JPH01296968A - ビールの製造方法 - Google Patents

ビールの製造方法

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JPH01296968A
JPH01296968A JP1063979A JP6397989A JPH01296968A JP H01296968 A JPH01296968 A JP H01296968A JP 1063979 A JP1063979 A JP 1063979A JP 6397989 A JP6397989 A JP 6397989A JP H01296968 A JPH01296968 A JP H01296968A
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JP
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beer
barley
ant
anthocyanogen
malt
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JP1063979A
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English (en)
Inventor
Wettstein Dietrich H Von
デイートリツヒ ホルガー フオン ウエツトシユタイン
Bent Ahrenst-Larsen
ベント アーレンスト ランセル
Inga B Jende-Strid
インガ バルブロ イエンデ ストリド
Jorgen A Sorensen
ヨールゲン アクセル ソーレンセン
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De Forenede Bryggerier AS
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De Forenede Bryggerier AS
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
    • C12C1/00Preparation of malt
    • C12C1/18Preparation of malt extract or of special kinds of malt, e.g. caramel, black malt
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
    • C12C12/00Processes specially adapted for making special kinds of beer
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願は、特願昭51−123733号の分割出願であ
る。
[産業上の利用分野] 本発明は、改善されたコロイド安定性を有し、永久混濁
形成および冷却混濁形成を防止するビールの製造方法に
関する。この方法では、アントシアノーゲンおよびカテ
キンを欠く大麦穀物を用いて麦芽または付加物を生産す
る。このアントシアノーゲンおよびカテキン不含麦芽は
、醗酵させてビールとする麦芽汁の調製において単独で
または精製デンプン、シロップ、トウモロコシ、米、小
麦または大麦粉のような炭水化物付加物と共に用いられ
る。このビールは味を損なうことなく、ビールの貯蔵寿
命を向上させるために現在行われている技術的方法で達
成し得るのと同じ程度またはそれよりも良好なコロイド
安定性を有するので、現在の技術的方法は不必要になる
[従来の技術および解決しようとする課題]ビールは、
大麦の含浸、すなわち大麦穀粒を水中に置いて発芽させ
ることによって製造される大麦麦芽から生産される。麦
芽の際に、様々な酵素が合成されて、これが穀物の炭水
化物やタン白質を分解する。緑色麦芽と呼ばれる発芽し
た大麦を加熱処理すなわち熱空気で乾燥することによっ
て発芽を停止させた後、胚と根を取り除く。総ての検討
した大麦栽培品種は、M、 Dadlc(1971年)
およびDadlcとN、M、 Morrlson (1
972年)の方法によ−ってΔP1定すると、ioo 
gの乾燥物質当たり100■より多量のアントシアノー
ゲンと1.00mgより多量のカテキンを含有する(J
ende−9trid、 1978年)。
含浸、発芽および加熱処理の際に、アントシアノ−ケン
とカテキンは穀粒中に残り、未発芽大麦と同じ量で麦芽
中に存在する。
このように生産された麦芽と任意に添加されたデンプン
含a付加物を摺り潰し、すなわち温水で処理して麦芽と
付加物から物質を溶解させる。未溶解成分を分離すると
、透明な麦藁色の(麦芽汁と呼ばれる)抽出液が得られ
る。ホップまたはポツプ抽出液を添加した後、麦芽汁を
煮沸して、冷AIする。アントシアノーゲン、カテキン
およびアントシアノーゲンおよびカテキンが属する総ポ
リフェノールを化学的に定量することによって、これら
の化合物のあるものは麦芽汁の煮沸の際にタン白質によ
って沈澱して、麦芽tトを濾過するかまたは他の方法に
よって透明にするときに除去されることが認められた。
通常は、30から60mgのアントジアノ−ケンと30
から80mgのカテキンが1 リットルの麦芽汁完成品
力たりに測定される。
この麦芽汁を、Saccharomyces carl
sbergansisまたはcercv[5lac種の
酵母と共に醗酵させてビールとする。はとんどの酵母を
取り除いた後に、緑色ビールを低温(10℃以下)で1
から数週間ラーガーリング(lagerlng)するこ
とによって熟成させる。新たに生産されたビールは麦芽
汁と同量ずなイ〕ち通常は1リツトル当たり30から6
0LI1gのアン(・シアノ・−ケンおよびカテキンを
含有する。
ビール中のこれらのポリフェノールは、貯蔵期間中にビ
ール中の可溶性タン白質と徐々に反応して、不溶性のコ
ロイド状混濁を生じる。この混濁は、任意に低温殺菌を
行ってビールを瓶、樽またはflfに充填する前に、濾
過することによって除去される。これらの処理の後でも
、ビールは不安定なままであり、反応か継続して混濁を
形成し2て、フレークやおよび重い沈澱状をとることが
ある。
混濁形成は高温(例えば、40から60℃)で促進され
る。
コロイド状混濁は、20℃より高い温度ではある程度ま
で0■溶性である。ビールを20から60℃の温度で貯
蔵した後に飲む前に0℃に冷却すると、溶解したコロイ
ド状混濁が沈澱し、いわゆる冷却混濁を生じる。ビール
の永久および冷却混濁を防止するために、5種類の安定
化法が開発されている。
(1)パパイン(例えば、市販の製剤であるコロプリン
)のようなタン白質分解酵素を用いてビール中のタン白
質を分解することによって、タン白質およびポリフェノ
ールを含む不溶性コロイドの形成を減少させる。100
 リットルのビール当たり0.53から3gの酵素を添
加する。
(2)タンニン酸を添加することによって、コロイド状
混濁形成を促進することができる。それ故、ビールのラ
ーガーリングの際にタンニン酸を加えて多量の沈澱を生
成させる。これらの沈澱を除去することによって混濁形
成成分はかなり減少するが、この方法の費用は相当な金
額になる。
(3)不溶性ポリビニルポリピロリドンc pvpp、
ボリクラール(Polyclar)AT)およびナイロ
ン66はポリフェノールを効果的に吸着する。この方法
では、濾過の前に100リツトルのビール当たり7.5
から25gのポリビニルポリピロリドンまたは更に多量
のナイロン66を添加する。ビールから多量のポリフェ
ノールを除去した後、タン白質コロイド状混濁を形成し
難くなる。
(4)ポリフェノールを吸着する代わりに、ベントナイ
トや活性化したシリカゲルをタン白質吸容剤として用い
ることができる。ベントナイトは泡安定性に6害である
。シリカゲルについては、io。
リットル当たり20から350 gを添加する。
(5)ポリビニルポリピロリドンとシリカゲルの両方を
添加すると、コロイド安定性を改善するのに協同作用が
ある。
上記の技法は特殊な操作を意味し、添加剤や添加に余分
な費用がかかることを意味する。更に、それらの技法の
幾つかは、ビールを著しく損失し且つビールの品質にと
って有害である。アントシアノーゲンとカテキンは、フ
ラバン分子の誘導体であるフラボノイドと呼ばれる物質
の群に属する。
フラボノイドはポリフェノールとして知られる化合物の
更に大きな群に属する。アントシアノーゲンとカテキン
は収斂性ポリフェノール、すなわちタン白質を相互に結
合して錯体を形成するものであるので、タンニンと命名
された植物起源のフェノール性物質の非常に大きな群に
も包含される。
アントシアノーゲンは鉱酸と反応して、赤色のアンドシ
アニジンを生じる。アントシアノーゲンは、一般式 (式中、R1とR2は、H,OHまたはOCH3のいず
れかをとり得る)を有する3、4−フラバンジオールの
誘導体である(HarrlsとRiekettS。
1958年、1959年)。同じ群の化合物は、独立に
プロアントシアニジンと命名されている (FreudenbergとWelnges 、 19
58年、1960年)。醸造の文献では、アントシアノ
ーゲンがこれらの化合物に対して優先的に使用されてい
るが、化学および生化学文献では、プロアントシアニジ
ンが好ましい用語である。
カテキンはフラバン゛°−3−オールの誘導体であり、
一般式 (式中、R1とR2は、H,OHまたはOCH3のいず
れかをとり得る)を有する。
大麦穀粒中のアントシアノーゲンの大部分は、ビフラボ
ノイドすなわち2個のカテキン分子の二量体、とじて見
出だされており、これは加水分解によってカテキン1分
子とアントシアニジン1分子を生じる( Weinge
sら、1969年)。かかる二量体は、一般式 (式中、R1とR2は、H,OHまたはOCH3のいず
れかをとり得る)を有する。モノマー性アントシアノー
ゲンまたはカテキンは高分子タン白質を沈澱されること
ができないがビフラボノイドはこの点に関して高い活性
を有する。トリーまたはテトラ−フラボノイドのような
高重合生成物は大麦穀粒に存在する可能性があるが、麦
芽汁およびビール生産の際に確実に形成される。ポリマ
ーフラボノイドの形成は酸素によって促進され、これら
のポリマーは二量体と同様に効果的にタン白質を沈澱さ
せる。
しばしば提唱されるとはいえ広く受は入れられていると
はいえない意見には、アントシアノーゲンとカテキンの
二量体およびポリマーは永久および冷却混濁形成に重要
であるという意見があるが、この意見は、混濁がアント
シアノーゲンとカテキンの外にモノマー性ポリフェノー
ル、単純なフェノール性酸、それらの°エステルおよび
グルコシドも含有しているので、厳密に科学的に証明す
ることはできなかった。遺伝子ant 13の突然変異
体を用いてアントシアノーゲンおよびカテキン合成を遺
伝的に阻害することによって大麦とビールからで、この
意見の正しいことが証明された。
ビール中にフラボノイドすなわちアントシアノーゲンお
よびカテキンが存在することは、そのフレーバと味にと
って本質的であると考えられる(Trolle、 19
60年、Dadicとvan Gheluve、 1.
973年、Dadic、 1974年)。ポリビニルポ
リピロリドンまたはナイロン66を用いてビールからア
ントシアノーゲンおよびカテキンを90から95%除去
すると、全く受容し得ないソーダ水様のフレーバを有し
且つ受容し得ない淡黄色からほとんど無色の肉眼的外観
を有する実験的ビールを生じた(Dadicとvan 
Gheluwe、1973年)。アントシアノーゲンと
カテキンを除去することは、ビールを安定化して永久お
よび冷却混濁を防゛止するために望ましいが、ン不含お
よびカテキン不含突然変異体の助けによってビールを生
産する発明は、この意見が誤っていることを証明した。
本発明へと到達した実験において、アントシアノーゲン
(プロアントシアニジン)へ至る生化学的経路を阻害す
る大麦突然変異体を生産することができることが示され
ている。フラボノイドについての生合成経路は、下記の
図式でまとめることができる。
うとrロチャルコン tリンゲニン      エリオジクft−hジヒドロ
ク1ル七チン シアニジン       (+)−2小トランス−3,
4(+)−カテキン−7スーaイフシアニジン プロシアニジン ト3 大麦では、2.3−トランス−3,4−シス−ロイコシ
アニジンの後の段階でシアニジンとその誘導体であるア
ントシアニジンの合成を制御する若干の遺伝子が知られ
ている(Njlan、 1964年)a大麦の17個の
アントシア゛ニン含有突然変異体を分析したところ、母
品種と同じ量のアントシアノーゲンを含んでいた。これ
らの突然変異は、ant iからant 12、ant
 14からant IEt、ant 24、at+t 
2Bと命名された17種類の異なる遺伝子で起こった(
wonWettsteinら、1985年; B、  
Jende−8tridとK。
Kr1sttansen 、 1986年)。遺伝子a
llt i3におけるりのものである。予想された通り
、ロイコシアニジン中間体での分岐点の前またはプロシ
アニジンへの経路でのこの中間体の後のいずれにおいて
もアントシアノーゲンの合成を阻害する更に多くの突然
変異体を単離することが可能であった。発明の範囲を支
持する目的の検討中に、600種類のアントシアノーゲ
ン不含突然変異体が単離され、それらの418種類が遺
伝交差によって7個の遺伝子座に帰属された。
418種類のアントシアノーゲン不含突然変異体は、下
記のような87種類の大麦品種においてQi 層された
春大麦: デンマークからの21品種、98突然変異体スエーデン
からの5品種、24突然変異体ドイツ  からの19品
種、81突然変異体英国   からの3品種、24突然
変異体フランス からの6品種、46突然変異体トルコ
  からの2品種、22突然変異体C35Rからの3品
種、6突然変異体 オーストラリアからの1品種、■突然変異体日本   
からの4品種、24突然変異体米国   からの15品
種、67突然変異体ニューシーラントからの5品種、1
8突然変異体冬大麦: 欧州   からの3品種、7突然変異体。
遺伝子ant 13、ant 17、ant 18およ
びant 13での組換え体ラインにおけるアントシア
ノーゲン不含突然変異体での試験および全面的醸造実験
において、これらはビールの醸造の原料として好適であ
り、アントシアノーゲンを含まないために伝統的な安定
化の後に得られる安定性よりも良好なコロイド安定性を
生じることが示されている。更に、このようなビールは
味とフレーバに関して母品種で醸造したビールと識別し
得ないような品質を有することを意外にも見出だした。
したがって、ビールの製造の際にビールを安定化するた
めに現在用いられている工程段階は必要でなくなる。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は、麦芽汁の製造のために突然変異体an
t 13遺伝子を除いてアントシアノーゲンとカテキン
の合成を阻害する遺伝子を含む大麦品種を用いることで
ある。
本発明は突然変異体にアントシアノーゲンが存在しない
ことが発明の効果を生じる特徴であるということを見出
だしたことに基づいている。アントシアノーゲンの遺伝
的阻害は(遺伝子ant 13を除く)多種類の遺伝子
における突然変異によって達成することができ、総ての
これらの突然変異体は良好なコロイド安定性と正常な味
とフレーバを有するビールを生じる麦芽汁の生産に用い
られる。
本発明を概括的に説明してきたが、下記の具体的な実施
例を参照することによって一層理解を深めることができ
るが、これらの実施例は説明のためのものであり、特に
断らないかぎり発明を制限することを意図するものでは
ない。
[実施例] 実施例1 大麦品種NordalおよびAlf’からの新規なアン
トシアノーゲン−およびカテキン−不含突然変異体の単
離 NordalとAlfとの乾燥穀粒を酸素を通気せずに
+5℃で蒸留水中で15時間予備浸漬した後、pH3,
0でlから5xlOMのNaNaの溶液中で2時間処理
した。NaN  溶液に処理中に02を通じた。その後
、種子を水で洗浄して、屋外に湿時播種した。
これらの植物(Ml植物)を育成して成熟させ、穀物を
収穫した。
これらから、約300.000のM2植物が屋外に生育
し、植物の成長部にアントシアニン色素沈着を欠<64
種類の突然変異体を選択した。これらの内の12種類、
すなわちNordalの6種類とAll’の6種類は、
バニリン試験によってアントシアノーゲンとカテキンを
含まないことを示した。
バニリン試験は、穀物の内乳のみを用いる単一穀粒の4
分の1に基づいている。内乳の残部を有する胚を植える
ことによって、種子を殖やすことができる。試験には2
から5分間しか掛からないので、下記のような非破壊的
方法で1日当たり多数の穀粒を分析することができる。
大麦穀粒(脛部ではない)の約4分の1を切り取り、底
の平らな試験管に入れる。50% (容積/容積)エタ
ノールl’mlを加えて、大麦の小片をポリトロン(P
olytron)PT 10−’15 (キネマ千カ(
Klneiatlca)、スイス)テ磨砕スル。新タニ
調製した1%(重量/容積)バニリン(フル力(Ful
uka)、スイス)の濃塩酸溶液1 mlを加える。プ
ロアン!・シアニジンおよび/またはカテキンが存在す
るときには、それらは直ちにバニリンと反応して赤色錯
体を形成する。プロアントシアニジンおよび/またはカ
テキンが存在しなければ、溶液は4色しないかまたはバ
ニリン試薬と同じ淡黄色である。
こうして同定した突然変異体をant−101からan
t−tttと命名して、対立遺伝子交差によって遺伝子
ant−101とant−110を遺伝子ant−13
へ、遺伝子ant−102,−106,−Illを遺伝
子ant−18へ、遺伝子anL−103,−104,
−105,−107を遺伝子ant−17へ、遺伝子a
nt−109を遺伝子ant−19へ帰属させた。適当
に増殖した後、突然変異体の穀粒をDadieの方法(
1971年)によってアントシアノーゲンとカテキンと
について分析した。
表−1 母品種     突然変異体     アントシアノー
ゲン     カテキンmg/l00g  IEIII
   mg/100g  1IIjlNordal  
             130         
  125ant  13−101    0    
        12ant  18−102    
5             7ant  17−10
3    0             8ant  
17−104    1            30
ant  17−105    1         
    2Alr                 
127           120ant  18−
106    1             1ant
  17−107     Q           
   Bant  19−109    0     
         0ant  13−1f0    
0            11ant  f8−11
1    1.            19突然変異
体ant 18−102、ant 17−105および
ant 18−Illを用いるビールの醸造で得られる
結果についての実施例を以下に示す。
実施例2 突然変異体anL 13−13と母品種Nordal、
AlrおよびPomaと比較した大麦突然変異体ant
 17−105、ant lS−102およびant 
18−111を用いる試験的規模での麦芽製造および醸
造の結果。醸造方法は次の通りであった。
大麦14 kgを少しずつ、ステンレス鋼ネット製であ
って周りがプラスチックハウジングで囲まれた回転ドラ
ム中で浸漬して発芽させた。浸漬はI4から15℃で水
中と空気中で数時間ずつ変えながら2F1間に亙って行
い、水分含量を41から4396にする。
12℃で5から6日間の発芽期間中に、水を滴下して加
えることによってこの水分含量を保持する。
所望な温度の空気をハウジングの上部に供給する。
色摩麦芽を加熱箱に入れて、加熱処理を行う。最初の数
時間で、麦芽の温度を50℃に上げ、最大10時間まで
その温度に保持した後、温度を3時間を要して78℃ま
で上昇させる。この温度で更に3時間で硬化を行う。硬
化した麦芽をドラムに反して、高速回転を行って支根を
取り除く。
磨砕した麦芽10 kgを、添加剤を加えずに浸液摺潰
によって脱イオン水42リツトルで摺り潰す。下記の標
阜的な摺潰法を用いる。
52℃で30分間、52℃から63℃まで20分間で加
熱、63℃で60分間、63℃から78℃まで40分間
で加熱、78℃で10分間。ラウターータブ(Iaut
er tub)を用いて麦芽汁を73℃で濾過し、64
6 + 10 + 15リツトルの脱イオン水を用いて
4回の濯ぎを行う。
61から62リツトルの麦芽汁に対する総濾過時間は約
160分間になる。ホルスト番カンパニー(l(ors
tCoIIlpany)製のタンニン不含ホップ抽出液
8.7gを添加した後、麦芽汁を90分間煮沸して、氷
水で冷却した麦芽汁保持容器中に一晩放置して5℃まで
冷却する。翌日、冷麦芽汁をホット・アンド・コールド
・ブレーク(hot and cold break)
から分離して、2個の30リットル醗酵容器に移し、5
aeehroa+yees carlsbergens
is 、株Uの酵母であって、細胞を6回水で洗浄する
ことによって粘着性ポリフェノールを=J能なかぎり除
去したものを接種する。接種酵母の量は麦芽汁28 k
g当たり90gである。醗酵容器を10℃の恒温水槽に
入れる。1週間醗酵した後、ビールを絞ってCO2で加
圧lまた2個の25リットル貯蔵タンクに入れ、冷蔵庫
に入れる。6週間の貯蔵中に、ビールの温度は5℃から
−1℃まで徐々に低下する。ビールを20 x 20 
cmmレンツSeitz)K−7シートで濾過して、C
O2含量を0.5%に1週整する。瓶詰と石冠は手動で
行うか、瓶を叩いてヘッドスペースの空気含量を減少さ
せる。瓶詰を行ったビールを62℃で20分間低温殺菌
する。
大麦、麦芽、麦芽汁およびビールについて、下記の分析
を行う。
試験的麦芽製造に用いた大麦の水分含量と篩試験の計Δ
―1は、European Brewery Conv
entionの分析委員会によって勧められている方法
(、1975年)によって行う。大麦の発芽は、16か
ら18℃の蓋をしたペトリ皿中の水分を含んだ砂に10
0個の穀粒を置き、3日後に発芽した穀物の数を計測す
ることによって試験する。大麦、麦芽、麦芽汁およびビ
ール中の総窒素およびタン白質を、ケールダール分析法
によって測定する。大麦または麦芽1、.000 gあ
るいは麦芽汁またはビール5.0mlを、濃硫酸40m
1,35%過酸化水素10m1.酸化第二水銀0.75
gおよび硫酸カリウム15gと共に35分間温浸する。
1リツトル当たり水酸化ナトリウム400gとチオ硫酸
ナトリウム80gを含む溶液と共に蒸留する。蒸留液を
2%ホウ酸中に集めて、標準的酸て滴定する。タン白質
は総窒素x 6.25として与えられる。
水分含量、抽出物含量、抽出物の差異、糖化力、コルバ
ッハ・インデックスおよびカラーについての麦芽の分析
は、European Brewery Conven
tionの分析委員会によって勧められている方法(1
975年)によって行う。α−アミラーゼは旧0■とB
akの方法(1938年)によって測定する。
麦芽汁は、Analytlca−EBGの方法(197
5年)によって抽出物含量、減衰限界、苦みおよびカラ
ーについて分析する。遊離のα−アミノ窒素は、5at
akeらの方法(1960年)によって2.4.8−ト
リニトロベンゼン−1−スルホン酸を用いて分光光度法
によって計測する。粘度は、Haake落下球粘度計(
llaake合資会社、ベルリンーシュテグリッッ)を
用いてall定する。C02については旧o11の方法
によって測定し、ヘッド保持については旧oI11の方
法(1955年)によって測定し、ヘッドスペースの空
気についてはSφrensenの方法(1,959年)
によって測定し、混濁安定性についてはChaponの
方法(1968年)によって分析することを除いて、ビ
ールの分析はAnalytlca−EBCの方法(19
75年)によって行う。
アンドシアニジンおよびアントシアノーゲンの定量。
この分析法はl1arrisとRlckettsの方法
(1959年)を改良したものである。穀物乾燥重量を
7111定した後、5.0gの新たに調製した大麦粉(
プロメーター・ミル)を、1%(重量/容積)アスコル
ビン酸を含む60%(容積/容積)エタノール50m1
と共に1時間回転させながら抽出した。5orvall
冷凍遠心機中で4100 x gで10分間遠心分離し
た後、沈降物を同様に再抽出した。4回の連続抽出の結
果、総量で、穀物中のプロアントシアニジンとアンドシ
アニジンの97から99%を得た。まとめた抽出物の容
積を、抽出媒質で250m1に調整した。
抽出物、麦芽汁またはビールの10m1の分量を採取し
て、25m1の目盛付き遠沈管に入れ、0.5gのポリ
アミド粉末(旧vergan)と試料を40分間振盪し
た。3000 x gで5分間遠心分離した後、アント
シアノーゲンとアンドシアニジンが吸着したポリアミド
粉末(Dlvergan)から成るペレットを蒸溜水で
洗浄して、再度遠心分離した。アントシアノーゲンをア
ントシアニジンとカテキン残基とに開裂させるため、2
0m1のブタノールおよび濃塩酸(5:■、容積/容積
)を加え、試料を沸騰水浴に30分間入れた。室温まで
冷却した後、容積を25m1に調整し、ブタノール−1
1C1中でのシアニジンの吸収極大に近い550nmで
溶液の消光を測定することによってアントシアニジン濃
度を定量した。消光はZeLssPMQII+分光光度
計で大麦粉抽出物と同様に処理した蒸溜水のブランクに
対して711定した。溶液のアントシアノーゲン含量は
、ブタノール−11CIに溶解したロイコシアニジン水
和物(Pluka)の既知量、を用いて得られる検量曲
線を用いて計算した。
通常は、2個の試料を平行して分析した。消光の差が0
.010よりも大きいときには、第三の分析を行った。
消光の2個の最も近い値の平均を用いてプロアントシア
ニジン含量を計算した。
麦芽〆1−およびビール中のポリフェノールの定量麦芽
汁およびビール中の総ポリフェノールの定量法はJer
uIlan[s (Analytlca−EBC,19
75年)によって開発されたものである。ビールを振盪
して脱気した。混濁した麦芽汁およびビールを遠心分離
によって透明にした。
試薬:  CM/EDTA試薬、0.2%(重量/容積
)エチレン−ジアミン四酢酸二ナトリウムを含む低粘度
カルボキシメチルセルロース(British Dru
gllouse)の1%(重量/容積)溶液。第二鉄試
薬03.5%(重量/容積)緑色第二鉄クエン酸アンモ
ニウム。アンモニア試薬:2容積の蒸溜水で希釈した濃
アンモニア。
試料10m1とCM/EDTA試薬8 mlを混合し、
第二鉄試薬0.5mlを加えて、混合した。アンモニア
試薬0.5mlを加え、溶液を十分に混合した。蒸溜水
で容積を25m1に調整して、溶液を再度十分に混合し
て、[0分間放置した。試料のポリフェノールはアルカ
リ性溶液中の第二鉄と反応して、赤色または赤褐色を生
じた。試験試料とと同様な溶液から調製したブランクに
対してZeiss PMQ II分光光度計で消光を測
定した。洗浄したPo1yclar AT  (ゼネラ
ル◆アニリン・アンド・フィルム・カンパニー(Gen
eral Aniline and P!1llCo、
))で処理することによってブランクからポリフェノー
ルを取り除いた。あるいは、ブランクを試験試料と同様
に処理した。
ポリフェノールの濃度(ppLl)は、ET25 X 
830によって与えられる。
結果を下記の表に示す。
表−2 麦芽製造に用いた大麦の分り 突然変’A体   ant  17−105   an
t  18−102   ant  18−111母品
1       (Nordal)      (No
rdal)         (Alr)水分含量、%
    12.5        14.1     
      14.6乾i物賃のタ ン白賃、%     11.9        13.
5           144アントシアノーゲン、 B/100g     0            0
              0!!12.5mmを 越える%       82           3
9             191000偶のi粒 の重量、g      35.0        31
.8           33.1表−2(続き) 麦芽製造に用いた大麦の公訴 突然変異体   ant  13−13母品1    
  (Poa+a)         ^If’   
       Foa+a水分含置、%装   12.
+         14.2          1
5.0乾i物賃のタ ン白賃、%      13.4         1
2.2           12.3アントシアノー
ゲン、 a+g/foOg   0    182     1
90!試験、2.5mmを 越える%       29           6
1             58ioooiのi粒 の重1.g      30.0        38
.1          32.5表−3 アントシアノーゲン不含突然変異体、■約突然変異体a
nt  13−13および2変種の麦芽の分6 突RH体   ant  17−105   ant 
 1g−102ant  l1l−f目母品1    
  (Nordal)     (Nordal)  
      (Alr)水分含量、%     5.5
         4.2           4.
6抽出さ、 プラトー%      77.0         7
3.9           72.2抽出物の差異、
 1ti/1粒、 プラトーX        5.7         
 4.7            5.3乾i物賃のタ ン白實、%      12.2         1
3.5           14.6ウィンディジ1
−ツルバッハ単位 σ−アミラーゼ、 相対単位     116         168 
           145コルパフハ・ インデックス、%  31           35
             33a化III、分   
 5−1o         10−15      
   5−10麦芽汁の色、 EBC−単位     3.8         4.
4           8.3粘度、 lllPa5
   1.80        1.57      
     1.78表−3(続き) アンF/7ノーケン不含突然変貨体、−1r3突ff1
f貰体ant  13−13および2■の麦芽の分析 突然変異体   ant  13−H 0品1!       (Foma)        
 AI r           Porxa水分含量
、%     4.0         4.9   
        4.4拍出物、 プラトーX      78.3         7
5.4           78.4抽出物の差異、
 1粒/程粒、 プラトー%       4.9          
 B、2             5.3Il物賃の
タ ン白質、%      13.5         1
2.4           12.1雛化力    
  258         230        
    280ウィンディジ1−コルバッハ単位 σ−アミラーゼ、 相対単位     120         132 
           89コルパフハー インデックス、%  43          27 
            3511tEeE、分   
  10−15        5−10      
     15−20麦芽汁の色、 EBC−単位     4.5         2.
8           2.8粘度、 mPa5  
 1.64          +、81      
     1.92表−4 100X麦芽から製造したど一ルの分打突W、][体 
  anL  18−102   ant  13−1
31品1i       (Nordal)    (
Nordal)    Nordal   Foa+a
量功の抽出物、 ブラ)−%        9.6        1
0.5        to、g     io、。
減衰、真の値、%    60        58 
       67     60苦み、EBC−ft
1  34         31         
18      17窒素、  o+g/loog  
78       102        64   
  88pH4,84,74,34,8 色、EBC−単位     7.9        4
.5        9.7    5.0へフド引り
秒    100       100       
 88     Illアントンアノーゲンケ ン+g/I           7.3      
  3.8       57      36ポリフ
エノール、 mg/I          92         
15        121     117混属、E
BC−単位 60℃で5日問および 0℃で1日m11       B、0       
 2.2      )12     >1220℃で
60日問および0℃で 2日間後          1.4        
1.6       10.8    4.8−8℃で
4e分間後    5.4       2.8   
   >12     >12表−5 麦芽と添加剤としての35%トウモロコシ粒から製造し
たビールの分析突然変異体 ant  17−105 
  18−102   18−111   13−13
母品1       (Nordal)  (Nord
al)   (Air)     (Poma)最初の
拍出物、 プラトー%        11.4     11.
1     10.4       10.511衰、
真の値、%    61      83      
59        59苦み、EBC−単位   2
5      25      22        
24!素、 a+g/loOg 42   48   
54    5Bpif            4.
3     4.6    4.4        4
.5色、EBC−1位     4.6     5.
4     g、2        4.5へアト保持
、秒     92      85     91 
        90アントンアノーゲン、 mg/I           4.0     4.
7    3.0         0イリフエノール
、     45      84     8e  
         9混濁、EBC−単位 60℃で5日問および 0℃で1日間後      2,6     2.4 
   3.4        1.020℃で60日問
および0℃で 2日間1          1.5      1.
4    1.9         0.7−8℃で4
0分i後    2.0     +0.1    4
.9        3.120℃で8か月および 0℃で2日間後      3.8     4.2 
   5.3         −表−5(続き) 麦芽と添加剤としての35%トウモ0コン粒から製造し
たビールの分計ti品l       Nordal 
    Alr    Poa+a最初の抽出物、 プラトー%        11.0     10.
9     10.4減衰、真の値、%    66 
     684     61苦み、EBC−単位 
  19      18      22窒素、  
ll1g/100g  42      32    
  38pH4,24,24,4 色、EBC−単位     B、4     4.1 
   3.0ヘツド保持、秒     85     
 84     97アントシアノーゲン、 11g/l         38      31 
    24ポリフエノール、     80    
  87     62混組EBC−単位 60℃で5日口および 0℃で1日す後      9.7      B、4
    5.120℃で60日問および0℃で 2日ml           ?、0     5.
9    3.4−8℃で40分間後  >12   
    7.7   >1220℃で8か月および 0℃で2日間後     11.4    >12  
    −表−6 麦Iと添加剤としての35%トウモロコシ粒から試II
造によってl遺したビールの分析(スケール;3・正常
、2・許容し得る味のl胃内で変動、1・許容し得ない
変動0・重大な欠陥) 突然変異体             ant  1g
−102母品種                  
        Nordalヘッドスペースの空気O
ml 0℃で0 カ月1         1.2     
    2.10℃で1 カ月1         2
.0         2.10℃で2 カバ間   
      1.9         2.60℃で3
 カバ間         1.9         
2.40℃で4 カバ間         L、6  
       2.50℃で6 カバ間       
  2.2         2.520℃で0 カバ
間         1.9         2.1
20℃で1 カ月l          2.0   
      1.80℃で2 カバ間        
 1.8         2.20℃で3 カバ間 
        1.4         1.60℃
で4  tJ月El          1.7   
      1.40℃で6 カ月1        
 1.5         2.0表−6(続き) 麦芽と添加剤としての35%Fウモロコ/12から試験
醸造によって製造したビールの分析(スケール;3・正
常、2・許容し得る味の限界内で1.1・許容し得ない
l;0・重大な欠陥) 突JJX体             ant  18
−102ePi                  
        Norda!ヘフドスペースの空気 
3m1 0℃で0 カバ間         1.8     
    2.30℃で1 カバ間         2
.4         2.10℃で2 カバ間   
      1.8         2.30℃で3
 カバ間         2.1         
2.20℃で4 カバ間          1. 、
7          1 、90℃で6 カバ間  
       2.0         2.220℃
で0 カバ間         1.8       
  2.320℃で1 カバ間         1.
7         1.40℃で2 カバ間    
     1.8         1.70℃で3 
カバ間         1.5         1
.20℃で4 カバ間         1.0   
      1.20℃で6 カバ間        
 1.Et          1.2変動の4面分析
と等級化試験を用いる味安定性の統計的分析では、温度
とヘッドスペースの影響が用いられる大麦ラインに起因
するよりも著しく大きいことを示している。
上記の実験から下記の結論を得ることができる。
遺伝子ant 17およびant 18における突然変
異体の大麦穀物は、遺伝子ant 13における突然変
異体と同様にアントシアノーゲンの測定可能な量を含ま
ない(表−2)。突然変異体ant 17−105、a
nt’  18−102およびant 18−1llか
ら生産される麦芽部分の分析はアントシアノーゲン不含
突然変異体ant13−13と2種類の母品種の対応す
る部分の分析に極めて類似しており(表−3)、結果は
試験的規模で生産した麦芽の正常な記載の範囲内にある
標準的突然変異体ant 13−13と母品種であるP
omasNordalおよびAlrと比較すると、突然
変異体ant1、8−102、ant 17−105お
よびant 18−1.11の麦芽から製造した5種類
の部分についても本質的に同じ分析結果が得られる。母
品種と比較して、突然変異体からのビールはアントシア
ノーゲンを極めて少量しか含まない。ビールかアントシ
アノーゲンを完全には含まなくはならない理由は、バッ
クグラウンドと、最適減衰を得るために前醗酵から収穫
した後に用いられる接種酵母からアントシアノーゲンを
洗浄によっては効果的には除去できないことによる。ポ
リフェノールの総含量は、アントシアノーゲンの外にだ
のポリフェノールも測定するJerulants法によ
って定量した。麦芽汁の煮沸中に生じるメラノイジンが
ポリフェノールの値に影響を及ぼすことも知られている
。母品種、遺伝子ant 13における突然変異体、遺
伝子ant 17およびant 18における突然変異
体から製造されるビール出はポリフェノールの含】に著
しい差異がある。
母品種のビールでは、アントシアノーゲン、ポリフェノ
ールおよびメラノイジンの存在が測定されている。突然
変異体ant 13からの麦芽で製造したビールでは、
それらの値はアントシアノーゲン以外のポリフェノール
が存在しないので低い。遺伝子ant 17およびan
t 18における突然変異体から製造したビールでは、
ポリフェノールの値は母品種の総ポリフェノールからア
ントシアノーゲンを引いた時に予想される値に相当する
突然変異体から製造したビールにアン1〜シアノーゲン
が実質的に存在しないので、冷却混濁は著しく減少する
。突然変異体から製造したビールにアントシアノーゲン
が存在しないことは、味または味安定性に悪影響を及ぼ
さず、且つ味パネルはこのビールのフレーバを試験醸造
物の正常な範囲内のものであると評価した。
ant 17およびant 18大麦を用いると、an
t 13大麦を用いることによって得られるものに相当
し且つ母品種では化学的処理の後にのみ得ることができ
るようなコロイド安定性を有するビールを生じる。アン
トシアノーゲンの合成を阻害する生化学的突然変異を有
する大麦からビールを醸造することによってアントシア
ノーゲンが選択的に除去されることによって、ビール成
分を除去することなくビールの優れたコロイド安定性が
達成され、これによって所望な色とフレーバが保たれる
実施例3 突然変異体ant 1?−148(栽培品種Ga1an
t)からの麦芽とその0品FIiTrlulIlphを
用いるビールの生産規模での醸造 60トンの規模での麦芽製造は、公に認可された品種T
riumphと、Triumphに誘発され且つ選択さ
れた突然変異体ant 17−148であるGa1an
tについて市販の麦芽製造プラントで行った。次いで、
ビールを市販の商業的な醸造業者が添加剤としての33
%のトウモロコシ粉とCO2ホップ抽出物とを用いて標
準的な方法で製造した。Ga1ant麦芽、TriuI
llph麦芽およびこれらの麦芽の等量混合物を用いて
醸造したビールを比較した。Triumph麦芽から醸
造したビールは、100リツトル当たり12gのポリフ
ラールAT (=ポリビニルポリピロリドン)を用いて
標準的な方式で安定化した。結果は下記の通りになった
表−6 麦芽 Ga1ant (ant  17−148)       100% 
  50%   0%アントシアノーゲン(Ha r 
r i s&  Richetts)、  ig/I 
      <5     11    11ポリフエ
ノール (Jerua+anls)。
a+g/l                    
  22     34    8220℃での初期湿
潤、EBC−軍使        0.5    0.
5   0.560℃で5日後の0℃ にお1するl混濁、EBC3,38,76,820℃で
60日後 00℃における総混濁、EBC1,73,03,2Tr
jumphで醸造したビールをポリフラールATで処理
すると、アントシアノーゲン含量は、1リツトル当たり
31mgから1リツトル当たり11mgへ減少するかま
たはアントシアノーゲン含有麦芽とアントシアノーゲン
不含麦芽の等量混合物から製造される不安定化したビー
ルについて認められるのと同じ濃度まで減少した。Ga
1ant(ant 17−148)ビールのコロイド安
定性は卓越しており、同じ程度の安定性は麦芽混合物ビ
ールおよび安定化した市販のTriuIIphビールか
ら得られた。したがって、本発明は、現在用いられてい
る安定化法よりも優れている化学的安定性を有するビー
ルを得る方法を提供する。
実施例4 アントシアノーゲンをアントシアノーゲン不含ビールに
添加することによ乞フレーバにおけるアントシアノーゲ
ンの役割の評価 実施例2に示した方法によるant13−13 x R
upa1組換え大麦ラインから製造したアントシアノー
ゲン不含ビールに対して、化学的に純粋なアントシアノ
ーゲンを瓶詰時に加えた。4種類の周知のアントシアノ
ーゲン三量体と3種類の特徴化したアントシアノーゲン
三量体の混合物を別個に1リツトル当たり20mgの量
で加え、ビールに見られる最大アントシアノーゲン含量
を模索した。
15名の味試験者の熟練したパネルを用いて、3個のビ
ールであってその内の2個は同じビールを含み1個が異
なるビールを含むものをそれぞれの試験者に供し、三角
差試験を行った。BengtSSOnの表から有意差を
得た( 1953年)。この試験により、どの程度まで
味パネルが差を味わうことができるかまたは推定だけで
もできるかを評価することもできる。このために、式 %式% (式中、Cは正しい組み合わせを有する味パネルの部で
あり、dは差を味わうことができる部である)を用いる
d−0は総てのパネル員が言い当てた場合に得られる。
d−1は総てのパネル員が差を味わうことができたとき
に得られる。
表−7 アント/アノ−ダン不含ビールへの添加    アント
シ7ノ−ケン不含ビールでの三角試験(1リプトル当た
り20B)          8%       d
−1f二暑体 ブaデルフィニジンB〜3           Nm
lなI、      −0,35ブOンアニジン B−
21意差なし      0.08ブクシアニジン B
−3H差なl、       0.25プロシアニジン
 B−4有意差なし      0,12三量体 cat−cat−cat  50%       Nf
tWなし      0.32gal−gal−cat
 50% gap−cat−cat  eo%       有意
差なし      0.17gal−gal−cat 
 40% gal−cat−cat  90%       有意
差なし     −0,09gal−gal−cat 
 10% cat−カチキン、 gal−ガロカテキン。
このように多量にアントシアノーゲンを加えても、いず
れの場合にも味には有意差は認められなかった。参考文
献 ANALYTICA=EBC,European Br
ewery Conven目onの分析委員会、T、M
、 ENARI監修、SchweizerischeB
rauerei−Rundschau、 3版、チュー
リッヒ(1975年)。
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Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アントシアノーゲンへの通常の生化学的合成経路の阻害
    作用を有し、実質的にアントシアノーゲン含量が零であ
    るant13を除く大麦突然変異体を使用することを特
    徴とする、大麦または麦芽大麦から抽出した麦芽汁を醗
    酵させて、改善された安定性と満足し得る味を有するビ
    ールの製造法。
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