JPH1051164A - 操作盤の電気接続構造 - Google Patents

操作盤の電気接続構造

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JPH1051164A
JPH1051164A JP8230744A JP23074496A JPH1051164A JP H1051164 A JPH1051164 A JP H1051164A JP 8230744 A JP8230744 A JP 8230744A JP 23074496 A JP23074496 A JP 23074496A JP H1051164 A JPH1051164 A JP H1051164A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気コード(7) を箱主体(1) の背面から導入
して内部の電気部品群を備える基板(10)に電気接続する
構成の操作盤において、前記電気コードに張力が作用し
たとしても、前記電気コードが緩むことなく箱主体(1)
内に固定できるようにすると共に、この固定の為の構成
が簡単でしかも固定の為の手段の嵩が低くできるように
すること。 【解決手段】 箱主体(1) は、壁面側に添設される底半
体(B) と、この正面側を被覆し操作部を具備する正面半
体(A) とからなり、前記底半体(B) の底部平面部と前記
基板(10)との間には空間が設けられ、前記底部平面部に
は前記底半体(B)の内外を連通させると共に電気コード
(7) を導入する為の筒部(6) が設けられ、前記筒部(6)
には前記電気コード(7) を挿通状態に保持する保持体が
抜止め状態に挿入固定され、前記底半体(B) の前記底部
平面部には前記電気コード(7) を絡ませて係止し前記空
間内に突出する係止具(60)が設けられたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、操作盤の電気接
続構造、特に、壁面に添設固定される操作盤への信号ケ
ーブル等の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種、電気接続構造としては、給湯器
等のリモコン操作盤で、浴室壁面や台所壁面に添設固定
される構成のものが知られている。このリモコン操作盤
は、図1に示すように、操作盤の主体部となる箱主体
(1)の背面に信号コード及び電源コード(以下電気コー
ド(7) という)を導入する為の筒部(6) が設けられ、こ
の筒部から導入された前記電気コード(7) は、前記箱主
体(1) 内の制御部品用の基板(10)に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この、前記箱主体(1)
の取扱の際に、前記電気コード(7) に張力が作用すると
箱主体(1) の内部における前記電気コード(7) と前記基
板(10)の端子との接続部等にも前記張力が作用すること
となり、この張力が原因で接続部がゆるんだりすること
があり、これにより電気接続不良が生じ易い。そこで、
この張力が作用するのを防止するために、従来の操作盤
では、前記筒部(6) 内にコード固定手段(62)を具備させ
ている。このコード固定手段(62)は、電気コード(7) と
前記筒部(6) との間の滑りを防止すると共に必要に応じ
て緩められるような構成に仕上げる必要があることか
ら、前記固定手段(62)及びこれを収容する部分全体の嵩
が高くなると共に構造が複雑になるという不都合があ
る。
【0004】請求項1の発明は、『電気コード(7) を箱
主体(1) の背面から導入して内部の電気部品群を備える
基板(10)に電気接続する構成の操作盤』において、前記
電気コードに張力が作用したとしても、前記電気コード
が緩むことなく箱主体(1) 内に固定できるようにすると
共に、この固定の為の構成が簡単でしかも固定の為の手
段の嵩が低くできるようにすることをその課題とする。
【0005】請求項2以下の発明は、前記課題を解決す
ることに加えて、効果の欄に記載の効果を発揮させるよ
うにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
講じた請求項1の発明の課題解決手段は『箱主体(1)
は、壁面側に添設される底半体(B) と、この正面側を被
覆し操作部を具備する正面半体(A) とからなり、前記底
半体(B) の底部平面部と前記基板(10)との間には空間が
設けられ、前記底部平面部には前記底半体(B) の内外を
連通させると共に電気コード(7) を導入する為の筒部
(6) が設けられ、前記筒部(6) には前記電気コード(7)
を挿通状態に保持する保持体が抜止め状態に挿入固定さ
れ、前記底半体(B) の前記底部平面部には前記電気コー
ド(7) を絡ませて係止し前記空間内に突出する係止具(6
0)が設けられた』ことである。
【0007】このものでは、電気コード(7) は前記筒部
(6) から箱主体(1) 内に導入されて基板(10)の電気部品
と電気接続される。前記筒部(6) と前記電気部品との間
の電気コードは、前記底部平面部と基板(10)との間を挿
通するが、この途中で前記底部平面部から突出する係止
具(60)に絡ませて係止される。これにより、この部分で
前記電気コード(7) が緩み止めされる。また、前記電気
コード(7) は、筒部(6) に固定された保持体(61)を挿通
するから、この部分でも保持される。さらに、この保持
体(61)を挿通する部分と前記係止具(60)とを通過するよ
うに配線された電気コード(7) は略直角に屈曲すること
となるから、この屈曲部で電気コード(7) の滑りが防止
される。
【0008】このように、3か所で電気コードが係止さ
れる。請求項2の発明は、前記請求項1の発明に於いて
電気コード(7) の接続態様について限定したものであ
り、『前記電気コード(7) は、基板(10)側に接続される
内部コード(71)と、箱主体(1) の外部から前記空間内に
導入される外部コード(72)とからなり、これら内部コー
ド(71)と外部コード(72)とはコネクターにより取り外し
可能に接続され、前記空間は前記コネクターを収容でき
る大きさとし、前記基板(10)は正面半体(A) 側に取付け
られ、前記正面半体(A) と底半体(B) とを分離自在に結
合した』ことである。
【0009】この構成によれば、前記正面半体(A) と底
半体(B) とを分離すると正面半体(A) 側に取付けた基板
(10)が露出する。そしてこの基板(10)と底半体(B) の底
部平面部の間の空間に位置するコネクターを取り外す
と、基板(10)側と底半体(B) 側を挿通する外部コード(7
2)とが分離される。従って、前記基板(10)に接続された
内部コード(71)側でのみ基板(10)に装着された部品群の
夫々が異常か正常かがチェックできる。
【0010】このとき、請求項3のように、『前記基板
(10)を取り外し可能とした』構成とすれば、前記基板(1
0)の交換によって操作盤の修理が可能となる。請求項4
の発明は、前記何れかの発明において、前記係止具(60)
の構成を限定したものであり、『前記底半体(B) を合成
樹脂製とすると共に、前記係止具(60)は底半体(B) の底
部平面部と一体的に成型されるとと共に、前記底部平面
部から直立する中央突起(62)とその両側に突出する一対
の挟持突起(63)(63)とからなり、前記中央突起(62)と前
記挟持突起(63)の間の間隙は電気コード(7) を圧入する
のに適する間隙に設定した』ことである。
【0011】このものでは、中央突起(62)と挟持突起(6
3)との間に電気コード(7) を通過する態様で圧入するこ
とにより、前記電気コード(7) を係止具(60)に係止でき
る。なお、この係止具(60)に電気コード(7) を係止する
方法としては、前記電気コード(7) を前記中央突起(62)
に巻き付けるようにして中央突起(62)の両側の挟持突起
(63)との間の間隙に前記電気コード(7) が圧入されるよ
うに係止する方法も採用できる。
【0012】この場合、係止具(60)により係止作用が一
層向上する。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上記したよう
に、箱主体(1) に導入される電気コード(7) が保持体(6
1)、係止具(60)、及び、両者の間の電気コード(7) の屈
曲部の3か所で滑り止め状態に係止されるから、電気コ
ード(7) に張力が作用したとしても、基板(10)との接続
部には前記張力が作用しない。
【0014】また、底半体(B) の底部平面部に係止具(6
0)を設けるだけであるから、筒部(6) のコード挿通部の
みで固定する従来のものに比べてコードの緩み止めの為
の構成が簡素化できる。請求項2の発明は、前記効果に
加えて、電気コード(7) が基板(10)側の内部コード(71)
と、底半体(B) 側を挿通する外部コード(72)とに分離さ
れ、底半体(B)が正面半体(A) から分離できるから、前
記基板(10)に装着された部品群の夫々の異常チェックが
簡単である。
【0015】請求項3の発明によれば、前記効果に加え
て、前記基板(10)の交換による操作盤の修理が簡単であ
る。請求項4の発明によれば、係止具(60)による電気コ
ード(7) の係止が簡単であり、加えて、この係止具(60)
は、底半体(B) の底部平面部と一体に射出成型によって
製作できるから、構成が一層簡素化できる。
【0016】また、中央突起(62)に巻き付けるように電
気コード(7) を係止した場合には、この係止具(60)によ
る電気コードの係止が一層確実となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば、給湯器付の風
呂装置のリモコン操作盤に実施される。通常、この種の
リモコン操作盤では、浴室用のリモコン操作盤(浴室リ
モコン)と台所に設置される主操作盤(メインリモコ
ン)とがある。図2以下に示す実施の形態は浴室リモコ
ンに本発明が実施されたものである。
【0018】この浴室リモコンでは水密性が要求される
が、図2の正面図及び図4の断面図に示すように、基板
(10)を収容し、スイッチ(3) や補助操作体(1b)等を内蔵
した箱主体(1) と、この箱主体(1) の正面をカバーする
カバー体(2) とからなる構成である。前記浴室リモコン
には、正面中央に4つの主操作体(1a)(1a)が縦横に並設
され、その左側には、蛍光表示管式の発光表示ユニット
(5) の正面をカバーする窓板(51)が露出している。この
窓板(51)は光透過性合成樹脂からなる。右側には、左右
方向外側に開く態様の蓋板(21)が設けられている。
【0019】前記箱主体(1) は、正面半体(A) とこれの
背面側に開放部を閉塞する底半体(B) とからなる。前記
正面半体(A) には、基板(10)が取付けられている。この
基板(10)の正面側には、前記各主操作体(1a)によって操
作されるスイッチ(3) 、隠しスイッチ(30)(30)、及び、
前記発光表示ユニット(5) が取付けられ、背面側にはそ
の他の制御素子が取付けられている。
【0020】前記正面半体(A) の正面側の平面には、前
記蓋板(21)によって被覆される範囲に隠しスイッチ(30)
(30)の操作部となる補助操作面部(22)が設けられ、前記
主操作体(1a)(1a)の背面側に一致する部分には補助操作
体(1b)(1b)が設けられている。前記補助操作面部(22)の
表面は、図4の断面図に示すように、前記隠しスイッチ
(30)(30)用の操作ボタン(301)(301)の配置部の表面全域
が1枚の押えシート(172) によって被覆された構成であ
り、前記操作ボタン(301) と正面半体(A) との可動間隙
は前記押えシート(172) によって密封され、この操作部
の水密が確保されている。なお、前記押えシート(172)
における前記操作ボタン(301) と対向する部分は、正面
半体(A) に設けたボタン孔を閉塞する部分的な可動部
で、これが操作部となる。
【0021】[補助操作体(1b)]また、前記補助操作体
(1b)は、図4及び図5の断面図に示すように、2つの合
成樹脂製の第1レンズ体(101) 及び第2レンズ体(102)
からなり、前記第2レンズ体(102) は周縁部からフラン
ジ部が張り出し、このフランジ部の内周域に形成された
凹陥部(103) 内に前記第1レンズ体(101) が収容されて
いる。そして、これら2つの第1レンズ体(101) と第2
レンズ体(102) が重なり合って、前記スイッチ(3) の発
光部(32)からの光を主操作体(1a)の全域に効率的に集光
できるようなレンズ構成としてある。
【0022】前記補助操作体(1b)は前記正面半体(A) に
形成した凹陥部(18)に収容され、この凹陥部(18)内にて
正面−背面方向に往復移動可能に構成されている。な
お、前記正面半体(A) の正面側の平面で前記4つの補助
操作体(1b)(1b)の配設部は、図5のように、弾性合成樹
脂シート又は柔軟な合成樹脂シートからなる押えシート
(171) によって被覆される。従って、前記凹陥部(18)(1
8)に収容された補助操作体(1b)(1b)は移動自在に保持さ
れると共にこの移動自在とするための間隙部等の正面側
が前記押えシート(171) によって被覆されて、この部分
の水密が確保される。
【0023】[窓板(51)の特徴]前記窓板(51)は、正面
半体(A) と一体的に構成されているが、この実施例で
は、所謂2色成型により一体化している。前記発光表示
ユニット(5) は扁平な直方体であり、その正面よりも少
し小さい範囲が有効表示域であり、この有効表示域より
も僅かに小さな開口(25)が前記正面半体(A) に形成され
る態様で、1回目の射出成型が実行され、その後、前記
開口(25)を被覆する矩形の範囲に図11に示すように窓
板(51)の部分を光透過性の所謂スモークタイプの合成樹
脂により2回目の射出成型をする。これにより、カバー
体(2) の正面に露出する前記窓板(51)の正面からの外観
は、前記窓板(51)の周縁と前記開口(25)の周縁との間
が、帯状に縁取りされた外観となる。この例では、前記
窓板(51)を赤みがかったスモーク色とし、正面半体(A)
を薄いグレー色としている。これにより、前記縁取り部
分は濃いグレー色に見えるものとなる。
【0024】上記構成の正面半体(A) の周縁端面と底半
体(B) の周縁端面との間に環状のパッキング(26)が介在
されて水密が確保され、複数カ所をネジ止めすることに
より、正面半体(A) と底半体(B) とによって扁平な箱状
の箱主体(1) が構成される。この状態では、補助操作面
部(22)の部分及び補助操作体(1b)(1b)の配置部及び窓板
(51)の配置部の各部の水密が上記のようにして確保され
たものとなる。
【0025】なお、この例では、前記正面半体(A) の正
面はカバー体(2) によってカバーされているが、このカ
バー体(2) に於ける前記窓板(51)と対応する部分には前
記窓板(51)の正面側を嵌め込む開口(52)が形成されてい
る。また、補助操作体(1b)(1b)の正面側には、図6及び
図7に示すような、弾性板(13)の先端に設けた主操作体
(1a)(1a)が対接しており、この主操作体(1a)(1a)の正面
側がカバー体(2) の表面に露出している。この主操作体
(1a)の断面の構成及びカバー体(2) の裏面に取付けられ
る連結桟(14)を備える。
【0026】このものでは、スイッチ(3) の発光部(32)
からの光は、第1レンズ体(101) 及び第2レンズ体(10
2) を介して前記主操作体(1a)の裏面の表示印刷層(11)
に集光されるから、この表示印刷層(11)の散乱により当
該部分の表示が透明の主操作体(1a)を介して浴室リモコ
ンの正面からよくみえることとなる。この箱主体(1) 内
へ導入される電源コード及び信号コード等の電気コード
(7)(外部コード(72))は、底半体(B) の中央の筒部(6)
に水密状態に嵌着したゴム製のブッシング(61)に挿通
させて、箱主体(1) 内に導入している。そして、この箱
主体(1) 内で、前記スイッチ(3) 、隠しスイッチ(30)、
及び、制御素子等に配線される。前記ブッシング(61)を
前記電気コード(7) が挿通すると、この挿通部の摩擦に
よって滑り止め状態に仮止めされる。
【0027】[配線止め]この底半体(B) の内面には、
図9、及び、図10に示すような係止具(60)を設けてい
る。この係止具(60)は、底半体(B) と一体に形成された
扁平な中央突起(62)と、これを挟んで対向する扁平な挟
持突起(63)(63)とからなり、前記中央突起(62)と前記挟
持突起(63)の扁平な断面が相互に平行となる態様に前記
各突起が並設された構成である。前記係止具(60)(60)
が、図8に示すように、底半体(B) の底部平面部に複数
個配置されている。
【0028】前記中央突起(62)と挟持突起(63)との間の
間隙は、その両端を除く部分では、前記突起先端に向か
って徐々に広くなるようにし、各突起の断面の両端から
リブ(R) が対向突出し、これらリブ(R)(R)の頂部相互の
間隔は前記各突起の先端側から基端までの間でほぼ一定
となっている。従って、上記態様で箱主体(1) 内に導入
された電気コード(7) は、図9の二点鎖線で示すように
前記中央突起(62)と挟持突起(63)との間に押し込まれる
と、この部分の摩擦によって摺動しにくい状態に挟持さ
れる。特に、前記リブ(R)(R)によって挟持されることか
ら、この部分の挟持による係止作用が一層確実となる。
なお、図9の線図及び図10に示すように前記中央突起
(62)に前記電気コード(7) を巻き付けると共に、前記電
気コード(7) を対向する前記リブ(R) (R) 間に圧入する
ようにすると、電気コード(7) の摺動が一層確実に防止
できる。従って、電気コード(7) が底半体(B) の内面に
安定的に保持されることとなる。
【0029】なお、この実施の形態では、図4のように
前記底半体(B) の背面と前記筒部(6) の背面側の端部と
が同一平面に位置するように設定され、前記筒部(6) の
外周域に環状の弾性パッキン(64)が添設固定されてい
る。そして、底半体(B) の背面の周縁には同様な環状の
弾性パッキン(65)が添設固定されている。従って、この
箱主体(1) を、透孔(M) を挿通する取付けねじ(N) によ
るネジ止め等の手段によって壁面に添設固定すると、前
記ブッシング(61)によるシールに加えて前記環状の弾性
パッキン(64)(65)により筒部(6) 内の水密が確保された
ものとなる。
【0030】また、前記筒部(6) が底半体(B) の背面か
ら突出しないから、壁面には前記電源コードや信号コー
ドが挿通する穴があれば良く、浴室リモコン設置の為に
大きな穴を開けたりする必要がない。 [補助操作体保持機構]前記補助操作体(1b)(1b)の正面
側の水密を図るために、図11〜図13に示すように、
これら補助操作体(1b)(1b)の配置部の正面側は押えシー
ト(171) によって被覆されているが、前記押えシート(1
71) は正面半体(A) の正面側表面に両面接着テープ(T)
を用いて貼着されている。この例では、4つの補助操作
体(1b)(1b)は図11の二点鎖線で示すように、正方形の
各コーナに一致する位置に配置され、これらの補助操作
体(1b)(1b)を収容する凹陥部(18)(18)の間は平面部とな
っている。そして、この平面で前記凹陥部(18)(18)を囲
む範囲は、前記両面接着テープ(T) によって帯状に貼着
され、それに加えて、一方の辺に平行な中間辺部も帯状
に貼着されている。従って、これら両面接着テープ(T)
の間では、補助操作体(1b)の正面側表面と前記押えシー
ト(171) の背面とは自由状態にある。
【0031】このことから、主操作体(1a)によって前記
補助操作体(1b)の表面を被覆する押えシート(171) を押
し込んでスイッチ(3) を作動させるとき、押えシート(1
71)の裏面と補助操作体(1b)の表面との間には、一定の
相対移動の自由度があるから操作感が良い。スイッチ
(3) のクリック操作感がそのまま生かされ操作感とな
る。
【0032】[電気接続の実際]なお、箱主体(1) 内で
上記電源コード及び信号コードを接続するために、図1
4に示すように、箱主体(1) 内の基板(10)の裏面側の空
間(600) の大きさは、前記コードを接続する為のコネク
ター(66)(67)を収容できる大きさとし、一方のコネクタ
ー(67)は、前記筒部(6) を挿通する電源コード及び/又
は信号コード等の外部コード(72)の前記箱主体(1) 側の
端部に設けられている。
【0033】従って、このものでは、周縁の接合用とも
なる取付ネジ(N) を外して、箱主体(1) を正面半体(A)
と底半体(B) とに分離した状態で、前記筒部(6) を挿通
させた電源コード及び/又は信号コード等の外部コード
(72)の内側の端部に前記コネクター(67)を取付けて、こ
れを正面半体(A) 側の内部コード(71)に取付けられる他
方のコネクター(66)と接続すれば、電気接続できること
となる。このとき、前記各コードが箱主体(1) 内で絡ま
り易いが、前記接続作業の際に、底半体(B) 側の係止具
(60)(60)を用いて前記各コードを係止できるので、作業
性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の要部説明図
【図2】本発明の実施の形態の浴室リモコンの正面図
【図3】本発明の実施の形態の浴室リモコンの背面図
【図4】本発明の実施の形態のX−X断面図
【図5】本発明の実施の形態のY−Y断面拡大図
【図6】主操作体(1a)と弾性板(13)の関係を示す正面図
【図7】主操作体(1a)と弾性板(13)の関係の側面図
【図8】本発明の実施の形態の浴室リモコンの底半体
(B) の正面図
【図9】前記底半体(B) の係止具(6) の拡大図
【図10】前記係止具(6) の拡大側面図
【図11】押えシート(171) の平面図
【図12】両面接着テープ(T) の平面図
【図13】押えシート(171) の貼着構造の拡大図
【図14】箱主体(1) 内のコード接続状態を示す要部断
面図
【符号の説明】
(1) ・・・箱主体 (32)・・・発光部 (1a)・・・主操作体 (301) ・・操作ボタン (1b)・・・補助操作体 (4) ・・・取付け金具 (10)・・・基板 (41)・・・支持板部 (11)・・・表示印刷層 (42)・・・ネジ孔 (12)・・・液晶表示部 (43)・・・透孔 (13)・・・弾性板 (44)・・・係合フック (14)・・・連結桟 (5) ・・・発光表示ユ
ニット (15)・・・正面板 (51)・・・窓板 (16)・・・フランジ部 (C1)・・・接続部 (17)・・・押えシート (A) ・・・正面半体 (18)・・・凹陥部 (B) ・・・底半体 (19)・・・カギ状凹部 (101) ・・第1レンズ
体 (171) ・・押えシート (102) ・・第2レンズ
体 (172) ・・押えシート (103) ・・凹陥部 (21)・・・蓋板 (R) ・・・リブ (22)・・・補助操作面部 (6) ・・・筒部 (23)・・・弾性板 (61)・・・ブッシング (24)・・・ボタン部 (60)・・・係止具 (25)・・・開口 (62)・・・中央突起 (26)・・・パッキング (63)・・・挟持突起 (3) ・・・スイッチ (64)・・・弾性パッキ
ン (30)・・・隠しスイッチ (65)・・・弾性パッキ
ン (31)・・・アクチェータ (66)(67)・コネクター (R) ・・・リブ (T) ・・・両面接着テ
ープ (411) ・・凹部 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気コード(7) を箱主体(1) の背面から
    導入して内部の電気部品群を備える基板(10)に電気接続
    する構成の操作盤において、箱主体(1) は、壁面側に添
    設される底半体(B) と、この正面側を被覆し操作部を具
    備する正面半体(A) とからなり、前記底半体(B) の底部
    平面部と前記基板(10)との間には空間が設けられ、前記
    底部平面部には前記底半体(B) の内外を連通させると共
    に電気コード(7) を導入する為の筒部(6) が設けられ、
    前記筒部(6) には前記電気コード(7) を挿通状態に保持
    する保持体が抜止め状態に挿入固定され、前記底半体
    (B) の前記底部平面部には前記電気コード(7) を絡ませ
    て係止し前記空間内に突出する係止具(60)が設けられた
    操作盤の電気接続構造。
  2. 【請求項2】 前記電気コード(7) は、基板(10)側に接
    続される内部コード(71)と、箱主体(1) の外部から前記
    空間内に導入される外部コード(72)とからなり、これら
    内部コード(71)と外部コード(72)とはコネクターにより
    取り外し可能に接続され、前記空間は前記コネクターを
    収容できる大きさとし、前記基板(10)は正面半体(A) 側
    に取付けられ、前記正面半体(A) と底半体(B) とを分離
    自在に結合した請求項1に記載の操作盤の電気接続構
    造。
  3. 【請求項3】 前記基板(10)を取り外し可能とした請求
    項1又は請求項2に記載の操作盤の電気接続構造。
  4. 【請求項4】 前記底半体(B) を合成樹脂製とすると共
    に、前記係止具(60)は底半体(B) の底部平面部と一体的
    に成型されるとと共に、前記底部平面部から直立する中
    央突起(62)とその両側に突出する一対の挟持突起(63)(6
    3)とからなり、前記中央突起(62)と前記挟持突起(63)の
    間の間隙は電気コード(7) を圧入するのに適する間隙に
    設定した請求項1から請求項4の何れかに記載の操作盤
    の電気接続構造。
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