JPH01294191A - エレベータの戸の保守点検装置 - Google Patents
エレベータの戸の保守点検装置Info
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- JPH01294191A JPH01294191A JP12540488A JP12540488A JPH01294191A JP H01294191 A JPH01294191 A JP H01294191A JP 12540488 A JP12540488 A JP 12540488A JP 12540488 A JP12540488 A JP 12540488A JP H01294191 A JPH01294191 A JP H01294191A
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 9
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はエレベータの戸の保守点検を行なうエレベー
タの戸の保守点検装置に関するものでおる。
タの戸の保守点検装置に関するものでおる。
[従来の技術]
第3図は通常のエレベータの戸の全閉状態を示す概念図
である。
である。
図において、(21)は乗場、(22)は乗場側に設け
られた乗場の戸、(23)はエレベータの枠体及び壁、
(24)は乗場の戸(22)に戸閉力を与えるバネ等の
クローザ、(25)はかごの戸(32)と乗場の戸(2
2)を係合させて動作させる乗場の戸(22)側の係合
装置、(35)はかごの戸(32)側の係合装置である
。前記かどの戸(32)と乗場の戸(22)の仝閉位置
では、乗場の戸(22)側の係合装置(25)とかごの
戸(32)側の係合装置(35)との間は、その垂直方
向を移動自在とし、垂直方向のエレベータの走行を可能
とする。そして、全閉位置以外では隙間をなくし、かご
の戸(32)と乗場の戸(22)の同時開閉を可能にす
る。(31)はエレベータのかご、(32)はかごの戸
、(33)はかごの戸(32)を駆動するベルト、(1
4)はベルト(33)を介してかごの戸(32)を開閉
するモータである。
られた乗場の戸、(23)はエレベータの枠体及び壁、
(24)は乗場の戸(22)に戸閉力を与えるバネ等の
クローザ、(25)はかごの戸(32)と乗場の戸(2
2)を係合させて動作させる乗場の戸(22)側の係合
装置、(35)はかごの戸(32)側の係合装置である
。前記かどの戸(32)と乗場の戸(22)の仝閉位置
では、乗場の戸(22)側の係合装置(25)とかごの
戸(32)側の係合装置(35)との間は、その垂直方
向を移動自在とし、垂直方向のエレベータの走行を可能
とする。そして、全閉位置以外では隙間をなくし、かご
の戸(32)と乗場の戸(22)の同時開閉を可能にす
る。(31)はエレベータのかご、(32)はかごの戸
、(33)はかごの戸(32)を駆動するベルト、(1
4)はベルト(33)を介してかごの戸(32)を開閉
するモータである。
次に、上記第3図に示したエレベータの戸の動作を説明
する。
する。
かごの戸(32)と乗場の戸(22)の全閉位置で係合
装置(25)及び(35)が、その相互間に隙間を作る
と、かごの戸(32)は最後までモータ(14)により
閉じられ、乗場の戸(22)はクローザ(24)の力に
より閉じられる。クローザ(24)の戸閉力は、保守点
検作業の安全性及び作業能率への配慮から、数キログラ
ム程度に設定され、あまり大きくはできない。また、か
ごの戸(32)の戸閉力も、乗客が挟み込まれたときの
安全性の配慮から、あまり大きくはできない(通常5キ
ログラム程度)。
装置(25)及び(35)が、その相互間に隙間を作る
と、かごの戸(32)は最後までモータ(14)により
閉じられ、乗場の戸(22)はクローザ(24)の力に
より閉じられる。クローザ(24)の戸閉力は、保守点
検作業の安全性及び作業能率への配慮から、数キログラ
ム程度に設定され、あまり大きくはできない。また、か
ごの戸(32)の戸閉力も、乗客が挟み込まれたときの
安全性の配慮から、あまり大きくはできない(通常5キ
ログラム程度)。
しかし、全閉付近は、原理上、戸路ヤレールにごみが集
まりやすく、ごみづまりにより、戸が全閉できなくなっ
て、全閉検出スイッチが動作しなくなり、エレベータが
使用できなくなる場合がめる。そのため、保守点検作業
時には、かごの戸(32)はもちろん、全階の乗場の戸
(22)の点検をする必要があり、非常な労力を要する
ことになる。
まりやすく、ごみづまりにより、戸が全閉できなくなっ
て、全閉検出スイッチが動作しなくなり、エレベータが
使用できなくなる場合がめる。そのため、保守点検作業
時には、かごの戸(32)はもちろん、全階の乗場の戸
(22)の点検をする必要があり、非常な労力を要する
ことになる。
ここで、ごみづまりにより、戸が全閉できなくなる場合
について説明する。
について説明する。
第4図(a)はエレベータの乗場の戸のレール上におけ
る戸の全閉及び全閉位置にごみが集まった状態を示す説
明図、第4図(b)はエレベータの乗場の戸のレール上
における戸の全閉及び全閉位置にごみがない状態を示す
説明図である。
る戸の全閉及び全閉位置にごみが集まった状態を示す説
明図、第4図(b)はエレベータの乗場の戸のレール上
における戸の全閉及び全閉位置にごみがない状態を示す
説明図である。
特に、第4図(a)は、こみ(29)がレール(28)
上の戸の仝閉、全閉位置に集まり、乗場の戸(22)が
全閉できず、乗場の戸(22)の鎖錠装置(3)、それ
に付属する全閉検出スイッチ(3a)、(3b)が動作
できない状態を示すものである。なお、図中、(27)
は戸のハンガーのローラであり、このローラ(27)の
−点鎖線は、戸が全閉できない状態を示している。
上の戸の仝閉、全閉位置に集まり、乗場の戸(22)が
全閉できず、乗場の戸(22)の鎖錠装置(3)、それ
に付属する全閉検出スイッチ(3a)、(3b)が動作
できない状態を示すものである。なお、図中、(27)
は戸のハンガーのローラであり、このローラ(27)の
−点鎖線は、戸が全閉できない状態を示している。
また、第4図(b)は、こみ(29)がレール(2B)
上の戸の全閉、全閉位置になく、乗場の戸(22〉が仝
閉及び全閉した状態を示すものでおる。そして、第4図
(a)と第4図(b)との間の距離(イ)、(ロ)分が
、こみ(29)により戸が全閉、全閉できなくなった距
離を示している。
上の戸の全閉、全閉位置になく、乗場の戸(22〉が仝
閉及び全閉した状態を示すものでおる。そして、第4図
(a)と第4図(b)との間の距離(イ)、(ロ)分が
、こみ(29)により戸が全閉、全閉できなくなった距
離を示している。
そして、第5図及び第6図は従来のエレベータの戸の開
閉制御を行なう電気回路図である。
閉制御を行なう電気回路図である。
第5図において、(30)はエレベータの制御を行なう
エレベータ制御回路、(3al )〜(3an)は各階
の鎖錠装置(3)に連動した乗場の戸閉まり検出スイッ
チ、(35)はかごの戸閉まり検出スイッチ、(36)
はかごの戸全閉検出スイッチで、いずれもエレベータの
戸の制御回路の信号として用いられる。
エレベータ制御回路、(3al )〜(3an)は各階
の鎖錠装置(3)に連動した乗場の戸閉まり検出スイッ
チ、(35)はかごの戸閉まり検出スイッチ、(36)
はかごの戸全閉検出スイッチで、いずれもエレベータの
戸の制御回路の信号として用いられる。
また、第6図において、(9)は戸の位置検出回路であ
り、上記の各階の鎖錠装置(3)に連動した乗場の戸閉
まり検出スイッチ(3al)〜(3an) 、かごの戸
閉まり検出スイッチ(35)、かごの戸全閉検出スイッ
チ(36)を全て含み、戸の位置を検出するものである
。(10)は戸の位置検出回路(9)からの出力信号に
より戸の速度を指令する速度指令回路、(15)はモー
タの回転速度を検出する回転速度検出器、(11)は回
転速度検出器(15)と速度指令回路(10)からの速
度指令の差を演算し、モータ(14)を制御する差動増
幅器、(12)は安全上の見地からモータ(14)のト
ルクを制限するトルクリミッタ、(13)は電力増幅器
である。
り、上記の各階の鎖錠装置(3)に連動した乗場の戸閉
まり検出スイッチ(3al)〜(3an) 、かごの戸
閉まり検出スイッチ(35)、かごの戸全閉検出スイッ
チ(36)を全て含み、戸の位置を検出するものである
。(10)は戸の位置検出回路(9)からの出力信号に
より戸の速度を指令する速度指令回路、(15)はモー
タの回転速度を検出する回転速度検出器、(11)は回
転速度検出器(15)と速度指令回路(10)からの速
度指令の差を演算し、モータ(14)を制御する差動増
幅器、(12)は安全上の見地からモータ(14)のト
ルクを制限するトルクリミッタ、(13)は電力増幅器
である。
次に、上記第5図と第6図に示す従来のエレベータの戸
の開閉制御を行なう電気回路図の動作説明を行なう。
の開閉制御を行なう電気回路図の動作説明を行なう。
戸の位置検出回路(9)は、現在停止している階床の乗
場の戸閉まり検出スイッチ(3al )〜(3an)が
、乗場の戸(22)の閉まりを検出し、かごの戸全閉検
出スイッチ(36)が、かごの戸(32)の全閉を検出
しない時に、速度指令回路(10)に対して指令信号を
発生し、速度指令回路(10)からの所定の指令に基づ
いて、モータ(14)は回転制御される。ここで、乗場
の戸(22)及び/またはかごの戸(32)にごみがつ
まると、戸の位置検出回路(9)からの出力信号が発生
せず、速度指令回路(10)も動作しない。このため、
モータ(14)も回転しなくなる。
場の戸閉まり検出スイッチ(3al )〜(3an)が
、乗場の戸(22)の閉まりを検出し、かごの戸全閉検
出スイッチ(36)が、かごの戸(32)の全閉を検出
しない時に、速度指令回路(10)に対して指令信号を
発生し、速度指令回路(10)からの所定の指令に基づ
いて、モータ(14)は回転制御される。ここで、乗場
の戸(22)及び/またはかごの戸(32)にごみがつ
まると、戸の位置検出回路(9)からの出力信号が発生
せず、速度指令回路(10)も動作しない。このため、
モータ(14)も回転しなくなる。
通常は、この種の上記の従来のエレベータの戸及びその
電気回路は、ごみ等の防止のために、カバーされている
ことが多かった。
電気回路は、ごみ等の防止のために、カバーされている
ことが多かった。
[発明が解決しようとする課題]
従来のエレベータの戸及びその電気回路は、以上のよう
に構成されているので、保守点検作業の際には、ごみ等
の防止のためのカバーをすべて取外して点検しなければ
ならず、相当な労力を必要としていた。
に構成されているので、保守点検作業の際には、ごみ等
の防止のためのカバーをすべて取外して点検しなければ
ならず、相当な労力を必要としていた。
そこで、この発明はエレベータの戸の状態を検出し、最
適な保守点検ができるエレベータの戸の保守点検装置の
提供を課題とするものでおる。
適な保守点検ができるエレベータの戸の保守点検装置の
提供を課題とするものでおる。
[課題を解決するための手段]
この発明にかかるエレベータの戸の保守点検装置は、時
計回路(1)により、乗客がエレベータを利用しない時
間帯を検出し、この時計回路(1)の出力によりチェッ
ク動作指令回路(2)に動作指令を発生させ、このチェ
ック動作指令回路(2)からの動作指令によりカウンタ
(4)を計数可能とし、上記カウンタ(4)の計数開始
端子に戸の全閉付近の適当な位置点を検出するエレベー
タの戸の位置検出回路(9)を接続し、上記カウンタ(
4)のh1数停止端子にエレベータの戸閉まり検出スイ
ッチ(3al)〜(3an)を接続したものである。
計回路(1)により、乗客がエレベータを利用しない時
間帯を検出し、この時計回路(1)の出力によりチェッ
ク動作指令回路(2)に動作指令を発生させ、このチェ
ック動作指令回路(2)からの動作指令によりカウンタ
(4)を計数可能とし、上記カウンタ(4)の計数開始
端子に戸の全閉付近の適当な位置点を検出するエレベー
タの戸の位置検出回路(9)を接続し、上記カウンタ(
4)のh1数停止端子にエレベータの戸閉まり検出スイ
ッチ(3al)〜(3an)を接続したものである。
[作用]
この発明におけるカウンタ(4)は、チェック動作指令
回路(2)からの動作指令により計数可能となり、計数
開始端子に接続した戸の全閉付近の適当な位置点を検出
するエレベータの戸の位置検出回路(9)の検出出力の
発生時点から、計数停止端子に接続したエレベータの戸
閉まり検出スイッチ(3al )〜(3an)の検出出
力の発生時点までの時間を検出し、接続の回路により、
その時間の長さをもとに、ごみづまりによる、エレベー
タの戸の保守点検の必要があるか否かを判定する。
回路(2)からの動作指令により計数可能となり、計数
開始端子に接続した戸の全閉付近の適当な位置点を検出
するエレベータの戸の位置検出回路(9)の検出出力の
発生時点から、計数停止端子に接続したエレベータの戸
閉まり検出スイッチ(3al )〜(3an)の検出出
力の発生時点までの時間を検出し、接続の回路により、
その時間の長さをもとに、ごみづまりによる、エレベー
タの戸の保守点検の必要があるか否かを判定する。
[実施例]
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるエレベータの戸の保
守点検装置を示す電気回路のブロック図で、第2図は第
1図のカウンタ部分の出力を示すタイムチャートである
。
守点検装置を示す電気回路のブロック図で、第2図は第
1図のカウンタ部分の出力を示すタイムチャートである
。
図において、(1)は乗客がエレベータを利用しない時
間帯に、戸の保守点検装置を動作させる時計回路、(2
)はエレベータの戸に対するチェック動作を指令するチ
ェック動作指令回路、(3al)〜(3an)は各階の
鎖錠装置(3)に連動した乗場の戸閉まり検出スイッチ
、(4)はカウンタで、例えば、戸の位置検出回路(9
)から発生 1する戸の全閉付近の任意に選択決定さ
れた位置点から、乗場の戸閉まり検出スイッチ(3al
)〜(3an)が動作するまでの時間を計数する。(
5)はかごの現在位置信号を発生する階床信号発生回路
、(6)はカウンタ(4)の出力と階床信号発生回路(
5)に基づくチェックした階床を記憶する記憶回路、(
7)は記憶回路(6)の記憶内容が一定値を越えたら、
保守要求信号を発生する保守要求信号発生回路、(8)
は通常、保守コンピュータに内蔵されており、記憶回路
(6)の記憶内容及び保守要求信号発生回路(7)の出
力を表示する表示装置でおる。
間帯に、戸の保守点検装置を動作させる時計回路、(2
)はエレベータの戸に対するチェック動作を指令するチ
ェック動作指令回路、(3al)〜(3an)は各階の
鎖錠装置(3)に連動した乗場の戸閉まり検出スイッチ
、(4)はカウンタで、例えば、戸の位置検出回路(9
)から発生 1する戸の全閉付近の任意に選択決定さ
れた位置点から、乗場の戸閉まり検出スイッチ(3al
)〜(3an)が動作するまでの時間を計数する。(
5)はかごの現在位置信号を発生する階床信号発生回路
、(6)はカウンタ(4)の出力と階床信号発生回路(
5)に基づくチェックした階床を記憶する記憶回路、(
7)は記憶回路(6)の記憶内容が一定値を越えたら、
保守要求信号を発生する保守要求信号発生回路、(8)
は通常、保守コンピュータに内蔵されており、記憶回路
(6)の記憶内容及び保守要求信号発生回路(7)の出
力を表示する表示装置でおる。
また、(9)〜(15)は、従来例の第6図に記載のも
のと同様のものであり、即ち、(9)は戸の位置検出回
路、(1o)は戸の速度を指令する速度指令回路、(1
1)は差動増幅器、(12)はトルクリミッタ、(13
)は電力増幅器、(14)はモータ、(15)は回転速
度検出器である。
のと同様のものであり、即ち、(9)は戸の位置検出回
路、(1o)は戸の速度を指令する速度指令回路、(1
1)は差動増幅器、(12)はトルクリミッタ、(13
)は電力増幅器、(14)はモータ、(15)は回転速
度検出器である。
次に、この発明の実施例によるエレベータの戸の保守点
検装置の動作について説明する。
検装置の動作について説明する。
乗客がエレベータを利用しない時間帯に、戸の保守点検
装置を動作させる時計回路(1)からの出力により、チ
ェック動作指令回路(2)が動作指令を発生すると、速
度指令回路(10)とトルクリミッタ(12)は、通常
より低い値にモータ電流を制御し、このことにより、慣
性力の影響をできるだけなくし、ごみ等による走行抵抗
の影響を検出しやすくすることができる。また、カウン
タ(4)は、チェック動作指令回路(2)からの動作指
令により計数可能となる。そして、このカウンタ(4)
の計数開始端子(セット入力端子)には、各乗場の戸の
位置検出回路(9)のうちの1個から発生する乗場の戸
(22)の全閉付近の適当な位置点を示す信号が、計数
停止端子(リセット入力端子)には、各乗場の戸閉まり
検出スイッチ<3al)〜(3arl)からの信号のう
ちの1個が供給される。
装置を動作させる時計回路(1)からの出力により、チ
ェック動作指令回路(2)が動作指令を発生すると、速
度指令回路(10)とトルクリミッタ(12)は、通常
より低い値にモータ電流を制御し、このことにより、慣
性力の影響をできるだけなくし、ごみ等による走行抵抗
の影響を検出しやすくすることができる。また、カウン
タ(4)は、チェック動作指令回路(2)からの動作指
令により計数可能となる。そして、このカウンタ(4)
の計数開始端子(セット入力端子)には、各乗場の戸の
位置検出回路(9)のうちの1個から発生する乗場の戸
(22)の全閉付近の適当な位置点を示す信号が、計数
停止端子(リセット入力端子)には、各乗場の戸閉まり
検出スイッチ<3al)〜(3arl)からの信号のう
ちの1個が供給される。
第2図はカウンタ(4)の出力を示すタイムチャートで
あり、カウンタ(4)が図示しないクロックパルスをカ
ウントすることにより、各乗場の戸の位置検出回路(9
)のうちの1fl!iIから発生する戸の全閉付近の適
当な位置点から、各乗場の戸閉まり検出スイッチ(3a
l)〜(3an)のうちの1個が動作するまでの時間を
カウントすると、カウンタ(4)の通常の出力は、(ハ
)の時間であるのに対し、ごみづまりにより、走行抵抗
が増加すると、2点鎖線のようになり、(ニ)に示す時
間のように時間が長く変化する。このことにより、ごみ
づまりの発生を検出でき、保守点検の必要なことを知る
ことができる。
あり、カウンタ(4)が図示しないクロックパルスをカ
ウントすることにより、各乗場の戸の位置検出回路(9
)のうちの1fl!iIから発生する戸の全閉付近の適
当な位置点から、各乗場の戸閉まり検出スイッチ(3a
l)〜(3an)のうちの1個が動作するまでの時間を
カウントすると、カウンタ(4)の通常の出力は、(ハ
)の時間であるのに対し、ごみづまりにより、走行抵抗
が増加すると、2点鎖線のようになり、(ニ)に示す時
間のように時間が長く変化する。このことにより、ごみ
づまりの発生を検出でき、保守点検の必要なことを知る
ことができる。
そして、カウンタ(4)の出力は、階床信号発生回路(
5)からの各階の階床信号と共に記憶回路(6)に記憶
され、この記憶内容は、表示装置(8)により表示され
る。また、記憶回路(6〉の記憶内容は、保守要求信号
発生回路(7)にも供給され、この保守要求信号発生回
路(7)は記憶回路(6)の記憶内容である時間信号よ
り、保守要求信号を発生するべきか否かを判定する。こ
の保守要求信号発生回路(7)の出力信号も、表示装置
(8)に供給されて表示される。
5)からの各階の階床信号と共に記憶回路(6)に記憶
され、この記憶内容は、表示装置(8)により表示され
る。また、記憶回路(6〉の記憶内容は、保守要求信号
発生回路(7)にも供給され、この保守要求信号発生回
路(7)は記憶回路(6)の記憶内容である時間信号よ
り、保守要求信号を発生するべきか否かを判定する。こ
の保守要求信号発生回路(7)の出力信号も、表示装置
(8)に供給されて表示される。
なあ、第1図及び第2図は乗場の戸(22)について説
明したが、かごの戸(32)の全閉、全閉位置のチェッ
クも同様に実施することができる。
明したが、かごの戸(32)の全閉、全閉位置のチェッ
クも同様に実施することができる。
また、上記実施例ではチェックする時の戸速を低い方に
とったが、戸速を高くしてチェックすれば、逆に、走行
抵抗減による戸開閉終端の戸の跳返りを予防する保守要
求信号を出すことも可能でめる。
とったが、戸速を高くしてチェックすれば、逆に、走行
抵抗減による戸開閉終端の戸の跳返りを予防する保守要
求信号を出すことも可能でめる。
そして、時計回路(1)により、戸の保守点検装置を動
作させたが、かご内に乗客がいないことを検出して、戸
の保守点検装置を動作させることもできる。
作させたが、かご内に乗客がいないことを検出して、戸
の保守点検装置を動作させることもできる。
更に、保守要求信号は電話回線等により、保守センタに
そのデータを送り、保守計画、治工具の準備に役立てる
ことも可能である。
そのデータを送り、保守計画、治工具の準備に役立てる
ことも可能である。
[発明の効果]
以上のように、この発明のエレベータの戸の保守点検装
置によれば、時計回路により乗客がエレベータを利用し
ない時間帯を検出し、この時計回路の出力信号により動
作するチェック動作指令回路からの動作指令により、カ
ウンタを計数可能とし、カウンタに接続した戸の全閉付
近の適当な位置点を検出するエレベータの戸の位置検出
回路の検出出力の計数発生時点から、カウンタに接続し
たエレベータの戸閉まり検出スイッチの検出出力の計数
停止時点までの時間を、カウンタで検出するように構成
したので、エレベータの利用を阻害することなく、エレ
ベータの戸の保守点検を、確実に行なうことができる、
安全性の高い装置が得られる。
置によれば、時計回路により乗客がエレベータを利用し
ない時間帯を検出し、この時計回路の出力信号により動
作するチェック動作指令回路からの動作指令により、カ
ウンタを計数可能とし、カウンタに接続した戸の全閉付
近の適当な位置点を検出するエレベータの戸の位置検出
回路の検出出力の計数発生時点から、カウンタに接続し
たエレベータの戸閉まり検出スイッチの検出出力の計数
停止時点までの時間を、カウンタで検出するように構成
したので、エレベータの利用を阻害することなく、エレ
ベータの戸の保守点検を、確実に行なうことができる、
安全性の高い装置が得られる。
第1図はこの発明の一実施例によるエレベータの戸の保
守点検装置を示す電気回路のブロック図、第2図は第1
図のカウンタ部分の出力を示すタイムチャート、第3図
は通常のエレベータの戸を示す概念図、第4図はエレベ
ータの乗場の戸のレール上におけるごみの集まりを示す
説明図、第5図及び第6図は従来のエレベータの戸の開
閉制御を行なう電気回路図である。 図において、 1:時計回路、 2:チェック動作指令回路、 3al〜3an:戸閉まり検出スイッチ、4:カウンタ
、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。 代理人 弁理士 大吉 層相 外2名 第2図 手続補正書(自発)
守点検装置を示す電気回路のブロック図、第2図は第1
図のカウンタ部分の出力を示すタイムチャート、第3図
は通常のエレベータの戸を示す概念図、第4図はエレベ
ータの乗場の戸のレール上におけるごみの集まりを示す
説明図、第5図及び第6図は従来のエレベータの戸の開
閉制御を行なう電気回路図である。 図において、 1:時計回路、 2:チェック動作指令回路、 3al〜3an:戸閉まり検出スイッチ、4:カウンタ
、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。 代理人 弁理士 大吉 層相 外2名 第2図 手続補正書(自発)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 乗客がエレベータを利用しない時間帯に戸の保守点検装
置を動作させる時計回路と、 前記時計回路の出力により動作指令を発生するチェック
動作指令回路と、 前記チェック動作指令回路からの動作指令により計数可
能となるカウンタと、 前記カウンタの計数動作を開始させる戸の全閉付近の適
当な位置点を検出するエレベータの戸の位置検出回路と
、 前記カウンタの計数動作を停止させるエレベータの戸閉
まり検出スイッチと、 を具備したことを特徴とするエレベータの戸の保守点検
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12540488A JPH0764502B2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | エレベータの戸の保守点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12540488A JPH0764502B2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | エレベータの戸の保守点検装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01294191A true JPH01294191A (ja) | 1989-11-28 |
JPH0764502B2 JPH0764502B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=14909282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12540488A Expired - Lifetime JPH0764502B2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | エレベータの戸の保守点検装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764502B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0558569A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-09 | Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd | エレベータの点検運転装置 |
JPH05186153A (ja) * | 1992-01-14 | 1993-07-27 | Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd | エレベーターの診断運転装置 |
EP0981195A2 (en) * | 1998-08-20 | 2000-02-23 | GUNTON, Bruce Stanley | Control arrangement for aperture closures |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP12540488A patent/JPH0764502B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0558569A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-09 | Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd | エレベータの点検運転装置 |
JPH05186153A (ja) * | 1992-01-14 | 1993-07-27 | Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd | エレベーターの診断運転装置 |
EP0981195A2 (en) * | 1998-08-20 | 2000-02-23 | GUNTON, Bruce Stanley | Control arrangement for aperture closures |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0764502B2 (ja) | 1995-07-12 |
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Date | Code | Title | Description |
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