JP2664891B2 - アクセサリーもしくはアクセサリーを備えたカメラシステム - Google Patents

アクセサリーもしくはアクセサリーを備えたカメラシステム

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JP2664891B2
JP2664891B2 JP60103361A JP10336185A JP2664891B2 JP 2664891 B2 JP2664891 B2 JP 2664891B2 JP 60103361 A JP60103361 A JP 60103361A JP 10336185 A JP10336185 A JP 10336185A JP 2664891 B2 JP2664891 B2 JP 2664891B2
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信彦 照井
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は種々のデータをカメラとアクセサリー(例え
ばストロボ装置)との間で通信可能なアクセサリーまた
はアクセサリーを備えたカメラシステムに関する。 (発明の背景) 従来、ストロボ装置に信号端子を設けて、この端子か
らメインコンデンサの充電電圧が所定値に達したときに
所定レベル以上の信号(以下、充実信号と呼ぶ)を出力
するものが知られている。 しかるに、ストロボ装置とカメラとのシステム化を進
め、閃光撮影の自動化、閃光撮影の多様化、閃光撮影の
適用領域の拡大をはかる場合、上述の充実信号ばかりで
なく、例えば最大発光量信号や閃光発光量制御のための
データ信号等のストロボ装置に関する種々のデータが必
要となり、これらのデータをストロボからカメラに伝達
することが必要になってくる。そこで、これらのデータ
を伝達する端子を新たに設けることが考えられる。従来
のストロボ装置において、発光開始信号伝達用の端子
(所謂X接点)の他に、更に3つの端子を設けたものが
ある。ところが、これ以上に端子数を増やそうとした場
合、従来のストロボとの互換性やカメラとストロボとの
接続部の面積が限られていることを考えると、接続部に
新たに端子を設けることは設計上困難であり、コストが
上昇する。また、ストロボ装置が正しくカメラに装着さ
れていない場合のように、誤動作も起こりやすいといっ
た問題点がある。 これらの問題点を解決するために、特開昭59−11452
5,114526号が公開されているが、この技術ではカメラあ
るいはストロボ装置のどちらか一方からしかデータを出
力することが出来なかった。更に、前述した技術では限
られた情報の伝達しか出来なかった。 (発明の目的) カメラとアクセサリーとの間でデータ通信を行うとき
に、データ通信に先立ってカメラの電源状態を検出し電
源がオフのときはその電源をオンにすることによって、
カメラの電源供給を確保し、確実にデータ通信を可能と
するアクセサリーもしくはアクセサリーを備えたカメラ
システムを提供することを目的とする。 (発明の概要) 本発明の特徴は、通信端子(T1)からの特定の信号
(Lレベル信号)により本体の電源(S1)をオンするカ
メラに用いられたとき、カメラの電源の状態を検出する
検出装置(ゲート回路G201,CPU2)と前記検出装置が前
記電源がオフと検出したとき前記通信端子を介して前記
所定信号を出力して前記電源スイッチをオンにする出力
装置(CPU2)と前記電源がオンのときのみ前記通信端子
を介して前記端子を介して前記カメラとのデータ通信を
許容する通信制御装置(CPU2)とを有するアクセサリー
もしくはアクセサリーを備えたカメラシステムである。 (実施例) 第1図〜第13図は本発明の実施例であり、第1図はカ
メラの回路図、第2図はストロボ装置の回路図を示す。
このカメラにストロボ装置が装着されると、カメラの外
部端子T1〜T5とストロボ装置の外部端子T1′〜T5′とが
接続されてストロボシステムを構成する。 まず、第1図に基づきカメラの回路の構成を説明す
る。ワンチップマイクロコンピューター1は、内部に中
央演算部,ROM,RAM,タイマー(カウンタ)回路,入出力
ポート,シリアルデータ入出力装置等を持っている。第
1図には本実施例に直接関連する入出力ポートP1〜P8及
びシリアルデータ入出力装置2の部分のみを図示し、そ
の他の部分については中央演算部CPU1として図示してあ
る。出力ポートP1〜P5はそれぞれプログラムの内容に応
じてHレベル信号又はLレベル信号の出力状態が決定さ
れる。また、入力ポートP6〜P8はそれぞれの入力端子の
状態(Hレベル信号,Lレベル信号)に応じてバスライン
をとおして中央演算部CPU1に出力可能になっている。パ
ルス発生器3は、出力ポートP4がHレベル信号となる
と、シリアルデータ入出力装置2の必要なビット数(こ
こでは8ビットとする)のパルスを発生させる。 露出制御回路4は、TTL調光用受光素子PDとTTL調光用
積分コンデンサCとが接続されている。この露出制御回
路4の端子4aは、ストロボ発光により充電される積分コ
ンデンサCに所定の電荷が充電されると出力信号を出
し、この出力信号によりトランジスタQ13をオンし、外
部端子T1をLレベル信号とする。端子4bは、ストロボの
発光と同時にLレベル信号からHレベル信号に変化して
積分コンデンサCの充電開始信号を入力する。端子4c
は、通常はHレベル信号であるが、カメラのレリーズ時
にLレベル信号となり、ストロボが発光終了したとみな
せる時間になるとHレベル信号を出力する。また、端子
4dは、外部端子T4から電流が注入されているか否かの検
出を行うものであり、露出制御回路4は端子4dから電流
が注入されている時にはシャッター速度をストロボ同調
秒時あるいはそれ以下に設定する。 スイッチS1は電源スイッチであり、閉成するとトラン
ジスタQ1がオンとなり電源E1からカメラ各部の回路に給
電が行われる。 スイッチS2は、通常端子a側を選択しており、シャッ
ター先幕が走行してシャッター装置が全開したときに、
端子aから端子bに切り替わり、外部端子T2をグランド
にショートする。 トランジスタQ9のベースは、抵抗R17を介して端子4c
と接続され、トランジスタQ9は端子4cが通常Hレベル信
号であるからオンとなっている。ここで、トランジスタ
Q11,12は両者でカレントミラー回路を形成しているか
ら、トランジスタQ12のコレクターから定電流が抵抗R2
1,ダイオードD1を介して流れ、トランジスタQ10をオン
する。 次に、カメラ側のシリアルデータ転送部の回路構成に
ついて説明する。 シリアルデータ入出力装置2のデータ受信時について
説明する。データ受信時には中央演算部CPU1は出力ポー
トP5にLレベル信号を出力する。出力ポートP5がLレベ
ル信号の時には、インバータG2の出力はHレベル信号、
叉アンドゲートG3,G5の出力はLレベル信号、叉トラン
ジスタQ4,Q6はオフとなり、データ送信時に使われるゲ
ートG3,G5を閉じる。ストロボ側から外部端子T4にクロ
ックパルスが入力されると、トランジスタQ5はオン,オ
フを繰り返し、アンドゲートG4、オアゲートG6を介して
シリアルデータ入出力装置2のクロック入力端子CK1に
クロックパルスが入力される。 外部端子T4に入力されたクロックパルスに同期したス
トロボ装置からのデータが外部端子T1に入力されると、
データに対応してトランジスタQ3はオン,オフし、アン
ドゲートG1を介してシリアルデータ入出力装置2のシリ
アルデータ入力端子S11にデータが入力される。このと
き、クロック入力端子CK1に8パルス入力されると、該
データが入力完了されたこととなり、入出力装置2はフ
ラグF1をセットして中央演算部CPU1にデータ入力完了で
あることを知らせる。 次に、シリアルデータ入出力装置2のデータ送信時に
ついて説明する。データ送信時には中央演算部CPU1は出
力ポートP5にHレベル信号を出力する。出力ポートP5が
Hレベル信号の時には、ストロボ側にデータ転送が可能
な状態である。出力ポートP5がHレベル信号になるとイ
ンバータG2の出力はLレベル信号であるから、アンドゲ
ートG1,G4の出力はLレベル信号となり、データ受信時
に使用されるゲートG1,G4を閉じる。ここで、出力ポー
トP4がHレベル信号となると、パルス発生器3はクロッ
クパルスを発生し、アンドゲートG5,オアゲートG6を介
して入出力装置2のクロック入力端子CK1にクロックパ
ルスが入力される。また、トランジスタQ6はクロックパ
ルスに同期してオン,オフを繰り返し、外部端子T4にク
ロックパルスを出力する。この時、シリアルデータ出力
端子SO1は、該パルスに同期してストロボ側にデータを
出力し、アンドゲートG3を介してトランジスタQ4をオ
ン,オフさせて外部端子T1にカメラ側からのデータを出
力する。シリアルデータ入出力装置2のクロック入力端
子CK1に8パルスが入力されると、カメラ側からのデー
タ出力が完了されたこととなり、入出力装置2はフラグ
F1をセットする。中央演算部CPU1はフラグF1がセットさ
れたことを確認することで送信完了であると判断する。 第2図に基づきストロボ装置の構成を説明する。ワン
チップマイクロコンピューター21(本発明の制御回路に
対応する)は、内部に中央演算部,ROM,RAM,タイマー
(カウンタ)回路,入出力ポート,シリアルデータ入出
力装置等を持っている。第2図には本実施例には直接関
連する入出力ポートP21〜P26及びシリアルデータ入出力
装置22の部分のみを図示し、その他の部分については中
央演算部CPU2として図示してある。出力ポートP21〜P24
はそれぞれプログラムの内容に応じてHレベル信号及び
Lレベル信号の出力状態が決定される。また、入力ポー
トP25,P26はそれぞれの入力端子の状態(Hレベル信号,
Lレベル信号)に応じてバスラインをとおして中央演算
部CPU2に出力可能になっている。パルス発生器23は、出
力ポートP22がHレベル信号となると、シリアルデータ
入出力装置2の必要なビット数(ここでは8ビットとす
る)のクロックパルスを発生させる。この中央演算部CP
U2は割り込み入力端子X,Yを有している。 発光制御回路24は、閃光管25の発光及び停止を制御す
る。発光制御回路24の端子24aは電源入力端子であり、
端子24bは昇圧された電圧の出力端子であり、端子24cは
閃光管25をトリガーする為のトリガ電圧出力端子であ
り、端子24dは発光開始信号(所謂X接点信号)を入力
する端子であり、端子24eは発光停止信号を入力する端
子であり、端子24fは閃光管25が発光すると発光信号を
出力しトランジスタQ209をオンさせる端子である。 外部端子T4′は、抵抗R202、ダイオードD202から電流
が出力され、また発光制御回路24の端子24bからは閃光
管25が発光準備完了の電圧になった時にネオン管26が導
通して抵抗R201,ダイオードD201を介して更に大きな電
流が出力され、カメラ側のレデーランプLEDを点灯させ
発光可能であることを表示する。ただし、レディランプ
LEDはカメラとストロボ間でデータ転送が行われている
時には出力ポートP3はLレベル信号となっているので点
灯することはない。 出力ポートP24は通常Lレベル信号であるので、トラ
ンジスタQ207,P208はオフとなり、トランジスタQ202,Q2
03,Q204で構成されるカレントミラー回路は不作動とな
り、インバータG209の出力はHレベル信号となる。ここ
で、トランジスタQ207がオフであるので、トランジスタ
Q206はオンとなっている。206がオンとなっているの
で、トランジスタQ205がオンするとナンドゲートG201の
出力はHレベル信号となり、Y割り込み端子にHレベル
信号を出力し、また、トランジスタQ205がオフするとY
割り込み端子にLレベル信号を出力する。 出力ポートP24がHレベル信号となると、トランジス
タQ207,Q208はオンとなり、インバータG209の出力はL
レベル信号となり、ナンドゲートG201の出力はHレベル
信号のままとなり、Y割り込み端子はHレベル信号が維
持される。トランジスタQ207,Q208がオンしているの
で、トランジスタQ206はオフし、トランジスタQ202〜20
4のカレントミラー回路は動作することになる。このカ
レントミラー回路の動作によるトランジスタQ203のコレ
クタより電流が外部端子T3′に出力される。この時、ト
ランジスタQ202からの電流により、ダイオードD204,D20
5及び抵抗R213に電圧が発生する。この電圧はコンパレ
ータ26の反転入力端子に入力し、また外部端子T3′の電
圧はコンパレータ26の非反転入力端子に入力している。
従って、コンパレータ26の出力は外部端子T3′の電圧に
よって入力ポートP25にHレベル信号あるいはLレベル
信号を入力することになる。また、閃光管25が発光を開
始した時には、トランジスタQ209はオンして外部端子T
3′をLレベル信号とする。 次に、ストロボのシリアルデータ転送部について説明
する。まずシリアルデータ入出力装置22のデータ受信時
について説明する。データ受信時には中央演算部CPU2は
出力ポートP23をLレベル信号とする。出力ポートP23が
Lレベル信号の時には、インバータG204の出力はHレベ
ル信号、アンドゲートG202,G206の出力はLレベル信
号、トランジスタQ210,Q211はオフとなり、データ転送
時に使われるゲートG202,G206を閉じる。この時、カメ
ラ側から外部端子T4′にクロクパルスを入力すると、ト
ランジスタQ212はオン,オフを繰り返し、アンドゲート
G205,オアゲートG207を介してシリアルデータ入出力装
置22のクロック入力端子CK2にクロックが入力される。
そして、外部端子T1′はクロックパルスに同期してカメ
ラ側からのデータが入力されると、トランジスタQ201は
データの内容に応じてオン,オフし、そしてこのデータ
はアンドゲートG203を通してデータ入力端子SI2に入力
する。この時、シリアルデータ入出力装置22はカメラ側
からクロックパルスがクロック入力端子CK2に8パルス
入力されると該データ入力を完了する。そうすると、シ
リアルデータ入出力装置22はフラグF21をセット(Hレ
ベル信号)し、中央演算装置CPU2に受信完了であること
を知らせる。 シリアルデータ入出力装置22のデータ送信時について
説明する。データ送信時には中央演算部CPU2は出力ポー
トP23をHレベル信号とする。出力ポートP23がHレベル
信号の時には、インバータG204の出力はLレベル信号で
あるからアンドゲートG203,G205の出力はLレベル信号
となる。この時、出力ポートP22がHレベル信号となる
と、パルス発生器23は8パルスを発生し、このパルス信
号はアンドゲートG206,オアゲートG207を通してクロッ
ク入力端子CK2に入力され、またトランジスタQ211をオ
ン,オフすることで外部端子T4′を介してカメラに出力
される。シリアルデータ入出力装置22は、該パルスに同
期してデータ出力端子SO2からデータを出力し、トラン
ジスタQ210はアンドゲートG202を通して出力されるデー
タに応じてオン,オフする。またアンドゲートG206の出
力は、抵抗R217を介してトランジスタQ211のベースに接
続されているから、トランジスタQ211はパルス発生器23
のクロックパルスに対応してオン,オフすることにな
る。クロック入力端子CK2に8パルスが入力されると、
データ出力完了となり、シリアル入出力装置22はフラグ
F21をセットする。フラグF21がセットされることによ
り、中央演算装置CPU2はデータ送信完了であると認識で
きる。このように、データ転送に際して、データ信号と
クロックパルスとを並列的に出力することで時間遅れな
くデータ信号の送信時の制御を行うことができ、正確な
転送動作が可能となっている。 次に第1図及び第2図を用いてストロボ撮影時の動作
を説明する。カメラのシャッター釦が押されてレリーズ
時には、露出制御回路4の端子4cはLレベル信号とな
り、その結果、インバータG7の出力は、Hレベル信号と
なってアンドゲートG8の一つの入力端子をHレベル信号
とし、またトランジスタQ9をオフとなるためトランジス
タQ11,Q12のカレントミラー回路を不作動とする。そし
て、トランジスタQ10はオフとなってアンドゲートG8の
一つの入力端子をHレベル信号とする。その後、シャッ
ターが全開すると、スイッチS2は端子aからbに切り替
わり、アンドゲートG8の三つの入力端子は全てHレベル
信号となる。露出制御回路4の端子4bにアンドゲートG8
からHレベル信号が入力すると、ストロボの閃光をフォ
トダイオードPDが光電変換し、この光電流により積分コ
ンデンサCは充電が開始される。露出制御回路4は、こ
の積分コンデンサCが所定電圧となると、端子4aに発光
停止信号を出力してトランジスタQ13をオンとする。そ
うすると、外部端子T1はLレベル信号となり、露出制御
回路4は外部端子T1、T1′を介してトランジスタQ201を
オンさせて端子24eに発光停止信号を入力し、発光制御
回路24が閃光管25の発光を停止させる。 第1図のカメラに第2図のストロボを装着した時の動
作を第3図〜第9図のフローチャート及び第10図、第11
図のタイムチャートにより説明する。 以下、説明の中で第10図及び第11図に示すt1〜t10の
時間の内容を表1に、またポートP1〜P4、P21〜P26の機
能を表2に示す。第10図はカメラとストロボ間でデータ
転送が完了するまでのタイムチャートを示し、第11図は
ストロボ撮影時のタイムチャートを示す。 第10図において、カメラ側の電源が投入される時は、
電源スイッチS1のオンにより行われる(時点)か、ま
たはカメラ側の電源スイッチS1がオフされていて電源が
投入されていない場合には、カメラとストロボ間でデー
タ転送を行う為にストロボ側から外部端子T1′−T1を介
してカメラの電源を投入するための制御信号(Lレベル
信号)が時点にてカメラ側に出力されて行われる。時
点にてカメラに電源が投入されてから時点(時間t1
後)にてトランジスタQ12が動作し、外部端子T3に電圧
が発生する。中央演算部CPU1は外部端子T3をHレベル信
号に一定時間(時間t2)に保ち時点にてLレベル信号
に変換する。中央演算部CPU1はデータ転送に先立ち外部
端子T3を一定時間(時間t3)Lレベル信号に保ちストロ
ボ側のデータ転送ルーチンも作動するようにして時点
にて再びHレベル信号に変換する。時点からデータ転
送が行われ、最初はカメラ側からのストロボ側にデータ
が送信され、その送信時間の最長時間が時間t4と設定さ
れている。時点からカメラ及びストロボ間でデータの
送信又は受信が行われ、一つのデータに掛かる送信又は
受信の最長時間が時間t5と設定されいる。 第11図において、カメラがレリーズされると(時点
)カメラから外部端子T3を介してストロボに電流注入
されていたのを停止し、時間t7後(時点)にストロボ
からカメラに電流注入を開始する。次に、時点でシャ
ッターが全開し、カメラ側のスイッチS2が端子aからb
に切り換わり、時点でストロボが発光する。この時
(時点)、ストロボの電流注入が停止され、カメラに
ストロボの発光開始信号が伝達される。ストロボの発光
が所定値となった時、カメラより発光停止信号が出力さ
れる(時点)。そして、シャッターは時点にてシャ
ッター後幕を閉じる。 第3図において、カメラのレリーズ釦の半押し動作に
より電源スイッチS1がオンしてカメラの電気回路に電源
が供給されるか、あるいはカメラの電源スイッチS1がオ
フの時にはストロボ側から外部端子T1′−T1を介して制
御信号(Lレベル信号)が出力されてトランジスタQ1を
オンして、カメラが給電状態とされる(31)。第10図の
波形Q1の如く電源オンにより時間t1後に波形が立ち上が
る。カメラの中央演算部CPU1は出力ポートP2にHレベル
信号を出力し(32)、トランジスタQ2をオンさせ、トラ
ンジスタQ1をオンさせて給電状態を維持し続ける。そし
て中央演算部CPU1は出力ポートP1をLレベル信号に,P3
をHレベル信号に、P4をLレベル信号に、P5をLレベル
信号にセットしてカメラの初期セットを完了する(3
3)。該初期セット後に、入力ポートP7がHレベル信号
あるいはLレベル信号を出力し、Hレベル信号であれば
電源スイッチS1はオフであるがストロボ側からカメラは
電源の給電状態を保たれデータ転送の可能な状態となっ
ており、またLレベル信号であれば電源スイッチS1はオ
ンでありカメラの通常の撮影動作が可能な状態となって
いる。この入力ポートP7がLレベル信号であれば、通常
ルーチンに(35)移る即ちカメラが自動露出制御等の通
常の撮影動作、及びストロボ側とデータの遣り取りをす
るデータ転送ルーチン(後述するデータ転送ルーチン)
を行って撮影動作を行う。また入力ポートP7がHレベル
信号であれば、電源フラグをセットし(36)、実際はカ
メラの電源スイッチS1がオフしているがトランジスタQ1
がオンされカメラの電源が投入された状態となる。そし
て、ストロボ側の表示部に撮影条件(例えば、ASA感
度、絞り値、被写体距離等)を表示するために、第5図
のカメラのデータ転送のサブルーチンにジャンプする
(37)。従って、この時にはカメラは撮影動作を行うこ
とはない。このデータ転送ルーチンが完了すると終了す
る(38)。尚、通常ルーチンのカメラの通常の撮影動作
及びストロボ撮影動作等の動作は従来のカメラと同様で
あるので説明は省く。 (2) ストロボのメイン動作(第4図に示す) 第4図において、第2図のストロボの電源スイッチS2
1をオンして給電を開始する(401)。ストロボの中央演
算部CPU2を初期セット(出力ポートP21〜24の出力をL
レベル信号とする等)する(402)。そして、中央演算
部CPU2のX割り込み端子がLレベル信号かいなか判断す
る(403)。このX割り込み端子がLレベル信号のとき
は、カメラ側のシャッター先幕に連動しているスイッチ
S2がbに切り替わておりシャッター全開時であることを
示している。その時の撮影動作が終了したことを判別す
るために、最びX割り込み端子がLレベル信号かいなか
判断する。また、X割り込み端子がHレベル信号のとき
は、シャッター不動作時であることを示し、次にY割り
込み端子がLレベル信号かいなかを判断する(404)。
Y割り込みルーチンにジャンプする(405)。 また、Y割り込み端子がHレベル信号であれば、外部
端子T3,T3′がHレベル信号であることを示し、タイマ
ー回路がスタートして(406)ストロボ側にカメラから
のデータ転送が完了したかいなか判断する。そのデータ
転送の為の時間tが時間t10より大きくなっていればデ
ータ転送が出来なかったことを示し(407)、装着され
たカメラがデータの遣り取りの出来ない従来のカメラで
あるとストロボ自身で判断し(408)、また時間t10より
小さくなっていればデータ転送が完了したことを示し
(407)、データ転送フラグがHレベル信号にセットさ
れているかいなか判断する(409)。このデータ転送フ
ラグがHレベル信号でなければ、再び時間tと時間t10
とを比較する。データ転送フラグHレベル信号にセット
されれば、データ転送が完了したことになり、Y割り込
みによる割り込みを禁止(410)してデータ転送フラグ
をリセットし(411)、カメラ側から転送されてきたデ
ータに基づきストロボの表示装置に撮影条件等のデータ
を表示したり、あるいはデータに基づきその他の処理を
行う(412)。そして、Y割り込みによる割り込みを許
可して(413)、Y割り込みルーチンにてデータ転送が
行われたか否かを判別しすなわち転送フラグがHレベル
信号かいなか判断する(414)。この転送フラグがHレ
ベル信号であれば、再びY割り込みルーチンの割り込み
禁止(410)を行うルーチンに入り前記転送されたデー
タに基づき表示等を維持し、また転送フラグがLレベル
信号であれば、再び転送フラグがHレベル信号かいなか
を判断する。 (3)カメラとストロボ間でのデータ転送時の動作。 第3図において、カメラの電源スイッチS1をオンして
給電を開始し(31)、出力ポートP2をHレベル信号(3
2)とし、初期セット(出力ポートP1,P4,P5をLレベル
信号,出力ポートP3をHレベル信号にセット)とする
(33)。ここで、カメラのレリーズ釦の半押し動作によ
り電源スイッチS1がオンされ、この時に撮影者がレリー
ズ動作を行えば入力ポートP7はLレベル信号を入力して
いるから、通常のストロボ撮影となる。また、外部端子
T1にLレベル信号が入力されて、カメラの電源がオンし
た時には電源スイッチS1は開放されたままであるから、
入力ポートP7はHレベル信号を入力して電源フラグをセ
ットして(36)、データ転送ルーチンに移る(37)。 第5図において、データ転送ルーチンをスタートする
(501)。カメラの中央演算部CPU1はK=0とし(50
2)、出力ポートP1をHレベル信号(503)としてトラン
ジスタQ8をオンさせ、そしてトランジスタQ9をオフさ
せ、カレントミラー回路(Q11,Q12)をオフさせて外部
端子T3からの電流排出を阻止する。そうすると、外部端
子T3,T3′を介してストロボ側にLレベル信号が伝達さ
れ、ストロボ側のメインルーチンからY割り込みルーチ
ンにジャンプする。又、この時、出力ポートP3をLレベ
ル信号としてLEDによる表示を行わないようにする。 ストロボがカメラに装着され、ストロボ側の電源がオ
ンされる。第4図において、第2図のストロボの電源ス
イッチS21をオンして給電を開始する(401)。ストロボ
の中央演算部CPU2を初期セット(出力ポートP21〜24の
出力をLレベル信号とし、又Kに0を代入する等)する
(402)。そして、中央演算部CPU2のX割り込み端子が
Lレベル信号かいなか判断する(403)。このX割り込
み端子は通常、カメラのレリーズ動作に連動して即ちシ
ャッター先幕に連動しているスイッチS2がbに切り替わ
りシャッター全開になった時にLレベル信号となるの
で、レリーズ動作されていない時にはHレベル信号であ
り、そしてLレベル信号の時にはHレベル信号となるま
で繰り返し検出する(403)。X割り込み端子にHレベ
ル信号になると、次にY割り込み端子がLレベル信号か
いなかを判断する(404)。前述した如く、カメラ側か
らストロボ側に外部端子T3−T3′を介してLレベル信号
が伝達されている時、あるいはカメラの電源がオンとな
っていない時、あるいはカメラに外部端子T1が設置され
ていない時には、Y割り込み端子には既にLレベル信号
となっている。また、Y割り込み端子がHレベル信号で
ある場合は(404)、カメラの電源がオンである際にカ
メラがレリーズルーチン又はデータ転送ルーチンの開始
時点でない時である。 このY割り込み端子がLレベル信号であれば、第7図
のY割り込みルーチンにジャンプする。第7図におい
て、Y割り込みルーチンがスタート(701)すると、ス
トロボの中央演算部CPU2は出力ポート21にLレベル信号
を出力してタイマー回路を作動させ、Y割り込み端子が
Hレベル信号かいなか判断する(704)。この時、中央
演算部CPU1は出力ポートP1をHレベル信号にしてから時
間t3後にLレベル信号とするから、外部端子T3,T3′は
Hレベル信号となってストロボのトランジスタQ205をオ
フからオンに変化させ、Y割り込み端子をLレベル信号
からHレベル信号に変化させる。このY割り込み端子が
Lレベル信号からHレベル信号に変化すると、第6図の
ストロボのデータ転送ルーチンにジャンプ(706)して
データ転送ルーチン完了後、転送フラグをセットし(70
7)、再び第4図のストロボのメインルーチンに戻る(7
08,414)。 i)ストロボがカメラの種類識別データを受信準備の動
作。 第6図において、ストロボ側のデータ転送ルーチンを
スタートさせる(601)。まず、Kに(K+1)を代入
する(602)。このKはデータ転送中の異常発生回数を
示す。ループ回数Kを予め設定された値Eと比較して、
K<Eであるならばデータ転送中に異常を認めずに行わ
れたと判断して(603)タイマー回路をスタートさせ(6
04)、フラグF21をリセットする(605)。そして、出力
ポートP23をLレベル信号にしてカメラ側から外部端子T
4′を介してクロックパルスをシリアルデータ入出力装
置22のクロック入力端子CK2に、且つ外部端子T1′を介
してデータをシリアルデータ入出力装置22の入力端子SI
2に入力する準備を行う(606)。 ii)カメラが種類識別データをストロボに送信する動作 一方、第5図において、中央演算部CPU1では出力ポー
トP1をLレベル信号を出力(506)した後、カメラの種
類識別データ(カメラの認識番号すなわちTTL調光カメ
ラであり、データ転送可能なカメラである等のデータ)
を送出するために(507)、シリアルデータ入出力装置
2に中央演算部CPU1のメモリから種類識別データを入力
してフラグF1をリセットする。次に、中央演算部CPU1は
出力ポートP5にHレベル信号を出力してアンドゲートG3
及びG5の一方の入力端子にHレベル信号としてシリアル
データ入出力装置2の出力端子SO2からの該データを外
部端子T1に出力可能とする。また、中央演算部CPU1は出
力ポートP4にHレベル信号を出力してパルス発生器3を
作動させてクロックパルスを発生させ、外部端子T4にク
ロックパルスを出力する。このデータ送信完了後にシリ
アルデータ入出力装置2は、フラグF1をセットして出力
ポートP5をHレベル信号とする(507)。 iii)ストロボが種類識別データをカメラに送信する動
作 この時、第6図において、シリアルデータ入出力装置
22は、カメラ側からデータを受信完了すると、フラグF2
1をHレベル信号にセットする。フラグF21がHレベル信
号にセットされれば、(607)、ストロボはカメラにデ
ータ転送可能なストロボであるとの種類識別データを送
信する(608)。そのために、中央演算部CPU2は出力ポ
ートP23にHレベル信号を出力して、アンドゲートG202
及びG206の一方の入力端子にHレベル信号を出力しデー
タ送信を可能とする。そして、出力ポートP22にHレベ
ル信号を出力して、パルス発生器23を作動させて外部端
子T4′を介してカメラ側にクロックパルスを出力すると
共に、シリアルデータ入出力装置22の出力端子SO2から
データを出力して外部端子T1′を介してカメラに該デー
タを出力する。 iv)ストロボがカメラの種類識別データを受信できなか
った時の動作 また、フラグF21がHレベル信号かいなか判断し(60
7)、フラグF21がLレベル信号になっていれば、その状
態がタイマースタートから時間t4経過したかしないか判
別する(621)。そしてタイマースタートから時間t4経
過してもフラグF21がセットされていないときには正確
にカメラの種類識別データが受信されなかったことにな
る。このように、カメラから該データが正確に受信でき
なかった時には中央演算部CPU2はY割り込みルーチンの
割り込みを禁止し(622)に、出力ポートP21をHレベル
信号として外部端子T1′及びT1にLレベル信号を出力し
て、カメラ側に該データが受信できなかったことを外部
端子T1を介して入力ポートP6にHレベル信号を出力して
知らせる。そして、Y割り込み端子がHレベル信号か否
か判別しHレベル信号になるまで待ち(625)、Y割り
込み端子がHレベル信号になると出力ポートP21をLレ
ベル信号にして(626)、Y割り込みルーチンの割り込
みを許可し(627)再度、カメラの種類識別データを読
み取る為にデータ転送ルーチンの最初に戻り、この繰り
返し動作がループ回数Eを越えた場合は(603)ストロ
ボ側は警告表示を表示するか、あるいはデータ転送ルー
チンを停止してしまう(620)。 そして、第5図において、カメラの中央演算部CPU1で
は、カメラの種類識別データ送信(507)後、フラグF21
をリセットし且つ出力ポートP5をLレベル信号とし、入
力ポートP6がLレベル信号かいなか判断する(508)。
入力ポートP6がHレベル信号であれば、前述したように
ストロボ側でカメラの種類識別データが正確に受信出来
なかったことを示しているので、KにK+1を代入し
(513)、このKとループ回数Eとを比較し(514)、K
>Eならば警告表示するかあるいはデータ転送を停止し
(515)て第3図のルーチンに戻る(519,34)。また、
K<Eであるならば(514)、データ転送ルーチンの最
初に戻り、再度カメラ側から該データを送信するルーチ
ンが実行される(503〜507)。 v)カメラがストロボの種類識別データを受信する動
作。 第5図において、入力ポートP6がLレベル信号であれ
ば(508)、ストロボ側ではカメラの種類識別データが
正確に受信されたことを示しているので、カメラ側では
次の動作を実行する。まず、タイマー回路を作動させ
(509)。カメラ側にストロボ側から外部端子T1′−T1
を介してストロボの種類識別データがシリアルデータ入
出力装置2の入力端子SI1に入力され、該データが正確
に受信されるとシリアル入出力装置2はフラグF1をHレ
ベル信号にセットする。 フラグF1がHレベル信号か否か判別する(510)。フ
ラグF1がLレベル信号である場合、フラグF1が時間t5内
にセットされるかいなか判別し(516)即ちカメラとス
トロボ間でデータの送信及び受信が設定された時間t5内
で完了しているかいなかを判別し、この時間t5を経過し
てもフラグF1がHレベル信号にセットされていない時す
なわちストロボ側からのデータの受信がうまくいかなか
った時には再度、入力ポートP6がLレベル信号かいなか
判別する(517)。この時、入力ポートP6がHレベル信
号即ち外部端子T1がストロボによりLレベル信号にさ
れ、ストロボ側でデータがうまく受信されなかった時に
は再度、KにK+1を代入し(513)、K<Eを判別し
(514)、K<Eならば出力ポートP1をHレベル信号と
して(503)もとのルーチンに戻る。また、フラグF1が
Hレベル信号にセットされている場合、すなわちストロ
ボ側のデータが入力完了した場合、中央演算部CPU1はシ
リアルデータ入出力装置2のデータ内容を判別し、スト
ロボの種類を認識してフラグF1をリセットする。このよ
うに、カメラ及びストロボは相互に種類を認識すること
により、以後の送信すべきデータの種類、数が決定され
る。 vi)カメラがデータをストロボに送信する動作。 カメラがストロボの種類を認識後(511)、中央演算
部CPU1は入力ポートP6がHレベル信号かいなか判断し
(512)、入力ポートP6がHレベル信号即ち外部端子T1
がLレベル信号であれば、前述した如くストロボの種類
識別データが受信できなたった時であり、KをK+1に
代入して(513)、このKがK<Eであるかいなか判断
し(514)、KがK<Eであれば出力ポートP1をHレベ
ル信号として(503)もとのルーチンに戻る。K>Eで
あれば、前述した如く警告表示をして(514)もとのル
ーチンに戻る。また、入力ポートP6がLレベル信号でカ
メラとストロボ間で種類識別データの転送完了していれ
ば(512)、カメラの第一番目のデータをカメラの種類
識別データの送信と同様の手順でストロボ側に送信し
(520)、入力ポートP6がLレベル信号であるか否か判
別する(521)。入力ポートP6がLレベル信号即ち外部
端子T1がHレベル信号であれば、第2番目のデータを送
信し、同様に第n番目のデータまで送信を完了する(52
2)。そして入力ポートP6がLレベル信号であれば、タ
イマー回路をスタートさせる(524)。 vii)ストロボがカメラのデータを受信できない時の動
作。 第6図において、ストロボの種類識別データ送信後
(608)、フラグF21をリセットし、タイマー回路を作動
させ(609)、外部端子T1−T1′を介してカメラの種類
識別をする(610)。ストロボの中央演算部CPU2はカメ
ラの種類識別データの認識後(610)、フラグF21がHレ
ベル信号にセットされているかいなか判別し(611)、
フラグF21が時間t5以内にセットされているかいなか判
別する(612)。同様に、ストロボはカメラの第一デー
タ〜第nデータを受信する(611〜615)。このフラグF2
1が時間t5以内にHレベル信号にセットされていなけれ
ば、カメラのデータが受信されなかったこととなり、Y
割り込みルーチンの割り込み禁止を指示し(622)、出
力ポートP21にHレベル信号を出力して(623)外部端子
T1′をLレベル信号として、624,625,・・・とルーチン
に沿って動作し、前述した如くループ回数E以内で繰り
返し行いその間にデータが受信できなければ警告表示を
行う(620)。 viii)ストロボがカメラのデータを受信する動作。 フラグF21がHレベル信号にセットされているかいな
か判別し(611)、フラグF21がHレベル信号と判別され
た場合は、タイマー回路をスタートさせ、カメラの第一
データを受信し、前述同様にフラグF21がHレベル信号
にセットされいるか、また時間t5内にフラグF21がセッ
トされているかを判別し、フラグF21がHレベル信号に
セットされていれば、同様にタイマー回路を作動させ、
次の第二データを受信し、・・・・・・・このように、
カメラの第n番目のデータを受信完了するまで同様のル
ーチンを繰り返す。 ix)ストロボがデータをカメラに送信する動作。 中央演算部CPU2は、最後に第n番目のデータを受信完
了すると、カメラ側に第一番目のデータを送信し(61
6)、次々と第n番目のデータまで送信する(617)。こ
のように、データ送信完了すると、K=0として(61
8)第7図のY割り込みルーチン(転送フラグをセット
(706))から第4図のメインルーチンに戻る(414)。
ここで、カメラとストロボ間でのデータ転送ルーチン実
行中に、外部端子T3′がLレベル信号となった時(即ち
カメラ側でストロボからのデータを受信できなかった
時)にはY割り込みルーチンの最初に戻る。データ転送
が終了すると、転送フラグがセットされいるので(41
4)、Y割り込みルーチンの割り込みを禁止し(410)転
送フラグをリセットして(411)ストロボの表示やその
他のストロボに必要な制御を行う(412)。この処理が
終了すると、Y割り込みルーチンを許可し(413)、次
のY割り込みルーチンが行われ、データ転送が終了する
まで待つことになる。このデータ転送が終了すると、転
送フラグがセットされるので(414)、再びY割り込み
ルーチンの割り込みを禁止して(410)、以下同様にル
ーチンが繰り返される。 x)カメラがストロボのデータを受信する動作。 第5図において、カメラの中央演算部CPU1はタイマー
回路をスタートさせ(524)、フラグF1がHレベル信号
であるか否か判断し(525)、フラグF1がLレベル信号
であった場合は、時間t5以内にHレベル信号になるか否
か判別する(532)。フラグF1が時間t5以内にHレベル
信号にセットされなければ、KにK+1が代入され(51
3)、そしてK<Eであるか否か判別され(514)、K<
Eであるならばこのルーチンの最初から再度実行され、
K>Eであるならばデータ受信ができないとの警告表示
をして(515)カメラのメインルーチンに戻る(519,3
8)。また、フラグF1がHレベル信号であった場合は、
ストロボからの第一番目のデータが受信完了したことに
なるから中央演算部CPU1はRAMにシリアルデータ入出力
装置2を介してデータの内容を可能する。そしてフラグ
F1をリセットして(526)第二番目のデータの受信を行
う。同様に、タイマー回路をスタートさせ、フラグF1が
Hレベル信号であるか否か判別する(527)。このフラ
グF1がHレベル信号であるならば、同様に第二番目のデ
ータが受信完了したこととなり、RAMに格納される。こ
のように、最後のデータが受信完了すると、中央演算部
CPU1は外部端子T1がLレベル信号でないことを確認し即
ち入力ポートP6がHレベル信号でないことを確認し(53
1)、次に電源フラグがHレベル信号にセットされてい
るか否か判別する(535)、この電源フラグがHレベル
信号にセットされている場合は、出力ポートP2をLレベ
ル信号として(536)カメラの電源をオフしてデータ転
送完了となる(537,38又は35)。また、電源フラグがL
レベル信号であった場合は、カメラの電源は投入されて
おり、いつでもストロボ撮影が可能な状態であるので、
出力ポートP3をHレベル信号として(538)トランジス
タQ7をオンさせてストロボの発光可能であることを示す
LEDを点灯して通常ルーチンに戻る(539,35)。 (4) カメラの電源がオフされている時のデータ転送
の動作。 ストロボの電源スイッチS21をオンした時に、カメラ
の電源スイッチS1がオフである場合には、外部端子T3′
がLレベル信号であるからアンドゲートG201の一方の入
力端子はHレベル信号であり且つ初期セット(402)に
て出力ポートP24がLレベル信号であるので他方の入力
端子にもHレベル信号が入力されるために、Y割り込み
端子にはLレベル信号が入力しされて(404)、Y割り
込みルーチンを行う(405)。 第7図のY割り込みルーチンがスタートすると(70
1)、出力ポートP21をLレベル信号として(702)、タ
イマー回路をスタートさせる(703)。タイマー回路ス
タートから時間t3経過してもカメラの電源はオフである
からY割り込み端子はLレベル信号のままであるので
(704,705)、出力ポートP24をHレベル信号にして(70
9)外部端子T3′に電流を排出する。コンパレータ26の
出力は前述と同様にLレベル信号であり入力ポートP25
をLレベル信号とする(710)。叉カメラは動作してい
ないから時間t8が経過してもXフラグはセットされない
(712,713)ので、出力ポートP24はLレベル信号となり
(716)カメラの電源がオフしていると判断してカメラ
の電源オフルーチンにジャンプする(717)。次に、カ
メラの電源オフルーチンを第9図に基づき説明する。 第9図において、カメラの電源オフルーチンをスター
トする(901)。中央演算部CPU2は出力ポートP21をHレ
ベル信号として(902)外部端子T1′をLレベル信号
(制御信号)とする。このとき、カメラ側では、カメラ
のトランジスタQ1がオンしカメラの各部に電源を供給し
て、電源供給直後に外部端子T3からは電流が排出され
る。そして中央演算部CPU1にも給電され出力ポートP2を
Hレベル信号とし、トランジスタQ2をオンさせトランジ
スタQ1をオンにホールドする。そして、中央演算部CPU1
は初期セットを行う。カメラの電源はオン状態にあるの
で、入力ポートP7はHレベル信号であり、中央演算部CP
U1は電源フラグをセットして前述したデータ転送のルー
チンにジャンプする。また、ストロボ側では、外部端子
T1′がLレベル信号となるので、カメラの電源をオン状
態にした後、タイマー回路をスタートさせ(903)、Y
割り込み端子がHレベル信号であるか否か判別する(90
4)。タイマー回路をスタートさせ時間t1内(カメラの
電源立ち上がり最長時間)に外部端子T3′から電流が注
入されたこと即ちY割り込み端子がHレベル信号となっ
たことを確認し(904)、次に外部端子T3′が時間(t1
+t2)内(カメラの電源がオンされていれば、外部端子
T3,T3′はHレベル信号に維持される)にLレベル信号
となる即ちY割り込み端子がLレベル信号となりカメラ
がデータ転送を行うことが可能となったことを確認し
(906,907)、出力ポートP21にレベル信号を出力する
(908)。そして、前述したデータ転送ルーチンにジャ
ンプして(909)、カメラとストロボ間でデータ転送が
行われる。 中央演算部CPU1はデータ転送が完了すると、電源フラ
グがセットされているから出力ポートP2をLレベル信号
として電源をオフする。また、中央演算部CPU2はデータ
転送終了後にY割り込みルーチンの割り込みを禁止し
(910)、表示及びその他の制御(例えば、メインコン
デンサの充電等)を行い(911)タイマー回路をスター
トさせる(912)。次に、中央演算部CPU2はY割り込み
端子がHレベル信号(即ち外部端子T3′がHレベル信
号)であるか否か判別し続け(913,914)Y割り込み端
子がHレベル信号となった時すなわち電源がオンされた
時にはY割り込みルーチンを許可して第4図のメインル
ーチンに戻る(414)。Y割り込み端子がHレベル信号
であるか否か判断した(913)ときに、時間t9以内(カ
メラの電源オフの時、ストロボがデータをカメラに要求
する時間間隔)にカメラの電源がオンにならない時には
(914)再度、出力ポートP21をHレベル信号として(90
2)カメラの電源オン状態として次のデータ転送が行わ
れる。 (5) カメラの通常ルーチンの動作 i)ストロボ撮影時の動作 上述の如くカメラとストロボ間でのデータ転送が完了
してカメラがリレーズされると、第1図の露出制御回路
4の端子4cがLレベル信号となり、トランジスタQ9をオ
フし、外部端子T3をLレベル信号とする。そうすると、
ストロボ側では外部端子T3′がLレベル信号とされるの
で、Y割り込み端子はLレベル信号となり、中央演算部
CPU2のY割り込みルーチンがスタートされる。第7図の
Y割り込みルーチンがスタートすると、タイマー回路が
スタートし(703)、外部端子T3はLレベル信号(即ち
Y割り込み端子はLレベル信号)であるので時間t3経過
してもHレベル信号となることはない(704,705)。そ
うすると、中央演算部CPU2は出力ポートP24をHレベル
信号として(709)、トランジスタQ207,Q208をオンさせ
る。この時、トランジスタQ206はオフし、トランジスタ
Q202〜Q204で構成されるカレントミラー回路は動作し、
外部端子T3′及びT4′には電流が排出される。カレント
ミラー回路が動作すると、コンパレータ26の反転入力端
子には外部端子T3′の電圧が発生し、また非反転入力端
子には抵抗R213による電圧が発生する。この外部端子T
3′に発生する電圧は、カメラの外部端子T3に発生する
抵抗R21の電圧と等しい。その結果、コンパレータ26の
出力は、カメラ側の抵抗R21とストロボ側の抵抗R213と
により決まり、抵抗R21<抵抗R213の関係にあるのでそ
の出力はLレベル信号となる。コンパレータ26の出力が
Lレベル信号となると、入力ポートP25はLレベル信号
となり(710)、それを確認して次のステップに移行す
る。 一方、カメラはレリーズ後、シャッターが全開する
と、スイッチS2がaからbに切り替わり、外部端子T2を
Lレベル信号にしてストロボを発光させる。ストロボが
発光すると、発光制御回路24は端子24fから発光開始信
号を出力してトランジスタQ209をオンし、外部端子T3′
をHレベル信号からLレベル信号に変化させてカメラ側
のトランジスタQ10をオフする。この時、アンドゲートG
8の入力は全てHレベル信号となるので、その出力はH
レベル信号となって積分コンデンサCの充電を開始させ
る。この積分コンデンサCが所定の充電電圧になると露
出制御回路4は端子4aから発光停止信号を出力してトラ
ンジスタQ13をオンとする。露出制御回路4はトランジ
スタQ13をオンすることで外部端子T1,T1′をLレベル信
号とし、ストロボ側のトランジスタQ201をオンして発光
制御回路24の端子24eに発光停止信号(Lレベル信号)
を伝達して発光を停止させる。 中央演算部CPU2は、シャッター全開により外部端子T
2′がLレベル信号となると、バッファG208の出力がL
レベル信号となるためX割り込み端子にLレベル信号が
入力されてX割り込みルーチンをスタートする。ここ
で、X割り込みルーチンを説明する。第8図において、
X割り込みルーチンをスタートし(801)、中央演算部C
PU2は出力ポートP21,P23をLレベル信号とする(802,80
3)。次に、入力ポートP26がLレベル信号であるか否か
判別し即ち発光停止信号が入力されたか否か判別する
(804)。入力ポートP26がLレベル信号であれば閃光管
25がフル発光したこととなるため調光失敗警告を表示す
る(805)。また、入力ポートP26がHレベル信号であれ
ば調光が完了したこととなり、Xフラグをセットし(80
6)、XフラグがHレベル信号にセットされいれば(80
7)外部端子T2′がオープンされることとなり(即ちカ
メラ側のシャッター動作の完了に連動してスイッチS2が
bからaに切り替わる)、それを確認して第7図の(71
2)〜(713)のルーチンに戻る(808)。ここで、Xフ
ラグはストロボ撮影が行われ調光が時間t8の間に完了し
ているので、Xフラグをリセットし(714)、第4図の
ルーチンに戻り転送フラグがセットされる(すなわちカ
メラとストロボ間でデータ転送が完了する)まで待つ状
態となる(715,414)。 (6) データ転送機能のないカメラにストロボを装着
した場合 第12図はデータ転送機能のないカメラの回路図であ
り、第1図の回路からデータ転送に必要な回路を省いた
ものである。この第12図のカメラに第2図のストロボを
装着した場合について説明する。このカメラで外部端子
T1〜T4が変化する時はレリーズ時と、電源オン,オフの
時の3つの場合である。 i)カメラの電源がオンした場合 カメラの電源スイッチS1が閉成するとトランジスタQ1
がオンし、カメラ各部に電源が供給され、外部端子T3に
電流が排出される。この時、ストロボ側ではなんの変化
も起きない。 ii)カメラをレリーズした場合 カメラをレリーズした時には端子4cがLレベル信号と
なって外部端子T3がLレベル信号となるために、ストロ
ボの中央演算部CPU2はY割り込みルーチンにジャンプ
し、一連のレリーズ時の動作を前述した(5)のカメラ
の通常ルーチンの動作と同様に行う。 iii)カメラの電源がオフされている場合 カメラの電源がオフした時には外部端子T3からの電流
排出が無くなるために(Lレベル信号を出力するため
に)、ストロボの中央演算部CPU2はY割り込みルーチン
にジャンプする。前述と同様にY割り込みルーチンがス
タートし(701)、・・・Y割り込み端子がHレベル信
号か否か判別され(704,705)、そして出力ポートP24を
Hレベル信号にして(709)、入力ポートO25がLレベル
信号か否か判別する(710)。この時、時間t8を経過し
てもXフラグがセットされないので(712,713)、カメ
ラの電源オフルーチンに入り(717,901)、出力ポートP
21をHレベル信号(902)にして外部端子T1′をLレベ
ル信号とする。この時、Y割り込み端子はいぜん時間t1
が経過してもLレベル信号のままなので(904,905)、
出力ポートP21をLレベル信号にして(917)データ転送
機能のないカメラと確認できる(919)。従って、スト
ロボの中央演算部CPU2はデータ転送をおこなわなずに他
の制御を(例えば、ストロボの撮影情報表示のためのマ
ニュアルセット等の制御)行う。 尚、第6図のY割り込みルーチンで、ストロボは出力
ポートP24をHレベル信号にして(709)、外部端子T3′
から電流を排出するが、カメラ側に外部端子T3が無いも
のであると、コンパレータ26の非反転入力端子の電圧が
反転入力端子よりも高くなるため入力ポートP25はHレ
ベル信号が入力される。このとき、カメラがTTL調光出
来ないものであると判断し(711)、他の制御(例え
ば、ストロボの撮影情報表示のためのマニュアルセッ
ト、外部調光制御等を行うモード)に移行する。 (7) カメラに、データ転送機能のないストロボを装
着した場合 第13図はデータ転送機能のないストロボの回路図であ
り、第2図の回路からデータ転送に必要な回路を省き、
単安定マルチバイブレータ27,28と、アンドゲートG210
と、抵抗R221と、トランジスタQ213とが付加されてい
る。単安定マルチバイブレータ27は、入力端子がLレベ
ル信号からHレベル信号に切り換わると、出力が時間t7
の間Lレベル信号となり、その後Hレベル信号となる。
単安定マルチバイブレータ28は、入力端子がLレベル信
号からHレベル信号に切り換わると、出力が時間(t8−
t7)の間Hレベル信号となり、トランジスタQ207,Q208
をオンさせ、その後Lレベル信号となる。閃光管25が発
光開始すると、端子24fはHレベル信号を出力してトラ
ンジスタQ213をオンして単安定マルチバイブレータ27,2
8のリセット端子をLレベル信号にする。この時、単安
定マルチバイブレータ27は入出力状態に関係なく、出力
はHレベル信号にして初期状態に戻し、同様に単安定マ
ルチバイブレータ28も入出力状態に関係なく、出力をL
レベル信号にして初期状態に戻す。 i)カメラがデータ転送しようとした場合 カメラの中央演算部CPU1がデータ転送ルーチンを実行
しようとした際に、まず外部端子T3を時間t3の間、Lレ
ベル信号とする(503〜505)。この時、ストロボのトラ
ンジスタQ205はオフし、単安定マルチバイブレータ27は
入力がLレベル信号からHレベル信号に変化して出力を
Hレベル信号からLレベル信号とする。ここで、アンド
ゲートG210は入力がHレベル信号とLレベル信号である
からマルチバイブレータ27の出力のLレベル信号は変化
しない。また、時間t3後にカメラ側から外部端子T3′は
Hレベル信号されてトランジスタQ205がオンすると、ア
ンドゲートG210の入力は両方ともLレベル信号となるか
らアンドゲートG210の出力はLレベル信号となる。そし
て、単安定マルチバイブレータ28の出力もLレベル信号
のままである。この後、カメラよりデータが送信され、
外部端子T1′、T4′がデータとしてHレベル信号又Lレ
ベル信号が交互に現れることになるが、ストロボ側では
トランジスタQ201がオン,オフするのみである。カメラ
はデータ送信後、ストロボ側からデータを受信するため
に時間t8の間まつこととなるが、ストロボは外部端子T
1′〜T4′を変化させないからカメラ側の通常のルーチ
ンに戻り、ストロボにはデータ転送機能がないものと判
定できる。 ii)カメラをレリーズした場合 カメラがレリーズされると、第1図のトランジスタQ9
がオフし、外部端子T3をLレベル信号にする。ここで、
ストロボ側はi).の場合と同様に単安定マルチバイブ
レータ27の出力がHレベル信号からLレベル信号とな
る。時間t7が経過すると、単安定マルチバイブレータ27
の出力がLレベル信号からHレベル信号となる。この
時、外部端子T3′はLレベル信号のままであるから、ア
ンドゲートG210の二つ入力は共にHレベル信号となり、
出力はLレベル信号からHレベル信号となる。従って、
単安定マルチバイブレータ28の出力はLレベル信号から
Hレベル信号となり、トランジスタQ207,Q208をオンさ
せ、外部端子から電流を排出する。また、カメラのスイ
ッチS1が端子aからbに切り替わって放電管25が発光開
始すると端子24fはHレベル信号となり、トランジスタQ
209,Q213をオンさせ、そして外部端子T3′をLレベル信
号にすると共に単安定マルチバイブレータ27,28をリセ
ットする。以上の動作をカメラ側から見ると、外部端子
T3をLレベル信号にしてから、時間t7経過後に外部端子
T3に電流が注入され、閃光管が発光すると外部端子T3が
Lレベル信号となる。このことは、(1)の時のレリー
ズ時と全く同様であり、積分コンデンサCが所定の電圧
になると、トランジスタQ13がオンし、外部端子T1がL
レベル信号となり、ストロボは発光停止する。 (発明の効果) データ通信に先立ってカメラ内の電源からカメラへの
電源供給がなされているか否かの状態を確認しなけれ
ば、せっかく撮影者がストロボ装置にデータ入力を行っ
ても、カメラの電源が供給されていないと、ストロボ装
置に入力したデータがカメラに通信されないので、撮影
者の入力操作が無駄になる。本願発明では、このような
事態の発生を防止できる。 すなわち本願発明のストロボ装置では、カメラとのデ
ータ通信に先立ってストロボ装置がカメラの電源供給が
なされていないことを検出するとカメラ内電源からの電
源供給の開始を指示する開始指示信号をカメラへ出力
し、カメラに電源供給がなされる。これにより、確実に
カメラの電源供給が確保されるので、撮影者が入力した
データは確実にカメラとストロボ装置との間でデータ通
信が行われ、撮影者の入力操作を無駄にすることがな
い。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第13図は本発明の実施例であり、第1図はカメ
ラの回路図、第2図はストロボ装置の回路図、第3図は
カメラのメインルーチンを示すフローチャート図、第4
図はストロボのメインルーチンを示すフローチャート
図、第5図はカメラのデータ転送ルーチンを示すフロー
チャート図、第6図はストロボ装置のデータ転送ルーチ
ンを示すフローチャート図、第7図はY割り込みルーチ
ンを示すフローチャート図、第8図はX割り込みルーチ
ンを示すフローチャート図、第9図はカメラの電源オフ
の時のフローチャート図、第10図及び第11図はタイムチ
ャート図、第12図はデータ転送が出来ないカメラの回路
図、第13図はデータ転送が出来ないストロボの回路図で
ある。 (符号の簡単な説明) 1,21……ワンチップマイクロコンピュータ CPU1,CPU2……中央演算部 2,22……シリアルデータ入出力装置 3,23……パルス発生器 4……露出制御回路 24……発光制御回路 S1,S21……電源スイッチ T1〜T5,T1′〜T5′……外部端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−104332(JP,A) 特開 昭55−69134(JP,A) 特開 昭55−592(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.アクセサリーとの間でデータ通信を行う通信端子
    と、前記通信端子から入力された所定信号により電源を
    オンする電源スイッチと、を有するカメラに用いられた
    とき、 前記通信に先立って前記カメラの電源の状態がオンであ
    るかオフであるかを検出する検出装置と、前記電源がオ
    フであることを前記検出装置が検出した場合に前記通信
    端子を介して前記所定信号を出力して前記電源スイッチ
    をオンにする出力装置と、前記電源がオンであると前記
    検出装置が検出した場合にのみ、前記通信端子を介して
    前記カメラとのデータ通信を許容するデータ通信制御装
    置と、を有することを特徴とするアクセサリーもしくは
    アクセサリーを備えたカメラシステム。 2.前記通信端子は、前記データ通信を行うと共に前記
    所定信号を出力する共通線路のための一つの端子である
    ことを特徴とする特許請求の範囲(1)に記載のアクセ
    サリーもしくはアクセサリーを備えたカメラシステム。
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