JPH01296602A - 低損失酸化物磁性材料 - Google Patents

低損失酸化物磁性材料

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JPH01296602A
JPH01296602A JP63125946A JP12594688A JPH01296602A JP H01296602 A JPH01296602 A JP H01296602A JP 63125946 A JP63125946 A JP 63125946A JP 12594688 A JP12594688 A JP 12594688A JP H01296602 A JPH01296602 A JP H01296602A
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potassium
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潔 庄司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は低損失酸化物磁性材料に関し、特に低損失酸化
物磁性材料の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来スイッチング周波数の変圧器においては、スイッチ
ング周波数として専ら、25〜100kH2程度のもの
が使用されていた。
[発明が解決しようとする課題] 近年スイッチング電源を小型、軽量化するため、スイッ
チング周波数が100kllz以上の高周波で使用する
のが一般的となりつつある。ところか従来の成分を有す
る低損失酸化物磁性材料をスイッチング周波数として使
用するとその鉄損が大きく発熱するという欠点があった
そこで、本発明の技術的課題は周波数が100kllZ
以上の高い周波数で使用しても鉄損を小さくできる低損
失酸化物磁性材料を提供することにある。
[課題を解決する為の手段] 本発明は主成分として30〜37モル%の一酸化マンガ
ン(MnO)、10〜15モル%の酸化亜鉛(ZnO)
及び残部として酸化第二秩(Fe203)を含み、副成
分として0.04〜0.10重量%の酸化カルシウム(
Cao)と0.015〜0.100重量%の二酸化ケイ
素(SiO2)を含む低損失酸化物磁性材料であって、
0.15重量%以下(0%を含まず)の酸化カリウム(
K2O)を添加したことを特徴とする。
ここで、本発明のようなMn−Zn系酸化物磁性材料に
おいては、カリウムは粗大結晶粒生長の抑制を行ない、
磁気特性を向上させる。カリウムとしての添加物に20
量を0〜0.15重量%(0は含ます)と限定したのは
、0.015より大になると電力損失か添加物に20を
含有しない磁性材料よりも大きくなるからである。また
、より望ましい添加量に、Oの量は0.03〜0.15
重量%である。
[実施例〕 以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
実施例1 第1図は主成分として52,0・モル%の酸化第二鉄(
Fe、0.)、34.5モル%の一酸化マンガン(M 
n O)及び13.5モル%の酸化亜鉛(ZnO)を含
有し、副成分として0.018重量%の二酸化ケイ素(
SiO2)と0.043重量%の酸化カルシウム(Ca
b)を含有し、添加成分として酸化カリウム(K2O)
を添加しこれを混合し、造粒し、成形プレスした後、酸
素公比1.3at%、温度1290℃において、焼結し
、酸化物磁性材料を得たものに対して酸化カリウム(K
2O)の添加量をパラメータとした時の温度T [”C
]と電力損失pH[にW#n’ ]の関係を示した図で
ある。
ここで、第1図は周波数が100 ktlz、最大磁束
密度Bmが2000Gの場合の電力損失を示している。
又第1図おいて、曲線1は酸化カリウム(K2O)を添
加しない場合、曲線2は0.01重量%、曲線3は0.
05重量%、曲線4は0.10重量%、曲線5は0.1
5重量%、曲線6は0.17重量%の酸化カリウム(K
2O)を添加した場合の特性をそれぞれあられしている
第1図のように周波数100kllzの場合、電力損失
P9は酸化カリウム(K2O)を添加するか否かに無関
係に温度が約60℃のとき最小値を有する。そして酸化
カリウムは添加量を増加していくにつれて電力損失P、
は小さくなり、0.05重量%の時が最も電力損失P8
が小さくなり、それよりも添加量が増加していくにつれ
て電力損失pHが増加していき、添加量が0.015重
量%を越えると、添加しない時よりも電力損失が大きく
なる。このことより周波数100kllzにおいては酸
化カリウム(K2O)は0□15重量%以下(0%を含
まず)添加した方が添加しないものより電力損失が小さ
くなることがわかる。
実施例2 第1表に本発明により得られた酸化物磁性材料No、1
(副成分として0.018重量%の二酸化ケイ素(Si
Oz )、0.043重量%の酸化カルシウム(Cab
)及び0.05重量%の酸化カリウム(K2O)を含有
)と従来の酸化物磁性材料N02(副成分として0.0
18重量%の二酸化ケイ素(SiO2)と0.043重
量%の酸化カルシウム(Cab)を含有し、酸化カリウ
ム(K20)は添加しない)との緒特性(初透磁率μi
、飽和磁束密度B1.(磁化力1500eにおける磁束
密度)[G]、残留磁束密度Br[G]、保磁力Hc[
Oe]を示す。なお、主成分はいずれも酸化第二鉄(F
e20i)が52.0モル%、−酸化マンガン(MnO
>が34.5モル%及び酸化亜19 (Z n O)が
13.5モル%含有されている。
第1表より明らかな如く本発明の実施例に係る酸化物磁
性材料魔1はスイッチング電源用磁芯材料として求めら
れる緒特性、例えば初透磁率μiが2000以上、飽和
磁束密度B 1s [G’]が約5000Gという特性
、を十分に満たしている。
以下余白 第  1  表 以上のことより添加物酸化カリウム(K2O)はスイッ
チング電源用磁芯材料として求められる諸特性を十分に
満たし、周波数が100kH2以上においても電力損失
P8を例えば0.05重量%添加した場合、添加しない
場合に比較し、温度60℃で約20%改善できることが
わかる。
[発明の効果] 以上の説明で明らかな様に本発明においては、0.15
重量%の以下の酸化カリウム(K、O)を添加する事に
よりスイッチング電源用材料として求められる諸特性を
十分に満足するとともに、周波数が100kllz以上
の高周波において従来の酸化物磁性材料より電力損失P
Rを低減できる低損失酸化物磁性材料を提供でき、高周
波用磁芯材料として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は酸化カリウム(Iぐ20)の添加量をパラメー
タとしたときの低損失酸化物磁性材料の温度と電力損失
との関係を示す図   ′寿台である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.主成分として30〜37モル%の一酸化マンガン(
    MnO)、10〜15モル%の酸化亜鉛(ZnO)及び
    残部として酸化第二鉄 (Fe_2O_3)を含み、副成分として0.04〜0
    .10重量%の酸化カルシウム(CaO)と0.015
    〜0.100重量%の二酸化ケイ素(SiO_2)を含
    む低損失酸化物磁性材料であって、添加物として0.1
    5重量%以下(0%を含まず)の酸化カリウム(K_2
    O)を添加したことを特徴とする低損失酸化物磁性材料
JP63125946A 1988-05-25 1988-05-25 低損失酸化物磁性材料 Expired - Lifetime JP2627639B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024024303A1 (ja) 2022-07-26 2024-02-01 Jfeケミカル株式会社 MnZnCo系フェライト

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WO2024024303A1 (ja) 2022-07-26 2024-02-01 Jfeケミカル株式会社 MnZnCo系フェライト

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JP2627639B2 (ja) 1997-07-09

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