JPH0129612Y2 - - Google Patents

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JPH0129612Y2
JPH0129612Y2 JP11396286U JP11396286U JPH0129612Y2 JP H0129612 Y2 JPH0129612 Y2 JP H0129612Y2 JP 11396286 U JP11396286 U JP 11396286U JP 11396286 U JP11396286 U JP 11396286U JP H0129612 Y2 JPH0129612 Y2 JP H0129612Y2
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handle
folding
case
rotation
engagement
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の車室内側に設けられる車両用
折畳式ハンドル装置に関する。
(従来の技術) 従来の車両用折畳式ハンドル装置としては、例
えば「ニツサンサービス周報、第464号MIO型系
車の紹介」(昭和57年8月、日産自動車(株)発行)
の147ページレギユレータハンドルに記載され
ているようなものが知られている。
この従来装置は、第5図に示すように、回転軸
部材01に固定され、車体07の車室内側位置に
ハンドル収納部02を有するハンドルケース03
が設けられ、該ハンドルケース03には、ハンド
ル収納部02に収納される折畳収納位置からハン
ドルケース03より径方向へ突出するハンドル使
用位置まで折畳回動軸04を中心に回動可能な折
畳式ハンドル05が設けられ、該折畳式ハンドル
05とハンドルケース03との間には、折畳式ハ
ンドル05を折畳収納位置方向へ回動付勢させる
スプリング06(付勢手段)が設けられたもので
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の車両用折畳式
ハンドル装置にあつては、折畳式ハンドル05の
ハンドル使用位置でのハンドル回転操作時に、ス
プリング06の回動付勢力による折畳式ハンドル
05の折畳収納位置方向の回動を規制する手段が
設けられていなかつたために、スプリング06に
より折畳式ハンドル05を折畳収納させることは
できても、ハンドル回転操作時に常時折畳式ハン
ドル05から操作者に対して折畳収納位置方向の
回動付勢力が作用してしまい、ハンドル回転挿作
をスムーズに行なうことができずにハンドル操作
性が悪いという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
中目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本考案は、回転軸部材に固定され、車体の車
室内側位置にハンドル収納部を有するハンドルケ
ースが設けられ、該ハンドルケースには、ハンド
ル収納部に収納される折畳収納位置からハンドル
ケースより径方向へ突出するハンドル使用位置ま
で折畳回動軸を中心に回動可能な折畳式ハンドル
が設けられ、、該折畳式ハンドルとハンドルケー
スとの間には、回転軸部材を折畳収納位置方向へ
回動付勢させる付勢手段が設けられた車両用折畳
式ハンドル装置において、前記折畳式ハンドルの
ハンドル使用位置で、ハンドルケースに対して折
畳式ハンドルが、該ハンドルケースの回転する方
向へ回動可能に設けられ、前記折畳式ハンドルと
ハンドルケースとの間には、前記回転軸部材を中
心としたハンドル回転操作開始時の微小回動によ
り係合し、折畳式ハンドルにハンドル回転操作荷
重が作用している時に係合状態が維持される係合
手段が設けられ、かつ、折畳式ハンドルにハンド
ル回転操作荷重が作用しなくなつた時に係合手段
による係合を解除させる係合解除手段が設けられ
ている手段とした。
(作用) 従つて、本考案の車両用折畳式ハンドル装置で
は、以下に述べるようにして折畳式ハンドルのハ
ンドル回転操作を行なう、 まず、折畳式ハンドルを付勢手段による回動付
勢力に抵して折畳回動軸を中心に折畳収納位置か
らハンドル使用位置方向へ回動させる。
尚、このハンドル回転操作の開始時に、折畳式
ハンドルは、ハンドルケースに対して折畳回動軸
の軸方向へ微小回動し、この微小回動し、この微
小回動により係合手段が係合する。
そして、折畳式ハンドルにハンドル回転荷重が
作用している回転継続中は、、係合手段の係合が
維持されて付勢手段による折畳式ハンドルの折畳
収納位置方向の回動が規制される。
これにより、ハンドル回転操作時に、折畳式ハ
ンドルから操作者に対して折畳収納位置方向の回
動付勢力が作用しない状態で、ハンドル回転操作
を行なうことができる。
そして、ハンドル回転操作終了等により、折畳
式ハンドルにハンドル回転荷重が作用しなくなつ
た時には、係合解除手段により係合手段の係合が
解除される。
これにより、折畳式ハンドルの折畳収納位置方
向の回動規制が解除され、折畳式ハンドルは、ス
プリングの回動付勢力によりハンドル使用位置か
ら折畳収納位置方向へ回動してハンドル収納部に
折畳状態で収納される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたり、自動車のウ
インドレギユレータ装置作動用の折畳式ハンドル
装置を例にとる。
まず、第1図〜第4図に示す実施例につにてそ
の構成を説明する。
本考案の車両用折畳式ハンドル装置は、ハンド
ルケース10、折畳式ハンドル20、スプリング
(付勢手段)30、係合爪40,40、係合穴5
0,50、係合解除スプリング(係合解除手段)
60,60を備えている。
前記ハンドルケース10は、車体100の車室
内側位置に配設されているので、このハンドルケ
ース10は、図に示すように、円板形状に形成さ
れ、その中心位置でウインドレギユレータ装置
(図示せず)のドライビングシヤフト(回転軸部
材)11とビス12によつて固定され、かつ、該
ドライビングシヤフト11を回転可能に嵌合され
ている。
また、このハンドルケース10は、前記折畳式
ハンドル20の形状に合わせて凹ませたハンドル
収納部13が形成されているもので、このハンド
ル収納部13の端部には、ブラケツト14がビス
15によつてハンドルケース10の回転方向へ回
動可能に取り付けられている。
前記折畳式ハンドル20は、前記ハンドル収納
部13に収納される折畳収納位置(第2図の仮想
線で示す)から前記ハンドルケース10より径方
向へ突出するハンドル使用位置(同図の実線で示
す)まで折畳回動軸21を中心に回動可能に設け
られているもので、この折畳式ハンドル20は、
先端部に回転可能な取手部22が形成され、基端
部に軸孔23,23が開孔され、かつ、基端部が
軸孔23,23に挿通される支軸24により前記
ブラケツト14に取り付けられている。
また、この折畳式ハンドル20は、ブラケツト
17の回動により、、前記ハンドルケース10に
対してハンドル使用位置で折畳回動軸21の軸方
向へ回動可能に設けられている。
尚、この実施例では、折畳回動軸21を支軸2
4により形成している。
前記スプリング30は、前記折畳式ハンドル2
0を折畳収納位置方向へ回動付勢させるもので、
このスプリング30は、図に示すように、折畳式
ハンドル20とハンドルケース10との間であつ
て、折畳式ハンドル20とブラケツト14の間に
位置して前記支軸24に挿通されており、一端部
が折畳式ハンドル20の基端部に掛止され、、他
端部がブラケツト14に掛止されている。
前記係合爪40,40は、前記折畳式ハンドル
20の前記ドライビングシヤフト11を中心とし
たハンドル回転操作開始時の回動により前記係合
爪50に係合し、折畳式ハンドル20にハンドル
回転巣作荷重が作用している時に係合状態が維持
されるもので、この係合爪40は、第1図に示す
ように、前記ハンドル収納部13に面する折畳式
ハンドル20の基端部両外側面に、前記折畳回動
軸21の軸方向へ突出して形成されている。
前記係合懽50,50は、第1,2図に示すよ
うに、前記係合爪40,40と対向して近接状態
で配置され、前記ハンドルケース10にロの字状
に開穴されて形成されている。
尚、この実施例では、係合爪40と係合穴50
とで係合手段を形成している。
前記係合解除スプリング60,60は、前記折
畳式ハンドル20にハンドル回転操作荷重が作用
しなくなつた時に前記係合爪40と係合穴50と
の係合を解除させるもので、この係合除スプリン
グ60は、図に示すように、ハンドルケース10
と折畳式ハンドル20との間であつて、ハンドル
ケース10と前記ブラケツト14の間に位置して
ブラケツト14に形成されており、先端部がハン
ドルケース10に当接されている。
また、この係合解除スプリング60,60は、
そのスプリング力が同等に設定されているもの
で、スプリング力が羚り合つた状態では、第1図
に示すように、係合爪40と係合穴50との係合
は行なわれない。
尚、図中70はトリムボード、7はドアインナ
パネルである。
次に、実施例の作用について説明する。
折畳式ハンドル20は、通常、第2図に仮想線
で示すように、ハンドル収納部13に折畳状態で
収納されている。
この折畳収納状態で折畳式ハンドル20を使用
する際には、以下に述べるようにして行なう。
まず、取手部22に手を掛けて、折畳式ハンド
ル20をスプリング30による回動付勢力に抵し
て折畳回動軸21を中心に折畳収納位置(第2図
2仮想線で示す)方向へ回動させる。
そして、折畳式ハンドル20がハンドル使用位
置に配置されたら、取手部22を把持して折畳式
ハンドル20をドライビングシヤフト11を中心
に回転させる。
尚、このハンドル回転操作の開始時に、折畳式
ハンドル20は、ピス15を中心としたブラケツ
ト14の回動により、ハンドルケース10に対し
て折畳回動軸21の軸方向への回転方向側の係合
解除スプリング60を押しながら回動し、この回
動により、第4図に示すように、係合爪40が係
合穴50に係合する。この時ハンドル収納部13
がハンドルケース10に溝状に形成されているた
め折りたためハンドル20は係合手段が作用する
までわずかに回動する。
また、折畳式ハンドル20の回転により、ハン
ドルケース10と共にドライビングシヤフト11
が回転し、このドライビングシヤフト11の回転
力でウインドレギユレータ装置が作動して図外の
ウインドを昇降させる。
そして、折畳式ハンドル20にハンドル回転荷
重が作用している回転継続中は、係合爪40と係
合穴50との係合が維持されてスプリング30に
よる折畳式ハンドル20の折畳収納位置方向の回
動が規制される。
これにより、ハンドル回転操作時に、折畳式ハ
ンドル20から操縦者に対して折畳収納位置方向
の回動付勢力が作用しない状態でハンドル回転操
作を行なうことができる。
そして、ハンドル回転操作を終えて取手部22
より手を離すと、、折畳式ハンドル20にハンド
ル回転操作荷重が作用しなくなることで、折畳式
ハンドル20は、回転方向側の係合解除用スプリ
ング60のスプリング反力により逆回転方向へ押
し戻されて回動する。
これにより、係合爪40が係合穴50より外れ
て係合が解除されると共に、折畳式ハンドル20
の折畳収納方向の回動規制が解除され、折畳式ハ
ンドル20は、スプリング30の回動付勢力によ
りハンドル使用位置から折畳収納位置方向へ回動
してハンドル収納部13に折畳状態で収納され
る。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつてても本考案に含まれる。
例えば、実施例では、折畳式ハンドル装置を自
動車のウインドレギユレータ装置を作動させるお
に用いたが、これらに限られるものではなく、ス
ライドドアのスライド機溝等を作動させるのに用
いてもよい。
また、実施例では、付勢手段としてスプリング
を用いたが、これらに限られるものではなく、要
は、折畳式ハンドルを折畳収納位置方向へ回動付
勢させるものであればよい。
また、実施例では、折畳式ハンドルのハンドル
使用位置で、ハンドルケースに対して折畳式ハン
ドルをハンドルケースの回転方向へ微小移動可能
に設ける手段として、折畳式ハンドルと微小回動
可能なブラケツトを介してハンドルケースに取り
付けたが、この段に限定されるものではなく、例
えば、折畳式ハンドルの軸孔を支軸の外径より大
きく形成し、折畳式ハンドルを支軸対し微小回動
可能に取り付ける等してもよい。
また、実施例では、係合手段を係合爪と係合穴
とで形成したが、これに限定されるものではな
い。
また、係合解除手段も係合解除スプリングに限
定されるものではない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の車両用折畳式ハ
ンドル装置にあつては、ハンドル回転操作時には
係合手段の係合により付勢手段による折畳式ハン
ドルの折畳収納位置方向の回動を規制することが
でき、かつ、操作終了時には係合解除手段により
係合手段の係合を解除させることができるため
に、付勢手段に依る折畳式ハンドルの折畳収納機
能を損うことなく、ハンドル回転操作時のハンド
ル操作性を向上させることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の自動車用折畳式ハンド
ル装置を示す平面図、第2図は本考案実施例装置
を示す断面図、第3図は本考案実施例装置の要部
を示す断面図、第4図は本考案実施例装置の作動
を示す作動説明図、第5図は従来の車両用折畳式
ハンドル装置を示す断面図である。 10……ハンドルケース、11……ドライビン
グシヤフト(回転軸部材)、13……ハンドル収
納部、20……折畳式ハンドル、21……折畳回
動軸、30……スプリング(付勢手段)、40…
…係合爪(係合手段)、50……係合穴(係合手
段)、60……係合解除スプリング(係合解除手
段)、100……車体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸部材に固定され、車体の車室内側位置に
    ハンドル収納部を有するハンドルケースが設けら
    れ、 該ハンドルケースには、ハンドル収納部に収納
    される折畳収納位置からハンドルケースより径方
    向へ突出するハンドル使用位置まで折畳回動軸を
    中心に回動可能な折畳式ハンドルが設けられ、 該折畳式ハンドルと、ハンドルケースとの間に
    は、折畳式ハンドルを折畳収納位置方向へ回動付
    勢させる付勢手段が設けられた車両用折畳式ハン
    ドル装置において、 前記折畳式ハンドルのハンドル使用位置で、ハ
    ンドルケースに対して折畳式ハンドルが該ハンド
    ルケースの回転する方向へ回動可能に設けられ、 前記折畳式ハンドルとハンドルケースとの間に
    は、前記回転軸部材を中心としたハンドル回転操
    作開始時の微小回動により係合し、折畳式ハンド
    ルにハンドル回転操作荷重が作用している時に係
    合状態が維持される係合手段が設けられ、かつ、
    折畳式ハンドルにハンドル回転操作荷重が作用し
    なくなつた時に係合手段による係合を解除させる
    係合解除手段が設けられていることを特徴とする
    車両用折畳式ハンドル装置。
JP11396286U 1986-07-24 1986-07-24 Expired JPH0129612Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11396286U JPH0129612Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11396286U JPH0129612Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6320216U JPS6320216U (ja) 1988-02-10
JPH0129612Y2 true JPH0129612Y2 (ja) 1989-09-08

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ID=30996257

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JP11396286U Expired JPH0129612Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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JPS6320216U (ja) 1988-02-10

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