JPH01293245A - 自動車用給湯装置 - Google Patents

自動車用給湯装置

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JPH01293245A
JPH01293245A JP12245088A JP12245088A JPH01293245A JP H01293245 A JPH01293245 A JP H01293245A JP 12245088 A JP12245088 A JP 12245088A JP 12245088 A JP12245088 A JP 12245088A JP H01293245 A JPH01293245 A JP H01293245A
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JP
Japan
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case
outer case
switch
container
pot body
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Pending
Application number
JP12245088A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Nakagawa
充 中川
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1匪Ω亘皿 [産業上の利用分野] 本発明は、車室内での給湯に有効な自動車用給湯装置に
関する。
[従来の技術] 従来の車載用電気給湯器は、汎用性をもたせる目的によ
り、電源の取り出しを車両インパネ部に配設されたシガ
ライタ一部より、シガプラグによって行われているもの
がある。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来技術は、サイドウィンド一部に引掛けられ
たポット本体部までの間を、該シガブラグに連結される
電線が横断する位置関係となり、例えは、運転者が運転
操作をする際の支障となったり、乗降の支障になる等の
不具合を有していた。
また、車両走行時の振動等の環境条件から、電力の供給
の不具合、蓋のはずれ等の不具合を有していた。
本発明は、簡単な装置構成で、車両走行時の振動等の環
境条件から悪影響を受けない電力の供給、装置の機緘的
固定および車室内での良好な操作性を好適に実現可能な
自動軍用給湯装置の提供を目的とする。
&旦凪!皿 [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するためになされた本発明は、開口部を
介して外部に解放される収納室、上記開口部近傍に配設
された開閉器および上記収納室内部に配設されて外部電
源から上記開閉器を介して電力の供給を受ける給電端子
を有するケースと、内部に貯蔵した液体を加熱可能な位
置に配設された電気発熱部および該電気発熱部に接続さ
れて上記ケースの給電端子と対向する位置に配設された
受電端子を有し、上記ケースの開口部から収納室に嵌入
される容器と、 上記給電端子と上記受電端子とが電気的に接続する接続
位置で上記容器を上記ケースの収納室に固定する固定部
および上記開閉器を導通させる係合部を有し、上記ケー
スの開口部に冠着する蓋と、を備えたことを特撮とする
自動車用給湯装置を要旨とするものである。
[作用] 本発明の自動車用給湯装置は、ケースの開口部を介して
外部に解放される収納室内部に、外部電源から上記ケー
スの開口部近傍に配設された開閉器を介して電力の供給
を受ける給電端子を有する。
一方、容器は、内部に貯蔵した液体を加熱可能な位置に
配設された電気発熱部に接続されて上記ケースの給電端
子と対向する位置に配設された受電端子を備える。上記
ケースの収納室に開口部から、電気発熱部を有する容器
を嵌入し、蓋を上記ケースの開口部に冠着する。すると
、上記蓋の固定部は、上記給電端子と上記受電端子とが
電気的に接続する接続位置で上記容器を上記ケースの収
納室に機械的に固定し、上記蓋の係合部はと記聞閉器を
導通させるよう働く。
すなわち、蓋をケースの開1コ部に冠着すると、容器が
ケースの収納室に機械的に固定されると共に、ケースに
配設された給電端子と容器に配設された受電端子とが電
気的に接続され、さらに、開閉器が閉じて電気発熱部は
容器に貯蔵された液体を加熱するのである。
従って、本発明の自動車用給湯装置は、簡単な構成で、
容器とケースとを蓋により、電気的に接続すると共に、
機械的に固定するよう働く。
以上のように本発明の各構成要素が作用することにより
、本発明の技術的課題が解決される。
[実施例コ 次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。本発明の一実施例である給湯装置の車室内取付状
態を第2図に、概略構造を第1図、第3図、第4図、第
5図に各々示す。
第2図に示すように、給湯装置1は、車室内の運転席2
と助手席3との間に介在するセンターコンソール4の最
後部5に配置され、底giPJ6に取り付けられている
次に、給湯装置1の概略構造を第1図に示す縦断面図、
第3図、第4図、第5図に示す分解図に基づいて説明す
る。
給湯装置1は、第1図に示すように、ポット本体11、
ポット本体11を収納する外ケース12、外ケース12
に冠着する上蓋13から構成されている。
ポット本体11は、中栓211.中栓21と螺合する容
器22、容器22と中栓21との接続部を封止するパツ
キン23、容器22因に貯蔵される水を加熱するヒータ
24、容器22下部に螺合する下ケース25、容器22
と下ケース25との接続部を封止する下側パツキン26
、下ケース25に取り付けられてヒータ24と結線され
たボット本体側コネクタ27を備える。なお、ポット本
体側コネクタ27は、外ケース12に取り付けられた外
ケース側コネクタ28と係合する。
第1図、第3図に示すように、中栓21の上面外周部に
はシール部31が設けられ、上蓋13の内面と共に空間
32を形成する。中栓21の中央部には、容器22内部
の水蒸気を放出する蒸気抜き孔33が穿設され、中栓2
1の上面34は蒸気抜き孔33を中心として下に凸形状
に形成されている。中栓21の側面にはおねじgrPJ
35が刻設されると共に、注湯用の矩形孔36が2箇所
に穿設されている。また、上面34には、矩形孔36の
位置を示す矢印37a、37bが刻印されている。
容器22は、耐熱性および機械的強度に優れる透明なポ
リカーボネート樹脂で成形された容器肩部41、容器胴
部42から成る。容器肩部41の内周面には、中栓21
のおねじ部35と螺合するめねじ部43が刻設されてい
る。容器肩部41と容器胴部42とは、容器肩部41の
外周面下端の下面合部44と、容器胴部42の内周面上
端の上置合部45とを嵌合して接着、あるいは、超音波
溶着することにより結合されている。容器胴部42の外
周面下部には円笥邪4Gが、外周面上部には凹凸部47
が、各々形成されている。また、容器胴部42の外周面
所定位置には、一対の支持部48.49が突設されてい
る。ハンドル50aを有する取っ手50は、支持部48
.49に穿設された貫通孔48a、49aと回動自在に
嵌合する支持軸51.52により回動自在(第3図の矢
印入方向)に軸支されている。なお、取っ手50は矩形
突起MJ53を有する。第4図に示すように、取っ手5
0によりポット本体11を支えていない場合は、支持部
4日の貫通孔48aに回動自在に嵌入された支持軸51
を中心に、取っ手5oは回動自在となる。一方、取っ手
5oによりポット本体11を支えている場合は、矩形突
起部53が、ポット本体11の自重により、支持部4日
の矩形孔48bに嵌入するので、取っ手5oは容器胴部
42の半径方向に向かう位置に固定される。さらに、第
3図に示すように、容器胴部712の外周面には、予め
定められた温度(本実施例では70 [’ C] )で
変色するサーモシート54が貼着されている。容器胴部
42の外周面下端近傍には、おねじ部55が刻設され、
おねじ部55の上部には下側パツキン26に当接する下
端面となるシール面56が形成されている。
耐熱性に優れたフェノール樹脂製の下ケース25の内周
面上端近傍には、めねじ部61が刻設され、めねじ部6
1の下部にはシール面62が形成されている。また下ケ
ース25の底部には、ステンレス製の底蓋63が2個の
ねじ64により固定されている。
ヒータ24は、酸化マグネシウム(MgO)を充填した
ステンレス管内部にニクロム線を導入したシースヒータ
71で発生した熱を、シースヒータ71を内蔵するアル
ミニュウム鋳造の伝熱用ブロック72により放熱する。
伝熱用ブロック72の上面73には、フランジ部74が
載置されている。伝熱用ブロック72は、押え板75に
よりフランジ部74に押し付けられ、フランジ部74に
溶接された3個のボルト74aに、3個のナツト76a
で締め付は固定されている。サーモスタット77は、フ
ランジ部74下面の、シースヒータ71から直接伝達さ
れる熱の影響を受は難く、かつ、容器22内部に貯蔵さ
れた水の温度を検出し易い位置に、サーモスタット押え
板7日により押し付けられ、3個のポル)74aに、3
個のナラ)78aT!締め付は固定されている。また、
温度ヒユーズ79は、サーモスタット77異常時でも、
ヒータ24が過熱しすぎて、所定温度(本実施例では1
40 [°C1’)以上に達すると、回路を遮断してシ
ースヒータ71への通電を中止させるために、温度検出
に好適な位置に配設されている。
容器胴部42と下ケース25との接続部には、コの字型
断面形状を成す下側パツキン26が介装されている。下
側パツキン26の上面81は容器胴部42のシール面5
6と、下側パツキン26の下面82は下ケース25のシ
ール面62と、各々当接する。また、下側バ・ンキン2
6の内周面に刻設された環状構83は、フランジ部74
の外周縁部を挟持する。この状態で、容器胴部42と下
ケース25とは、おねじ部55とめねじ部61との螺合
により結合されている。従って、フランジ部74の上面
?4bが、容器22の水貯蔵部の底面として機能する。
ポット本体側コネクタ27は、3個のおす端子91a、
91b、91cを、フェノール樹脂製の  。
1絹のおす端子ケース92.93により各々絶縁可能に
挟持している。両おす端子ケース92,93は、4個の
ねじ94a、94b、94c、94dにより相互に結合
されると共に、下ケース25に固定されている。また、
各おす端子91a、91b、91cには、シースヒータ
71、サーモスタット77からの配線および接地線が、
3個のねじ95により、各々独立に接続されている。従
って、ポット本体側コネクタ27は、シースヒータ71
およびサーモスタット77に、図示しない配線を介して
給電する。
上蓋13は、第1図、第5図に示すように、外周縁に成
形されたかかり101を、下面に中栓21のシール部3
1に当接するよう接着された押圧シールゴム102を、
中央部に穿設された蒸気抜き孔(本実施例ではφ1)1
03を、各々有する。
また、上M13は、回動操作容易となるように、外周面
上部に凹凸部104が成形されている。さらに、上蓋1
3底面には、ヒータ15に通電する回路を閉じる押圧用
の突起部105を有する。上蓋13の下面と中栓21の
上面34とは空間32を形成し、空間32は、シール部
21と押圧シールゴム102とにより封止されている。
外ケース12は、第1図、第5図に示すよう;こ、ケー
ス本体111と−・体成形された収納部112から構成
されている。収納部112の下面113には、3個のボ
ス部113a、113b、113Cが突設され、センタ
ーコンソール4の最後部5の底部6に、3個のねじ6a
、6b、6cで固定されている。また、センターコンソ
ール4の最後部5との接合位置決めのために、鍔部11
4も形成されている。外ケース12には、ケース本体1
11の上面に開口すると共に、ケース本体111から収
納部112まて連通ずる円形断面の収納室116が形成
されている。収納室116の内周面上端部には、対向す
る2箇所の位置に、つめ117が突設されている。k、
M2Sのかかり101と外ケース12のつめ117とを
、上M13の回動により係合すると、上蓋13と外ケー
ス12とが固定される。なお、操作者が固定状態を把握
し易いように、上蓋13と外ケース12との係合固定時
には、上蓋13は、クリック感覚を与える構造をなして
いる。収納部112の下端部には、外ケース側コネクタ
2日を取り付けるボス部118が形成されている。また
、ケース本体111の側面には、ポット本体11の取っ
手50を収納する取っ手収納部119が凹設されている
外ケース12には、表示部121、マイクロスイ・ンナ
122、リレー123が内蔵され、ケース本体111の
上面115には、ポリカーボネイト樹脂製の表示盤12
4が両面テープで接着されている。表示部121は、基
板131に、赤色LED132、黄色LED133、抵
抗器134,135を実装して構成されている。表示盤
124には、基板131の赤色LED132に対応する
位置に円形透明部142が、黄色LED133に対応す
る位置に円形透明部143が、各々設けられ、それぞれ
の近傍に「加熱J 142a、「保温」143aの各文
字が刻印されている。また、マイクロスイッチ122に
対応する位置に、貫通孔145が穿設され、近傍にrO
FFJ 145aの文字が、さらに、文字rOFFJ 
145aの両脇近傍eZrONJ146、rOUTJ 
147(7)各文字が、各々刻印されている。上蓋13
を、これらの各文字145a、146,147に併せて
回動すると、ポット本体11の加熱、保温、取り外しが
可能になり、加熱時は「加熱J142a近傍の赤色LE
D132が、保温時は「保温J143a近傍の黄色LE
D133が、各々点灯して各作動状態を表示する。マイ
クロスイッチ122は、スイッチ本体150をブラケッ
ト151で支持している。また、スイッチ本体150の
接点は、スイッチピン153を押し下げると閉じ、スイ
ッチピン153の押圧力を解放するとスプリング122
aの付勢力により開く。スイッチピン153は、貫通孔
145を通って、外ケース12のケース本体111の上
面115より上の位置まで突出している。上蓋13を文
字rON」146の位置まで回動させると、上蓋13の
底面から突出した突起部105がスイッチピン153を
押し下げ、上蓋13がその他の位置にあるときは、スイ
ッチピン153は押圧力を受けないので、押し上げられ
ている。さらに、ヒータ24への通電中に、サーモスタ
ット77の作用により通電を中止するリレー161は、
リレーブラケッI−162により支持されている。
マイクロスイッチ122のブラケ・ント151、リレー
ブラケット162は、共に2個のねじ163a、163
bにより、外ケース12に固定されている。
外ケース側コネクタ2日は、3個のめず端子171a、
171b、171cを、フェノール樹脂製の1絹のめず
端子ケース172.173により各々絶縁可能に挟持し
ている。両めす端子ケース172.173は、2個のね
じ174a、174bにより固定されている。さらに、
外ケース側コネクタ28は、2個のねじ175により、
外ケース12の収納部112のボス部118に取り付け
られている。また、各めす端子171a、171b、1
71cには、めす端子ケース172に設けられた?11
76a、176b、176cを介してポット本体側コネ
クタ27の各おす端子91a。
91b、91cが挿入される。さらに、めす端子171
a、171bには、シースヒータ71、サーモスタット
77への電源供給配yA177が各々接続され、めす端
子1710は接地されている。
電源供給配線177の他端部には多極コネクタ178が
接続され、センターコンソール4の最後部5内部に設け
られた多極コネクタ183から、電源の供給を受ける。
従って、外ケース側コネクタ2日は、車載電源から給電
された電力を、マイクロスイッチ122を介して、ボ・
ント本体側コネクタ27に供給する。
次に、本実施例の回路構成を、第6図の回路図に基づい
て説明する。ヒータ駆動回路180は、ポット本体11
に内蔵されるポット本体側回路181および外ケース1
2に内蔵される外ケース側回路182を備えている。ポ
ット本体側回路181と外ケース側回路182とは、ポ
ット本体側コネクタ27のおす端子91a、91b、9
1cと外ケース側コネクタ28のめす端子171a、1
71b、171cとの係合により接続されている。
車載バッテリの正端子に接続された電源端子183aと
接地端子183bとの間には、ヒユーズ184、マイク
ロスイッチ122のスイ・ソチ本体150、リレー16
1、シースヒータ71のニクロム線71a、温度ヒユー
ズ79が直列接続されている。また、リレー161には
、黄色LED133および電流制限用の抵抗器135が
並列接続されている。さらに、リレー161と接地端子
183bとの間には、サーモスタット77が接続されて
いる。また、シースヒータ71のニクロム線71a、温
度ヒユーズ79には、赤色LED132、電流制限用の
抵抗器134が並列接続されている。
次に、上記構成を成す給湯装置1の作動を説明する。ま
ず、水を貯蔵したポット本体11を外ケース12に収納
する。次に、上蓋13を外ケース12に係合する。する
と、ポット本体側コネクタ27と外ケース側コネクタ2
日とが接続され、イグニッションスイッチが投入されて
いると、車載バッテリからの給電が可能になる。このと
き、ポット本体側コネクタ27と外ケース側コネクタ2
日との接続時の摩擦力により、ポット本体11の自重で
嵌合していた取っ手50の矩形突起部53と支持giP
J4Bの矩形孔48bとが離脱する。このため、取っ手
50は回動自在になる。そこで、取っ手50を回転させ
て取っ手収納部119に収納する。さらに、上蓋13を
文字rONJ 146の位置まで回転させる。すると、
上M13の底面から突出した突起部105がスイッチピ
ン153を押し下げるので、マイクロスイッチ122の
スイッチ本体150の接点が閉じ、シースヒータ71の
ニクロム線71aおよびサーモスタット77への通電が
開始される。ボ・シト本体11内部の水温が低いとき(
本実施例では80 [’ C1未満のとき)は、サーモ
スフ・ソト77が回路を閉じるので、リレー161のコ
イル161bの作用により、リレー接点161aは閉じ
る。従って、ニクロム線71aは発熱し、ポット本体1
1内部の水は加熱される。このとき、リレー161と並
列接続されている黄色LED 133および電流制限用
の抵抗器135には微弱電流しか流れないので、文字「
保温J 143aに対応する黄色LED133は点灯し
ない。一方、すし−161と接地端子183bとの間に
接続された赤色LED132および電流制限用の抵抗器
134には充分な電流が流れるので、文字「加熱J14
2aに対応する赤色LED132は点灯し、加熱中であ
ることを表示する。
やがて、ポット本体11内部の水温が上昇すると(本実
施例では90 [°C1を上回るとき)は、サーモスタ
ット77が回路を開くので、リレー161のコイル16
1bの作用により、リレー接点161aが開く。従って
、ニクロム線71aは通電されなくなるので発熱しなく
なり、ポット本体11内部の水の加熱は中断される。こ
のとき、リレー161と並列接続されている黄色LED
 133および電流制限用の抵抗器135には電流が流
れるので、文字「保温」143aに対応する黄色LED
 133は点灯し、保温中であることを表示する。一方
、リレー161と接地端子183bとの間に接続された
赤色LED132および電流制限用の抵抗器134には
微弱電流しか流れないので、文字「加熱J 142aに
対応する赤色LED132は消灯する。以後、ヒータ2
4に通電されていない為、水温が低下し、80[’C]
に達したとき、再度赤aLED132を点灯し、ヒータ
24に通電がなされる。なお、加熱中に操作者が、ポッ
ト本体11の側面に貼着されたサーモシー1・54の所
定温度(本実施例では、70 [’ C] )における
変色を目視で確認し、上蓋13を文字「0FFJ 14
5aの位置まで回転させる。すると、上蓋13の底面か
ら突出した突起部105は、もはやスイッチビン153
を押し下げなくなるので、マ、イクロスイッチ122の
スイ・ソチ本体150の接点はスプリング122aの付
勢力により開く。
従って、シースヒータ71のニクロム線71aおよびサ
ーモスタット77には通電されなくなり、加熱が中止さ
れる。このように、操作者の意志により、所望の水温ま
で加熱することもできる。このように、所望温度まで加
熱後、上蓋13を文字rOUT」147の位置まで回転
させて、外ケース12から取り外す。次に、取っ手50
を取っ手収納部119から引き出すと、ボ・ント本体1
1の自重で取っ手50の矩形突起部53が支持部48の
矩形孔48bに嵌入し、取っ手50は固定される。そこ
で、操作者は取っ手50を持って、ポット本体11を外
ケース12から抜き取り、中栓21を緩めて、矩形孔3
6から、例えは、カップ等に給湯する。なお、ポット本
体11への給水は、螺合されている中栓21を取り外し
て行なう。
なお本実施例において、外ケース12がケースに、収納
部112が収納室に、マイクロスイ・ンチ122が開閉
器に、外ケース側コネクタ28が給電端子に、ポット本
体11が容部に、ヒータ24が電気発熱部に、ポット本
体側コネクタ27が受電端子に、上蓋13が蓋に、かか
り101および突起部105が係合部に、各々該当する
以上説明したように本実施例によれは、上蓋13のかか
り101を外ケース12のつめ117に係合させて両者
を冠着すると、ポット本体側コネクタ27のおす端子9
1a、91b、91cが外ケース側コネクタ28のめす
端子171a、171b、171cに確実に挿入されて
通電可白しに接続され、上蓋13の突起部105の押圧
によりマイクロスイッチ122が導通状態に移行後、ヒ
ータ24に通電されるので、車両走行時の振動等に起因
する端子の溶着、炭化、劣化等を防止し、耐振動特性に
優れた電気的接読を実現できる。
また、上M13を外ケース12に冠着すると、′取付位
置ずれ等を生じることなく、ポット本体11と外ケース
12とを正確な機械的固定状態に保持できるので、簡単
な装置構成で、車両走行中の振動の悪影響を受けない位
置決めを実現できろ。
さらに、上蓋13の回動により、ポット本体11と外ケ
ース12とが、電気的および機械的に着脱自在になるの
で、車室内での加熱・保温時および給湯時に適合した操
作性を発揮する。
また、ボ・シト本体11内部に貯蔵された水を加熱する
ヒータ24の電力供給が、外ケース12の外ケース側コ
ネクタ28からポット本体11のポット本体側コネクタ
27を介して行われるため、ポット本体11と外ケース
12とを容易に着IBtできる。このため、ポット本体
11を外ケース12から抜き取って、ポット本体体11
から直接給湯できるので、給湯装置1を小型化でき、装
置実装スペースの削減および給湯位置の規制緩和により
、特に、車室内の居住性が改善される。
さらに、水の貯蔵、加熱・保温はポット本体体11を外
ケース12に収納して上蓋13で固定した状態で、一方
、給水・給湯はポット本体11を外ケース12から取り
出した状態で、各々可能になる。このため、装置構成が
簡単になり、複雑な送水配管等の付帯装備を付加しなく
て済むので、部品点数削減により装置の信頼性・耐久性
が向上する。
また、ポット本体11を外ケース12に収納しても、上
蓋13を外ケース12に冠着して加熱位置まで回動させ
ないとヒータ24は発熱しないので、所謂空炊き等、操
作者の意図しない加熱による障害を未然に防止できる。
さらに、加熱されたポット本体11は外ケース12に収
納されているので、乗員が意図しないでポット本体に接
触するのを回避できる。このように、車両走行中に、乗
員を高温のポット本体11との接触から保護できる。
また、中栓21の蒸気抜き孔33、上蓋13の蒸気抜き
孔103により、ポット本体11内部の異常な圧力上昇
を防止して、その破損を未然に回避できる。
さらに、蒸気抜き孔33、蒸気抜き孔103の閉塞時に
は、パツキン23の周囲への拡張により、ポット本体1
1内部の圧力上昇に起因する破損を防止できる。
また、中栓21の上面34は、蒸気抜き孔33に向かっ
て下に凸形状に成形されているので、中栓21と上蓋1
3との形成する空間32内の水蒸気が露結して)α化す
ると、蒸気抜き孔33がらポット本体11内部に回収で
きる。
さらに、給湯時は、中栓21を回動して緩めるだけで、
中栓21の矩形孔36がら注湯でき、運転中でも操作が
極めて容易である。
また、ポット本体11の取っ手5oは、回動自在であり
、外ケース12に装着時は回転させて外ケース12の取
っ手収納部119に収納でき、−方、ボ・ント本体11
を外ケース12から抜きだしたときは、ポット本体11
0自重でその半径方向に向かう所定位置に固定されるの
で、操作者と高温のポット本体11との接触を回避でき
る。
さらに、ボ・ント本体11の容器胴部42は、透明なポ
リカーボネート樹脂製であり、外周面に凹凸部47を有
する。このため、内部の液量が外部から目視で極めて容
易にFfi認できる。
また、凹凸部47の板厚は2.5〜3.0[mm]であ
り、内部から外周部への熱交換量を低減するので、容器
胴gPJ42に接触時の熱による障害を防止できる。す
なわち、単位時間当りの熱交換量Qは、熱通過率K、凹
凸部47と手との接触面積S、水温ta、手の温度th
とすると、次式(1)のように記述できる。
Q = K◆(ta−th)  ・5−(1)但し、水
と凹凸部47との熱伝達率αa、凹凸部47の熱伝達率
入、凹凸部47の板1すd、凹凸部47と手との熱伝達
率αhとすると、熱通過率l(は、次式(2)で表現さ
れる。
1 / K = 1 / a a + d /λ+1/
ah   −(2)ここで、例えば、水温taを90 
[’ C]、凹凸部47の表面温度を75 [’ C]
、手の温度thを35 [’ C]とすると、手の温度
thが火イー温度44〜45 [’ C1以上に達する
のは約30[s e c]経過後である。従って、30
[sec]未満の接触時間であれは、火傷に到らないと
いうフェイルセーフ機能を発揮する。
さらに、赤色LED132、黄色LED133の点灯に
より、給ン罷装置1の作動状態を把握できると共に、容
器胴部42の円筒部46に貼着されたサーモシート54
(本実施例では70 [°C]で変色)により湯温を目
視により認識できる。
また、サーモスタット77がヒータ24への電流を、當
温から90 [’ C]までで通電、90[’C]到達
後、90[°Cコから80[’Cコまで遮断し、80 
[’ C]到達後、再度通電するため、無駄のない温度
制御が実現でき、消費電力を低減できる。
さらに、ねじ、ナツトにより各部品を固定しているため
、分解組立が容易であるので、清掃、保守の作業性が良
い。
また、透明な部分の必要なポット本体11は、外ケース
12内に収納されるので、車室内と外ケース12との意
匠を合わせると汎用性も高まる。
なお、本実施例では上蓋13を回動式としたが、例えば
、ヒンジ等で外ケース12に回動自在に軸支された開閉
式の蓋により構成しても良い。
また、本実施例ではマイクロスイッチ122を使用した
。しかし、例えは、スイッチは、上蓋13に取り付けら
れた磁石片の接近を検出するホール素子等から成る磁気
センサ応用スイッチ、あるいは、上M13に取り付けら
れた光反射部からの反射光を検出するフォトセンサ等か
ら成る光センサ応用スイ・ソチ、もしくは、上蓋13の
スイ・ンチ押圧用の突起1105による押圧を検出する
歪ゲージや圧電素子等から成る圧力センサ応用スイッチ
等、各種のスイッチにより実現できる。
さらに、本実施例では給湯装置1を、センターコンソー
ル4に配設したが、例えは、車室内後部のアームレスト
7に配設するよう構成しても良い。
また、本実施例では容器肩部41と容器訂同部42とを
超音波溶着により固定したが、例えば、容器肩部と容器
胴部とを一体成形することもできる。
さらに、本実施例ではヒータ24への通電をサーモスタ
ット77により制御したが、例えは、ヒータとしてPT
Cヒータを使用して発熱量を自己制御するよう構成でき
る。
ざらに、本実施例では、中栓21の外周面の2箇所に注
湯用の矩形孔36を穿設した。しかし、例えば、注湯用
に縦方向(上下方向)の溝等を設ける構造としても良い
また、本実施例では、サーモスタット77および温度ヒ
ユーズ79をサーモスフ・ント押え板78とフランジ部
74に溶接されたポル) 74 aおよびナツト78a
で固定した。しかし、例えは、サーモスフ・ント77、
あるいは、サーミスタおよび温度ヒユーズ79をブラケ
ットを介してフランジ部74にねし止めするよう構成す
ると、フランジ部74にボルト74aを溶接する必要が
なくなり、取付構造を簡略化できる。
さらに、本実施例では、サーモスタット77を使用した
。しかし、例えは、サーミスタ等の温度検出素子を使用
するよう構成してもよい。このように構成した場合は、
サーミスタの検出した温度に基づいて、例えば、外部の
電子制御回路等により、温度を目標温度に自動制御する
こともでき、使用者の多様な要望に応じられるので、汎
用性がより一層向上する。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
ような実施例に同等限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施し
得ることは勿論である。
発明の効果 以上詳記したように本発明の自動車用給湯装置は、蓋を
ケースの開口部に冠着すると、容器がケースの収納室に
機械的に固定されると共に、ケースに配設された給電端
子と容器に配設された受電端子とが電気的に接続され、
さらに、開閉器が閉じて電気発熱部は容器に貯蔵された
湾体を加熱するよう構成されている。このため、蓋をケ
ースに冠着すれは、容器とケースとを電気的に接続する
と共に、機械的に固定できるので、簡単な装置構成で、
車両走行時の振動等の環境条件から劣化や取付位置ずれ
等の悪影響を受けないケースと容器との機軸的固定状態
および電気的接続状態を確実に保証でき、車室内での最
適な操作性を可能にするという優れた効果を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の縦断面図、第2図は同じくそ
の車室内への取付状態を示す斜視図、第3図、第11図
、第5図は同じくその各構成部品の取付を示す分解図、
第6図は電気回路図である。 1 ・・・ 給湯装置 11 ・・・ ポット本体 12 ・・・ 外ケース 13 ・・・ 上蓋 24 ・・・ ヒータ 27 ・・・ ポット本体側コネクタ 2日 ・・・ 外ケース側コネクタ 105 ・・・ 突起部 122 ・・・ マイクロスイ・ソチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開口部を介して外部に解放される収納室、上記開口
    部近傍に配設された開閉器および上記収納室内部に配設
    されて外部電源から上記開閉器を介して電力の供給を受
    ける給電端子を有するケースと、 内部に貯蔵した液体を加熱可能な位置に配設された電気
    発熱部および該電気発熱部に接続されて上記ケースの給
    電端子と対向する位置に配設された受電端子を有し、上
    記ケースの開口部から収納室に嵌入される容器と、 上記給電端子と上記受電端子とが電気的に接続する接続
    位置で上記容器を上記ケースの収納室に固定する固定部
    および上記開閉器を導通させる係合部を有し、上記ケー
    スの開口部に冠着する蓋と、を備えたことを特徴とする
    自動車用給湯装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0326629U (ja) * 1989-07-25 1991-03-18
JPH0326628U (ja) * 1989-07-25 1991-03-18
DE10234025A1 (de) * 2001-08-07 2003-03-20 Opel Adam Ag Einrichtung zum Aufbereiten von heißen Getränken für ein Kraftfahrzeug
DE102004062483B4 (de) * 2004-12-24 2008-03-06 Daimler Ag Kraftfahrzeug mit einer in den Fahrzeuginnenraum integrierten Flüssigkeitsspendeeinrichtung

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