JPH01290992A - 流体ポンプ - Google Patents

流体ポンプ

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JPH01290992A
JPH01290992A JP63150014A JP15001488A JPH01290992A JP H01290992 A JPH01290992 A JP H01290992A JP 63150014 A JP63150014 A JP 63150014A JP 15001488 A JP15001488 A JP 15001488A JP H01290992 A JPH01290992 A JP H01290992A
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rotor
clutch
gear
rotor shaft
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吉郎 加藤
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/08Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by varying the rotational speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0042Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
    • F04C29/005Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般に流体を圧送する流体ポンプに関し、例え
ば内燃機関の機械式過給機(スーパチャージャ)等を構
成する流体ポンプに関する。
〔従来技術と課題〕
回転駆動部と、その駆動部により係合回転する一対のロ
ータとを備えた流体ポンプは、例えば実開昭62−61
940号公報に記載されている。この流体ポンプは、例
えば第4図に示すように回転駆動部となる駆動軸41が
歯車41 、42を介してロータ43を支持するメイン
ロータシャフト44を回転駆動しており、一方ロータ4
5を支持するサブロータシャフト46は、メインロータ
シャフト44により歯車47.48を介して駆動される
ようになっている。しかしながらこのように2本のロー
クシ丁フト44.46間において常に駆動の主従関係が
一定である場合、このシャフト44.46に固定される
歯車47.48は第5図に示すように歯の一側面(斜線
部)のみが接触することとなり、又このシャフトを支持
する軸受49,50(第4図)においても、歯の片側接
触により常に矢印Fの方向の荷重が課せられるため、歯
車、軸受がその偏った方向の荷重により偏摩耗し、流体
ポンプとしての耐久性能を著しく損うことがある。本発
明は斯る現状に鑑みなされるものであって、流体ポンプ
の耐久性能を向上させることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図を参照して、上記課題を解決するための手段を説
明するに、本発明によれば、回転駆動部1と、該回転駆
動部1により係合回転する一対のロータ2a・2bとを
備えた流体ポンプにおいて、上記一対のロータ2a、2
bを支持する2つのロータシャフト3a、3b夫々に固
定され互いに噛合することにより双方のロータシャフト
3a。
3bを同期回転させる連結ギヤ4  (4a、4b)と
、上記2つのロータシャフト3a・3bの内、一方のシ
ャフト3aを上記回転駆動部1に連結する第1のクラッ
チ5aと、他方のシャフト3bを上記回転駆動部1に連
結する第2のクラッチ5bと、上記第1のクラッチ5a
、或いは第2のクラッチ5bのいずれか一方を択一的に
作動する切換手段6とを有することを特徴とする流体ポ
ンプIOが提供される。
〔作 用〕
本発明によれば、前記切換手段により第2クラツチ5b
を遮断状態にして、第1のクラッチ5aのみを作動させ
ると(第1図の状態)、ロータシャツ)3aと回転駆動
部1が連結状態になり、ロータシャフト3aが駆動軸(
主)、ロータシャフト31)か被駆動軸(従)の関係が
成立する。一方、第2クラツチ5bのみを作動させると
ロータシャフト3bと回転駆動R1が連結状態になり、
ロータシャフト3bが駆動軸(主)、ロータシャフト3
aが被駆動軸(従)の関係が成立する。従って上述した
これらの主従関係を、流体ポンプ10の用途、或いはベ
アリング、ギヤ4の摩耗状況等に応じて適宜に切り換え
ることによりこれらの各部品の偏摩耗を低減することが
でき流体ポンプ10としての耐久性能を向上することが
できる。
〔実施例〕
本発明による流体ポンプの実施例を、内燃機関の機械式
過給機(スーパチャージャ)に例をとり以下、説明する
第2図及び第3図において20は機械式過給機を示し、
この過給機20は一対のロータ2a。
2bを有する流体ポンプ(第1図における10)によっ
て構成されている。
機械式過給機20のロータ2a、2bは、第3図に示す
ように双葉状の断面を有し、これらが相互に同期し”で
逆方向に回転することによりポンプ作用を行うことは公
知の通りである。
各ロータ2a、 2bはそれぞれロータシャフト3a、
3bによって支持されており、ロータシャフト3a、3
bの一端には、双方のロータ2a。
2bを同期回転させるため、連結ギヤ4a、4bが固定
され、互いに噛合している。又、ロータシャフト3a、
3bは玉軸受22a、22bや、軸受23a、23b等
によりハウジング26に対し回転可能に支持されており
、ロータシャフト3bはハウジング26を貫通し、その
左端部にはザブギヤ28が固定されている。尚、24a
、24bはオイルシールを示す。
ロータシャフト3aの左方にはシャフト3aと同軸を成
し、第1図の回転駆動部1を構成するプーリ3Gが設け
られており、このプーリ30は図示しないエンジンのク
ランクシャフトによりベルト等を介して回転される。又
、プーリ30の内方にはプーリ30に連結されて一体的
に回転する駆動ロータ32 (回転駆動部)が設けられ
ており、駆動ロータ32の半径方向内方には、駆動ロー
タ32の回転をロータシャツ)3aに伝達するための第
1のクラッチ5aが設けられる。この第1のクラッチ5
aは、駆動ロータ32のある一方の回転に対してのみト
ルクをロータシャフト3aに伝達し、逆回転方向に対し
ては空転する機能をもつ所謂、ワンウェイクラッチであ
って、後述するロータシャフト3aが駆動軸(主)、ロ
ータシャツ)3bが被駆動軸(従)の場合、駆動力を伝
達するクラッチとして作用するものである。
駆動ロータ32の外方にはロータ32の回転をロータシ
ャフト3bに伝達するための第2クラツチ5bが設けら
れる。本実施例によればこの第2クラツチ5bは例えば
磁力により作動する環状の多板クラッチであり、従って
この近傍にはクラッチ5b作動のhめの磁力を発生する
、切換手段6(第1図)としての電磁コイル34が配置
される。
ロータシャフト3bを回転させるため、」−2多板クラ
ッチ5bは、ロータシャフト3aを内方に置くフリーギ
ヤ36と協働する。
このフリーギヤ36は、ロータシャフト3aを支持する
ハウジング260円筒状軸受23aに玉軸受38を介し
て回転可能に嵌合され、先に述べたロータシャフト3b
のづブギ・ヤ28と噛合する。
以上のようにしで構成される機械式過給機20の作動に
ついて説明する。
電磁コイル34が非通電の場合、クランクシャフトによ
りプーリ30に伝達された回転力は駆動rj−夕32に
伝達され、第1クラツチとしてのワンウェイクラッチ5
aを介してロータシャフト3aに伝達される。そしてこ
の回転駆動力は連結ギヤ4a、4bを介してロータシャ
フト3bに伝達されることになる(第2図実線矢印参照
)。従ってこの場合、ロータシャツ)3aが駆動軸(主
)、ロータシャツ)3bが被駆動軸(従)の関係となり
、ワンウェイクラッチ(第1クラツチ)5aはクラッチ
としての機能を果たしていることになる。
一方、電磁コイル34が通電している状態では多板クラ
ッチ(第2クラツチ)5bは作動し、駆動ロータ32と
フリーギヤ36は磁力により多板接触し、連結した状態
になる。従ってプーリ30からの回転力は駆動ロータ3
2、フリーギヤ36を介してサブギヤ28に伝達され、
ロータシャツ)3bが回転することになる(第2図点線
矢印参照)。そしてこのロータシャツ)3bの回転は連
結ギヤ4b、4aを介してロータシャツ1−3aに伝達
されることになる。従ってこの場合、ロータシャフト3
1)が駆動軸(主)、ロータシャフト3aが被駆動軸(
従)の関係となり、ワンウェイクラッチ5aにおいては
、フリーギヤ36とサブギヤ28のギヤ比によって駆動
ロータ32の回転より増速されたロータシャツ)3aの
連動部材(図示せず)が駆動ロータ32の連動部材(図
示せず)を追いこす、所謂オーバーラン状態となり、動
力伝達としてのクラッチの機能を果たさない二士になる
即ち、第2図に示す実施例によれば、切換手段6である
電磁コイル34への通電、非通電によって、ロータシャ
ツ)3a。3b間の主従関係を一定にせず、例えばロー
タシャフト3aがある時は駆動軸、又ある時は被駆動軸
となることで、シャフト3a・3b間の主従関係を適宜
逆にすることが可能となり、従って連結ギヤ4a・4b
の噛合し合う各歯の両側面使い分けにより偏摩耗を少な
くしてギヤ自体の寿命を伸ばすことができる。又、同時
に玉軸受22a、22b、オイルシール24a。
24b1及びハウジング26の軸受23a=23b等の
シャフト支持要素についても荷重受位置を分散すること
ができ、その寿命を向上させることが可能となる。尚、
上記実施例において、ロータシャフト間の主従関係の切
り換えは、機械式過給機20を高速、或いは低速で運転
する機関運転状況に応じて行なわれるものである。又、
この実施例では切換手段6として電磁コイル34を使用
したが、第2クラツチ(多板クラッチ)5bを作動させ
るものとして、他に油圧式クラッチ方式を以って切換手
段としても良い。又、機械式過給機のコンパクト化のた
めに、上述した連結ギヤ4を夫々フリーギヤ36、サブ
ギヤ28に近接させ、これらのギヤを全てロータシャツ
)3a、3bの片側に集中して配置しても良い。
ところで一般に、上述したような増速機構を備えた過給
機は、過給機によってエンジンの掃気と過給の双方を高
める場合に有効である。何故なら従来の増速機構を持た
ない過給機で掃気及び過給を行なわせようとした場合、
過給に重点を置き、過給機からの空気吐出量を多くなる
ように設定すると、掃気時には余剰の空気が多く吐出さ
れ、エンジン出力を低下させる原因にもなり、又この対
策として過給機の吸入側に余剰空気をバイパスして戻そ
うとした場合にも過給機の回転仕事の増加により燃費悪
化を招くことになるからである。第6図及び第7図に示
す過給機概略図は斯る目的をふまえ、前述した増速機構
付き過給機の増速比(又は減速比)をさらに多段階化し
て、エンジンの各運転条件に対して、より適合化を計る
ものである。以下、図面を参照して上記過給機の構成、
並びに作用を説明する。尚、これらの図においては構成
を明確にするため先に説明した実施例と同様の構成要素
は同一番号を付し、その構造を略図化する。第6図に示
す実施例において、ブー・す30に固定されたシャフト
32aは2つの多板クラッチ5b、5cを有し、一方の
多板クラッチ5Cはロータシャフト3bに固定されたサ
ブギヤ28と係合するフリーギヤ3Gと協働関係にあり
、他方の多板クラッチ5bはクラッチ作動時プーリシャ
フト32aとロータシャフト3aとを直結する関係にあ
る。又、プーリシャフト32aはワンウェイクラッチ(
第1クラツチ)5aを介してロータシャフト3bを駆動
する大ギヤ51と係合する小ギヤ52を一体で備えてお
り、従来同様ロータシャツ)3a= 3bは連結ギヤ4
a、4bを介して同期回転するようになっている。尚、
ワンウェイクラッチ5aは大ギヤ51のある方向の回転
に対してそのトルクをロータシャツ)3bに伝達し、逆
回転方向に対しては空転する機能を持っている。
以上のように構成された機械式過給機の作動に関しては
、プーリ30に伝達された回転を減速する場合には、双
方の多板クラッチ5b、5cは作動されず、従ってプー
リシャツ)32aに固定された小ギヤ52より大ギヤ5
1に回転駆動力が伝達され、ワンウェイクラッチ5aを
介してロータシャツ)3bが回転し、その回転は連結ギ
ヤ4b。
4aを介してロータシャフト3aに伝達されるようにな
る。この場合はロータシャフト3bが駆動軸(主)、ロ
ータシャツ)3aが被駆動軸(従)の関係になり、又ワ
ンウェイクラッチ5aは駆動力を伝達する連結手段とし
て作動状態にある。又プーリ30の回転速度は大ギヤ5
1と小ギヤ52のギヤ比に相当する減速比を以ってロー
タシャツ)3a、3bに減速伝達されることになる。
次にプーリ30の回転速度を変えずにロータシャフト3
a、3bに伝達する場合には切換手段により多板クラッ
チ(第2クラツチ)5bのみが作動される。この場合、
プーリシャツ)32aの駆動力はクラッチ5bを介して
ロータシャフト3aに伝達されその回転は連結ギヤ4a
、4bを介してロータシャフト3bに伝達される。従っ
てこの場合にはロータシャフト3aが駆動軸(主)、ロ
ータシャツ)3bが被駆動軸(従)の関係となり、ワン
ウェイクラッチ5aにおいては小ギヤ52と係合して減
速回転する大ギヤ51の連動部材(図示せず)をロータ
シャフト3bの連動部材(図示せず)が追いこすオーバ
ーラン状態となり、クラッチとしての機能を果さないこ
とになる(不作動の状態)。
次にプーリ30の回転を増速する場合には、切換手段に
より多板クラッチ5Cのみが作動される。
この場合、プーリシャフト32aの回転はクラッチ5C
を介してフリーギヤ36に伝達され、増速用ギヤとして
フリーギヤ36の歯数より小ない歯数のサブギヤ28を
介してロータシャツ1−3bが増速回転され、その回転
は連結ギヤ4a、4bを介してロータシャフト3aに伝
達される。従ってこの場合にはロータシャフト3bが駆
動軸(主)、ロータシャツ)3aが被駆動軸(従)の関
係となり、ワンウニ・イクラッチ5aにおいては先の直
、結の場合と同様にオーバーラン状態となる。
即ち、以上説明したような過給機はブーIJ 30の回
転を減速、直結、及び増速の3段階に亘ってその増速比
を可変とする機構を備えたものであり、その切換え制御
例としては、例えば機関がアイドル状態なら減速、アイ
ドル状態から所定の中負荷状態の範囲内であるなら直結
、又中負荷状態から過給を必要とする高負荷状態では増
速というように機関の負荷に応じて適宜、選定されるこ
とが好ましい。尚、以下説明した各変速段に応答するク
ラッチ5a、5b・5Cの作動関係を下表に示す。
第7図は増速比を4段階に亘って可変ならしめる過給機
構成図である。本実施例によれば過給機の回転駆動部は
径の異なる2つのプーリ、即ち図示する小ブーIJ30
a及び大ブ・−リ30bを備えており、夫々はクランク
シャフト53に固定された異径のプーリ、叩ち大ブー!
J54a、小ブーIJ54bを介してクランクシャフト
53の回転駆動力が伝達されるようになっている(点線
は伝達手段としてのベルトを示す)。
過給機の大プーリ30bはワンウェイクラッチ5dを介
して本実施例の回転駆動部を構成するシャフト32aと
協働関係にあり、ワンウェイクラッチ5dは大ブーIJ
30bのある方面の回転に対(5,て、そのトルクをシ
ャツ)32aに伝達し、逆回転力向に対しては空転する
。シャツ)32aはその両端に多板クラッチ5b及び5
Cを備えでおり、−力Qつ多板クラッチ5eは作動時、
小ブー1J30aからの回転をシャフト32aに伝達し
、他方の多板クラッチ5bは作動時、シャツ)32aの
回転をフリーギヤ36に伝達して、ギヤ36と係合すべ
くロータシャツ)3b端部に固定されたづブギャ28を
回転させるようになっている。又、シャフト32aとロ
ータシャフト3aとはワンウェイクラッチ5aを介し、
て協働関係にあり、ワンウェイクラッチ5aはシャフト
32aのある方向の回転に対しでそのトルクをロータシ
ャフト3aに伝達し、逆回転方向に対しては空転するよ
うになっている。ロータシャツ1−3a及び3bは先の
実施例同様、連結ギヤ4a、4bを介して同期回転する
。以下、4段階に亘る増速における各要素の作動を説明
する。
例えば機関がアイドル状態にある時にはクランクシャフ
ト53の回転を最大に減速させるため第1変速段として
多板クラッチ5b、5eは作動されない。従ってクラン
クシャフト53の大プーリ54aからベルトを介して小
ブーJ30aに伝達された回転駆動力はシャフト32a
に伝達されず、クランクシャフト53の回転はその小ブ
ーIJ54b、大プーリ30b1及びワンウェイクラッ
チ5dを介してシャフト32aに伝達され、ブーIJ5
4b、30bのプーリ径の比に応じて減速回転される。
そしてシャフト32aの回転はさらにワンウェイクラッ
チ5aを介してロータシャフト3aに伝達され、連4結
ギヤ4a、4bを介してロータシャフト3bを回転させ
るようになる。即ちこの場合はワンウェイクラッチ5a
は作動状態にあり、本変速段としてはロータシャフト3
aが駆動軸(主)、ロータシャツ)3bが被駆動軸(従
)の関係となる。
次に機関が例えば低負荷状態にある時には先のロータシ
ャツ)3a、3bの回転速度を増加する必要があり、こ
のため過給機は第2変速段としての回転をさせる。即ち
、この場合には切換手段によって多板クラッチ(第2ク
ラツチ)5bが作動され、小プーリ54b1大プーリ3
0b1ワンウエイクラツチ5dを経由してシャフト32
aへ伝達されたクランクシャフト53の回転駆動力は多
板クラッチ5bを介してフリーギヤ36、サブギヤ28
へと伝達されロータシャフト3a、3bは連結ギヤ4a
・4bにより回期回転する。従ってその回転速度は先の
第1変速段の時よりも係合し合うフリーギヤ36及びサ
ブギヤ28のギヤ比によって増速された状態となり、ワ
ンウェイクラッチ(第1クラツチ)5aにおいてはロー
タシャフト:3aの連動部材がシャツl−32aの連動
部材を追いこすオーバラン(クラッチ不作動)状態とな
る(ロータシャツ)3b・・・駆動軸、同3a・・・被
駆動軸)。
次に機関が例えば中負荷状態にある時は第3変速段とし
て先の第2変速段よりさらにロータシャツ)3a、3b
の回転速度を増加する。この場合には切換手段によって
多板クラッチ5eのみを作動する。その結果、クランク
シャフト53の回転は大ブーIJ54a、小ブー’J3
0a、及び作動状態にある多板クラッチ5eを介してシ
ャフト32aに伝達されることになり、シャフト32a
はプーリ54a・30a間のプーリ径の比に応じてクラ
ンクシャフト53の回転速度より増速されることになる
。又、ワンウェイクラッチ5dにおいては小プーリ54
b1大ブーIJ30bのプーリ比によって増速されたン
ヤフト32aの連動部材がクランクシャフト53より低
速で回転する大ブー’J30bの連動部材を追いこし、
動力伝達しない所謂、不作動の状態になる。
このようにして増速されたシャフト32aの回転はワン
ウェイクラッチ5aを介してロータシャフト3aに伝達
され、連結ギヤ4a、4bを介してロータシャフト3b
を同期回転させることになる(ロータシャツ)3a・・
・駆動軸、同3b・・・被駆動軸)。
最後に、機関が高負荷状態にある時には第4変速段とし
て第3変速段よりもさらにロー・タシャフト3a・3b
の回転速度を増加して充分な過給効果を生じる必要があ
る。従ってこの場合、作動状態にある多板クラッチ5e
に加え、多板クラッチ3bも作動され、大プーリ54a
1小プーリ30 a 。
多板クラッチ5eを介して増速されたシャフト32aの
回転は多板クラッチ3b、フリーギヤ36、サブギヤ2
8を介してさらに増速されて口・−タシャフト3bに伝
達され、ロータシャフト3aを同期回転させることにな
る。尚この時、ワンウェイクラッチ5a、及び5dは双
方共オーバーラン状態どなり不作動となる(ロータシャ
フト3b・・・駆動軸、同3a・・・被駆動軸)。下表
は以−」二述べた第7図過給機における各変速段に対応
するクラッチ5a、5b、5d、5eの作動関係を゛ま
どめたちのである。
このように第6,7図に示す実施例によれば、運転条件
に応じで増速比(又は減速比)が変えられ、それに伴っ
てロータシャツ)3a・3bの主従関係が変化するため
、連結ギヤ4a・4b及びロータシャツ)3a、3b支
持要素(図示せず)の偏摩耗が抑制され、さらに過給機
の回転数を従来以上に下げて使用できるため過給機駆動
に伴う騒音を低減でき、又クランクシャフト53との連
結を果たすベル)・の寿命を向上することができる。
また仮りに掃気中の吐出空気低減のため過給機の吸入側
に余剰空気をバイパスする場合においても、第2図に示
す過給機の低速側増速比を使用する場合よりもさらにバ
イパス量が低減できバイパス通路並びにバイパス弁を小
さくすることができる。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、流体ポンプの2本
のロータシャフト間の主従関係を切り倹えることにより
連結ギヤ、軸受の偏摩耗が抑制されるため、総じて流体
ポンプの耐久性能が向上する。換言すれば、従来、この
耐久性確保のため特定の材料から成る高価なギヤ、軸受
を使用しなければならなかったのに対し、安価かつ軽量
のギヤ、軸受を使用することができ、流体ポンプのコス
トや重量低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム概念図;第2図は本発明の流
体ポンプを機械式過給機に適用した実施例を示す過給機
断面図;第3図は第2図t−m線に沿った側断面図;第
4図は従来の流体ポンプの断面図;第5図は第4図■−
■線に沿う部分的ギヤ側断面図;第6図は第2図実施例
とは別の、ロータシャフトの回転を3段階に亘って可変
とする過給機概略構成図、第7図は4段階に亘って変速
可能な過給機概略構成図。 ■・・・回転駆動部、   2a、 2b・・・ロータ
、3a、3b・・・ロータシャフト、 4a・4b・・・連結ギヤ、 5a・・・第1のクラッチ(ワンウェイクラッチ)、5
b・・・第2のクラッチ(多板クラッチ)、6・・・切
換手段、    10・・・流体ポンプ、20・・・機
械式過給機、30・・・プーリ、32・・・騒動ロータ
。 1・・・回転、駆動部 2a、2b  ・・コ=り 5o・・・第1クラツチ 5b・・・第2クラ、ノナ 6・・・切換手段 50・・・第1 、ワンウェイ)クラッチ5b−第2(
多板)クラ、ノナ 3o  −−’−1 32・・  駆叱j5.− ノ 第 3回 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転駆動部と、該回転駆動部により係合回転する一
    対のロータとを備えた流体ポンプにおいて、 上記一対のロータを支持する2つのロータシャフト、夫
    々に固定され互いに噛合することにより双方のロータシ
    ャフトを同期回転させる連結ギヤと、上記2つのロータ
    シャフトの内、一方のシャフトを上記回転駆動部に連結
    する第1のクラッチと、他方のシャフトを上記回転駆動
    部に連結する第2のクラッチと、上記第1のクラッチ或
    いは第2のクラッチのいずれか一方を択一的に作動する
    切換手段とを有することを特徴とする流体ポンプ。
JP63150014A 1988-01-22 1988-06-20 流体ポンプ Expired - Lifetime JPH0756275B2 (ja)

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