JPH01292870A - 半導体受光素子 - Google Patents

半導体受光素子

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JPH01292870A
JPH01292870A JP63121712A JP12171288A JPH01292870A JP H01292870 A JPH01292870 A JP H01292870A JP 63121712 A JP63121712 A JP 63121712A JP 12171288 A JP12171288 A JP 12171288A JP H01292870 A JPH01292870 A JP H01292870A
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JP
Japan
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layer
junction
guard ring
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region
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Pending
Application number
JP63121712A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Nagatsuma
一之 長妻
Hiroshi Matsuda
広志 松田
Kazuhiro Ito
和弘 伊藤
Ichiro Fujiwara
一郎 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体受光素子に係り、特にキャリアの増倍現
象を利用したアバランシュ・フォト・ダイオード型の半
導体受光素子(以下APDという、)に関する。
〔従来の技術〕
従来より、APDの作製における重要課題の一つにガー
ドリング効果の確実な実現がある。これは、第2図に示
す従来例1(電子通信学会技術研究報告、信学技報第8
6巻、341号、第71から78頁、0QE−183)
 、または第3図に示す従来例2(同上、pp79−8
5)のような構造により行なわれている。
第2図において、21はInP基板、22は、InPバ
ッファ層、23はI nGaAs光吸収層、24はI 
nGaAsP障壁緩和層、25はInP増倍層、264
FInP窓層で、いずれもn型であり、増倍層25のキ
ャリア濃度は、他のエビ層に比べ高い。27はCdの選
択拡散により形成したp型頭域で28は主接合となるp
n接合、29はBeの2変のイオン打込により形成した
p型頭域で、30はガードリング接合となるpn接合、
31.32.33は各々、パッシベーション膜。
p電極、n電極である。ここで、ガードリング接合30
は、主接合28の湾曲部をカバーするために、主接合2
8より深く形成することが必要である。また、主接合2
8は、窓層26中でもよいが、高速応答をねらった場合
は、増倍層25中に形成する必要がある。
一方、第3図に示した従来例2では、41はInP基板
、42はInPバッファ層、43はI n G a A
 s光吸収層、44はInGaAsP障壁緩和層、45
はInP電界緩和層、46は島状のInP増倍層、47
はInPガードリング層で。
いずれもn型であり、増倍層46のキャリア濃度は、他
のエビ層に比べて高くしである。48はCdの選択拡散
によって形成したp影領域で49はn型InP層46内
における界面である。51はガードリング接合となるp
n接合、52,53゜54.55は、各々パッシベーシ
ョン膜、ARコート膜、p電極、n電極である。ここで
、主接合48は島状の増倍層45中に形成し、ガードリ
ング接合50は、キャリア濃度が低い窓層46中に形成
しである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし上記従来例1では、高速応答を目的として、増倍
層25のキャリア濃度を高くして、厚みを薄くしていっ
た場合に問題が生ずる6例えば。
増倍層25のキャリア濃度を3X10”am−8,厚み
を0.8μmとした場合、主接合を増倍層25中で、窓
層26との境界から0.1μmの所に形成した時、ガー
ドリング接合3oは前述の如く主接合より深く必要があ
るため、障壁緩和層の厚みを入れても、例えば0.7μ
mとなり、光吸収層23との距離が非常に小さくなるこ
とから、光吸収層における電界強度がI n G a 
A sでのトンネル降伏臨界値といわれている2X10
’V/m に近づいてしまい、トンネル電流が増加して
、主接合での良好なアバランシェ降伏を得にくくなる。
この点は、高速応答をねらって、増倍層の厚みを薄くす
る程厳しくなる。すなわち、本従来例では、高速応答を
ねらった増倍層の薄い素子でのガードリング効果が不十
分となる問題が存在する。
一方、第3図に示した従来例2においては、ガードリン
グ接合50は、主接合49にくらべ、キャリア濃度が低
い窓層46中に形成しであるため、ガードリング接合下
の光吸収層43の電界強度は、主接合下のそれより小さ
くなるため、従来例1で述べたようなトンネル電流によ
る障害は生じない。
しかし1本例の構造を実現するためには平担な増倍層を
一担成長した後、エツチングにより島状の増倍層45を
残し、さらにその後窓層46で埋め込む必要がある。す
なわち、従来例2は工程が複雑である上、工程中におけ
る界面の汚染、不純物の導入、欠陥の発生等の問題が存
在する。
本発明の目的は、従来例1でのガードリング効果の不十
分さを補い、かつ、従来例2におけるような工程の複雑
さ1問題点の導入を回避した製法を用いたAPOを提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ガードリング接合直下を選択的にイオン打
込みにより、高抵抗化することにより達成される0本発
明に係る半湛体受光装置の1例により説明する。
第1図において、1はInP等の基板、2はInP等の
バッファ層、3はInGaAs等の光吸収層、4はI 
n G a A s P等の障壁緩和層、5はInP等
の増倍層、6はInP等の窓層で、いずれもn型であり
、増倍層5のキャリア濃度は他のエビ層に比べて高くし
である。7はZn等の選択拡散によって形成したp型主
接合領域で、8は主接合となるpn接合である。9はC
d等の熱拡散により形成したp型ガードリング領域で、
1゜はガードリングルn接合である。11が選択的なイ
オン打込みによって形成した高抵抗化島状領域である。
12,13,14.15は各々パッシベーション膜、A
Rコート膜、p電極、n電極である。ここで、11の高
抵抗化島状領域が本発明の主手段である。
〔作用〕
第1図に示した本発明において、イオン打込みによって
形成した高抵抗化島状領域11は、ガードリング接合1
0にかかる電界を低減する働きをし、光吸収層の厚みが
薄くなってもトンネル電流を発生させずに済む。高抵抗
化島状領域11の形成は、通常のエピタキシャル成長、
pn接合形成後、補足的に行なわれば良く、工程は埋め
込み成長法導入に比べ簡単である。
〔実施例〕
実施例1 本発明の一実施例を第4図、および第1図を用いて説明
する。第4図(a)において、n型InP基板1 (S
ドープ、 n = I X 10 ”(!l−”)上に
n型InPバッファ層2(アンドープ、0.5μm)+
 n型I n G a A s光吸収層3(アンドープ
、2μm)、n型I n G a A s P障壁緩和
層4(アンドープ、0.2μm)、n型InP増倍率5
(アンドープ、n=3X10”am−”、0.8μm)
n型InP窓層6(アンドープ、2μm)をMOCVD
法を用いて連続成長した。アンドープ層のキャリア濃度
は1〜5 X 10 ”ex−”であった。
SiN膜61をマスクとして、Cdを深さ2.3μm選
択拡散した6次に、cd選択拡散用SiN膜を除去した
後、主接合形成のため、第4図(b)のごとく、5iN
rlA62をマスクとしてZnを深さ2.1μm選択拡
散した0次に、第4図(c)において、SiN膜を再度
除去して、PSG膜63とレジスト膜64をマスクとし
て、プロトン深さ2.8μm を中心値となるように打
込み、高抵抗化島状領域11を形成した0次に、第1図
において、レジスト膜およびPSG膜を除去してSiN
/5iOzパツシベーシヨン膜12および5iNARコ
ート膜13をつけ直し、P[極14゜n電極15を形成
してAPDとした。
本素子の逆方向電圧−電流特性を測定したところ、降伏
電圧は70Vで、63vにおける感電流は20nAと良
好であった。また光電流最大増倍率、遮断周波数も、4
0および2GHzと良好であった。これは、高抵抗化島
状領域11を形成しない場合に比べ、降伏電圧が約10
V程度高く、暗電流が約100nA程度低く、特性改善
が認められた。
実施例2 実施例1のプロトンの代りに、酸素イオンの高エネルギ
ー打込を用いて、実施例1と全く同様な素子を作製した
。得られたAPDは、実施例1とほぼ同等の特性を示し
た。
なお、本発明を説明するために実施例ではn型InPを
基板としたInP系APDを例としてきたが、本発明の
効果は、pとnを逆にしても良いことは明らかである。
また、例えば、第1図におけるバッファ層2.障壁緩和
層4.ARコート膜11等はあった方が好ましいが無く
して良く、逆に各層を複数層にする等1本発明の本質を
損わない限りにおいて要素を付加・除去してもかまわな
X6 また材料においても、I n P / I n G a
 A s系に限らず、GaSb/InGaSb系y G
 a A s/ G a A s A s系等、種々の
化合物半導体、Si。
Geおよびその混合物を用いた半導体等、様々な半導体
の組合せにおいても効果があることは明らかである。ま
た、製造方法についても、例えば結晶成長法にLPE法
やVPE法を用いることや、p型頭域に形成にBeなど
のP型イオン打込みを用いること等、本発明の本質を損
わない限りにおいて変更しても良いことは明らかである
また、高抵抗化島状領域の形成に際してのプロトン打込
みの深さ位置に関しては、その中心位置が、ガードリン
グ接合直下であれば、打込み変質領域が、その上下方向
に広がっても高抵抗化されることによって特性は悪化せ
ず、問題ないことは明らかである。また、その横方向位
置は、ガードリング接合領域がかくれ、主接合領域がか
くれない範囲に制御されれば良いことは明らかである。
また、イオン打込のイオン種に関しては1本発明の実施
例では、プロトンと酸素を用いたが、その他の元素、た
とえばB、Fe等、を用いても、同様の高抵抗化島状領
域を結晶中に形成できれば良いことは明らかである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、ガードリング効果
が有効に働き、トンネル電流が増加しない、高速性能を
有するAPDを、製作工程を複雑化せずに提供できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図お
よび第3図は従来例のAPDの縦断面図、第4図は本発
明の他の一実施例を示す製作工程の縦断面図である。 1・・・n型基板、3・・・n型光吸収層、5・・・n
型増倍層、6・・・n型窓層、7・・・p型上接合領域
、9・・・pJP l 圀

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光を吸収してキャリアを発生する光吸収層と、この
    光吸収層で発生した上記キャリアを増倍するための主接
    合を有する増倍層と、この第1の接合の一部領域を含ん
    で形成され、この一部領域におけるアバランシユ降伏を
    防止するために設けられたガードリング領域と、このガ
    ードリング領域直下に形成された高抵抗領域とを有する
    ことを特徴とする半導体受光素子。 2、特許請求の範囲第1項に記載の半導体受光素子にお
    いて、前記高抵抗領域は、イオン打込により形成されて
    なる半導体受光素子。
JP63121712A 1988-05-20 1988-05-20 半導体受光素子 Pending JPH01292870A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9406830B1 (en) * 2015-03-23 2016-08-02 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor light-receiving device
WO2020203250A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 光検出器

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