JPH01283781A - プラグプロングとプラグスリーブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は丸形電気プラグコンタクトを構成するオーバー
ライドスプリングを有する小型丸プラグスリーブと小型
丸プラグプロングに関する。

（従来の技術） ドイツ特許第２．７３１，００１号に、２個のオーバー
ライドスプリングアームが外側から押圧する２個のコン
タクトスプリングアームを有するオーバーライドスプリ
ングを備えた丸プラグスリーブが開示されている。コン
タクトスプリングアームとオーバーライドスプリングは
周方向に非対称に間隔を持ち、従って実質的に偏った接
触のみが達成される。非対称のスプリング作用がしっか
りした接触を保証しないので、この丸プラグスリーブは
小型化に適していない。この丸プラグスリーブの場合、
オーバーライドスプリングがプラグハウジングのロック
用の縁の背後にスナップ係合するロックスプリングアー
ムを備えている。これらのロックスプリングアームない
し舌片は、ロック解除後にハウジングから丸プラグスリ
ーブを取り出すことを困難にするばかりでなく、例えば
プラグハウジングの隔室の挿入口に取り付けられたゴム
シールを取り出す時に破損し勝ちであるといった障害に
なる。

更に、つかみスプリング舌片を小型の丸プラグスリーブ
に設けることは実際上不可能である。

更に、丸プラグプロングは長手方向に順次配置された複
数の部分からなることが知られている。つまり、後端の
クリンプ部、連結部、それに続く支持部、そして丸みを
持った先端を含む円筒部からなる。この公知の丸プラグ
プロングは、クリンプ部から支持部へ、そして支持部か
ら円筒部への移行部分が屈曲モーメントに耐えるに十分
な安定性を持たないので、小型構造やロック可能なプラ
グハウジングでの使用に適していない。

また、二つの側壁と、二つの端壁と、隔壁に区画された
隔室からなるロックプラグハウジングを備えた電気プラ
グコネクタが知られている。

側壁に平行な少なくとも一つの隔壁が一方の端壁から他
方の端壁へ延設され、この隔壁に口・ンクスライドを挿
入するための長手方向の整合孔が形成されている。そし
て、棒状のロックスライドが一方の端壁の整合孔に挿入
される。ロックスライドは側方に突出したカムを備え、
それが挿入時に隔室の内部空間に突出してプラグスリー
ブないしプラグプロングの縁等の背後にスナップ係合す
る。これによってプラグコンタクトがハウジングの隔室
に抜は落らないように固定される。

例えば、電導体に既にクリンプされたプラグコンタクト
を設置および／または交換する作業は細心の注意を要し
、やっかいである。隔室内のプラグコンタクトはゆるい
状態にあり、その抜は落ちを防止する抑制手段は挿入さ
れたロックスライドのカムだけである。ハウジングの隔
室に挿入可能な公知のプラグコンタクトは大体、角の尖
った切り刃を持ち、その背後にロックスライドのカムが
係合する。プラグコンタクトが引き抜かれるときにこの
鋭利な縁がゴムシールを破損し得る。公知のプラグコン
タクトは更に別の鋭利な突起を含み、これがハウジング
の隔室へ挿入されるときでさえもゴムシールを破損し得
る。

（発明が解決しようとする課題） 本発明の目的は、良好な電気接触を保証し、構造的に安
定しており、望ましくはハウジングの隔室内にすベリば
め可能で、ハウジングの隔室にはめる際、ロックスライ
ドの挿入前に予備ロックが可能な小型の丸プラグコンタ
クトを構成するプラグプロングとプラグスリーブを提供
することにある。そして、このプラグコンタクトは側部
に鋭利な突起を持たないことが望ましい。

（課題を解決するための手段） この目的は請求項１に記載された、円筒形の基部と、丸
みをつけられた円錐形のテーパー先端を持つ丸いピン状
の円筒コンタクト部と、クリンプ部と基部の間の短い円
筒形移行部とを備え、基部の外径がコンタクト部と移行
部の外径より大で、移行部の外径がコンタクト部の外径
より大であることを特徴とするプラグプロングと、請求
項７に記載された、コンタクト部が、２本の対向し合っ
たスプリングアームが前端に連結された円筒舌ベースを
含み、オーバーライドベースを持つオーバーライドスプ
リングがスプリング舌ベースにかぶせられ、オーバーラ
イドスプリングのアームがスプリングアームの前端部に
接当することを特徴とする丸プラグスリーブとによって
達成される。また、本発明の効果的な具体構成は従属し
た請求項に記載された通りである。

（作用および効果） したがって、良好な電気接触を保証しながら、予備ロッ
クが可能となる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

プラグプロング１は板金の打抜き片をロール状に加工し
たもので、例えば長さが１６ｍｍといった小型設計に特
に適している。このプラグプロングｌはクリンプ部２と
、円筒形の基部３と、丸い円錐状のテーパー先端５を有
するピンのような円筒形のプラグないしコンタクト部４
とを備えている。第２図に示すように、小型設計のコン
タクト部４の外径は例えば１ｍｍである。屈曲モーメン
トに対する安定性は、クリンプ部２と基部３の間の短い
円筒移行部６が、そして基部３とコンタクト部４の間に
肩部７が設けられ、肩部７の縁８とコーナー９に丸みが
つけられ、更に基部３の外径がコンタクト部４と移行部
６のそれより大で、移行部６の外径がコンタクト部４の
それより大に構成されているこ七によって実践的な方法
で確保されている。このような各部４．３．６の段付き
構成は屈曲モーメントに対する強い抵抗力を備えている
。

本発明の特別な実施例では、基部３の移行部６に接する
部分が半円形の断面をもつ膨出ビードｌＯになっており
、ビードｌＯから移行部６への移行として比較的大きな
アンダーカットまたは比較的深い段が形成されている。

この構成により、加工が非常に節単になり、比較的大き
い環状のロック面１１が形成されるとともに、比較的大
きな外径の、円筒形ではっきりした設計の移行部６が可
能になる。

本発明の電気プラグコネクタは基本的にプラグハウジン
グとスリーブハウジング６３からなり、横断面が矩形の
プラグハウジング１２に複数のプラグプロングｌを挿入
できる。プラグハウジング１２は上下に並んだプロング
受け１３と区画ハウジング１４からなる。プロング受け
１３はベース１５と、２つの平行な側壁１６．１７と、
２つの端壁１８．１９を有する。ベース１５にはその平
面２０ａに対して直交する孔２０が形成され、各部２０
はプラグプロング１のコンタクト部４の位置決めを容易
にする。プロング受け１３の下に位置する区画ハウジン
グ１４は、プロング受け１３の側壁１６．１７と平行で
側壁１６．１７かられずかに内側へオフセットした側壁
２１．２２を有し、これにより段付き縁２３が形成され
ている。側壁２１．２２の前面は端壁２４．２４ａによ
って規制されている。側壁２１．２２と平行に中間の長
手方向隔壁２５が設けられ、この隔壁２５と直交するい
くつかの横方向隔壁２６が設けられているので、プロン
グのコンタクト用に実質的に四角の隔室２７が形成され
ている。各隔室２７内において、外方へ弾性的にスイン
グ可能な予備ロック用ステー２９が側壁２１．２２のＵ
形孔２８に係合しており、Ｕの２本のアームを結合する
ベースステーはベース面１５ｂより上か、それと同じ高
さに位置し、隔室の内部へ向かう案内傾斜３１を持つベ
ース側、丸みづけ突出係合肩部３０が形成されている。

孔２０は隔室２７に向かって段階的に広がり、プラグプ
ロングｌのコンタクト部４が孔２０にフィツトし、基部
３が孔部分２０ａにフィツトする。プラグプロング１の
ビード１０の基部側はベース面１５ｂに直接接当し、係
合肩部３０がその移行部側へオーバーライドする。

端壁２４ａから長手方向隔壁２５と横方向隔壁２６を貫
く通路３２が延設され、そこに棒状の取り外し可能なロ
ックスライド３３が挿入される。スライド３３は通路３
２に適合する横断面形状で、その両側にロックカム３４
が形成されている。スライド３３が挿入された状態で、
ロックカム３４は隔室２７の内部空間に突出して、ロッ
クカム３４と横断面形状が同じである保合肩部３０に対
向する。ロックカム３４もプロングｌのビードｌＯをオ
ーバーライドする（第１１図）。

スライド３３がハウジングに挿入されていないとき、ま
たはカム３４が隔室２７の内部空間に突出する位置にな
いときはいつでもプラグプロング１を隔室２７に挿入で
きる。予備ロックステーの保合肩部３０がプラグプロン
グ１のビード１０の背後に接当すると一種の予備ロック
が行われるが、これは予備ロックステー２９の弾性力よ
り強い力でプロングｌを引けば解除される。予備ロック
ステー２９はプラグコンタクトの挿入、交換を容易にし
、挿入されたコンタクトをしっかり保持する。

丸いプラグスリーブ３５はクリンプ部３６と、短い円筒
形移行部３７と、環状のロックＩ！３９を形成したビー
ド３８と、前方へ延びて円錐形の先端をもつコンタクト
部４０とを備えている。

コンタクト部４０はビード３８と連結された始端部に、
移行部３７より大径の円筒形のスプリング舌ベース４１
を形成している。また、コンタクト部４０は長手方向の
突合せジヨイント４２を形成している。スプリング舌ベ
ース４１の前端の突合せジヨイント４２付近に第１円形
切欠き４３が形成され、第２円形切欠き４４が第１円形
切欠き４３の反対側に形成されている。

これらの切欠き４３．４４からコンタクト部４０の先端
に向かってすぼまる（さび形スリットが延設され、これ
により対向し合う２つのスプリングアーム４７．４８が
形成されている。

スプリングアーム４７．４８の前端４９は内側に曲げら
れて打ち抜かれ、円形のプラグオリフィス４６を形成し
ている。オリフィス４６の径は丸いプラグプロング１の
コンタクト部４の外径に対応している。

突合せジヨイント４２の反対側で、切欠き４４とビード
３８の間のスプリング舌ベース４１部分に矩形の切欠き
５０が形成されているが、その目的を以下で説明する。

各スプリングアーム４７．４８の長手方向中間部付近に
ほぼ矩形の切欠き５１が形成され、この切欠き５１は切
欠き４３．４４にほぼ対応する部分からオリフィス４６
のすぐ手前の縁５２まで延設されている。この縁５２に
は短い切込みタブ５３が連結され、タブ５３の幅は切欠
き５１の幅にマツチし、タブ５３はスプリング舌ベース
４１まで延設されている。このタブ５３はコンタクト部
４０の内部空間に折り畳まれて抵抗ステー５４を形成し
ている（第１５図）。

このステー５４は横断面がフンク状で、その作用を以下
で説明する。

切欠き５１の打ち抜きで形成された各スプリングアーム
４７．４日のスプリング舌ステー５５．５６はスプリン
グ舌ベース４１と連結する箇所で外方へ肉厚分オフセッ
トし、オフセットリム５７が形成されている。

丸プラグスリーブ３５は更に、スプリング舌ベース４１
に外嵌する円筒形のベース５９を含むオーバーライドス
プリング５８を備えている。

スプリング５８はベース５９の突合せジヨイントが突合
せジヨイント４２に対向するように取り付けられる。オ
ーバーライドスプリングのベース５９の突合せジヨイン
ト付近の周面に切込みタブ６０が設けられ、これらタブ
６０が切欠き５０の縁に接当して、オーバーライドスプ
リング５８が丸プラグスリーブ３５に固定される。

オーバーライドスプリングのベース５９はビード３８か
らオフセットリム５７まで延びる。

このベース５９から、２本の対向し合った屈曲オーバー
ライドスプリングアーム６１．６２が切欠き５１内を結
合縁５２まで前方に延び、その′ｔ１端が抵抗ステー５
４に乗ってそれらを押圧する。このような丸プラグスリ
ーブ３５の設計により、オーバーライドスプリング５８
はスリーブ３５の外形の範囲内に納まる。オーバーライ
ドスプリング５８のアーム６エ、６２は切欠き５１を形
成したスプリングアーム４７．４８のギャップをほぼ完
全にうめる。スプリングアーム４７．４８のオフセット
５７によって形成されたスプリング舌ベース４１のへこ
みはオーバーライドスプリングのベース５９によって埋
められる。このようにして丸プラグスリーブ３５のスム
ーズなコンタクト部４０が構成され、例えばゴムシール
の穴に挿入したり、そこから引き抜いたりするときにゴ
ムシールを破損する恐れがない。オーバーライドスプリ
ングのアーム６１．６２が抵抗ステー５４を押圧するこ
とによってスプリングアーム４７．４８のスプリング作
用を補強する。

既に述べたように、スプリングアーム４７．４８は円錐
状に一点に向かってテーパーしており、その結果スリッ
ト４５が円錐状に延設されることになる。従って、オー
バーライドスプリングのアーム６１．６２もすぼまり、
オーバライドスプリングのベース５９の外径がスプリン
グアーム４７．４８の接触部４６ａの外径より大きくな
る（第１３．１５および１８図）。

本発明のスリーブハウジング６３はプラグハウジング１
２のプラグ受け１３にはめ込まれてプラグコンタクトを
構成する（第１９図）。このスリーブハウジング６３は
長平方向の側壁６４．６５と、端壁５５．６７と、ベー
ス６８を有する。側壁６４．６５と平行な長手方向隔壁
６９がスリーブハウジング６３内に、一方の端壁６６か
ら他方の端壁６７へと延設されている。側壁６４．６５
および長手方向隔壁６９とともに横方向隔壁７０が、例
えば丸プラグスリーブ３５用の隔室７１を形成している
。この隔室７１の高さは丸プラグスリーブ３５の長さと
ほぼ同じである。コンタクト部４０は隔室の円筒部分７
２内に位置し、従ってスプリングアーム４７．４８が外
方へ広がるための隙間７３が設けられている。

隔室部７２の上の側壁６４．６５部分において、プラグ
ハウジング１２と同様、各隔室７１に、Ｕ形孔２８ａか
ら挿入されて外方へ弾性的にスイング可能な予備ロック
ステー２９ａが設けられている。そのベースステーは隔
室部７２のすぐ上に位置し、隔室の内部空間に突出した
係合肩部３０ａには案内傾斜３１ａが形成されている。

通路３２ａが一方の端壁６６から長手方向隔壁６９と横
方向隔壁７０を貫通して他方の端壁６７の凹入部３２ａ
まで延設され、棒状のロックスライド３３がこの通路３
２ａに取り外し可能に挿入される。スライド３３は通路
３２ａに適合する横断面形状で、その両側にロックカム
３４が形成されている。スライド３３が挿入された状態
で、ロックカム３４は隔室の内部空間に突出して、ロッ
クカム３４と横断面形状がほぼ同じである係合肩部３０
ａに対向する。ロックカム３４は係合肩部３０ａと丸プ
ラグハウジング３５のビード３８をオーバーライドする
（第１８図）。ロックスライド３３と予備ロックステー
２９ａの作用はプラグハウジング１２の場合と同じであ
る。

第２０．２１図はロックスライド３３の変形例を示す。

このロックスライドは各カム３４間に、ビード１Ｏ１３
８に適合する曲率半径の屈曲凹部３４ａが形成されてい
る。ロックスライド３３が第２０図に示す位置にあると
き、凹部３４ａは隔室７１の領域に位置する。この時、
係合肩部３０．３０ａのみがその内部空間に突出する。

プラグコンタクト１．３５を隔室７１に挿入した後は、
係合肩部３０．３０ａがビード１０．２８の背後にロッ
クしてプラグコンタクトが隔室から抜は落ちることがな
い。必要なプラグコンタクトが隔室に挿入されると、ロ
ックスライド３３がハウジングに取り付けられ、ロック
カム３４がそれぞれの隔室に正しく位置づけられる。こ
のようにしてプラグコンタクトが所定の位置にロックさ
れる。このロック状態が第２１図に示されている。

本発明のプラグコンタクトは他のハウジングにも使用で
き、またハウジングなしでも使用できる。この場合、特
にオーバーライドスプリングの背後の丸プラグハウジン
グ部分は異なる設計が可能である。本発明の特徴はプラ
グプロングの部分４．３．６の段付き構造ににある。ま
た、プラグコンタクトは他のプラグコンタクトと組み合
わせることができる。つまり、プラグプロングｌを他の
プラグプロングと組合せ、プラグスリーブ３５を他のプ
ラグスリーブと組み合わせることができる。この意味で
、プラグプロング１とプラグスリーブ３５はともに発明
の特徴を備えているのである。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに番号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明のプラグコネクタを示し、第１図は本発明
のプラグプロングの斜視図、第２図はプラグプロングの
正面図、第３図はプラグプロングの側面図、第４図はプ
ラグプロングの前端接触部と基部の縦断面を示す第３図
のＩＶ−ＩＶ線矢視図、第５図はプラグハウジングの側
面図、第６図はプラグハウジングの底面図、第７図はプ
ラグハウジングの正面図、第８図はプラグハウジングの
ロックスライドの側面図、第９図はロックスライドの平
面図、第１０図はロックスライドの正面図、第１１図は
プラグプロングが挿入されたプラグハウジングの横断面
図、第１２ａ図は本発明のプラグスリーブの斜視図、第
１２ｂ図はオーバーライドスプリングなしのプラグスリ
ーブの斜視図、第１３図は第１２ａ図のプラグスリーブ
の平面図、第１４図はプラグスリーブの側面図、第１５
図はプラグスリーブの前端接触部と基部の縦断面を示す
第１４図のｘｖ−ｘｖ線矢視図、第１６図は第１２ａ〜
１５図のプラグスリーブ用のプラグハウジングの側面図
、第１７図はプラグハウジングの底面図、第１８図はプ
ラグハウジングの正面図、第１９図はプラグスリーブが
挿入されたプラグハウジングの横断面図、第２０図はロ
ックスライドが予備ロック状態にあるプラグハウジング
の部分平面図、第２１図はロックスライドがロック状態
にあるプラグハウジングの部分平面図である。 （１）・・・・・・プラグプロング、（２）・・・・・
・クリンプ部、（３）・・・・・・基部、（４）・・・
・・・円筒コンタクト部、（６）・・・・・・円筒形移
行部、（３５）・・・・・・プラグスリーブ、（３６）
・・・・・・クリンプ部、（３７）・・・・・・円筒形
移行部、（４０）・・・・・・コンタクト部、（４１）
・・・・・・円筒台ベース、（４７）。 （４８）・・・・・・スプリングアーム、（５８）・・
・・・・オーバーライドスプリング、（５９）・・・・
・・オーバーライドベース、（６１）、　　（６２）・
・・・・・アーム。 コ １Ｍ−１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、板金の打ち抜き片で加工され、クリンプ部と、コン
   タクト部と、クリンプ部とコンタクト部の間の移行部か
   らなるプラグプロングであって、円筒形の基部（３）と
   、丸みをつけられた円錐形のテーパー先端を持つ丸いピ
   ン状の円筒コンタクト部（４）と、クリンプ部（２）と
   基部（４）の間の短い円筒形移行部（６）とを備え、基
   部（３）の外径がコンタクト部（４）と移行部（６）の
   外径より大で、移行部（６）の外径がコンタクト部（４
   ）の外径より大であることを特徴とするプラグプロング
   。 ２、前記基部（３）とプラグ部（４）の間に段が設けら
   れていることを特徴とする請求項１に記載のプラグプロ
   ング。 ３、前記基部（３）の移行部（６）に隣接する部分に外
   方へ膨出したビード（１０）が形成され、ビード（１０
   ）から移行部（６）にかけて比較的深い段になっている
   ことを特徴とする請求項１または２に記載のプラグプロ
   ング。 ４、前記ビード（１０）が半円の横断面形状であること
   を特徴とする請求項３に記載のプラグプロング。 ５、前記段が移行部（６）へのはっきりした移行を形成
   することを特徴とする請求項３または４のいずれかに記
   載のプラグプロング。 ６、前記移行部（６）が肉薄に構成されていることを特
   徴とする請求項１から５のいずれかに記載のプラグプロ
   ング。 ７、請求項１から６のいずれかに記載のプラグプロング
   と組み合せ可能で、クリンプ部 （３６）と、短い円筒形移行部（３７）と、後続のコン
   タクト部（４０）とからなる丸プラグスリーブであって
   、コンタクト部（４０）が、２本の対向し合ったスプリ
   ングアーム（４７、４８）が前端に連結された円筒舌ベ
   ース（４１）を含み、オーバーライドベース（５９）を
   持つオーバーライドスプリング（５８）がスプリング舌
   ベース（４１）にかぶせられ、オーバーライドスプリン
   グのアーム（６１、６２）がスプリングアーム（４７、
   ４８）の前端部に接当することを特徴とする丸プラグス
   リーブ。 ８、前記移行部（３７）が環状ロックリムを構成するビ
   ード（３８）に隣接することを特徴とする請求項７に記
   載の丸プラグスリーブ。 ９、前記コンタクト部（４０）が大体円錐状にすぼまっ
   ていることを特徴とする請求項７または８に記載の丸プ
   ラグスリーブ。 １０、前記コンタクト部（４０）の円筒スプリング舌ベ
   ース（４１）がビード（３８）を始端とし、その直径が
   移行部（３７）の直径より大であることを特徴とする請
   求項７から９のいずれかに記載の丸プラグスリーブ。 １１、前記コンタクト部（４０）が長手方向の突合せジ
   ョイント（４２）を有することを特徴とする請求項７か
   ら１０のいずれかに記載の丸プラグスリーブ。 １２、突合せジョイント（４２）付近のスプリング舌ベ
   ース（４１）の前端部に第１円形切欠き（４３）が形成
   され、第１円形切欠きの反対側のスプリング舌ベースに
   第２円形切欠き（４４）が形成され、これら円形切欠き （４３、４４）からコンタクト部（４０）の前端へくさ
   び形スリット（４５）が延設され、すぼまって円形オリ
   フィス（４６）を形成し、その結果２本の対向し合うス
   プリングアーム（４７、４８）が形成されることを特徴
   とする請求項７から１１のいずれかに記載の丸プラグス
   リーブ。 １３、前記スプリングアーム（４７、４８）の端部（４
   ９）がプラグオリフィス（４６）に向けて内側へ曲げら
   れて打ち抜かれ、前記円形プラグオリフィス（４６）が
   形成されることを特徴とする請求項１２のいずれかに記
   載の丸プラグスリーブ。 １４、前記突合せジョイント（４２）の反対側で切欠き
   （４４）とビード（３８）の間のスプリング舌ベース（
   ４１）に矩形切欠き（５０）が形成され、矩形切欠きに
   オーバーライドスプリング（５８）の周面に切り込まれ
   たタブ（６０）が切欠き（５）に隣接して形成されてい
   ることを特徴とする請求項７から１３のいずれかに記載
   の丸プラグスリーブ。１５、前記各スプリングアーム（
   ４７、４８）の長手方向中間部に、切欠き（４３、４４
   ）とほぼ同じ高さの箇所で始端してオリフィス（４６）
   の少し手前の縁（５２）で終端するほぼ矩形の切欠き（
   ５１）が長手方向に延設され、その縁（５２）に、幅が
   切欠き（５１）の幅に対応し、スプリング舌ベース（４
   １）に延びる短い切込みタブ（５３）が連結されている
   ことを特徴とする請求項７から１４のいずれかに記載の
   丸プラグスリーブ。 １６、前記タブ（５３）がコンタクト部（４０）の内部
   空間へ折り畳まれて、横断面がフック形の抵抗ステー（
   ５４）を形成していることを特徴とする請求項１５に記
   載の丸プラグスリーブ。 １７、前記切欠き（５１）の打ち抜きで形成される各ス
   プリングアーム（４７、４８）のスプリングアームステ
   ー（５５、５６）がスプリング舌ベース（４１）との連
   結箇所で肉厚分だけ外側にオフセットしてオフセットリ
   ム（５７）を形成していることを特徴とする請求項１５
   または１６に記載の丸プラグスリーブ。 １８、前記円筒形スプリングアームベース（５９）がス
   プリング舌ベース（４１）に外嵌され、オーバーライド
   スプリングのスプリングアームベース（５９）の突合せ
   ジョイントが突合せジョイント（４２）の対向位置する
   ことを特徴とする請求項１５から１７のいずれかに記載
   の丸プラグスリーブ。 １９、前記オーバーライドスプリングのスプリングアー
   ムベース（５９）がビード（３８）からオフセットリム
   （５７）まで延設されていることを特徴とする請求項１
   ５から１８のいずれかに記載の丸プラグスリーブ。 ２０、前記切欠き（５１）内で対向し合って結合縁（５
   ２）まで前方に延びた横断面が弧状の２本のオーバーラ
   イドスプリングアーム（６１、６２）がオーバーライド
   スプリングのスプリングアームベース（５９）に連結さ
   れ、その遊端が抵抗ステー（５４）に接当することを特
   徴とする請求項１５から１９のいずれかに記載の丸プラ
   グスリーブ。 ２１、前記オーバーライドスプリングのアーム（６１、
   ６２）が切欠き（５１）によるスプリングアーム（４７
   、４８）の隙間をほぼ完全にうめることを特徴とする請
   求項２０に記載の丸プラグスリーブ。 ２２、前記スプリングアーム（４７、４８）が円錐状に
   すぼまり、オーバーライドスプリングのアーム（６１、
   ６２）がそれに応じてすぼまることを特徴とする請求項
   ７から２１のいずれかに記載の丸プラグスリーブ。