JPH01294459A - ガス吸収シート材 - Google Patents
ガス吸収シート材Info
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- JPH01294459A JPH01294459A JP11437088A JP11437088A JPH01294459A JP H01294459 A JPH01294459 A JP H01294459A JP 11437088 A JP11437088 A JP 11437088A JP 11437088 A JP11437088 A JP 11437088A JP H01294459 A JPH01294459 A JP H01294459A
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Landscapes
- Packaging Of Special Articles (AREA)
- Wrappers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、たとえば、野菜や果物などの物品を梱包す
る梱包材を形成するために用いられるガス吸収シート材
に関する。
る梱包材を形成するために用いられるガス吸収シート材
に関する。
生産地で収穫された野菜や果物などの青果物は通常、箱
などに詰められて、消費地に輸送されるようになってい
る。
などに詰められて、消費地に輸送されるようになってい
る。
一方、青果物等は、それらが生成するエチレンガスによ
って成熟が促進されるため、輸送途中で成熟してしまい
商品価値が損なわれてしまう。このため、できるだけ輸
送を迅速に行わなければならないと言う問題がある。昨
今の高速道路網や鉄道網の完備により、日本国内では、
通常、どの地域でも1日足らずでトランク輸送などがで
きる。
って成熟が促進されるため、輸送途中で成熟してしまい
商品価値が損なわれてしまう。このため、できるだけ輸
送を迅速に行わなければならないと言う問題がある。昨
今の高速道路網や鉄道網の完備により、日本国内では、
通常、どの地域でも1日足らずでトランク輸送などがで
きる。
したがって、上記のような問題は少ないが、天候の加減
で遅れることがある。さらに、輸出などをする場合には
、船便などの遅れも考慮に入れなければならない。
で遅れることがある。さらに、輸出などをする場合には
、船便などの遅れも考慮に入れなければならない。
そこで、エチレンガスを吸収して青果物の成y1を抑制
させる方法として、樹脂中にイオン交換能を有する多孔
質鉱物粒子、たとえば、ゼオライト粒子などが分散され
たシート材が提案されている、すなわち、このシート材
を袋状に形成してその中に青果物を収納し、この袋とと
もに、箱の中に収納するようにすれば、青果物から生成
したエチレンガスが輸送中に前記粒子によって吸着され
るため、青果物の鮮度が長く保たれるのである。
させる方法として、樹脂中にイオン交換能を有する多孔
質鉱物粒子、たとえば、ゼオライト粒子などが分散され
たシート材が提案されている、すなわち、このシート材
を袋状に形成してその中に青果物を収納し、この袋とと
もに、箱の中に収納するようにすれば、青果物から生成
したエチレンガスが輸送中に前記粒子によって吸着され
るため、青果物の鮮度が長く保たれるのである。
しかしながら、上記のような方法では、青果物を袋に詰
める作業が余分に必要であるため、作業性が悪いと言う
問題があった。
める作業が余分に必要であるため、作業性が悪いと言う
問題があった。
そこで、上記シート材を用いて箱を形成するようにすれ
ばよいのであるが、上記シート材の場合、樹脂のシート
であるので、腰が弱く箱などを形成することが困難であ
ると言う問題があった。
ばよいのであるが、上記シート材の場合、樹脂のシート
であるので、腰が弱く箱などを形成することが困難であ
ると言う問題があった。
この発明は、このような事情に鑑みて、腰が強くて箱な
どを形成することができ、しかも、エチレンガス等のガ
ス吸収能を有するガス吸収シート材を提供することを目
的としている。
どを形成することができ、しかも、エチレンガス等のガ
ス吸収能を有するガス吸収シート材を提供することを目
的としている。
この発明は、このような目的を達成するために、所望の
強度を備えるシート状祇基材の一側面にイオン交換能を
有する多孔質鉱物微粒子が分散された合成樹脂層重積層
するようにした。
強度を備えるシート状祇基材の一側面にイオン交換能を
有する多孔質鉱物微粒子が分散された合成樹脂層重積層
するようにした。
また、前記合成樹脂層の表面にさらに通気性を有するシ
ート状祇基材を積層するようにしてもよい。
ート状祇基材を積層するようにしてもよい。
上記構成によって、前記合成樹脂層が内壁面側に配置さ
れるようにしてガス吸収シート材を用いて箱を形成する
ことができる。
れるようにしてガス吸収シート材を用いて箱を形成する
ことができる。
以下に、この発明を、その実施例をあられす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
しつつ詳しく説明する。
第1図は第1の発明にかかるガス吸収シート材の1実施
例を横から見た断面であられしている。
例を横から見た断面であられしている。
図にみるように、このガス吸収シート材(A)は、シー
ト状祇基材(1)の−側面にイオン交換能を有する多孔
質鉱物微粒子が分散された合成樹脂層(2)が形成され
ている。
ト状祇基材(1)の−側面にイオン交換能を有する多孔
質鉱物微粒子が分散された合成樹脂層(2)が形成され
ている。
シート状祇基材(1)は、箱を成形するだけの強度を有
するものであれば特に限定されない。
するものであれば特に限定されない。
合成樹脂層(2)は、合成樹脂(21)中にイオン交換
能を有する多孔質鉱物微粒子(22)が分散されている
。
能を有する多孔質鉱物微粒子(22)が分散されている
。
合成樹脂(21)としては、特に限定されないが、たと
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン。
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン。
ポリブタジェン、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル、ポリ
アミド等が挙げられる。
アミド等が挙げられる。
イオン交換能を有する多孔質鉱物微粒子(22)として
は、特に限定されないが、ゼオライト。
は、特に限定されないが、ゼオライト。
クリストバライト、珊瑚、医玉石、麦飯石、大谷石など
のセラミック粒子等が挙げられ、その径が数μm以下の
細かいものであることが好ましい。
のセラミック粒子等が挙げられ、その径が数μm以下の
細かいものであることが好ましい。
このガス吸収シート材(A)は、シート状祇基材(1)
が充分な強度を有するため、第2図にみるように、箱(
9)を形成することができる。
が充分な強度を有するため、第2図にみるように、箱(
9)を形成することができる。
この箱(9)は、ガス吸収シート材(A)を所望の形状
に切断し、合成樹脂層(2)が箱内壁面となるように組
み立てることによって形成されている。
に切断し、合成樹脂層(2)が箱内壁面となるように組
み立てることによって形成されている。
したがって、この箱(9)は、従来のように、エチレン
ガス吸収能のある袋に入れると言う煩わしい作業をする
ことなく、箱(9)に青果物(8)を直接収容するだけ
で、青果物(8)から発生するエチレンガスが多孔質鉱
物微粒子(22)に吸収されるため、青果物(8)がエ
チレンガスによって輸送中の成熟することを抑制できる
。
ガス吸収能のある袋に入れると言う煩わしい作業をする
ことなく、箱(9)に青果物(8)を直接収容するだけ
で、青果物(8)から発生するエチレンガスが多孔質鉱
物微粒子(22)に吸収されるため、青果物(8)がエ
チレンガスによって輸送中の成熟することを抑制できる
。
このガス吸収シート材(A)は、多孔質鉱物微粒子(2
2)が分散された合成樹脂を溶融して、通常のラミネー
ト紙の製造方法と同様にしてシート状祇基材(1)の表
面にラミネートすることにより形成される。
2)が分散された合成樹脂を溶融して、通常のラミネー
ト紙の製造方法と同様にしてシート状祇基材(1)の表
面にラミネートすることにより形成される。
第3図は第2の発明にかかるガス吸収シート材の1実施
例を横から見た断面であられしている。
例を横から見た断面であられしている。
図にみるように、このガス吸収シート材(B)は、通気
性を有する紙基材(4)、および、所望の強度と可塑性
を備えるシート状基材(5)が合成樹脂層(2)を間に
介して積層されている。
性を有する紙基材(4)、および、所望の強度と可塑性
を備えるシート状基材(5)が合成樹脂層(2)を間に
介して積層されている。
シート状基材(5)としては、箱等を形成できる所望の
強度を有するとともに可塑性を備えたものであれば、特
に限定されない。たとえば、第1の発明と同様に紙基材
や金属箔張り紙シート等が挙げられる。
強度を有するとともに可塑性を備えたものであれば、特
に限定されない。たとえば、第1の発明と同様に紙基材
や金属箔張り紙シート等が挙げられる。
通気性を有する紙基材(4)としては、特に限定されな
い。たとえば、和紙様のものや通気性の無い祇シートに
小孔を多数穿孔して通気性を付与したようなものが挙げ
られる。
い。たとえば、和紙様のものや通気性の無い祇シートに
小孔を多数穿孔して通気性を付与したようなものが挙げ
られる。
このガス吸収シート材(B)は、第1の発明のガス吸収
シート材(A)と同様に通気性を有する紙基材(4)が
内壁面となるようにして箱を形成すれば、従来のように
、エチレンガス吸収能のある袋に入れると言う煩わしい
作業をする必要がなくなる。すなわち、箱(9)に青果
物(8)を直接収容するだけで、青果物(8)から発生
するエチレンガスが多孔質鉱物微粒子(22)に吸収さ
れるため、青果物(8)がエチレンガスによって輸送中
の成熟することを抑制することができるのである。
シート材(A)と同様に通気性を有する紙基材(4)が
内壁面となるようにして箱を形成すれば、従来のように
、エチレンガス吸収能のある袋に入れると言う煩わしい
作業をする必要がなくなる。すなわち、箱(9)に青果
物(8)を直接収容するだけで、青果物(8)から発生
するエチレンガスが多孔質鉱物微粒子(22)に吸収さ
れるため、青果物(8)がエチレンガスによって輸送中
の成熟することを抑制することができるのである。
このガス吸収シート材(B)は、通常、通気性を有する
紙基材(4)と所望の強度と可塑性を備えるシート状基
材(5)との間に多孔質鉱物微粒子(22)が分散され
た合成樹脂を溶融した状態で挟み込んで積層することで
形成される。
紙基材(4)と所望の強度と可塑性を備えるシート状基
材(5)との間に多孔質鉱物微粒子(22)が分散され
た合成樹脂を溶融した状態で挟み込んで積層することで
形成される。
また、シート状基材(5)を金属箔張り紙シートにすれ
ば、箱の装飾性や防水性を高めたりすることができる。
ば、箱の装飾性や防水性を高めたりすることができる。
もちろん、シート状基材(5)として紙基材を用いその
表面に塗装をして装飾を施すようにしても構わない。
表面に塗装をして装飾を施すようにしても構わない。
さらに、このガス吸収シート材CB)は、第4図にみる
ように、ダンボール(6)のライナーとして用いること
もできる。ライナーとして用いる場合には、シート状基
材(5)側をコルゲート部(62)に接着するようにす
ればよい。もちろん、このダンボールを用いて箱を形成
するようにしてもよい。
ように、ダンボール(6)のライナーとして用いること
もできる。ライナーとして用いる場合には、シート状基
材(5)側をコルゲート部(62)に接着するようにす
ればよい。もちろん、このダンボールを用いて箱を形成
するようにしてもよい。
なお、通常のダンボール製造方法では、コルゲート部(
62)にライナーを接着する際に熱器により加圧するの
で、第1の発明にかかるガス吸収シート材(A)のよう
に、表面に合成樹脂層(2)が露出しているようなシー
ト材では、熱器にガス吸収シート材(A)が張り付いて
しまい、製造できないと言う問題力Zある。しかし、こ
のガス吸収シート材(B)は、合成樹脂層(2)が直接
熱盤に触れることがないため、通常の製造方法でダンボ
ールを製造することができる。
62)にライナーを接着する際に熱器により加圧するの
で、第1の発明にかかるガス吸収シート材(A)のよう
に、表面に合成樹脂層(2)が露出しているようなシー
ト材では、熱器にガス吸収シート材(A)が張り付いて
しまい、製造できないと言う問題力Zある。しかし、こ
のガス吸収シート材(B)は、合成樹脂層(2)が直接
熱盤に触れることがないため、通常の製造方法でダンボ
ールを製造することができる。
この発明にかかるガス吸収シート材は、上記の実施例に
限定されない。
限定されない。
たとえば、上記の実施例では、ガス吸収シート材を用い
て箱を形成するようにしていたが、家庭用等のゴミ袋を
形成するようにしてもよい。ゴミ袋とすることにより、
多孔質鉱物微粒子がゴミから発生するアンモニア臭など
の悪臭を吸収して周囲に悪臭も撒き散らさないようにす
ることができる。しかも、合成樹脂のみからなるゴミ袋
では、燃やしにくくその高い発熱量によって焼却炉が傷
んだりすると言う問題があるが、このガス吸収シート材
を用いたゴミ袋は、紙基材が積層されているので着火し
やすく発熱量も低いため、焼却のコストを下げることも
できる。
て箱を形成するようにしていたが、家庭用等のゴミ袋を
形成するようにしてもよい。ゴミ袋とすることにより、
多孔質鉱物微粒子がゴミから発生するアンモニア臭など
の悪臭を吸収して周囲に悪臭も撒き散らさないようにす
ることができる。しかも、合成樹脂のみからなるゴミ袋
では、燃やしにくくその高い発熱量によって焼却炉が傷
んだりすると言う問題があるが、このガス吸収シート材
を用いたゴミ袋は、紙基材が積層されているので着火し
やすく発熱量も低いため、焼却のコストを下げることも
できる。
この発明にかかるガス吸収シート材は、以上のように構
成されているので、所望の形状に切断し組み立てること
により箱等の成形品を自由に形成することができる。し
たがって、この箱等の成形品に青果物等の収容するだけ
で、収容物が発生するガスを吸収することができて、従
来のような袋に収容すると言う作業をなくすことができ
る。
成されているので、所望の形状に切断し組み立てること
により箱等の成形品を自由に形成することができる。し
たがって、この箱等の成形品に青果物等の収容するだけ
で、収容物が発生するガスを吸収することができて、従
来のような袋に収容すると言う作業をなくすことができ
る。
第1図は第1の発明にかかるガス吸収シート材の1実施
例をあられす側断面図、第2図はそのガス吸収シート材
から形成された箱の斜視図、第3図は第2の発明にかか
るガス吸収シート材の1実施例をあられす側断面図、第
4図はそのガス吸収シート材から形成されたダンボール
の側断面図である。 (A)、 (B)・・・ガス吸収シート材 (1)・
・・シート状紙基材 (2)・・・合成樹脂層 (4)
・・・通気性を有する紙基材 (5)・・・シート状基
材(21)・・・合成樹脂 (22)・・・多孔質鉱物
微粒子
例をあられす側断面図、第2図はそのガス吸収シート材
から形成された箱の斜視図、第3図は第2の発明にかか
るガス吸収シート材の1実施例をあられす側断面図、第
4図はそのガス吸収シート材から形成されたダンボール
の側断面図である。 (A)、 (B)・・・ガス吸収シート材 (1)・
・・シート状紙基材 (2)・・・合成樹脂層 (4)
・・・通気性を有する紙基材 (5)・・・シート状基
材(21)・・・合成樹脂 (22)・・・多孔質鉱物
微粒子
Claims (3)
- (1)所望の強度を備えるシート状紙基材の一側面にイ
オン交換能を有する多孔質鉱物微粒子が分散された合成
樹脂層が積層されているガス吸収シート材。 - (2)通気性を有する紙基材、および、所望の強度と可
塑性を備えるシート状基材とがイオン交換能を有する多
孔質鉱物微粒子が分散された合成樹脂層を介して積層さ
れているガス吸収シート材。 - (3)所望の強度と可塑性を備えるシート状基材が金属
箔張り紙シートである請求項第2項記載のガス吸収シー
ト材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11437088A JPH01294459A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | ガス吸収シート材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11437088A JPH01294459A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | ガス吸収シート材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01294459A true JPH01294459A (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=14636005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11437088A Pending JPH01294459A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | ガス吸収シート材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01294459A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014004667A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 隔離作業装置および隔離作業装置の作業方法 |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP11437088A patent/JPH01294459A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014004667A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 隔離作業装置および隔離作業装置の作業方法 |
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