JPH01293197A - 生活雑排水および屎尿浄化槽におけるリン除去方法ならびにこれを用いた浄化装置 - Google Patents

生活雑排水および屎尿浄化槽におけるリン除去方法ならびにこれを用いた浄化装置

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JPH01293197A
JPH01293197A JP63121871A JP12187188A JPH01293197A JP H01293197 A JPH01293197 A JP H01293197A JP 63121871 A JP63121871 A JP 63121871A JP 12187188 A JP12187188 A JP 12187188A JP H01293197 A JPH01293197 A JP H01293197A
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tank
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JP63121871A
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Toshiro Nagaya
長屋 利郎
Shigeru Ono
茂 大野
Masaharu Onishi
尾西 正治
Hiroshi Sagawa
寒川 博
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Kirin Brewery Co Ltd
Yondenko Corp
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
Yondenko Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生活雑排水および屎尿浄化槽におけるリン除去
方法およびこれを用いた浄化装置に係り、特に一般家庭
で個別的に用いられる生活雑排水および屎尿浄化槽中の
リンを簡易にしかも経済的なa楕で確実に除去できるリ
ン除去方法およびこれを用いた浄化装置に関する。
〔従来の技術〕
湖沼や内海などいわゆる閉鎖性水域は各種の栄養塩の流
入などにより富栄養化の進行が著しい。
富栄養化とは、排水中の窒素、リンなどの栄養塩濃度が
増加し、これを利用し、光合成を行なう藻類や水生植物
が異常に増殖する現象である。
このような富栄養化を促進する排水のなかで生活雑排水
および屎尿浄化槽放流水の影響は極めて大きく、特にそ
の排水中に含有される窒素およびリンは、藻類増殖に最
も関係の深い物質といわれている。
それゆえ、生活雑排水および床束浄化槽数水中に含有さ
れる窒素およびリンの削減対策は、公共用水域を保全す
る上で極めて重要なことである。 、現在、排水中の窒
素およびリンの除去処理方法としては以下のものがある
すなわち、リンの除去方法としては、 ■嫌気・好気法 嫌気状態でリンを放出し、好気状態でリンを摂取する特
性を利用した方法である。
既存の処理施設を利用でき、無薬注で処理できるが、除
去能が低く、活性汚泥が蓄積できるリン量には限界があ
るので汚泥引き抜き量を適当に管理しなければならない
■フォストリップシステム 嫌気・好気法と化学的脱リン法を組み合わせた除去方法
である。
リン濃縮液に少量の石炭を添加することにより経済的に
しかも安定して除去できるが、脱リン施設を増設する必
要がある。
■生物・化学的同時処理法 曝気槽に凝集剤を添加し、有機物質とリンを同時に除去
する方法である。
既存の処理施設を利用でき、しかもリン除去能が安定し
ているが、発生汚泥量が多く、凝a刑の添加濃度を高め
た場合に生物相に影響の生じる危険性がある。
■凝集沈殿法 原水あるいは2次処理水に凝集剤を添加し、リン化合物
として沈殿除去する方法である。
きわめてリン除去能が高く、柔軟性のある運転か可能で
あるが、新しい処理施設が必要で、ランニングコストが
高く、しかも発生汚泥量が多い。
■晶析(接触)脱リン法 リン酸イオン、カルシウムイオンおよび水酸化イオンの
反応で生成するヒドロキシアパタイトの晶析現象を利用
した方法である。
発生汚泥量か少なく、リン除去能が安定しているが、新
しい処理施設が必要であり、しかも脱炭酸槽、砂濾過な
どの前処理が必要となる。
一方、窒素の除去方法としては、 ■生物学的脱窒法 ■アンモニアストリッピング法 ■
不連続点塩素処理法 ■イオン交換法等が知られている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述したような種々の処理方法は、いず
れも高度の処理プロセスを必要とし、家庭用個別浄化装
置には容易に組み込むことは出来ない。
すなわち、窒素の除去については、生物学的硝化脱窒法
が家庭用の個別浄化装置に適用されつつあるものの、リ
ンの除去には上述のごとく■新し  ′い処理施設が必
要であること(フォストリップシステム、凝集沈殿法、
晶折脱リン法)■薬品添加の管理が面倒である(凝集沈
殿法)■運転管理に高度の技術が必要である(生物脱リ
ン法)■P H調整管理に高度の技術が必要である等の
理由で上記の種々の処理方法は家庭用個別浄化装置に応
用されていない。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたのでその目的は
、特に一般家庭で個別的に用いられる生活雑排水および
屎尿浄化槽中のリンを簡易にしかも経済的な機構で確実
に除去できるリン除去方法およびこれを用いた浄化装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため本発明は、排水処理槽中にFe
又はA」を含有するイオン溶出体を備え、該溶出体から
溶出手段によりFeイオン又はAllイオンを溶出させ
、該イオンと排水中のリン酸イオン(PO4)との化合
結合により難溶性の塩を形成し、しかる後、汚濁原因物
質を含む排水を微生物のもつ分解作用を利用した微生物
処理及び濾過吸着処理してリンを除去することを特徴と
し、または、微生物のもつ分解作用を利用した微生物的
処理及び濾過吸着処理する生物膜濾過槽を有し、該生物
膜濾過槽の前工程にFe又はA」を含有する溶出体と該
溶出体からF eイオンスはAlイオンを溶出させる溶
出手段を設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
排水処理槽中に設けられたFe又はAJを含有するイオ
ン溶出体は、例えば該溶出体の表面等に形成される生物
膜に共生ずるバクテリアによって例えば鉄イオン(Fe
、Fe”+等)を放出する。
2÷ 一方、排水中の有機リンは分解されてリン酸イオン(P
O)となり、これが前記鉄イオンと結合して難溶性のリ
ン酸鉄(F e P O4・n II20 )の非晶質
を形成し、しかる後、排水中の未反応のリン酸イオン<
po4′−)等を含む汚濁原因物質などを微生物の分解
作用を利用した微生物処理及び濾過吸着処理してリンを
除去する。
このような処理方法とすることで、従来リン除去に用い
られていたような高度の操作・管理を必要とゼす、コン
パクトな浄化装置が実現できる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図ないし第2図にもとづいて説明
する。
第1図は、本発明の浄化装置の概略構成1&断面図を示
したものである。
本発明における浄化装置は、第1図に示されるように図
中のほぼ中央部にイオン反応槽p゛、生物膜濾過MsS
を有して構成され、通常イオン反応槽Fの前工程として
原水槽Rが、生物膜濾過槽Sの後工程として処理水槽1
゛がさらに設けられる。
原水MJRにおいては、通常、嫌気性生物化学的処理が
行なわれる。
このような原水槽Rの構成としては、種々の構成が考え
られるが、その中でも特に第1図に示される構成のもの
が好ましい。
すなわち、第1図に示されるように原水mRは低水位(
L、W、L)の位置に開口8を設けた仕切壁7によって
連通し、また仕切られた第1原水槽Rおよび第2原水槽
R2から構成されており、両室ともに嫌気性微生物で処
理した有機物や太きなゴミを除去する濾床5a、5bを
備え、濾床5a、5bの下方に空間がそれぞれ設けられ
ている。第1原水槽R1には汚水である原水を流入させ
る流入口3、この流入口3につながる下方および側面に
開口部を有した導水管4が設けられ、この導水管4の下
方の開口部の真下であって濾床5aの上方には導水管4
の水流を一箇所に集中させす、周囲へ拡散させ槽内の水
を撹拌させないなめ、阻流板(図示しない)か設けられ
ている。この濾床5aは嫌気性微生物を用いており、第
2原水槽R2とともに原水槽Rを構成している。
第1原水槽Rと第2原水NJIt2とを仕切る仕切J0
.7に沿って釦直に濾床5aより下方に延在し、そこに
開口している掃除1’!j6が設けられている。
この掃除f!i6は掃除の際にこの掃除筒6の底まで図
示しない掃除ボンダのノズルを挿入するなめのらのであ
る。
第2原水槽R2には、濾床5bの直ぐ上に間欠定量ポン
プ9が設置され、この間欠定量ポンプ9の水の吸入口1
1は一方面バルブ10を介して濾床5aの上面内部へ下
方に向けて開口している。
この間欠定量ポンプ9はパイプ14に電磁弁15を介し
て接続されたポンプ用ブロワ−16によって伴動される
。この吸入管水平部17の位置より第2原水!nR2の
水位が低いとき(低水位=L。
W、L)には後述するイオン反応jfaFには水が送ら
れず、これより多いときのみ送られる。また、第1原水
!llR1の水位が高水位<H,W、L)となったとき
には、図示しない手段で汚水が流入するのを阻止する手
段が設けられるか、この手段がとれないものはこれを許
容しうる大きさの浄化槽を採用する。従って、汚水か導
水管4から流れ込んでくる量に増減があっても間欠定量
ポンプ9によってオーバーフロー式でなくパイプ13を
介してイオン反応′MJFに送られ、常に安定した処理
ができる。
次工程としてのイオン反応槽Fには、鉄(Fe)又はア
ルミニウム(A」)を含有するイオン溶出体20がIP
中の処理水中に浸漬するように設けられ、さらに前記イ
オン溶出体20の周囲にはFeイオン又はAlイオンを
溶出させる溶出手段が備えられており、これらについて
は後に詳述する。
さらにイオン反応槽Fの底部近くには、曝気用ブロワ2
5に接続された曝気・逆洗用パイプ21が枠組されて設
けられ、この枠組された部分に多くの孔が設けられてい
る。
前記イオン溶出体20は、鉄又はアルミニウムのいずれ
か一方を含有するが、アルミニウムを用いた場合には、
汚泥<a葉物)の生成呈が多く、汚泥の濃縮性や脱水性
が特に悪くなるし、また、アルミニウムを溶解させる後
述の溶出手段が十分でないといえるなどの理由で本発明
ではアルミニウムよりも鉄を含有させたイオン溶出体2
0を用いることが特に好ましい。
この場合、溶出体20の組成としては、鉄の単体でもよ
いし、種々の鉄化合物、特に2価ないし2+     
 3+ 3価の鉄(Fe  、Fe  )のイオン性化合物とし
てもよい。
なお、アルミニウムを含有させた溶出体20の場合には
、その組成としてAl単体ないしは通常3価のAlのイ
オン性化合物か用いられる。
このような溶出体20の形状は、特にこのものと処理水
との接触面積が大きくとれる形状とすることが好ましく
、例えば、金属(Fe等)の線材を複数本所定方向に組
み合せな“たわし形状゛ないしは“ワイヤブラシ形状”
のものや、金属体の外部および内部に多数の細孔を設け
た“ハニカム形状°°のものや、金属の線材を網状に織
り込んでこのものを単独であるいは所定形状に成形した
ものや、所定の大きさの金属粉を処理水が通過できる袋
状のものに収納したものあるいは、比表面積の大きなハ
ニカム状担体の表面に金属粉を含浸させたもの等が挙げ
られる。
中でも取り扱いの便宜、コスト等の点から“たわし形状
”、“ワイヤブラシ形状パ、“ハニカム形状°′のもの
を用いるのが特に好ましい。
このような溶出体20は、図示のごとく通常イオン反応
槽Fの排水中に浸漬するように槽Fの上部から取付部材
20aによって取りつけられ、この取付部材20aは迅
速に溶出体20が取り替えできる構造とすることが好ま
しい。
用いる溶出体20の個数等については、処理すべき排水
の量や、溶出体20のそのものが有する比表面積等によ
って左右される溶出速度等の物性を考慮して適宜決定す
ればよい。
このような溶出体20の周囲には、溶出体20からFe
イオン又はAlイオンを溶出させるための溶出手段が設
けられる。
溶出手段としては、当該イオン反応48!gF中に排水
を通水させながら、下部の曝気・逆洗用パイプ21から
連続曝気することにより前記溶出体20の表面ないし細
孔内に形成される生物膜に共生ずるバクテリア、特に溶
出体20が鉄を含む場合にはFerro−baci l
 Iusか中心的な役割を果たす。
その他の溶出手段としては、例えば排水中の水素イオン
濃度の示標値であるPH値が挙げられ、これによっても
前記Feイオン又はAlイオの溶出速度は影響を受ける
このように溶出体20が鉄を含む場合には、生O1膜中
に共生した鉄を溶出する機能をもつFerro−bac
illusが、溶出体20に含有される鉄を溶出して排
水中に鉄イオン2+3+ (Fe  、Fe  )を放出する。
一方、排水中の有機リンは分解されて、リン酸イオン(
PO4)となり、これか鉄イオンと結合して難溶性のリ
ン酸鉄(FePO・n ](20)の非晶質を形成し、
これが沈殿除去されるため、処理水中のリンが除去でき
る。なお、イオン反応!1gF内は当該槽Fの底部近く
に設けられた曝気・逆洗用パイプ21の孔から、曝気さ
れ好気性とされる。
このようなイオン反応IP下部には連結パイプ22aが
設けられており、排水はポンプ24および連結パイプ2
6bを介して生物膜濾過槽Sに供給される。
なお、上記イオン反応IFの底部にはイオン反応槽F内
で凝集沈殿し底部に堆積したリン酸鉄(FePO−nH
2O)を除去するためのドレンロ22cが設けられる。
上記のようにイオン反応槽Fの次工程として設けられる
生物膜濾過槽Sは、排水中の汚濁原因物質ないしは、前
記イオン反応槽F内で未反応のリン酸イオン、鉄イオン
などを微生物のもの分解作用を利用した微生物処理及び
濾過吸着処理することを目的としており、その処理槽の
構成としては種々の態様が考えられるが、中でも特にリ
ンの除去能を向上させるためには以下に述べるような構
成とすることが好ましい。
すなわち、生物膜濾過槽Sの上方には逆洗時に処理槽S
で増加し溢れた処理水が前記第1原水槽R1へ戻される
逆洗排水パイプ31が設けられ、一方底部近くには図示
のごとく曝気用ブロワ35に接続された曝気・逆洗用パ
イプ37が枠組されて設けられ、この枠組された部分に
は多くの孔が設けられている。
当該曝気・逆洗用パイプ37の枠組部の上方近辺および
連結パイプ26bの開口部下方近辺双方にはそれぞれロ
スドル39.41が設けられ、この間に好気性微生物を
付着させた粒状の多孔質セラミックスからなる多数の担
体43を充填して生物膜濾過層45を形成している。
上記粒状の多孔質セラミックスとしては、例えば高多孔
性粒状泡ガラスを用いることが好ましい。
当該高多孔性粒状泡ガラスの材質としてはシリカガラス
、ソーダ石炭ガラス、アルミノホウケイ酸ガラス、ホウ
ゲイ酸ガラス、アルミノケイ酸カラス、釦ガラスなどが
あり、必要に応じて適宜変更することができるが、経済
的な観点から安価なソーダ石灰ガラスが望ましい。また
、鉄などの金属分を含浸させた特殊な組成のガラスを用
いて、リンなどの特定成分の除去率を高めることも可能
である。
用いられる泡ガラスは粒状であり、かつ、高度に多孔度
を有するものである。この泡ガラスの粒径は、例えば、
0.2〜2011、好ましくは、4〜10市である。
この粒径上限を超えると微生物の付着が担体表面にかた
より、浄化効率が悪くなり、逆にこの粒径下限未満では
目づまりをおこすおそれがあるからである。この泡ガラ
スの多孔度は、高度であり、具体的には、全細孔容積1
〜4.5ml/g、好ましくは2〜3 、5011/ 
g 、吸水率50〜85%、好ましくは70〜85%(
VOJ/νOj)、中央細孔直径(容積)1〜50μm
、好ましくは5〜50μm、嵩比重0.1〜1.5、好
ましくは0.15〜0.4である。
上記の高多孔性粒状泡ガラスは、例えば、従来の方法に
より製造された5〜20%の吸水率を有する粒状泡ガラ
スを、温水又はアルカリ溶液に浸漬させて、粒状泡ガラ
ス中の可溶性アルカリ成分を除去せしめ、粒状泡ガラス
の表面層ならびに独立気泡中に開口を設けるようにして
、これを製造することができる。
また、硝子パウダーに発泡剤と融点の高い金属酸化物、
例えば、アルミナ、シリカ、ジルコニア等を5〜10%
添加し、焼成した後、急冷して微mlな気泡を発生せし
めることによっても製造することができる。
このような例えば多孔性粒状泡ガラスからなる多孔質セ
ラミックスは、前述したように多孔質であるため、比表
面積、細孔容積が大きく微生物の付着増殖に最適補遺を
もっており、微生物を高濃度に保持できる。従って、生
物膜濾過層を多孔質セラミックスからなる担体で構成し
たような場合には、この処理能力は一層増大し、さらに
小型化を図ることができる。
また、比重も1に近く、少々の流れによっても位置を変
え撹拌がなされる。すなわち、逆洗動力が極めて少なく
てもよい、さらにこの生物膜濾過槽Sの底部でロスドル
3つより下、すなわち生物rfA濾過層45より下側に
開口し、生物膜濾過層45により浄化処理された処理水
を処理水槽Tへ供給するとともに、逆洗時には処理水槽
ゴの処理水を生物膜濾過槽Sへ逆送するパイプ47が設
けられている。
次工程の処理水槽′■゛には、パイプ47の他端が底部
まで延び、そこに処理水を逆送させる逆洗ポンプ53が
取り付けられている。また、パイプ47の中間位置には
エルボ管55が設けられ、生物膜濾過M!Isで処理さ
れた処理水を処理水槽′rに放出している。この処理水
をオーバーフローさせて放流するため、図示のごとく小
室57.59゜61が設けられ、小室61に設けられた
放流口63から放流している。小室59.61のいずれ
かには通常、薬筒65が設けられ、有8!物が処理され
た処理水を中和、殺菌等を行なっている。
次に、上述してきた浄化装置の汚水の処理方法について
説明する。
本発明の浄化装置は、特に一般家庭で個別的に用いられ
る生活雑排水および床尾の浄化処理を目的とするもので
あり、それゆえ浄化装置の個々の槽の大きさは、それに
相応する大きさとされる。
汚水はまず最初に流入口3から導水管4を通り、阻流板
(図示しない)によって広げられて濾床5aに撒かれて
原水槽Rの第1原水槽R1に送られる。原水は、水位が
上昇し、導水管4の途中まできたときには側面の開口8
から流出する。汚水が濾床5aを通過するとき、この濾
床5aには嫌気性の微生物が付着しており、ここで有機
物の1次的分解、吸着が行なわれる。通過した水は第2
原水槓rt2の水位を上げていき、同様に濾床5bで有
機物の分解、吸着がなされる。水位が吸入管水平部17
を超えた後には電磁弁15が開放され、ポンプ用ブロア
16の圧力がパイプ14を通して間欠定量ポンプ9を作
動させる。この間欠定量ポンプ9によって汚水の流入量
に関係なく定量でイオン反応槽Fへ送り出す、したがっ
て、流入量か多いときには原水′WjRの水位が高水位
(H,W。
L)の線以内で上昇する。
パイプ13で送られた水は、イオン反応槽Fに入り、こ
の槽Fの底部に枠組された曝気・逆洗用パイプ21から
、曝気用ブロワ25の作用により空気の気泡が吹き出さ
れ、上昇する。
このような曝気により、当該槽Fの上部に設けられたF
e又はAllを含有する溶出体20の表面に生物膜が形
成され、例えば、この生物膜にFerro−baci 
I lusの鉄バクテリアが共生する。
この鉄バクテリアによって、溶出体20から排2+ 水中に鉄イオン(Fe  、Fe3+$)が放出され、
このものが排水中に存在するリン酸イオン(PO)と化
学結合して難溶性のリン酸鉄(FePO−nH2O)の
非晶質を形成し、沈殿除去され、排水中のリンが除去さ
れる。
なお、溶出体20から放出される鉄イオン2+3+ <Fe  、Fe  等)の濃度は、用いられる溶出体
20と排水との接触面積の大きさや、溶出体20の表面
近辺での排水流れの状態(例えば、境膜の厚さ等)や、
排水中のP T−1値等によって影響を受けるが、常に
銖イオン濃度が排水中のリン酸イオン濃度と同等あるい
はそれ以上の濃度になるように溶出体20の形状、個数
等を適宜泗定して用いることが好ましい。
これにより、排水中に存在するリンを効率よく除去せし
めることができる。
このようにイオン反応槽Fで処理された排水は、ポンプ
24によって生′$A膜濾過槽Sに導入される。
パイプ26bで送られた水は生物膜濾過槽Sに入り、生
物膜濾過層45を下向流て゛通過させる。
この生物膜濾過層45内には前述したように粒状多孔質
セラミックスからなる多数の担体43か充填されており
、この中を曲折しながら下降する。
ところで、このとき、曝気用ブロワ−35が作用し、底
部に枠組された曝気・逆洗用バイブ37から空気の気泡
が吹き出され、上昇する。この気泡は、担体43に衝突
しながら曲線的に上昇するので、急激に粗大化せず滞留
時間も長くなり、高い酸素利用率が得られるなめ、高負
荷運転が可能である。
このように生物膜濾過層45で原水と空気とを向流接触
させることにより、接触曝気をし、汚水への酸素溶解を
図り、生物酸化機能を高めて有機物の分解や微生物の増
殖をするとともに、担体粒子間と広い生物膜表面への吸
着とによる濾過作用により、より効率的に浄化し処理水
とする。したかつて、生物膜濾過層45で有機物は吸着
捕捉されさらにリンも除去される。より具体的には、水
中のBOD/)酸化分解及びSSの物理的濾過及び生物
膜への吸着がなされている。又ここでも未発応の鉄イオ
ンどリン酸との反応も起こっているものと考えられる。
なお、後述するように生物膜濾過層45は一定時間経過
毎に逆洗されるので、底部に沈澱することはほとんどな
いう 処理水はパイプ47によってエルボ管55の開口から処
理水[Tへ送り込まれる。ここに送り込よれた処理水は
水位が上昇し、小室57,59゜61を経て放流口63
から放流さる。この間、小室57からオーバーフローし
た処理水は薬筒65からの薬注によって中和や殺菌がな
されることによって放流される。
この放流は、前記原水槽Rに受けられた間欠定量ポンプ
9による水の供給により、処理スピードは設定されてお
り、この設定は通常、生物)!A濾過槓Sの生物膜濾過
層45の処理能力によって設定されている。したがって
、常に安定した処理水の水質を確保できる。汚水の処理
の結果、生!t!J膜濾過層45の担体43には有機物
や増殖汚泥が付着してきており、これが担体43から外
れて沈澱か始まる前に、逆洗ポンプ53を作動させると
処理水槽T内に溜まっている処理水がパイプ47中を逆
流して、生物膜濾過Isの底部から生物膜濾過FvJ4
5内を吹き上がる。この時エルボ管55からも一部吹き
出すが口径が小さいので問題にならない。
この上昇流によって、生物膜濾過層45内に付着捕捉さ
れている増殖汚泥等は、曝気ブロク−35から曝気・逆
洗用パイプ37を介して吹き出される気泡と相俟って除
去され、逆洗排水中に浮遊する。ここに生物膜濾過層4
5は上述したように多孔質セラミックスの多数担体43
であり、比重が1に近いことから、担体43は舞い上が
り、互に衝突し合うことになり、捕捉していた増殖汚泥
を離脱させることになり、洗われることとなる。
逆洗ポンプ53で処理水槽Tの処理水が送り込まれるた
め、反応槽Sの水位は上昇し、浮遊している増殖汚泥と
ともに逆洗排水として上方の逆洗排水パイプ31によっ
て第1原水槽R1に戻される。この逆洗排水は前記濾床
5a、5bを通過し、再度嫌気性微生物により分離され
、原水槽Rの底に増殖汚泥を減少させ、浮遊あるいは沈
澱させる。
この逆洗を所定時間経過毎に行い生物膜濾過層45を洗
滌して、分解、吸着能力を復帰させ原水槽Rへ増殖汚泥
等を戻し、原水槽Rの掩除筒6から掃除ポンプのノズル
を挿入して定期的に増殖汚泥を抜き収り、処理をする。
このような逆洗方法は、特に生物WA濾過層の処理能力
を低下させることなく、沈殿槽を設けることなく、常に
あまり変ることのない処理能力を維持するためには最適
である。
この逆洗が終った後には、原水46 Rへの汚水の流入
が続き、平常の浄化処理が行われる。
このような逆洗は、家庭用雑排水を処理対象とする場合
には、例えば1日に1度、逆洗することで足りる。
第2図は、本発明の浄化装置の別の態様を示す概略構成
縦断面図である。
なお、本図に示される図番と第1図に示されるそれとが
同一のものは、同義の構成部付を示している。
第2図における装置と前述した第1図における装置の相
異は、第1図におけるイオン反応槽Fと生物膜濾過槽S
とを一体化して、一体処理槽Gとしたところにある すなわち、図示のごとく一体処理槽Gは、その下部に微
生物のもつ分解作用を利用した微生物処理および濾過吸
着処理をするための第2の処理域S′を有しさらにこの
第2の処理域S′に連接して上部にイオン反応処理させ
るための第1の処理域F′を有し構成される。
第2の処理域S′の構成は1li1述した第1図生物膜
濾過楢Sのそれと同様の構成を有しており、従ってこの
ものについての説明はここでは省略する。
第1の処理域F′は第2の処理域S′の上部に連接して
設けられ、その上方には取付部材20aによって前記の
イオン溶出体20が排水中に浸漬するように取りつけら
れる。
このような溶出体20の周囲には、溶出体20からFe
イオン又はANイオンを溶出させるための溶出手段が設
けられることは第1図で説明した場合と同様である。
一体処理槽Gの底部には曝気・逆洗用のパイプ37が設
けられ、曝気用のブロワ35の作用により空気の気泡が
吹き出され第2の処理域S′中および第1の処理域F′
中を通過しながら上昇していく。
すなわち、一体処理槽Gとすることによって曝気・逆洗
用パイプ37およびブロワ35は第1図の場合とは異な
りそれぞれ共用する構成となる。
このような一体処理MJGは、容易に既存の処理槽を用
いて作製することができる。
すなわち、前記第1図に示される生物膜濾過層Sの生物
膜濾過層45の中に充填される担体43の充填率を例え
ば、70%程度に減少せしめ、その減少分だけ、槽Sの
上部に余分にできた処理水域に溶出体20が浸漬するよ
うにこれを取りつければよい。
あるいは、生I!IJ膜濾過槽Sを上方に大きく拡張し
、担体43の充填率をそのまま維持した状態で、積上部
に溶出体20を取りつけるようにしてもよい。
このような一体処理槽Gとすることによって、萌述した
ようなイオン反応槽F(第1図)を別途設ける必要性が
なく、処理装置およびそのシステムがシンプルになり、
経済的な面からも大きなメリットとなり、この点前述の
第1図に示される実施例よりも優れているといえる。
しかもこのような一体処理槽Gは前述したように既存の
処理槽を改造することによって容易に伴製し得る。
浄化装置の汚水の処理方法について、その原理は、前記
第1図で説明した場合と同様であり、ここでは省略する
上述してきたような本発明の浄化装置を用いて本発明の
効果を確認するために以下の実験を行なった。
(実験例1) 対象となる処理水を合成排水とし、当該合成排水は一般
に使用されている下記表1に掲げられる組成のものを原
水BOD(100〜800■/j )に合わせて調整し
た。
表1 合成下水組成 なお、表1に示されるものはBODlooI)pl(B
OD 100rag/j )のものである。
上記のように調整された種々の原水を、第1図に示され
る本発明の浄化R2のイオン反応槽F(以下、1段目と
いう)と生Th膜濾過槽S(以下、2段目という)の2
槽を備えた浄化装置を用いて浄化実験を行った。
第3図には、本実験により得られた原水のBOD濃度と
1段目でのBOD除去率の関係と、このシステムの(2
段目出口)のBOD除去率の関係が示される。この結果
より原水のB OD J度が大きくなる程、除去率は低
下するが、原水BODfi度600ar/j  (BO
D負荷5kg/m3・日)以下においても、BOD除去
率80%以上が得られることが確認された。
第4図には、本実験により得られた1段目での1” −
P濃度(全リン濃度)と’I’−P除去率(全リン除去
率)との関係と、このシステム(2段目出口)のT−P
除去率との関係が示される。
この結果よりT−P濃度が大きくなる程、除去率は低下
する。即ち生′!IA膜にFe溶出を依存しているので
、こういった傾向はやむえないが、Feイオンの濃度を
T−P濃度に対応させて大きくすればT−P除去率は向
上するものと考えられる。
(実験例2) 次に、BOD 900〜1400■/jの下水を約1週
間処理した実験結果を示す。
なお、浄化装置としては、第2図に示される一体処理槽
G、すなわち第1の処理域F′および第2の処理域S′
 (それぞれ前記の1段目および2段目に相当する)を
備えた浄化装置を利用して浄化実験を行った。結果を表
2にしめず、T−P除去率は合成排水を用いて行なった
実験例1の結果とよく一致する。
以上より、本発明の浄化装置は、リン除去装置として、
特に、原水のリン濃度があまり高くない、生活雑排水お
よび屎尿を処理対象とした場合、優れた性能を有するこ
とが確認された。
〔発明の効果〕
以上の結果より本発明の効果が明らかである。
すなわち、上述したようにリン除去の原理そのものは種
々知られており公知であるか、本発明によれば、これを
浄化装置に応用し、しかも従来リン除去に用いられてい
たような高度の操作・管理を必要とせずかつコンパクト
でリン除去可能な浄化装置が実現できる。
さらに、既存の一般家庭用の生活雑排水および屎尿浄化
槽を改変することにより簡易に本発明の浄化装置とする
ことができる。
すなわち、既存の家庭用個別浄化装置に例えばFeを含
有する溶出体とその溶出手段を備えた前記イオン反応槽
を1槽追加して設けることにより、あるいは家庭用個別
浄化槽に使われている沈殿分離槽ないし接触曝気槽に前
記溶出体を浸漬することにより、本発明の浄化装置とす
ることができる。
なお、用いる溶出体の個数等を適宜遊走することにより
、排水中のリン濃度に対応した適切な設定が簡易にしか
も迅速に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の浄化装置の概略構成縦断面図、第2
図は、本発明の他の実線態様である浄化装置のR略構成
縦断面図、第3図は、BOD濃度BOD除去率との関係
を示すグラフ、第4図は、’i’ −p濃度とT −P
除去率との関係を示すグラフである。 R・・・第1原水槽、R2・・・第2原水槽、R・・・
原′水槽、F・・・イオン反応槽、S・・・生物膜濾過
層、]゛・・・処理水槽、20・・・イオン溶出体、2
1・・・曝気・逆洗用パイプ、31・・・逆洗排水パイ
プ、37・・・曝気・逆洗用パイプ、39・・・ロスド
ル、41・・・ロスドル、43・・・担体、45・・・
生物膜濾過層、53・・・逆洗ポンプ、55・・・エル
ボ管。 出願人代理人  石  川  泰  男原水BOD濃度
(mg/4) BOD濃度とBOD除去率 第  3  図 T−P濃度(mg/1) T−P濃度とT−P除去率 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、排水処理槽中にFe又はAlを含有するイオン溶出
    体を備え、該溶出体から溶出手段によりFeイオン又は
    Alイオンを溶出させ、該イオンと排水中のリン酸イオ
    ン(PO_4^3^−)との化合結合により難溶性の塩
    を形成し、しかる後、汚濁原因物質を含む排水を微生物
    のもつ分解作用を利用した微生物処理及び濾過吸着処理
    してリンを除去することを特徴とする生活雑排水および
    屎尿浄化槽におけるリン除去方法。 2、微生物のもつ分解作用を利用した微生物処理及び濾
    過吸着処理する生物膜濾過槽を有し、該生物膜濾過槽の
    前工程にFe又はAlを含有する溶出体と該溶出体から
    Feイオン又はAlイオンを溶出させる溶出手段を設け
    たことを特徴とする生活雑排水および屎尿の浄化装置。 3、前記溶出体が、たわし形状、ワイヤブラシ形状又は
    、ハニカム形状の金属体である請求項1記載のリン除去
    方法又は請求項2記載の浄化装置。 4、前記溶出手段が溶出体の表面又は内部に形成される
    生物膜中に共生する微生物である請求項1記載のリン除
    去方法又は請求項2記載の浄化装置。 5、前記生物膜濾過槽には多孔質セラミックスを充填し
    てなることを特徴とする請求項2記載の浄化装置。
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