JPH01295238A - 電子閃光装置 - Google Patents

電子閃光装置

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JPH01295238A
JPH01295238A JP63125571A JP12557188A JPH01295238A JP H01295238 A JPH01295238 A JP H01295238A JP 63125571 A JP63125571 A JP 63125571A JP 12557188 A JP12557188 A JP 12557188A JP H01295238 A JPH01295238 A JP H01295238A
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則一 横沼
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進義 萩生田
Kiwa Iida
飯田 喜和
Hiroshi Sakamoto
宏 坂本
Hideki Matsui
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    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
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    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラに接続されて使用される電子閃光装置
に関する。
[従来の技術] 従来、カメラとストロボ(閃光装置)を電気的に接続す
る端子として、カメラからス1ヘロボに発光開始を命令
するX接点としての端子か知られている。
また、それ以外の端子として、ストロボのメインコンデ
ンサの充電電圧が所定値に達した時に、ス1ヘロボから
カメラに所定の信号を出力する端子(レディ一端子)、
カメラからストロボの発光を停止させる信号を出力する
端子(スl−ツブ端子)、カメラとストロボの性能、例
えばTTL調光が可能である等を互いに知らせ合う端子
が知られている。
一方、近年にあっては、ストロボとカメラのシステム化
が押し進められており、ストロボ撮影の自動法、ストロ
ボ撮影の多様化、ストロボ撮影の運用領域の拡大を図る
場合、前述の充電信号ばかりでなく、例えば最大発光量
信号やストロボ発光制御のためのデータ信号等のストロ
ボ装置に関する種々のデータや、絞り値、フィルム感度
信号等のカメラに関する種々のデータか必要となり、こ
れらのデータをス1〜ロポとカメラ間で相互に伝達する
ことが必要になってくる。
そこで、これらのデータを伝達する端子を新たに設ける
ことか考えられる。
また従来の信号にデジタル信号を加え、各端子が送受信
する信号を多重化させ、大量のデータを伝達する方法と
して特開昭61−260230号が知られててあり、ま
た、これらのデータを表示する方法として特開昭60−
192931号が知られている。
一方、デーライ1〜シンクロと呼ばれるストロボ撮影方
法があるが、これは被写体の周囲が高輝度の状態での撮
影であるため、周囲光の影響を受は易く、例えばストロ
ボの発光より前に被写体輝度の測光を開始すると周囲光
の影響を受け、ストロボ光か適正光量より少ない量で発
光を停止してしまうことがある。
これを防止するためには、ス1−ロボ光の発光と同時に
被写体輝度の測光を開始する必要かあるか、この方法が
特開昭61−260230号に示されており、この方法
ではデジタル信号を送ることかできると共に、測光を開
始するタイミング情報も送ることかできるようにしてい
る。
[発明が解決しにうとする課題] しかしながら、このような従来技術におっては、次の問
題がおる。
まずデーライトシンクロ撮影を行なう特開昭61−26
0230号公報の装置にあっては、ストロボを接続した
カメラの電源がOFF又はストロボがカメラに接続され
ていない状態におっては、ストロボは現在置かれている
状況を判断することができない。
即ち、ストロボかデータ転送可能なカメラに接続されて
いてもカメラの電源かOFFなのか、あるいはデータ転
送機能を持たないカメラに接続されているのかを判断す
ることができなかった。
この点は、特開昭61−19293”l@公報について
も同様である。即ち、特開昭61−192931号公報
の装置にあっては、カメラからデータ転送が行なわれた
場合、その転送データに基づいてス1〜ロボ側で表示を
行ない、カメラからデータが転送されない場合には、他
の方法でデータを求めてストロボ表示を行なうようにし
ている。しかし、ストロボを接続したカメラの電源がO
FFであったり、カメラに接続されていない状態にあっ
ては、ストロボ側でどのような表示を行なってい良いか
判断できす、誤った表示を行なってしまう恐れがある。
またアクセサリ−シューをもつカメラの中には、ストロ
ボとの電気的接続方法としてアクセサリ−シュー以外の
コネクタによって接続するタイプのものもある。この場
合、カメラのアクセサリ−シューは全面が金属でてきて
おり、このアクセサリ−シューにストロボ脚部を接続す
ると、脚部に設置しである本来のカメラと電気的に接続
するだめの接点か全て導通してしまい、全端子がグラン
ドに接続された状態となる。
このため、ス1〜ロボは作動できない状態となってしま
うか、ストロボはこのような作動不能状態を理解するこ
とができす、囮影者に対し警告を行なうことかできない
問題があった。
一方、特開昭61−260230号公報に示されたデジ
タル信号を多重化してカメラとスI〜ロボ間で信号の送
受信を行ない、測光開始タイミングをもストロボから送
信できるようにした装置にあっては、デジタル信号の送
受信シーケンスと測光開始タイミングの送信シーケンス
とを、1つの端子の信号レベルかLレベルになっている
時間だ(プて切換えているため、どちらのシーケンスに
なっているのかを判断するのに時間がかかつてしまう問
題がおる。特に、測光開始タイミングの送信は、カメラ
がレリーズされた時に行なわれるものでおり、このため
カメラがレリーズ′されてからストロボを発光ざるまで
の時間が長くなり、その結果、派影者かカメラをレリー
ズしてから実際に躍影か行なわれるまでのタイムラグか
大きくなる問題かある。
また2つのシーケンスを時間だけで分けているため、ス
トロボ応答か遅れると、シーケンスを間違える恐れかあ
った。
更に、デジタル信号の送受信シーケンスの開始は、カメ
ラか一方的に行なってあり、接続されたストロボに関わ
りなくデジタル信号の送信を行なうため、例えば、特開
昭61−63137号公報で提案されているAF補助光
をもつストロボを装着した場合、AF補助光が不必要に
点灯してしまう問題かあった。
更にまた、特開昭58−62633号公報に示されるよ
うに、TTI調光での増灯撮影を行なう場合には、スト
ップ端子が並列に接続されることになる。このためスト
ップ端子に流す電流を多くすると、増灯搬影時にカメラ
に流れ込む電流か多くなり、カメラかストロボ発光を停
止するためストップ端子に流す電流をシンクすることで
電圧をLレベルにして発光停止信号を出力しようとして
も、シンク能力を上回る電流が流れて電圧がLレベルに
ならず、発光停止信号を出力できなくなつ−9〜 てしまう問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、カメラ接続の有無及び接続したカメラ側の状態を
適切に判別して表示できるようにした電子閃光装置を提
供することを目的する。
本発明の他の目的は、カメラからのデータ伝送要求を判
断して応答出力を行った後にデータ転送を受Cブること
で、データ転送の処理時間の短縮とストロボ誤動作を防
止する電子閃光装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、カメラとの間の2つの接続端子に
対する選択的な電流注入により、データ転送シーケンス
と測光開始タイミング伝達シーケンスを明確に区別し、
且つ高速データ転送を可能にする電子閃光装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明の電子閃光装置は次のよ
うに構成される。
まず第1発明として、Lレベルになると発光を開始させ
る第1の端子(×接点端子)と:発光中にLレベルにな
ると発光を停止させる第2の端子(ストップ端子)と;
メインコンデンサの充電電圧が所定値以上になるとHレ
ベルになる第3の端子(レディ一端子)と;T丁り調光
機能を有することをカメラ側に知らせる第4の端子(モ
ニター端子)と;前記第4の端子(モニタ一端子)の電
圧レベルが外部よりLレベルにされてデータ転送通知を
受けると、前記第2の端子(レディ一端子)をLレベル
として応答通知し、続いて前記第2の端子(レディ一端
子)をHレベルとした後にカメラ側からのデータ転送を
開始させるデータ転送手段と;データ転送開始前に前記
第3の端子(モニタ一端子)がLレベルとされた場合は
、該データ転送を禁止して他のシーケンス処理に移行す
る手段と;を備えたことを特徴とする。
次に第2発明として、Lレベルになると発光を開始させ
る第1の端子(×接点端子)と;発光中にLレベルにな
ると発光を停止させる第2の端子(ストップ端子)と;
メインコンデンサの充電電圧が所定値以上になるとHレ
ベルになる第3の端子(レディ一端子)と:TTL調光
機能を右することをカメラ側に通知する第4の端子(モ
ニター端子)と;発光中に前記第2の端子(ストップ端
子)に第1の電流を注入する第1の電流源と;前記第2
の端子(ストップ端子)に第2の電流を選択的に注入す
る第2の電流源と;を備え、発光中は前記第2の端子(
ストップ端子)に前記第2の電流源からの電流注入を禁
止し、データ転送中は前記第2の端子(ストップ端子)
に前記第2の電流源から電流を注入することを特徴とす
る。
更に第3発明として、電圧レベルかLレベルになると発
光を開始させる第1の端子(×接点端子)と;発光中に
電圧レベルがLレベルになると発光を停止させる第2の
端子(ストップ端子)と;メインコンデンサの充電電圧
が所定値以上になると1」レベルとなる第3の端子(レ
ディ一端子)と;TTL調光機能を有することをカメラ
側に通知する第4の端子(モニタ一端子)と;前記第3
の端子(レディ一端子)に電流を注入し、注入時の端子
電圧を測定して測定結果を出力する第1の検出手段と;
前記第4の端子(モニタ一端子〉に電流を注入し、注入
時の端子電圧を測定して測定結果を出力する第2の検出
手段と;前記第1及び第2の検出手段の測定結果によっ
てデータ転送可能なカメラに接続されているか否か判別
し、該判別結果に応じて異なる表示を行なう計算板と;
を備え、接続されたカメラの電源のオン、オフに関わら
ずカメラ側のデータ伝送機能の有無を判別することを特
徴とする。
[作用] このような構成を備えた本発明は次の作用をもつ。
まず第1発明にあっては、カメラ側よりデータ転送要求
を受【ブると、ストロボ側で所定の端子をLレベルとし
てカメラ側に転送許可を応答すると同時にデータ転送を
禁止させ、その後に同じ端子をHレベルとすることでデ
ータ転送を開始させているため、カメラ側から伝送要求
を行なってからデータ転送を開始するまでの処理時間を
短くすることができ、またストロボ側からの応答を待っ
て= 13− データ転送を開始するためス1〜ロボを誤動作させるこ
とがない。またデータ転送開始前に第3の端子(レディ
一端子〉がLレベルに変化した時にはデータ転送を禁止
して例えばデーライ1へシンクロ撮影等の特殊撮影のた
めの測光開始タイモング伝達シーケケンスに直ちに移行
できる。
また第2発明にあっては、ストロボとカメラの間の2つ
の信号ラインを使用してデータ転送シーケンスと測光開
始タイミング伝達シーケンスを決めるため、各シーケン
スを明確に識別することができ、測光開始タイミング伝
達シーケンスにおっては、レリーズから撮影までのタイ
ムラグを小さくでき更に、カメラ側の要求により各シー
ケンスが決まることから、データ転送機能をもたないカ
メラを接続した場合にも、ストロボが誤動作することは
ない。
更に、データ転送シーケンスにあっては、データ転送ラ
インにストロボ側から電流を注入するため、増灯撮影を
行なっても、誤動作を起こずことなく高速でデータ転送
ができる。
更に第3発明にあっては、ストロボかカメラに接続され
ていない状態、カメラに接続された状態でデータ転送可
能なカメラか、データ転送機能をもたないカメラか、更
に金属製のアクセサリ−シューをもつカメラにストロボ
接続をしたかの各カメラ側の状態を判別でき、且つ判別
結果を表示することで搬影者に知らせることができる。
特にカメラ側の状態判別は、カメラ電源がオン、オフに
関わらず確実に判別することができる。
[実施例] 第1図は本発明の電子閃光装置の一実施例を示した回路
構成図でおり、第2図に第1図の電子閃光装置と接続さ
れるデータ転送可能なカメラの回路図を示し、また第3
図にデータ転送機能を持たないカメラ(以下「従来カメ
ラ」という)の回路図を示す。
まず、第1図の回路図を参照して本発明の電子閃光装置
(以下単に「ストロボ装置」という)の構成をその作用
と共に説明する。
第1図において、SW3は電源スィッチであり、電源ス
ィッチSW3をオンすると電源E、 3か各回路部に供
給され、ス1ヘロボ装置か作動状態となり、昇圧回路3
01は電源人力1から入力された電源電圧を昇圧して昇
圧出力2から出力する。昇圧回路301の昇圧出力はメ
インコンデンサーC1に充電される。メインコンデンサ
C1の充電電圧が発光可能電圧または充電完了電圧とな
る所定値に達すると、充電検知回路302が充電電圧の
所定値への到達を検知し、レディ一端子(第3の端子)
T2にHレベルとなるレディー信号を出力する。
レディ一端子下2にHレベルとなるレディー信号が出力
された状態でX接点端子(第1の端子〉丁1にカメラ側
よりLレベルのX接点信号が入力されるか、或いはスト
ロボ装置に設けたテス1〜発光スイッチSW4かオンさ
れてX接点端子T1がLレベルになると、トリガー回路
303の入力1にレディ一端子下2のLレベル信号が入
力され、トリガー回路303は高圧パルスを1ヘリカー
出力2からキセノン管Xeに出力し、キセノン管Xeに
トリガーをかける。
同時にLレベルとなったX接点信号は発光開始回路30
4の入力1に与えられる。このため、発光開始回路30
4はメインコンデンサC1に充電されたエネルギーをキ
セノン管Xeに放電させるループを形成する。この結果
、キセノン管XeはメインコンデンサC1に充電された
エネルギーを消費してストロボ発光を行なう。この時、
発光開始回路304はキセノン管Xeに発光のための電
流が流れたことを検知し、キセノン管Xeが発光を行な
うと発光開始信号を出力2より出力する。
更に、LレベルとなったX接点信号はCPU3(符号3
07)の割込み入力1にも与えられる。
キセノン管Xeが発光中にストップ端子(第2の端子)
T3にカメラ側よりLレベルとなる発光停止信号が入力
されると、この発光停止信号は発光停止回路305の人
力1に与えられ、発光停止回路305は出力2によって
発光開始回路304を逆バイアスし、キセノン管xeの
発光を停止させる。
一方、CPU3の出力3は通常Hレベル出力を生じてお
り、そのためトランジスタ]−R8はオンしている。
ス1ヘロボ装置に接続されたカメラがTTI=調光機能
を有し、TTL調光か可能でおれば、カメラはモニタ一
端子(第4の端子)T4に電流を出力する。このモニタ
一端子T4に対するカメラ側からの電流は、モニタ一端
子T4を介してトランジスタTR7のベースに入力する
。このため、トランジスタTR7がオンし、CPU3の
入力2にLレベル信号を出力し、CPU3にTTI−調
光を行なうカメラが接続されていることを知らせる。
また、モニタ一端子下4にカメラ側から与えられた電流
はトランジスタ丁R7のベースからエミッタ、またトラ
ンジスタ丁R8のコレクタからエミッタに流れる。従っ
て、モニタ一端子T4の電圧はトランジスタ丁R7のペ
ースエミッタ間電圧にトランジスタTR8のコレクタエ
ミッタ間電圧を加えた電圧となり、略ダイオード1つ分
の順方向電圧降下分の端子電圧となる。
一方、カメラの電源がオフであったり、カメラに接続さ
れていない場合には、モニタ一端子T4に対しカメラ側
から電流か注入されないため、トランジスタTR7はオ
フとなり、その結果、CPU3の入力2に対する電圧レ
ベルがHレベルとなり、カメラの電源かオフか或いはカ
メラに接続されていないことを知らせる。
次に、CPUの入力がHレベル、即ちカメラの電源がオ
フかカメラに接続されていない状態でのストロボ装置の
接続状況を判断するための処理動作を説明する。
CPU3は入力2かHレベルであると出力3にLレベル
出力を生ずる。この結果、トランジスタTR10がオン
し、モニタ一端子下4に定電流■4を注入する。また、
この時CPU3の出力3がLレベルのためトランジスタ
TR8はオフにあり、トランジスタTR7もオフとなる
。従って、定電流I4の負荷はストロボ装置内にはなく
、モニタ一端子T4に外部接続された負荷に応じて流れ
ることとなり、このモニター繻子T 4 GZ外部接続
された負荷によってモニタ一端子下4の電圧が決定され
る。
例えば、第2図に示すデータ転送機能を有するカメラ、
或いは第3図の従来カメラが接続されていたとすると、
第2,3図に示すように、モニタ一端子T4に対する電
流はダイオードD2、抵抗R5、トランジスタ丁R4の
ベースからエミッタに流れる。この時、抵抗R5の電圧
降下かダイオードD2の電圧降下に対して充分小さくな
るにうに抵抗R5の値を設定すれば、モニタ一端子T4
の電圧は略2個のダイオードを直列接続した場合の電圧
となる。
また、第1図のストロボ装置がカメラに接続されていな
い状態では、定電流■4の負荷かないためモニタ一端子
下4の電圧は略電源電圧となる。
更に、カメラによってはアクセリ−リーシューのストロ
ボ脚部と接触する面か全て金属でできているものかあり
、この金属製のアクセザリーシューにストロボ脚部を装
着すると、ストロボの端子下1〜T5が全てグランドに
接続されてしまい、この場合、モニタ一端子T4の電圧
はグランド電位となる。
以上のことから、モニタ一端子下4に定電流■4を流し
た時の端子電圧を測定することで、TTL調光か可能な
カメラに接続されているか否か判断することができる。
この判断回路は、抵抗R10,R11,R12、コンパ
レータ313.314、インバータ312、及びAND
回路311によって構成されている。
前述したようにT丁り調光可能なカメラの場合、モニタ
一端子下4に定電流■4を注入した時の端子電圧は略2
個のダイオードを直列接続した時の電圧に相当し、約1
.2vとなる。コンパレータ313.314のスレッシ
ョルド電圧(基準電圧〉は抵抗RIO,R11,R14
によって決定され、このスレッショルド電圧をTTL調
光可能なカメラを接続した場合の端子電圧1.2Vに余
裕を持たせた値に設定する。例えば、コンパレータ31
4のスレッショルド電圧を1ダイオ一ド分の0゜6V1
コンパレータ313のスレッショルド電圧を3ダイオ一
ド分の1.8Vとすると、TTL調売可能なカメラが接
続されているとモニタ一端子T4の端子電圧は1.2V
であることから、コンパレータ314の出力はLレベル
、コンパレータ313の出力はI」レベルとなる。コン
パレータ314の出力はインバータ312で反転される
ためAND回路31102つの入力は共に1」レベルと
なり、AND回路311はCPUの入力4に対しHレベ
ル出力を生ずる。
次に、ストロボにカメラが接続されていない場合は、モ
ニタ一端子T4の端子電圧は、略電源電圧となるためコ
ンパレータ313,314の出力は共にLレベルとなる
。この結果、AND回路311の2つの入力は(H,L
)となる。AND回路311はCPU3の入力4にLレ
ベル出力を与える。
更に、ストロボと接触する面が全て金属で作られている
アクセサリ−シューを持つカメラに接続した場合は、モ
ニタ一端子T4の端子電圧はグランド電位、即ち○Vで
あるため、コンパレータ313.314の出力は共にH
レベルとなり、ΔND回路31102つの入力は(H,
l )となり、同様にCPU3の人ツク4は1−レベル
となる。
以上のようにモニタ一端子下4にカメラ側より電流が注
入されない場合においては、ストロボ側より電流を注入
することにより下下し調光可能なカメラが接続されてい
るか否かを判断することができる。
次に、前述したようにT丁ト調光可能なカメラに接続さ
れているか否かの判断処理によりTTL調光可能なカメ
ラに接続されていると判断された場合に行なわれる、 ■データ転送を行なうカメラか ■従来カメラか ■それ以外の場合か の判断処理を示す、尚、■のそれ以外の場合については
、カメラが接続されていないのか、ストロボとの接触面
か全て金属のアクセサリ−シューを持つカメラに接続さ
れているかを判断する処理となる。
まず、CPU3は出力5にLレベル出力を生じ、トラン
ジスタTR11をオンし、定電流12.I3をレディ一
端子T2、ス1〜ツブ端子T3にそれぞれ注入する。
データ転送可能なカメラの場合、第2図に示すようにレ
ディ一端子T2、トランジスタTR2、抵抗R2からな
る回路が接続されている。このカメラの電源がオフの状
態でレディ一端子T2にストロボ側より定電流■2が注
入されると、トランジスタTR2のエミッタからベース
を介して抵抗R2に電流か流れ、トランジスタTR2は
能動領域においてオンする。また抵抗R2に流れる電流
は1ヘランジスタTR2のエミッタ・コレクタ間に流れ
る電流の1/hfeとなる。−船釣に1ヘランジスタの
hfeは数百程度であることから、抵抗R2に流れる電
流は極く僅かの量である。このためトランジスタ下R2
のベース・エミッタ間電圧に比べて抵抗R2の両端に発
生ずる電圧を十分無視できる値となるように抵抗R2の
抵抗値を容易に選択することができ、十分無視できる電
圧になるように抵抗R2の抵抗値を設定すると、レディ
一端子丁2の電圧は略1ダイオード分の電圧的0.6■
となる。
一方、第3図に示ず従来カメラか接続されている場合に
は、第3図に示すようにレディ一端子−[−2には発光
ダイオードD1が接続されており、ストロボ側から定電
流12の注入を受けた時のレディ一端子T2の端子電圧
は発光ダイオードD1による電圧降下分に相当した約2
Vの電圧となる。
更に、カメラか接続されていない場合にはストロボのレ
ディ一端子T2に外部負荷か接続されてないため、レデ
ィ一端子下2の端子電圧は略電源電圧となる。
更にまた、ストロボとの接触面が全て金属となっている
アクセザリーシューを持つカメラに接続した場合は、レ
ディ一端子下2の端子電圧はグランド電位のOVとなる
このような定電流■2をレディ一端子下2に注入した時
の端子電圧を測定するため、抵抗R17゜R18、及び
コンパレータ310でなる回路が設けられる。コンパレ
ータ310は抵抗R17,R18で分圧されたスレッシ
ョルド電圧とレディー端子T2の端子電圧とを比較して
いる。
例えばデータ転送機能を有するカメラに接続されている
場合、レディ一端子T2に定電流■2を注入した時の端
子電圧は1ダイオ一ド分の約0゜6Vであることから、
これに余裕を持たせた値として2ダイオ一ド分となる1
、2■をコンパレータ310のスレッショルド電圧とし
て設定ずれは、レディ一端子下2の端子電圧からコンパ
レータ310の出力がHレベルとなる条件、即ちCPU
の人力6が1」レベルとなる条件は、 ■データ転送機能を有するカメラか接続されている場合
(端子電圧0.6V) ■スl〜ロボとの接触面か全て金属となっているアクセ
サリ−シューを持つカメラに接続されている場合(端子
電圧○V) 02つの場合でおる。
更に、レディ一端子T2の端子電圧からコンパレータ3
10の出力かLレベル、即ちCPUの人力6がLレベル
になる条件は、データ転送機能を持たない従来カメラが
接続されている場合(端子電圧2.○V)である。
以上のことから第1図の実施例による本発明のストロボ
装置は、常にストロボとカメラの接続状況及び接続され
たカメラの種類を判断することができる。
即ち、モニタ一端子下4にカメラから電流が注入されて
いる場合、TTL調光可能なカメラが接続されており、
且つカメラの電源がオンしていることが判る。更にモニ
タ一端子下4にカメラから電流が注入されている状態で
データ転送が行なわれれば、接続されたカメラがデータ
転送機能を有するカメラであることが判る。またデータ
転送が行なわれなCプれば接続されたカメラが従来カメ
ラであることか判る。
次に、モニタ一端子T4にカメラ側から電流が注入され
ていない場合においては、逆にストロボ側からモニタ一
端子T4に電流を注入し、この時のモニタ一端子T4の
端子電圧が予め定めた一定範囲内におればTTL調光可
能なカメラが接続されており、範囲外でおればカメラに
接続されていないか、ストロボが接触する面が全て金属
製のアクセリ1ノーシユーを持つカメラに接続されてい
ることか判る。
更に、モニタ一端子T4に電流を注入した状態で、更に
レディ一端子T2に電流を注入した時、レディ一端子T
2の端子電圧が予め定めた一定値以下でおればTTL調
光可能なカメラの時はデータ転送可能なカメラであり、
予め定めた一定値以上の嫡子電圧で必れば従来カメラで
あることか判る。
更にまた下TL調光可能なカメラ以外の時にレディ一端
子T2の端子電圧が予め定めた一定値ノズ下でおれば、
ストロボとの接触面が全て金属製のアクセサリ−シュー
を持つカメラに接続されていることか判り、予め定めた
一定値以上の端子電圧で必ればカメラに接続されていな
いことが判る。
第4,5図は本発明によるストロボ装置に対するカメラ
の接続状況を判別するタイミングチャートを示す。
まず第4図(a>はデータ転送機能を有するカメラが接
続されている時のタイミングチャートである。
第4図(a)において、■まではカメラの電源をオンし
ており、■でカメラの電源をオフした状態を示している
。このためモニタ一端子T4の端子電圧はカメラの電源
をオフする■まではカメラ側からの電流注入を受けて約
0.6Vの電圧レベル]」3となっており、■でカメラ
の電源をオフするとモニタ一端子T4の端子電圧はLレ
ベルとなる。
一方、レディ一端子T2(1)、コンパレータ310(
1)はメインコンデンサC1の充電電圧が所定値に達し
、Hレベルとなるレディー信号が出力されている状態で
のレディ一端子T2の端子電圧及びコンパレータ310
の出力波形を示す。
またレディ一端子下2 (2>、コンパレータ310(
2)はレディー信号が出力されていない状態での電圧波
形を示す。
このためカメラの電源がオンしている■までレデイ一端
子丁2はス1〜ロボがレディー信号を出力するとHレベ
ルになり、一方、レディー信号を出力していないとLレ
ベルにある。
■でカメラの電源をオフするとレディー信号が出力され
ている場合にはレディ一端子下2(1)に示すように端
子電圧は略1ダイオード分の電圧に対応してLレベルと
なり、一方、レディー信号が出力されていない場合には
レディ一端子T2(2)に示すようにLレベルを維持し
ている。
この結果、コンパレータ310の出力はレディー信号が
出力されている時にはコンパレータ310(1)に示す
ように■でカメラ電源がオフとなった時、Lレベルから
Hレベルに変化する。またレディー信号が出力されてい
ない時にはコンパレータ310(2)に示すように■で
カメラ電源をオフしてもHレベル出力を維持している。
このためCPU3はモニタ一端子下4の端子電圧を入力
した入力2によってモニタ一端子下4にカメラ側から電
流が注入されているか否かを判断することかできる。即
ち、カメラ電源をオフした■以降についてCPU3はモ
ニタ一端子T4にカメラ側から電流か注入されていない
ことを理解している。
ここで、CPU3は■でCPU3−3に示すように、出
力3をLレベルにしてトランジスタTR8をオフし、ト
ランジスタ下R10のオンによりモニタ一端子下4に定
電流■4を注入する。モニタ一端子下4にストロボ側か
ら定電流I4が注入されると、第2図に示すデータ転送
機能を有するカメラか接続されていることから、モニタ
一端子下4の端子電圧は略2ダイオード分の電圧1」2
(1,2V)に上昇する。
この結果、コンパレータ314の出力はHレベルからL
レベルに変化する。またコンパレータ313の出力はH
レベルを維持する。コンパレータ314の出力はインバ
ータ312で反転されるため、AND回路311の出力
はLレベルからHレベルに変化する。即ち、■のタイミ
ングでCPU3の入力4はHレベルに変化するためCP
U3はTTL調光可能なカメラに接続されたことを判別
することができる。
次に、CPU3は■でデータ転送可能なカメラか否かの
判別を行なう。
即ち、CPU3は■において出力5をLレベルにしてト
ランジスタ下R11をオンし、レディー端子T2とスト
ップ端子下3に定電流I2.I3をそれぞれ注入する。
定電流■2を注入した時のレディ一端子下2は第2図の
データ転送機能を有するカメラを接続した場合、1ダイ
オ一ド分の0゜6■に対応して1−レベルとなるため、
コンパレータ310の出力はストロボがレディ−信号を
出力しているか否かにかかわらず1」レベルとなる。こ
の結果、CPU3の入力6がHレベルとなる。従って、
CPUは入力4と入力6が共にHレベルの場合、データ
転送機能を有するTTl−調光可能なカメラに接続され
ていると判断することができる。
第4図(b)はT丁り調光可能な従来カメラかストロボ
装置に接続された時のタイミングチャートを示す。
第4図(b)において、■まではカメラの電源をオンし
ており、■でカメラの電源をオフしたとする。この時の
モニタ一端子下4の端子電圧コンパレータ314.31
3及びAND回路311の出力変化は同図(a)に示し
たデータ転送機能を有するTTL調光可能なカメラの場
合と同じである。
一方、■でカメラの電源をオフした時、ストロボがレデ
ィー信号を出力している時のレディ一端子T2(1)の
電圧は第3図に示した従来カメラにあっては、第2図の
データ転送機能を有するカメラに示すトランジスタTR
2、抵抗R2からなる回路かないため、レディ一端子下
2の端子電圧は変化せず(Hレベルのまま)、そのため
コンパレータ310(1)の出力はLレベルを維持する
一方、レディー信号を出力していない場合のレディ一端
子T2 (2>の端子電圧及びコンパレータ310(2
>の出力は第4図(a)のデータ転送機能を有するカメ
ラの場合と同じでおる。
次に、CPU3は■で出力3をLレベルとしてトランジ
スタTR8をオフ、またトランジスタ下RIOをオンす
ることでモニタ一端子下4に定電流■4を注入し、TT
L調光可能なカメラに接続されているか否か判断する。
カメラの電源がオフしている時のモニタ一端子T4に接
続されるカメラ側の回路は第2,3図に示すように、デ
ータ転送を行なうカメラも従来カメラも同じであること
から、この時、CPU3の入力4はHレベルとなるため
、TTL調光可能なカメラと判断することができる。
次に、CPU3は■で出力5をLレベルとし、トランジ
スタ下R11のオンによりレディ一端子T2、ストップ
端子T3に定電流I2.I3をそれぞれ注入し、レディ
一端子下2の端子電圧を測定する。
レディ一端子T2はレディー信号の有無に関わらず定電
流■2が注入されるため、カメラ側に設けた発光ダイオ
ードD1分の電圧2.○VとなってHレベルとなる。こ
れは第3図の従来カメラにあっては第2図のデータ転送
可能なカメラにおけるトランジスタTR2、抵抗R2か
らなる回路がないためである。その結果、]ンパレータ
310の出力はレディー信号の有無に関わらずLレベル
となる。従って、CPU3は入力4がHレベル、入力6
がLレベルとなることでTTL調光可能な従来カメラが
接続されていることを判断することができる。
第5図(C)はカメラから取り外された場合のタイミン
グチャー1−を示す。
第5図(a)において、[株]でストロボカメラから取
り外したとする。この時、モニタ一端子T4はカメラか
ら取り外されるためにカメラ側からも電流注入を受けな
くなり、モニタ一端子T4の端子電圧は[株]で1」3
からLレベルに変化する。しかし、モニタ一端子下4の
端子電圧がH3からLレベルに変化してもコンパレータ
313,314及びANDゲートの出力に変化はない。
またレディ一端子T2においてもレディー信号出力時の
レディ一端子T2(1)は発光ダイオード分の電圧から
電源電圧となるためHレベル状態は変わらず、またレデ
ィー信号か出力されていないレディ一端子下2(2)に
あってはLレベルのままである。
次に、CPU3は■で出力3を1−レベルとしてモニタ
一端子T4に定電流■4を注入して丁T!−調光可能な
カメラか否かを判別する。この時、モニタ一端子T4は
無負荷状態であることから、端子電圧は電源電圧に対応
したHレベルとなる。従って、コンパレータ313,3
14の出ツクは共にLレベルとなり、AND回路311
の出力もLレベルとなり、その結果、CPtJ3は人力
4が]−レベルであることからTTL調光可能なカメラ
に接続されていないことを判断することができる。
次に、CPU3は[株]でレディ一端子T2をチエツク
する。即ち、CPU3は出力5を1−レベルにしてレデ
ィ一端子T2とストップ端子T3に定電流I2.I3を
それぞれ注入する。レディ一端子T2は無負荷状態であ
ることからレディー信号の有無に関わらす端子電圧はI
Hレベルとなる。その結果、コンパレータ310の出力
ば1−レベルとなり、CPU3は人力4及び入力6が共
にLレベルであることからストロボがカメラに取り付け
られていないことを知ることかできる。
第5図(d)はス1〜ロホとの接触面が全て金属となっ
ているアクセサリ−シューを持つカメラに取り付けた時
のタイミングチャートである。
第5図(d)において、モニタ一端子T4は金属製アク
セサリ−シューへの装着でグランドに接続されるため、
ストロボ側に電流注入は行なわれない。そこでCPU3
は[株]でモニタ一端子T4に定電流■4を注入する。
しかし、モニタ一端子T4はグランドに接続されている
ため端子電圧はLレベルのままであり、コンパレータ3
13,314の出力は共に1」レベルを維持する。この
ためAND回路311の出力はLレベルとなり、CPU
3は入力4が1−レベルであることからTTI−調光可
能なカメラに接続されていないことを判断できる。
次に、CPU3は■でレディ一端子T2のチエツクを行
なう。即ち、CPU3は出力5をLレベルにし、レディ
一端子T2、ストップ端子T3に定電流I2.I3をそ
れぞれ注入する。
しかしながら、レディ一端子T2はグランドに接続され
ているため、レディー信号の有無に関わらず端子電圧は
Lレベルとなる。そのため、]ンパレータ310の出力
はHレベルとなり、CPU3は人力4がLレベル、人力
6がHレベルであることから、ス1ヘロホとの接触面か
全て金属となっているアクセサリ−シューを持つカメラ
に接続されていることを判断することができる。
以上のタイミングチャー1〜から明らかなように、CP
U3はモニタ一端子T4に外部から電流か注入されてい
ない場合、出力3と出力5をLレベルにし、モニタ一端
子T4及びレディ一端子T2に電流を注入し、この電流
注入時のCPU3の入力4と入力6の状態からストロボ
がどのようなカメラに接続されているのか、或いはカメ
ラに接続されていないかを判断することかできる。
第6,7図は前)ホしたCPUによるスl〜ロボの接続
状況の判断結果に基づいてml影者に正しい情報を知ら
せるための計算板の表示例を示した説明図である。
まず、第6図(I>はストロボ装置がデータ転送を行な
うTTL調光可能なカメラに接続されており、且つカメ
ラの電源かオン状態での表示を示し、表示内容は次の通
りでおる。
表示(イ)は、調光方式か丁TL調光でおることを示し
ている。
(ロ)は、データ転送を行なえることにより特別な撮影
方法、例えばデーライトシンクロ撮影が自動的に行なえ
ることを表示している。
表示(ハ)は、ISOの表示でおることを表示している
表示(ニ)は、ISOの値を表示している。
表示(ホ)は、1丁り調光可能な距離連動範囲を表示し
ている。
表示(へ)は絞りの表示でおることを示す。
表示(ト)は絞り値を表示している。
そのためデータ転送を行なう丁TL調光可能なカメラに
接続されており、且つカメラの電源がオンの場合、デー
ライトシンクロ撮影等の特別な撮影方法が可能であるこ
とから表示(ロ)か表示されている。またISO値を表
わす表示(ニ)、絞り値を表わす表示(ト)は、データ
転送によりカメラから送られてくる値を表示している。
更に、表示(ホ)はストロボ自身のガイドナンバー、カ
メラより送られてくるISO値、更には絞り値等からス
トロボのCPU3が調光可能な距離範囲であることを表
示している。
第6図(II)はデータ転送を行なう1丁り調光可能な
カメラに接続されており、月つカメラの電源がオフの場
合の表示を示す。
第6図(II>の表示は、同図(1)と比べ表示(ニ)
のISO値、表示(ト)の絞り値及び表示(ホ)の調光
可能距離範囲の各表示が消えている。
これはカメラの電源がオフの間にフィルム交換を行なっ
てISO値が変更された場合や、レンズの絞り環を回し
絞り値が変更された場合、電源かオフであることからス
トロボにこれらのデータが転送されず、ストロボはデー
タが変更されたことを知ることができない状況にある。
従って、例えば前のデータをそのまま表示していると誤
った値を= 40− 表示してしまう可能性があることから、これらの表示は
消去している。
また、カメラの電源がオフの状態でストロボ自身に設け
た入力手段(第1図では不図示)により手動によってI
SO値や絞り値を設定できるようにしていたとすると、
カメラから送られてきた値なのか手動で入力した値なの
か判断しすらくなり、誤った表示を生ずる恐れかめると
共に、ストロボ側で入力してもカメラの電源をオンする
とカメラから送られてくるデータに変更されてストロボ
側での入力が無駄になってしまう。
しかしながら、第6図(II)に示すようにデータ転送
可能なカメラに接続してカメラの電源かオフしている間
は、カメラから送られてくるデータ及びそのデータに基
づく表示を消去することで敵影者に消去された部分のデ
ータはカメラから送られてくることを知らせることがで
き、その結果、敵影者は不必要な操作を行なわなくて済
む。
また、カメラ側から送られたデータに基づく表示を消去
しているため、カメラの電源をオフしている間にカメラ
を操作しても、誤ったデータを岡影者に知らせることが
なく、カメラの電源をオンするという一回の操作で第6
図(1)に示すような正しいデータの表示状態に戻すこ
とができる。
更にまた、カメラから送られてくるデータ及びそのデー
タに基づく表示のみを消去するので、カメラの電源がオ
フしていることが一目で判る。
第6図(1−a)及び(III−b)はTTL調光可能
な従来カメラまたはカメラに接続されていない状態での
表示を示す。
第6図(I[I−a)の表示(ヂ)は、ISO値をスト
ロボ自身の入力手段(不図示)によって手動で入力して
もらうことを要求する表示て必る。また、この時の表示
状態は第6図(III−a)と(■−b)との表示を周
期的に繰り返している。即ち、絞りの表示であることを
示す表示(へ)の表示機能(F)を点滅させている。
1丁り調光可能な従来カメラに取り付けた場合、カメラ
の電源のオン、オフに関わらずストロボ自身の人力手段
によってISO値や絞り値を入力し= 42− なCプればならないことから、電源のオン、オフによっ
て表示を変える必要はない。
また、カメラに取り付けられていない状況においては、
撮影者によってはカメラに取り付ける前に調光可能距離
範囲を確認したい場合かあり、また同一もしくは近い値
のカイトナンバーを持つストロボの調光可能距離範囲の
計算機として使用する場合もあり、更に増灯撮影用サブ
、ストロボとして使用する場合もあるので、丁丁ト調光
可能な従来カメラと同様に表示する。
このようなカメラとの接続状況においてはストロボ自身
の入力手段(不図示)によってISO値、絞り値を入力
することによって従来のストロボと同様に使用でき、更
に表示(チ)の表示マークrSETJを表示し、またI
SO値の入力を、表示(へ)のマークrFJを点滅させ
て絞り値の入力を要求することで、撮影者にISO値、
絞り値がカメラから送られてこないことを知らせること
ができ、撮影者自身かデータを入力しなければならない
ことを容易に理解さぜることができる。
−43= 第7図(IV−a)及び(Ilb)はス1〜ロボとの接
触面が全て金属となっているアク上4ノーリーシユーを
持つカメラに取り付けられた時の表示で必り、第7図に
示す2つの表示を周期的に繰り返している。即ち、表示
(ニ)の130値、表示(ボ)の調光可能距離範囲、表
示(へ)及び(1〜〉の絞り情報を点滅させている。こ
の第7図の状態にあってはストロボ側でデータを点滅さ
せ使用不可能であることを警告している。
このため撮影者は第7図の表示状態ではス1〜ロボが使
用できないことを容易に知ることかできる。
以上のようにカメラとの接続状況によって第6゜7図に
示す表示が行なわれるため、撮影者は使用カメラがどの
タイプのカメラかを容易に知ることかでき、誤った敵影
を行なってしまうことか確実に防止できる。
次に、第1図の実施例におCプるストロボ自身について
、特にカメラとのデータ送受信を行なうデータ転送シー
ケンス及びレリーズ時にカメラに被写体輝度を測定開始
する測光開始 タイミング信号を送信する測光開始タイ
ミング信号伝達シーケンスについて説明する。
まず、第1図に示した本発明のストロボ装置は、第2図
に示すデータ転送機能を有するカメラに接続されると、
データ転送測光開始信号の送信を行なう。
そこで、まず第2図のデータ転送可能なカメラに接続さ
れた状態でのカメラ及びストロボの動作について説明す
る。
第2図はデータ転送を行なう下丁り調光可能なカメラで
必り、スイッチSW1をオンすると電源E1が各回路部
に供給され、カメラが動作状態となる。
カメラ制御回路102はミラーのアップダウン、絞り、
シャッターの開閉、フィルムの巻き上げ、巻き戻し、レ
ンズのフォー力ツシング等の作動制御、ファインダー内
表示等の表示制御、被写体輝度、被写体までの距離、装
着レンズの焦点距離、絞り等の測定動作を行なっており
、これらの制御はCPU1 (102>の命令によって
行なわれ、測定結果はCPU1に与えられる。
更に、CPU1はカメラのレリーズ等の動作シーケンス
の制御、被写体輝度の測定結果から絞り、シャッタース
ピードの算出等の演算処理、カメラのデータをス1〜ロ
ボに送信すると共にストロボからのデータを受信するデ
ータ転送を行なう。
以下、第1.2.8 (a)図を参照してデータ転送シ
ーケンスを説明する。
カメラのCPU1は出力1よりクロックを出力し、この
タロツクに同期して出力3よりデータを出力する。また
、入力2に入力されるクロックに同期して入力4よりデ
ータを取り込む。
通常状態でCPU1の出力1,2はHレベルを維持して
いる。このためインバータ103,104はLレベル出
力を生じ、トランジスタTR1゜丁R3はオフしている
また、カメラの電源がオンしているため、トランジスタ
TR2のベース電圧は電源電圧にあり、電源電圧は発光
ダイオードD1の順方向電圧より高い電圧となっている
ため、トランジスタTR2はオフしている。
このことから通常状態においては、ストロボよりレディ
一端子T2に電流が注入されると、レディ一端子T2の
端子電圧は発光ダイオードD1の電圧に依存してHレベ
ルとなる。
カメラ制御回路102の入力2はレディー信号入力端子
でおり、レディ一端子T2の端子電圧が入力され、レデ
ィ一端子T2がHレベルかLレベルかを判定し判定結果
をCPU 1に出力する。CPU1はカメラ制御回路1
02からのレディ一端子T2の判定結果に基づきレディ
一端子T2がLレベルのときは定常光によるAEI影を
行ない、Hレベルのときはストロボ蹟影を行なう。
尚、CPU1はデータ転送を行なっている間、レディ一
端子T20判定出力を無視し、データ転送を行なう前の
レディ一端子の判定状態を記憶しておく。
カメラ制御回路102の出力3は発光停止信号の出力端
子であり、ストロボ撮影中にストロボ光の照射によって
被写体が適正輝度に達するとLレベルとなる発光停止信
号をストップ端子T3に出力する。
通常状態においてストップ端子下3はスl〜ロボ側で抵
抗R19によってプルアップされており、Hレベルとな
っている。
CPU1の出力5はデータ転送シーケンスを表わす信号
を出力する。
通常状態ではCPU1は出力5をLレベルにしており、
トランジスタ丁R6はオフしている。データ転送シーケ
ンスにあっては、まず出力5を]−ルベルにしてトラン
ジスタ丁R6をオンさせ、モニタ一端子T4にLレベル
を出力させる。
一方、ストロボのCPU3は出カフからタロツクを出力
し、このクロックに同期して出力9よりデータを出力す
る。また、CPU3の入力8はクロック入力であり、レ
ディ一端子T2から入力されたタロツクに同期して入力
10よりデータを取り込む。
通常状態においてCPU3の出カフ、9はHレベル出力
を生じてあり、インバータ30B、309の出力はLレ
ベルとなるためトランジスタTR12、TR13はオフ
している。
CPす3の出力5はストップ端子下3、レディ一端子T
2への電流注入制御出力を行なう。通常状態でCPU3
の出力5はHレベルにあるため、トランジスタTR11
はオフしており、定電流■2、■3はレディ一端子T2
.T3に注入されない。データ転送シーケンスに入ると
CPU3は出力5をLレベルにする。このためトランジ
スタ丁R11がオンし、定電流■2かレディ一端子T2
に注入され、また定電流I3はストップ端子T3に注入
される。
通常状態ではストップ端子T3には抵抗R19を介して
電流が注入されているが、増灯蹟影を行なう場合、増灯
したストロボのストップ端子が並列にストップ端子T3
に接続される場合があるため、抵抗R19の値を小さく
すると増灯撤影時にカメラのストップ端子T3に流れ込
む電流値が大きくなり、カメラが発光停止信号を出力で
きなくなる場合かある。このため抵抗R19の値を太き
くしなければならない。しかしながら、抵抗R19が抵
抗値を大きくすると、ストップ端子下3に注入される電
流量が少なくなるため、高速でのデジタルデータの転送
かできなくなる。また、ス1〜ロボからレディー信号が
出力されていない状態ではレディ一端子T2に電流が注
入されていないためデータ転送ができない。
しかしながら、本発明のストロボ装置におっては、前述
したようにデータ転送時にレディ一端子T2及びストッ
プ端子T3に定電流I2.I3をそれぞれ注入すること
で増灯躍影に影響がなく、且つレディー信号の有無に関
係なく高速でのデータ転送が可能となっている。
次に、第8図(a)のデータ転送シーケンスを参照して
データ転送の動作を説明する。
第8図(a)において、時刻Aまでは通常状態にある。
即ち、通常状態にあってはカメラの電源かオンであり、
且つTTL調光可能であることからカメラ制御回路10
2は後述する測光開始タイミング伝達シーケンスでない
ことを示すために出カ5をLレベルとし、トランジスタ
TR5のオンによりモニタ一端子T4に定電流■1を注
入している。このモニタ一端子T4に対する定電流■1
の注入に対し、ストロボはTTI−調光を行なうことを
示すため、トランジスタ丁R7,TR8ににってモニタ
一端子T4を略1ダイオード分の電圧とする。
一方、カメラのモニタ一端子下4にはダイオードD2、
抵抗R5,R6、トランジスタ丁R4からなる回路が接
続されている。この回路に電流を流ずと前述したように
約2ダイオード分の電圧となることから、トランジスタ
丁R4はモニタ一端子罎子T4の端子電圧が2ダイオ一
ド分の電圧未満でおるとオンしない。
仮に、モニタ一端子T4に負荷が接続されていないとす
ると、定電流■1はダイオードD2、抵抗R5を介して
トランジスタ丁R4のベースからエミッタに流れ、トラ
ンジスタTR4をオンさせる。トランジスタTR4がオ
ンするとカメラ制御回路102の入力4がLレベルとな
る。
逆に第1図のストロボ装置が接続されると、モニタ一端
子T4は1ダイオ一ド分の端子電圧となるためトランジ
スタ丁R4はオフし、カメラ制御11回路102の入力
4がHレベルとなる。
このことからカメラ制御回路102は入力4の状態によ
ってTTL調光を行なうストロボが接続されているか否
かを判断することかでき、この判断結果をCPU1に出
力している。即ち、カメラ制御回路102は入力4がH
レベルであればT丁り調光を行なうストロボが接続され
ていると判断し、入力4かLレベルにおればT丁り調光
を行なうストロボが接続されていないと判断する。
また、CPU1はレディー信号と同様にデータ転送シー
ケンス及び測光開始タイミング伝達シーケンスの間はそ
の前のモニタ一端子T4の状態を記憶している。
第8図(a)の時刻△からデータ転送シーケンスが開始
される。
まず、時刻AでCPU1は出力5を1」レベルとし、ト
ランジスタTR6のオンによりモニタ一端子T4を1−
レベルとする。このモニタ一端子T4をLレベルとする
ことてカメラはストロボに対しデータ転送を要求する。
モニタ一端子T4かLレベルになるとストロボのCPU
3の入力2は1−ルベルとなり、CPU3はデータ転送
シーケンスに入る。
CPU3はデータ転送シーケンスに入ると時刻Bで出力
9をHレベルとし、1〜ランジスタTRl3をオンさせ
てストップ端子T3をLレベルにする。このストップ端
子をLレベルとすることによりス1〜ロボはカメラに対
しデータ転送シーケンスに入ったことを知らせる。
同時にストロボのCPUは出力5をLレベルとし、レデ
ィ一端子T2とストップ端子T3に定電流I2.I3を
それぞれ注入し、高速でのデータ転送を可能にする。
次に、カメラのCPU1は時刻Cまでの間、ストップ端
子T3のLレベル状態を継続させる。この間にカメラの
CPU1及びストロボのCPU3はデータ転送を行なう
準備、例えば送信用データのセット、受信したデータの
格納場所の設定等を行なう。更にストロボのCPU3は
時刻Cまでの間、レディ一端子T2がLレベルにならな
いことを確認する。時刻Cまでの間にレディ一端子下2
がLレベルになると、CPU3は後述する測光開始タイ
ミング伝達シーケンスへ移行する。
時刻Cまでの間、レディ一端子下2か1」レベルであれ
ばCPU3はストップ端子T3を1」レベルとし、カメ
ラにデータの送信を要求する。
その後、ス1ヘロボとカメラ間でデータの送受信を行な
い、送受信が完了すると時刻りでス1〜ロボはレディ一
端子下2及びストップ端子T3への定電流I2.I3の
注入を停止し、一方、カメラはモニタ一端子下4に定電
流■1の注入を再開し、一連のデータ転送シーケンスを
終了する。
次に、第8図(b)を参照して測光開始タイミング伝達
シーケンスを説明する。
カメラのレリーズスイッチSW2がオンすると、CPU
1が指令するシーケンスに従ってカメラ制御回路102
がレリーズ動作を行ない、フィルムを露光させる。この
ときのストロボとの信号関係が第8図(b)に示す測光
開始タイミング伝達シーケンスであり、このタイミング
ヂャートによってストロボよりカメラに測光開始信号が
伝達される。
第8図(b)において、時刻「まては通常状態であり、
時刻EでカメラのレリーズスイッヂSW2がオンされて
レリーズが開始される。そこでカメラ制御回路102か
出力5をHレベルとし、1〜ランシスタTR5をオンし
てモニタ一端子下4への定電流■1の注入をやめモニタ
一端子下4をLレベルとする。
このためストロボは時刻Fでス1ヘツプ端子丁3をLレ
ベルとしてデータ転送の準備を行ない、更にレディ一端
子T2及びストップ端子T3に対し定電流I2.I3を
それぞれ注入する。
しかしながら、カメラはレリーズ動作であるため、この
レリーズ動作をス1ヘロボに知らせるため時刻GてCP
U1の出力1をLレベルにし、レディ一端子下2をLレ
ベルとする。
ストロボはレディ一端子下2がしレベルになったことて
測光開始タイミング伝達シーケンスであることを知り、
時刻日でストロボのCPU3はレディ一端子T2及びス
トップ端子下3に対する電流注入を停止し、CPU3の
出力3をLレベルにしてモニタ一端子T4に定電流■4
を注入りる。
また、CPU3の出力3がLレベルにめったためインバ
ータ315の出力は1」レベルとなり、AND回路31
6のグー1〜が開かれる。
カメラはストロボ側からモニタ一端子下4に定電流■4
か注入され、トランジスタ丁R/lかオンしたことでス
1〜ロボ側が測光開始タイミング電圧シーケンスに入っ
たことを理解し、時刻■でCPU口の出力1をHレベル
とし、レディ一端子T2を1」レベルにする。
尚、時刻■までの間にカメラはミラーアップ、絞り制御
、シャッター先幕走行などのレリーズ動作を行なってい
る。
シャッター先幕か走行し時刻Jでシャッターか全開する
と、カメラ制御回路102か出力1をLレベルとし、X
接点端子下1をLレベルにし、その後に発光開始を命令
する。
しかしながら、ストロボとカメラの各回路に存在する容
量成分などによって遅延か発生し、実際にストロボのキ
セノン管Xeか発光するのは時刻にとなる。
ス1〜ロホは時刻にてキセノン管Xeが発光すると発光
開始回路2の出力がHレベルになる。このとき前述した
ようにAND回路316は許容状態にあるので、AND
回路316はHレベル出力を生じ、トランジスタTR9
をオンしてモニタ一端子T4をLレベルとする。
カメラはこのときのモニタ一端子T4のLレベルを測光
開始信号と判断し、被写体輝度の測光を開始する。
尚、ス]ヘロボはメインコンデンサC1の充電エネルギ
ーを消費して発光を行なっているため、時刻して充電電
圧が所定値以下となり、レディー信号のレベルかLレベ
ルとなる。
ストロボによる発光で被写体か照射され、カメ= 57
 − ラが被写体輝度を測光してフィルムの露光量か適正値に
達した時刻Mでカメラ制御回路102はストップ端子T
3にLレベルパルスを出力する。
このストップ端子T3に対するカメラ側からのLレベル
パルスを受(ブてスl〜ロボは発光を停止し、発光開始
回路304の出力2がLレベルとなる。
その結果、1〜ランジスタTR9はオフし、再びモニタ
一端子下4に定電流■4が注入される。
その後、時刻Nで後幕走行などのシャッター動作が完了
し、カメラ制御回路102は出力1を1ルベルにし、X
接点端子をHレベルに戻す。
ストロボはこれらのシーケンスが終了すると時刻○でC
PU3の出力3を1」レベルとし、モニタ一端子T4に
対する電流注入を停止し、シーケンスの終了を知らせる
このモニタ一端子T4に対する電流注入の停止でカメラ
はシーケンスの終了を知り、時刻Pで上皿タ一端子T4
に対する電流注入を再開し、測光開始タイミング伝達シ
ーケンスを終了する。
尚、その後、ス1ヘロホはメインコンデンサC1を充電
し、時刻Qで再度レディー信号を出力してレディ一端子
T2をHレベルとする。
次に、第1図に示した本発明のストロボ装置を第3図に
示すTTL調光可能な従来カメラに接続した場合の動作
を説明する。
第3図の従来カメラにおいて、スイッチSW1をオンす
ると電源E2が各回路部に供給され、カメラが動作状態
となる。
カメラ制御回路202はミラーのアップダウン、絞り、
シャッターの開閉、フィルムの巻き上げ、巻き戻し、レ
ンズのフォー力ツシング等の作動制御、ファインダー内
表示等の表示制御、更に被写体輝度、被写体までの距離
、装着レンズの焦点距離、絞り等の測定を行なってあり
、これらの制御はCPU2 (20口〉の命令によって
行なわれ、測定結果はCPU2に出力される。
従来カメラのモニタ一端子下4への電流注入は、スイッ
チSW1がオンの間、定電流■1をモニタ一端子T4に
注入している。このためカメラの電源がオンの間はモニ
タ一端子下4がLレベルになることかないため、ストロ
ボはデータ転送シーケンスや測光開始タイミング伝達シ
ーケンスに入ることがなく、不必要にス1〜ロ小側から
モニタ一端子T4に電流を注入したり、タロツクやデー
タの出力、更にはストップ端子下3をLレベルにするこ
とがない。
また、従来カメラをレリーズしたり、従来カメラの電源
がオンしている間にストロボ側のテスト発光スイッチS
W4を操作してス1〜ロボをテスト発光させても、モニ
タ一端子下4に対してはカメラ側から電流が注入された
ままであるので、測光開始タイミング伝達シーケンスに
入ることかなく、ストロボのCPU3の出力3はHレベ
ルのままでおり、AND回路316は常に禁止状態に置
かれる。このため、ストロボ側で誤ってモニタ一端子T
4をLレベルにしてしまうこともない。
尚、ストロボ側のテスト発光スイッチSW4によるスト
ロボ発光については、第2図に示したデータ転送を行な
うT丁「調光可能なカメラを接続してカメラの電源をオ
ンしているときにカメラをレリーズせずにストロボのテ
スト発光スイッチSW4によってストロボを発光させて
も、CPU3の出力3はHレベルにあるためモニタ端子
T4をLレベルとしてしまい誤った信号をカメラに出力
することはない。
以上のように本発明のストロボ装置をデータ転送を行な
うTTL調光可能なカメラに接続すると、カメラがモニ
タ一端子下4をLレベルにして初めて新たな機能である
データ転送や測光開始信号の出力を行なうため、データ
転送機能を持たない従来カメラに接続された状態やスト
ロボでなんらかの操作を行なった場合においても誤って
ストロボがデータ転送を行なったり、測光開始信号を出
力したりすることがなく、カメラを誤動作させることが
ない。
従って、データ転送等の特殊機能をストロボ装置が持っ
ているにも関わらず、従来カメラに接続されると何ら支
障なく、従来通りストロボ撮影を行なうことかできる。
また、データ転送可能なカメラに特願昭61−6313
7号で提案したストロボを取り付けた場合に、データ転
送が行なわれないため、AF補助光を不必要に点灯させ
ることかない。
更に、ノイズ等で誤ってカメラがデ′−夕を出力しても
、この間はモニタ一端子T4が1−レベルにあるため、
AF補助光は点灯しない。
一方、カメラがデータ転送シーケンスをス1へロボに要
求する場合、ストロボがストップ端子T3をLレベルに
し、その後にHレベルにして応答するため、データ転送
シーケンスの要求から実際にデータ転送が行なわれるま
での処理時間を短くできる。
また、レリーズ時の測光開始タイミング伝達シーケンス
においても、モニタ一端子T4とレディ一端子T2を共
にLレベルにするため、2つの信号ラインのLレベル状
態から容易にデータ転送シーケンスと区別できるため、
短時間で測光開始り、イミング伝達シーケンスに入るこ
とかでき、カメラがレリーズされてから実際に1最影さ
れるまでのタイムラグを小さくすることかできる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、ストロボかカ
メラに接続されているか否か、カメラに接続された場合
にデータ転送可能で且つTTL調光可能なカメラか、T
丁り調光可能であるがデ−タ転送機できないカメラか、
ストロボとの接触面が全て金属でできているアクセサリ
−シューを持つカメラかのストロボの接続状態の判別を
、カメラの電源のオン、オフの如何に関わらず確実に判
断することができる。
また、ストロボの接続状態の判断結果に基づき判断され
た接続状態に応じて表示を変えているため、躍影者はス
トロボかどのようなカメラに接続されているかを容易に
理解することができ、更にストロボ撮影が不可能なカメ
ラとの接続状態にあっては表示が点滅して警告するため
、ストロボで間違った設定操作を行なってしまうことを
確実に防止できる。
更に、カメラがデータ転送を要求した場合、ストロボ側
からの応答があるため、データ転送を要−63= 求してからデータ転送を開始するまでの処理時間を短く
することができ、またス1〜ロボ側から応答かあるため
誤ってデータ転送を行ないス1〜ロボを誤動作させてし
まうことを確実に防止できる。
更に、カメラから測光開始信号を要求する場合、2つの
信号ラインを使用するためストロボは明確にカメラ側か
ら要求されたシーケンスを理解することができ、要求状
態の変化に対し素早く対応することができるため、例え
ばレリーズから撮影まてのタイムラグを小さくすること
ができる。
更に、ストロボはカメラ側からの要求を明確に理解する
ことができるため、ノイズ等により誤ってデータ転送シ
ーケンスに入っても、直ちに測光開始タイミング伝達シ
ーケンスに移行することができ、ノイズ等による誤動作
を確実に防止できる。
更にまた、カメラからの要求によってストロボ側の処理
が行なわれるため、データ転送機能を持たないカメラに
接続されても、カメラやス1〜ロホが誤動作せず、従来
のス1〜ロボとしてそのまま使用することもできる。
更に、データ転送時にのみデータを転送するラインにス
トロボ側から電流を注入するため、増灯蹟影を行なって
も誤動作することなく高速でデータ転送を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した回路図;第2図はデ
ータ転送機能を有するカメラの回路図:第3図はデータ
転送機能をもたないカメラ(従来カメラ)の回路図; 第4,5図はス1ヘロボ接続状態の判別処理を示したタ
イミングチャート; 第6,7図は本発明のストロボ計算板の表示説明図; 第8図はデータ転送シーケンスと測光開始タイミング伝
達シーケンスの説明図である。 T1 :X接点端子(第1の端子) T2ニレデイ一端子(第3の端子) T3ニストップ端子(第2の嫡子) T4:モニタ一端子(第4の端子) T5ニゲランド端子 3W3 :電源スィッチ E3:電源 301:昇圧回路 302:充電検知回路 303ニトリ力−回路 304:発光開始回路 305:発光停止回路 306:表示装置 307:CPU3 308.309,312,315  :インバータ31
0.313,314  :コンパレータ311.316
 :AND回路 C1:メインコンデンサ TR7〜TR13:トランジスタ Xe:キセノン管 SW4 :テスト発光スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Lレベルになると発光を開始させる第1の端子と
    ; 発光中にLレベルになると発光を停止させる第2の端子
    と; メインコンデンサの充電電圧が所定値以上になるとHレ
    ベルになる第3の端子と; TTL調光機能を有することをカメラ側に知らせる第4
    の端子と; 前記第4の端子の電圧レベルが外部よりLレベルにされ
    てデータ転送通知を受けると、前記第2の端子をLレベ
    ルとして応答通知し、続いて該第2の端子をHレベルと
    した後にカメラからのデータ転送を開始させるデータ転
    送手段と; 該データ転送開始前に前記第3の端子がLレベルに変化
    した時には、該データ転送を禁止して他のシーケンス処
    理に移行する手段と; を備えたこと特徴とする電子閃光装置。
  2. (2)Lレベルになると発光を開始させる第1の端子と
    ; 発光中にLレベルになると発光を停止させる第2の端子
    と; メインコンデンサの充電電圧が所定値以上になるとHレ
    ベルになる第3の端子と; TTL調光機能を有することをカメラ側に知らせる第4
    の端子と; 発光中に前記第2の端子に第1の電流を注入する第1の
    電流源と; 前記第2の端子に第2の電流を選択的に注入する第2の
    電流源と; を備え、発光中は前記第2の端子に前記第2の電流源か
    らの電流注入を禁止し、データ転送中は前記第2の端子
    に前記第2の電流源から電流を注入することを特徴とす
    る電子閃光装置。
  3. (3)電圧レベルがLレベルになると発光を開始させる
    第1の端子と; 発光中に電圧レベルがLレベルになると発光を停止させ
    る第2の端子と; メインコンデンサの充電電圧が所定値以上になるとHレ
    ベルとなる第3の端子と; TTL調光機能を有することをカメラ側に通知する第4
    の端子と; 前記第3の端子に電流を注入し、注入時の端子電圧を測
    定して測定結果を出力する第1の検出手段と; 前記第4の端子に電流を注入し、注入時の端子電圧を測
    定して測定結果を出力する第2の検出手段と; 前記第1及び第2の検出手段の測定結果によってデータ
    転送可能なカメラに接続されているか否か判別し、該判
    別結果に応じて異なる表示を行なう計算板と; を備え、接続されたカメラの電源のオン、オフに関わら
    ずカメラ側のデータ伝送機能の有無を判別することを特
    徴とする電子閃光装置。
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