みデータRWDの出力制
御信号を形成する縦列形態とインバータ回路N6.N7
と、このインバータ回路N7により出力される出力制御
信号を受けて、上記再書き込みデータRWDを共通デー
タ線CDに伝えるMO3FETQ22から構成される。
なお、上記共通データ線CDには、書き込み動作のとき
書き込み信号を伝える入力回路DIBの出力端子も結合
される。
上記ワードSIAwo、wx等は、X系の選択回路であ
るXアドレスバッファXADBと、アドレスバッファX
ADBを通して取り込まれたアドレス信号を解読して1
本のワード線の選択信号を形成するデコーダ回路により
選択される。同図では、アドレスバッファとデコーダと
を合わせてXADH,DCRのように表している。
上記Y選択線YO,Y1等は、Y系の選択回路であるY
アドレスバッファYADBと、アドレスバッファYAD
Bを通して取り込まれたアドレス信号を解読して1本の
データ線の選択信号を形成するデコーダ回路により選択
される。同図では、アドレスバッファとデコーダとを合
わせてYADB、DCRのように表している。
この実施例のスタティック型RAMの全体の構成は、第
4図にその一実施例のブロフク図が示されている。すな
わち、複数ピントからなるアドレス端子Aiは、アドレ
スバッフアADBに伝えられる。このアドレスバッフア
ADBに取り込まれたアドレス信号は、デコーダDCR
により解読される。X系のデコーダDCRは、X系のア
ドレス信号を解読してワード線の選択信号を形成する。
ワード線選択信号は、特に制限されないが、ワードドラ
イバD RV’に伝えられる。このようなワードドライ
バDRVを設けることにより、多数のメモリセルが結合
されることによって比較的大きな負荷容量を持つワード
線を高速に選択/非選択に切り換えるようにされる。こ
のワードドライバは、上記第1図においては、デコーダ
回路の出力回路に含まれるものと理解されたい。
メモリアレイM−ARYは、前記のようなメモリセルが
マトリックス配置されて構成される。すなわち、メモリ
セルとワード線、Y選択線との交差点に各メモリセルが
配置される。Y選択線とデータ線が平行に走っている。
このようなメモリアレイM−ARYに対して、その読み
出し参照電圧を形成する前記のようなダく−セルからな
るダミーセルアレイDCAが設けられる。
Y系のデコーダDCRは、Y系のアドレス信号を解読し
てデータ線の選択信号を形成する。データ線選択信号は
、Y選択線yo、yi等を通して各メモリセル及びY選
択回路(カラムスイッチ)YSWに伝えられる。同図で
は、メモリセルにまで延長されるY選択線が省略されて
いる。特に制限されないが、上記Y選択線に多数のメモ
リセルが結合されることによってY選択線が比較的大き
な負荷容量を持ち、その選択動作が遅くされることによ
ってメモリセルアクセスが遅くされるなら、上記Y系の
デコーダ回路DCRの出力部にも上記同様なドライバを
設けてY選択線を高速に選択/非選択に切り換えるよう
にしてもよい。
タイ名ング制御回路TGは、クロック信号CLKと制御
信号R/Wを受けて、内部動作に必要なプリチャージ信
号PCやセンスアンプ動作タイミング信号sc等を形成
する。
データ入力回路DIRは、入力端子Dinから供給され
た書き込みデータを受けて、共通データ線CDに伝える
Y選「路YSWを通して選択されたデータ線\ が結合 れる共通データ線CDに読み出された信号はζ
ダミーデータ線が結合される共通ダミーデ声− 一タ CDDの参照信号とは、センスアンプSAの入力
に伝えられる。センスアンプSAは、上記参照信号によ
り読み出し信号のハイレベル/ロウレベルを判定して増
幅する。この増幅出力は、方において上記出力回路DO
Bを通して出力端子Doutから出力されるとともに、
再書き込み回路RWAに伝えられ、ここで増幅されて上
記共通デ−タ線CDに伝えられる。これにより、読み出
し動作によっていったん破壊されたメモリセルの保持情
報の再書き込みが行われる。
第2図には、この実施例のスタティック型RAMの動作
の一例を説明するためのタイミング図が示されている。
プリチャージ信号PC(クロンクパルスCLK)がロウ
レベルのとき、RAMは非動作状態になり、プリチャー
ジMO3FETQ5〜Q7がオン状態になってデータ線
DO,DI・・・、ダミーデータ線DD等をハイレベル
にプリチャージしている。このとき、センスアンプから
の出力信号A(!:Bも、それに対応したインバータ回
路N4とN5の入力に設けられたプリチャージMO3F
ETのオン状態によってロウレベルにされている。
これにより、一対のプッシュプル回路の出力がハイイン
ピーダンス状態になり、出力端子Doutにはランチ回
路に保持された出力信号が伝えられている。
プリチャージ信号PC(クロックパルスCLK)がロウ
レベルからハイレベルに変化すると、それに応じて、図
示しないアドレス信号の取り込みが行われ、デコーダが
それを解読して例えばワード線WOとY選択線YOが選
択状態にされる。
これにより、上記ワード線WOとY選択線YOとの交点
に設けられた1つのメモリセルのみが選択され、そのラ
ッチ回路の入出力端子がデータ線DOと結合される。こ
のメモリセルMCの保持レベルがロウレベルのとき、デ
ータ線DOのプリチャージレベルが、メモリセルMCの
ロウレベルによりロウレベル側に低下させられる。すな
わち、データ線DOの寄生容量とメモリセルMCにおけ
るラッチ回路の入出力端子の寄生容量との容量比に対応
したチャージシェアが生じる。このとき、データ線DO
の容量値に対してメモリセルの容量値は小さいから、デ
ータ線DOの電位は僅かに低下するのに対して、メモリ
セルMCの保持電位は、急激に上昇してラッチ回路を構
成するインバータ回路N1のロジンクスレッシッルド電
圧を超えてしまう、それ故、メモリセルMCの保持レベ
ルは、ロウレベルからハイレベルに反転させられてしま
う。言い換えるならば、この実施例におけるメモリセル
の読み出し動作は、上記のように保持レベルがロウレベ
ルのときには、プリチャージレベルをロウレベルに引き
抜く反作用として保持レベルがハイレベル側に破壊され
ることによって行われる。
上記のようなデータ線DOのプリチャージ電位の微小な
電位低下を検出するために、ダξ−セルDCが使われる
。すなわち、ワード線WOのハイレベルに対応してMO
3FETQ3がオン状態になり、プリチャージ期間のと
きオン状態になっているMO5FETQ4によりロウレ
ベルにされていたMO5FETQ3とQ4の接続点のノ
ードとダミーデータ線DDとを接続させる。これにより
、ダご−データ線DDの電位が、同図に点線で示すよう
に上記データ線DOのロウレベル読み出しにおける低下
分の約半分だけ低下するようにダ果−データ線とダ箋−
セルの寄生容量比が設定されている。
上記データ線DOとダミーデータ線DDの電位変化分は
、カラムスイッチ回路を通して共通データIcDと共通
ダく−データ線CDDを通してセンスアンプSAに伝え
られ、その増幅動作が行われる。上記のようにメモリセ
ルからの読み出し信号カロウレベルのとき、センスアン
プの出力信号Aがハイレベルになり、インバータ回路N
8を通して共通データ線CDの電位をロウレベルにする
したがって、データ線DOの電位がロウレベルに変化し
て、選択されたメモリセルにはロウレベルの再書き込み
されることになり、上記のような読み出し動作によって
いったん破壊された保持情報がロウレベルに回復される
。また、上記信号Aのハイレベル、信号Bのロウレベル
により、出力回路は、出力端子Doutからロウレベル
の出力信号を送出するとともに、その出力信号をランチ
回路に保持する。
なお、選択されたワード線WOに結合された他のメモリ
セルは、Y選択線Y1等がロウレベルの非選択状態にな
っている。それ故、ワード線W0に対応した他のメモリ
セルは、ラッチ回路により保持動作が行われており、そ
れに対応して他のデータ線D1等はプリチャージ電位を
維持するものである。
次の動作サイクルにおいて、ワード線YOに代わってY
lが選択されたとする。このワード線Y1に対応したメ
モリセルがハイレベルを保持しているなら、データ線D
1の電位はプリチャージ電位のままにされる。このとき
には、センスアンプSAの出力信号Aがロウレベルにな
り、再書き込み回路のスイッチMO3FETQ22をオ
フ状態のままにする。すなわち、上記のようなハイレベ
ルの読み出し動作のときには、メモリセルの保持情報は
破壊されないから、再書き込み動作が省略される。
また、書き込み動作のときには、入力端子Dinから供
給された書き込みデータが入カバソファ回路DIBを通
して共通データ線CDに伝えられる。
この共通データ線CDに伝えられたハイレベル/ロウレ
ベルの書き込み信号は、カラムスイッチ回路YSW、デ
ータ線を通して選択された1つのメモリセルに伝えられ
ることによって書き込みが行われる。すなわち、この実
施例のメモリセルは、インバータ回路N2を構成するM
OS F ETのコンダクタンスが小さく設定されてい
るから、上記選択経路及びスイッチMO3FETQI、
Q2等を通して伝えられた信号レベルに従って、その保
持レベルが決定される。
この実施例のスタティック型RAMは、上記のようにシ
ングルエンド型のメモリセルを用いるものであるため、
セル面積を小さくでき高集積化が可能になる。メモリセ
ルは、書き込みや読み出しが行われるメモリセルのみが
アクセスされ、読み出しや書き込みが行われないメモリ
セルにおいて電流が消費されない。これにより、大幅な
低消費電力化が可能にな゛る。このように読み出しが行
われるメモリセルのみを選択することを利用し、メモリ
セルの読み出し信号を増幅してそれを同じメモリセルに
書き込むという再書き込みを行うことができる。これに
より、シングルエンド型メモリセルの安定した読み出し
を行うことができる。また、メモリセルからの微小な読
み出し信号をダミーセルからの参照電圧を利用して行う
ものであるため、高感度の高速な読み出し動作を行うこ
とができる。
第3図には、この発明に係るスタティック型RAMの他
の一実施例の要部回路図が示されている。
この実施例では、メモリアレイM−ARYのいっそうの
高集積化のために、隣接するメモリセルのデータ線が共
通化される。すなわち、第1図におけるデータ線DOと
Dlに接続されるメモリセルは、共通化されたデータ線
DOIに接続される。
それ故、この実施例におけるメモリノアレイM−ARY
は、共通化されたデータ線DOIの左右にメモリセルが
配置されることになる。図示しない他の共通化されたデ
ータ線においても、上記同様に2列分のメモリセルが左
右に振り分けられて接続される。
上記共通化されたデータ線DOIは、共通化されたカラ
ムスイッチ回路を構成するMOSFETQ12.Q13
を通して共通データ線CDに接続される。上記ようにデ
ータ線DOIは、上述のように2列分のメモリセルに対
して共通化されたものである。それ故、上記スイッチM
OSFETQ12とQ13(7)’r’−)には、Y選
択iYoとYlの信号を受けるノアゲート回路Gの出力
信号が選択信号として供給される。すなわち、上記スイ
ッチMO3FETQ12とQ13は、Y選択線YO又は
Ylがハイレベルの選択レベルにされたとき、オン状態
になってデータ線DOIを共通データ線CDに接続させ
る。
上記のように2列分のメモリセルを1つのデータ線DO
Iに接続しても、各メモリセルにはY選択線YOとYl
によりそれぞれスイッチ制御され0るスイッチ制御 S
 F ETが設けられるものである。
したがって、Y選択線YO又はYlの選択レベルに対応
した一方の列側のメモリセルが上記データ線DOIに接
続されるから何等問題ない。
この構成では、データ線の数を半分に減らすことができ
るから、よりいっそうの高集積化が可能になる。ただし
、データ線には2倍のメモリセルが結合されることに応
じてその寄生容量が増大し、その分メモリセルからの読
み出し信号が減少する。
このような読み出し信号の減少が問題になるなら、メモ
リセルとしては第5図に示すようにキャパシタC1を付
加すればよい。このようなキャパシタC1の付加によっ
て、メモリセル側の記憶容量が増大できるから上記デー
タ線の共通化に伴う読み出し信号の減少を補うことがで
きる。なお、この第5図に示したメモリセルは、第1図
のRAMに適用するものであってもよいことはいうまで
もない。
第6図には、この発明に係るスタティック型RAMが内
蔵される半導体集積回路装置の一実施例のブロック図が
示されている。
この実施例の半導体集積回路装置LSIは、特に制限さ
れないが、特定用途向のLSIとされる。
LSIチップの周辺にポンディングパッドPが配置され
、それに対応して入出力回路10Bが設けられる。この
半導体集積回路装置LSIでは、RAMを内蔵し、この
RAMは、上記第1図又は第2図に示したスタティック
型RAMが用いられる。
上記RAM以外の部分には、他の論理回路が設けられる
。論理回路は、マクロセル化された各論理回路の組み合
わせ等により構成される。すなわち、予め用意された回
路機能を持つマクロセルの中から、その用途に応じたマ
クロセルが選ばれて上記RAMとともに構成される。そ
れ故、上記RAMもマクロセルの1つとされる。この場
合、その記憶容量とメモリアクセスビット数との組み合
わせ等により複数種類のRAMが用意され、それぞれの
用途に応じたものが選ばれて上記半導体集積回路装置L
SIに実装される。
この実施例のRAMは、上記のように高集積化と低消費
電力化であることから、上記のような大規模集積回路に
適したものとなる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)一方の入出力端子から書き込みが可能にされたシ
ングルエンド構成のラッチ回路を用い、X系とY系のア
ドレス選択線により選択するとともに、センスアンプの
出力信号を利用してメモリセルの再書き込みを行うよう
にすることによって、シングルエンド構成のスタティッ
ク型RAMが構成でき、高集積化と低消費電力化が可能
になるという効果が得られる。
(2)上記センスアンプは、ダミーセルにより形成され
た参照電圧と選択されたメモリセルに結合されたデータ
線の読み出し信号とを受ける差動回路とすることによっ
て高感度化と高速化を実現できるという効果が得られる
(3)上記メモリセルを構成するラッチ回路の一方の入
出力端子にキャパシタを設けることによって、読み出し
信号量を大きくできるという効果が得られる。
(4)上記のようにメモリセルがX系とY系のアドレス
選択線により選択されることを利用して、互いに隣接す
るメモリセルを共通のデータ線に対して結合されせるこ
とにより、いっそうの高集積化が可能になるという効果
が得られる。
(5)大規模半導体集積回路装置に内蔵されるスタティ
ック型RAMとして、上記のようなシングルエンド構成
のスタティック型RAMを用いることにより、高集積化
と低消費電力化を図った半導体集積回路装置を得ること
ができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、データ線のプリ
チャージ電位をハーフプリチャージ電位にし、メモリセ
ルの記憶情報に従ってデータ線の電位が微小電位だけハ
イレベル側又はロウレベル側にシフトさせるような構成
としてもよい、この場合には、ダミーセルを設けること
なく、上記ハーフプリチャージ電位を参照電圧として利
用することができる。また、センスアンプとしても、前
記実施例のようなレベルシフト機能を持つ上記ソースフ
ォロワ形態の初段回路を省略して、読み出し信号を直接
的に差動増幅回路に供給する構成にできる。出力回路は
、上記のようなラッチ回路を持つの他、動作タイミング
信号に応じてセンスアンプの出力信号を出力する構成と
してもよい。
RAMは、クロック信号CLKにより動作させるもの他
、チンブイネーブル信号又はチンプ選択信号により、そ
の動作を開始させるようにするものであってもよい。前
記のような大規模集積回路に内蔵される場合、アドレス
バッファを省略して内部アドレスバス等から供給される
アドレス信号を直接的にデコーダ回路に供給する構成と
してもよい。
この発明は、シングルエンド構成のメモリセルを用いた
スタティック型RAMとして、前記ような大規模半導体
集積回路装置のような各種半導体集積回路装置に内蔵さ
れるもの他、1つの半導体記憶装置を構成するもの等と
しても広く利用できるものである。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、一方の入出力端子から書き込みが可能にさ
れたシングルエンド構成のランチ回路を用い、X系とY
系のアドレス選択線により選択するとともに、センスア
ンプの出力信号を利用してメモリセルの再書き込みを行
うようにすることによって、シングルエンド構成のスタ
ティック型RAMが構成でき、高集積化と低消費電力化
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るスタティック型RAMの一実
施例を示す要部回路図、 第2図は、その読み出し動作の一例を説明するための5
4177図、 第3図は、この発明に係るスタティック型RAMの他の
一実施例を示す要部回路図、 第4図は、この発明に係るスタティック型RAMの一実
施例の全体を示すブロック図、第5図は、この発明に係
るメモリセルの他の一実施例を示す回路図、 第6図は、この発明に係るスタティック型RAMが実装
される大規模半導体集積回路装置の一実施例を示すブロ
ック図である。 XADB、YADB、ADB・・アドレスバッファ、D
CR・・デコーダ回路、DRV・・ドライバ、M−AR
Y・・メモリアレイ、DCA・・ダミーセルアレイ、Y
SW・・Y選択回路(カラムスイッチ回路)、SA・・
センスアンプ、RWA・・再書き込み回路、DOB・・
データ出力バンファ、DIB・・データ入カバソファ、
TG・・タイくング制御回路、MC・・メモリセル、W
O,Wl、WL・・ワード線、YO,Yl、YL・・Y
選択線、Do、Di、DOI・・データ線、DD・・ダ
ミーデータ線、CD・・共通データ線、CDD・・共通
ダ旦−データ線、N1〜N8・・インバータ回路、G1
・・ノアゲート回路、RAM・・スタティック型RAM
、LSI・・大規模半導体集積回路装置、P・・ポンデ
ィングパッド、IOB・・入出力回路 tPll  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一方の入出力端子から書き込みが可能にされたシン
    グルエンド構成のラッチ回路と、上記ラッチ回路の一方
    の入力出力端子とデータ線との間に直列形態に設けられ
    、X系のアドレス選択線とY系のアドレス選択線にそれ
    ぞれゲートが結合された一対の伝送ゲートMOSFET
    とからなるメモリセルと、選択されたデータ線がカラム
    選択回路を介して結合される共通データ線に設けられ、
    上記選択されたメモリセルからの読み出し信号を受けて
    増幅するセンスアンプと、上記センスアンプの出力信号
    を受けて、上記共通データ線に伝える再書き込み回路と
    を含むことを特徴とするスタティック型RAM。 2、上記センスアンプは、ダミーセルにより形成された
    参照電圧と選択されたメモリセルに結合されたデータ線
    の読み出し信号とを受けて増幅出力を形成する差動増幅
    回路からなるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のスタティック型RAM。 3、上記メモリセルを構成するラッチ回路の一方の入出
    力端子と回路の電圧端子との間にはキャパシタが設けら
    れるものであることを特徴とする特許請求の範囲第1又
    は第2項記載のスタティック型RAM。 4、互いに隣接するメモリセルが共通のデータ線に対し
    て結合されるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1、第2又は第3項記載のスタティック型RAM。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613581A (ja) * 1992-04-30 1994-01-21 Mitsubishi Electric Corp スタティックランダムアクセスメモリ装置
JP2007133946A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0613581A (ja) * 1992-04-30 1994-01-21 Mitsubishi Electric Corp スタティックランダムアクセスメモリ装置
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