JPH0462057B2 - - Google Patents

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JPH0462057B2
JPH0462057B2 JP57034312A JP3431282A JPH0462057B2 JP H0462057 B2 JPH0462057 B2 JP H0462057B2 JP 57034312 A JP57034312 A JP 57034312A JP 3431282 A JP3431282 A JP 3431282A JP H0462057 B2 JPH0462057 B2 JP H0462057B2
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JP
Japan
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voltage
flash
circuit
light emission
amount
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JP57034312A
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Tokuji Ishida
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Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/471,055 priority patent/US4464039A/en
Publication of JPS58150943A publication Critical patent/JPS58150943A/ja
Publication of JPH0462057B2 publication Critical patent/JPH0462057B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/16Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly in accordance with both the intensity of the flash source and the distance of the flash source from the object, e.g. in accordance with the "guide number" of the flash bulb and the focusing of the camera

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フラツシユ発光用の高圧電荷を蓄え
るメインコンデンサの充電電圧が、所定の参照電
圧に達したときにフラツシユ撮影を許可するフラ
ツシユ撮影システムに関する。
従来の技術 従来、撮影レンズの距離調節環の位置情報をカ
メラボデイに入力したり、カメラボデイ内の自動
測距手段の出力を利用することによつて被写体ま
での距離情報を得て、この距離情報、フイルム感
度、設定または演算された絞り値の情報に基づい
てフラツシユ撮影時に必要とされる発光量を演算
し、この演算された情報に基づいてフラツシユの
発光量を所望の値に制御するようにしたフラツシ
ユ撮影システムが知られている。
また、フラツシユのメインコンデンサの充電電
圧が所定の参照電圧に達したときに充電完了信号
をカメラ側に伝送し、それに応答して、撮影の際
にフラツシユの発光が可能な状態にカメラを自動
的に切り換えるように構成されたフラツシユ撮影
システムが提案されている。このフラツシユ撮影
システムにおいては、充電完了と検知されるメイ
ンコンデンサの充電完了レベルは、通常、そのフ
ラツシユの最大発光量を得るのに必要な所定レベ
ルに一義的に決められているため、発光可能とな
るのに常に一定の充電時間が必要であつた。
しかし、例えば、被写体が近距離にあつたり、
絞りが解放絞り側にある撮影条件では、フラツシ
ユ撮影時に必要な発光量は少なくなるため、メイ
ンコンデンサの充電電圧が上記所定レベル未満で
あつても(従つて、充電時間が短くても)十分な
発光量が得られる場合がある。この点について、
特開昭56−40814号では、被写体距離に応じて必
要発光量を変える場合に充電完了レベルも切り換
えることが提案されている。
発明が解決しようとする課題 ここで、メインコンデンサの充電電圧が、被写
体距離等の撮影条件に応じた充電完了レベルに達
したときに充電完了信号を出力し、それに応答し
てフラツシユ発光を許可するようにカメラのフラ
ツシユ撮影システムを構成すると、被写体がフラ
ツシユ光で適正とならない場合(つまり、その時
の撮影条件に必要なフラツシユ発光量が、フラツ
シユの性能による発光量よりも多い場合)は、上
記充電完了信号が出力されず、フラツシユ撮影が
できないことになる。
しかし、その時々によつて、多少露出不足には
なるが、それでもフラツシユ光がないよりは良い
場合、または、意図的にフラツシユ光によつて露
出をアンダー気味にしたい場合もあり、たとえ適
正露出にならなくてもフラツシユ撮影が許可され
るほうが撮影者にとつては望ましいこともある。
本発明は上述の点に鑑み、被写体の撮影条件に
応じて、フラツシユ撮影が適正露出で行える場合
は速やかにフラツシユ発光許可状態にするととも
に、フラツシユを用いても適正露光とならない場
合には、フラツシユ発光量がその時の必要発光量
には満たないことを撮影者に知らせたうえで、フ
ラツシユ発光許可状態に切り換えることができる
フラツシユ撮影システムを提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 本発明は、フラツシユ撮影システムにおいて、
電源と、上記電源の電圧を昇圧する昇圧手段と、
上記昇圧手段からのエネルギーを蓄積するメイン
コンデンサと、被写体までの距離情報、撮影時に
設定される絞り値に関する情報及びフイルム感度
に関する情報に基づいて撮影に必要なフラツシユ
発光量を演算する演算手段と、上記メインコンデ
ンサの充電電圧に対応する第1電圧と、上記演算
手段によつて演算された必要発光量に対応する第
2電圧とを比較し、(第1電圧)≧(第2電圧)で
あることを検出する第1検出手段と、上記第1電
圧と、フラツシユの性能に応じた所定発光量に対
応した第3電圧とを比較し、(第1電圧)≧(第3
電圧)であることを検出する第2検出手段と、上
記(必要発光量)>上記(所定発光量)であるこ
とを検出する第3検出手段と、上記第1または第
2検出手段に応答して、フラツシユの発光を許可
する許可手段と、上記第3検出手段に応答して、
露出不適正を表示する表示手段とを備えるよう構
成した。
作 用 上記の構成によれば、メインコンデンサの充電
電圧が、その時の撮影条件に必要なフラツシユ発
光量に対応する電圧に達したときにフラツシユ発
光が可能な状態に切り換わる。一方、フラツシユ
を発光してもその時の必要発光量に不十分な場合
でも、フラツシユの発光は可能な状態に切り換わ
るとともに、露出不適正の警告表示をする。
実施例 第1図は、本発明の電子閃光発光装置の充電完
了検知装置の一実施例を示すブロツク的な回路図
である。図において、一点鎖線の上部は、電子閃
光器S1の回路を、下部はカメラC1の回路を示し
ており、両者は接続端子J1〜J4を介して信号の授
受を行なう。ここで、カメラC1は、公知の記憶
式自動露出制御回路を備え、フオーカルプレンシ
ヤツタを有する一眼レフレツクスカメラであり、
接続端子J4を介して入力される充電完了信号の有
無により撮影モードを切換える撮影モード切換部
と、電子閃光器S1の発光光量を指定する発光光量
指定信号を接続端子J3を介して出力する信号出力
部とを有している。また、電子閃光器S1は、上記
発光光量指定信号に応じた電圧がそのまま参照電
圧として与えられ、主コンデンサの充電電圧に応
じた信号が上記参照電圧に達すると充電完了信号
を接続端子J4を介して出力する充電完了検知回路
6と、該充電完了信号および接続端子J2を介して
入力される閃光発光開始信号の論理積により閃光
発光を可能とするトリガ部7と、上記発光光量指
定信号に応じた電圧により発光光量を制御する発
光光量制御回路9とを有している。尚、接続端子
J1は共通のアース端子である。
以下に、本実施例の詳細な構成および作動を説
明する。まず、カメラC1において、受光素子5
3は、ペンタ部に設けられており、撮影レンズ5
1、絞り52の開口および不図示の反射鏡を介し
て被写体光を受光し、被写体輝度に応じた光量流
を出力する。測光回路54は、上記電流および後
述のフイルム感度情報、絞り情報を入力とし、適
正露出時間の対数圧縮値に応じた測光電圧TV1
を出力する。この測光電圧は、常閉スイツチ59
を介して記憶コンデンサ60および撮影モード切
換部としてのモード切換回路65の一方の入力端
65aに与えられる。常閉スイツチ59は、露出
開始に先立つて反射鏡が上昇し始める直前に開か
れ、露出終了後に閉じられる所謂記憶スイツチで
ある。
モード切換回路65は、他方の入力端65b
定電圧源61により閃光同調時間(例えば1/60
秒)の対数圧縮値に応じた電圧TV2が与えられ
ており、また制御端65bには充電完了の有無に
応じた制御信号が与えられている。この制御信号
により、モード切換回路65は、TV1かTV2
のいずれかの電圧を択一的に出力端65cへ出力
する。尚、モード切換回路65は、通常は図示の
破線で示すようにTV1を出力しており、制御端
から充電完了を示す“H”レベルの制御信号が与
えられると図示の実線のように切換えられて
TV2を出力する。コンパレータ62、定電圧源
63およびコンデンサ64からなる回路部は、上
記制御信号を発生させるために設けられており、
コンパレータ62の+入力端に接続端子J4が、−
入力端に定電圧源63が、出力端にコンデンサ6
4が接続されている。このコンパレータ62は、
後述の電子閃光器S1から与えられる“H”レベル
の充電完了信号を、カメラC1の電源電圧Vccに応
じた電圧の“H”レベル信号に変換する。尚、コ
ンデンサ64は、コンパレータ62の出力レベル
の変化を所定時間(例えば閃光同調時間)だけ遅
らせるような所定の容量値が定められている。
トランジスタ66、常閉スイツチ67、積分コ
ンデンサ68、スイツチング回路69および電磁
石70からなる回路部は、公知の露出時間制御回
路である。ここで、トランジスタ66のベースに
モード切換回路65の出力端65cが、コレクタ
に常閉スイツチ67および積分コンデンサ68の
並列回路ならびにスイツチング回路69の入力端
が、それぞれ接続されており、またスイツチング
回路69の出力端にシヤツタ後幕係止用電磁石7
0が接続されている。さて、シヤツタ先幕の走行
開始と同期してスイツチ67が開かれて、コンデ
ンサ68への電流積分が開始されるとともに、電
磁石70に給電がなされて、シヤツタ後幕の走行
は係止される。適正露出時間または閃光同調時間
の経過後にコンデンサ68の積分量が所定値に達
すると、スイツチング回路69の出力が反転して
電磁石70への給電が断たれて、シヤツタ後幕が
走行を開始し、露出が終了する。尚、常開スイツ
チ71は、所謂シンクロスイツチであり、シヤツ
タ全開時即ちシヤツタ先幕走行完了時に閉じら
れ、この閉成信号は閃光開始信号として接続端子
J2に与えられる。
フイルム感度情報出力回路55、絞り情報出力
回路56、被写体距離情報出力回路57および演
算回路58は、信号出力部を形成している。フイ
ルム感度情報出力回路55は、手動設定されたフ
イルム感度値の対数圧縮値に応じた電圧Svを、測
光回路54および演算回路58に与える。絞り情
報出力回路56は、撮影レンズ51に手動設定さ
れたプリセツト絞り値の対数圧縮値に応じた電圧
Avを、測光回路54および演算回路58に与え
る。被写体距離情報出力回路57は、例えば撮影
レンズ51の距離調節環の位置を検知することに
より得られる被写体までの距離の対数圧縮値に応
じた電圧Dvを演算回路58に与える。演算回路
58は、上記回路55,56,57からそれぞれ
与えられる電圧Sv,Av,Dvを加減算して、Av
Dv−Svに応じた電圧(即ち、閃光撮影時に必要
とされる発光光量の対数圧縮値に応じた電圧)
を、発光光量指定信号として接続端子J3に与え
る。
次に、電子閃光器S1において、昇圧回路3は、
電源スイツチ2が閉じられることにより、電源1
の直流低電圧を高圧のパルス電圧に変換し、ダイ
オード4を介してこの高圧電荷を主コンデンサ5
に蓄積させる。充電完了検知回路6は、主コンデ
ンサ5の充電電圧を分圧する分圧抵抗20および
21と、該分圧電圧が+入力端に接続端子J3が−
入力端に接続され、接続端子J4が出力端に接続さ
れるコンパレータ22とで形成されている。ここ
で、電子閃光器の最大発光光量に対応する充電電
圧(例えば300V)を分圧した上記分圧電圧が、
カメラC1の電源電圧(例えば3V)未満の値とな
るように、抵抗20,21の抵抗比が例えば
200:1に選ばれているものとする。このコンパ
レータ22は、主コンデンサ5の充電電圧を分圧
した分圧電圧が、接続端子J3を介して与えられる
前記発光光量指定信号としてのAv+Dv−Svに応
じた電圧に達すると、出力レベルが反転して
“H”レベルの充電完了信号を接続端子J4および
後術のアンド回路24の一方の入力端に与える。
尚、上記分圧電圧と対応するように、カメラC1
から与えられる電圧のレベルが予め調整されてい
るものとする。
トリガ部7において、ワンシヨツト23は、入
力端が接続端子J2に接続されており、接続端子J2
がアース端子J1に短絡されると、閃光放電管8の
最長発光時間(例えば10mS)だけ“H”レベル
の閃光開始信号を出力する。ワンシヨツト23の
出力端はアンド回路24の他方の入力端に接続さ
れており、アンド回路24はこの閃光開始信号の
ゲートとして設けられている。即ち、前記充電完
了信号が発生している時のみゲートが開かれて、
前記閃光開始信号を周知の閃光放電管トリガ用の
トリガ回路25に伝える。トリガ回路25は、前
記閃光開始信号が入力すると、閃光放電管8のト
リガ電極に高圧パルスを与えるとともに、閃光放
電管8に直列接続されたスイツチング素子11に
導通保持信号を与えて、閃光放電管8の閃光発光
を開始させる。尚、スイツチング素子11の遮断
は、後述の発光光量制御回路9により制御され
る。
発光光量制御回路9は、閃光発光強度モニタ用
受光素子10が入力端に、接続端子J3が制御端に
接続されており、受光素子10による受光積分量
の対数圧縮値が前記Av+Dv+Svに応じた電圧に
達すると、スイツチング素子11を遮断させる。
尚、受光素子10は、閃光放電管8の近傍の、閃
光発光光を直接受光しうる位置に設けられてお
り、受光感度の微弱な素子(例えば市販の発光ダ
イオードを逆方向接続したもの)が用いられる。
以上のような構成による本実施例の作動を以下
に簡単に説明する。まず、カメラC1側において、
測光回路54からは、被写体輝度、プリセツト絞
り値およびフイルム感度に応じた信号を対数圧縮
した電圧、即ち自然光撮影時の適正露出時間に応
じた電圧Tv1が出力されており、この電圧は記憶
スイツチ59を介してコンデンサ60に充電され
ている。また、演算回路58からは、フイルム感
度、プリセツト絞り値および被写体距離に応じた
信号をそれぞれ対数圧縮した電圧を加減算した電
圧(Av+Dv−Sv)、即ち、閃光撮影時の閃光発光
光量のみで適正露光となるように一義的に定めら
れる所謂フラツシユマチツクと同様の原理で決ま
る発光光量の対数圧縮値に応じた電圧が出力され
ている。この電圧は接続端子J3を介して電子閃光
器S1のコンパレータ22の−入力端および発光光
量制御回路9に与えられている。
尚、電子閃光器S1が未充電の場合は、接続端子
J4を介して充電完了信号は与えられないので、モ
ード切換回路65の制御端入力レベルが“L”レ
ベルであり、図示の破線の状態、即ち自然光撮影
モードが選択されている。この状態でシヤツタレ
リーズがなされると、反射鏡が上昇し始める直前
に記憶スイツチ59が開かれて前記電圧Tv1が記
憶される。次に、シヤツタ先幕の走行開始に連動
してスイツチ67が開かれて周知の露出時間制御
が開始され、Tv1に応じた時間後にシヤツタ後幕
が走行開始して自然光撮影モードによる露出が終
了する。
さて、電子閃光器S1の電源スイツチ2が閉じら
れると、昇圧回路3が作動を開始して、高圧電荷
が主コンデンサ5に充電され始める。主コンデン
サ5の充電電圧を分圧した電圧が、カメラC1
ら与えられる発光光量の対数圧縮値に応じた電圧
に達すると、コンパレータ22の出力が反転して
“H”レベルとなる。この“H”レベル信号は、
充電完了信号として接続端子J4を介してカメラC1
に与えられて、モード切換回路65を実線のよう
に切換える。この切換えにより、定電圧源61に
より定められる閃光同調時間に応じた電圧Tv2
切換え選択されて、カメラC1の撮影モードは閃
光撮影モードとなる。上記“H”レベル信号は、
同時にトリガ部7のアンド回路24にも与えられ
て、そのゲートを開き、ワンシヨツト23からの
閃光開始信号による閃光発光を可能とする。
次に、カメラC1のシヤツタレリーズがなされ、
シヤツタ先幕行完了時にスイツチ71が閉じられ
て、電子閃光器S1の接続端子J1,J2間を短絡す
る。これにより、ワンシヨツト23から閃光発光
開始信号が出力され、この信号はアンド回路24
を介して周知のトリガ回路25に与えられて、閃
光放電管8の発光を開始させる。発光光量制御回
路9は、受光素子10により閃光放電管8の発光
光量を直接モニタし、その圧縮積分値が、制御端
に与えられる前記発光光量の対数圧縮値に応じた
電圧に達するとスイツチング素子11を遮断させ
て、閃光発光を停止させる。尚、カメラC1のモ
ード切換回路65は、前述のように、閃光撮影モ
ードに切換えられており、また、コンパレータ6
2からの“H”レベル信号はコンデンサ64によ
り閃光同調時間内は反転しないように遅延されて
いるので、露出時間はTv2に応じた閃光同調時間
に制御される。
プリセツト絞り値や被写体距離を変えて、次の
閃光撮影を行なうと、演算回路58から出力され
る発光光量に応じた電圧は、当然のことながら前
回とは異なつた値となる。電子閃光器S1の充電完
了検知回路6は、接続端子J3を介して入力される
上記電圧に応じて充電完了信号を出力するので、
フイルム感度、プリセツト絞り値および被写体距
離のそれぞれの撮影情報が変化するごとに充電完
了信号が出力される際の主コンデンサ5の充電電
圧が変わることになる。このことは、電源スイツ
チ2が閉じられてから、または閃光発光がなされ
てから、次の閃光発光のための準備が完了するま
での主コンデンサ5の充電時間が、カメラC1
上記撮影情報に即応して変化する。即ち、従来の
ように、電子閃光器の充電時間が常に一定である
場合に比較して、特に被写体が近距離にある場合
に素早く次の閃光撮影が行なえ、シヤツタチヤン
スに強い撮影システムとなる。
第2図は、本発明における充電完了検知回路の第
2の実施例を示す電子閃光器の回路図である。
尚、第1図と同一構成のものについては、同一符
号を付してあり、その詳細な説明は省略する。ま
た、この電子閃光器S2に接続されるカメラは、前
述の実施例のカメラC1と同一であり、省略した。
本実施例の電子閃光器S2は、カメラC1から指定
される発光光量が電子閃光器自体の最大発光光量
を越えていたり、接続端子J3を有しない(即ち発
光光量指定信号を出力する機能を有しない)カメ
ラに該電子閃光器S2が装着されたりした場合にも
対応できるように、充電完了検知回路12を構成
したものである。
図の充電完了検知回路12において、分圧抵抗
20,21の接続点はコンパレータ30および3
3のそれぞれの+入力端に接続されており、接続
端子J3はコンパレータ30の−入力端およびコン
パレータ31の+入力端に接続されている。定電
圧源32および34は、コンパレータ31および
33のそれぞれの−入力端に接続されており、そ
れぞれ電子閃光器S2の最小発光光量および最大発
光光量に対応する電圧が選ばれている。ここで、
コンパレータ31はカメラC1から指定される発
光光量が電子閃光器S2の発光制御可能な最小発光
光量を越えているか否かの判別用として、コンパ
レータ30は主コンデンサ5の充電電圧に応じた
発光光量がカメラC1から与えられる指定発光光
量に達したか否かの判別用として、コンパレータ
33は主コンデンサ5の充電電圧に応じた発光光
量が電子閃光器S2の最大発光光量に達しているか
否かの判別用として、それぞれ設けられている。
また、コンパレータ30および31の出力端はと
もにアンド回路35の入力端に、コンパレータ3
3およびアンド回路35の出力端はともにオア回
路36の入力端に接続されている。オア回路36
は充電完了信号出力用に設けられており、その出
力端は接続端子J4およびアンド回路24の一方の
入力端に接続されている。更に、アンド回路38
は、コンパレータ33の出力とインバータ37を
介するアンド回路35の出力とを入力としてお
り、その出力は警告回路39に与えられている。
この警告回路39は、例えばブザー等の発音素子
および発音駆動用の発振回路で構成されており、
コンパレータ33を介して“H”レベルの充電完
了信号が出力される場合にのみ作動して、後述の
異常な充電完了状態を警告する。
このような構成の電子閃光器S2がカメラC1
装着された場合の本実施例の作動をまず説明す
る。カメラC1から与えられる指定発光光量が電
子閃光器S2で制御可能な発光光量の範囲内にある
場合には、コンパレータ31の出力は自動的に
“H”レベルとなる。前述の実施例と同様に、主
コンデンサ5の充電電圧を分圧した電圧が、接続
端子J3を介して与えられる指定発光光量に応じた
電圧に達すると、コンパレータ30の出力が
“H”レベルとなる。従つて、アンド回路35の
出力が“H”レベルとなり、この“H”レベル信
号はオア回路36を介して正常な充電完了信号と
して出力される。
逆に、カメラC1から与えられる指定発光光量
が電子閃光器S2で制御可能な範囲外にある場合に
は、アンド回路35の出力は“H”レベルとはな
り得ず正常な充電完了信号は出力しない。即ち、
指定発光光量が最小発光光量に満たない時はコン
パレータ31の出力が自動的に“L”レベルとな
り、指定発光光量が最大発光光量を越えている時
はコンパレータ30の出力は常に“L”レベルの
ままとなる。このとき、主コンデンサ5の充電電
圧を分圧した電圧が最大発光光量に応じた電圧に
達すると、コンパレータ33の出力が反転して
“H”レベルとなり、オア回路36を介して充電
完了信号が出力される。この充電完了信号は、カ
メラC1から与えられる指定発光光量どおりの発
光制御はなされないものの、電子閃光器S2が最大
発光光量を発光可能な異常な状態になつたことを
示している。そこで、同時に、アンド回路38が
“H”レベルとなつて警告回路39を作動させて、
上記の異常な充電完了状態を発音等により警告す
る。
次に、電子閃光器S2が、接続端子のうちJ1
J2,J4を有し、J3を有しない(即ち、指定発光光
量の出力機能を有しない)不図示のカメラに装着
された場合の本実施例の作動を説明する。この場
合、電子閃光器S2の接続端子J3の入力レベルは
“L”レベルであり、前述の指定発光光量が最小
発光光量に満たない場合と同様に、アンド回路3
5の出力は常に“L”レベルである。従つて、前
述と同様に、主コンデンサ5の充電電圧が最大発
光光量に応じた電圧に達すると充電完了信号がコ
ンパレータ33、オア回路36を介して出力され
るとともに、警告回路39が作動して発音によ
り、電子閃光器S2に最大発光光量に対応する充電
がなされたことを報知する。
第1図および第2図に係わる上述の実施例は、
指定閃光発光光量のように、カメラから与えられ
る電圧に比例させて、電子閃光器の充電完了検知
回路の充電完了検知レベルを変化させる方式に関
するものであつた。しかし、本発明は、上述の方
式に限定されるものでなく、カメラから与えられ
る“H”または“L”の2値レベルによりあるい
は3個以上のレベルによりそれぞれ充電完了検知
レベルを変化させるようにしてもよい。例えば、
本発光に先立つて被写体に照明される予備発光能
を有し、予備発光を行なうか否かが選択可能であ
り、予備発光および本発光が同一の主コンデンサ
の放電により行なわれる場合に、本発光時に適正
露光を得るためには、上記選択に応じて充電完了
検知レベルを切換える必要がある。即ち、予備発
光が本発光と併用される場合には、本発光のみの
場合よりも予備発光の分だけ充電完了検知レベル
を増加させる必要がある。この場合の実施例を第
3図に基づいて説明する。
第3図は、上述のような予備発光選択機能を有
する閃光撮影システムにおけるカメラと電子閃光
器とをブロツク的に示す回路図である。図におい
て、一点鎖線から下はカメラC2の回路、上は電
子閃光器S3の回路であり、両者は6個の接続端子
J1,J2,J4〜J7を介して信号の授受を行なう。こ
こで、接続端子J5は、第1図の接続端子J3に対応
する端子であり、後述するように選択された閃光
撮影モードに応じた“H”または“L”のレベル
信号がカメラC2から電子閃光器S3に与えられる。
また、接続端子J6からは後述の予備発光期間を示
す予備発光指令信号が、接続端子J7からは後述の
本発光停止信号が、それぞれカメラC2から電子
閃光器S3に与えられる。尚、第1図と同一構成の
ものについては同一符号を付してあり、この詳細
な説明を省略する。
まず、カメラC2の構成および作動を説明する。
このカメラC2には、第1図のカメラC1の構成の
他に、絞り制御方法が異なつている2種の閃光撮
影モード(即ち、絞りがプリセツト絞り値に制御
されるAモードおよび予備発光時の被写体反射光
量に基づいて絞りが自動的に制御されるPモー
ド)が選択的に切換えられること、並びに本発光
により照明された被写体反射光のうち撮影レンズ
および絞り開口を通過した後にフイルム面で反射
された光量の積分値が所定値に達すると、本発光
を停止させるための本発光停止信号出力機能を有
していることの2点が、主に付加されている。
スイツチ72は、一端がアース端子に、他端が
接続端子J5および抵抗73を介して電源の正端子
に、そして更にアンド回路82の一方の入力端に
それぞれ接続されており、不図示の閃光撮影モー
ド選択部材の選択操作に連動してAモード選択時
に閉じられ、Pモード選択時に開かれるスイツチ
である。常開スイツチ80は、一端がアース端子
に、他端がワンシヨツト81の入力端に接続され
ており、不図示の絞り駆動部材がシヤツタレリー
ズに応じて作動を開始して、撮影レンズ51の絞
り75を絞り込み始めるのに同期して閉じられ
る。ワンシヨツト81は、出力端がアンド回路8
2の他方の入力端に接続されており、スイツチ8
0の閉成に応答して所定時間(例えば50mS)だ
け“H”レベルの予備発光指令信号としてのパル
ス信号を出力する。尚、この所定時間は上記絞り
駆動部材により絞り75が最小絞り口径まで絞り
込まれるのに要する時間に相当する。また、アン
ド回路82の出力端は接続端子J6に接続されてい
る。このアンド回路82は、前記閃光撮影モード
のうちいずれのモードが選択されたかに応じて開
閉されるゲートとして設けられており、Pモード
が選択された場合にのみ上記予備発光指令信号を
接続端子J6を介して電子閃光器S3に伝送する。
受光素子76は、ミラーボツクス下部に設けら
れており、本発光により照明された被写体反射光
のうち、撮影レンズ51、絞り75を通過してフ
イルム面で反射された光を受光する。受光素子5
3,76のアノードおよびカソードは互いに接合
されて、測光回路54に接続されており、受光素
子53は反射ミラーが被写体光をフアインダー光
学系へ反射する観察位置にあるとき、また76は
反射ミラーが撮影光路から退避した撮影位置にあ
るとき、それぞれの被写体反射光量に応じた光量
流を出力する。測光回路54の出力は、スイツチ
59を介して記憶用コンデンサ60に与えられる
とともに、絞り制御部のコンパレータ77の−入
力端および本発光停止信号出力部のトランジスタ
83のベースにも与えられている。絞り制御部
は、コンパレータ77と、その+入力端に接続さ
れる定電圧源78と、その出力端に接続されてお
り絞り駆動部材の作動開始に同期して給電される
絞り込み係止用電磁石79とで形成されている。
コンパレータ77は、絞り込み開始に連動して減
少する測光回路54の測光出力が定電圧源78で
定められる所定値を下回ると、電磁石79への給
電を断つて絞り込み作動を係止させる。本発光停
止信号出力部は、トランジスタ83と、スイツチ
67の開放に連動して開かれる常閉スイツチ84
と、積分コンデンサ85と、スイツチング回路8
6とで形成されている。ここで、スイツチング回
路86の入力端には、トランジスタ83のコレク
タと、スイツチ84およびコンデンサ85の並列
回路とが、また出力端には接続端子J7がそれぞれ
接続されている。このスイツチング回路86は、
露出開始と同期して開始される、受光素子76に
よる測光出力に応じたコンデンサ85の積分が進
んで、その積分値が所定値に達すると、本発光停
止信号としての“H”レベル信号を出力して、接
続端子J7を介して電子閃光器S3に伝送する。
電子閃光器S3は、予備発光および主発光のため
の閃光発光用エネルギーを蓄わえる単一の主コン
デンサ5と、該主コンデンサの充電電圧を検知す
る充電完了検知回路13と、予備発光および主発
光ごとに閃光放電管8をトリガするトリガ部14
と、それぞれ閃光放電管8に直列接続されて予備
発光光量および本発光光量を制御する予備発光光
量制御回路15および本発光光量制御回路16と
を有している。
充電完了検知回路13において、分圧用抵抗2
0,21の接続点は、コンパレータ41および4
4のそれぞれの+入力端にされている。定電圧源
42および45は、コンパレータ41および44
のそれぞれの−入力端に接続されており、それぞ
れ前述のPモードおよびAモード時の発光光量に
対応する電圧が選ばれている。ここで、定電圧源
42,45の電圧をそれぞれVP,VAとすると、
それ等の電圧VP,VAは、上記のいずれのモード
にもかかわらず本発光時の発光光量が等しくなる
ように、即ちVPはVAよりも予備発光光量に対応
する電圧だけとなるように予め定められている。
尚、VPは例えば電子閃光器S3の最大発光光量に
対応する電圧である。コンパレータ41,44の
出力端は、ゲートとしてのアンド回路43,47
のそれぞれ一方の入力端に接続されている。イン
バータ40は、入力端が接続端子J5に接続されて
おり、出力端が直接アンド回路47の他方の入力
端に、またインバータ46を介してアンド回路4
3の他方の入力端に接続されている。アンド回路
43および47の出力を入力とするオア回路48
は、充電完了信号出力用に設けられており、その
出力端は接続端子J4およびアンド回路24の一方
の入力端に接続されている。
トリガ部14において、ワンシヨツト23の出
力端とアンド回路24の他方の入力端との間にオ
ア回路49が挿入されている。このオア回路49
は、一方の入力端がワンシヨツト23の出力端
に、他方の入力端が接続端子J6および予備発光光
量制御回路15の入力端に接続されており、ワン
シヨツト23からの本発光開始信号と接続端子J6
からの予備発光指令信号とをアンド回路24を介
してトリガ回路26に与える。
予備発光光量制御回路15は、例えば特開昭55
−129327号に記載されているように、閃光放電管
8の閃光発光光を直接モニタする受光素子(不図
示)を有しており、このモニタ用受光素子により
ワンシヨツト81で定められる予備発光期間中は
ほぼ一定強度の予備発光光を閃光放電管8から射
出させるよう構成されている。また、本発光光量
制御回路16は、入力端が接続端子J7に接続され
ており、カメラC2から与えられる本発光停止信
号により本発光を停止させる。
以上のような構成による本実施例の作動のう
ち、まずPモードが選択された場合の作動を以下
に説明する。不図示の閃光撮影モード選択部材に
よりPモードが選択されたのに連動してスイツチ
72が開かれ、接続端子J5を介して電子閃光器S3
に“H”レベル信号が与えられる。また、この
“H”レベル信号はアンド回路82に与えられて、
そのゲートを開く。この“High”レベル信号は、
インバータ40によりレベルが反転されてアンド
回路47のゲートが閉じられる。また、更にイン
バータ46によりレベル反転されてアンド回路4
3のゲートが開かれる。従つて、充電完了検知回
路13は、主コンデンサ5の充電電圧を分圧した
電圧が定電圧源42の電圧VPに達すると、コン
パレータ41、アンド回路43、オア回路48を
介して“H”レベルの充電完了信号を出力する。
この充電完了信号はトリガ部14のアンド回路2
4に与えられてそのゲートを開くとともに、接続
端子J4を介してカメラC2に与えられて切換回路6
5を実線のように切換える。
不図示の絞り駆動部材がシヤツタレリーズに応
じて作動を開始して、撮影レンズ51の絞り75
が絞り込まれ始めるのに同期して、スイツチ80
が閉じられる。このスイツチ80の閉成により、
ワンシヨツト81は50mSだけ“H”レベルの予
備発光指令信号を出力する。このとき、アンド回
路82のゲートは既に開かれているので、この信
号は接続端子J6を介して電子閃光器S3のトリガ部
14および予備発光光量制御回路15に与えられ
る。この予備発光指令信号により閃光放電管8は
予備発光を開始するとともに、その発光強度をほ
ぼ一定とするように予備発光光量制御回路15が
作動する。このほぼ一定強度の予備発光は、上記
期間50mSだけ持続しており、被写体にはほぼ一
定強度の予備発光光が照射され、測光回路54か
らはこの予備発光に応じた一定レベルの測光電圧
が出力される。一方、その期間、絞り75は絞り
込まれ続けており、この絞り込みに連動してペン
タ部の受光素子53による測光出力は減少してい
る。この測光出力が定電圧源78に対応する所定
値を下回るようになると、コンパレータ77の出
力が反転して“H”レベルとなつて電磁石79へ
の給電が絶たれる。これにより、絞り駆動部材が
作動を停止して、絞り75は受光素子53の測光
出力(即ち予備発光によつて照明された被写体の
反射光の測光値により得られる被写体距離情報)
に応じた絞り口径に自動的に制御される。
上記期間50mSの経過後に反射鏡が上昇し、続
いてシヤツタ先幕が走行を開始する。これに同期
してスイツチ67,84がともに開かれて、それ
ぞれ露出時間制御用コンデンサ68、本発光停止
用コンデンサ85への積分が開始される。ここ
で、トランジスタ66のベースには閃光同調時間
に対応した定電圧源61の電圧Tv2が、トランジ
スタ83のベースには受光素子76の測光出力、
即ちシヤツタ幕またはフイルム面で反射された被
写体光量に応じた測光電圧が、それぞれ与えられ
ている。シヤツタ先幕の走行完了時にスイツチ7
1が閉じられると、前述の実施例と同様にして、
ワンシヨツト23から本発光開始用のパルス信号
が出力されて、本発光が開始する。この本発光に
より照明された被写体反射光に応じて、コンデン
サ85への積分が行なわれ、その積分量が所定値
に達するとスイツチング回路86の出力が反転し
て“H”レベルとなる。この“H”レベル信号
は、接続端子J7を介して本発光光量制御回路16
に与えられて、本発光が終了する。
次にAモードが選択された場合の本実施例の作
動を以下に説明する。この場合、スイツチ72が
閉じられるので、接続端子J5を介して電子閃光器
S3に“L”レベル信号が与えられる。従つて、前
述とは逆に、アンド回路43のゲートが閉じら
れ、アンド回路47のゲートが開かれる。そこ
で、充電完了検知回路13は、主コンデンサ5の
充電電圧を分圧した電圧が定電圧源45の電圧
VAに達すると、“H”レベルの充電完了信号をコ
ンパレータ44、アンド回路47、オア回路48
を介して出力する。
尚、この場合、スイツチ72の閉成によりアン
ド回路82のゲートが閉じられてワンシヨツト8
1からの予備発光指令信号が電子閃光器S3に与え
られず、結果として本発光のみがなされること、
および絞り75が一義的にプリセツト絞り値に制
御されることを除けば、Aモードの作動は前述の
Pモードの作動と同様であり、以下の説明は省略
する。尚、本実施例においては、選択されたモー
ドに無関係にコンパレータ41,44ごとに充電
完了の有無を検出した後に、いずれかのコンパレ
ータの出力を選択するように構成したが、逆に、
選択されたモードに応じた定電圧源42,45の
いずれかをまず選択し、これと主コンデンサの充
電電圧とを1つのコンパレータで比較するように
構成してもよい。
このようにして、予備発光機能を有する電子閃
光器の充電完了検知回路の充電完了検知レベル
を、予備発光の有無に応じて即ち本発光時の発光
光量が常に一定となるように変化させたので、予
備発光の有無にかかわらず常に適正な閃光撮影が
得られる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、被写体の撮影
条件に応じたフラツシユの必要発光量を演算し、
その必要発光量に対応した電圧までコンデンサの
充電電圧が達したときにフラツシユ撮影を許可す
るから、フラツシユの発光によつて適正露出とな
る場合には撮影者は撮影条件に応じて速やかにフ
ラツシユ撮影に移ることができ、一方、使用して
いるフラツシユの性能ではその発光量が演算され
た上記必要発光量に満たない場合、つまり、フラ
ツシユの発光によつて適正露出が得られない場合
にはその旨を表示する。これにより、撮影者はそ
の撮影を中止したり、撮影条件(絞り値や撮影距
離等)を変えて露出を適正に設定しなおすことが
できるので、露出不足による撮影ミスを防ぐこと
ができる。
また、上記露出不適正の表示がなされるととも
に、たとえ十分な発光量には満たなくても所定の
充電電圧に達すればフラツシユ撮影は許可状態に
なるから、撮影者は表示によつて露出不適正の認
識をした後、状況(例えば多少露出不足でもよい
から今の撮影条件で撮影を行いたい場合や意図的
に露出をアンダー気味にしたい場合等)に応じて
フラツシユ撮影をそのままの撮影条件で行うこと
もできるような使い勝手の良いフラツシユ撮影シ
ステムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子閃光発光装置の充電完了
検知装置の一実施例をブロツク的に示した回路
図、第2図はこの装置における第2の実施例とし
ての充電完了検知回路を備えた電子閃光器を示し
た回路図、第3図は他の方式による本発明の第3
の実施例を示した回路図である。 S1,S2,S3……電子閃光器、5……主コンデン
サ、6,12,13……充電完了検知回路、7,
14……トリガ部、8……閃光放電管、22,3
0,41,44……コンパレータ、J1〜J7……接
続端子、C1,C2……カメラ、58,72……信
号出力部、65……撮影モード切換部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電源と、 上記電源の電圧を昇圧する昇圧手段と、 上記昇圧手段からのエネルギーを蓄積するメイ
    ンコンデンサと、 被写体までの距離情報、撮影時に設定される絞
    り値に関する情報及びフイルム感度に関する情報
    に基づいて、撮影に必要なフラツシユ発光量を演
    算する演算手段と、 上記メインコンデンサの充電電圧に対応する第
    1電圧と、上記演算手段によつて演算された必要
    発光量に対応する第2電圧とを比較し、(第1電
    圧)≧(第2電圧)であることを検出する第1検出
    手段と、 上記第1電圧と、フラツシユの性能に応じた所
    定発光量に対応する第3電圧とを比較し、(第1
    電圧)≧(第3電圧)であることを検出する第2検
    出手段と、 上記(必要発光量)>上記(所定発光量)であ
    ることを検出する第3検出手段と、 上記第1または第2検出手段に応答して、フラ
    ツシユの発光を許可する許可手段と、 上記第3検出手段に応答して、露出不適正を表
    示する表示手段と を備えたことを特徴とするフラツシユ撮影システ
    ム。 2 上記第3検出手段は、上記第1検出手段が
    (第1電圧)≧(第2電圧)を検出したときに、上
    記第2検出手段が(第1電圧)≧(第3電圧)であ
    ることを検出していないことから、上記必要発光
    量に対応する(第2電圧)>上記所定発光量に対
    応する(第3電圧)であることを検出することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフラツシ
    ユ撮影システム。 3 上記許可手段は、フラツシユの発光を許可す
    るとともにシヤツター速度をフラツシユ同調速度
    に設定す所手段を有することを特徴とする特許請
    求の範囲所1項記載のフラツシユ撮影システム。 4 上記所定発光量はフラツシユの最大発光量に
    対応する電圧であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のフラツシユ撮影システム。
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