JPH084903Y2 - 電気ポット - Google Patents

電気ポット

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JPH084903Y2
JPH084903Y2 JP9766188U JP9766188U JPH084903Y2 JP H084903 Y2 JPH084903 Y2 JP H084903Y2 JP 9766188 U JP9766188 U JP 9766188U JP 9766188 U JP9766188 U JP 9766188U JP H084903 Y2 JPH084903 Y2 JP H084903Y2
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善一 川田
隆 権藤
裕策 疋田
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電気ポットに関し、特にその操作表示装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
電気ポットにおいては、ヒーターに対する通電の制御
により再沸とうやタイマー制御を行わせる操作スイッチ
が設けられる。また、湯が沸とう状態にあるか或いは保
温状態にあるか、その他タイマーの設定時間等を表示す
るための表示ランプが設けられる。
上記操作スイッチや表示ランプ等を含む操作表示装置
は、操作のし易さ、見易さの点から、ポット前面又は前
面上部に設けることが望ましい。
ポットの前面にはくちばし部が設けられ、そのくちば
し部の下方にアンダーカバーが設けられる。そのくちば
し部とアンダーカバーとの間の空間に安全弁セットと、
その出側に接続された通水管が収納されるとともに、そ
の通水管の出側がアンダーカバーに設けられた吐出口に
間隙をおいて臨み、これらの安全弁セット、通水管及び
吐出口により吐出装置が構成される。
上記の吐出装置において、通水管と吐出口との間に間
隙が設けられるのは、幼児等が吐出口に直接口を付けて
湯を吸う危険を避けるためである。
前記の操作表示装置の下部は、上記の吐出装置の収納
部分に連通していると共に、ポンプの内容器と胴との間
にも連通している。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の電気ポットは上記のように、吐出口と通水管と
の間には間隙が存在するので、その間隙から蒸気が周辺
に漏出し、これが操作表示装置に接触し、電子部品等を
早期に腐蝕させる問題がある。
この問題を解決するためには、電子部品側の操作表示
装置と、吐出装置との間に仕切りを施して両装置の収納
空間を完全に分離すればよいが、仕切りのために構造が
複雑になると共に、電子部品のリード線を内容器と胴と
の間へ通すための処理も複雑になる。
そこで、この考案はリード線の引き出しに支障を来す
ことなく、かつ通水管と吐出口との間の間隙から漏出す
る蒸気から電子部品を保護することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案はポット肩体
28に設けたくちばし部29の下方にアンダーカバー31を設
け、上記くちばし部29とアンダーカバー31との間の空間
に安全弁セット32及びその出側に接続された通水管33を
収納するとともに、上記アンダーカバー31に設けられた
吐出口24の上部に上記通水管33の出側を臨ませ、上記安
全弁セット32、通水管33および吐出口24により吐出装置
10を構成し、その吐出装置10の上部のくちばし部29の一
部に、電子部品ユニット用の基板40とその基板40の上方
に設けた操作表示パネル部37とからなる操作表示装置35
を設け、上記操作表示装置35の下方は、安全弁セット32
及び通水管33が収納された前記空間に連通している電気
ポットにおいて、上記基板40を操作表示パネル部37との
間で下側から挾んで覆う基板カバー39を設け、上記基板
40に接続したリード線41を上記操作表示パネル部37と基
板カバー39との間から引き出した構成としたものであ
る。
〔作用〕
上記構成の電気ポットは、基板40を操作表示パネル部
37との間で下側から挾んで覆う基板カバー39を設けてい
るため、通水管33と吐出口24との間隙から漏出した蒸気
が基板40に接触することが避けられる。また、基板40に
接続したリード線41は操作表示パネル部37と基板カバー
39との間から引き出され、内容器22と胴30との間の空所
に挿通される。
〔実施例〕
以下、この考案を添付図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、電気ポットの一例であり、上蓋
11に設けたロックボタン12を操作したのち押ボタン13を
押すと、その押ボタン13の一方の足14(第2図参照)で
スイッチ15を作動せしめると共に、他方の足16でゴムパ
ッキンでなる弁17を作動せしめ、蒸気通路18の弁孔19を
閉塞せしめる。スイッチ15の作動によりエアーポンプ20
が駆動され、エアー穴21から内容器22内に加圧エアーが
供給される。内容器22の内圧上昇により、湯が揚水管兼
用の水位管23を経て吐出口24から吐出される。
内容器22の下面には、ヒーター25が装着され、そのヒ
ーター25の下方に遮熱板26が足金具27と共に取付けられ
る。
肩体28の前面には、前方に突出したくちばし部29が形
成され、その下方にアンダーカバー31が設けられる。湯
の吐出装置10は、安全弁セット32、その出側に接続され
た通水管33及びその通水管33の出側に若干の間隙をおい
て配置された吐出口24とから成る。上記安全弁セット32
及び通水管33は、上記くちばし部29とアンダーカバー31
との間の空間に収納される。上記吐出口24は上記アンダ
ーカバー31に一体に設けられる。アンダーカバー31は、
上記くちばし部29の下端縁部及び胴30の前方周面に沿っ
て嵌着される。上記のくちばし部29の前面上部の傾斜面
34に操作表示装置35が設けられる。
第3図は操作表示装置35の詳細であり、くちばし部29
の前記傾斜面34に取付穴36を設け、その取付穴36の内周
縁に操作表示パネル部37を嵌着固定する。操作表示パネ
ル部37は、第4図に示すように柔軟な連結片38により連
結された基板カバー39を有する。その基板カバー39は、
連結片38の部分を屈曲させて、電子部品ユニット用の基
板40をその下側から挾んで該基板40を覆う。基板40のリ
ード線41は、上記操作表示パネル部37と基板カバー39の
間から側方に引き出される。
基板40には、再沸とう用スイッチ42とタイマー用スイ
ッチ43その他各種表示用の発光素子44が取付けられる。
上記の操作表示パネル部37は、第3図に示すように、
基板カバー39が下面、パネル部37が上面になるように取
付穴36に嵌着固定される。パネル部37には、各スイッチ
42、43と対応した可動片45、46及び各発光素子44に対応
した穴47が形成される。
上記の操作表示装置35の下方は第2図に示すように、
安全弁セット32及び通水管33が収納された空間に連通し
ている。
第5図は上蓋11の内部構造の詳細である。上蓋11に
は、押ボタン装置52、蓋ロック装置53及び蒸気通路装置
54がそれぞれ組込まれ、下板55によりカバーされる。
押ボタン装置52は上蓋11に形成した円筒56のまわりに
所要角度範囲を回転できるように組こまれるロック操作
部材57、円筒56の内部に上下動できるように組込まれる
押ボタン13及び上蓋11に嵌着固定される蓋カバー59とか
ら成る。ロック操作部材57は、上蓋11の長孔60に挿通さ
れるロックボタン12を有し、またその下端(第5図にお
いて上端)周辺にロック部61を設けてある。また押ボタ
ン13にはエアーポンプのスイッチ15(第2図参照)を押
すための足14が設けられている。押ボタン13はコイルバ
ネ58によって上向きに付勢される。また押ボタン13の外
周面には、突起62が設けられ、この突起62がロック操作
部材57のロック部61から外れると押ボタン13の操作が可
能となり(第6図参照)、ロック部61に係合すると操作
が不可能となる(第7図参照)。
蓋ロック装置53は、上蓋11の周壁からその外周面へ出
没する一対のロック爪63を有する。ロック爪63は一端に
つまみ部64を有し、そのつまみ部64を上蓋11の凹所65
(第1図参照)の下面にスライド自在に嵌め、凹所65の
上面につまみ部64の一部を露出させている。
蒸気通路装置54は、蒸気通路18を形成するパイプ部66
と弁部67とから成る。パイプ部66の一部を上蓋11のヒン
ジ部68に嵌め他端に弁部67を接続している。パイプ部66
には位置決めの足片69が突設され、これを上蓋11の裏面
に形成した位置決め凹所70に嵌める。また、弁部67に2
枚の取付片71が水平方向に突設され、その端縁にネジ止
め用凹所72が形成される。
上蓋11にはその周壁に沿って4箇所のネジ孔73が設け
られ、下端55をビス74によりこれらのネジ穴73に固定す
る。このとき、蒸気通路装置54の取付片71も、4本のう
ちの2本のビス74で、同じネジ孔73に固定される。
なお、下板55と弁部67下面との間に安全弁装置75が設
けられる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は、操作スイッチや表示ラン
プ等を含む操作表示装置35を、電気ポットの肩体28のく
ちばし部29に設けたので、操作表示パネル部37の操作が
し易く、また見易い効果がある。
しかも、くちばし部29に設けた操作表示装置35の電子
部品ユニット用の基板40が、操作表示パネル部37と基板
カバー39により囲まれているので、該操作表示装置35の
下方が安全弁セット32及び通水管33が収納された空間に
連通しているにもかかわらず、吐出口24と通水管33との
間の間隙から漏出する蒸気が直接基板40に接触すること
を防止できる。
また、基板カバー39は、基板40を操作表示パネル部37
との間で、挾んで覆っており、操作表示装置35と吐出装
置10との間には他の仕切り部材が無いので、基板40のリ
ード線41をポット本体側へ引き出すべく内容器22と胴30
との間へ通す処理が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気ポットの一例を示す斜視図、第2図は同上
の拡大断面図、第3図及び第4図は操作表示部の分解斜
視図、第5図は上蓋内部を上下逆に表した分解斜視図、
第6図は押ボタン装置の非ロック状態の底面図、第7図
は同じくロック状態の底面図である。 10……吐出装置、11……上蓋、12……ロックボタン、13
……押ボタン、14、16……足、15……スイッチ、17……
弁、18……蒸気通路、19……弁孔、20……エアーポン
プ、21……エアー弁、22……内容器、23……水位管、24
……吐出口、25……ヒーター、26……遮熱板、27……足
金具、28……肩体、29……くちばし部、30……胴、31…
…アンダーカバー、32……安全弁セット、33……通水
管、34……傾斜面、35……操作表示装置、36……取付
穴、37……操作表示パネル部、38……連結片、39……基
板カバー、40……基板、41……リード線、42……再沸と
う用スイッチ、43……タイマー用スイッチ、44……発光
素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 疋田 裕策 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 (56)参考文献 実公 平3−41612(JP,Y2) 実公 平3−50833(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポット肩体28に設けたくちばし部29の下方
    にアンダーカバー31を設け、上記くちばし部29とアンダ
    ーカバー31との間の空間に安全弁セット32及びその出側
    に接続された通水管33を収納するとともに、上記アンダ
    ーカバー31に設けられた吐出口24の上部に上記通水管33
    の出側を臨ませ、上記安全弁セット32、通水管33および
    吐出口24により吐出装置10を構成し、その吐出装置10の
    上部のくちばし部29の一部に、電子部品ユニット用の基
    板40とその基板40の上方に設けた操作表示パネル部37と
    からなる操作表示装置35を設け、上記操作表示装置35の
    下方は、安全弁セット32及び通水管33が収納された前記
    空間に連通している電気ポットにおいて、上記基板40を
    操作表示パネル部37との間で下側から挾んで覆う基板カ
    バー39を設け、上記基板40に接続したリード線41を上記
    操作表示パネル部37と基板カバー39との間から引き出し
    たことを特徴とする電気ポット。
JP9766188U 1988-07-22 1988-07-22 電気ポット Expired - Lifetime JPH084903Y2 (ja)

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JPH0218330U JPH0218330U (ja) 1990-02-07
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JP2934032B2 (ja) * 1991-02-28 1999-08-16 シャープ株式会社 炊飯器
JP5348174B2 (ja) * 2011-05-16 2013-11-20 タイガー魔法瓶株式会社 水加熱容器
JP5527279B2 (ja) * 2011-05-16 2014-06-18 タイガー魔法瓶株式会社 水加熱容器
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