JP3463795B2 - 防水コネクタ用ゴム栓 - Google Patents

防水コネクタ用ゴム栓

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一括型の防水コネ
クタ用ゴム栓に関し、特にスタビライザを有する端子金
具を挿通する場合に使用して好適な防水コネクタ用ゴム
栓に関する。
【0002】
【従来の技術】一括型防水ゴム栓は、例えば特開平3−
43972号公報に記載されているように、キャビティ
の設けられたハウジングの後面の開口部に嵌着され、各
キャビティと対応した位置ごとに挿通孔が開口された構
造であって、端末に端子金具を固着した電線が挿通され
ると、まず端子金具が挿通孔を弾性的に広げつつ通さ
れ、端子金具が通過してキャビティに収容されると、挿
通孔が弾性的に復元縮径して電線の外周に密着し、もっ
てシールが取られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の端子金具
では、キャビティ内への挿入の安定化を図り、また逆挿
入を防止する等のためにスタビライザを突設したものが
多いが、このようにスタビライザを設けた端子金具を挿
通すると、挿通孔の内周面にスタビライザで切り裂かれ
た傷が付き、その結果シール性が確保できなくなるおそ
れがある。したがって従来では、一括ゴム栓を用いた場
合は、スタビライザを有する端子金具が利用できないと
いう問題があった。本発明は上記のような事情に基づい
て完成されたものであって、スタビライザを備えた端子
金具に使用できる防水コネクタ用ゴム栓を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、キャビティを有す
るハウジングの後面側に嵌着され、前記キャビティと対
応する位置に、端末に箱型の接続部を有する端子金具を
備えた電線が挿通可能で、この電線の外周に水密状に嵌
合できるよう電線の形状に合わせて円形に形成された
通孔が開口された防水コネクタ用ゴム栓であって、前記
キャビティに対する挿入姿勢の安定化等に機能するスタ
ビライザが前記接続部の側縁から突設された端子金具を
挿通して用いられるものにおいて、前記挿通孔の入り口
である後面側の口縁には、内面が奥方に向けて角形のラ
ッパ状をなすよう先窄まりとなったガイド部が設けら
れ、このガイド部の内面をなす4つの傾斜面によって前
記接続部の角部が各傾斜面間に位置する斜辺に当接する
よう誘い込まれるのに伴って、前記端子金具が周方向に
ついて正規の向きに矯正可能とされ、さらには前記挿通
孔の内周面には、スリットが開口して設けられ、このス
リットは、当該防水コネクタ用ゴム栓の前面に達するよ
う切り込み形成され、且つ端子金具が前記正規の向きと
されているときに前記スタビライザと整合する位置に設
けられているところに特徴を有する
【0005】請求項の発明は、請求項1に記載のもの
において、記挿通孔の内周面には、前記接続部の角部
に対応した位置に放射方向へ延びるコーナスリットが形
成されている構成としたところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明> スタビライザをスリットの位置に合わせて端子金具を挿
通孔に挿通すると、スタビライザがスリット内に割って
入りつつ端子金具が挿通孔を通過する。端子金具が通過
したあとは、挿通孔がスリットを閉じつつ弾性的に縮径
することで電線の外周に密着する。スタビライザを通過
させるスリットを設けたことで、挿通孔の内周面に傷を
付けることなく端子金具を通過させることができ、電線
との間で確実にシールを取ることができる。防水コネク
タから見ると、スタビライザを設けた端子金具がシール
性を確保した上で適用可能であるから、例えば、端子金
具をキャビティ内に安定した状態で挿入できたり、端子
金具の逆挿入を防ぐことができる。端子金具を挿通孔の
入り口側の口縁に押し当てた場合、端子金具の向きが多
少ずれていても、ガイド部で案内されてスタビライザが
スリットと対応した正規の向きに正されつつ挿通孔内に
挿入される。端子金具の挿入姿勢にさほど気を使う必要
が無くなるから、端子金具の挿入作業を能率良く行うこ
とができる。
【0007】
【0008】<請求項の発明> 端子金具が挿通孔に通される際には、角部はコーナスリ
ットに入り込んでコーナスリットを弾性的に押し開きつ
つ通過し、端子金具が通過した後は、挿通孔がコーナス
リットを閉じつつ弾性的に縮径して、電線の外周に密着
する。端子金具が箱型であっても挿通孔の内周面に傷が
付けられることが防止され、かつ電線の外周の全周にわ
たって挿通孔の内周面を弾性的に密着させることができ
るから、確実にシール機能を果たすことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
8によって説明する。この実施形態では、雌側の防水コ
ネクタに用いられる一括型の防水ゴム栓にスタビライザ
を有する雌側端子金具を通す場合について示す。この防
水コネクタは、図1に示すように、雌コネクタハウジン
グ10(以下、雌ハウジング10という)の後面側に、
端末に雌側端子金具23を備えた複数本の電線28を一
括して防水可能な防水ゴム栓30と、押え部材20とが
順次に取り付けられることで構成されている。
【0010】雌ハウジング10は合成樹脂材により形成
され、内部には電線28の端末に圧着された雌側端子金
具23を個別に収容可能なキャビティ11が上下3段に
わたって複数個並んで設けられており、前面側に形成さ
れた嵌合凹部12内に、図示しない相手側の雄ハウジン
グが嵌合可能とされている。一方、雌ハウジング10の
後端側にはフード状の開口部13が設けられており、こ
こに後方から防水ゴム栓30と、その押え部材20とが
取り付けられるようになっている。
【0011】防水ゴム栓30は、外周に複数条のリップ
31が設けられることで開口部13の内周面に密着可能
とされている。一方、内部には雌ハウジング10のキャ
ビティ11に対応した位置に挿通孔32が複数個並んで
設けられており、詳しくは後記するように、挿通孔32
には雌側端子金具23が通過可能で、その後方の電線2
8が密着可能となっている。
【0012】押え部材20は、防水ゴム栓30の後方か
らその後面を押えるようにして取り付けられるようにな
っている。押え部材20の左右の側面からはロックアー
ム21が前方へ延出して設けられ、このロックアーム2
1が雌ハウジング10の開口部13の外周側に突出して
設けられているロック部14に係合可能とされている。
また、押え部材20には挿通孔32に連通される貫通孔
22が設けられており、後方からは雌側端子金具23が
通されるようになっている。この貫通孔22の右下部分
には、続いて説明する雌側端子金具23のスタビライザ
25を通過させるための溝が形成されている。
【0013】雌側端子金具23は、図2に示すように、
前方に備えられた箱型の接続部24と、その後方に備え
られ、電線28の端末において被覆部分と芯線部分とに
加締め付けられる2つのバレル部27とからなる。この
うち接続部24の下面において、図2における右側の側
縁からはスタビライザ25が下方へ突出して設けられて
いる。スタビライザ25は、雌側端子金具23が雌ハウ
ジング10のキャビティ11内に挿入されるときに、キ
ャビティ11の下面側に設けられている溝(図示せず)
に位置合わせされ、ここに嵌まった状態で通されること
で雌側端子金具23の挿入の安定化を図れるようになっ
ている(図1参照)。また、接続部24は上記のように
箱型に形成されていることで、4箇所の角部26を有し
ており、その内部には前方から挿入される相手側の雄側
端子金具が接続可能な接続片(図示せず)が設けられて
いる。
【0014】次に防水ゴム栓30の挿通孔32について
詳しく説明する。挿通孔32は、図3及び図4に示すよ
うに、電線28の形状に合わせて円形に形成され、防水
ゴム栓30の前後両面に開口している。この挿通孔32
の内周面には、図示3条のリップ33が設けられ、リッ
プ33の内径が電線28の外径よりも小さく形成される
ことで、挿通される電線28の外周に挿通孔32のリッ
プ33が密着されるようになっている。
【0015】防水ゴム栓30の後面側における挿通孔3
2の口縁には、図2ないし図4に示すように、第1ガイ
ド部34が設けられている。この第1ガイド部34は、
入り口が雌側端子金具23の接続部24よりも大きい正
面方形に形成され、内面が入り口から内部に向けて角形
のラッパ状をなすように先窄まりとなって、奥方が挿通
孔32に通じている。言い換えると、第1ガイド部34
の内面には、奥方に向かうほど次第に中心側に張り出し
た4面の傾斜面35が形成されていることになる。この
ような形状の第1ガイド部34における各傾斜面35の
間に位置する斜辺36には、雌側端子金具23の接続部
24の各角部26が当接可能とされている。
【0016】さて、第1ガイド部34の右下部分は所定
幅だけ下方へ方形に開放して形成されており、ここに溝
状の第2ガイド部40が設けられている。この第2ガイ
ド部40は、断面が三角形の溝状に形成されており、内
面をなす左右の傾斜面41が奥端で合わせられることで
そこに溝底42が形成されている。また、第2ガイド部
の下辺からも内側へ向けて斜面43が設けられている。
この溝底42は上下方向へ真っ直ぐ形成され、雌側端子
金具23が正規の向きとされているときにスタビライザ
25が当接可能な位置に設けられている。そして、この
溝底42に沿うようにして所定深さのスリット50が設
けられている。このスリット50は挿通孔32内に開口
して形成されているとともに、図5に示すように、防水
ゴム栓30の前面に達するように切り込み形成されてい
る。
【0017】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその組付手順について説明する。まず、図1に示す
ように、防水ゴム栓30を雌ハウジング10の開口部1
3内に嵌着した後、その後方から押え部材20のロック
アーム21を開口部13のロック部14に係合させるこ
とで押え部材20を取り付ける。続いて、電線28の端
末に圧着した雌側端子金具23のスタビライザ25を押
え部材20の貫通孔22の溝に位置合わせしつつ、雌側
端子金具23を貫通孔22に挿通する。貫通孔22を通
された雌側端子金具23は、防水ゴム栓30の挿通孔3
2内に挿入される。
【0018】このとき、図6の鎖線に示すように、挿通
孔32に対して雌側端子金具23が周方向に多少ずれた
姿勢で挿入された場合でも、挿通孔32の入り口の口縁
に設けられている第1ガイド部34の傾斜面35によっ
て接続部24の角部26は斜辺36に向けて誘い込ま
れ、雌側端子金具23の周方向のずれが正される。雌側
端子金具23が挿通孔32の奥方へ押し込まれると、図
7に示すように、挿通孔32が全体的に広げられるとと
もに、右下の角部26がスリット50のうちの斜め部分
を押し開き、そこにできた隙間51に入り込む。この角
部26に進入に伴ってスリット50のうちの真直部分も
やや開かれる。
【0019】さらに雌側端子金具23を奥方へ押し込む
と、スタビライザ25は第2ガイド部40へ向けて進入
される。このとき雌側端子金具23は、挿入に伴う挿入
圧などにより僅かながらも回動方向にずれることがあ
る。ところがスタビライザ25は、第2ガイド部40の
傾斜面41に沿ってその奥端の溝底42へと誘い込まれ
るから、スタビライザ25は確実に溝底42に当接され
る。
【0020】引き続いて雌側端子金具23を挿入する
と、スタビライザ25は既に開かれているスリット50
に入り込んでさらに押し開き、そこに形成された隙間5
1を通過する。このため、スタビライザ25が挿通孔3
2の内周面、特にリップ33に引っ掛かってこれを裂く
ような傷を付けることはない。そして、雌側端子金具2
3は挿通孔32を通過した後、前方の雌ハウジング10
のキャビティ11内に収容される。このとき、雌側端子
金具23はスタビライザ25がキャビティ11の溝に嵌
まった状態で進入されるから、雌側端子金具23を安定
した状態でキャビティ11に挿入でき、また挿入後に雌
側端子金具23ががたつくのを抑えることができる。
【0021】雌側端子金具23が通過した後、図8に示
すように、挿通孔32には電線28が挿通される。この
とき雌側端子金具23によって拡径された挿通孔32
は、隙間51を閉じて密着させつつ弾性的に縮径され
る。これにより、挿通孔32の内周面に設けられたリッ
プ33は電線28の外周に全周にわたって密着され、電
線28の回りのシールが確実に取られる。
【0022】以上説明したように本実施形態によれば、
雌側端子金具23の接続部24のスタビライザ25に対
応して防水ゴム栓30の挿通孔32の内周面にスリット
50を設けたから、雌側端子金具23を挿通孔32内に
挿通させる際に、スタビライザ25はスリット50に割
って入りつつ通過することができ、スタビライザ25が
挿通孔32の内周面に引っ掛かって傷付けるのを防ぐこ
とができる。このように、防水コネクタのシール性を確
保した上で、一括型の防水ゴム栓30にスタビライザ2
5を備えた雌側端子金具23を使用することができるか
ら、雌側端子金具23をキャビティ11内に安定した状
態で挿入でき、また雌側端子金具23の逆挿入を防ぐこ
とができる。また、雌側端子金具23が挿入されること
で一旦押し開かれたスリット50は、雌側端子金具23
が通過した後に挿通孔32が弾性的に縮径されるのに伴
って閉じられ、リップ33が電線28の外周に弾性的に
密着されることで、確実にシール機能を果たすことがで
きる。
【0023】また、挿通孔32の入り口側の口縁には、
テーパ状の第2ガイド部40が形成されているから、雌
側端子金具23の向きが回動方向に多少ずれていても、
第2ガイド部40の傾斜面41によって正規の向きに矯
正され、スタビライザ25を確実にスリット50に入り
込ませることができる。そのため、雌側端子金具23の
挿入姿勢にさほど気を使う必要がなく、もって雌側端子
金具23の挿入作業を能率良く行うことが可能となる。
【0024】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図9ないし図13によって説明する。この実施形
態では、雌側端子金具の角部を通すためのコーナスリッ
トが設けられているものについて示す。第1ガイド部3
4には、図9ないし図11に示すように、右下側を除い
た3箇所の斜辺36に沿うようにして、放射方向へ延び
るコーナスリット52が設けられている。このコーナス
リット52は所定深さに形成され、上記したスリット5
0と同様に防水ゴム栓30の前面に達するように切り込
み形成されている。
【0025】雌側端子金具23を挿通孔32に挿入する
と、第1ガイド部34の傾斜面35によって、接続部2
4の角部26は斜辺36へ向けて誘い込まれ、斜辺36
に当接される。この状態から雌側端子金具23を挿通孔
32内に向けて押し込むと、図12に示すように、角部
26はスリット50及びコーナスリット52に割って入
るようにしてそれを押し開きつつ、そこにできた隙間5
1,53内を通過する。引き続いて、スタビライザ25
がスリット50に割って入りつつ隙間51を通過する。
これにより、角部26及びスタビライザ25が挿通孔3
2の内周面、特にリップ33に引っ掛かってこれを裂く
ような傷を付けることが防がれる。
【0026】雌側端子金具23が通過した後、図13に
示すように、挿通孔32に電線28が挿通されると、雌
側端子金具23により拡径された挿通孔32は、隙間5
1,53を閉じて密着させつつ弾性的に縮径される。こ
れにより電線28の回りのシールが確実に取られる。な
お、その他の構造、作用及び効果は上記した第1実施形
態と同様であるため、重複する説明は省略する。
【0027】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)例えば雌側端子金具が押え部材の貫通孔に通され
ることで確実に正規の姿勢に正されるようになっておれ
ば、防水ゴム栓の挿通孔のガイド部は必ずしも設ける必
要はなく、例えば第1ガイド部を除いたものや、両ガイ
ド部を除いたものも本発明に含まれる。
【0028】(2)本発明は、スタビライザを有する雄
側端子金具を挿通するゴム栓にも同様に適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る防水コネクタの分
解斜視図
【図2】防水ゴム栓と雌側端子金具の拡大斜視図
【図3】防水ゴム栓の正面図
【図4】図3のX−X線における一部切欠側面図
【図5】防水ゴム栓の背面図
【図6】雌側端子金具が回動方向にずれた向きで第1ガ
イド部に当接された状態を示す正面図
【図7】雌側端子金具の接続部が挿通孔内に挿入された
状態を示す正面図
【図8】電線が挿通孔に挿通された状態を示す正面図
【図9】本発明の第2実施形態に係る防水ゴム栓の正面
【図10】図9のY−Y線における一部切欠側面図
【図11】防水ゴム栓の背面図
【図12】雌側端子金具の接続部が挿通孔内に挿入され
た状態を示す正面図
【図13】電線が挿通孔に挿通された状態を示す正面図
【符号の説明】
10…雌ハウジング(ハウジング) 11…キャビティ 23…雌側端子金具(端子金具) 25…スタビライザ 26…角部 28…電線 30…防水ゴム栓 32…挿通孔 40…第2ガイド部 41…傾斜面(ガイド面) 50…スリット 52…コーナスリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティを有するハウジングの後面側
    に嵌着され、前記キャビティと対応する位置に、端末に
    箱型の接続部を有する端子金具を備えた電線が挿通可能
    で、この電線の外周に水密状に嵌合できるよう電線の形
    状に合わせて円形に形成された挿通孔が開口された防水
    コネクタ用ゴム栓であって、前記キャビティに対する挿
    入姿勢の安定化等に機能するスタビライザが前記接続部
    の側縁から突設された端子金具を挿通して用いられるも
    のにおいて、前記挿通孔の入り口である後面側の口縁には、内面が奥
    方に向けて角形のラッパ状をなすよう先窄まりとなった
    ガイド部が設けられ、このガイド部の内面をなす4つの
    傾斜面によって前記接続部の角部が各傾斜面間に位置す
    る斜辺に当接するよう誘い込まれるのに伴って、前記端
    子金具が周方向について正規の向きに矯正可能とされ、 さらには前記挿通孔の内周面には、スリットが開口して
    設けられ、このスリットは、当該防水コネクタ用ゴム栓
    の前面に達するよう切り込み形成され、且つ端子金具が
    前記正規の向きとされているときに前記スタビライザと
    整合する位置に設けられている ことを特徴とする防水コ
    ネクタ用ゴム栓。
  2. 【請求項2】 記挿通孔の内周面には、前記接続部の
    角部に対応した位置に放射方向へ延びるコーナスリット
    が形成されていることを特徴とする請求項1記載の防水
    コネクタ用ゴム栓。
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