JPH01286537A - 送信チャネル選択制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 複数のチャネルデータを多重化して伝送する通信システ
ムに係り、特に常に連続的にデータを送出出来るように
制御する送信チャネル選択制御回路に関し、 送信データ送出の１サイクル目の送信データをモニタし
て接続されているチャネル数を検出し、２サイクル目以
降は非接続チャネルを無視して常に接続されているチャ
ネル数の送信データを連続して送出出来るように制御す
る送信チャネル選択制御回路を提供することを目的とし
、 通信システムに設定される最大チャネル数を１サイクル
としてチャネルそれぞれが有するチャネルアドレスを計
数するシステム設定チャネルアドレス計数手段と、通信
線路上を送信するデータ中に含まれる送信チャネル対応
のアドレスをモニタして通信線路に接続されているチャ
ネルのアドレスを検出する接続チャネルアドレス検出手
段と、送信チャネルの１サイクル目はシステム設定チャ
ネルアドレス計数手段から出力される全チャネルを選択
し、２サイクル目以降は接続チャネルアドレス検出手段
で検出したチャネルのみを選択する送信チャネル選択手
段と、送信チャネル選択手段から出力されるチャネルア
ドレスと予め設定されている自己チャネルアドレスとが
一部した場合、当該チャネルからのデータ送信を開始す
るための制御信号を送出する送信開始信号発生手段とを
備え構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、複数のチャネルデータを多重化して伝送する
通信システムに係り、特に常に連続的にデータを送出出
来るように制御する送信チャネル選択制御回路に間する
。

複数のチャネルデータを多重化して伝送する場合、チャ
ネルデータ数が増加するに伴いより伝送効率の向上が要
求される。

〔従来の技術〕

第４図は従来例を説明するブロック図、第５図は従来例
における動作を説明する図、第６図はチャネルの構成を
説明する図、第７図はシステムの概念を説明する図、第
８図はチャネルデータフォーマ７トを説明する図をそれ
ぞれ示す。

第７図に示すｎ個の送信チャネルＣＨＯ−ＣＨ（ｎ−１
）及び受信チャネＪｌｚＣＨＯ〜ＣＨ（ｎ−１）は、単
一の通信線路（ａ）で接続されている。又、各送信チャ
ネルＣＨＯ＝ＣＨ（ｎ−１）及び受信チャネルＣＨＯ〜
ＣＨ（ｎ−１）のデータは、それぞれ単独で第８図に示
すようなフォーマットを有し、チャネル番号順にそのデ
ータを送信している。

尚、第８図に示すデータフォーマットは調歩同期方式で
伝送する場合であり、スタートビット山）。

データｃｄ）、ストップビット（ｅ）の他にデータ（ｄ
）の先頭にチャネルアドレス（Ｃ）の領域を有して構成
している。

各送信チャネルＣＴ（Ｏ−ＣＨ（ｎ−１）及び受信チャ
ネルＣＨＯ＝ＣＨ（ｎ−１）の構成は、第６図に示すよ
うにデータ送信処理動作を制御する送信制御部７１と、 通信線路（ａ）へ送信するデータを送信制御部７１の制
御のもとに送出する送信データ処理部７２と、データの
受信処理動作を制御する受信制御部７３と、 通信線路（ａ）を通じて伝送されて来るデータの受信処
理を受信制御部７３の制御のもとに行う受信データ処理
部７４と、 図示省略している中央処理装置と接続するためのインタ
フェースをなすバスインタフェース部７５等を具備して
いる。尚、符号ＴＲＸは送受信データを、符号■はデー
タ完了信号を示す。

一方、通信線路（ａｌを通じてデータを送受信するため
の最大チャネル数は第７図に示すように、本例ではｎ個
としている。

又、本例の送信チャネル選択制御回路は上述の送信制御
部７１の一部をなしており、その従来例を第４図に示す
。

第４図に示す従来例の送信チャネル選択制御回路は、図
示省略している中央処理装置から出方されるクロックＣ
ＬＫを例えば１／１６に分周回路１にて分周したクロッ
クを内部クロックＴＣＬＫ■とじ、送信期間設定回路２
はこの内部クロックＴＣＬＫ■を基にしてｎチャネル分
のデータ送信の期間を設定する。

次に、フレーム間隔計数回路３は送信期間設定回路２の
出力オン中の送信データフレーム■を内部クロックＴＣ
ＬＫ■のタイミングで計数し、スロットスタート信号（
以下Ｓスタート信号）■を生成する。

そして、このＳスタート信号■中のタイムスロットアド
レスをＳアドレスカウンタｌｏａにて計数し、これより
各チャネル毎の送信データを乗せるｎチャネル分のタイ
ムスロットのアドレスを送出する。

アドレス比較回路４１はＳアドレスカウンタ１０ａから
のＳアドレスと予め設定されている自己チャネルアドレ
スとを比較し、一致した場合はＡＮＤ回路４２にてＳス
タート信号■とＡＮＤを取り、データ送信開始制御信号
■として送信データ処理部７２へ送出する。

第７図に示すように最大ｎチャネル分のデータを伝送す
る能力を有する通信システムにあって、実際は最大のチ
ャネル数より少ないチャネルしか接続されてない場合の
動作が第５図に示す通りである。

第５図の例は、最大チャネル数が４（＃０〜＃３で示す
）であり、その内実際に接続されているのがチャネル＃
０．＃３の場合である。

従来例における送信制御部７１は、最大チャネル＃０〜
＃３を１フレームとするデータを送信すべくデータ送信
開始制御信号■を送信データ処理部７２へ送出する。

この時、送信制御部７１内フレ一ム間隔計数回路３は、
チャネル＃０〜＃３毎のフレーム間隔を計数し、各チャ
ネル＃０〜＃３のデータを乗せるタイムスロットのスタ
ート位置を示す信号■であるＳスタートを送出する。

又、Ｓアドレスカウンタ１０ａはｌフレーム中の各チャ
ネル＃０〜＃３のアドレス（Ｃ１を計数し、それぞれの
アドレス（Ｃ１をアドレス比較回路４１へ送出して、自
己チャネルアドレスと一致した時データ送信開始制御信
号■を送信データ処理部７２へ送出し、そのチャネルに
相当するデータを送り出すことになる。

一方、自己チャネルアドレスと一致するアドレスがない
場合でも、送信データ処理部７２からは空きデータ（第
５図のチャネル＃１．＃２に相当し、点線で示す）がチ
ャネル＃０等と同様なタイミングを取り送出される。

尚、この空きデータ部分は第５図（Ａ＞の例のように１
つのデータフォーマット分、又は第５図（Ｂ）の例のよ
うに一定タイミングを取り、これを経過しても送信デー
タがない場合は、次チャネルが送信されることになる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のように非接続チャネル部分を空きデータとして、
少なくとも一定時間のタイミングをおいて次チャネル分
の送信データを送信する場合、非接続チャネル部分のタ
イミング時間がロスとなり全体の伝送効率を低下させる
ことになる。

本発明は、送信データ送出の１サイクル目の送信データ
をモニタして接続されているチャネル数を検出し、２サ
イクル目以降は非接続チャネルを無視して常に接続され
ているチャネル数の送信データを連続して送出出来るよ
うに制御する送信チャネル選択制御回路を提供すること
を目的とする。

（課題を解決するための手段〕 第１図は本発明の詳細な説明するブロック図を示す。

第１図に示す本発明の原理ブロック図中の１０は通信シ
ステムに設定される最大チャネル数を１サイクルとして
チャネルそれぞれが有するチャネルアドレスを計数する
システム設定チャネルアドレス計数手段であり、 ２０は通信線路上を送信するデータ中に含まれる送信チ
ャネル対応のアドレスをモニタして通信線路に接続され
ているチャネルのアドレスを検出する接続チャネルアド
レス検出手段であり、３０は送信チャネルの１サイクル
目はシステム設定チャネルアドレス計数手段１０から出
力される全チャネルを選択し、２サイクル目以降は接続
チャネルアドレス検出手段２０で検出したチャネルのみ
を選択する送信チャネル選択手段であり、４０は送信チ
ャネル選択手段３０から出力されるチャネルアドレスと
予め設定されている自己チャネルアドレスとが一層した
場合、当該チャネルからのデータ送信を開始するための
制御信号■を送出する送信開始信号発生手段であり、か
かる手段を具備することにより本課題を解決するための
手段とする。

〔作　用〕

チャネルデータの送信開始後の１サイクル目は最大のｎ
チャネルが全て接続されていると想定し、ｎチャネル分
のタイムスロットを確保し、それにより生成されたシス
テム設定チャネルアドレス計数手段１０から出力される
全チャネル分のアドレスを送信チャネル選択手段３０は
選択し、対応するチャネルデータを送出するための制御
を行う。

そして、この時送出されるチャネルデータを引き込み接
続チャネルアドレス検出手段２０にてモニタし、チャネ
ルデータ中に含まれるチャネルアドレスを検出する。

これにより、送信チャネル選択手段３０は、１サイクル
目以降は検出された接続チャネル分のタイムスロットの
みを確保するように内部設定することにより、伝送効率
のより一層の向上を図ることが可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第２図、第３図に示す実施例により
具体的に説明する。

第２図は本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は
本発明の実施例における動作を説明する図をそれぞれ示
す。尚、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図に示す本発明の実施例は、第１図で説明したシス
テム設定チャネルアドレス計数手段１０として、第４図
で説明したのと同様な内容を有して、ｌサイクル目のＳ
アドレス信号■を計数する初期ＳアドレスカウンタＩＱ
ｂ。

接続チャネルアドレス検出手段２０として、通信線路（
ａ）を送信中の送信データ中のチャネルアドレスＲＡＤ
Ｒ■と１フレ一ム分のデータ完了信号ＥＯＰ■をモニタ
して接続チャネルのアドレスを検出する接続チャネル検
出回路２１と、接続チャネル検出回路２１から出力する
アドレスをタイムスロットに対応させるべく計数するＳ
アドレスカウンタ２２とからなる接続チャネルアドレス
検出部２０ａ１ 送信チャネル選択手段３０として、送信データ送出の１
サイクル目は初期Ｓアドレスカウンタ１０ｂの出力を選
択し、２サイクル目以降は接続チャネルアドレス検出部
２０ａの出力を選択するセレクタ回路３０ａ１ 送信開始信号発生手段４０として、第４図で説明したの
と同様な内容を有するアドレス比較回路４１とＡＮＤ回
路４２からなる送信開始信号発生部４０ａから構成した
例である。

尚、第２図に示す初期送信期間設定回路２ａは１サイク
ル目のチャネルデータの送信期間を設定するものである
。

本実施例の場合も最大チャネル数を４チヤネル＃０〜＃
３とし、実際に通信線路（ａ）に接続されているチャネ
ルは＃０．＃３の場合とする。

上述のように初期ＳアドレスカウンタＩＱｂは、最初の
送信サイクル（即ち、４チヤネル＃０〜＃３分全ての送
信データ送出を制御するサイクル）の４チャネル＃Ｏ〜
＃３分のチャネルアドレスを計数する。

一方、Ｓアドレスカウンタ２２は２送信サイクル目以降
のチャネルアドレスを示すカウンタである。

最初の送信サイクル時に初期Ｓアドレスカウンタ１０ｂ
から出力されるチャネルアドレスは、既に述べたように
アドレス比較回路４１において予め設定されている自己
チャネルアドレスと比較し、一致した時点で送信データ
処理部７２から送信データを送出すべく制御するための
送信開始信号■をＡＮＤ回路４２を介して送出する。

上記の処理を経て通信線路（ａ）に送出される送信デー
タは、接続チャネルアドレス検出部２０ａへ引き込まれ
、接続チャネル検出回路２１にて接続チャネルアドレス
の検出が行われ、検出した接続チャネルアドレスは内部
に保持される。

最初の送信サイクル時点でセレクタ回路３０ａは、切り
替わり接続チャネルアドレス検出部２０ａと接続され、
２送信サイクル以降は接続チャネルアドレス検出部２０
ａに保持されている接続チャネルアドレスを選択し、後
の処理は上記と同じ処理が行われる。

本実施例における送信データ送出（チャネル番号で示す
）状況を第３図に示す。

即ち、■サイクル目は全てのチャネル＃Ｏ〜＃３分のス
ロットが確保されるため、チャネル＃ｌ、＃２も一定タ
イミングが確保され空きデータとして送出される。

次に、Ｉサイクル目以降は非接続のチャネル９１．１２
分のタイミングは飛ばされ、接続されているチャネル＃
０．＃３分のみの送信データが送出されることになる。

〔発明の効果〕

以上のような本発明によれば、伝送効率がより一層向上
する送信チャネル選択制御回路を提供することが出来る
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図、第２図は
本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は本発明の
実施例における動作を説明する図、 第４図は従来例を説明するブロック図、第５図は従来例
における動作を説明する図、第６図はチャネルの構成を
説明する図、第７図はシステムの（既念を説明する図、
第８図はチャネルデータフォーマットを説明する図、 をそれぞれ示す。 図において、 １は分周回路、　　　　　２は送信期間設定回路、２ａ
は初期送信期間設定回路、 ３はフレーム間隔計数回路、 １０はシステム設定チャネルアドレス計数手段、１０ａ
、２２はＳアドレスカウンタ、 １０ｂは初期Ｓアドレスカウンタ、 ２０は接続チャネルア゛ドレス検出手段、２０ａは接続
チャネルアドレス検出部、２１は接続チャネル検出回路
、 ３０は送信チャネル選択手段１． ３０ａはセレクタ回路、 ４０は送信開始信号発生手段、 ４０ａは送信開始信号発生部、 ４１はアドレス比較回路、 ４２はＡＮＤ回路、 ７１は送信制御部、　　７２は送信データ処理部、７３
は受信制御部、　　７４は受信データ処理部、７５はバ
スインタフェース部、 をそれぞれ示す。 本発明の詳細な説明するブロック図 第１図 本発明の詳細な説明するブロック図 第３図 （Ａ） （Ｂ） 従来例における動作を説明する図 第５図 従来例を説明するブロック図 第４図 チャネルの構成を説明する図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 多重化した伝送データを複数のチャネルを通じて伝送す
   る通信システムにおいて、 該通信システムに設定される最大チャネル数を１サイク
   ルとしてチャネルそれぞれが有するチャネルアドレスを
   計数するシステム設定チャネルアドレス計数手段（１０
   ）と、 通信線路上を送信するデータ中に含まれる送信チャネル
   対応のアドレスをモニタして通信線路に接続されている
   チャネルのアドレスを検出する接続チャネルアドレス検
   出手段（２０）と、 送信チャネルの１サイクル目は前記システム設定チャネ
   ルアドレス計数手段（１０）から出力される全チャネル
   を選択し、２サイクル目以降は前記接続チャネルアドレ
   ス検出手段（２０）で検出したチャネルのみを選択する
   送信チャネル選択手段（３０）と、 前記送信チャネル選択手段（３０）から出力されるチャ
   ネルアドレスと予め設定されている自己チャネルアドレ
   スとが一致した場合、当該チャネルからのデータ送信を
   開始するための制御信号（［８］）を送出する送信開始
   信号発生手段（４０）とを備えたことを特徴とする送信
   チャネル選択制御回路。