JPH0129653Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129653Y2 JPH0129653Y2 JP1981036263U JP3626381U JPH0129653Y2 JP H0129653 Y2 JPH0129653 Y2 JP H0129653Y2 JP 1981036263 U JP1981036263 U JP 1981036263U JP 3626381 U JP3626381 U JP 3626381U JP H0129653 Y2 JPH0129653 Y2 JP H0129653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pushing
- total
- lower support
- push member
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トリツプトータル殊にその帰零機構
の改良に係る。
の改良に係る。
トリツプトータルにおいては、一般に、第1図
に示すように、トータルブリツジ1は一対の間隔
を置いた上下の支持片1a,1bを有し、これら
支持片により押し部材2の下端部分を移動自在に
支持している。そして、押し部材2の上端側から
の押し下げにより戻しばね3を圧縮又は引張りな
がら(第1図は前者の場合を示す)、押し部材2
の運動伝達部分(図示せず)が複数の戻し爪を具
備する戻しレバー(図示せず)を回動させ、これ
により各戻し爪が各数字輪のハートカムを同時に
押してこれら数字輪が帰零される。
に示すように、トータルブリツジ1は一対の間隔
を置いた上下の支持片1a,1bを有し、これら
支持片により押し部材2の下端部分を移動自在に
支持している。そして、押し部材2の上端側から
の押し下げにより戻しばね3を圧縮又は引張りな
がら(第1図は前者の場合を示す)、押し部材2
の運動伝達部分(図示せず)が複数の戻し爪を具
備する戻しレバー(図示せず)を回動させ、これ
により各戻し爪が各数字輪のハートカムを同時に
押してこれら数字輪が帰零される。
なお、トータルブリツジ1には、押し部材2の
他に、前述した各数字輪および戻しレバー等が装
備されているものであるが、これら構成は周知で
あるとともに本考案とは直接関係がないのでその
説明は省略する。
他に、前述した各数字輪および戻しレバー等が装
備されているものであるが、これら構成は周知で
あるとともに本考案とは直接関係がないのでその
説明は省略する。
以上述べたようなプツシユ式トリツプトータル
においては、したがつて、戻しばね3の力により
押し部材2を戻しているだけであるので、帰零に
あたつて押し部材2を押し下げた時には戻しばね
3を圧縮又は引張る力と戻しレバーを回動させる
力と必要とする。
においては、したがつて、戻しばね3の力により
押し部材2を戻しているだけであるので、帰零に
あたつて押し部材2を押し下げた時には戻しばね
3を圧縮又は引張る力と戻しレバーを回動させる
力と必要とする。
しかして、このような押し部材の押し下げにあ
たつて、一般には、その押し下げはほぼ同じ力で
なされるので、各数字輪を完全に零に戻す状態に
まで押し部材を十分に押し下げないことも多々あ
り、このような場合にはしたがつて不完全なリセ
ツト状態となつて以後の自動車の走行距離が正確
に積算されなくなつてしまう不都合があつた。
たつて、一般には、その押し下げはほぼ同じ力で
なされるので、各数字輪を完全に零に戻す状態に
まで押し部材を十分に押し下げないことも多々あ
り、このような場合にはしたがつて不完全なリセ
ツト状態となつて以後の自動車の走行距離が正確
に積算されなくなつてしまう不都合があつた。
本考案は、このような従来の不都合を解消する
ためになされたものであつて、トリツプトータル
の帰零操作にあたつて、押し部材の押し下げ操作
に節度感を持たせ、この節度感に抗して押し部材
を押し下げることにより、帰零操作を確実に行い
得るようにすることを目的とする。
ためになされたものであつて、トリツプトータル
の帰零操作にあたつて、押し部材の押し下げ操作
に節度感を持たせ、この節度感に抗して押し部材
を押し下げることにより、帰零操作を確実に行い
得るようにすることを目的とする。
本考案は、押し部材の下端部分をトータルブリ
ツジの一対の間隔を置いた上下の支持片により移
動自在に支持し、この押し部材の上端側からの押
し下げにより戻しばねを圧縮又は引張つて帰零操
作をなすトリツプトータルにおいて、前記上下の
支持片間に位置する押し部材の部分から一体的に
延びて弾性を有する腕部を形成し、この腕部の端
部を下側の支持片の端面に接触させるとともに、
この接触部より上方の腕部の一部に前記押し部材
の押し始めにより前記下側の支持片の端面に当つ
て乗り越えていく規制部分を設けたことを特徴と
する。したがつて、この構成によれば、トリツプ
トータルの帰零操作にあたり、押し部材を押し下
げる力は必然的に押し始め時に強くしなければな
らず、その後はこの押し始め時の強い力よりもか
なり弱い力で押し部材の押し下げがなされること
となり、このような押し部材の押し下げ力の強か
ら弱への急激な変化による惰性によつて押し部材
を各数字輪が完全に零に戻されるまで確実に押し
下げることができる。
ツジの一対の間隔を置いた上下の支持片により移
動自在に支持し、この押し部材の上端側からの押
し下げにより戻しばねを圧縮又は引張つて帰零操
作をなすトリツプトータルにおいて、前記上下の
支持片間に位置する押し部材の部分から一体的に
延びて弾性を有する腕部を形成し、この腕部の端
部を下側の支持片の端面に接触させるとともに、
この接触部より上方の腕部の一部に前記押し部材
の押し始めにより前記下側の支持片の端面に当つ
て乗り越えていく規制部分を設けたことを特徴と
する。したがつて、この構成によれば、トリツプ
トータルの帰零操作にあたり、押し部材を押し下
げる力は必然的に押し始め時に強くしなければな
らず、その後はこの押し始め時の強い力よりもか
なり弱い力で押し部材の押し下げがなされること
となり、このような押し部材の押し下げ力の強か
ら弱への急激な変化による惰性によつて押し部材
を各数字輪が完全に零に戻されるまで確実に押し
下げることができる。
以下図面を参照して本考案の好適な実施例につ
いて詳述する。
いて詳述する。
第1図に示すように、例えば合成樹脂により作
られている押し部材2におけるトータルブリツジ
1の上下支持片1a,1b間に位置する部分から
一体的に延びて弾性を有する腕部4が形成され、
この腕部4の端部が下側の支持片1bの端面7に
接触しているとともに、この接触部より上方の腕
部4の一部に規制部分6が設けられている。この
規制部分6は、本実施例によれば、腕部4の端部
側面を凹部5にすることにより、形成されてい
る。
られている押し部材2におけるトータルブリツジ
1の上下支持片1a,1b間に位置する部分から
一体的に延びて弾性を有する腕部4が形成され、
この腕部4の端部が下側の支持片1bの端面7に
接触しているとともに、この接触部より上方の腕
部4の一部に規制部分6が設けられている。この
規制部分6は、本実施例によれば、腕部4の端部
側面を凹部5にすることにより、形成されてい
る。
したがつて、トリツプトータルの帰零操作にあ
たつて、押し部材2を戻しばね3を圧縮しながら
押し始めると、押し部材2の腕部4の規制部分6
がトータルブリツジ1の下側支持片1bの端面7
に当り、その後押し部材2を更に強い力で押し下
げることにより腕部4の弾性作用によつてその規
制部分6がトータルブリツジ1の下側支持片1b
の端面7を乗り越えていき、その後はこの押し始
め時の強い力よりもかなり弱い力で押し部材の押
し下げがなされることとなる。このような押し部
材2の押し下げ力の強から弱への急激な変化によ
る惰性によつて押し部材を各数字輪が完全に零に
戻されるまで確実に押し下げることができ、従来
の不完全なリセツト状態による自動車の走行距離
積算誤差の不都合は完全に解消される。
たつて、押し部材2を戻しばね3を圧縮しながら
押し始めると、押し部材2の腕部4の規制部分6
がトータルブリツジ1の下側支持片1bの端面7
に当り、その後押し部材2を更に強い力で押し下
げることにより腕部4の弾性作用によつてその規
制部分6がトータルブリツジ1の下側支持片1b
の端面7を乗り越えていき、その後はこの押し始
め時の強い力よりもかなり弱い力で押し部材の押
し下げがなされることとなる。このような押し部
材2の押し下げ力の強から弱への急激な変化によ
る惰性によつて押し部材を各数字輪が完全に零に
戻されるまで確実に押し下げることができ、従来
の不完全なリセツト状態による自動車の走行距離
積算誤差の不都合は完全に解消される。
また、本考案によれば、腕部4が一体に形成さ
れている押し部材2はトータルブリツジ1の一対
の間隔を置いた上下の支持片1a,1bにより軸
心がずれないように支持されているので、腕部4
が変形しても押し部材2の軸心ずれは生ぜず、し
たがつて押し部材2の軸心ずれにより生じる種々
の不都合、例えば押し部材はその上端側が通常計
器の文字板及び表ガラスを貫通して延びているの
で、押し部材は軸心がずれると、この計器の表ガ
ラスと干渉し、このため押し部材の押し下げ操作
がスムーズに行われなくなる不都合なども生じな
い。
れている押し部材2はトータルブリツジ1の一対
の間隔を置いた上下の支持片1a,1bにより軸
心がずれないように支持されているので、腕部4
が変形しても押し部材2の軸心ずれは生ぜず、し
たがつて押し部材2の軸心ずれにより生じる種々
の不都合、例えば押し部材はその上端側が通常計
器の文字板及び表ガラスを貫通して延びているの
で、押し部材は軸心がずれると、この計器の表ガ
ラスと干渉し、このため押し部材の押し下げ操作
がスムーズに行われなくなる不都合なども生じな
い。
なお、この不都合を解決するために、計器の表
ガラスの押し部材貫通穴を過度に大きくすると、
その隙間から塵埃などが侵入する問題が生じてし
まう。
ガラスの押し部材貫通穴を過度に大きくすると、
その隙間から塵埃などが侵入する問題が生じてし
まう。
更に、本考案によれば、押し部材2の軸心ずれ
を防止する部分(トータルブリツジ1の上下支持
片1a,1bの部分)と押し部材2の押し下げ操
作に節度感を与える部分(腕部4の部分)とが並
列に配設されている構造となるから、これらの2
つの部分を押し部材2の長手方向に沿つて直列に
配設する構造とする場合よりも、トータルブリツ
ジ1を小型化にし、ひいては計器の小型化に大い
に寄与できる。
を防止する部分(トータルブリツジ1の上下支持
片1a,1bの部分)と押し部材2の押し下げ操
作に節度感を与える部分(腕部4の部分)とが並
列に配設されている構造となるから、これらの2
つの部分を押し部材2の長手方向に沿つて直列に
配設する構造とする場合よりも、トータルブリツ
ジ1を小型化にし、ひいては計器の小型化に大い
に寄与できる。
なお、押し部材2の腕部4に形成される規制部
分6は第2図に示すように腕部4の一部分を凸部
にして形成しても良く、またかかる規制部分6は
第1図および第2図に示すように円弧状にしてト
ータルブリツジ1の下側支持片1bの端面7の乗
り越えをスムーズにさせるようにすると好適であ
る。更に、戻しばね3は押し部材2の押し下げに
より引張られるものでも良いことは勿論である。
分6は第2図に示すように腕部4の一部分を凸部
にして形成しても良く、またかかる規制部分6は
第1図および第2図に示すように円弧状にしてト
ータルブリツジ1の下側支持片1bの端面7の乗
り越えをスムーズにさせるようにすると好適であ
る。更に、戻しばね3は押し部材2の押し下げに
より引張られるものでも良いことは勿論である。
第1図は本考案によるトリツプトータルの一例
の要部を示す図、第2図はその他の例を示す図で
ある。 1……トータルブリツジ、1a……上側支持
片、1b……下側支持片、2……押し部材、3…
…戻しばね、4……腕部、5……凹部、6……規
制部分、7……下側支持片の端面。
の要部を示す図、第2図はその他の例を示す図で
ある。 1……トータルブリツジ、1a……上側支持
片、1b……下側支持片、2……押し部材、3…
…戻しばね、4……腕部、5……凹部、6……規
制部分、7……下側支持片の端面。
Claims (1)
- 押し部材の下端部分をトータルブリツジの一対
の間隔を置いた上下の支持片により移動自在に支
持し、この押し部材の上端側からの押し下げによ
り戻しばねを圧縮又は引張つて帰零操作をなすト
リツプトータルにおいて、前記上下の支持片間に
位置する押し部材の部分から一体的に延びて弾性
を有する腕部を形成し、この腕部の端部を下側の
支持片の端面に接触させるとともに、この接触部
より上方の腕部の一部に前記押し部材の押し始め
により前記下側の支持片の端面に当つて乗り越え
ていく規制部分を設けたことを特徴とするトリツ
プトータル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981036263U JPH0129653Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981036263U JPH0129653Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57151670U JPS57151670U (ja) | 1982-09-22 |
JPH0129653Y2 true JPH0129653Y2 (ja) | 1989-09-08 |
Family
ID=29833504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981036263U Expired JPH0129653Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0129653Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2710153B2 (ja) * | 1994-01-18 | 1998-02-10 | 株式会社デンソー | 積算計帰零装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5496145A (en) * | 1978-01-17 | 1979-07-30 | Toray Industries | Yarn bulking apparatus |
-
1981
- 1981-03-17 JP JP1981036263U patent/JPH0129653Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5496145A (en) * | 1978-01-17 | 1979-07-30 | Toray Industries | Yarn bulking apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57151670U (ja) | 1982-09-22 |
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