JPH01285431A - 収納庫を改良した自動車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ　産業上の利用分野 本発明は自動車の収納庫を改良する事に関するものであ
る。

Ｂ　従来の技術 従来の自動車は、その車型によって様々な形状の収納室
を持っているが、箱形自動車のトランクリームが代表的
で、その内部はスペアタイヤ及び工具類を整理する間仕
切り等も設け有効に利用されてきた。

Ｃ　発明が解決しようとする問題点 従来箱形自動車の収納庫は、ほとんど全て乗員ルームと
気流に於て通じているので、車室内に準じた感覚で利用
されてきた。したがって汚染物、たとえば自動車の保管
時に用いる車体カバー等は、保管時に塵埃や汚物が付着
したり、雨の日は雨水を伴うので、このようなものをト
ランクルーム等に収納することは非衛生である。こゝに
従来の車室から完全に隔離された収納庫に対する要求が
生まれたが、限られた大きさ内で、空力特性の良い車体
形状を保持したまゝでの実現は困難で、さらにコストの
問題も有り解決されていなかった。

Ｄ　問題を解決するための手段 本発明は上記欠点を解決するためにされたもので、それ
を第１図および第２図について説明すれば（イ）箱形自
動車のトランクルームの蓋（８）の後部に開口部を設け
、その開口部の周縁に蓋（２）に有効に利くようにスポ
ンヂシール（７）を施す。

（ロ）容器（１）を金属又は硬質プラスチックでつくる
。底の部分に排水孔（４）を設ける。

（ハ）容器（１）をトランクルームの蓋（８）に設けた
開口部が容器（１）の出し入れ口になる状態にして、ト
ランクルームの蓋（８）の内側に溶接又は接着剤により
固定する。

（ニ）蓋（２）を金属又は硬質プラスチックでつくる。

内面に開閉金具（３）を施し、この開閉金具（３）を用
いて、トランクルームの蓋（８）に設けた開口部に、開
閉可能な蓋の状態でトランクルームの蓋（８）に固定す
る。

（ホ）蓋（２）を閉じてたときに、ロックするためにト
ランクルームの蓋（８）の後部に止め具（５）を設ける
。こゝで蓋（２）の後部に指の入る穴（６）を穿ってお
くと、止め具（５）の取り扱いが容易ともなる。

（ヘ）容器（１）に設ける排水孔（４）はトランクルー
ムのスポンヂシール（７）の外側になるように設ける。

本発明は以上のような構成としたことを特徴とする。

Ｅ　作用 本発明は上記のような構成の収納庫であるから、従来と
は全く異なった、車室から完全に隔離された、外側にあ
る収納庫として利用出来る。尚第３図は蓋（２）を開い
た状態の断面図で、容器（１）が新しい形の収納庫とし
て生まれた事を示す。

Ｆ　実施例 本発明によって出来た新しい収納庫は、小型ではあるが
、従来積載をためらっていたような物も、安心して積む
事が出来るようになった。特に自動車の車体カバー、鮮
魚、漬物等の持ち運びには好都合である。

Ｇ　発明の効果 この様に本発明によれば、特殊な物の保管に効果が有る
他に、 （イ）蓋（２）の形状を自動車のリヤスポイラーとして
デザインすれば、空力特性を向上させる利用価値も得ら
れる。

（ロ）従来、やり場に困って車体カバーを使用していな
かった利用者に対する、新しい車体カバーの需要を生み
出す布石にもなる。以上のような特徴を利用すれば、自
動車とスポイラーと車体カバーの３つの商品をセットに
して受注販売出来るので、生産及び流通コストの低減に
も効果を有する事になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の断面図 第２図は本発明の平面図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 自動車車体後部上方において （イ）概ね箱形中空の形状の容器（１）を車体後部内側
   上方に、溶接又は接着剤により固定。 （ロ）容器（１）を固定した車体後部上方の車体に、容
   器（１）の形状に適合する形状及び大きさの開口部を設
   け、この開口部の周縁にスポンヂシール（７）を施した
   形状。 （ハ）蓋（２）は概ね箱が形中空の形状で、容器（１）
   に対して、前方の開閉金具（３）と後方の止め具（５）
   により、容器（１）の上部に開閉可能に接合固定。 （ニ）容器（１）の底面又は側面に穴（４）を形成。 とした事を特徴として構成された収納庫を改良した自動
   車。