JPH01289298A - シールドケースの製造方法 - Google Patents

シールドケースの製造方法

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JPH01289298A
JPH01289298A JP12027588A JP12027588A JPH01289298A JP H01289298 A JPH01289298 A JP H01289298A JP 12027588 A JP12027588 A JP 12027588A JP 12027588 A JP12027588 A JP 12027588A JP H01289298 A JPH01289298 A JP H01289298A
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JP
Japan
Prior art keywords
solder
face
outer frame
case
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP12027588A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Sakuma
作間 義昭
Kunio Kosaka
邦男 小坂
Masao Harada
原田 征夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテレビジョンチューナ等に使用する金属製のシ
ールドケースの製造方法に関する。
(従来技術) テレビジョンチューナ等の高周波の電子機器は一般に高
周波回路を搭載したプリント基板を金属製のシールドケ
ース(以下単にケースという。)内に収納して構成され
ている。この種の電子機器の最も一般的な製造方法を第
3図〜第5図によって説明する。第3図は製造工程を示
す図、第4図はケースの斜視図、第5図はケースにプリ
ント基板を取りつけた状態を示す。
先ず、部品加工工程Aにおいて鋼板を素材として打珈き
、折り曲げ等の加工を施して四角状の外枠及びシールド
板を一体又は別体として作り、次に組立工程Bにおいて
これら外枠、シールド板を組み合せて第4図に示すよう
なケース1の組立品を完成させる。第4図において2は
四角状の外枠、3はシールド板、4は外枠2に形成され
た部品取付用穴、5はシールド板3の一方の端面に形成
されたプリント基板取付脚である。なおケース1はシー
ルド板3により複数の区画室に分割されているが上下両
側が開口しており、このケース内にプリント基板が取付
けられた後は上下面側からカバー(図示せず)で開口を
覆うようにしている。
次に半田浸漬工程Cにおいてケース10表面全体に溶融
半田を付着させる。即ち、先ずケース1に半田付は性を
良好にするために塩素系フラックスを塗布し、その後こ
れを溶融半田槽内に全体を浸漬してこれを取り出し、ケ
ース全面に半田メッキを施す。この際、半田メッキは5
〜8μ程度の厚さで外枠とシールド板の全面に施されて
表面を保護するだけでなく、枠とシールド板、シールド
板同志の接合部にも半田メッキが施されてシールされた
状態となる。
次に遠心分離工程りによりケース1表面の余分な半田や
部品取付用穴4を塞いでいる半田を除去する。即ち、溶
融半田槽から取り出したケース1を半田が固まらないう
ちに遠心分離工程にかける。
これによって余分な半田等を飛散させる。
次に油槽浸漬工程Eにおいてケース1を加熱油槽に浸漬
する。これによってケース表面の半田は加熱油によって
溶けて表面の半田メッキ厚さが均一となり、且つ滑らか
となる。さらに外枠とシールド板等の接合部のシールも
一層確実となる。即ち、ケース1に付着された半田が、
例えば240℃で溶けるならば、ヤシ油等の油を240
℃程度まで加熱しておき、半田メッキされたケースをそ
の油槽に浸漬するのである。すると溶融状態の半田メッ
キ上にある加熱状態の油は、毛管坦象によって、ケース
の表面から周囲の接合部周辺に引き寄せられるように移
行し、これにより溶融半田が追従するのでケース表面上
の溶融半田メッキは均一で平滑となるばかりか、加熱さ
れた油の移行によって、接合部に溶融半田が集中し、接
合部の半田付けを充分にし、シールを確実にする。なお
ケースは油槽から取り出した後は油膜で表面が保護され
ている。以上でケースは完成される。
次に工程Fにおいてプリント基板をケース1に取付けて
保持する。即ち第5図に示すように高周波回路を搭載し
たプリント基板6を、取付用脚5が形成された開口側か
らケース内に挿入する。この場合取付用脚5はプリント
基板6の穴7に挿入され、脚5は基板6から突出する。
なお8は脚5とプリント基板6を接続固定するための半
田付用銅箔であり、9は外枠2とプリント基板6を接続
固定するための半田付用銅箔である。なおプリント基板
6は外枠、シールド板に半田付されるまでの間振動等に
よりケースからはずれないように適宜仮保持手段により
保持されている。
そして最後に半田浸漬工程Gにおいてプリント基板6は
ケース1に半田付される。この場合第5図に示すケース
1は上下面を逆にし、つまり取付脚5の突出側を下向ぎ
にしてケース1の所定の深さまで(プリント基板の取付
面まで)溶融半田槽内に浸漬する。
以上によってプリント基板6はケース1に取付けられる
。なお、第3図の工程において説明を省略したが例えば
工程A1工程Eの後にトリクレンなどによってケース表
面に付着した油脂類を除去するための工程を設けている
(発明が解決しようとする問題点) 以上の従来技術によれば次の問題がある。
(1)半田の半づまり除去のための遠心分離工程りでは
遠心分離機が高速回転するため分離礪内でケースが遠心
力によってガタついたりして変形するおそれがある。そ
のため固定を強固にしなければならず分離機自体も?!
錐になるとともに固定にも手間がかかり多量生産が要求
される工程には不向きとなる。
(2)遠心分離工程によってケースから飛散した半田屑
が一緒に回転している他のケースに再付着する。
(3)半田デイツプ工程から遠心分離工程に移るまでに
時間がかかり過ぎるとケース表面の半田が固化してしま
う。
(4)ケースは鋼板からなっているため半田メッキをし
易くするために活性化を強める塩素系フラックスを使用
する必要があり、そのため発錆による設備の老朽化が早
く、刺激臭あって作業環境が悪い。
(5)油槽浸漬工程で^温の油を使用するため火災の危
険性がある。
(6)半田メッキ工程後の遠心分離工程、油槽浸漬工程
での部品(ケース)の取り、置き、取りつけ等の作業に
時間がかかり作業能率が悪い。
(y1題を解決するための手段) 本発明は上記の課題を解決するため素材として鉛錫合金
でメッキされた表面処理鋼板を用いてこれを打ち扱き加
工等をして四角状外枠及びシールド板を作り、この外枠
、シールド板によって複数の区画室に分割され且つ対向
2面が開口されたシールドケースを組み立てる][程と
、前記開口の一方側を溶融半田槽に浸漬して該開口側の
前記外枠及びシールド板の端面とその端面近傍の側面に
半田を付着させる工程と、前記端面を上方に向けて前記
付着した半田を加熱雰囲気により溶融して前記外枠とシ
ールド板の接合部をシールする工程と、ついで前記使方
側の開口を溶融半田槽に浸漬して該開口側の前記外枠及
びシールド板の端面とその端面近傍の側面に半田を付着
させる。[程とからシールドケースを製造するようにし
た。
(作用) 以上の手段によれば端面は半田で被覆されて保護される
。また加熱炉通過により外枠とシールド板間の接合面の
スキマに溶融半田が入り込んでこれをシールする。
(実施例) 本発明の実施例を第1図及び第2図によって説明する。
本発明ではケースの素材として鉛と錫の合金をメッキし
た表面処理鋼板(新註鉄製ターンシートと呼ばれている
もの)を用いることを1つの特徴としている。
先ず、上記の表面処理鋼板を用いて従来例同様に加工工
程H1組立工程Iを経てシールドケース1を組立てる。
この状態では外枠2とシールド板3の側面は鉛と錫の合
金によってメッキされているが端面はプレスで切断され
るので鋼板の破断面がむき出しのままになっている。そ
のためこのままでカバーを嵌合すれば接触が不安定とな
るのでこの端面を半田でメッキする必要がある。そこで
先ず、第2図に10で示すようなケースの下側の開口(
取付脚5が形成されている側とは反対側の開口)部の所
定の幅を溶融半田槽に浸漬する(工程J)。これによっ
て開口における外枠2、シールド板3の各端面には半田
が付着し、さらに側面にも付着する。
この状態では半田は端面および側面に付着しているがツ
ララ状になったり又は穴4が半田で塞がれたりして余分
な半田が付着している。そこでこの余分な半田を除くた
めに工程Kにおいてケースの半田付着部に熱風を吹きつ
ける。すると余分な半田は溶融して下方に落下して除去
される。このままでは外枠2とシールド板3との接合面
やシールド板同志の接合面は下側の開口部に近い部分で
はシールされているが上側開口近傍ではシールされてい
ない。
そこで次に、ケースを上下方向を逆にして、即ち浸漬に
よって半田を付着させた端面を上方に向けて加熱した雰
囲気の炉の中を通過さぜる(工程L)これはいわゆるリ
フローエ稈といわれるものである。すると端面及び側面
の表面上の半田は溶は出し、下方(即ち第2図の取付脚
側)へ移動して行きそのとき外枠2とシールド板3の接
合部やシールド板3同志の接合部に毛管現象として入り
込み接合部全体をシールする。
その後別工程で部品を搭載したプリント基板を従来の第
5図と同様にケース内に収納してプリント基板6から取
付脚5を突出させる(工程M)。
次にこの取付脚こ側を下方に向けて溶融半田槽内に浸漬
するとプリント基板6の半田付用銅箔8゜9をそれぞれ
取付脚5、外枠2に半田付される。
このとき取付脚5及び外枠2の端面も半田で覆われるこ
とになる。
以上によりシールドケースにプリント基板を収納し、且
つケースの接合面のシール及び端面の半田被覆が完了す
る。なお本発明では半田浸漬、[程JK間においては同
一のベルトコンベア上を製品(ケース)を移動させなが
ら各工程の作業をすることができる。
(発明の効果) 本発明は以上のような方法を採用しているため先ずケー
ス表面の全体を半田付する必要がないので半田付は性が
よく、又、シールドケースの組立後の半田被覆工程がベ
ルトコンベアの流れに沿って作業ができるので生産効率
が良い。また従来のように遠心分離機、加熱油槽の如き
特殊の装置を必要とせず一般的な設備で済み装置の取扱
い上の危険もない。さらに本方法によればシールドケー
スの製造とプリント基板の取付が連続した工程に組むこ
とができチューナ等の組立全体が能率よ〈実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す工程図、第2図は本発明
の実施に使用するシールドケースの斜視図、第3図は従
来の方法を示す工程図、第4図はシールドケースの斜視
図、第5図はシールドケースにプリント基板を取付けた
状態を示す斜視図である。 図中1はシールドケース、2は外枠、3はシールド板、
4は部品取付用穴、5は基板取付脚、6はプリント基板
である。 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉛錫合金でメッキされた表面処理鋼板を打ち抜き加工等
    した四角状外枠及びシールド板によって複数の区画室に
    分割され且つ対向2面が開口されたシールドケースを組
    み立てる工程と、前記開口の一方側を溶融半田槽に浸漬
    して該開口側の前記外枠及びシールド板の端面とその端
    面近傍の側面に半田を付着させる工程と、前記端面を上
    方に向けて前記付着した半田を加熱雰囲気により溶融し
    て前記外枠とシールド板の接合部をシールする工程と、
    ついで前記他方側の開口を溶融半田槽に浸漬して該開口
    側の前記外枠及びシールド板の端面とその端面近傍の側
    面に半田を付着させる工程とからなるシールドケースの
    製造方法。
JP12027588A 1988-05-17 1988-05-17 シールドケースの製造方法 Pending JPH01289298A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5557508A (en) * 1992-06-10 1996-09-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High-density circuit module and method of producing the same
WO2010134552A1 (ja) * 2009-05-22 2010-11-25 千住金属工業株式会社 はんだコート部品、その製造方法及びその実装方法

Cited By (3)

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JP2010272774A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Senju Metal Ind Co Ltd はんだコート部品、その製造方法及びその実装方法

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