JPH01287084A - リボフラビン−5′,−ホスフエートの塩の精製法 - Google Patents

リボフラビン−5′,−ホスフエートの塩の精製法

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JPH01287084A
JPH01287084A JP1078692A JP7869289A JPH01287084A JP H01287084 A JPH01287084 A JP H01287084A JP 1078692 A JP1078692 A JP 1078692A JP 7869289 A JP7869289 A JP 7869289A JP H01287084 A JPH01287084 A JP H01287084A
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    • C07F9/02Phosphorus compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、リボフラビン−57−ホスフェート(5′−
7ラビンモノヌクレオテド、したがって以下5’ −F
MNと呼ぶ)の塩、特にリボフラビンをホスホリル化し
、得られたリボフラビンー5′−ホスフェートを水性塩
基と反応させることにより得られる市販の5’ −FM
Hのモノナトリウム塩の精製法に関する。
5’ −FMNは、生体内の種々の酵素反応の補酵素と
して重要な役割を果たし、したがってその塩の形で、特
にナトリウム−5’−FMNO形で医薬、食品及び飼料
の添加物として用いられる。
ナトリウム−5’ −FMNは、ビタミンB2−欠乏症
に対する治療剤として用いられるフラビン−アデニンジ
ヌクレオチドのための出発物質としても役立つ。
ナトリウム−5’ −FMNは工業的には、一般にリボ
フラビンをホスホリル化剤例えば部分的に水酸化された
塩化ホスホリルと反応させ、次いで得うれたフラビン−
57−ホスフェートを苛性ソーダ溶液で処理することに
より得られる。したがってこのものは不純物として、未
反応リボフラビン、異性体のりボフラビ/モノヌクレオ
チド例えば2′−謳及び4′−団ならびにリボフラビン
ジヌクレオチド(5’、4’ −FDN及び5’、 3
’−−FDN )及びポリリン酸塩を約5〜30%含有
する。5’ −FMNのみが水溶性リボフラビンの生理
的活性形であり、すなわち異性体のリボフラビンモノホ
スフェート及び−ポリホスフェートはビタミンB2−活
性を示さない。したがってできるだけ高い百分率比の5
’ −FMNを有する製品が重要である。同様に未反応
リボフラビンの高い含量は好ましくない。なぜならばこ
れは、この製品から安定な透明な均質な水溶液を製造す
る妨げとなるからである。市販の調製物は、「高純度ナ
トリウム−5’ −FMN jとして言明されている場
合にも、一般に74%以下のナトリウム−5’ −FM
Nを含有する。少なくとも70%のナトリウム−5’ 
−FMN及び最高で5%のリボフラビンを含有する市販
製品、ならびに少なくとも80%のナトリウム−5’ 
−FMNを含有し、未反応のリボフラビンを含有せず、
そして副生物として異性体モノホスフェートのみを含有
する高純度の市販製品が望ましい。
技術水準: リボフラビンのホスホリル化によるすべての既知のモノ
ナトリウム−5’ −FMNの製法においては、かなり
の量の未反応リボフラビン、ならびに副生物としての異
性体の七ノー及びポ17 リン酸塩を含有する粗生成物
が最初に得られる。
水に良く溶解する生成物(これから安定な溶液を製造で
きる)を得るためには、リボフラビン含量を本質的に減
少させることが絶対に必要である。そうしないとリボフ
ラビン含量に応じて多少とも速やかに溶液の混濁が生ず
る。
Chemical Engineering、 Nov
、 1954 + 120頁以下によれば、製造工程に
おいて5’−FMNを富化することが知られており、こ
の場合はこれを冷水溶液中でエタノールアミンによりモ
ノ塩として数回溶解させ、そして濾過により不溶のリボ
フラビンを分離する。続くエタノールによる沈殿に際し
て、5’ −FMNが富化された形で得られる。しかし
精製度が不完全であるので、工程を数回繰り返すことが
必要である。この方法の他の欠点は、不溶のりボ7ラピ
ンを濾過するために高価な濾過装置を必要とすることで
ある。
なぜならばリボフラビンがきわめて微細な結晶の形で沈
殿するからである。そのほか、この際生成したアンモニ
ウム塩を他の段階でさらにナトリウム塩に変化させねば
ならない。したがってこの方法は煩雑で高価であり、そ
して大量の溶剤消費と結付いている。
さらにCA8!l (1975)79551aによれば
、ナトリウム−5’ −FMNを活性炭に吸着させ、溶
離液中に存在するリボフラビン又はそのジホスフェート
を分離することによる、ナトリウム−5’ −FMNを
精製できることが知られている。
ナトリウム−5’ −FMNを続いて希NaOH溶液で
溶離すると、強く希釈された溶液の形で得られる。この
方法では希望の生成物が吸着されるので、多量の吸着剤
が必要であり、これによりこの方法は工業的方法のため
には費用がかかりすぎる。
CA 104 (1986)19453nによれば、異
性体モノホスフェートを特定の陰イオン交換体に吸着さ
せ、食塩溶液で溶離することによる精製法が知られてい
る。この方法の欠点は、きわめて大きい容積のイオン交
換体を必要とし、さらに生成物分画から追加的に他のイ
オン交換体によりNaC1を分離する必要のあることで
ある。
さらにDE−O83230895によれば、5’ −F
MNを弱塩基性の変性イオン交換体上でのクロマトグラ
フィにより精製できることが知られている。
この場合溶離液として、蟻酸及びNaC1から成るpH
3,8の緩衝液が必要である。したがってこの方法でも
、分離後に緩衝液を除去するための他の精製工程が必要
である。
5’−FMHの精製に関する、現在の技術水準の概要は
、P、 Nlelsen等著”Methods in 
Enzymology。
Vol、122,209〜220 (1986)”及び
R,Hausjnger等著″Methods Enz
ymology Vol。
122.199〜208 (1986)”の概要論文に
記載されている。
これらの文献には粗製5′−懇のシリカゲルR,P−1
8上での予備精製も記載されており、この場合は蟻酸ア
ンモニウム/蟻酸緩衝液により溶離する。その他の精製
法としては下記の方法があげられる。
a)緩衝系例えばインプロパツール/トリエチルアンモ
ニウムアセテートを用いるポリスチロールを基礎とする
イオン交換体、b)緩衝系例えば炭酸アンモニウムを用
いるセルロースを基礎とするイオン交換体ならびに C)固定化されたフラボキナーゼ上でのクロマトグラフ
ィ。しかしこの方法は、高価な分離媒質のため、僅かな
可使用時間しか有さす、きわめて少量のためにしか適し
ない。
したがって本発明の課題は、ホスホリル化混合物から未
反応のリボフラビンを、既知方法の欠点なしに簡単な手
段で、できるだけ大部分除去することのできる5’−F
MHの塩の精製法を開発することであった。これはでき
るだけ1個だけの精製段階において少量の精製助剤だけ
を用いることを意味する。
本発明の課題はさらに、リボフラビンが大部分精製され
た5′−関の塩を、できるだけ簡単な手段で市場に適合
した好ましい製品に変えることであった。これは、溶離
液として塩溶液又は緩衝液を使用しない後続のクロマト
グラフィ精密精製法の開発、あるいは好適な結晶化法を
意味する。
本発明者らは意外にも、 a)ホスホリル化において得られる粗製5’−FMN。
水、水酸化アルカリ又は窒素塩基特に苛性ンーダ溶液か
ら、所望により60〜100℃好ましくは45〜55℃
に加温して、4〜8好ましくは5.5〜6,5のpH価
を有する約1〜15重量%好ましくは約4〜6重量%の
均質な透明な粗製5’ = FMN−塩の水溶液を製造
し、b)得られる溶液を、不溶性の小球状の形の適宜な
重合体吸着剤樹脂(これは特別な機械的強度、マクロ網
状の多孔性、一様な孔径分布、大きな活性表面及び化学
的に均質なイオン化しない構造により優れており、そし
てポリスチロール/ジビニルベンゾール、アクリル酸誘
導体/ジビニルベンゾール又はメタクリル酸誘導体/ジ
ビニルベンゾールの共重合により製造される)を用いて
処理し、モしてC)その際得られる溶液から、未反応リ
ボフラビンが大部分精製された5’−FMN−塩を単離
し、所望によりナトリウム−5’ −FMHに変え、そ
して所望によりこの溶液を次いでさらに精密精製に供給
するとき、 リボフラビンをホスホリル化し、その際生成する未反応
リボフラビン、異性体のりボフラピンモノホスフエート
及び−ジホスフェートカ夾雑しているリボフラビン−5
′−ホスフェート(5′−FMN )を、アルカリ水酸
化物又は窒素塩基特に苛性ソーダ溶液と反応させること
により得られる5’ −FMHの塩から、未反応リボフ
ラビンを大部分精製することができることを見出した。
均質な粗製5’ −FMN−塩の水溶液を、適当な重合
体吸着剤樹脂が充填されたカラムに導通し、その際得ら
れる溶離液から精製された5’−FMN−塩を分離する
か又は溶離液を続いて精密精製に供給するとき、本方法
を特に有利に行うことができる。
本発明方法に好適な重合体吸着剤樹脂は、特別の機械的
強度、マクロ網状(スポンジ構造様)の多孔性、一様な
孔径分布、大きな活性表面及び化学的に均質なイオン化
しない構造を有する市販の重合体であって、このものは
ポリスチロール/ジビニルベンゾール(非極性)、アク
リル酸誘導体/ジビニルベンゾール(極性)又はメタク
リル酸誘導体/ジビニルベンゾール(中等度の極性)の
共重合により製造され、一般に不溶性小球状の形で市販
されている。
アクリル酸誘導体とジビニルベンゾールの共重合により
製造された極性の吸着剤樹脂の使用が特に有利である。
なぜならばこの場合は再生が簡単に行われ、水による湿
潤の問題が生じないからである。好適な吸着剤樹脂とし
ては、例えばいわゆるRohm & Haas社のXA
D−シリーズのアンバーライト特にアンバーライトXA
D −1180及びアンバーライトxAD−7があげら
れる。
吸着剤樹脂11当り一般に20gまでのリボフラビンが
吸着され−るが、ホスホリル化されたリボフラビンは好
適なpH価において結合されない。
本発明方法は、特に有利には次のように実施される。ホ
スホリル化方法において得られる未反応リボフラビンを
約5〜30重量%含有する粗製ダーFMNを水中に懸濁
させ、この懸濁液を水酸化アルカリ又は窒素塩基特にN
aOHにより、pH価を4〜8好ましくは5.5〜6.
5特に6となし、そして軽微に加温しながら粗製5’ 
−FMN−塩の溶液を製造する。この粗製5’−FMN
は、所望によりホスホリル化において得られる残留水を
含有するフィルターケーキの形でも用いることができる
pH価の調整及びこれによる5’ −FMN−塩の生成
は、原則的には全ての水酸化アルカリ又は好適な窒素塩
基を用いて行うことができる。しかし従来は市販のナト
リウム塩だけが市場で需要があるので、一般に苛性ソー
ダ液(これはそのほか特に安価な試薬である)が用いら
れる。
NaOH以外の塩基を用いて操作する場合は、精製され
た5’−FMN−塩を所望により続いてナトリウム−5
’ −FMNに変えなければならない。
水酸化アルカリとしては、好ましいNaOHのほかにK
OH又はLiOHがあげられる。窒素塩基としては、例
えばNH,OH1そのアルキル基が1〜3個の炭素原子
を有するアルキルアミン、ジアルキルアミン又はトリア
ルキルアミン、ならびにエタノールアミン、環状脂肪族
アミン例えばモルホリン又はピペリジンが用いられる。
得られた粗製ダーFMN−塩の溶液を、次いで吸着剤樹
脂を充填したカラムに導通する。
溶離液は吸着剤樹脂の容積負荷に応じて、0〜5%好ま
しくは0〜1%特にわずかに約0.5%の未反応リボフ
ラビン及び65〜80%の5′−FMN−塩を含有する
吸着剤樹脂の再生は、NaOH水溶液での洗浄により行
われる。このNaOH溶液の濃度は0.01〜5モル好
ましくは約0.1モルである。リボフラビンは、こうし
てそのNa−塩の濃厚溶液の形で回収することができる
NaOH水溶液による再生の際に得られる溶離液から、
例えば鉱酸例えばHCI、H2SO4又は有機の強酸例
えば修酸又は蟻酸で酸性化することにより、リボフラビ
ンを結晶の形で回収することができる。
きわめて複雑な組成の5’ −FMHの溶液からのリボ
フラビンの分離を、その溶液を適当な吸着剤樹脂床に迅
速に通過させることにより、きわめて選択的にかつ整然
と行うことができ、これにより技術水準による濾過困難
なリボフラビンの困難な分離に伴う費用のかかる多数回
の溶解及び沈殿の操作を省略できることは、全く予想外
のことであった。
本方法のその他の決定的な利点は、下記のとおりである
1、 有価生成物に比べて本質的に小さい量で含有され
るリボフラビンを、吸着剤樹脂により選択的に除去でき
ることによって、有価生成物である5′−団が吸着され
る既知の精製法におけるよりも本質的に少量の吸着剤樹
脂しか必要としない。
2、生成物溶液は、吸着剤樹脂の通過により僅かしか希
釈されない(最大希釈=2 : 1 )。
3、 溶剤として水だけで操作することができ、これに
より溶剤を回収しなくてよい。
4、50サイクル後にも吸着剤の計測できる変化は起こ
らないので、吸着剤カラムのきわめて長い可使用時間(
寿命)を期待できる。
5、 未反応リボフラビンを精製された濃厚な形で溶離
できるので、損失の少ない迅速な吸着−/脱着工程が可
能である。
さらに、充分な量の希釈されていない水溶液をクロマト
グラフィ処理するとき、吸着剤樹脂による処理好ましく
は吸着剤樹脂カラムの通過により、リボフラビンなほと
んど含有しない5′−FMN−塩を水溶液として、アル
キル基により誘導された逆相シリカゲル上でのクロマト
グラフィにより、系にとって異種の塩溶液又は緩衝液を
併用しなくてもさらに精製できることは、予想外のこと
であった。これに対して希釈水溶液をこの手段で分離す
ることはできない。
したがって本発明の対象は、前記のようにして、吸着剤
樹脂による処理好ましくは吸着剤カラムの通過により得
られる、未反応リボフラビンが大部分精製された5’−
FMN−塩を、1〜15重量%好ましくは4〜6重量%
の乾燥物質を含有する4〜8好ましくは5.5〜6.5
特に約6のpH価を有する水溶液の形で、10〜300
μ好ましくは20〜200μの範囲の粒子分画を含有す
るアルキル基により誘導される逆相(RP)シリカゲル
上で、カラムの床容積(BY)の5〜50%好ましくは
8〜20%の最小量において、溶離剤としての水又は水
と低級脂肪族アルコールとの混合物(アルコール含量0
〜80%)を用いて加圧下にクロマトグラフィ処理する
ことを特徴とする、リボフラビンをホスホリル化し、そ
の際生成するリボフラビン、異性体のリボフラビンモノ
ホスフエート及び−ジホスフェートカ夾雑しているリボ
フラビン−57−ホスフエートを、水酸化アルカリ又は
窒素塩基好ましくは苛性ンーダ溶液と反応させることに
より得られる5’ −FMN−塩の精製法である。
この操作段階における乾燥物質と分離材料の比は、1:
200ないし1ニア好ましくは1:25ないし1:15
特に約1:20である。
溶離材としては、市販の前記の粒子分画を有するアルキ
ル基により誘導されたRP−シリカゲルが用いられる。
既知の好適な市販のRP −シリカゲルは、20〜45
μ又は30〜70μの粒子分画を有する。その例として
は、シリカゲル−RP−8、シリカゲル−RP−12及
びシリカゲル−RP −18例えば0rpren社のH
D −3IL−RP−18があげられる。
低級脂肪族アルコールとしては、本発明によれば例えば
メタノール、エタノール、インプロパツール及びエチレ
ングリコールがあげられ、メタノールの使用が特に有利
である。
前記の条件下で、得られるリボフラビンはシリカゲルに
吸着される。この精密精製のためにリボフラビン含量が
1%以下の5’−FMNの溶液を用いる場合には、精製
の品位の変化なしに、互いに連続する多くの分離を行う
ことができる。
断続的クロマトグラフィ工程ののち、吸着されたリボフ
ラビンを、多量のアルコールを含有する溶剤例えば60
%水性メタノールで洗浄することにより、比較的簡単に
溶離することができる。
5’ −FMNとその副生物との本来のクロマトグラフ
ィ分離は、より少ないアルコールすなわち1〜20%好
ましくは約10%のアルコールを含有する水/アルコー
ル混合物により行われる。
例えばシリカゲルHD−8IL−RP 18 (20〜
40μ)及びメタノール/水=lO:90の混合物を用
いると、下記の分画が得られる。
1、 ポリホスフェート、ジホスフェート及び3′−F
囲を含有する前分画、 2.3’−FMN、 4’−関及び4’t 5’ −F
DNのほか、5’ −FMN 70−85%を含有する
第2分画、ならびに 3.4’−FMN及び2’ −FMNのほか、5’−F
MNを〉90%含有する主分画。溶離液のピークの第2
の半分(ピークの後半分)中には、1−FMNを3%含
有する97%5’ −FMNが存在する。
したがってこのクロマトグラフィ精密精製工程により、
91%までの純粋な5’ −FMNを得ることができる
クロマトグラフィにおいて溶離液として用いられる水/
アルコール混合物は、等濃度すなわち一定の溶剤比率で
又は連続的に変化する溶剤比率(勾配溶離)で用いるこ
とができる。例えば水中のメタノールが0%から30%
に増加する溶離剤で溶出することにより、きわめて良好
な分離を達成することができる。
この予備クロマトグラフィ分離のために緩衝液を必要と
しないことは、予想外のことであった。他のすべての条
件を守り、ただし分析量だけの5’−FMN溶液を用い
ると、分離は達成されない。充分な量の分離混合物を装
入する場合に、装入原料溶液の特定のpH価を保持する
と、系が緩衝されることは、意外である。これによって
、本方法の大きな利点、すなわち異種の緩衝液を使用せ
ずに操作できるという利点が生ずる。
緩衝液は高価であり、除去が困難である。緩衝液は他の
操作段階で有価生成物から除去しなければならず、その
際に有価生成物が失われ、廃水の問題が生じる。この方
法の他の大きな利点は、水又は低濃度のアルコールを溶
剤として用いて操作できることである。
もちろん、他の方法で製造された、未反応のリボフラビ
ンが大部分精製された粗製5’ −FMN−塩の溶液も
、前記の方法により精製できる。
したがって本発明の対象は、ナトリウム−5′−FMH
の溶液を、10〜300μの範囲の粒子分画を有するア
ルキル基により誘導されたRP−シリカゲル上で所望に
より加圧下にクロマトグラフィ処理し、その際1〜15
重量%好ましくは4〜6重景%の乾燥物質濃度を有する
、水中の又は水と低級脂肪族アルコールからの混合物(
アルコール含量0〜80重量%)中の4〜8のpH価を
有する溶液を、シリカゲルの床容積の5〜50%好まし
くは8〜20%の最小量において、溶離剤としての水又
は水と低級脂肪族アルコールからの混合物(アルコール
含量0〜80重量%)を用いてクロマトグラフィ処理す
ることを特徴とする、リボフラビンが大部分除去されて
おり、異性体の蜘嚇フラビンモノヌクレオチド及びフラ
ビンジヌクレオチドが夾雑しているモノナトリウム−リ
ボフラビン−5′−ホスフェートの予備精製法である。
さらに本発明の対象は、前記のようにして適宜な吸着剤
樹脂を用いる処理により得られる、未反応リボフラビン
が大部分精製された5’ −FMN−塩を、4〜8好ま
しくは5.5〜6のpH価を有する水溶液の形で、20
〜100℃好ましくは40〜60℃の温度で5′−闇が
晶出するまで蒸発濃縮し、結晶懸濁液を好ましくは約2
0℃に冷却し、結晶性5′−簡一塩を分離し、そして母
液を、所望により新たな蒸発濃縮及び第2の結晶の単離
ののち、製造工程に返送することを特徴とする、リボフ
ラビンをホスホリル化し、その際生成する未反応リボフ
ラビン、異性体のリボフラビンモノホスフエート及び−
ジホスフェートが夾雑しているリボフラビン−57−ホ
スフェートを、水酸化アルカリ又は窒素塩基特に苛性ン
ーダ溶液と反応させることにより得られる5’ −FM
N−塩の精製法である。
技術水準によれば、ナトリウム−5’ −FMNを水溶
液から5〜6.5のpH価で、エタノールの添加によっ
ても沈殿させることができる。この際特にジホスフェー
トが溶液中に残る。
本発明による結晶化は前記の技術水準に比べて下記の実
質的な利点を有する。
1、 ホスホリル化工程に由来する無機塩例えばNaC
1又は燐酸ナトリウムがいずれの場合も溶存するので、
常に仕様に適合する生成物が得られる。
2.5′−闇一塩は優先性をもって、4’ −FMN−
塩は若干小さい優先性をもって、−七してなお存在する
場合は一リボフラビンも結晶化するが、3’ −FMN
は大部分、そしてジホスフェートはほとんど完全に母液
中に留まる。
母液から、部分的加水分解及び酸触媒的転位によって、
さらにダー関−塩を製造できる。
6、 きわめてきれいな結晶が生成し、すなわち好適な
冷却により、これは容易に濾過して洗浄できる製品に適
合した結晶を製造できる。
4、使用溶剤の水は安価であり、そして仕上げ処理の問
題を除くことができる。
5、 ジホスフェートの返送及び異性体フラビンモノヌ
クレオチドの異性化が可能であることにより、一方では
全体として5’−FMNが最大収率で得られ、他方では
廃水は有機炭化物によりあまり負荷されない。
蒸発結晶化のこの条件下で所定のpH価において、ダー
関−塩又はリボフラビンの加水分解が起こらないことは
、予想外のことであった。
さらに予想外のことは、この条件下で57−蘭を大部分
富化することができ、こうして結晶化段階により、型に
適合した生成物が得られることである。
本発明方法を用いると、リボフラビンのホスホリル化に
より得られる5’ −FMNから、簡単な手段で未反応
リボフラビン、異性体のJJ==Mフラビンモノヌクレ
オチド及びフラビンジヌクレオチドを大部分精製するこ
とができる。
実施例1 Rohm & Haas社製の吸着剤樹脂XAD −7
が充填された直径9cm、床容積(Bv)21のカラム
に、順次に a)  リボフラビンのホスホリル化により得ら゛れ、
NaOHによりpH= 6にした第1表に示す組成を有
する5%溶液21゜ b)水21゜ c)  0.lm−NaOH水溶液11及びd)水21
をポンプ供給した。
溶離液はpH−ゾンデ及びUV−検出器により制御した
UV−吸収が最高値の10%になるまで溶離液を集めた
。その際第1表に示す組成の溶離成約21が得られた。
続く再生の際に別に集めた溶離液は、NaOH溶液によ
りイオン交換体から溶離されたリボフラビンを濃厚な形
で含有していた。UV−制御により、できるだけ濃厚な
リボフラビン溶液が得られた。これを次いでHCI又は
HCOOHで酸性化し、5分間沸騰加熱し、沈殿を戸別
し、中性に水洗して乾燥した。こうして吸着されたリボ
フラビンの約85%が、約98%の純度の生成物として
回収された。
第  1  表 I 20.864.514.4 0.680.319.
III 18.957.923.9 0.576.02
3.5Ill 14.560.125.4 0.074
.525.7実施例2 実施例1と同様に操作し、ただしイオン交換体XAD−
7の代わりに同社のイオン交換体XAD−1180を用
いた。その際下記の結果が得られた。
第  ■  表 IV 16.266.317.5 1.874.322
.9実施例3 (第3請求項による精密精製) 内径60crnのクロマトグラフ用カラムに、メタノー
ル/水(10/90)中のOrpregen社製シリカ
ゲルHD −5IL−RP 18 (20〜45μ)を
、15crnの高さに充填した。次いで実施例1と同様
に吸着剤で処理し、5重量%の乾燥物質(TS)の濃度
にした6のpH価を有する5’−FMN水溶液を、 A、1000100O,tBY)及び B、2000mA’(0,2Bv) の脩でその上に供給し、そしてメタノール/水(10/
90)を用いてクロマトグラフ処理した。
溶離液を、530 nmでのUV−吸収の測定により調
べ、溶離液ダイヤグラムにより3つの分画を集めた。第
1及び第2の分画はBVの約173で、第3分画は約2
 BVであった。用(・た5′−FMN溶液及び得られ
た分画をHPLc (Hypersil−ODS RP
−18; 0.1 m蟻酸アンモニウム/蟻酸;pH=
&9;24%メタノール;UV=435 nm )によ
り調べた。用いた5’ −FMN溶液、ならびにo、t
Bv(A)又は0.2 BY (B)出発溶液ノ供給後
に得られた3分画の組成を、第■表に示す。有価分画(
分画■及びm)を60℃で回転蒸発装置で蒸発濃縮し、
20℃に冷却した。結晶析出した生成物を吸引濾過し、
氷水で後洗浄した。
実施例4 リボフラビン70gをPOCl3・H2Oによりホスホ
リル化することにより得られた5’ −FMN溶液を、
NaOHによりpH価5.5及び濃度5重量%となし、
実施例1と同様に吸着剤床(XAD −7)に誘導した
。これにより未反応リボフラビンが大部分除去された5
’ −FMN溶液が得られた。その組成を第■表に示す
。こうして得られた溶液を約50℃で蒸発濃縮した。そ
の際過飽和溶液200gが得られ、これからすでに温時
に5′−FMNが高純度で結晶析出した。この結晶懸濁
液を約20℃に冷却して濾過し、結晶を少量の氷水で洗
浄した。その際第V表に示す組成の第1結晶62gが得
られた。
涙液を約50℃で約100yにさらに濃縮して約20℃
に冷却することにより、第■表に示す組成の第2結晶2
0g及び母液が得られた。
得られた第2結晶を最初の結晶化に返送し、母液をホス
ホリル化工程に返送した。
第■表 結晶化前 第1結晶  第2結晶  母液の溶液

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、リボフラビンをホスホリル化し、その際生成する未
    反応のリボフラビン、異性体のリボフラビンモノホスフ
    ェート及び−ジホスフェートが夾雑している粗製リボフ
    ラビン−5′−ホスフェート(5′−FMN)を、水酸
    化アルカリ又は窒素塩基と反応させることにより得られ
    るリボフラビン−5′−ホスフェートの塩を精製し、そ
    の際a)ホスホリル化において得られる粗製5′−FM
    N、水、水酸化アルカリ又は窒素塩基から、所望により
    30〜100℃に加温して、4〜8のpH価を有する約
    1〜5重量%の均質な透明な粗製5′−FMN−塩の水
    溶液を製造し、b)得られる溶液を、不溶性の小球状の
    形の重合体吸着剤樹脂(これは特別な機械的強度、マク
    ロ網状の多孔性、一様な孔径分布、大きな活性表面及び
    化学的に均質なイオン化しない構造により優れており、
    そしてポリスチロール/ジビニルベンゾール、アクリル
    酸誘導体/ジビニルベンゾール又はメタクリル酸誘導体
    /ジビニルベンゾールの共重合により製造される)を用
    いて処理し、そしてc)その際得られる溶液から、未反
    応リボフラビンが大部分精製された5′−FMN−塩を
    単離し、そして所望によりこの溶液を次いでさらに精密
    精製に供給することを特徴とする、リボフラビン−5′
    −ホスフェートの塩の精製法。 2、吸着剤樹脂としてアンバーライトXAD−1180
    又はアンバーライトXAD−7を使用することを特徴と
    する、第1請求項に記載の方法。 3、吸着剤樹脂を用いる処理により得られる、未反応リ
    ボフラビンが大部分精製された5′−FMN−塩を、乾
    燥物質1〜15重量%を含有する4〜8のpH価を有す
    る水溶液の形で、アルキル基により誘導された10〜3
    00μの範囲の粒子分画を有するRP−シリカゲルのカ
    ラムの床容積の5〜50%の最小量において、溶離剤と
    しての水又は水と低級脂肪族アルコールからの混合物(
    アルコール含量0〜80%)を用いて、クロマトグラフ
    ィ処理することを特徴とする、第1請求項に記載の方法
    。 4、吸着剤樹脂を用いる処理により得られる、未反応リ
    ボフラビンが大部分精製された5′−FMN−塩を、4
    〜8のpH価を有する水溶液の形で、20〜100℃の
    温度で5′−FMN−塩が晶出するまで蒸発濃縮し、結
    晶懸濁液を約20℃に冷却し、結晶性5′−FMN−塩
    を分離し、そして母液を、所望により新たな蒸発濃縮及
    び第2の結晶の単離ののち、製造工程に返送することを
    特徴とする、第1請求項に記載の方法。 5、ナトリウム−5′−FMNの溶液を、10〜300
    μの範囲の粒子分画を有するアルキル基により誘導され
    たRP−シリカゲル上で所望により加圧下にクロマトグ
    ラフィ処理し、その際1〜15重量%好ましくは4〜6
    重量%の乾燥物質濃度を有する、水中の又は水と低級脂
    肪族アルコールからの混合物(アルコール含量0〜80
    重量%)中の4〜8のpH価を有する溶液を、シリカゲ
    ルの床容積の5〜50%の最小量において、溶離剤とし
    ての水又は水と低級脂肪族アルコールからの混合物(ア
    ルコール含量0〜80重量%)を用いてクロマトグラフ
    ィ処理することを特徴とする、リボフラビンが大部分除
    去されており、異性体のフラビンモノヌクレオチド及び
    フラビンジヌクレオチドが夾雑しているモノナトリウム
    −リボフラビン−5′−ホスフェートの予備精製法。
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