JP6401966B2 - コンタクト - Google Patents

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Description

本発明はコンタクトに関する。
下記特許文献1には、従来のコンタクトが記載されている。このコンタクトは、金属板で構成されている。コンタクトは、第1接続部と、第2接続部と、この第1、第2接続部間に設けられた中間部とを備えている。第1接続部は角筒であって、コネクタの端子等が接続される。第2接続部は、略U字状の板であって、二つの先端部を有している。第2接続部内にケーブルの芯線が挿入され、先端部が芯線に向けてカシメられる。中間部は、略U字状の板である。中間部の高さ寸法は、第1、第2接続部の高さ寸法よりも小さい。
特開2010−177125号公報
従来のコンタクトの形状は、第1接続部と中間部との境界、及び中間部と第2接続部との境界で急激に変化している。具体的には、従来のコンタクトの形状が、第1接続部と中間部との境界で高さ方向に急激に落ち込み、中間部と第2接続部との境界で高さ方向に急激に立ち上がっている。このため、第1接続部と中間部との境界及び中間部と第2接続部との境界でインピーダンスが各々急峻に変化する。従来のコンタクトを用いて高周波信号を伝送する場合、前述のインピーダンスの急峻な変化が高周波信号を反射させる要因となる。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、高周波信号の反射を抑制することができるコンタクトを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のコンタクトは、高周波信号を伝送可能な第1方向に延びたコンタクトであって、コンタクトの第1方向の一端部である第1接続部と、コンタクトの第1方向の他端部である第2接続部と、中間部とを備えている。
第1態様のコンタクトの第1接続部、第2接続部及び中間部が以下の通りとなっている。
前記第1接続部は、前記第1方向に延びた筒を有しており、前記筒は、ベースと、第1壁と、第2壁とを有しており、前記第1接続部の前記ベースは、第3方向の他方に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であって、第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記第2方向は、前記第1方向に直交し、前記第3方向は前記第1方向及び前記第2方向に直交しており、前記第1接続部の前記第1、第2壁は、前記ベースの前記第1、第2端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、且つ前記第1接続部の前記第1壁の先端面と前記第1接続部の前記第2壁の先端面とが互いに付き合わされるように湾曲又は折り曲げられている。
前記第2接続部は、前記第1方向に延びており且つ前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であって、前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有している。
前記中間部は、ベースと、第1傾斜部と、第2傾斜部とを有しており、前記中間部の前記ベースは、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であり、前記第1接続部の前記ベースと前記第2接続部とを連結しており、且つ前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記中間部の前記第1傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第1端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第1壁と前記第2接続部の前記第1端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第1端部側に下り傾斜しており、前記中間部の前記第2傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第2端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第2壁と前記第2接続部の前記第2端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第2端部側に下り傾斜している。
第2態様のコンタクトの第1接続部、第2接続部及び中間部が以下の通りとなっている。
前記第1接続部は、前記第1方向に延びており且つ第3方向の他方側に凸の断面視略U字状の板を有しており、前記第3方向は、前記第1方向及び第2方向に直交しており、前記第2方向は前記第1方向に直交しており、当該板は、ベースと、第1壁と、第2壁とを有しており、前記第1接続部の前記ベースは、前記第3方向の他方に凸の断面視略U字状であって、前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記第1接続部の前記第1、第2壁は、前記ベースの前記第1、第2端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延びている。
前記第2接続部は、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であって、前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有している。
前記中間部は、ベースと、第1傾斜部と、第2傾斜部とを有しており、前記中間部の前記ベースは、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視略U字状であり、前記第1接続部の前記ベースと前記第2接続部とを連結しており、且つ前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記中間部の前記第1傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第1端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第1壁と前記第2接続部の前記第1端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第1端部側に下り傾斜しており、前記中間部の前記第2傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第2端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第2壁と前記第2接続部の前記第2端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第2端部側に下り傾斜している。
第3態様のコンタクトの第1接続部、第2接続部及び中間部が以下の通りとなっている。
前記第1接続部は、前記第1方向に延びた断面視略C字状の板を有しており、当該板は、ベースと、第1壁と、第2壁とを有しており、前記第1接続部の前記ベースは、第3方向の他方に凸の断面視略U字状であって、第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記第2方向は、前記第1方向に直交し、前記第3方向は前記第1方向及び前記第2方向に直交しており、前記第1接続部の前記第1壁は、前記ベースの前記第1端部から前記第3方向の一方及び前記第2方向の一方の成分を含む方向に延びており、前記第1接続部の前記第2壁は、前記ベースの前記第2端部から前記第3方向の一方に延びつつ前記第2方向の一方に湾曲した後、前記第3方向の他方に延びつつ前記第2方向の一方に湾曲している。
前記第2接続部は、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であって、前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有している。
前記中間部は、ベースと、第1傾斜部と、第2傾斜部とを有しており、前記中間部の前記ベースは、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状であり、前記第1接続部の前記ベースと前記第2接続部とを連結しており、且つ前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記中間部の前記第1傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第1端部から前記第3方向の一方及び前記第2方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第1壁と前記第2接続部の前記第1端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第1端部側に下り傾斜しており、前記中間部の前記第2傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第2端部から前記第3方向の一方に延びつつ、前記第2方向の一方に湾曲した後、前記第3方向の他方に延びつつ前記第2方向の一方に湾曲し、前記第1接続部の前記第2壁と前記第2接続部の前記第2端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第2端部側に下り傾斜している。
上記何れかの態様のコンタクトは、当該コンタクトに伝送される高周波信号の反射を抑制することができる。その理由は以下の通りである。中間部の第1傾斜部が第2接続部の第1端部側に下り傾斜し且つ中間部の第2傾斜部が第2接続部の第2端部側に下り傾斜している。このため、当該コンタクトの形状が、第1接続部の第1壁と中間部の第1傾斜部との境界(第1境界)、中間部の第1傾斜部と第2接続部の第1端部との境界(第2境界)、第1接続部の第2壁と中間部の第2傾斜部との境界(第3境界)、及び中間部の第2傾斜部と第2接続部の第2端部との境界(第4境界)で急激に変化しない。よって、当該コンタクトのインピーダンスが第1境界〜第4境界で急峻に変化することが抑制されるため、高周波信号の反射が抑制される。
第1接続部の第1壁は、第2方向の他方側に湾曲又は折り曲げられた構成とすることが可能である。このような態様のコンタクトによる場合、高周波信号の反射が更に抑制される。第1接続部の第1壁は、第2方向の他方側に湾曲又は折り曲げられているので、第1接続部の第1壁から第2接続部の第1端部までの距離が増大する。このため、第1傾斜部の傾斜角を緩やかにすることができるので、第1接続部の第1壁から中間部の第1傾斜部への形状の変化、及び中間部の第1傾斜部から第2接続部の第1端部への形状の変化が緩やかになる。よって、当該コンタクトのインピーダンスが第1境界及び第2境界で急峻に変化することが更に抑制される。
第1傾斜部の傾斜角は、当該第1傾斜部と第2接続部の第1端部との境界を通って第1方向に延びる第1仮想線に対して略60°以下とすることが可能である。第2傾斜部の傾斜角は、当該第2傾斜部と第2接続部の第2端部との境界を通って第1方向に延びる第2仮想線に対して略60°以下とすることが可能である。このような態様のコンタクトによる場合、高周波信号の反射が更に抑制される。なぜなら、第1傾斜部の傾斜角が第1仮想線に対して略60°以下であるので、第1接続部の第1壁から中間部の第1傾斜部への形状の変化、及び中間部の第1傾斜部から第2接続部の第1端部への形状の変化が緩やかになる。第2傾斜部の傾斜角が第2仮想線に対して略60°以下であるので、第1接続部の第2壁から中間部の第2傾斜部への形状の変化、及び中間部の第2傾斜部から第2接続部の第2端部への形状の変化が緩やかになる。よって、当該コンタクトのインピーダンスが第1境界〜第4境界で急峻に変化することが更に抑制される。
第1傾斜部の傾斜角は、第1仮想線に対して略45°以下とすることが可能である。第2傾斜部の傾斜角は、第2仮想線に対して略45°以下とすることが可能である。このような態様のコンタクトによる場合、高周波信号の反射が更に抑制される。なぜなら、第1傾斜部の傾斜角が第1仮想線に対して略45°以下であるので、第1接続部の第1壁から中間部の第1傾斜部への形状の変化、及び中間部の第1傾斜部から第2接続部の第1端部への形状の変化が緩やかになる。第2傾斜部の傾斜角が第2仮想線に対して略45°以下であるので、第1接続部の第2壁から中間部の第2傾斜部への形状の変化、及び中間部の第2傾斜部から第2接続部の第2端部への形状の変化が緩やかになる。よって、当該コンタクトのインピーダンスが第1境界〜第4境界で急峻に変化することが更に抑制される。
第2接続部の第2方向の寸法と第1接続部の第2方向の寸法とが相違した構成とすることが可能である。
このような態様のコンタクトによる場合、高周波信号の反射が更に抑制される。第2接続部の第2方向の寸法と第1接続部の第2方向の寸法とが相違しているので、第1接続部の第1壁から第2接続部の第1端部までの距離が増大し且つ第1接続部の第2壁から第2接続部の第2端部までの距離が増大する。このため、第1傾斜部の傾斜角を緩やかにすることができるので、第1接続部の第1壁から中間部の第1傾斜部への形状の変化、及び中間部の第1傾斜部から第2接続部の第1端部への形状の変化が緩やかになる。同様に、第2傾斜部の傾斜角を緩やかにすることができるので、第1接続部の第2壁から中間部の第2傾斜部への形状の変化、及び中間部の第2傾斜部から第2接続部の第2端部への形状の変化が緩やかになる。よって、当該コンタクトのインピーダンスが第1境界〜第4境界で急峻に変化することが更に抑制される。
第1接続部の第1壁は、第2方向の他方側に湾曲又は折り曲げられた構成とすることが可能である。第1接続部の第2壁は、第2方向の一方側に湾曲又は折り曲げられた構成とすることが可能である。
このような態様のコンタクトによる場合、高周波信号の反射が更に抑制される。第1壁が第2方向の他方側に湾曲又は折り曲げられているので、第1接続部の第1壁から第2接続部の第1端部までの距離が増大する。このため、第1傾斜部の傾斜角を緩やかにすることができるので、第1接続部の第1壁から中間部の第1傾斜部への形状の変化、及び中間部の第1傾斜部から第2接続部の第1端部への形状の変化が緩やかになる。第2壁は、第2方向の一方側に湾曲又は折り曲げられているので、第1接続部の第2壁から第2接続部の第2端部までの距離が増大する。このため、第2傾斜部の傾斜角を緩やかにすることができるので、第1接続部の第2壁から中間部の第2傾斜部への形状の変化、及び中間部の第2傾斜部から第2接続部の第2端部への形状の変化が緩やかになる。よって、当該コンタクトのインピーダンスが第1境界〜第4境界で急峻に変化することが更に抑制される。
第1接続部の筒又は板は、中間部に連結された第1端と、第1端の反対側の第2端とを有した構成とすることが可能である。第1接続部は、少なくとも二つのアームを更に有した構成とすることが可能である。アームは、筒又は板の第2端から第1方向に延びた構成とすることが可能である。アームは互いに対向しており且つ互いに離れる方向に弾性変形可能な構成とすることが可能である。
このような態様のコンタクトによる場合、アーム間に接続対象を挟持させることが可能になる。
本発明の実施例1に係るコンタクトの斜視図である。 前記コンタクトの右側面図である。 前記コンタクトの左側面図である。 前記コンタクトの図1C中の1D−1D断面図である。 前記コンタクトの図1C中の1E−1E断面図である。 本発明の実施例2に係るコンタクトの斜視図である。 前記コンタクトの平面図である。 前記コンタクトの図2A中の2C−2C断面図である。 本発明の実施例3に係るコンタクトの斜視図である。 本発明の実施例4に係るコンタクトの斜視図である。 本発明の実施例5に係るコンタクトの斜視図である。 本発明の実施例6に係るコンタクトの斜視図である。
以下、本発明の実施例1〜6について説明する。
以下、本発明の実施例1に係るコンタクトS1について図1A〜図1Eを参照しつつ説明する。コンタクトS1は導電性を有する金属板で構成されている。コンタクトS1は、第1接続部100と、第2接続部200と、中間部300とを備えている。以下、コンタクトS1の各構成要素について詳しく説明する。なお、図1A〜図1C中のY−Y’方向は、コンタクトS1の長手方向に相当し且つ特許請求の範囲の第1方向に相当する。Y−Y’方向のうちのY方向は第1方向の一方側に相当し、Y’方向は第1方向の他方側に相当する。図1A、図1D及び図1E中のX−X’方向は、コンタクトS1の短手方向に相当し且つ特許請求の範囲の第2方向に相当する。X−X’方向のうちのX方向は第2方向の一方側に相当し、X’方向は第2方向の他方側に相当する。X−X’方向は、Y−Y’方向に直交している。Z−Z’方向は、コンタクトS1の高さ方向に相当し且つ特許請求の範囲の第3方向に相当する。Z−Z’方向のうちのZ方向は第3方向の一方側に相当し、Z’方向は第3方向の他方側に相当する。Z−Z’方向は、Y−Y’方向及びX−X’方向に直交している。
第1接続部100は図1A及び図1Cに示されるようにY−Y’方向に延びた円筒である。第1接続部100は、ベース110と、第1壁120と、第2壁130とを有している。
ベース110は、図1Dに最も良く示されているように、Z’方向に凸の円弧状の板である。ベース110が円筒の底板を構成している。ベース110は、X方向側の第1端部111と、X’方向側の第2端部112とを有する。
第1壁120は、ベース110の第1端部111からZ方向側に延びつつ且つX’方向に湾曲した円弧状の板である。第2壁130は、ベース110の第2端部112からZ方向側に延びつつ且つX方向に湾曲した円弧状の板である。第1壁120の先端面121と第2壁130の先端面131とが突き合わされている。先端面121と先端面131とは、図1Dに示すように、その間に若干すき間があいていても良いし、当接していても良い。第1壁120が円筒のX方向側の側板及び天板のX方向側の略半分を構成している。第2壁130が円筒のX’方向側の側板及び天板のX’方向側の残り略半分を構成している。
第2接続部200は、図1A〜図1Eに示されるようにY−Y’方向に延びたZ’方向に凸の断面視円弧状の板である。第2接続部200は、第1接続部100よりもY方向側に間隔をあけて配置されている。第2接続部200は、X方向側の第1端部210と、X’方向側の第2端部220とを有している。第2接続部200のX−X’方向の寸法と第1接続部100のX−X’方向の寸法とは相違している。換言すると、第1端部210が第1接続部100よりもX方向側に突出し、第2端部220が第1接続部100よりもX’方向側に突出している。又は、第1端部210が第1接続部100よりもX’方向側に凹んでおり、第2端部220が第1接続部100よりもX方向側に凹んでいる。本実施例1では、第2接続部200のX−X’方向の寸法が、図1Dに最も良く示されているように、第1接続部100のX−X’方向の寸法よりも大きい。
第1端部210は、X方向側の端面211を有する。第2端部220は、X’方向側の端面221を有する。上記の通り第2接続部200が円弧状の板であるため、端面211がX方向及びZ方向の成分を含む方向に向いており、端面221がX’方向及びZ方向の成分を含む方向に向いている。
中間部300は、図1A〜図1Cに示されるように、第1接続部100と第2接続部200とを連結している。中間部300は、ベース310と、第1傾斜部320と、第2傾斜部330とを有している。
ベース310は、Y−Y’方向に延びたZ’方向に凸の円弧状の板である。ベース310が中間部300の底板を構成している。ベース310は、第1接続部100のベース110と第2接続部200とを連結している。ベース310は、X方向側の第1端部311と、X’方向側の第2端部312とを有する。
第1傾斜部320は、ベース310の第1端部311からZ方向側に延びつつ且つX’方向に湾曲した円弧状の板(側板)である。第1傾斜部320は、第1接続部100の第1壁120と第2接続部200の第1端部210とを連結している。第1傾斜部320は、第1壁120から第2接続部200の第1端部210にかけて下り傾斜している(すなわち、Y及びZ’方向に傾斜している。)。
第1傾斜部320は傾斜面321を有している。傾斜面321は、第1壁120の先端面121のY方向の端から第1端部210の端面211にかけて延びている。傾斜面321は、第1壁120の先端面121のY方向の端から第1端部210の端面211にかけて、X方向に湾曲しつつ下り傾斜している。上記の通り、第1接続部100の第1壁120がZ方向側に延びつつ且つX’方向に湾曲した円弧状の板であり且つ第2接続部200の第1端部210が第1接続部100よりもX方向側に突出しているため、第1傾斜部320の傾斜角R1を緩やかにすることができる(傾斜面321の長さ寸法を大きくすることができる。)。
第1傾斜部320の傾斜角R1は、第1仮想線L1に対して90°未満であり、略60°以下であることが好ましく、略45°以下であることがより好ましい。第1仮想線L1は、図1Bに示されるように、第1傾斜部320と第2接続部200の第1端部210との境界(第1傾斜部320のZ’方向の端(下端))を通ってY−Y’方向に延びる線である。
第2傾斜部330は、ベース310の第2端部312からZ方向側に延びつつ且つX方向に湾曲した円弧状の板(側板)である。第2傾斜部330は、第1接続部100の第2壁130のY方向の端と第2接続部200の第2端部220とを連結している。第2傾斜部330は、第2壁130から第2接続部200の第2端部220にかけて下り傾斜している(すなわち、Y及びZ’方向に傾斜している。)。
第2傾斜部330は傾斜面331を有している。傾斜面331は、第2壁130の先端面131のY方向の端から第2端部220の端面221にかけて延びている。傾斜面331も、第2壁130の先端面131のY方向の端から第2端部220の端面221にかけてX’方向に湾曲しつつ下り傾斜している。上記の通り、第1接続部100の第2壁130がZ方向側に延びつつ且つX方向に湾曲した円弧状の板であり且つ第2接続部200の第2端部220が第1接続部100よりもX’方向側に突出している。このため、第2傾斜部330の傾斜角R2を緩やかにすることができる(傾斜面331の長さ寸法を大きくすることができる。)。
第2傾斜部330の傾斜角R2は、第2仮想線L2に対して90°未満であり、略60°以下であることが好ましく、略45°以下であることがより好ましい。第2仮想線L2は、図1Cに示されるように、第2傾斜部330と第2接続部200の第2端部220との境界(第2傾斜部330のZ’方向の端(下端))を通ってY−Y’方向に延びる線である。
以下、上記した構成のコンタクトS1の製造方法について説明する。まず、金属板が用意される。この金属板が図示しない金型を用いてプレス成形される。このとき、金属板のY’方向側の部分が円筒状に成形されて第1接続部100となる。金属板のY方向側の部分が断面視円弧状に成形されて第2接続部200となる。金属板のY’方向側の部分とY方向側の部分の間の部分が断面視円弧状に成形されて中間部300となる。
以下、コンタクトS1の使用方法について説明する。コンタクトS1は、図示しないコネクタのボディに保持される。このコンタクトS1の第1接続部100内に図示しないケーブルの芯線又はピン等が挿入され、第1接続部100が芯線又はピン等に電気的且つ機械的に接続される。コンタクトS1の第2接続部200が、コネクタが実装される基板に半田接続される。なお、第2接続部200にケーブルの芯線又はピン等を半田接続しても良い。
コネクタのボディに保持されたコンタクトS1のインピーダンスと、コネクタのボディに保持された比較対象のコンタクトのインピーダンスとをシュミレーションシステムを使用して調査した。なお、第1、第2傾斜部320、330の傾斜角R1、R2は45°である。比較対象のコンタクトは、第1、第2傾斜部320、330の代りに、第1、第2仮想線L1、L2に対して90°の垂直部が設けられている以外、コンタクトS1と同じである。このシミュレーションの結果、コンタクトS1の第1、第2傾斜部320、330のインピーダンスは、比較対象のコンタクトの垂直部よりも5Ω程度抑制できることが確認できた。
以上のようなコンタクトS1は以下の技術的特徴及び効果を有する。第1に、コンタクトS1に高周波信号を伝送させたとしても、当該高周波信号が反射される可能性を抑制することができる。その理由は以下の通りである。コンタクトS1の中間部300の第1、第2傾斜部320、330が、第1接続部100から第2接続部200にかけて緩やかに下り傾斜している。換言すると、コンタクトS1の形状は、第1接続部100の第1壁120と中間部300の第1傾斜部320との第1境界及び中間部300の第1傾斜部320と第2接続部200の第1端部210との第2境界で緩やかに変化し(急激に変化しない)、第1接続部100の第2壁130と中間部300の第2傾斜部330との第3境界及び中間部300の第2傾斜部330と第2接続部200の第2端部220との第4境界で緩やかに変化する(急激に変化しない)。このため、コンタクトS1のインピーダンスの第1境界、第2境界、第3境界及び第4境界での変化が緩やかになる。その結果、コンタクトS1に伝送される高周波信号の反射が抑制される。
第2に、コンタクトS1は、第1、第2傾斜部320、330の傾斜角R1、R2を緩やかにし易い構成となっている。その理由は以下の通りである。第1接続部100の第1、第2壁120、130が上記した円弧状の板であり且つ第2接続部200のX−X’方向の寸法が第1接続部100のX−X’方向の寸法よりも大きい。このため、第1、第2傾斜部320、330の傾斜面321、331の長さ寸法が大きくなるので、第1、第2傾斜部320、330の傾斜角R1、R2をより緩やかにすることができる。
以下、本発明の実施例2に係るコンタクトS2について図2A〜図2Cを参照しつつ説明する。コンタクトS2は導電性を有する金属板で構成されている。コンタクトS2は、第1接続部400の構成が、実施例1のコンタクトS1の第1接続部100の構成と相違する以外、コンタクトS1と同じ構成である。以下、その相違点について詳しく説明し、コンタクトS1と重複する説明は省略する。実施例1と同様に、図2A〜図2BにY−Y’方向及びX−X’方向が、図2A〜図2BにZ−Z’方向が付されている。

第1接続部400は、筒Tと、一対のアーム440、450とを有している。筒Tは、実施例1の第1接続部100と同様の構成である。図2A〜図2B中の410は筒Tのベースである。420は筒Tの第1壁である。421は筒Tの第1壁420の先端面である。430は筒Tの第2壁である。431は筒Tの第2壁430の先端面である。また、筒Tは、Y方向側の端T1(特許請求の範囲の第1端)と、Y’方向側の端T2(端T1の反対側の端(特許請求の範囲の第2端))とを有している。端T1は、実施例1の第1接続部100と同様に、中間部300が連結されている。
アーム440、450は、端T2からY’方向に延びた略半円弧状の板である。アーム440、450は互いに対向しており、Y’方向にいくにしたがって互いに近づくように傾斜している。アーム440、450は、互いに離れる方向に弾性変形可能である。
以下、上記した構成のコンタクトS2の製造方法について説明する。まず、金属板が用意される。この金属板が図示しない金型を用いてプレス成形される。このとき、金属板のY’方向側の端部が二つの板にカットされ、当該二つの板が円弧状に成形された第1接続部400のアーム440、450となり、金属板の二つの板よりもY方向側の部分が円筒状に成形されて第1接続部400の筒Tとなり、金属板のY方向側の端部が円弧状に成形されて第2接続部200となり、金属板の筒Tとなる部分とY方向側の端部の間の部分が円弧状に成形されて中間部300となる。
コンタクトS2は、コンタクトS1と同様に使用される。このとき、第1接続部400のアーム440、450の間に、ピンやケーブルの芯線が挿入される。すると、アーム440、450は、互いに離れる方向に弾性変形し、ピンやケーブルの芯線を挟持する。第2接続部200は、コンタクトS1と同様に基板、ケーブルの芯線又はピン等を半田接続される。
以上のようなコンタクトS2は、コンタクトS1と同様の技術的特徴及び効果を有する。
以下、本発明の実施例3に係るコンタクトS3について図3を参照しつつ説明する。コンタクトS3は導電性を有する金属板で構成されている。コンタクトS3は、第1接続部100’、第2接続部200’及び中間部300’の形状が、実施例1のコンタクトS1の第1接続部100、第2接続部200及び中間部300の形状と相違する以外、コンタクトS1と同じ構成である。以下、その相違点について詳しく説明し、コンタクトS1と重複する説明は省略する。実施例1と同様に、図3にY−Y’方向、X−X’方向及びZ−Z’方向が付されている。
第1接続部100’はY−Y’方向に延びた角筒である。第1接続部100’のベース110’は断面視略凹字(角張った略U字状)の板である。第1接続部100’の第1壁120’は、ベース110’のX方向側の第1端部からZ方向に延びた後、X’方向に延びた板である。すなわち、第1接続部100’の第1壁120’は、X’方向に折り曲げられている。第1接続部100’の第2壁130’は、ベース110’のX’方向側の第2端部からZ方向に延びた後、X方向に延びた板である。すなわち、第1接続部100’の第2壁130’は、X方向に折り曲げられている。
第2接続部200’はY−Y’方向に延びた断面視角張った略U字状である。第2接続部200’のX方向側の第1端部210’は、X方向及びZ方向の成分を含む方向に斜めに延びている。第1端部210’のX方向側の端面211’は、X方向及びZ方向の成分を含む方向に向いている。第2接続部200’のX’方向側の第2端部220’は、X’方向及びZ方向の成分を含む方向に斜めに延びている。第2端部220’のX’方向側の端面221’は、X’方向及びZ方向の成分を含む方向に向いている。
第2接続部200’のX−X’方向の寸法と第1接続部100’のX−X’方向の寸法とは相違している。換言すると、第1端部210’が第1接続部100’よりもX方向側に突出し、第2端部220’が第1接続部100’よりもX’方向側に突出している。又は、第1端部210’が第1接続部100’よりもX’方向側に凹んでおり、第2端部220’が第1接続部100’よりもX方向側に凹んでいる。本実施例3では、第2接続部200’のX−X’方向の寸法が、第1接続部100’のX−X’方向の寸法よりも大きい。
中間部300’のベース310’は、Y−Y’方向に延びた断面視略凹字(角張った略U字状)の板である。ベース310’は、第1接続部100’のベース110’と第2接続部200’とを連結している。
中間部300’の第1傾斜部320’は、ベース310’のX方向側の第1端部からZ方向に延びた後、X’方向に延びた板である。第1傾斜部320’は、第1接続部100’の第1壁120’と第2接続部200’の第1端部210’とを連結している。第1傾斜部320’は、第1壁120’から第2接続部200’の第1端部210’にかけて下り傾斜している(すなわち、Y及びZ’方向に傾斜している。)。
第1傾斜部320’の傾斜面321’は、第1壁120’の先端面121’のY方向の端からX’方向に延びた後、第1端部210’の端面211’にかけて下り傾斜している。上記の通り、第1接続部100’の第1壁120’がX’方向に折り曲げられた板であり且つ第2接続部200’の第1端部210’が第1接続部100’よりもX方向側に突出しているため、第1傾斜部320’の傾斜角を緩やかにすることができる(傾斜面321’の長さ寸法を大きくすることができる。)。第1傾斜部320’の傾斜角は、実施例1と同様に図示しない第1仮想線に対して略60°以下であり、略45°以下であることがより好ましい。
中間部300’の第2傾斜部330’は、ベース310’のX’方向側の第2端部からZ方向に延びた後、X方向に延びた板である。第2傾斜部330’は、第1接続部100’の第2壁130’のY方向の端と第2接続部200’の第2端部220’とを連結している。第2傾斜部330’は、第2壁130’から第2接続部200’の第2端部220’にかけて下り傾斜している(すなわち、Y及びZ’方向に傾斜している。)。
第2傾斜部330’の傾斜面331’は、第2壁130’の先端面131’のY方向の端からX方向に延びた後、第2端部220’の端面221’にかけて下り傾斜している。上記の通り、第1接続部100’の第2壁130’がX方向に折り曲げられた板であり且つ第2接続部200’の第2端部220’が第1接続部100’よりもX’方向側に突出しているため、第2傾斜部330’の傾斜角を緩やかにすることができる(傾斜面331’の長さ寸法を大きくすることができる。)。第2傾斜部330’の傾斜角は、実施例1と同様に、図示しない第2仮想線に対して略60°以下であり、略45°以下であることがより好ましい。
以下、上記した構成のコンタクトS3の製造方法について説明する。まず、金属板が用意される。この金属板が図示しない金型を用いてプレス成形される。このとき、金属板のY’方向側の部分が角筒状に成形されて第1接続部100’となり、金属板のY方向側の部分が断面視角張った略U字状に成形されて第2接続部200’となり、金属板のY’方向側の部分とY方向側の部分の間の部分が断面視略凹字に成形されて中間部300’となる。
上記したコンタクトS3も、コンタクトS1と同様に使用される。このとき、コンタクトS3の第1接続部100’内に図示しないケーブルの芯線又はピン等が挿入され、第1接続部100’が芯線又はピン等に電気的且つ機械的に接続される。コンタクトS3の第2接続部200’が、コネクタが実装される基板に半田接続される。なお、第2接続部200’にケーブルの芯線又はピン等を半田接続しても良い。
以上のようなコンタクトS3は、コンタクトS1と同様の技術的特徴及び効果を有する。
以下、本発明の実施例4に係るコンタクトS4について図4を参照しつつ説明する。コンタクトS4は導電性を有する金属板で構成されている。コンタクトS4は、第1接続部100’’及び中間部300’’の形状が、実施例1のコンタクトS1の第1接続部100及び中間部300の形状と相違する以外、コンタクトS1と同じ構成である。以下、その相違点について詳しく説明し、コンタクトS1と重複する説明は省略する。実施例1と同様に、図4にY−Y’方向、X−X’方向及びZ−Z’方向が付されている。
第1接続部100’’はY−Y’方向に延びた断面視略凹字状(角張った略U字状)の板である。第1接続部100’’のベース110’’は断面視略凹字(角張った略U字状)の板である。第1接続部100’’の第1壁120’’は、ベース110’’のX方向側の第1端部からZ方向に延びた板である。第1接続部100’’の第2壁130’’は、ベース110’’のX’方向側の第2端部からZ方向に延びた板である。
中間部300’’のベース310’’は、Y−Y’方向に延びた断面視略凹字(角張った略U字状)の板である。ベース310’’は、第1接続部100’’のベース110’’と第2接続部200とを連結している。
中間部300’’の第1傾斜部320’’は、ベース310’’のX方向側の第1端部からZ方向に延びた板である。第1傾斜部320’’は、第1接続部100’’の第1壁120’’と第2接続部200の第1端部210とを連結している。第1傾斜部320’’は、第1壁120’’から第2接続部200の第1端部210にかけて下り傾斜している(すなわち、Y及びZ’方向に傾斜している。)。
第1傾斜部320’’の傾斜面321’’は、第1壁120’’の先端面121’’のY方向の端から第1端部210の端面211にかけて下り傾斜している。第2接続部200の第1端部210が第1接続部100’’よりもX方向側に突出しているため、第1傾斜部320’’の傾斜角を緩やかにすることができる(傾斜面321’’の長さ寸法を大きくすることができる。)。第1傾斜部320’’の傾斜角は、実施例1と同様に図示しない第1仮想線に対して略60°以下であり、略45°以下であることがより好ましい。
中間部300’’の第2傾斜部330’’は、ベース310’’のX’方向側の第2端部からZ方向に延びた板である。第2傾斜部330’’は、第1接続部100’’の第2壁130’’のY方向の端と第2接続部200の第2端部220とを連結している。第2傾斜部330’’は、第2壁130’’から第2接続部200の第2端部220にかけて下り傾斜している(すなわち、Y及びZ’方向に傾斜している。)。
第2傾斜部330’’の傾斜面331’’は、第2壁130’’の先端面131’’のY方向の端から第2端部220の端面221にかけて下り傾斜している。第2接続部200の第2端部220が第1接続部100’’よりもX’方向側に突出しているため、第2傾斜部330’’の傾斜角を緩やかにすることができる(傾斜面331’’の長さ寸法を大きくすることができる。)。第2傾斜部330’’の傾斜角は、実施例1と同様に、図示しない第2仮想線に対して略60°以下であり、略45°以下であることがより好ましい。
以下、上記した構成のコンタクトS4の製造方法について説明する。まず、金属板が用意される。この金属板が図示しない金型を用いてプレス成形される。このとき、金属板のY’方向側の部分が断面視略凹字状に成形されて第1接続部100’’となり、金属板のY方向側の部分が断面視円弧状に成形されて第2接続部200となり、金属板のY’方向側の部分とY方向側の部分の間の部分が断面視略凹字状に成形されて中間部300’’となる。
上記したコンタクトS4も、コンタクトS1と同様に使用される。このとき、コンタクトS4の第1接続部100’’内に図示しないケーブルの芯線又はピン等が挿入され、第1接続部100’’が芯線又はピン等に電気的且つ機械的に接続される。コンタクトS4の第2接続部200は、コネクタが実装される基板に半田接続される。なお、第2接続部200にケーブルの芯線又はピン等を半田接続しても良い。
以上のようなコンタクトS4は、コンタクトS1と同様の技術的特徴及び効果を有する。
以下、本発明の実施例5に係るコンタクトS5について図5を参照しつつ説明する。コンタクトS5は導電性を有する金属板で構成されている。コンタクトS5は、第1接続部100’’’及び中間部300’’’の形状が、実施例1のコンタクトS1の第1接続部100及び中間部300の形状と相違する以外、コンタクトS1と同じ構成である。以下、その相違点について詳しく説明し、コンタクトS1と重複する説明は省略する。実施例1と同様に、図5にY−Y’方向、X−X’方向及びZ−Z’方向が付されている。
第1接続部100’’’はY−Y’方向に延びた断面視略C字状の板である。第1接続部100’’’のベース110’’’は断面視略U字状の板である。第1接続部100’’’の第1壁120’’’は、ベース110’’’のX方向側の第1端部からX方向及びZ方向の成分を含む方向に延びた円弧状の板である。第1接続部100’’’の第2壁130’’’は、ベース110’’’のX’方向側の第2端部からZ方向に延びつつX方向に湾曲した後、Z’方向に延びつつX方向に湾曲した円弧状の板である。
中間部300’’’のベース310’’’は、Y−Y’方向に延びた断面視円弧状の板である。ベース310’’’は、第1接続部100’’’のベース110’’’と第2接続部200とを連結している。
中間部300’’’の第1傾斜部320’’’は、ベース310’’’のX方向側の第1端部からX方向及びZ方向の成分を含む方向に延びた板である。第1傾斜部320’’’は、第1接続部100’’’の第1壁120’’’と第2接続部200の第1端部210とを連結している。第1傾斜部320’’’は、第1壁120’’’から第2接続部200の第1端部210にかけて下り傾斜している(すなわち、Y及びZ’方向に傾斜している。)。
第1傾斜部320’’’の傾斜面321’’’は、第1壁120’’’の先端面121’’’のY方向の端から第1端部210の端面211にかけて下り傾斜している。第2接続部200の第1端部210が第1接続部100’’’よりもX方向側に突出しているため、第1傾斜部320’’’の傾斜角を緩やかにすることができる(傾斜面321’’’の長さ寸法を大きくすることができる。)。第1傾斜部320’’’の傾斜角は、実施例1と同様に図示しない第1仮想線に対して略60°以下であり、略45°以下であることがより好ましい。
中間部300’’’の第2傾斜部330’’’は、ベース310’’’のX’方向側の第2端部からZ方向に延びつつX方向に湾曲した後、Z’方向に延びつつX方向に湾曲した円弧状の板である。第2傾斜部330’’’は、第1接続部100’’’の第2壁130’’’のY方向の端と第2接続部200の第2端部220とを連結している。第2傾斜部330’’’は上り傾斜した後、第2接続部200の第2端部220へ下り傾斜している(すなわち、Y及びZ’方向に傾斜している。)。このように本発明の第2傾斜部は、下り傾斜以外の傾斜を含んでいても良い。この点は、本発明の第1傾斜部も同様である。
第2傾斜部330’’’の傾斜面331’’’は、第2壁130’’’の先端面131’’’のY方向の端から上り傾斜した後、第2端部220の端面221へ下り傾斜している。第1接続部100’’’の第2壁130’’’がZ方向に延びつつX方向に湾曲した後、Z’方向に延びつつX方向に湾曲しており、且つ第2接続部200の第2端部220が第1接続部100’’’よりもX’方向側に突出している。このため、第2傾斜部330’’’の傾斜角を緩やかにすることができる(傾斜面331’’’の長さ寸法を大きくすることができる。)。第2傾斜部330’’’の傾斜角は、実施例1と同様に、図示しない第2仮想線に対して略60°以下であり、略45°以下であることがより好ましい。
以下、上記した構成のコンタクトS5の製造方法について説明する。まず、金属板が用意される。この金属板が図示しない金型を用いてプレス成形される。このとき、金属板のY’方向側の部分が断面視略C字状に成形されて第1接続部100’’’となり、金属板のY方向側の部分が断面視円弧状に成形されて第2接続部200となり、金属板のY’方向側の部分とY方向側の部分の間の部分が断面視略C字状に成形されて中間部300’’’となる。
上記したコンタクトS5も、コンタクトS1と同様に使用される。このとき、コンタクトS5の第1接続部100’’’内に図示しないケーブルの芯線又はピン等が挿入され、第1接続部100’’’が芯線又はピン等に電気的且つ機械的に接続される。コンタクトS5の第2接続部200は、コネクタが実装される基板に半田接続される。なお、第2接続部200にケーブルの芯線又はピン等を半田接続しても良い。
以上のようなコンタクトS5は、コンタクトS1と同様の技術的特徴及び効果を有する。
以下、本発明の実施例6に係るコンタクトS6について図6を参照しつつ説明する。コンタクトS6は導電性を有する金属板で構成されている。コンタクトS6は、第1接続部100’’’’及び中間部300’’’’の形状が、実施例3のコンタクトS3の第1接続部100’及び中間部300’の形状と相違する以外、コンタクトS3と同じ構成である。以下、その相違点について詳しく説明し、コンタクトS3と重複する説明は省略する。実施例3と同様に、図6にY−Y’方向、X−X’方向及びZ−Z’方向が付されている。
第1接続部100’’’’はY−Y’方向に延びた断面視略コ字状(角張った略C字状)の板である。このように本発明における断面視略C字状は断面視略コ字状を含むものとする。第1接続部100’’’’は、ベース110’’’’と、第1壁120’’’’とを有している。ベース110’’’’は断面視略L字状の板である。第1壁120’’’’は、ベース110’’’’のX方向側の第1端部からZ方向に延びた後、X’方向に延びた板である。すなわち、第1壁120’’’’は、X’方向に折り曲げられている。
中間部300’’’’は、ベース310’’’’と、第1傾斜部320’’’’とを有している。ベース310’’’’は、Y−Y’方向に延びた断面視略L字状の板である。ベース310’’’’は、第1接続部100’’’’のベース110’’’’と第2接続部200’とを連結している。
中間部300’’’’の第1傾斜部320’’’’は、ベース310’’’’のX方向側の第1端部からZ方向に延びた後、X’方向に延びた板である。すなわち、第1傾斜部320’’’’は、X’方向に折り曲げられている。第1傾斜部320’’’’は、第1接続部100’’’’の第1壁120’’’’と第2接続部200’の第1端部210’とを連結している。第1傾斜部320’’’’は、第1壁120’’’’からY方向及びX方向の成分を含む方向に傾斜した後、第2接続部200’の第1端部210’へ下り傾斜している(すなわち、Y及びZ’方向に傾斜している。)。
第1傾斜部320’’’’の傾斜面321’’’’は、第1壁120’’’’の先端面121’’’’のY方向の端からY方向及びX方向の成分を含む方向に傾斜した後、第1端部210’の端面211’へ下り傾斜している。第1壁120’’’’がX’方向に折り曲げられた板であり、且つ第2接続部200’の第1端部210’が第1接続部100’’’’よりもX方向側に突出しているため、第1傾斜部320’’’’の傾斜角を緩やかにすることができる(傾斜面321’’’’の長さ寸法を大きくすることができる。)。第1傾斜部320’’’’の傾斜角は、実施例1と同様に図示しない第1仮想線に対して略60°以下であり、略45°以下であることがより好ましい。
以下、上記した構成のコンタクトS6の製造方法について説明する。まず、金属板が用意される。この金属板が図示しない金型を用いてプレス成形される。このとき、金属板のY’方向側の部分が断面視略L字状に成形されて第1接続部100’’’’となり、金属板のY方向側の部分が断面視角張った略U字状に成形されて第2接続部200’となり、金属板のY’方向側の部分とY方向側の部分の間の部分が断面視略L字状に成形されて中間部300’’’’となる。
上記したコンタクトS6も、コンタクトS3と同様に使用される。このとき、コンタクトS6の第1接続部100’’’’内に図示しないケーブルの芯線又はピン等が挿入され、第1接続部100’’’’が芯線又はピン等に電気的且つ機械的に接続される。コンタクトS6の第2接続部200’が、コネクタが実装される基板に半田接続される。なお、第2接続部200’にケーブルの芯線又はピン等を半田接続しても良い。
以上のようなコンタクトS6は以下の技術的特徴及び効果を有する。第1に、コンタクトS6に高周波信号を伝送させたとしても、当該高周波信号が反射される可能性を抑制することができる。その理由は以下の通りである。コンタクトS6の中間部300’’’’の第1傾斜部320’’’’が、第1接続部100’’’’から第2接続部200’にかけてなだらかに下り傾斜している。換言すると、コンタクトS6の形状は、第1接続部100’’’’の第1壁120’’’’と中間部300’’’’の第1傾斜部320’’’’との第1境界及び中間部300’’’’の第1傾斜部320’’’’と第2接続部200’の第1端部210’との第2境界で緩やかに変化する(急激に変化しない)。このため、コンタクトS6のインピーダンスの第1境界及び第2境界での変化が緩やかになる。その結果、コンタクトS6に伝送される高周波信号の反射が抑制される。
第2に、コンタクトS6は、第1傾斜部320’’’’の傾斜角をなだらかにし易い構成となっている。その理由は以下の通りである。第1接続部100’’’’の第1壁120’’’’が上記の通り折り曲げられた板であり且つ第2接続部200’の第1端部210’が第1接続部100’’’’よりもX方向側に突出している。このため、第1傾斜部320’’’’の傾斜面321’’’’の長さ寸法が大きくなるので、第1傾斜部320’’’’の傾斜角をよりなだらかにすることができる。
なお、本発明のコンタクトは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
本発明のコンタクトの第1接続部は、第1方向に延びた筒又は板を有しており、板は、断面視略U字状、断面視略V字状、断面視略C字状又は断面視略L字状であり、筒又は板は、第1方向に直交する第2方向の一方側の第1端部を有するベースと、ベースの第1端部から第1方向及び第2方向に直交する第3方向の成分を含む方向に延びた第1壁とを有している限り任意に設計変更することが可能である。上記した第1接続部の筒は、当該筒を部分的に切り欠き、内側に延びたアームを有する構成及び/又は内側に凸の突起を有する構成とすることが可能である。
第1接続部の板が断面視略V字状である場合、ベースは断面視略V字状の板とすると良い。第1壁はベースの第1端部から第2方向の一方側及び第3方向の一方側の成分を含む方向に斜めに延び、第2壁はベースの第2端部から第2方向の他方側及び第3方向の一方側の成分を含む方向に斜めに延びた構成とすると良い。中間部のベースは、第1接続部のベースと第2接続部とを連結しており且つ第2方向の一方側の第1端部及び第2方向の他方側の第2端部を有する構成とすると良い。中間部の第1傾斜部は、中間部のベースの第1端部から第2方向の一方側及び第3方向の一方側の成分を含む方向に延び、第1接続部の第1壁と第2接続部の第1端部とを連結しており且つ第1接続部の第1壁から第2接続部の第1端部かけて下り傾斜した構成とすると良い。中間部の第2傾斜部は、中間部のベースの第2端部から第2方向の他方側及び第3方向の一方側の成分を含む方向に延び、第1接続部の第2壁と第2接続部の第2端部とを連結しており且つ第1接続部の第2壁から第2接続部の第2端部かけて下り傾斜した構成とすると良い。
第1接続部の板が断面視略L字状である場合、ベースは断面視略L字状の板とすると良い。第1壁がベースの第1端部から第3方向に延びた構成とすると良い。中間部のベースは、第1接続部のベースと第2接続部とを連結しており且つ第2方向の一方側の第1端部を有する構成とすると良い。中間部の第1傾斜部は、中間部のベースの第1端部から第3方向の一方に延び、第1接続部の第1壁と第2接続部の第1端部とを連結しており且つ第1接続部の第1壁から第2接続部の第1端部かけて下り傾斜した構成とすると良い。
コンタクトS5は、第2傾斜部330’’’を省略せず、第1傾斜部320’’’を省略することが可能である。この場合、ベース110’’’のX’方向側の第2端部をベースの第1端部とみなすことができる。第2接続部200の第2端部220を第2接続部200の第1端部とみなすことができる。第2傾斜部330’’’を第1傾斜部とみなすことができる。
本発明のコンタクトの第1接続部のアームは、省略可能である。本発明のコンタクトの第1接続部のアームは、少なくとも二つあれば良い。当該少なくとも二つのアームは、上述した何れかの態様の第1接続部の筒又は板のY’方向側の端から第1方向に延び、互いに対向しており且つ互いに離れる方向に弾性変形可能である限り任意に設計変更することが可能である。コンタクトS1及びS3〜S6の第1接続部も、少なくとも二つのアームを有する構成とすることが可能である。第1接続部の筒又は断面視略C字状の板のY’方向側の端から第1方向に延びた3以上のアームが、当該筒又は板の周方向に間隔をあけて配置され且つ互いに対向した構成とすることが可能である。3以上のアームも、互いに離れる方向に弾性変形可能である。
本発明のコンタクトの第1接続部の第2壁は、省略可能である。本発明の第1接続部の第2壁は、当該第1接続部のベースの第2端部から第3方向の成分を含む方向に延びる限り任意に設計変更することが可能である。
本発明のコンタクトの第2接続部は、第1方向に延びた板であって、第2方向の一方側の第1端部を有する限り任意に設計変更することが可能である。第2接続部の第2方向の寸法は、第1接続部の第2方向の寸法と同じにすることができる。上記した第2接続部200と第2接続部200’は置換可能である。上記した第2接続部は、断面視略凹字状や断面視略V字状とすることも可能である。
本発明のコンタクトの中間部は、第1接続部のベースと第2接続部とを連結しており且つ第2方向の一方側の第1端部を有するベースと、当該中間部のベースの第1端部から第3方向の成分を含む方向に延び、第1接続部の第1壁と第2接続部の第1端部とを連結しており且つ当該第2接続部の第1端部側に下り傾斜した第1傾斜部とを有している限り任意に設計変更することが可能である。
本発明のコンタクトの中間部の第2傾斜部は、省略可能である。本発明のコンタクトの中間部の第2傾斜部は、当該中間部のベースの第2方向の他方側の第2端部から第3方向の成分を含む方向に延び、第1接続部の第2壁と第2接続部の第2端部とを連結しており且つ当該第2接続部の第2端部側に下り傾斜している限り任意に設計変更することが可能である。
なお、上記実施例及び設計変形例におけるコンタクトの各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。上記した実施例及び設計変更例は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能である。本発明の第1方向は、本発明の第1接続部の長手方向である限り任意に設定することが可能である。本発明の第2方向は、第1方向に直交する限り任意に設定することが可能である。本発明の第3方向は、第1方向及び第2方向に直交する限り任意に設定することが可能である。
S1・・・・・・コンタクト
100・・・・・第1接続部
110・・・・ベース
111・・・第1端部
112・・・第2端部
120・・・・第1壁
121・・・先端面
130・・・・第2壁
131・・・先端面
200・・・・・第2接続部
210・・・・第1端部
211・・・端面
220・・・・第2端部
221・・・端面
300・・・・・中間部
310・・・・ベース
311・・・第1端部
312・・・第2端部
320・・・・第1傾斜部
321・・・傾斜面
330・・・・第2傾斜部
331・・・傾斜面
L1・・・・・・第1仮想線
L2・・・・・・第2仮想線
R1・・・・・・第1傾斜部の傾斜角
R2・・・・・・第2傾斜部の傾斜角
Y−Y’方向・・第1方向
X−X’方向・・第2方向
Z−Z’方向・・第3方向

Claims (8)

  1. 高周波信号を伝送可能な第1方向に延びたコンタクトであって、
    前記コンタクトの前記第1方向の一端部である第1接続部と、
    前記コンタクトの前記第1方向の他端部である第2接続部と、
    中間部とを備えており、
    前記第1接続部は、前記第1方向に延びた筒を有しており、前記筒は、ベースと、第1壁と、第2壁とを有しており、前記第1接続部の前記ベースは、第3方向の他方に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であって、第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記第2方向は、前記第1方向に直交し、前記第3方向は前記第1方向及び前記第2方向に直交しており、前記第1接続部の前記第1、第2壁は、前記ベースの前記第1、第2端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、且つ前記第1接続部の前記第1壁の先端面と前記第1接続部の前記第2壁の先端面とが互いに付き合わされるように湾曲又は折り曲げられており、
    前記第2接続部は、前記第1方向に延びており且つ前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であって、前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、
    前記中間部は、ベースと、第1傾斜部と、第2傾斜部とを有しており、前記中間部の前記ベースは、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であり、前記第1接続部の前記ベースと前記第2接続部とを連結しており、且つ前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記中間部の前記第1傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第1端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第1壁と前記第2接続部の前記第1端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第1端部側に下り傾斜しており、前記中間部の前記第2傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第2端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第2壁と前記第2接続部の前記第2端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第2端部側に下り傾斜しているコンタクト。
  2. 高周波信号を伝送可能な第1方向に延びたコンタクトであって、
    前記コンタクトの前記第1方向の一端部である第1接続部と、
    前記コンタクトの前記第1方向の他端部である第2接続部と、
    中間部とを備えており、
    前記第1接続部は、前記第1方向に延びており且つ第3方向の他方側に凸の断面視略U字状の板を有しており、前記第3方向は、前記第1方向及び第2方向に直交しており、前記第2方向は前記第1方向に直交しており、当該板は、ベースと、第1壁と、第2壁とを有しており、前記第1接続部の前記ベースは、前記第3方向の他方に凸の断面視略U字状であって、前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記第1接続部の前記第1、第2壁は、前記ベースの前記第1、第2端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延びており、
    前記第2接続部は、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であって、前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、
    前記中間部は、ベースと、第1傾斜部と、第2傾斜部とを有しており、前記中間部の前記ベースは、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視略U字状であり、前記第1接続部の前記ベースと前記第2接続部とを連結しており、且つ前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記中間部の前記第1傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第1端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第1壁と前記第2接続部の前記第1端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第1端部側に下り傾斜しており、前記中間部の前記第2傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第2端部から前記第3方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第2壁と前記第2接続部の前記第2端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第2端部側に下り傾斜しているコンタクト。
  3. 高周波信号を伝送可能な第1方向に延びたコンタクトであって、
    前記コンタクトの前記第1方向の一端部である第1接続部と、
    前記コンタクトの前記第1方向の他端部である第2接続部と、
    中間部とを備えており、
    前記第1接続部は、前記第1方向に延びた断面視略C字状の板を有しており、当該板は、ベースと、第1壁と、第2壁とを有しており、前記第1接続部の前記ベースは、第3方向の他方に凸の断面視略U字状であって、第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記第2方向は、前記第1方向に直交し、前記第3方向は前記第1方向及び前記第2方向に直交しており、前記第1接続部の前記第1壁は、前記ベースの前記第1端部から前記第3方向の一方及び前記第2方向の一方の成分を含む方向に延びており、前記第1接続部の前記第2壁は、前記ベースの前記第2端部から前記第3方向の一方に延びつつ前記第2方向の一方に湾曲した後、前記第3方向の他方に延びつつ前記第2方向の一方に湾曲しており、
    前記第2接続部は、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状又は断面視略U字状であって、前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、
    前記中間部は、ベースと、第1傾斜部と、第2傾斜部とを有しており、前記中間部の前記ベースは、前記第1方向に延びた前記第3方向の他方側に凸の断面視円弧状であり、前記第1接続部の前記ベースと前記第2接続部とを連結しており、且つ前記第2方向の一方側の第1端部と、前記第2方向の他方側の第2端部とを有しており、前記中間部の前記第1傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第1端部から前記第3方向の一方及び前記第2方向の一方の成分を含む方向に延び、前記第1接続部の前記第1壁と前記第2接続部の前記第1端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第1端部側に下り傾斜しており、前記中間部の前記第2傾斜部は、当該中間部の前記ベースの前記第2端部から前記第3方向の一方に延びつつ、前記第2方向の一方に湾曲した後、前記第3方向の他方に延びつつ前記第2方向の一方に湾曲し、前記第1接続部の前記第2壁と前記第2接続部の前記第2端部とを連結しており且つ当該第2接続部の前記第2端部側に下り傾斜しているコンタクト。
  4. 請求項1、2又は3記載のコンタクトにおいて、
    前記第1傾斜部の傾斜角は、当該第1傾斜部と前記第2接続部の前記第1端部との境界を通って前記第1方向に延びる第1仮想線に対して略60°以下であり、
    前記第2傾斜部の傾斜角は、当該第2傾斜部と前記第2接続部の前記第2端部との境界を通って前記第1方向に延びる第2仮想線に対して略60°以下であるコンタクト。
  5. 請求項記載のコンタクトにおいて、
    前記第1傾斜部の傾斜角は、前記第1仮想線に対して略45°以下であり、
    前記第2傾斜部の傾斜角は、前記第2仮想線に対して略45°以下であるコンタクト。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のコンタクトにおいて、
    前記第2接続部の前記第2方向の寸法と前記第1接続部の前記第2方向の寸法とが相違しているコンタクト。
  7. 請求項記載のコンタクトにおいて、
    前記第1接続部の前記筒は、前記中間部に連結された第1端と、
    前記第1端の反対側の第2端とを有しており、
    前記第1接続部は、前記第1接続部の前記筒の前記第2端から前記第1方向に延びた少なくとも二つのアームを更に備えており、
    前記アームは互いに対向しており且つ互いに離れる方向に弾性変形可能であるコンタクト。
  8. 請求項2又は3記載のコンタクトにおいて、
    前記第1接続部の前記板は、前記中間部に連結された第1端と、
    前記第1端の反対側の第2端とを有しており、
    前記第1接続部は、前記第1接続部の前記板の前記第2端から前記第1方向に延びた少なくとも二つのアームを更に備えており、
    前記アームは互いに対向しており且つ互いに離れる方向に弾性変形可能であるコンタクト。
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