JPH01298295A - 金属蒸着紙 - Google Patents

金属蒸着紙

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JPH01298295A
JPH01298295A JP12408588A JP12408588A JPH01298295A JP H01298295 A JPH01298295 A JP H01298295A JP 12408588 A JP12408588 A JP 12408588A JP 12408588 A JP12408588 A JP 12408588A JP H01298295 A JPH01298295 A JP H01298295A
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JP
Japan
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paper
electron beam
layer
base paper
metallized
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Application number
JP12408588A
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English (en)
Inventor
Shiyunichirou Koukichi
向吉 俊一郎
Tsunefumi Yamori
矢守 恒文
Shigekazu Shiku
茂和 珠久
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/02Metal coatings
    • D21H19/08Metal coatings applied as vapour, e.g. in vacuum
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/10Coatings without pigments
    • D21H19/14Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12
    • D21H19/16Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12 comprising curable or polymerisable compounds

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はビール瓶等に貼着される金属蒸着紙に関し、美
麗な金属光沢を有し、さらに瓶に貼着して冷水に浸した
り、冷蔵庫に入れている間に発生する金属蒸着層のクラ
ンク(亀裂)を改良した金属蒸着紙に関するものである
「従来の技術」 従来、ビール瓶等に貼着されるラベル用紙としては、ア
ート・コート紙、アート・コート紙とアルミ箔等の金属
箔を貼り合せた紙が使用されており、特にアルミ箔を貼
り合セたラベル用紙は商品のアピール性に優れているた
め広く用いられていた。
しかし、近年になってアルミ箔を貼り合せたラベル用紙
は次第に金属蒸着紙に置き換えられようとしている。こ
れは金属蒸着紙とアルミ箔を貼り合せたラベル用紙を比
べた場合、金属蒸着紙のアルミニウム使用量はアルミ箔
を貼り合せたラベル用紙の1/100以下であり、省資
源、コスト低減のメリットがあるためであり、さらに印
刷適性、カッティング作業性、表面光沢が良いなどの利
点によるものである。また、特にビール瓶等は回収再利
用されるため、洗瓶工程でカセイソーダ処理が行われる
が、この時アルミニウムと反応して水素ガスが発生する
ため、アルミニウムの使用量が少なければ少ないほど作
業環境や安全面で有利となるため、金属蒸着紙の使用が
一層拡がってきている。
このように優れた特徴を発揮する金属蒸着紙においても
、使用時に以下の問題がある。すなわち、金属蒸着紙を
瓶に貼着したビール瓶等を冷蔵庫や水中で浸漬冷却した
時に金属蒸着層に細かいクラック(亀裂)やシワが発生
することである。このため支持体としてフィルムを使用
したり天然パルプに合成パルプや合成繊維を混抄した紙
を用いる方法(特公昭60−25792号)等も提案さ
れているが回収再利用時の洗瓶適性に欠けるため実用す
るのは難しい。またクレーコート層を含む基紙の水中伸
度が2.5%以下の紙を支持体として使用する方法(実
開昭59−171933号)も提案されているが、満足
すべき結果は得られていない。
さらに、従来の金属蒸着紙の製法においては基紙に平滑
性をもたせるため、基紙上に顔料および接着剤を主成分
とする塗料層を設け、さらにその上に合成樹脂を主成分
とするアンダーコート層を設けることが一般に行われて
いるが、このようにしても平滑性が不充分であり、表面
の金属光沢が未だに不充分なものしか得られていない。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は、水中に浸漬等した場合でも金属蒸着層にクラ
ック等を発生させず、しかも優れた金属光沢を有する金
属蒸着紙を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明は、基紙上に電子線硬化型樹脂が電子線照射によ
り硬化した層を介して金属蒸着層が形成されてなる金属
蒸着紙において、該基紙の横方向の水中伸度が2.5%
以下であることを特徴とする金属蒸着紙である。
「作用」 本発明者等は、金属蒸着紙を用いた場合に発生するクラ
ックについて検討した結果、金属蒸着紙をビール瓶等に
ラベルとして貼着し、冷水に浸したり、冷蔵庫に入れた
場合、ラベルを構成する基紙の湿潤に伴う伸びが金属蒸
着層に比べて非常に大きいため、ひずみが生じて金属蒸
着層にクラックが発生することを突き止めた。このひず
みを抑えるためには基紙の水に対する伸びを小さくする
必要があり、基紙の横方向の水中伸度が2.5%以下の
ものを使用することによりクランクの発生を少なくする
ことができることを見出した。
更に金属蒸着層を形成させるにあたり、上記のような基
紙上に電子線硬化型樹脂が電子線照射により硬化した層
を介して金属蒸着層を形成させると、基紙の湿潤に伴う
伸びを抑制し、クラックの発生を極めて効果的に防止出
来ることが明らかになった。
このような電子線照射により硬化して得られる層は架橋
密度が極めて高いため寸法安定性に優れ、基紙の伸縮を
抑制するものと考えられる。またこのような電子線硬化
層は、平滑性に優れるため、電子線硬化樹脂層を介して
金属蒸着層を形成すると蒸着紙表面は美麗で金属光沢に
極めて優れたものが得られる。
本発明で用いる基紙は、抄紙の横方向の水中伸度が2.
5%以下の紙であり、好ましくは1.5%以下の祇であ
る。このような基紙は具体的には次のようにして得られ
る。
(イ)基紙の抄紙の横方向の抗張力Y (kg)と流れ
方向の抗張力T (kg)の比X(0式)を70〜13
0%、好ましくは80〜120%に調整する。
X=Y/TxlOO(χ)・・・■ 一般の抄紙条件によって抄紙される紙は流れ方向の抗張
力Tが横方向の抗張力Yに比較して大巾に大きいため、
上記■弐で表される抗張力の比Xは60%以下であり、
30〜50%といった紙がほとんどである。この原因と
しては、パルプ繊維が流れ方向に配向していることが考
えられる。このような紙は通常の乾燥工程を用いた場合
、縦方向の水中伸度は約1%以下であるのに対して、横
方向の水中伸度が非常に大きく5%以上になることもあ
る。
本発明に用いる基紙は、上述の如く抗張力の比Xが70
〜130%、好ましくは80〜120%という特殊な値
を有するもので、かかる特殊な値を有する基紙は抄紙機
上でのバルブ繊維の方向性を変化させることにより得ら
れる。バルブ繊維の方向性は、ワイヤー上でのシェーキ
ングおよび乾燥工程でのドロー(引っ張り)によって影
響を受けるが、主にスライスジェットとワイヤーの適当
な速度設定により適宜コントロールされる。
すなわちスライスジェットに比較してワイヤーのスピー
ドを速くすると繊維は流れ方向に並びやすく、流れ方向
の抗張力は強くなるが、逆にワイヤーのスピードを遅く
すると横方向へ並ぶ傾向が増して横方向の抗張力が強ま
るものである。従って上記の如き基紙は、それぞれの抄
紙機に応じて主にスライスジェットとワイヤーの速度を
適宜設定することによって抄紙される。なお、抗張力の
比Xが140%にもなると、紙の地合が大巾に低下し、
好ましくない。
上記のような方法により得られた基紙は、通常の乾燥工
程を用いたものであっても、横方向の水中伸度が2.5
%以丁であり、1.5%以下のものも充分製造可能る。
(ロ)緊張乾燥紙を用いる。抄造時に乾燥部において紙
は横方向に著しく収縮するが、ここで述べる緊張乾燥紙
とは、乾燥時に横方向に張力を与えて紙の収縮を抑えて
乾燥した紙のことである。
例えばヤンキードライヤーの様な表面が高度に研磨され
た大径のシリンダードライヤー面に湿潤紙匹を圧着ロー
ルで密着させ、乾燥することによって紙の横方向の収縮
を抑えることができる。所謂片艶紙はこのようにして造
られたものである。
更に緊張乾燥紙としては、紙匹の水分が40〜70%と
いう水分域で温度100 ’Cまたは、それ以上で外圧
を加えて密着乾燥する方式、所謂プレス乾燥によって製
造した紙が含まれる。
緊張乾燥する前段階で多筒式シリンダードライヤー等の
乾燥装置を用いて前乾燥を行った場合、抄造スピードを
上げられる利点があるが、前乾燥の際に横方向の収縮が
起こるため、前乾燥せずに直接ヤンキードライヤー等の
みで緊張乾燥させる場合に比べ横方向の水中伸度は大き
くなる。
このような緊張乾燥紙は横方向の水中伸度が2゜5%以
下であり、1.5%以下のものも充分製造可能である。
抄紙機」二でバルブ繊維の配向性を調整して抗張力の比
Xが70〜130%になるようにしたものを緊張乾燥す
ると特に優れたクラック防止効果が得られる。
金属薄着層を形成させる方法には、■直接蒸着法と■転
写法が挙げられる。■直接蒸着法とは、基紙上に電子線
硬化型樹脂を塗布し電子線を照射して硬化させた後、こ
の電子線硬化樹脂層上に金属を真空蒸着する方法である
。また■転写法とは、離型コーティング処理したポリエ
ステルフィルム等のプラスチックフィルム支持体上に金
属蒸着加工を施し、蒸着層上及び/又は基紙上に電子線
硬化型樹脂を塗布し、金属蒸着フィルムの蒸着層面を基
紙と貼り合せ、電子線を照射し、樹脂を硬化させた後、
支持体であるプラスチックフィルムをはぎとり、金属蒸
着紙を得る方法である。一般に転写法による金属蒸着層
の表面は平滑性、光沢に優れ、またカールの少ないもの
が得られる。
金属蒸着層の蒸着金属はアルミニウム、金、銀、亜鉛等
の金属が例示されるが、コストと外観の点からアルミニ
ウムが好ましい。蒸着をする場合の蒸着層の厚さは外観
とコストの面から100〜1000人程度が好ましい。
本発明で用いる電子線硬化型樹脂は、電子線で硬化する
樹脂であれば特に限定されるものではないが、たとえば
以下に挙げるプレポリマーやモアツマ−により構成され
るものである。
(1)  プレポリマーとしては、 (a)  脂肪族、脂環族、芳香脂肪族2〜6価の多価
アルコール及びポリアルキレングリコールのポリ (メ
タ)アクリレート; (b)  脂肪族、脂環族、芳香脂肪族、芳香族2〜6
価の多価アルコールにアルキレンオキサイドを付加させ
た形の多価アルコールのポリ(メタ)アクリレート; (C)  ポリ(メタ)アクリロイルオキシアルキルリ
ン酸エステル; (d)  ポリエステルポリ(メタ)アクリレート;(
e)  エポキシポリ (メタ)アクリレート;げ) 
ポリウレタンポリ (メタ)アクリレート;(濁 ポリ
アミドポリ (メタ)アクリレート;(h)  ポリシ
ロキサンポリ (メタ)アクリレート;(i)  側鎖
および/または末端に(メタ)アクリロイルオキシ基を
有するビニル系またはジエン系低重合体; (j)  前記(a)〜(i)記載のオリゴエステル(
メタ)アクリレート変性物等。
(2)  モノマーとしては、 (a)  エチレン性不飽和モノまたはポリカルボン酸
等で代表されるカルボキシル基含有単量体およびそれら
のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩等のカル
ボン酸塩基含有単量体; (b)  エチレン性不飽和(メタ)アクリルアミドま
たはアルキル置換(メタ)アクリルアミド、N−ビニル
ピロリドンのようなビニルラクタム類で代表されるアミ
ド基含有単量体;(C)  脂肪族または芳香族ビニル
スルホン酸類で代表されるスルホン酸基含有単量体およ
びそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩
等のスルホン酸塩基含有単量体; (d)  エチレン性不飽和エーテル等で代表される水
酸基金を単量体; (e)  ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート
−2−ビニルピリジン等のアミノ基含有単量体;げ) 
4級アンモニウム塩基含有単量体;(禰 エチレン性不
飽和カルボン酸のアルキルエステル; (h)(メタ)アクリロニトリル等のニトリル基含有単
量体; (i)  スチレン; (j)  酢酸ビニル、酢酸(メタ)アリル等のエチレ
ン性不飽和アルコールのエステル; (ト)活性水素を含有する化合物のアルキレンオキシド
付加重合体のモノ(メタ)アクリレート類;(1)多塩
基酸と不飽和アルコールとのジエステルで代表されるエ
ステル基含有2官能単量体;(ホ)活性水素を含有する
化合物のアルキレンオキシド付加重合体と(メタ)アク
リル酸とのジエステルよりなる2官能単量体; (n)  N、N−メチレンビスアクリルアミド等のビ
スアクリルアミド; (O)  ジビニルベンゼン、ジビニルエチレングリコ
ール、ジビニルスルホン、ジビニルエーテル、ジビニル
ケトン等の2官能単量体;枦)ポリ力・ルボン酸と不飽
和アルコールとのポリエステルで代表されるエステル基
含有多官能単量体; (q)  活性水素を含有する化合物のアルキレンオキ
シド付加重合体と(メタ)アクリル酸とのポリエステル
よりなる多官能単量体; (r)トリビニルベンゼンのような多官能不飽和単量体
等が挙げられる。
電子線硬化型樹脂を基紙上あるいは、蒸着転写フィルム
の蒸着層上に塗布する場合の塗布手段は、バーコーター
、ロールコータ−、エアナイフコーター、グラビアコー
ター等の通常の塗工法によって行われる。また塗布量は
乾燥重量で0.1〜20g/rdが好ましく、より好ま
しくは1〜10g/Mである。この際塗布量が0.1g
/rrf未満では表面の平滑性が不充分となり充分な金
属光沢が得られなくなり、20g/rrrより多いと経
済的に不利なばかりでなく、使用する樹脂によっては、
ラベルが硬くなりすぎ、カッティング作業性が劣り、ま
た洗瓶工程でラベルを溶解・剥離し難くなるといった難
点が生じる。
照射する電子線の線量は0.1〜20Mrad、好まし
くは0.5〜10Mrad程度の範囲が望ましい。0゜
1 Mrad未満では樹脂成分を充分に硬化させること
ができず、20Mradを越えると基紙の強度が低下す
る恐れがある。
電子線の照射方法としては、例えばスキャニング方式、
カーテンビーム方式、ブロードビーム方式等が採用でき
、照射の際の加速電圧は100〜300KVが適当であ
る。
なお、基紙上には平滑性を更に良くするために顔料およ
び接着剤を主成分とする塗料層を設けることができる。
また基紙と電子線硬化樹脂層との間に、あるいは塗料層
を設けた場合は塗料層と電子線硬化樹脂層との間に合成
樹脂を主成分とするアンダーコー)−層を設けると基紙
の平滑性を一層高め、電子線硬化型樹脂の基紙への過度
の浸透を抑えることができる。アンダーコート層に使用
される合成樹脂としては、例えばアルキッド系樹脂、ア
クリル系樹脂、ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ウレ
タン系樹脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられ、溶剤系
あるいは水性系媒体に溶解または分散して塗布する。ま
た電子線硬化型や紫外線硬化型の樹脂も使用することが
できる。
形成された金属蒸着層上に金属の酸化防止や耐擦傷性、
i!jt !¥耗性を付与するため、あるいは印刷等の
後加工適性を高めるために必要に応じて金属蒸着層上に
トップコート層を設けても良い。トップコート層として
はアンダーコート層に用いたものと同様の合成樹脂や電
子線硬化型樹脂等を用いることか出来る。
「実施例」 以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが
、勿論その範囲に限定されるものではない。また例中の
「部コおよび「%」はそれぞれ「重量部」および「重量
%jを示す。
実施例1 NBKP60部、LBKP40部のパルプ配合に、ロジ
ンサイズ1.5部、タルク5部、硫酸バンド3部を添加
して調製した紙料を、乾燥工程でヤンキードライヤのみ
を使用した抄紙機で抄紙乾燥して米坪50g/rrrの
緊張乾燥紙を得た。なお、この基紙の横方向の水中伸度
は1.0%であった。
次にポリエチレンテレフタレートフィルム(25μm)
にシリコーン系?、II離剤を塗布し、その上にアルミ
ニウムを真空蒸着装置で500人の厚さに蒸着した。こ
の蒸着フィルムの蒸着層面に電子線硬化型樹脂(モービ
ルケミカル社製、77X−187A)を4g/rf塗布
し、基紙と貼り合せた後、蒸着フィルム側より、電子線
照射装置(エレクトロカーテンCB150;ES1社製
)を用いて3 Mradの電子線を照射した。照射後ポ
リエチレンテレフタレートフィルムを剥離し、蒸着層が
転写された金属蒸着紙を得た。
実施例2 NBKP 15部、LBKP85部のパルプ配合にロジ
ンサイズ1.5部、タルク5部、硫酸バンド3部を添加
して調製した紙料を長網抄紙機によりパルプ繊維の配列
に留意し、横方向と流れ方向の抗張力の比が95%とな
るように調節して抄紙を行った。なお、乾燥工程では通
常の多筒式シリンダードライヤーを用いた。この基紙の
横方向の水中伸度は1.4%であった。次に実施例1と
同様の方法で金属蒸着層を形成させ、金属蒸着紙を得た
実施例3 実施例1と同様の基紙上に電子線硬化型樹脂(モービル
ケミカル社製;78E363)を6g/n(jl布し、
3 Mradの電子線を照射した。この硬化樹脂層上に
、真空蒸着装置を用いてアルミニウムを500人の厚さ
に蒸着し、金属蒸着紙を得た。
実施例4 実施例2と同様の紙料を用い長網抄紙機により横方向と
流れ方向の抗張力の比が75%となるように調節して抄
紙を行った。乾燥工程では通常の多筒式シリンダードラ
イヤーを用いた。この)−(紙の横方向の水中伸度は2
.0%であった。次に実施例1と同様の方法で金属蒸着
層を形成し、金属蒸着紙を得た。
比較例1 実施例1と同様の紙料を用い、多筒式ドライヤー乾燥装
置を有する長網抄紙機で通常の条件で抄紙した。得られ
た基紙の横方向と流れ方向の抗張力の比は40%であり
、また横方向の水中伸度は4.2%であった。次に実施
例1と同様の方法で金属蒸着層を形成させ、金属蒸着紙
を得た。
比較例2 実施例1と同様の基紙を用い、基紙上にアクリル系エマ
ルジョンをグラビアコーターで乾燥塗布料が6g/r+
(となるように塗工してアンダーコート層を形成した。
次にアンダーコート層上にアルミニラムを真空蒸着装置
で500人の厚さになるように蒸着し、金属蒸着紙を得
た。
比較例3 実施例2と同様の基紙を用いた他は比較例2と同様にし
て金属蒸着紙を得た。
以上のようにして得られた各金属蒸着紙を2cmX 4
 cmの大きさに切り、カゼイン糊をストライブ状に塗
布してビール瓶に貼着し、24時間風乾した後に、水に
48時間浸漬して蒸着層表面に発生するクラックの状況
を目視で判定した。なお、評価は1試料についてそれぞ
れ10回行い、その結果を第1表に示した。
また、金属蒸着面の光沢を目視により判定し、結果を第
1表に示した。
〔評価基準〕
之立ヱを全1丘度 ◎・・・クランクの発生が全く認められない。
O・・・クラックが殆ど認められない。
Δ・・・クランクが発生しており、実用上問題がある。
×・・・全ての試料の全面にクラ・ツクが発生している
童XL沢 O・・・非常に良い ×・・・劣る 「効果」 本発明はクラックの発生がなく、金属光沢に優れた金属
蒸着紙であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基紙上に電子線硬化型樹脂が電子線照射により硬
    化した層を介して金属蒸着層が形成されてなる金属蒸着
    紙において、該基紙の横方向の水中伸度が2.5%以下
    であることを特徴とする金属蒸着紙。
  2. (2)下式で表される横方向の抗張力Yと流れ方向の抗
    張力Tの比Xが70〜130%である基紙を用いること
    を特徴とする請求項(1)記載の金属蒸着紙。 X=Y/T×100(%)
  3. (3)基紙が緊張乾燥紙であることを特徴とする請求項
    (1)記載の金属蒸着紙。
JP12408588A 1988-05-20 1988-05-20 金属蒸着紙 Pending JPH01298295A (ja)

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