JPH01295706A - チャックの爪自動交換装置 - Google Patents

チャックの爪自動交換装置

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JPH01295706A
JPH01295706A JP63124368A JP12436888A JPH01295706A JP H01295706 A JPH01295706 A JP H01295706A JP 63124368 A JP63124368 A JP 63124368A JP 12436888 A JP12436888 A JP 12436888A JP H01295706 A JPH01295706 A JP H01295706A
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magazine
claw
pawl
chuck
locking
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Eiichi Morizaki
森崎 栄一
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    • B23B31/02Chucks
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    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
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    • Y10T483/17Tool changing including machine tool or component
    • Y10T483/1702Rotating work machine tool [e.g., screw machine, lathe, etc.]
    • Y10T483/1707Tool having specific mounting or work treating feature
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本願は工作機に使用するチャックの爪を、自動的に交換
するチャック爪の自動交換装置に関するものである。 従来の技術とその問題点 従来チャックの爪交換は手作業によって行なわれていた
が、爪交換に多くの時間を要して生産性を低下させる大
きな要因となっていた。近年省力化を行なうとともに生
産性の向上を図るために、周辺機器を含む工作機の総合
的な自動化の要請が高まり、これに答えるためにチャッ
クの爪を自動的に交換する自動交換装置が種々提案され
ている。 −例えば特開昭59−73208号に示すように、爪を
貯蔵するマガジンが一段で、交換する爪の組数は比較的
少ないが小型軽量な爪交換装置、又特公昭62−182
82号に示すように上記より大型となるが、マガジンを
三段として貯蔵する爪の組数を多くしたもの等が実用さ
れている。然しながら近年に至って作業が多様化するに
従い必要とする爪の組数も多くなり、上記三段式の場合
でも要求に応じ得ない状態であるが、マガジンをこれ以
上大型として組数を増すことは、取付スペースやその他
の条件からして略不可能である。 問題点を解決するための手段 上記従来装置の問題点に鑑み本願は、爪自動交換装置は
前記特開昭59−73208号より更に小型軽量であり
ながら数十組の爪交換を可能にしたもので、爪係止溝に
交換用の一組の爪が着脱可能に係止されているマガジン
と、マガジンを着脱及びトラバース可能に保持する保持
部を有する交換腕と、交換腕を所定角度回動させ上記保
持部に保持したマガジンを、マガジンの着脱位置と爪交
換位置とに割出す割出装置と1割出されたマガジンを所
定間隔ずつトラバースさせ、上記爪係止溝と爪交換位置
に割出されたチャックの爪装着溝とが、二色線に対応す
るように位置決めするトラバース装置と、爪係止溝と爪
装着溝との間で爪の入れ換えを行なう入換装置とからな
るものである。 実施例 次に、本願の実施例を図面に基いて説明する。 図面において、1は周知の工作機械例えばNC旋盤、2
はその機台、3は主軸で、この工作機械にチャックの爪
自動交換装置4が取付けられており、チャックの爪自動
交換装置4は以下の如くである。 6はクイックチェンジチャック(以下チャック6と記す
)で、チャック6は上記主軸3の前端に一体的に取付け
られている。チャック6内の中心部には第15図に示す
ように楔ピース7がチャック6の回転軸線方向へ摺動可
能に嵌装され、楔ピース7は主軸3の後端に取付けられ
た回転シリンダ(図示なし)のピストンロンドに連結さ
れているドローパー(図示省略)に連結部材8によって
連結されている。また上記チャック6に形成された半径
方向の摺動溝9と爪装着溝10(図面では3つの場合を
示すがその数に限定されるものではない。 )内には滑子部材11と爪12の摺動部13とが夫々半
径方向へ摺動可能に嵌装され、滑子部材11の中心側端
部に形成された断面丁字形の楔部14が上記楔ピース7
に形成された断面丁字形の楔溝7aに嵌合されている。 また上記滑子部材11の外周には第16図に示すように
位置決め用の位置決め孔122Aが形成されている。 上記爪12には摺動部13の後面に引係溝15が形成さ
れ、この引係溝15は摺動部13の全幅に亘り爪の摺動
方向と直角な方向となっている。 また爪12の後面にはラック歯16が形成され、ラック
歯16には次に示す爪係脱装置17により下記の噛合部
材18が係合、離脱するようになっており、爪係脱装置
17は次のように構成されている。滑子部材11内に前
後方向への摺動のみ可能に嵌装された噛合部材18と、
滑子部材11内に半径方向への移動のみ可能に嵌装され
た操作ピン19とを備えており、この噛合部材18の前
面にはラック歯20が刻設され、付勢ばね21のばね力
によって上記爪12のラック歯16と係合するようにな
っている。また噛合部材18と操作ピン19とは夫々摺
動方向に対して傾斜する係合面によって互いに係合して
おり、この係合により操作ピン19をチャック本体6の
中心に向かって押し込むと、噛合部材18は付勢ばね2
1を圧しながら後退して両ラック歯16.20の係合は
脱し、操作ピン19が原位置に復帰すると噛合部材18
は付勢ばね21によって前進し、保合を脱した両ラック
歯16.20が再び係合することは従来と同様である1
次に操作ビン19は第15図に示すように、その端部が
前記梗ピース7の外周面に設けた凹部22に対向し、操
作ピン19を押し込むと端部が凹部22に入り込み、ま
た僕ピースが後方に移動すると凹部22から押し出さ九
丁、両ラック歯16.20の噛合を確実なものとするよ
うになっている。又噛合部材18内にはセットピン23
が前後方向へ摺動可能に嵌合され、ばね24によって前
かに付勢されるとともにビン25によって抜止めされ、
その先端が爪12後面のラック歯1Gに係合し5、常に
爪12を係止するようになされでいる1以上の如く構成
されたチャック6は図示を省略した近接スイッチ、NG
表装置で制御される割出装置により爪装着溝10を所定
の爪交換位置C(図面では回転中心の上方となっている
がこれに限るものでなく、必要に応じ適宜他の場所に設
定し得る)に割り出し、当該割り出し位置にチャック6
を停止するようになっている。 次に第4しjにおいて27は、工作機3の機台2上部に
設けた前後方向(第1図において左右方向)の案内部、
26は滑子、ベアリング等の摺動部材27Aを介し、上
記案内部27に摺動可能に嵌合したテーブルである。2
8は前後動シリンダで、ブラケット29を介してテーブ
ル26に取付けられ、ピストンロッド31の先端は上記
機台2に固着したL彫金具30に固定されている。以上
の如くであるから、前後動シリンダ28に圧流体を供給
するとシリンダバレル28Aが前後動し、これによって
テーブル26が所定ス1−ロークの前後動を行なう。又
32は1前後動シリンダ28のストロークを制限するス
トッパーボルトで、先端をに記り彫金A30に固定され
るとともにブラヶッ1〜29を貫通し1前後二個所に固
定的に螺合したロックナツト33にブラケット29が当
接してテーブル26の前、後進端を位置決めし、該テー
ブル26上には以下に詳述する夫々の装置が搭載されて
いる。尚第4図は、テーブル26が最前進端にある場合
を示している6 まず最初に、交換用の爪12及びチャック6の爪装着溝
10から抜き取った爪12を9着脱可能に係止して貯蔵
するマガジン34について説明する。マガジン34は第
7図〜第9図に示すように案内部35ど係止部36とか
らなり、係止部36と案内部35との間には」二重に対
向する案内凹部37が設けられている。係止部36には
、前面及び上下両面に開放する三本の係止溝38が等間
隔に設けられ、該係止溝38に後述の如くにして爪12
が係止貯蔵さ九る6而して係止溝38の本数は交換に要
する一組の爪12の本数即ち、チャック6の爪装着溝3
8の本数に対応するもので上記本数に限られるものでは
ない、又係止部36の両側端部には後述する爪交換動作
に先立ち、爪交換位置Bにおいてマガジン34を位置決
めする位置決孔39が設けられ工いる。又40は爪交換
を行なう場合後述するキャリヤーロッド134が通過す
る通路で、係止溝38から案内部35に掛けて設けられ
ている。 上記係止溝38に嵌挿された爪12が、係止溝38より
脱落しないように係止する係止機構41は次の如くで、
夫々の係止溝38に対応して設けられている。42は作
動軸で、案内部35を第8図、第9図において上下に貫
通する如くに穿たをれた貫通孔43に摺動自在に遊嵌さ
れている。而して作動@42には図示は省略するが、そ
の中央部分を直径の略半分程度まで切欠いて摺接面を構
成し、該摺接面には斜状のカム溝44が設けられ、その
全長は常に案内部35の上面又は下面に所定寸法だけ突
出するように設定されており、抜止ビン45によって抜
止されている。4Gは係止軸で、係止軸46にも上記作
動@42と同様に摺接面が構成され、該摺接面にカムビ
ン47を突設するとともに先端部に係止片48を設けて
いる。このように構成された係止軸46はカムピン47
を作動軸46のカム溝44に嵌合し5両摺接面を接触し
て作動#i42と直交する如くに案内部35に穿った嵌
挿孔49に嵌挿され、この摺接面により両相42.46
は回り止めが行なわれている。マガジン34は以上の如
く成されているので作動軸42の上下動により係止軸4
6が進退する。即ち、第9図に示すように作動軸42が
案内部35の上面に突出した場合には係止軸46は後退
し、係止片48の先端部分が係止溝38に連なる切欠部
50に僅かに突出するだけであるが、作動軸42を押し
下げると前進して係止溝38内に突出し、係止溝38に
装着された爪12のラック歯16に係合してこれを係止
する。尚図中51は、ノツチ溝である。 次に上記したマガジン34を、着脱及びトラバース可能
に保持する保持部53を有する交換腕52と、該交換腕
52を所定角度回動させ保持しているマガジン34を、
マガジンの着脱位[Aと爪交換位置Bとに割出す割出装
置54について説明する。 交換腕52は第1図に示すように、テーブル26とテー
ブルに設けた機台天板55との間に、回転自在に支承し
た回転軸56に設けられ、その両端部に以下に詳記する
保持部53を有している。 保持部53は図面に示すように交換腕52と直交状態に
設けられ、案内溝57と上下に対向する案内凸部58と
に有し側面形状が略C形をなしている。而してその全長
は、保持しているマガジン34を後記の如くにトラバー
スさせ、係止溝38を順次爪交換位@Bに位置決めする
際のトラバース代として、マガジン34の挿入側が他方
側より所定寸法だけ長い非対象形となっており、本実施
例では第4図に示すように、マガジンの着脱位置Aでは
図面において交換腕52の右側部分が長く、又爪交換位
置Bでは左側部分が長くなるように設定されている。 案内溝57の上下両面は第10図に示すように、作動軸
42を作動させるために押上部59と押下部60との高
低差を有する二段式となっており、装着されたマガジン
34が押下部60にある時には作動軸42は押下状態を
維持し、従って係止溝38内の爪12は係止軸46の係
止片48によって係止されている。以上の状態からマガ
ジン34を押上部59の位置までトラバースさせると、
これによって作動軸42は押し上げられるので係止軸4
6は後退し、係止片48による爪12の係止は開放され
る。次に61は通路で、マガジン34をトラバースさせ
位置決めされた係止溝38に連なる通路40と順次一致
し、爪交換位[Bにおける爪交換に際しキャリヤーロッ
ド134を通過させる。62はノツチピンで、保持部5
3に装着保持されたマガジン34背面のノツチ溝51に
係合し、交換腕52が回動する際に装着されたマガジン
34が、保持溝57内で遊動するのを防止する。 次に63はアイドルピンで、交換腕52にノツチピン6
4により位置決めされるとともに回り止めが施されて摺
動可能に嵌挿され、その上下両端部には夫々係止溝65
が設けられている。この係止溝65は、交換腕52が回
動して保持部53が交互に爪交換位[Bに至った時に、
後記する爪外しシリンダの第1ピストンロンドに設けた
係止溝と、ドロー軸に設けた係止溝とに夫々雌雄嵌合し
、アイドルピン63と第1ピストンロンド及びドロー軸
の装着を一体に連結する。 又66は案内レールで、該案内レール66は第1図及び
第4図に示すように、交換腕52の下方に交換腕52の
保持部53の回転軌跡に沿うようにして上記テーブル2
6に取付けられ、交換腕52が回動する際に係止溝38
内の爪12が脱落しないように、この爪12を下から支
承するようになっている。而して案内レール66は第3
図に示すように爪交換位[Bに切欠部66Aが設けられ
、この切欠部66Aの巾は交換される爪12の通過を許
す範囲内で可及的に小さく設定する。 54の割出装置は1次のように構成されている。 67は回転軸56の上部に取付けた割出歯車で。 この割出歯車67に、機台天板55に取付けた割出モー
タ68の駆動歯車69(第4図)が噛合し、割出角度の
検出は1割出歯車67の上面に取付けた検出片70と、
機台天板55に取付けた近接スイッチ71とによって行
なっている。尚割出装置54は上記に限るものでなく、
交換腕52を所定の位置に割出すものであればその構成
を問わない。 次に、トラバース装置72について説明する。 トラバース装置72は、爪交換位置Bに割出されたマガ
ジン34の上方で、かつ後記するキャリヤーロッド13
4とストッパ軸128の前方に位置し、ロックシリンダ
73.73Aトラバースシリンダ74及びストッパシリ
ンダ75とからなり、その詳細は以下の如くである。 まずトラバースシリン4″74は、次のように構成さ九
ている。第12図−こおいて74Aはシリンダバレルで
、その中央部には、ピストン室76が設けられ、側板7
7間に取付けたピストンロッド78に摺動自在に装着さ
れ、側板77は機台天板55に設けた取付板79に固着
されている。80はピストンロッド78に取付けたピス
トンで、このピストン80により」−記ピストン室76
を二つに区画している。ピストンロッド73には、その
中心部に互い;こ反対方向から圧流体の供給ボート81
.81Aが穿孔され、これ等供給ボート81−。 81Aは、ピストン80を介し区画されたピストン室7
6の互いに反対側に開口しており、以上から明らかなよ
う1ζ、区画されたビス1−ン室76に圧流体を給排1
″ろ−と番−よ番(、ピストンロッド78に沿ってシリ
ンダバレル74Aがトラバースし。 そのトラバース量即ちシリンダバレル74Aの最大スト
ロークは、マガジン34に設けた係止138のピッチの
少なくとも2倍となるように、ピストンロッド78の長
さが設定されている。 82.82Aは回り正ロッドで、シリンダバレル74A
を貫通して両側板77間に取付けられ。 シリンダバレル74Aは該ロッド82,82Aに対して
摺動自在となっている。83.84は圧流体の貯留室で
、ピストン室76に対応させ回り0ッド82,82Aを
囲続する如くに設けられ、その長さはピストン室7Gの
長さと略等しいかこれより長く設定さハている。回り正
ロッド82,82Aの中心部には」ユリピストンロッド
78と同様に、圧流体の給排ポート85. f35Aが
穿孔されこのボート85,85Aは5夫々回り正ロッド
82.82Aの長手方向略中心部に開OL、で貯留室8
3.84と連通し、更に該貯留室83.84は。 後記の如くにしてロックシリンダ73.73Aと連通し
Cいる。尚図中86.86A、86B、86Cは、スト
ッパービンであるや 次に、ロックシリンダ73.73Aについて説明するゎ
ロタクシ+1ンダ73,73Aは図面に示す1うに二本
1対のシリンダからなり、夫々のシリンダバレル87,
87Aは、上記トラバースシリンダ74のシリンダバレ
ル74Aに一体に取付けられ、而してその取付間隔と取
付位置は、前記したマガジン34の係止部3Gに設けた
位置決孔39の間隔とピストンロッド88,88Aの間
隔が等間隔で、かつマガジン34が爪交換位置已に割出
された際に、に記位置決孔39の直」二に対応するよう
に取付けられている。ロックシリンダ73.73Aのピ
ストンロッド88.88Aは、上下両端部のエンドプレ
ートから突出している所謂両ロンドシリンダで1両ピス
トンロッド88,88Aの上端部間に取付けた取付板8
9の中心に検出ドッグ90が、又上記両側板77に取付
けた取付板91(第2,4図)には、ロックシリンダ7
3゜73Aの上昇端と下降端及びトラバース位置を検出
する近接スイッチ92.92A、92B、92C(第:
3,4図)が固着され、ピストンロッド88゜88Aの
下端部にはロックビン93が螺着されている。I:、記
した貯留室83.84とロックシリンダ73,73Aの
ピストン室87Cは第11図に示すように、連通路94
.95を介して貯留室83はピストン88Bで区画さt
l、た」二側部分に、y貯留室84は下側部分に夫々連
通し、貯留室83゜84に圧流体を供給することにより
ビストロンロッド88.88Aは上下動を行う、而して
貯留室83.84は上記したように回り止ロッド82゜
82Aの外周に沿い、ピストン室76と118回し、長
さか少し長くなっているので、トラバースシリンダ74
がどのような位置にトラバースしても、供給ボート85
.85Aと貯留室83.84との連通が断たれることは
ない。 次いで、ストッパーシリンダ75について!(2明する
。ストッパーシリンダ75は、スペーサーロッド9Gを
所望時にストッパービン86.86A間に出没させ、ト
・ラバースジリンダ74のトラバースit(ストローク
)を制限して、トラバースシリンダ74を3ポジシヨン
に位置決めするもので次のように構成されている。第3
図、第4図において97はストッパーシリンダ75の取
付ベースで。 トラバースシリンダ74の前面で図面において左側端部
に位置するように機台天板55に取付けられ、この取付
ベース97はストリッパーシリンダ75の取付部98と
抜止片99とを有し、取付部98の端面と抜止片99と
は、スペーサーアーム100の装着部101を挟んで対
峙しており、取付部98と抜止片99にはストッパーシ
リンダ75の取付孔102と、作動ロッド105の案内
孔103とが穿たれている。ストッパーシリンダ75は
シリンダバレル75Aを取付孔102に螺合することに
よって取付ベース97に固定され、ピストンロッド10
4に取付けた作動軸105は案内孔103に案内される
とともに、先端に設けたキー溝106とピン107によ
り回り止めが施され、又作動ロッド105の外周面には
、装着部101に位置させて軸方向に斜状のカム溝10
8が刻設されている。スペーサーアーム100は、装着
部101内において回動自在に作動ロッド105に嵌合
され、取付部98の端面と抜止片99とにより軸方向の
摺動が制され、スペーサーアーム100の先端には所定
寸法のスペーサーロッド96が取付けられている。10
9はスペーサーアーム100のボス部に螺合したカムピ
ンで、上記カム溝108に係合している。以上の如くで
あるからストッパーシリンダ75が作動してピストンロ
ッド104が進退すると、スペーサーアーム100が第
2図で実線と仮想線との間を回動し、実線で示す位置に
回動した時に、スペーサーロッド96が前期ストッパー
ビン86.86Aの間に入り込みトラバースシリンダ7
4のトラバースを制する。 最後に上記のようにトラバース装置72により、爪交換
位[Bに位置決めされたマガジン34の係止溝38と、
前期の如く爪交換位置Cに割り出された爪装着溝10と
の間で爪12の入換え、即ち爪交換を行う入換装置11
0の各構成要素について順次説明する。 まず最初に、ガイドブロック111と爪外し装置112
について説明する。ガイドブロック111は前記テーブ
ル26に取付けられガイド溝113が設けられており、
このガイド溝113はテーブル26が前記の如く最前進
端に至ったときに、爪交換位l1ICに割出されたチャ
ック6の爪装着溝10と、爪交換位wBに位置決めされ
たマガジン34の係止溝38との間に位置し1両者を一
直線に連続させて交換される爪12の摺動部13を案内
する。 112は爪外し装置で上記ガイドブロック111と一体
に構成され、前記チャック6に内蔵された爪係脱装置1
7の操作ピン19を押込み操作するもので以下の通りで
ある。114はガイドブロック111を利用して構成し
た爪外しシリンダで、限られた取付間隔で大きなストロ
ークを得るため第5図に示すようにダブルシリンダとな
っている。 即ちガイドブロック111に穿ったピストン室115を
蓋板116で閉鎖し、このピストン室115に第2ピス
トン室117を持った第1ピストン118を嵌合すると
ともに、第2ピストン室117に第2ピストン119を
嵌合し、夫々のピストン118,119のピストンロッ
ド118A、119Aはピストン室115,117の上
及び下側に突出し、通常時に両ピストン118,119
は第1図及び第2図に示すように最上昇端に位置してい
る。第2ピストン119のピストンロッド119Aには
取付片120が固着され、該取付片120の下面には爪
交換位置Cに割出されたチャック6の、操作ピン19に
正対するようにして抑圧ビン121が突設され、第1.
第2ピストン118.119が下降端に至った時に操作
ピン19を押込んで、前記噛合部材18のラック歯20
と爪12のラック歯16との噛合を外すようになってい
る。又取付片120には第3図及び第16に示すように
位置決めピン122が並設され、上記のように両ピスト
ン118,119が降下した時にチャック6の位置決孔
122Aに嵌合し、割出されたチャック6を更に正確に
位置決めする。118はB第1ピストン118のピスト
ンロンド118Aの先端に設けた係合溝で、前記交換腕
、52に設けたアイドルビン63下嬬の係合溝65と雌
雄嵌合を行うようになっている。 次に123は爪受止装置で、爪交換位1Bに位置決めさ
れたマガジン34の係止溝38から、爪12が脱落する
のを防止するもので以下の如くである。128はストッ
パー軸で、前記した機台天板55とこれに設けた支枠1
24とに回転自在に支承され、下端部に引掛片125を
設けるとともに歯車126が取付けら扛ている。而して
この歯車126は後に詳述する電着脱装置の正逆回転を
行う扇形歯車127に噛合し、非作動時に引掛片125
は第14図実線にて示す位置にあり、この位置において
、前記レール6Gに支承され爪交換位置Bの1百前(レ
ールの切目直前)まで送られて東た爪12の、引係溝1
5に入ってこれを引掛はマガジン34の係止溝3Bから
爪12が脱落するのを防止する。 電入換装!i!!110の最後は電着脱装置129で、
この装置は爪交換位’It B + Cに割出されたマ
ガジン34とチャック6の、係止溝38と装M溝10と
の間で爪J2の入換えを行うもので以下の構成からなっ
ている。先ず130はシフトシリンダで。 爪交換位置ト3の直上となるようにして機台天板55に
設けた架台131上に取付けられ、ピストンロッド13
2の先端には、連結部133を介して回転自在にキャリ
ヤーロッド】、34が連設されている。連結部133は
第1図に示すように、挿通孔136を有する連結環13
5と引掛板138を固着した連結ビン137とからなり
、連結ビン137を連結環135の挿通孔】36に挿通
しながらキャリヤーロッド134の子端に連結ビン13
7を螺合し、これにより連結環135は、キャリヤーロ
ッド134の上端と引掛板138との間に回転自在に挟
圧保持される。然る後に連結ピン】−37の上側部分を
、ピストンロッド132に穿った中心孔139に挿入し
ながら連結環135をピストンロッド132に螺合する
ことにより、キャリヤーロッド134はピストンロッド
】32と同心で、かつ回転自在にピストンロッド132
と連設され、該キャリヤーロッド134は、爪交換位R
Bに位置決めされた保持部53に設けた通路61と、こ
の通路61と一致しているマガジン34の通路40との
直上に位置する。又キャリヤーロッド134の下端部に
は係止片140が数句けられ、更にその外周の略半分程
度にロングギヤー1.41が刻設されでおり、このロン
グギヤー141は、上記ストッパー軸128の歯車12
6と同様に後記する扇形歯車127に噛合している。而
してキャリヤーロッド134はシフトシリンダ130の
作動により、第6図及び第5図に示す上昇端と下降端と
の間を−L下動し、又扇形歯車127の作動によって正
逆回転して係止片140が第14図実線と仮想線で示す
様に回動を行ない、仮想線の如くに位置した時に上昇及
び下降端の夫々において、爪交換位11B、Cに割出さ
れたマガジン34又はチャック6が保持する爪12の引
係溝15に入って爪12を引係け、係止溝3日と装着溝
10との間で爪12の入換え即ち交換を行なうようにな
っている。 扇形歯車127は、次のように取付けられ次のようにし
て正逆回転を行なう。第6図において142は大径部と
小径部とからなるドロー軸で2機台天板55と支枠12
4で区切られた歯車支承部143との間に上下に摺動可
能に支承しかつキー144によって回り止めが施さ力7
.、小径部と機台天板55との間に圧装したばね145
で上向きに付勢し、常に一ヒ封端に位置するようになさ
れている。扇形歯車127は、大径部に回転自在に嵌合
されているがドロー軸J−42の軸線方向への移動は扇
形歯車127の長さと歯車支承部】−43の長さがほぼ
等しいため不能となっており、この扇形歯1X127が
、上記したキャリヤーロッド134のロングギヤー14
1とストッパー軸128の歯車126との双方に噛合し
ている。大径部の外周面には軸線方向に対して傾斜し、
ているカム溝146が削設され、このカム溝146に扇
形歯車】27のボス部147に植設したカムビン148
が嵌合し、従ってドロー軸1−42の上下動により扇形
歯y、127が正逆に回動し2.二九と噛合しているキ
ャリヤロッド134とストッパー軸128がともに回動
する。又ドロー軸142の下端部にも、アイドルビン6
3の係合溝65と嵌合する係合溝149が設けられてい
る。 次に、上記の如く構成された本願装置により、爪交換を
行なう場合の各部の作動について説明する。加工するワ
ークの変更その他により図示しない指令装置から爪交換
指令が発せられると、この指令により主軸3が減速回転
を行ないながら停止し、チャック6に取付けられている
爪12の一本を爪交換位置Cに割出した後1回転シリン
ダ(図示なし)が作動して楔ピース7を前方に移動させ
。 三本の爪12を交換可能位置(ワークの把持を開放する
位置)とすることは従来と同様である。このようにチャ
ック6が所定の位置に割出されると、前後動シリンダ2
8が作動して第1図に待機していたテーブル26を第2
図のように前進させ本願装置全体を交換作業を行なう位
置とし、この時交換腕52の保持部53は、一方が爪交
位[B他方はマガジン34の着脱位置Aとなっている。 このようにして爪交換作業の準備が終了すると、まずチ
ャック6から爪12を抜き取り、この爪12を収納する
ための空のマガジン34が、上記着脱位[Aにある保持
部53に下記のようにして装着するを、その装着は、例
えばマシニングセンターにおけるツールマガジンや自動
倉庫のように所定の貯蔵場所に貯蔵しである空のマガジ
ン34を自動的に選択し、これを自動的に保持部53に
装着する全自動方式を採用するか、又は半自動あるいは
全て手動方式を採用するかは作業条件その他から適宜に
決定する。 マガジン34は、案内部35を保持部53の案内溝57
に、係合凹部37を係合凸部58に夫々嵌合し極めて高
い嵌合精度により、第4図において右側から着脱位置A
にある保持部53に装着され、ノツチビン62がマガジ
ン34背面のノツチ溝51に係合する迄保持部52をト
ラバースさせ、両者が係合した所にマガジン34を停止
させる。 而して案内溝57内の上下両面には前記にしたように押
上部59と押下部60が設けられ、保持部53に装着さ
れた当初マガジン34は押下部60の部分を通過するの
で作動軸42は押下げられ、これによって係止軸46が
前進して係止片48が係止溝38内に突出し、この状態
では抜き取った爪12と係止片48が干渉して係止溝3
8に収納することは不能であるが、それぞれの係止溝3
8が通路61と一致する位置では押上部59となってい
るので作動軸42は押上げられ、係止軸46は後退して
爪12の収納が可能となる。このように着脱位置Aにお
いてマガジン34が装着されると2割出装置54の割出
モータ68が回転して交換腕52を180°回転させ、
上記においてマガジン34を装着した保持部53を爪交
換位@Bに割出し、割出角度の制御は前記した検出片7
0と近接スイッチ71とによって行なわれる。而して交
換腕52を上記のように割出し回転させると。 今迄爪交換位置Bにあり、ドロー軸142及び第1ピス
トン118のピストンロッド118Aが有する係止溝1
49.118Bと嵌合していたアイドルビン63の係止
溝65は、交換腕52の回動にともなってその嵌合を脱
し、次いで空のマガジン34を保持部53に保持し、着
脱位置Aがら爪交換位置Bに回転して来た保持部53に
対応するアイドルビン63の係止溝65が、上記と同様
に嵌合してドロー軸142アイドルビン63及びピスト
ンロッド118Aを一体に連設する。交換腕52が上記
のように回転すれば当然にマガジン34に遠心力が作用
するが、マガジン34はノツチビン62に係止されて軽
く錠止された形となっているので1回転時に作用する遠
心力又は作動時の衝撃等により装着位置に狂いが生ずる
ことがない。 尚マガジン34を保持部53に装着するタイミングは上
記に限るものではなく、工作機1が作業を行なっている
間中に予め装着しておくとサイクルタイムを短縮するこ
とができる。 マガジン34を装着した交換腕52の保持部53が爪交
換位置Bに割出された時、トラバース装置72のロック
シリンダ73.73Aは第2図に示すよう上昇しており
、又トラバースシリンダ74のシリンダバレル74Aは
ピストンロンドア8の中心部に位置しく第13図)、更
にストッパーシリンダ75のスペーサーアーム】00は
第2図実線の如くに回動して、スペーサーロッド96は
ストッパーピン86.86 Aの間に入り込んで第1回
目の爪交換(チャックからの爪の抜き取り)を待機する
。 L記のように割出しが終ると、ロックシリンダ73.7
3Aが作動してピストンロッド88,88Aが降Fし、
ド端部に螺着したロックピン93がマガジン34の位置
決孔39に嵌合してマガジン34を割出位置にロックす
るとともに、マガジン34に設けた三本の係IF溝38
の内中心の係止溝38をiE確に爪交換位置Bに位置決
めしく第13図)、ロックシリンダ73.73Aの最下
1寺端は検出ドッグ90と近接スイッチ92Bとにより
検出される。ロックパ/リンダ73.73Aが作すする
とこれと略同じタイミングでシフトシリンダ130が作
動し、マガジン34と保持部53に設けた通路40.6
1を通り、第2図に示す最−1−外位置にあるキャリヤ
ーロッド134は、その外周に刻設したロングギヤー1
41が扇形ギヤー127と摺り合いながら第5図の最下
降端まで降下して停止し、キャリヤーロッド134下端
の係廿片140が、チャック6に取付け1ある爪12の
引係溝15と僅かな間隔で対峙する。 キャリヤーロッド134が上記所定の位置に降下すると
、次いで爪外し装[112が作動して爪外しを行なう、
まず爪外しシリンダ1]4に圧流体が供給されπ1.第
2ビスj−ン1.18,119が下降し、第2ビス]−
ン119のピストンロッド119Aに設けた取付板12
0の抑圧ピン】21が、爪係脱装置17の操作ピン19
をチャックにの中心側に押し込み、噛合部材】、8を第
5図の如くに後退させて噛合部材18と爪】−2とのラ
ック歯20.16の保合を開放する。尚上記のように係
合が開放されても、セットピン23がばね24によっ爪
】2のラック歯】6に係合してこれを係止し、爪】−2
が型装着i1!10から脱落するのを防1卜すると同時
に、後記するキャリヤーロッド134の回動により係止
片140が爪12の引係溝】。 5に係合し、型装着!10かへ爪】2が脱落しないよう
になっている。抑圧ピン121が上記のように爪外しを
行なうと同時に、取付片120に押圧ピン121と並設
された位置決ピン122が滑子部材11の位置決孔12
2Aに嵌合し、爪交換位[Cに割出されている型装着溝
10を位置決めすることにより、該型装着溝10とがガ
イドロック111のガイド溝113及びマガジン34の
係止溝38との夫々が、上下一直線に高精度の位置決め
が行なわれる。 爪外しシリンダ]−12が上記のように作動して第1ピ
ストン118のピストンロッド118Aが降下すると、
このピストンロッド13.8 Aと前記の如くに一体に
連結されているアイドルピン63とドロー軸142は、
アイドルビン63はノツチピン64との係合を脱すると
ともにドロー@142は装着されたバネ145を圧しな
がら一体となって降下する。ドロー軸】42が降下する
と、前記カム溝14Gとカムピン148との作用により
望形歯車127が第】4図において時計方向に所定角度
回動し、この回動によりキャリヤーロッド134とスト
ッパー軸128とが反時計方向に回動する。従って前記
においてチャック6に装着された爪12の引係溝15と
、僅かな間隔を持って対峙していたキャリヤーロッド】
34の引係片】40は第14図仮想線の位置に至り、引
係溝15内に入って爪12を引係けた状態となる。一方
ストッパー軸128の引係片125は、第14図に実線
で示す爪の引係位置から仮想線で示す位置まで回動し、
爪12の引係けを開放する位はとなるが、チャック6か
ら爪12を抜き取る場合にはマガジン34の係止溝38
に爪12が係止されていないので、この場合は回動はし
ても直接的には爪交換動作に関与しない。 第5図においてキャリヤーロッド134の引係片140
による爪12の引係けが終ると、シフトシリンダ130
が上記と逆に作用し、てキャリヤーロッド134をト昇
させ、引係けられた爪12はセットビン23を押し下げ
ながら型装着溝10から抜き取られ、ガイド溝113に
案内されレール66の切欠部66Aを通って第6図のよ
うにマガジン34の係止溝38に装着されシフトシリン
ダ130は停止する。尚3本の爪12の引抜きが終了す
る迄、ロックシリンダ73.73Aのロックピン93は
上昇せず、第6図は爪12の引抜きが終った状態を示し
ている。1木目の爪12が上記のように引抜かれ係止溝
38に装着されると、次いで型外しシリンダ114が上
記と逆に作動してアイドルピン63とドロー軸142と
を旧位置に復帰させるが、ドロー軸142の上昇により
キャリヤーロッド134とストッパー軸128とは上記
と逆方向に所定角度回動し、夫々の引係片140.12
5は再び第14図実線の位置となり、キャリヤーロッド
134の引係片140は爪12の引係けを開放するが、
これに変ってストッパー軸128の引係片125が爪を
引係けるので係止溝38内の爪12は脱落することがな
い。又型外しシリンダ114が逆方向に作動すると、当
然に操作ピン19の抑圧も開放され噛合部材18も旧に
復する。尚前記の説明から明らかなように、この時にマ
ガジン34は依然として保持部53の押上部59にある
ので、係止溝38内の爪12は係止片48による係止は
行なわれておらず引係片125に引係けられているだけ
である。 上述のようにして最初の爪12が抜き取られると、以下
の如くにして二木目の爪12を抜き取る準備が行なわれ
る。即ち、チャック6を所定角度回転させ次に抜き取る
爪装着溝10を爪交換位置Cに割り出す。次にマガジン
34を保持部53内でトラバースさせ、次に爪12を装
着する係止溝38を爪交換位置Bに割り出すが、マガジ
ン34のトラバースは次のようにして行なう。−木目の
爪12の抜き取りが終り、第12図においてピストンロ
ンドア8の右側の圧流体供給路81Aから右側のシリン
ダ室76に圧流体を供給すると、前記の如くピストンロ
ッド78が固定であるからシリンダバレル74Aが右側
にトラバースしストッパーピン86B、86Gが当接す
ると近接スイッチ92Gがドッグ90を検出してシリン
ダバレル74Aはトラバースを停止し、シリンダバレル
74Aは第13図74AIに至りトラバースシリンダ7
4が上記のようにトラバースすれば、マガジン34の位
置決孔39に嵌合しているロックピン93がマガジン3
4を引係け、保持部57内をトラバースさせて第13図
において左端の係止溝38を爪交換位置Bに位置決めす
る。尚トラバースシリンダ74がこのようにトラバース
しても、ロックシリンダ73.73Aに圧流体を供給す
る油溜83,84が前記のように回り化ロッド82゜8
2Aに沿って長く設けられているので、トラバースによ
って圧流体の供給が断たれる事がない。 又マガジン34がトラバースすると、先に係止溝38に
装着された1木目の爪12はストッパー軸128の引係
片125による係止から開放されるが、トラバース途中
では装着された爪12の下部がレール66に支承される
ので脱落することがない。 左端の係止溝38を上記のようにして位置決めすると、
第1本口の爪12と同様にしてチャック6から爪12を
抜き取りこの爪12をマガジン34に装着し、R後に3
番目の爪12を右端の係止溝38に装着するためにマガ
ジン34を左側にトラバースさせるが、この場合はトラ
バースに先立ってまずストッパーシリンダ75を作動さ
せ、第2図で実線の如くに位置しているスペーサーアー
ム100を仮想線のように回動させ、ストッパーピン8
6,86Aの間に入り込みトラバースシリンダ74のト
ラバースを制しているスペンサーロッド96を退去させ
、左側のシリンダ室76に圧流体を供給してトラバース
シリンダ74をトラバースさせ最後の係止溝38を位置
決めする。マガジン34が第13図仮想線74Anのよ
うに左側にトラバースすると、1番最初にマガジン34
に装着した最中の爪12は上記と同様にレール66に支
承されるが、2番目に装着した左側の爪12はレール6
6から外れる。然しながら上記トラバースにより1番左
側の作動軸42が押下部60に移行して押し下げられ、
係止軸46が前進して係止片48が爪12を係止して脱
落を防止する。益において三木目の爪12の抜き取りが
終ると、マガジン34を右側に1ピツチトラバースさせ
ノツチピン62に係止し2で原状に復し、次いでロック
シリンダ73.73Aとストッパーシリンダ75とを前
記と逆に作動させてロックピン93を位置決孔39から
抜き取り、又スペーサーアーム100を旧に復すること
で爪12の抜ぎ取り動作は終Yする。尚上記トラバース
位置及びロックシリンダ73,73Aのピストンロッド
88,88Aの」二重位簀の確認は、ドッグ90と近接
スイッチ92.92A、92B、92Cで行なうことは
AU記のとおりであり、又トラバースの順序も上記に限
るものでなく適宜に変更可能である。 3本の爪12を抜き取ると、爪12を抜き取ったチャッ
ク6に新たな爪12を装着して爪交換が終るが、チャッ
ク6への爪1−2の装着は以下の様にして行なわれる。 上記のようして爪12の抜き取りが行なわれている間に
1次の作業に使用する新しい爪12を係1ノーシたマガ
ジン34を、前記と同様に自動又は手動で着脱位置Aに
ある保持部53に装着する。この時マガジン53の全て
の作動軸42は押し下げられ係止軸46先端の係止片4
8で爪12を係止めしているので、所定のマガジン貯蔵
場所から保持部53まで移動する間に爪12の着脱は起
こらない、又保持部53に装着したマガジン34をノツ
チピンG2に係合する所定の位■まで移動すると、前記
と同様に作動軸42が押−1一部59と対応して爪12
の係止めを開放するが爪12はレール66に支承される
ので係止i/11!38から脱落することがない。 上記のようにチャック6からの爪】2の抜き取りが終る
と1割出装置54が作動して交換腕52が180°回転
し、爪交換位置Bから着脱位置Aへ又その逆にと保持部
53が割出され、この回転により爪外しシリンダ114
の第1ビス1−ン118のピストンロッド118A、及
びドロー1tJ142と前記の如く嵌合していたアイド
ルピン63は嵌合を脱し、次に爪交換位置Bに割出され
、た保持部53のアイドルビン63が同様に嵌合する。 又着脱位置Aに割出された使用済みの爪12を装着した
マガジン34は、保持部53から引き出され(前記同様
自動、手動いずれにても町)で貯蔵場所に保管されるが
、マガジン34を引き出す際に押下部60をトラバース
するので作動軸42は押し上げられ、係止を開放さtて
いた爪12は係止軸46に係止されるので、保持部53
から取りだして貯蔵場所への移動中、又貯蔵中にマガジ
ン34から爪】2が脱落しない。更に上記のように、爪
12の装着されたマガジン34が回転しながらレール6
Gの切欠部66Aを通過する場合、真中の爪12は前記
のようにストッパー軸128の引係片125に係止され
るが、左右両側の爪12は回転半径と爪12どの位置が
直交する正対関係にないので係止されない、然しながら
逆に正対関係にない為に爪12は、切欠部に対して斜め
になって通過し、切欠部66Aの両側端間で橋渡しのよ
うな形で受渡されて爪12の脱落は起こらない。 次の作業に使用する新しい爪12を装着したマガジン3
4が型装着位置Bに割出されると1次のようにしてチャ
ック6の型装着溝10に爪12が装着される。まずトラ
バース装置72のロックシリンダ73.73Aが作動し
、割出されたマガジン34の中央の爪12(係止溝)を
位置決めすることは上記と同様である。次いで爪の装着
の場合は爪外しシリンダ112が作動し、チャック6の
型装着溝10の位置決めと噛合部材18の後退を行なう
とともに、キャリヤーロッド134とストッパー軸12
8とを前記の如く回動させ、今迄ス1−ツバー軸128
の引係片125が係止していた爪12をキャリヤーロッ
ド134の引係片140が係止する。ストッパー軸12
8とキャリヤロッド134との間で爪12の係止が上記
のように入れ替わると、シフトシリンダ1.30が作動
して爪12を引係けたキャリヤーロッド134が係止溝
38から爪12を押し出し、爪12の引抜時とは逆にガ
イド溝113を経て型装着溝10に爪12を運搬して停
止する。キャリヤーロッド134により爪が移し替えら
れると、爪外しシリンダ11.2が上記と逆に作動して
操作ピン19の抑圧とチャック6の位置決めを開放する
。これにより噛合部材18が前進して双方のラック歯1
6.2Qが噛合し、爪12は爪装着溝10の所定の位置
に装着される。一方キャリャーロッド134は爪外しシ
リンダ112の上記した復帰動作により逆回して爪12
の係止を開放し、次いでシフトシリンダ130の上昇に
よって上昇して原位置に復し1以上で第1本口の爪12
を入れ換え即ち爪交換作業は全て終了する。 一木目の爪12が交換されると、以後はトラバース装置
72を作動させ前記爪の抜取りの場合と同様に順次マガ
ジン34をトラバースさせ、係止溝38を爪交換位置B
に割出すとともにチャック6の爪装着溝10を爪咬禰位
置Cに割出し、上記と同様にして爪装着溝10への爪1
2の装着を行ない、全てが終了するとトラバース装置7
2が旧に復し、又前後動シリンダ75も旧に復して爪交
換位置4全体を第1図の待機位置に後退させる。 尚上記マガジン34のトラバースの際、第13図におい
て左端の係止溝38を位置決めすると、爪12を装着し
たままの右端の係止溝38は保持部53の右端より突出
してレール66による支承を脱するが、突出する直前に
右端に設けられた押下部60をトラバースするので、爪
12は前記の如くに係止軸46によって係止され脱落す
ることがない、又爪交換が行なわれて空になったマガジ
ン34は、交換腕52を回動させて着脱位[IAに移動
させることなく、そのまま爪交換位置Bに止めおき、更
に着脱位置Aには次に使用する爪12を付けたマガジン
34を装着しておいた方が次の作業のサイクルタイムを
短縮することができる。 最後に2本願実施例の変形例を簡単に説明する。 上記した第1の実施例において、マガジン34をノツチ
ピン62に係止される保持部53の所定の位置に装着す
ると、全部の爪12が係止軸46による係止を開放され
ているが爪装着位置Bに位置決めされた一本だけが係止
を開放されるようにしてもよい。マガジン34の係止溝
38は第1実施例においては交換する爪と同数即ち3本
となっているが、交換する爪12より1本多い4本とし
、1本を空にして他の3本にチャック6に装着する爪1
2を係止しておき、まず空の係止溝38にチャック6か
ら抜き取った爪12を係止し、次で係止溝38に係止し
ている新しい爪12をチャック6に装着する同伴を繰り
返してもよく又トラバースの順序の変更は自由である。 更に交換腕52(保持部の個数)の本数も2本に限るも
のでなく、サイクルタイムは長くなるが1本でも可であ
り、又装置は多少大型となるが、2本以上の複数本にて
も実施可能である。尚この場合は当然に、交換腕52の
増減に対応して割出角度は変化する。最後に上記実施例
において1着脱位[Aは、爪交換位置Bから180°変
位して両者は正対しているが付属設備の取付等地の装置
との取り合いにより、他の適宜の位置に設定しこれに対
応して割出装置を制御すればよい。 発明の効果 本願は以上に詳記したように、爪交換を行なうに際し専
用のマガジンに爪を直列状に保持し、このマガジンを交
換腕の保持部に嵌挿して爪交換位置に割出し、順次トラ
バースさせながら爪交換を行なうようにしたので、交換
用の爪の組数を格段に多くすることが可能で、ワークの
加工作業の多様化に答え得るのみならず、性能の多様化
にも係らず従来の交換装置に比し、装置が小型軽量であ
るので取付場所の制限を可及的に少なくすることが出来
る。又マガジンをトラバースさせるトラバース装置は前
記した構成を採用したことにより。 小型でありかつ最小の圧流体配管でありながら。 マガジンを複数個所にトラバースさせて位置決めするこ
とが可能であり、更に交換用の爪は一組毎にマガジンに
係止されて保管されるので、爪の管理も容易である等交
換装置に望まれる全てを満足する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は待機位置にある本
願実施例の断面図、第2図は作業位置に前進した断面図
、第3図は前面図、第4図は平面図、第5図、第6図は
作動状態を説明する第2図の部分図、第7図はマガジン
の拡大上面図、第8図はマガジンの拡大前面図、第9図
はマガジンの拡大左側面図、第10図は保持部の拡、大
縦断面図、第】1同はトラバース装置の部分拡大横断図
、第1−:2図は第11図のU所間、第13図はマガジ
ンのトラバースを説明する拡大説明図、第14図は要部
の部分平面図、第15図はチャックの拡大断面図、第】
6図は爪外しシリンダとチャックとの関係を示す拡大部
分正面図である。 4・・爪交換装置、6・・・チャック、12・・・爪、
34・・・マガジン、35・・・案内部、36・・・係
止部、38・・・係止溝、39・・位置決孔、40・・
通路、41・・係IL *構、52・・・交換腕、53
・・・保持部、54・・・割出装訂、57・・・案内溝
、59・・・押上部、60・・・押下部、6コ3・・・
アイドルピン、72・・トラバース装置、73.73A
・・ロックシリンダ、74・・・トラバースシリンダ、
75・・・ストッパシリンダ、76・ ピストン室、7
8・・・ピストンロッド、81゜81A、85.85A
・・供給ボート、82,82A・・・回す止ロッド、9
6・・スペーサーロッド、110・・・入換装!、11
2・・・爪外し装[,114・・・爪外しシリンダ、〕
−23・・・爪受改装[,128・・・ス!ヘツパー軸
、129・・・電着脱装[,130・・・シフ1−トリ
ンダ、134・・・キャリヤーロッド、140・・・係
止片、142・・ドロー軸、A・・・着脱位置、B、C
・・爪交換位置 特許出願人   豊和工業株式会社 第51 処6し 1四 @17111図 @15図 手続補正書(自発) 1、事件の表示    昭和63年特許願第12436
8号2o  発明の名称    チャックの爪自動交換
装置;】、補正をする者 事件との関係     特許出願人 全文補正明細書 1、発明の名称 チャックの爪自動交換装置 2、特許請求の範囲 1、工作機の主軸に取付けられているチャックの爪を、
自動的に交換する爪自動交換装置二飢虻し一所定の間隔
で複数本の爪豊皇1が設けられ、該爪ei*に交換用の
爪又はチャックより取出した爪を着脱可能に係止1(マ
ガジンと、WOW−ガジン1工着脱及びトラバース可能
に保持する保持部を有する交換腕と、交換腕を所定角度
回動させ上記保持部に保持したマガジンを、マガジンの
着脱位置と爪交換位置に割出すm割出装置と、爪す、マ
ガジンのメし色1す庁」1直、と爪交換位置に割出され
たチャックの爪装着溝の犬久が、一直線に対応するよう
に敗位置決めするトラバース装置と、二L」0(生肋旦
犬、マガジンの豊農盈とチャックの爪装着溝との間で、
爪の入れ換えを行なう入換装置とからなるチャック爪の
自動交換装置。 2.チャックに 着する 換 の−組の爪又はチックか
ら き った−組の爪を係止保持するマい  で、係止
 の前面及び上下両面に開放する複数本の貯蔵溝を所定
の間隔で設けるとともに、位。 IF   &!え山工又案内部には、マガジンのh5バ
ース動作に関連して作動し、Jlll溝内の爪を係止又
は係止を開放する係止機構を、n溝の夫々に対応させて
配設してなるマガジン。 t3交換位置に割出されたマガジンを係止し、マガジン
を位置決めロックするロックシリンダと、上記ロックシ
リンダが一体的に 設され、所定の順序で所定の間隔ず
つトラバースすることによりマガジンをトラバースさせ
、マガジンの貯蔵溝を一#−するトラバースシリンダと
からなるトラバース装置。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本願は工作機に使用するチャックの爪を、自動的に交換
するチャック爪の自動交換装置に関するものである。 従来の技術とその問題点 従来チャックの爪交換は手作業によって行なわれていた
が、爪交換に多くの時間を要して生産性を低下させる大
きな要因となっていた。近年省力化を行なうとともに生
産性の向上を図るために、周辺機器を含む工作機の総合
的な自動化の要請が高まり、これに答えるためにチャッ
クの爪を自動的に交換する自動交換装置が種々提案され
ている。 例えば特開昭59−73208号に示すように、爪を貯
蔵するマガジンが一段で、交換する爪の組数は比較的少
ないが小型軽量な爪交換装置、又特公昭62−1828
2号に示すように上記より大型となるが、マガジンを三
段として貯蔵する爪の組数を多くしたもの等が実用され
ている。黙しながら近年に至って作業が多様化するに従
い必要とする爪の組数も多くなり、上記三段式の場合で
も要求に応じ得ない状態であるが、マガジンをこれ以上
大型として組数を増すことは、取付スペースやその他の
条件からして軸下可能である。 問題点を解決するための手段 上記従来装置の問題点に鑑み本願は、爪自動交換装置の
本体そのものは、前記特開昭59−73208号より更
に小型軽量でありながら数10組の爪交換を可能にした
もので、爪を係止する複数本の貯蔵溝が設けられ、この
貯蔵溝に交換用又はチャックから抜き取った爪を着脱可
能に係止するマガジンと、マガジンを着脱及びトラバー
ス可能に保持する保持部を有する交換腕と、交換腕を所
定角度回動させ上記保持部に保持したマガジンを。 マガジンの着脱位置と爪交換位置とに割出す割出装置と
、爪交換位置に割出されたマガジンを所定の順序で所定
の間隔ずつトラバースさせ、上記爪貯蔵溝と爪交換位置
に割出されたチャックの爪装着溝とが、一直線に対応す
るように位置決めするトラバース装置と、爪貯蔵溝と爪
装着溝との間で爪の入れ換えを行なう入換装置とからな
るチャック爪の自動交換装置により、従来装置の問題点
を解決したものである。 実施例 次に、本願実施例を図面に基いて説明する0図面におい
て、1は周知の工作機械例えばNC旋盤の主軸ヘッド、
2はその上面で後記する爪自動交換装置を取付ける機台
となっている。主軸3の先端には、本出願人の出願によ
る特開昭59−30605号公報で開示したタイツクチ
ェンヂチャック6(以下チャック6と記す)が取付けら
れ、その構成は以下の通りである。チャック6内の中心
部には第15図に示すように楔ピース7がチャック6の
回転軸線方向へ摺動可能に嵌装され、楔ピース7は主軸
3の後端に取付けられた回転シリンダ(図示なし)のピ
ストンロッドにドローバ−8によって連結されている。 また上記チャック6に形成された半径方向の摺動溝9と
爪装着溝10(図面では3つ爪の場合を示すが本願の適
用は3つ爪チャックに限定されるものではない)内には
滑子部材11と爪12の摺動部13とが夫々半径方向へ
摺動可能に嵌装され、滑子部材11の中心側端部に形成
された断面丁字形の横部】、4が上記模ピース7に形成
された断面丁字形の楔溝7aに嵌合され、また上記滑子
部材11の外周には第16図に示すように位置決め孔1
22Aが形成されている。 上記爪12には摺動部j3の後側上面に引係溝15が形
成され、この引係溝15は摺動部13の全幅に亘り爪の
摺動方向と直角な方向となっている。また爪12の後面
にはラック歯16が形成され、ラック@16には次に示
す爪係脱装置17により下記の噛合部材18が係合、離
脱するようになっており、爪係脱装置17は次のように
構成されている。滑子部材11内に前後方向への摺動の
み可能に嵌装された噛合部材18と、滑子部材11内に
半径方向への移動のみ可能に嵌装された操作ビン19と
を備えており、この噛合部材18の前面にはラック歯2
0が刻設され、付勢ばね21のばね力によって上記爪1
2のラック歯16と係合するようになっている。また噛
合部材18と操作ビン19とは傾斜する係合面によって
互いに係合しており、この係合により操作ビン19をチ
ャック本体6の中心に向かって押し込むと、噛合部材1
8は付勢ばね21を圧しながら後退して両ラック歯16
.20の係合は脱し、操作ビン19が原位置に復帰する
と噛合部材18は付勢ばね21によって前進し。係合を
脱した両ラック歯16゜20が再び係合することは前記
特開昭59−30605号と同様である1次に操作ビン
19は第15図に示すように、その端部が前記楔ピース
7の外周面に設けた凹部22に対向し、操作ビン19を
押し込むと端部が凹部22に入り込み、また楔ピースが
後方に移動すると凹部22から押し出されて1両ラック
歯16,20の噛合を確実なものとするようになってい
る。又噛合部材18内にはノツチビン方式のセットビン
23が前後方向へ摺動可能に嵌合され、ばね24によっ
て前方に付勢されるとともにビン25によって抜止めさ
れ、その先端が爪12後面のラック歯16に係合し、常
に爪12を係止するようになされている0以上の如く構
成されたチャック6は図示を省略した近接スイッチ、N
C1u置等で制御される割出装置により爪装着溝10を
所定の爪交換位置C(図面では回転中心の上方となって
いるがこれに限るものでなく、必要に応じ適宜他の場所
に設定し得る)に割り出し、当該割り出し位置にチャッ
ク6を停止するようになっている。 次に1本願爪自動交換装置について説明する。 第3図、第4図において27は案内レール26はテーブ
ルで、案内レール2Gは工作機1の機台2に前後方向(
第1図において左右方向)に向かって延設され、テーブ
ル26は該案内レール27に、滑子又はベアリング等の
摺動部材27Aを介して摺動可能に嵌合されている。2
8は前後動シリンダで、ブラケット29を介してテーブ
ル26に取付けられ、ピストンロッド31の先端は上記
機台2に固着したL彫金具30に固定されている。以上
の如くであるから、前後動シリンダ28に圧流体を供給
するとシリンダバレル28Aが前後動し。 これによってテーブル26が所定ストロークの前後動を
行なう、又32は1前後動シリンダ28のストロークを
制限するストッパーボルトで、先端を上記り彫金具30
に固定されるとともにブラケット29を貫通し、前後二
個所に固定的に螺合したロックナツト33にブラケット
29が当接してテーブル2Gの前、後進端を位置決めし
、該テーブル26上には以下に詳述する夫々の装置が搭
載されている。尚第4図は、テーブル26が最前進端に
ある場合を示している。 まず最初に、交換用の爪12及びチャック6の爪装着溝
10から抜き取った爪12を1着脱可能に係止して貯蔵
するマガジン34について説明する。マガジン34は第
7図〜第9図に示すように案内部35と係止部36とか
らなり、係止部36と案内部35との間にはL下に対向
する案内凹部37が設けられている。係止部36には、
前面及び上下両面に開放する三本の貯蔵部38が等間隔
に設けられ、貯蔵溝38の左右両側は後記の如くにして
係止貯蔵する爪12の前後方向(第7図において上下方
向)の位置決めをする係止溝38Aとなっている。又係
止部36の上面両側端部には、爪交換位置Bにおいてマ
ガジン34を位置決めロックするための位置決孔39が
設けられている。 又40は爪交換を行なう場合後述するキャリヤーロッド
134が通過する通路で、貯蔵溝38に対応し貯蔵溝3
8から案内部35に掛けて設けられている。 上記貯蔵溝38に嵌挿された爪12が、貯蔵溝38より
脱落しないように係止する係止機構41は次の如くで、
夫々の貯蔵溝38に対応して設けられている。42は作
動軸で、案内部35を第8図、第9図において上下に貫
通する如くに穿たれた貫通孔43に摺動自在に遊嵌され
ている。而して作動軸42には、その中央部分を直径の
略半分程度まで切欠いて摺接面42Aを構成し、該摺接
面42Aには斜状のカム溝44が設けられ、その全長は
常に案内部35の上面又は下面に所定寸法だけ突出する
ように設定されており、抜止ビン45によって抜止され
ている。46は係止軸で、係止軸46にも上記作動軸4
2と同様に摺接面が構成され、該摺接面にカムビン47
を突設するとともに先端部に係止片48を設けている。 このように構成された係止軸46はカムビン47を作動
軸46のカム溝44に嵌合し1両摺接面を接触して作動
軸42と直交する如くに案内部35に穿った嵌挿孔49
に嵌挿され、この摺接面により両軸42.46は回り止
めが行なわれている。係止機構41は以上の如く構成さ
れているので作動軸42の上下動により、以下のように
係止軸46が進退を行なう、即ち、第9図に示すように
作動軸42が案内部35の上面に突出した場合には係止
軸46は後退し、係止片48の先端部分が貯蔵溝38に
連なる切欠部50に僅かに突出するだけであるが、作動
軸42を押し下げると前進して貯蔵溝38内に突出し、
貯蔵溝38に装着された爪12のラック歯16に係合し
てこれを係止する。尚第7図において51はノツチ溝で
、後記する交換腕52の保持部53にマガジン34を嵌
合した際に位置決めを行なう。 次に上記したマガジン34を、着脱及びトラバース可能
に保持する保持部53を有する交換腕52と、該交換腕
52を所定角度回動させ保持しているマガジン34を、
マガジンの着脱位置Aと爪交換位置Bとに割出す交換腕
52の割出装置54について説明する。 交換腕52は第1図に示すように、テーブル26とテー
ブルに設けた天板55との間に、回転自在に支承した回
転軸56に設けられ、その両端部に以下に詳記する保持
部53を有している。保持部53は第4図に示すように
交換腕52と直交状態に設けられ、案内溝57と上下に
対向する案内凸部58とを有し側面形状が略C形をなし
ている。 而してその全長は、保持しているマガジン34を後記の
如くにトラバースさせ、貯蔵溝38を順次爪交換位置B
に位置決めする際のトラバース代として、マガジン34
の挿入側が他方側より所定寸法だけ長い非対象形となっ
ており1本実施例では第4図に示すように、マガジンの
着脱位置Aでは図面において交換腕52の右側部分が長
く、又爪交換位WEBでは左側部分が長くなるように設
定されている。 案内溝57の上下両面は第10図に示すように。 作動軸42を作動させるために押上部59と押下部60
との高低差を有する二段式となっており、装着されたマ
ガジン34が押下部60にある時には作動軸42は押下
状態を維持し、従って貯蔵溝38内の爪12は係止軸4
6の係止片48によって係止されている0以上の状態か
らマガジン34を押上部59の位置までトラバースさせ
ると、これによって作動軸42は押し上げられるので係
止軸46は後退し、係止片48による爪12の係止は開
放される6次に61は通路で、マガジン34をトラバー
スさせ位置決めされた貯蔵溝38に連なる通路40と順
次一致し、爪交換位置Bにおける爪交換に際しキャリヤ
ーロッド134を通過させる。62Aはノツチビン62
(第1図)の突出孔で、交換腕52に設けた従来周知の
ノッチピン62が突出し、保持部53に装着保持された
マガジン34の位置決め(仮決め)を行なうとともに。 交換腕52が回動する際に保持溝57内で遊動するのを
防止する。 次に第1図において63はアイドルビンで、保持部53
に対応させ交換腕52にノツチビン64により位置決め
されるとともに回り止めが施されて摺動可能に嵌挿され
、その上下両端部には夫々係止溝65が設けられている
。この係止溝65は、交換腕52が回動して保持部53
が交互に爪交換位!tBに至った時に、後記する爪外し
シリンダ114の第1ピストンロツド118Aに設けた
係止突起118Bと、ドロー軸142に設けた係止突起
149とに夫々雌雄嵌合し、アイドルビン63と第1ピ
ストンロツド118A及びドローfi142の装着を一
体に連結する。 又66は案内レールで、該案内レール66は第1図及び
第4図に示すように、交換腕52の下方に交換腕52の
保持部53の回転軌跡に沿うようにして上記テーブル2
6に取付けられ、交換腕52が回動する際に係止溝38
内の爪12が脱落しないように、この爪12を下から支
承するようになっている。而して案内レール66は第3
図に示すように爪交換位置Bに切欠部66 Aが設けら
れ。 この切欠部66Aのl】は交換される爪12の通過を許
す範囲内で可及的に小さく設定する。 54の割出装置は1次のように構成されている。 67は回転軸56の上部に取付けた割出歯車で。 この割出歯車67に、天板55に取付けた割出モータ6
8の駆動歯車69(第4図)が噛合し1割出角度の検出
は、割出歯車67の上面に取付けた検出片70と、天板
55に取付けた近接スイッチ71とによって行なってい
る。尚割出装W54は上記に限るものでなく、交換腕5
2を所定の位置に割出すものであればその構成を問わな
い。 次に、トラバース装W/172について説明する。 トラバース装置72は、爪交換位WBに割出されたマガ
ジン34の上方で、かつ後記するキャリヤーロッド13
4とストッパ軸128の前方に位置し、ロックシリンダ
73.73Aトラバースシリンダ74及びストッパシリ
ンダ75とからなり。 その詳細は以下の如くである。 まずトラバースシリンダ74は1次のように構成されて
いる。第12図において74Aはシリンダバレルで、そ
の中央部には、ピストン室76が設けられ、側板7′7
間に取付けたピストンロッド78に摺動自在に装着され
、側板77は天板55の両側に設けた取付板79に固着
されている。80はピストンロッド78に取付けたピス
トンで、このピストン80により上記ピストン室76を
二つに区画している。ピストンロッド78には、その中
心部に互いに反対方向から圧流体の供給路81.81A
が穿孔され、これ等供給路81,81Aは、ピストン8
0を介し区画されたピストン室76の互いに反対側に開
口しており1以上から明らかなように1区画されたピス
トン室76に圧流体を給排することにより、ピストンロ
ンドア8に沿ってシリンダバレル74Aがトラバースし
、そのトラバース量即ちシリンダバレル74Aの最大ス
トロークは、マガジン34に設けた貯蔵溝38のピッチ
の少なくとも2倍となるように、ピストンロンドア8の
長さが設定されている。 82.82Aは回り止ロッドで、シリンダバレル74A
を貫通して両側板77間に取付けられ、シリンダバレル
74Aは該ロッド82,82Aに対して摺動自在となっ
ている。83.84は圧流体の貯留室で、ピストン室7
6に対応させ回り止ロッド82,82Att囲繞する如
くに設けられ。 その長さはピストン室76の長さと略等しいかこれより
長く設定されている0回り化ロッド82゜82Aの中心
部には上記ピストンロッド78と同様に、圧流体の給徘
路85,85Aが穿孔されこの供給路85,85Aは、
夫々回り化ロッド82゜82Aの長手方向略中心部に開
口して貯留室83゜84と連通し、更に該貯留室83.
84は、後記の如くにしてロックシリンダ73.73A
と連通している。尚図中86,86A、86B、86G
はストッパービンである。 次に、ロックシリンダ73,73Aについて説明する。 ロックシリンダ73,73Aは第4因に示すように二本
1対のシリンダからなり、夫々のシリンダバレル87,
87Aは、上記トラバースシリンダ74のシリンダバレ
ル74Aに一体に取付けられ、而してその取付間隔と取
付位置は、前記したマガジン34の係止部36に設けた
位置決孔39の間隔とピストンロッド88,88Aの間
隔が等間隔で、かつマガジン34が爪交換位置Bに割出
された際に、上記位置決孔39の直上に対向するように
取付けられている。ロックシリンダ73.73Aのピス
トンロッド88,88Aは、上下両端部のエンドプレー
トから突出している所謂両ロッドシリンダで1両ピスト
ンロンド88゜88Aの上端部間に取付けた取付板89
の中心に検出ドッグ90が、又上記両側板77に取付け
た取付板91(第2.3.4図)には、ロックシリンダ
73,73Aの上昇端と下降端及びトラバース位置を検
出する近接スイッチ92,92A、92B、92C(第
3,4図)が固着され、ピストンロッド88,88Aの
下端部にはロックビン93が螺着されている。上記した
貯留室83.84とロックシリンダ73,73Aのピス
トン室87Gは第11図に示すように、連通路94.9
5を介して貯留室83はピストン88Bで区画された上
側部分に、又貯留室84は下側部分に夫々連通し。 貯留室83.84に圧流体を供給することによりビスト
ロンロッド88,88Aは上下動を行う。 而して貯留室83.84は上記したように回り止ロッド
82,82Aの外周に沿い、ピストン室76と略同じ長
さか少し長くなっているので、トラバースシリンダ74
がどのような位置にトラバースしても、給排路85,8
5Aと貯留室83,84との連通が断たれることはない
。 次いで、ストリッパーシリンダ75について説明する。 ストリッパーシリンダ75はスペンサーローラド96を
所望時にストリッパービン86゜86A間に出没させ、
トラバースシリンダ74のトラバース量(ストローク)
を制限して1、トラバースシリンダ74を3ポジシ1ン
に位置決めするもので次のように構成されている。第3
図、第4図において97はストッパーシリンダ75の取
付ベースで、トラバースシリンダ74の前面で図面にお
いて左側端部に位置するように天板55に取付けられ、
この取付ベース97はストリッパーシリンダ75の螺合
部98と、該螺合部98の端面と、スペーサーアーム1
00の装着部101を挟んで対峙する回正片99とを有
し、螺合部98にはストッパーシリンダ75の螺合孔1
02が、又回正片99には作動ロッド105の案内孔1
03が穿たれている。ストッパーシリンダ75はシリン
ダバレル75Aを螺合孔102に螺合することにより螺
合部98に固定され、ピストンロッド104に連結した
作動ロッド105は螺合孔102と案内孔103に案内
されるとともに、先端に設けたキー溝106に1回正片
99に螺合したネジ107を嵌合して回り止めが施され
、又作動ロッド105の外周面には、装着部101に位
置させて軸方向に斜状のカム溝108が刻設されている
。 スペーサーアーム100は、装着部101内において回
動自在に作動ロッド105に嵌合され、螺合部98の端
面と回正片99とにより軸方向の摺動が制され、スペー
サーアーム100の先端には所定寸法のスペーサーロッ
ド96が取付けられている。109はスペーサーアーム
100のボス部に螺合したカムビンで、上記カム溝10
8に係合している8以上の如くであるからストッパーシ
リンダ75が作動してピストンロッド104が進退する
と、スペーサーアーム100が第2図の仮想線の位置に
より実線の位置に回動してスペーサーロッド96が前期
ストッパービン86,86Aの間に入り込み(第12図
)、トラバースシリンダ74のトラバースを制する。 最後に上記のようにトラバース装置72により、爪交換
位置Bに位置決めされたマガジン34の係止溝38と、
前期の如く爪交換位置Cに割り出された爪装着溝10と
の間で爪12の入換え、即ち爪交換を行う入換装置11
0の各構成要素について順次説明する。 まず最初に、ガイドブロック111と爪外し装置112
について説明する。ガイドブロック111は前記テーブ
ル26に取付けられガイド溝113が設けられており、
このガイド溝113はテーブル?6が前記の如く最前進
端に至ったときに。 爪交換位置Cに割出されたチャック6の爪装着溝10と
、爪交換位WBに位置決めされたマガジン34の貯蔵溝
38との間に位置し、′WJ者を一直線に連続させて交
換される爪12の摺動部13を案内する。 112は爪外し装置で上記ガイドブロック111と一体
に構成され、前記チャック6に内蔵された爪係脱装置1
7の操作ビン19を押込み操作するもので以下の通りで
ある。114はガイドブロック111を利用して構成し
た爪外しシリンダで。 限られた取付間隔で大きなストロークを得るため第5図
に示すようにダブルシリンダとなっている。 即ちガイドブロック111に穿ったピストン室115を
蓋板116で閉鎖し、このピストン室115に第2ピス
トン室117を持った第1ピストン118を嵌合すると
ともに、第2ピストン室117に第2ピストン119を
嵌合し、夫々のピストン118,119のピストンロッ
ド118A、119Aはピストン室115,117の」
二及び下側に突出し、通常時に両ピストン118,11
9は第1図及び第2図に示すように最上昇端に位置して
いる。第2ピストン119のピストンロッド119Aに
は取付片120が固着され、該取付片120の下面には
爪交換位置Cに割出されたチャック6の、操作ビン19
に正対するようにして抑圧ビン121が突設され、第1
、第2ピストン118.11.9が下降した時に操作ビ
ン】9を押込んで、前記噛合部材18のラック歯20と
爪12のラック歯16との噛合を外すようになっている
。 又取付片120には第3図及び第16図に示すように位
置決めビン】、22が並設され、上記のように両ピスト
ン118,1.19が降下した時にチャック6の位置決
孔122Aに嵌合し、割出されたチャック6を更に正確
に位置決めする。118Bは第1ピストン118のピス
トンロッド118Aの上端に設けた係止突起で、前記交
換腕52に設けたアイドルビン63下端の係止溝65と
雌雄嵌合を行うようになっている。 次に123は爪受止装置で、爪交換位置Bに位置決めさ
れたマガジン34の係止溝38から、爪12が脱落する
のを防止するもので以下の如くである。128はストッ
パー軸で、前記した天板55とこの下面に垂設した支枠
124とに回転自在に支承され、下端部に引掛片125
を設けるとともに歯車126が取付けられている。而し
てこの歯車126は後に詳述する電着脱装置の正逆回転
を行う扇形歯車127に噛合し、非作動時に引掛片12
5は第14図実線にて示す位置にあり、この位置におい
て、前記レール66に支承され爪交換位1Bの直前(レ
ールの切目直前)まで送られて来た爪12の、引係溝1
5に入ってこれを引掛はマガジン34の貯蔵溝38から
爪12が脱落するのを防止する。 爪入換装置110の最後は電着脱装置129で、この装
置は爪交換位置B、Cに割出されたマガジン34の貯蔵
溝38と、チャック6の装着溝10との間で爪12の入
換えを行うもので以下の構成からなっている。先ず13
0はシフトシリンダで。 爪交換位置Bの直上となるようにして天板55に設けた
架台131上に取付けられ、ピストンロッド132の先
端には、連結部133を介して回転自在にキャリヤーロ
ッド134が連設されている。 連結部133は第1図に示すように、挿通孔136を有
する連結環135と引掛板138を固着した連結ビン1
37とからなり、連結ビン137を連結環135の挿通
孔136に挿通しながらキャリヤーロッド134の上端
に連結ビン137を螺合し、これにより連結環135は
、キャリヤーロッド134の上端と引掛板138との間
に回転自在に挟圧保持される。然る後に連結ビン137
の上側部分を、ピストンロッド132に穿った中心孔1
39に遊合しながら連結環135をピストンロッド13
2に螺合することにより、キャリヤーロッド134はピ
ストンロッド132と同心で、かつ回転自在にピストン
ロッド132と連設され。 該キャリヤーロッド134は、爪交換位[Bに位置決め
された保持部53に設けた通路61と、この通路61と
一致しているマガジン34の通路4Oとの直上に位置す
る。又キャリヤーロッド134の下端部には係止片14
0が取付けられ、更にその外周の略半分程度にロングギ
ヤー141が刻設されており、このロングギヤー141
は、上記ストッパー軸128の歯車126と同様に後記
する扇形歯車127に噛合している(第14図)。 而してキャリヤーロッド134はシフトシリンダ130
の作動により、第6図及び第5図に示す上昇端と下降端
との間を上下動し、又扇形歯車127の作動によって正
逆回転して係止片140が第14図実線と仮想線で示す
様に回動を行ない、仮想線の如くに位置した時に上昇及
び下降端の夫々において、爪交換位11!B、 Cに割
出されたマガジン34又はチャック6が保持する爪12
の引係溝15に入って爪12を引係け、貯蔵溝38と装
着溝10との間で爪12の入換え即ち交換を行なうよう
になっている。 扇形歯車12フは、次のように取付けられ次のようにし
て正逆回転を行なう、第5図、第6図において142は
大径部と小径部とからなるドロー軸で、天板55と、天
板55から垂設され支板124を突設してなる歯車支承
部143の、支板124との双方間に上下に摺動可能に
支承しかつキー144により回り止めが施され、小径部
の頭部と天板55との間に圧装したばね145で上向き
に付勢し、常に上昇端に位置するようになされている(
第1図、第2図)、扇形歯車127は、上面に長いボス
部147が突設され、該ボス部147にドロー軸142
の大径部を遊合し1回転自在に上記支板124に載置す
る如くに設置され、ドロー軸142の軸線方向への移動
は、上側はボス部147の先端が天板55に下側は扇形
歯車127の下面が支板124に当って制されており、
この扇形歯車127が、上記したキャリヤーロッド13
4のロングギヤー141とストッパー軸128の歯車1
26との双方に噛合している。大径部の外周面には軸線
方向に対して傾斜しているカム溝146が削設され、こ
のカム溝146に扇形歯車127のボス部147に植設
したカムビン148が嵌合し、従ってドロー軸142の
上下動により扇形歯車127が正逆に回動し、これと噛
合しているキャリヤロッド134とストッパー軸128
がともに回動する。又ドロー軸142の下端部にも、ア
イドルビン63の係止溝65と嵌合する係止突起149
が設けられている。 次に、上記の如く構成された本願装置による爪交換作業
、又爪交換に先立って行なわれる準備作業について説明
する。工作機1がワークを加工している間本願装置は、
第1図に示すようにテーブル26が最後退端の待機位置
にあり−5この時交換腕52の一方の保持部53は着脱
位置Aに位置し、他方の保持部53はその反対側で爪交
換位置Bを指向している。着脱位置Aにある保持部53
には次の作業に使用する爪12を装着したマガジン34
が1反対側の把持部53にはチャック6から抜き取った
、作業が終了した爪12を装着する空のマガジン34が
夫々嵌合されている(第1図においてマガジン34は双
方とも省略)、又空のマガジン34が嵌合されている保
持部53側のアイドルビン63は、ドロー軸142とピ
ストンロッド118に雌雄嵌合し王者が一体に連結され
ている。 本実施例において保持部53えのマガジン34の着脱は
、本願装置が待機している間に着脱位置Aにおいて行な
われるが、その着脱方法は、例えばマシニングセンター
におけるツールマガジンや自動倉庫のように、所定の貯
蔵場所に貯蔵しであるマガジン34から所望のマガジン
34を自動的に選択し、これを自動的に保持部53に着
脱する全自動か、又半自動あるいは全て手動方式を採用
するかは作業条件その他から適宜に決定するもので、着
脱方法の差異が本願を左右するものではなく、又着脱位
置にも上記Aに限るものではない6保持部53に装着さ
れているマガジン34は、案内部35を案内溝57に係
合凹部37を係合凸部58に夫々嵌合し極めて高い嵌合
精度により、第4図において右側から着脱位置Aにある
保持部53に装着され、ノツチビン62がマガジン34
背面のノツチ溝51に係合する迄保持部52内をトラバ
ースさせ、両者が係合した所にマガジン34を停止させ
る。この時真中の貯蔵溝38の通路40が保持部53の
通路61と一致する。而して保持部53の案内溝57の
上下面面には押」二部59と押下部60が、マガジン3
4には作動軸42と係止軸46が前記如き関係で設けら
れているのでこれ等の作動により、保持部53に装着さ
れたマガジン34の眞中の貯蔵138に対応する係止@
46は後退し、先端の係止片48が貯蔵溝38から退出
しており、その他の係止軸46の係止片48は貯蔵溝3
8内に突出している。従って眞中の貯蔵溝38内に爪1
2がある場合には爪12の係止は開放されるが、この爪
12は案内レール66に支承されて脱落は阻止され、又
該貯蔵溝38が空の場合には、係止片48と爪12が干
渉しないので爪12の出納が可能となる。 加工するワークの変更その他により図示しない指令装置
から爪交換指令が発せられると、この指令により主軸3
が減速回転を行ないながら停止し。 チャック6に取付けられている爪12の一本を爪木の爪
12を交換可能位置(ワークの把持を開放する位置)と
することは従来と同様である。に記のようにチャック6
が所定の位置に割出される。+、 (。 前後動シリンダ28が作動して第1図に待機していたテ
ーブル26を、第2図に示すように前迎させて本願装置
全体を交換作業を行なう装ばとし、これにより空のマガ
ジン34が装着され、爪交換位置Bと対峙していた保持
部53は爪交換位1tBとなる9又この時に、トラ−バ
ス装置72のロックシリンダ73,73Aは第2図に示
すように上昇しており、又トラバースシリンダ74のシ
リンダバレル74Aはピストンロッド78の中心部に位
置しく第13V!i)、更にストッパーシリンダ75の
スペーサーアーム100は、第2図実線の如くに回動し
、スペーサーロッド96がストッパービン86,86A
の間に入り込んで第1−回目の爪交換(チャックからの
爪抜き取り)を待機する。 上記のように割出しが終ると、ロックシリンダ73.7
3Aが作動してビス1−ンロッド88.88Aが降下し
、下端部に螺着したロックビン93がマガジン34の位
置決孔39に嵌合してマガジン34を割出位置にロック
するとともに、マガジン34に設けた三本の貯蔵溝38
の円中心の貯蔵溝38を正確に爪交換位!!Bに位置決
めしく第13図)、ロックシリンダ73.73Aの最下
降端は検出ドッグ90と近接スイッチ92Bとにより検
出される。ロックシリンダ73.73Aが作動するとこ
れと略同じタイミングでシフトシリンダ130が作動し
、マガジン34と保持部53に設けた通路40.61を
通り、第2図に示す最上昇位置にあるキャリヤーロッド
134は、その外周に刻設したロングギヤー141が扇
形ギヤー127と摺り合いながら第5図の最下降端まで
降下して停止し、キャリヤーロッド134下端の係止片
140が、チャック6に取付けである爪12の引係溝1
5と僅かな間隔で対峙する(第14図)。 キャリヤーロッド134が上記所定の位置に降下すると
1次いで爪外し装置112が作動して爪外しを行なう、
まず爪外しシリンダ114に圧流体が供給され第1、第
2ピストン118,119が下降し、第2ビス1〜ン1
19のピストンロッド119Aに設けた取付板120の
押圧ビン121が、爪係脱装置!17の操作ビンJ9を
チャック6の中心側に押し込み、噛合部材18を第5図
の如くに後退させて噛合部材18と爪12とのラック歯
20.16の係合を開放する。尚」二部のように係合が
開放されても、セットビン23がばね24によっ爪12
のラック歯16に係合してこれを係止し、爪12が爪装
着11110から脱落するのを防止すると同時に、後記
するキャリヤーロッド134の回動により係止片140
が爪】−2の引係溝】5に係合し、爪装着溝10から爪
12が脱落しないようになっている。押圧ビン121が
上記のように爪外しを行なうと同時に、取付片120に
押圧ビン121と並設された位置決ビン122が滑子部
材11の位置決孔122Aに嵌合し、爪交換位[Cに割
出されている爪装着溝10を位置決めすることにより、
該爪装着溝10とがガイドロック111のガイド溝11
3及びマガジン34の貯蔵溝38との夫々が、上下一直
線に高精度の位置決めが行なわれる。 型外しシリンダ112が上記のように作動して第1ピス
トン118のピストンロッド118Aが降下すると、こ
のピストンロッド118Aと前記の如くに一体に連結さ
れているアイドルピン63とドロー軸142は、アイド
ルビン63はノツチピン64との係合を脱するとともに
ドロー軸142は装着されたバネ145を圧しながら一
体となって降下する。ドロー軸142が降下すると、前
記カム溝146とカムピン148との作用により扇形歯
車127が第14図において時計方向に所定角度回動し
、この回動によりキャリヤーロッド134とストッパー
軸128とが反時計方向に回動する。従って前記におい
てチャック6に装着された爪12の引係溝15と、僅か
な間隔を持って対峙していたキャリヤーロッド134の
引係片140は第14図仮想線の位置に至り、引係溝1
5内に入って爪12を引係けた状態となる(第5図)、
一方ストッパー軸128の引係片125は、第14図に
実線で示す爪の引係位置から仮想線で示す位置まで回動
し、爪12の引係けを開放する位置となるが、チャック
6から爪12を抜き取る場合にはマガジン34の貯蔵溝
38に爪12が係止されていないので、この場合は回動
はしても直接的には爪交換動作に関与しない。 第5図においてキャリヤーロッド134の引係片140
による爪12の引係けが終ると、シフトシリンダ130
が上記と逆に作用してキャリヤーロッド134を上昇さ
せ、引係けられた爪12はセットピン23を押し下げな
がら爪装着溝10から抜き取られ、ガイド溝113に案
内されレール66の切欠部66Aを通って第6図のよう
にマガジン34の貯蔵溝38に装着されシフトシリンダ
130は停止する。1本日の爪12が上記のように引抜
かれ貯蔵1138に装着されると、次いで型外しシリン
ダ114が上記と逆に作動してアイドルビン63とドロ
ー軸142とを旧位置に復帰させるが、ドロー軸142
の上昇によりキャリヤーロッド134とストッパー軸1
28とは上記と逆方向に所定角度回動し、夫々の引係片
140.125は再び第14図実線の位置となり、キャ
リヤーロッド134の引係片140は爪12の引係けを
開放するが、これに変ってストッパー軸128の引係片
125が爪を引係けるので係止溝38内の爪12は脱落
することがない、又型外しシリンダ114が逆方向に作
動すると、当然に操作ピン19の抑圧も開放され噛合部
材18も旧に復する。 尚前記の説明から明らかなように、この時にマガジン3
4は依然として保持部53の押上部59にあるので、貯
蔵溝38内の爪12は係止片48による係止は行なわれ
ておらず引係片125に引係けられているだけである。 上述のようにして最初の爪12が抜き取られると、以下
の如くにして二木目の爪12を抜き取る準備が行なわれ
る。即ち、チャック6を所定角度回転させ次に抜き取る
爪装着溝10を爪交換位置Cに割り出す6次にマガジン
34を保持部53内でトラバースさせ、次に爪12を装
着する貯蔵溝38を爪交換位置Bに割り出すが、マガジ
ン34のトラバースは次のようにして行なう、−木目の
爪12の抜き取りが終り、第12図においてピストンロ
ンドア8の右側の圧流体供給路81Aから右側のシリン
ダ室76に圧流体を供給すると、前記の如くピストンロ
ンドア8が固定であるからシリンダバレル74Aが右側
にトラバースしストッパーピン86B、86Gが当接す
ると近接スイッチ92Gがドッグ90を検出してシリン
ダバレル74Aはトラバースを停止し、シリンダバレル
74Aは第13図74AIに至りトラバースシリンダ7
4が上記のようにトラバースすれば、マガジン34の位
置決孔39に嵌合しているロックピン93がマガジン3
4を引係け、保持部57内を34AIの位置までトラバ
ースさせて第13図において左端の貯蔵溝38を爪交換
位置Bに位置決めする。尚トラバースシリンダ74がこ
のようにトラバースしても、ロックシリンダ73.73
Aに圧流体を供給する油溜83,84が前記のように回
り止ロッド82,82Aに沿って長く設けられているの
で、トラバースによって圧流体の供給が断たれる事がな
い、又マガジン34がトラバースすると、先に貯蔵溝3
8に装着された1本目の爪12はストッパー軸128の
引係片125による係止から開放されるが、トラバース
途中では装着された爪12の下部がレール66に支承さ
れるので脱落することがない。 左端の貯蔵溝38を上記のようにして位置決めすると、
第1本口の爪12と同様にしてチャック6から爪12を
抜き取りこの爪12をマガジン34に装着し、最後に3
番目の爪12を右端の係止溝38に装着するためにマガ
ジン34を左側にトラバースさせるが、この場合はトラ
バースに先立ってまずストッパーシリンダ75を作動さ
せ、第2図で実線の如くに位置しているスペーサーアー
ム100を仮想線のように回動させ、ストッパーピン8
6.86Aの間に入り込みトラバースシリンダ74のト
ラバースを制しているスペンサーロッド96を退去させ
、左側のシリンダ室76に圧流体を供給してトラバース
シリンダ74を作動させて、マガジン34を34AIの
位置までトラバースさせ貯蔵溝38を位置決めする。マ
ガジン34が第13図仮想線34Anのように左側にト
ラバースすると、1番最初にマガジン34に装着した真
中の爪12は上記と同様にレール66に支承されるが、
2番目に装着した左側の爪12はレール66から外れる
。然しなから上記トラバースにより1番左側の作動軸4
2が押下部60に移行して押し下げられ、係止軸46が
前進して係止片48が爪12を係止して脱落を防止する
。益において三木目の爪12の抜き取りが終ると、マガ
ジン34を右側に1ピツチトラバースさせノツチビン6
2に係止して原状に復し1次いでロックシリンダ73,
73Aとストッパーシリンダ75とを前記と逆に作動さ
せてロックビン93を位置決孔39から抜き取り(第6
図)、又スペーサーアーム100を旧に復することで爪
12の抜き取り動作は終了する。尚上記トラバース位置
及びロックシリンダ73,73Aのピストンロッド88
,88Aの上下位置の確認は、ドッグ90と近接スイッ
チ92.92A、92B、92Cで行なうことは前記の
とおりであり、又トラバースの順序も上記に限るもので
なく適宜に変更ijJ能である。 以上詳記した順序により3本の爪12を抜き取り及びマ
ガジン34えの収納が終わると、割出装置54の割出モ
ータ68が回転して交換腕52を180°回転させ、次
の作業に使用する交換用の爪12が装着されたマガジン
34を保持した保持部53を爪交換位置Bに割出し、こ
の割出角度の制御は前記した検出片70と近接スイッチ
71とによって行なわれる。上記交換腕52の回転によ
り、金遣爪交換位wBにあり、第1ピストン118のピ
ストンロッド118A及びロード軸142と雌雄嵌合し
ていたアイドルビン63は嵌合を脱し5次に回転してき
たアイドルピン63即ち、交換用の爪12を装着したマ
ガジン34が保持されている保持部53側のアイドルピ
ン63が雌雄嵌合を行なう、交換腕52が上記のように
回転すれば当然にマガジン34に遠心力が作用するが、
マガジン34はノツチピン62に係止されて軽く錠止さ
れた形となっているので1回転時に作用する遠心力や衝
撃等により装着位置に狂いが生ずることなく、又夫々の
マガジン34に収納された交換用及び使用済の爪12は
、案内レール66に摺接しながら回転する。 以上のように交換腕52が回転し1次の作業に使用する
新しい爪12を装着したマガジン34が爪装着位置Bに
割出されると、次のようにしてチャック6の爪装着溝1
0に爪12が装着される。 まずトラバース装置72のロックシリンダ73゜73A
が作動し、割出されたマガジン34の中央の爪12(貯
蔵溝)を位置決めすることは上記と同様である0次いで
爪の装着の場合は爪外しシリンダ112が作動し、チャ
ック6の爪装着溝1oの位置決めと噛合部材18の後退
を行なうとともに。 キャリヤーロッド134とストッパー軸128とを前記
の如く回動させ、金遣ストッパー軸128の引係片12
5が係止していた爪12をキャリヤーロッド134の引
係片140が係止する。ストッパー軸128とキャリャ
ロッド134との間で爪12の係止が上記のように入れ
替わると、シフトシリンダ130が作動して爪12を引
係けたキヤリャーロッド134が貯蔵溝38から爪12
を押し出し、爪12の引抜時とは逆にガイド溝113を
経て爪装着溝10に爪12を運搬して停止する。キャリ
ヤーロッド134により爪が移し替えられると、爪外し
シリンダ112が上記と逆に作動して操作ビン19の押
圧とチャック6の位置決めを開放する。これにより噛合
部材18が前進して双方のラック歯16.20が噛合し
、爪12は爪装着溝10の所定の位置に装着される。一
方キャリャーロッド134は爪外しシリンダ112の上
記した復帰動作により逆回して爪12の係止を開放し、
次いでシフトシリンダ130の上昇によって上昇して原
位置に復し、以上で第1本口の爪12を入れ換え即ち爪
交換作業は全て終了する。 −本口の爪12が交換されると、以後はトラバース装置
72を作動させ前記爪の抜取りの場合と同様に順次マガ
ジン34をトラバースさせ、係止溝38を爪交換位置B
に割出すとともにチャック6の爪装着溝10を爪交換位
!ICに割出し、上記と同様にして爪装着溝10への爪
12の装着を行ない、全てが終了するとトラバース装置
72が旧に復し、又前後動シリンダ75も旧に復して爪
交換位置4全体を第1図の待機位置に後退させ、この後
退により、チャック6により抜き取った使用済の爪12
を係止したマガジン34を保持した保持部53は着脱位
1!Aとなり、この位置で、保持部53から上記マガジ
ン34を抜き取り、次の作業に使用する爪12を係止し
たガジン34の装着即ちマガジン34の着脱が、前記し
たように自動又は手動等適宜の方法で行なわれ、これと
反対側の保持部53には爪12が抜き取られて空になっ
たマガジン34が、そのまま装着されて次の爪交換まで
待機する。尚上記した作動説明においては、各動作がA
工程が終わるとB工程法いでC工程と各個に独立して遂
次行なわれるように記載したが。 これは説明上の便法であり、実際の作業に当っては他に
支障を来たさない限り各工程を並行して行ない、サイク
ルタイムの短縮を図るものとする。 最後に、本願実施例の変形例を簡単に説明する。 上記した第1の実施例において、マガジン34の貯蔵溝
38は第1実施例においては交換する爪と同数即ち3本
となっているが、交換する爪12より1本多い4本とし
、1本を空にして他の3本にチャック6に装着する爪1
2を係止しておき、まず空の貯蔵溝38にチャック6か
ら抜き取った爪12を係止し1次で貯蔵溝38に係止し
ている新しい爪12をチャック6に装着する間作を繰り
返してもよく又トラバースの順序の変更は自由である。 更に交換腕52(保持部の個数)の本数も2本に限るも
のでなく、サイクルタイムは長くなるが1本でも可であ
り、又装置は多少大型となるが。 2本以上の複数本にても実施可能である。尚この場合は
当然に、交換腕52の増減に対応して割出角度は変化す
る。最後に上記実施例において着脱位1!Aは、爪交換
位WIBから180@変位して両者は正対しているが付
属設備の取付等地の装置との取り合いにより他の適宜の
位置に設定し、これに対応して割出装置を制御すればよ
い。 発明の効果 本願は以上に詳記したように、爪交換を行なうに際し専
用のマガジンに爪を直列状に保持し、このマガジンを交
換腕の保持部に嵌挿して爪交換位置に割出し、順次トラ
バースさせながら爪交換を行なうようにしたので、交換
用の爪の組数を格段に多くすることが可能で、ワークの
加工作業の多様化に答え得るのみならず、性能の多様化
にも係らず従来の交換装置に比し、装置が小型軽量であ
るので取付場所の制限を可及的に少なくすることが出来
る。又マガジンをトラバースさせるトラバース装置は前
記した構成を採用したことにより、小型でありかつ最小
の圧流体配管でありながら、マガジンを複数個所にトラ
バースさせて位置決めすることが可能であり、更に交換
用の爪は一組毎にマガジンに係止されて保管されるので
、爪の管理も容易である等交換装置に望まれる全てを満
足する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は待機位置にある本
願実施例の断面図、第2図は作業位置に前進した断面図
、第3図は前面図、第4図は平面図、第5図、第6図は
作動状態を説明する第2図の部分図、第7図はマガジン
の拡大上面図、第8図はマガジンの拡大前面図、第9図
はマガジンの拡大左側面図、第10図は保持部の拡大縦
断面図、第11図はトラバース装置の部分拡大横断図、
第12図は第11図の縦断図、第13図はマガジンのト
ラバースに説明する拡大説明図、第14図は要部の部分
平面図、第15図はチャックの拡大断面図、第16図は
爪ダしシリンダとチャックとの関係を示す拡大部分正面
図である。 4・・・爪交換装置、6・・・チャック、12・・・爪
、34・・マガジン、35・・・案内部、36・・・係
止部、38・・・貯蔵溝、39・・・位置決孔、40・
・・通路、41・・・係止機構、52・・・交換腕、5
3・・・保持部、54・・・割出装置、57・・・案内
溝、59・・・押上部、60・・・押下部、63・・・
アイドルピン、72・・・トラバース装置、73.73
A・・・ロックシリンダ、74・・・トラバースシリン
ダ、75・・・ストッパシリンダ、76・・・ピストン
室、78・・・ピストンロッド、81゜81A、85.
85A・・・供給ボート、82.82A・・・回り止ロ
ッド、96・・・スペーサーロッド、1】0・・・入換
装置l!、112・・・爪外し装置、114・・・爪外
しシリンダ、123・・・爪受取装置、128・・・ス
トッパー軸、129・・・重着脱装置、130・・・シ
フトドリンダ、134・・・キャリャーロッド、140
・・・係止片、142・・・ドロー軸、A・・・着脱位
置。 B、C・・・爪交換位置 特許出願人   豊和工業株式会社 第5I21 第62 +7R 第14図 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、工作機の主軸に取付けられているチャックの爪を、
    自動的に交換する爪自動交換装置において、所定の間隔
    で複数本の爪の係止溝が設けられ、該爪係止溝に交換用
    の爪又はチャックより取出した爪が着脱可能に係止され
    るマガジンと、マガジンを装着し、このマガジンを着脱
    及びトラバース可能に保持する保持部を有する交換腕と
    、交換腕を所定角度回動させ上記保持部に保持したマガ
    ジンを、マガジンの着脱位置と爪交換位置に割出す割出
    装置と、割出されたマガジンを上記交換腕の保持部内で
    所定間隔ずつトラバースさせ、マガジンの係止溝と爪交
    換位置に割出されたチャックの爪装着溝とが、一直線に
    対応するように位置決めするトラバース装置と、マガジ
    ンの係止溝とチャックの爪装着溝との間で、爪の入れ換
    えを行なう入換装置とからなるチャックの爪自動交換装
    置。 2、チャックから抜き取った爪又はチャックに装着する
    爪を係止保持するマガジンであって、案内部と係止部と
    からなり、該係止部に、前面及び上下両面に開放する複
    数の係止溝を所定の間隔で設けるとともに、係止部の上
    面に位置決孔を穿孔し、又案内部には、マガジンの案内
    動作に関連して作動し、係止溝内の爪を係止又は係止を
    開放する係止機構を、係止溝の夫々に対応させて配設し
    てなる第1項記載のマガジン。 3、爪交換位置に割出されたマガジンを係止し、マガジ
    ンを位置決めするロックシリンダと、上記ロックシリン
    ダが一体に取付けられ、所定の順序で所定の間隔ずつト
    ラバースすることにより、ロックシリンダを介してマガ
    ジンをトラバースさせ、マガジンの係止溝を順次爪交換
    位置に位置決めするトラバースシリンダとからなる第1
    項記載のトラバース装置。
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