JPS6027508B2 - 安定性を改良したビールの醸造方法 - Google Patents
安定性を改良したビールの醸造方法Info
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- JPS6027508B2 JPS6027508B2 JP51123733A JP12373376A JPS6027508B2 JP S6027508 B2 JPS6027508 B2 JP S6027508B2 JP 51123733 A JP51123733 A JP 51123733A JP 12373376 A JP12373376 A JP 12373376A JP S6027508 B2 JPS6027508 B2 JP S6027508B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12C—BEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
- C12C1/00—Preparation of malt
- C12C1/18—Preparation of malt extract or of special kinds of malt, e.g. caramel, black malt
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12C12/00—Processes specially adapted for making special kinds of beer
-
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- C12C—BEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
- C12C7/00—Preparation of wort
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は麦芽汁と記す大麦または麦芽化した大麦の抽出
物を用いた安定性を改良したビールの醸造方法に関する
。
物を用いた安定性を改良したビールの醸造方法に関する
。
大麦または麦芽化した大麦を用いたビールの醸造におい
て、既知の方法では生産物の安定性または耐久期間が多
少とも限られる。
て、既知の方法では生産物の安定性または耐久期間が多
少とも限られる。
びんおよびたるに充填し殺菌した後、ビールはいまらく
放置しておくと混濁する。ビールの種類、貯蔵期間およ
び温度により、混濁の程度はわずかに曇った様子から浮
遊物や沈澱物が目に見えるまでさまざまである。ビール
におけるこの変化は高温度、たとえば40一60ooに
より促進される。ビールが長期間にわたって透明である
ほどその化学的およびコロイド状的安定性が高いといえ
る。びん詰め後のビールの混濁形成の増大は冷却混濁(
chill−haze)の増大に伴われ、この冷却混濁
とは10なし、し60℃の温度で貯蔵した後、約0℃ま
で24‐4報時間にわたり冷却するとビール中に生ずる
混濁である。
放置しておくと混濁する。ビールの種類、貯蔵期間およ
び温度により、混濁の程度はわずかに曇った様子から浮
遊物や沈澱物が目に見えるまでさまざまである。ビール
におけるこの変化は高温度、たとえば40一60ooに
より促進される。ビールが長期間にわたって透明である
ほどその化学的およびコロイド状的安定性が高いといえ
る。びん詰め後のビールの混濁形成の増大は冷却混濁(
chill−haze)の増大に伴われ、この冷却混濁
とは10なし、し60℃の温度で貯蔵した後、約0℃ま
で24‐4報時間にわたり冷却するとビール中に生ずる
混濁である。
冷却混濁の量はビールのイヒ学的またはコロイド状的安
定性の目安として使用する。冷却凝濁が少し、ほどビー
ルの耐久期間が長いといえる。醸造に関する文献ではビ
ールにおける冷却混濁について別の定義をすることもあ
る。
定性の目安として使用する。冷却凝濁が少し、ほどビー
ルの耐久期間が長いといえる。醸造に関する文献ではビ
ールにおける冷却混濁について別の定義をすることもあ
る。
すなわち、0℃にて測定したビールの混濁と、同じビー
ルをあらかじめ定めた期間室温にて貯蔵した後に測定し
た混濁との差である。この冷却混濁もびん詰め後時を経
たビールほど増大するが、同様にビールの安定性の目安
として使用する。
ルをあらかじめ定めた期間室温にて貯蔵した後に測定し
た混濁との差である。この冷却混濁もびん詰め後時を経
たビールほど増大するが、同様にビールの安定性の目安
として使用する。
混濁が少し、ほどビールの耐久期間が長い。通常生ずる
混濁形成の原因はいるいるあるが、混濁形成に影響をお
よぼすもっとも重要な要素はビール中の酸素、たんぱく
質、ポリベプチドおよびポリフェノールの含量である。
混濁形成の原因はいるいるあるが、混濁形成に影響をお
よぼすもっとも重要な要素はビール中の酸素、たんぱく
質、ポリベプチドおよびポリフェノールの含量である。
一般にたんぱく質とポリベプチドは多くの異つたポリフ
ェノールと共にビール中では不溶の化合物を形成し、ま
た酸素はポリフェノールの酸化および重合の原因となる
のでたんぱく質やポリベプチドと共に不溶性の化合物を
形成する能力が単量体の場合よりも高くなる。
ェノールと共にビール中では不溶の化合物を形成し、ま
た酸素はポリフェノールの酸化および重合の原因となる
のでたんぱく質やポリベプチドと共に不溶性の化合物を
形成する能力が単量体の場合よりも高くなる。
ポリフェノール中の一団であるいわゆるアントシアノー
ゲン(3,4‐フラバンジオール)が混濁の形成に時に
大きく作用することは広く知られており、他の条件が同
じであればアントシアノーゲンの含量が最も低い大麦よ
り製造した試料がビールの安定性が最も高いということ
が実験により明らかにされている。
ゲン(3,4‐フラバンジオール)が混濁の形成に時に
大きく作用することは広く知られており、他の条件が同
じであればアントシアノーゲンの含量が最も低い大麦よ
り製造した試料がビールの安定性が最も高いということ
が実験により明らかにされている。
化学的にはアントシアノーゲンはフラバノィドに属し、
次の式を与えた也rrisおよびRickeUsにより
説明がなされている(JoumaloftheInst
ituteofB岱wi増 1958年,22 ‐ 3
2頁、 お よ びEuropean BreweひC
onvention,会報,ローマ,1959年,29
0‐302頁)。ただし式中、R,およびR2は日,O
H,またはOCH3のいずれかである。
次の式を与えた也rrisおよびRickeUsにより
説明がなされている(JoumaloftheInst
ituteofB岱wi増 1958年,22 ‐ 3
2頁、 お よ びEuropean BreweひC
onvention,会報,ローマ,1959年,29
0‐302頁)。ただし式中、R,およびR2は日,O
H,またはOCH3のいずれかである。
同じくビールの混濁の形成に関与しているフラバノィド
に属する他の一団の化学化合物はカテキンである。
に属する他の一団の化学化合物はカテキンである。
カテキンの作用はしかしアントシアノーゲンほど決定的
とは考えられていない。この化合物の式を次に示す。た
だし式中、R,およびR2は日,OH,またはOCH3
のいずれかを示す。大麦は通常乾燥体100夕あたり1
20ないし200雌のアントシアノーゲンを、および1
20なし、し200雌のカテキンを含有する。60玉代
後期の数種の研究により、アントシア/ーゲンまたはカ
テキンの単量体は高分子たんぱく質を沈澱させ混濁を形
成することができず、まず重合しなければならないこと
が明らかにされている。
とは考えられていない。この化合物の式を次に示す。た
だし式中、R,およびR2は日,OH,またはOCH3
のいずれかを示す。大麦は通常乾燥体100夕あたり1
20ないし200雌のアントシアノーゲンを、および1
20なし、し200雌のカテキンを含有する。60玉代
後期の数種の研究により、アントシア/ーゲンまたはカ
テキンの単量体は高分子たんぱく質を沈澱させ混濁を形
成することができず、まず重合しなければならないこと
が明らかにされている。
このことはビール中においても同様に起こり、重合は同
種の分子間のみならずアントシアノーゲンとカテキンと
の間でも起こる。形成した重合生成物はビー,トリ−,
テトラ‐フラバノィド等と記す。ビフラバノィドの1種
が大麦および麦芽中に見いだされている。またこの重合
は酸素によっておおいに促進されることも知られている
。HErhsおよびRicke比sによる「アントシア
ノーゲン」の記述の導入は速かに醸造に関する文献に受
け入れられた。しかし一方、Freu船u皮rgおよび
Wein袋sは同じ一団の物質を「プロアントシアニジ
ン」と記述しており(Tetrahedron,ロンド
ン196位年,第8巻,336頁)、この記述も後年あ
る程度醸造に関する文献にとりいれられている。最高の
安定性を有するビールを製造すること、すなわち通常の
混濁形成を回避もしくは遅らせることが望ましい。この
為、ビールを炉過および充填中に大気中の酸素と接触さ
せないように、また混濁の原因となる物質、特にアント
シアノーゲンを分離または除去するよう努められてきた
。アントシアノーゲンを中和または除去するためにさま
ざまな種類の添加物が使われてきた。このような添加物
または安定剤の効果は、吸収による酸素またはポリフェ
ノールとの反応またはこれらの化合物の沈澱を起こらせ
る。この種の適当な添加物の例として不溶性のポリビニ
ルピロリドンおよびシリカゲルがあり、これらはァント
シアノーゲン全体もしくは一部分を吸収ならびに除去す
ることによりビールの安定性を増大させる。
種の分子間のみならずアントシアノーゲンとカテキンと
の間でも起こる。形成した重合生成物はビー,トリ−,
テトラ‐フラバノィド等と記す。ビフラバノィドの1種
が大麦および麦芽中に見いだされている。またこの重合
は酸素によっておおいに促進されることも知られている
。HErhsおよびRicke比sによる「アントシア
ノーゲン」の記述の導入は速かに醸造に関する文献に受
け入れられた。しかし一方、Freu船u皮rgおよび
Wein袋sは同じ一団の物質を「プロアントシアニジ
ン」と記述しており(Tetrahedron,ロンド
ン196位年,第8巻,336頁)、この記述も後年あ
る程度醸造に関する文献にとりいれられている。最高の
安定性を有するビールを製造すること、すなわち通常の
混濁形成を回避もしくは遅らせることが望ましい。この
為、ビールを炉過および充填中に大気中の酸素と接触さ
せないように、また混濁の原因となる物質、特にアント
シアノーゲンを分離または除去するよう努められてきた
。アントシアノーゲンを中和または除去するためにさま
ざまな種類の添加物が使われてきた。このような添加物
または安定剤の効果は、吸収による酸素またはポリフェ
ノールとの反応またはこれらの化合物の沈澱を起こらせ
る。この種の適当な添加物の例として不溶性のポリビニ
ルピロリドンおよびシリカゲルがあり、これらはァント
シアノーゲン全体もしくは一部分を吸収ならびに除去す
ることによりビールの安定性を増大させる。
この方法によるアントシアノーゲンおよびカテキンの完
全な除去には、不当に大量の安定剤を必要とするので、
続いて行う必要な炉過操作の妨げとなる。大麦の品種に
よってアントシアノーゲンおよびカテキンの含量が異る
ので、ビ−ルの製造における出発物質としてアントシア
ノーゲンおよび/またはカテキンの含量ができるだけ低
い品種を使えば安定性が改良できるといえよう。
全な除去には、不当に大量の安定剤を必要とするので、
続いて行う必要な炉過操作の妨げとなる。大麦の品種に
よってアントシアノーゲンおよびカテキンの含量が異る
ので、ビ−ルの製造における出発物質としてアントシア
ノーゲンおよび/またはカテキンの含量ができるだけ低
い品種を使えば安定性が改良できるといえよう。
同様に天然に使用可能な大麦の品種と混成することによ
り、アントシァノーゲンの低含量の小麦を得、ひいては
耐久期間の長いビールを製造できることも期待できる(
B.Trolle,Brygmsteren,No.2
,1960年,45‐55頁)。しかしこの案は実用的
な結果をもたらしてはいない。突然変異誘発剤により、
葉、茎および穂においてアントシアンを合成しない大麦
の突然変異体を得ることができた(A.GustaKs
on,AHPgばてg,U.L肌斑vistおよびG.
Persson,Hereditas第62巻,409
‐414頁(1969年):R.ANilan,大麦の
細胞学と遺伝学1951‐1962年,ワシントン大学
出版1964王)。
り、アントシァノーゲンの低含量の小麦を得、ひいては
耐久期間の長いビールを製造できることも期待できる(
B.Trolle,Brygmsteren,No.2
,1960年,45‐55頁)。しかしこの案は実用的
な結果をもたらしてはいない。突然変異誘発剤により、
葉、茎および穂においてアントシアンを合成しない大麦
の突然変異体を得ることができた(A.GustaKs
on,AHPgばてg,U.L肌斑vistおよびG.
Persson,Hereditas第62巻,409
‐414頁(1969年):R.ANilan,大麦の
細胞学と遺伝学1951‐1962年,ワシントン大学
出版1964王)。
アントシアンまたはアントシアニジン誘導体もまた、ア
ントシアノーゲンに至るのと同様のフラボノィド合成中
に形成される色素である。
ントシアノーゲンに至るのと同様のフラボノィド合成中
に形成される色素である。
本発明をもたらした実験において、多数のァントシァン
を含まない突然変異体について詳細な試験を行ったが、
ただ1種のみが安定性を改良したビールの醸造に適して
いた。この適した突然変異体(ANT‐13と記す)は
アントシアノーゲンを含まないことが見いだされ、それ
故アントシアノーゲンの合成に対する遺伝的な阻害作用
をもつにちがいない。
を含まない突然変異体について詳細な試験を行ったが、
ただ1種のみが安定性を改良したビールの醸造に適して
いた。この適した突然変異体(ANT‐13と記す)は
アントシアノーゲンを含まないことが見いだされ、それ
故アントシアノーゲンの合成に対する遺伝的な阻害作用
をもつにちがいない。
故に本発明は、望ましい性質の改良はアントシアノーゲ
ンまたはブロアントシアニジンに至る通常の生化学的合
成経路の初期の段階の阻害作用をもつ突然変異体を使用
することによってのみ達成でき、また一方アントシアニ
ジンの製造経路の分枝のみにかかわる他のアントシアン
を含まない突然変異体によってでは効果が得られないと
いう認識にもとづくものである。
ンまたはブロアントシアニジンに至る通常の生化学的合
成経路の初期の段階の阻害作用をもつ突然変異体を使用
することによってのみ達成でき、また一方アントシアニ
ジンの製造経路の分枝のみにかかわる他のアントシアン
を含まない突然変異体によってでは効果が得られないと
いう認識にもとづくものである。
本発明の目的は、大麦または麦芽化した大麦から安定性
を改良したビールを製造する点にある。
を改良したビールを製造する点にある。
本発明のもう一つの目的は、沈澱剤または添加物を加え
ることないこ安定性を改良したビールを製造する点にあ
る。これは本発明により、大麦におけるアントシアノー
ゲンの合成および/またはカテキンの合成の全体または
一部の阻害が遺伝的にそなわった品種の大麦からの抽出
物または麦芽汁を使用することにより可能と判明した。
アントシアノーゲンおよび/またはカテキンの低含量の
大麦からのビールの製造は慣用の醸造方法、たとえば慣
用の酵母菌または酵素反応を使用して行うことができる
。
ることないこ安定性を改良したビールを製造する点にあ
る。これは本発明により、大麦におけるアントシアノー
ゲンの合成および/またはカテキンの合成の全体または
一部の阻害が遺伝的にそなわった品種の大麦からの抽出
物または麦芽汁を使用することにより可能と判明した。
アントシアノーゲンおよび/またはカテキンの低含量の
大麦からのビールの製造は慣用の醸造方法、たとえば慣
用の酵母菌または酵素反応を使用して行うことができる
。
安定性を大きく改良するためには、麦芽汁の製造に用い
る大麦の品種は乾燥体100夕あたり100の9より少
し、アントシアノーゲンおよび/またはカテキンの含量
を有さねばならない。
る大麦の品種は乾燥体100夕あたり100の9より少
し、アントシアノーゲンおよび/またはカテキンの含量
を有さねばならない。
本発明によれば、特に好ましいアントシアノーゲンおよ
びカテキンの含量は乾燥体100夕あたり20の9より
少であり、アントシアノーゲンおよびカテキンの含量が
乾燥体100夕あたり10雌より少い場合に最適の結果
を得る。天然に使用可能な大麦の品種は一般に、乾燥体
100夕あたりアントシアノーゲンの含量が100の9
より多く、またカテキンの含量も100の9より多い。
びカテキンの含量は乾燥体100夕あたり20の9より
少であり、アントシアノーゲンおよびカテキンの含量が
乾燥体100夕あたり10雌より少い場合に最適の結果
を得る。天然に使用可能な大麦の品種は一般に、乾燥体
100夕あたりアントシアノーゲンの含量が100の9
より多く、またカテキンの含量も100の9より多い。
アントシアノーゲンの含量はM.Dadicが提案した
方法により決定した(ASBC会報 1971年,15
9頁)。以下に本発明を例示するが、ここでは一部分は
ANT‐13と記すアントシアノーゲンおよびカテキン
を含まない突然変異体により、また一部分は一般に使用
する大麦の品種(Ymer)による平行した醸造試験を
示す。麦芽およびビールは両方の品種から従来の方法で
製造した。出発原料、麦芽、麦芽汁およびできあがった
ビールについて分析を施す。結果は以下の例にかかげる
。例
方法により決定した(ASBC会報 1971年,15
9頁)。以下に本発明を例示するが、ここでは一部分は
ANT‐13と記すアントシアノーゲンおよびカテキン
を含まない突然変異体により、また一部分は一般に使用
する大麦の品種(Ymer)による平行した醸造試験を
示す。麦芽およびビールは両方の品種から従来の方法で
製造した。出発原料、麦芽、麦芽汁およびできあがった
ビールについて分析を施す。結果は以下の例にかかげる
。例
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 麦芽汁を、大麦におけるアントシアノーゲンの合成
および/またはカテキンの合成の全体または一部の阻害
が遺伝的にそなわつた品種の大麦を用いて製造すること
を特徴とする、麦芽汁として記載した大麦または麦芽の
抽出物を用いた安定性を改良したビールの製造方法。 2 麦芽汁の製造に使用する大麦が乾燥体100gあた
り20mgより少く、好ましくは乾燥体100gあたり
10mgより少いアントシアノーゲンの含量を有し、お
よび/または乾燥体100gあたり20mgより少く、
好ましくは乾燥体100gあたり10mgより少いカテ
キンの含量を有することを特徴とする上記第1項に記載
の方法。 3 麦芽汁の製造に使用する大麦が大麦におけるアント
シアノーゲンの合成および/またはカテキンの合成の阻
害が遺伝的にそなわつたFoma品種の突然変異体であ
ることを特徴とする上記第1項または第2項に記載の方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DK4640/75 | 1975-10-15 | ||
DK464075A DK149570C (da) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | Fremgangsmaade til brygning af ael med forbedret stabilitet |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1063979A Division JPH01296968A (ja) | 1975-10-15 | 1989-03-17 | ビールの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5261293A JPS5261293A (en) | 1977-05-20 |
JPS6027508B2 true JPS6027508B2 (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=8135373
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51123733A Expired JPS6027508B2 (ja) | 1975-10-15 | 1976-10-15 | 安定性を改良したビールの醸造方法 |
JP1063979A Pending JPH01296968A (ja) | 1975-10-15 | 1989-03-17 | ビールの製造方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1063979A Pending JPH01296968A (ja) | 1975-10-15 | 1989-03-17 | ビールの製造方法 |
Country Status (29)
Country | Link |
---|---|
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JP (2) | JPS6027508B2 (ja) |
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AU (1) | AU504081B2 (ja) |
BE (1) | BE847191A (ja) |
CA (1) | CA1088440A (ja) |
CH (1) | CH628086A5 (ja) |
DE (1) | DE2645793A1 (ja) |
DK (1) | DK149570C (ja) |
ES (1) | ES452698A1 (ja) |
FI (1) | FI59119C (ja) |
FR (1) | FR2328044A1 (ja) |
GB (1) | GB1567634A (ja) |
GR (1) | GR61687B (ja) |
HK (1) | HK54783A (ja) |
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IT (1) | IT1070261B (ja) |
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MY (1) | MY8500077A (ja) |
NL (1) | NL185357C (ja) |
NO (1) | NO148749C (ja) |
NZ (1) | NZ182319A (ja) |
PT (1) | PT65703B (ja) |
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TR (1) | TR19002A (ja) |
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DK149570C (da) * | 1975-10-15 | 1987-02-02 | Forenede Bryggerier As | Fremgangsmaade til brygning af ael med forbedret stabilitet |
US6274179B1 (en) | 2000-02-10 | 2001-08-14 | Richard C. Theuer | Proanthocyanidin-free barley food composition fortified with iron and methods of making and using |
JP5550163B1 (ja) * | 2014-02-23 | 2014-07-16 | 株式会社鈴矢電機サービス | 製麦装置及び製麦方法 |
CN105255641A (zh) * | 2015-11-11 | 2016-01-20 | 香格里拉酒业股份有限公司 | 酿酒工艺中保留紫青稞表皮颜色的方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DK149570C (da) * | 1975-10-15 | 1987-02-02 | Forenede Bryggerier As | Fremgangsmaade til brygning af ael med forbedret stabilitet |
-
1975
- 1975-10-15 DK DK464075A patent/DK149570C/da not_active IP Right Cessation
-
1976
- 1976-10-08 SE SE7611201A patent/SE462101B/xx not_active IP Right Cessation
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- 1976-10-12 US US05/731,497 patent/US4165387A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1976-10-12 AT AT0756976A patent/AT367794B/de not_active IP Right Cessation
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- 1976-10-12 BE BE171435A patent/BE847191A/xx not_active IP Right Cessation
- 1976-10-13 NZ NZ182319A patent/NZ182319A/xx unknown
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- 1976-10-13 NO NO763483A patent/NO148749C/no unknown
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- 1976-10-14 IT IT69478/76A patent/IT1070261B/it active
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