JPH01283690A - 自動販売機における商品搬出装置 - Google Patents
自動販売機における商品搬出装置Info
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- JPH01283690A JPH01283690A JP11443688A JP11443688A JPH01283690A JP H01283690 A JPH01283690 A JP H01283690A JP 11443688 A JP11443688 A JP 11443688A JP 11443688 A JP11443688 A JP 11443688A JP H01283690 A JPH01283690 A JP H01283690A
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- Japan
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- product
- discharge port
- commodity
- vending machine
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 22
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 235000014171 carbonated beverage Nutrition 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、缶やビン等の商品を販売する自動販売機にお
ける商品搬出装置に関する。
ける商品搬出装置に関する。
この種の自動販売機では、上下複数段の収納棚に収納さ
れている複数種の商品のうちの所定の商品が選択される
と、この選択信号に基づいて、載置部を選択された商品
の収納棚まで昇降させ、該載置部によって所定の商品を
受は取り、この受は取った商品を商品排出口に対応する
位置に位置させるべく、載置部を昇降させた後、商品を
商品排出口へ送り出すようにしている。
れている複数種の商品のうちの所定の商品が選択される
と、この選択信号に基づいて、載置部を選択された商品
の収納棚まで昇降させ、該載置部によって所定の商品を
受は取り、この受は取った商品を商品排出口に対応する
位置に位置させるべく、載置部を昇降させた後、商品を
商品排出口へ送り出すようにしている。
そして、従来では、例えば第7図に示すように、載置部
(61)の左右両側部に、ケーシングに固定された左右
一対の支柱(62)の前後両面に接当して、前記載置部
(61)を水平姿勢で支柱(62)に沿って上下方向に
移動案内する第10−ラ(63)と第20−ラ(図示せ
ず)とを夫々設け、そのうち、前方側に位置する第10
−ラ(63)を後方側に位置する第20−ラよりも下方
に配設すると共に、前記載置部を上下方向に駆動昇降さ
せるチェーン式の駆動装置(64)を設け、前記商品排
出口(65)に対向する支柱(62)の下端部に、前記
載置部と一体的に下降移動してくる第10−ラ(63)
を後方下方に移動案内することにより、当該載置部(6
1)を第20−ラの回動軸芯を支点として商品排出口側
の端部はど下方に位置する商品排出姿勢に傾動させるカ
ム溝(62a”)を形成していた(特開昭61−131
191号公報)。
(61)の左右両側部に、ケーシングに固定された左右
一対の支柱(62)の前後両面に接当して、前記載置部
(61)を水平姿勢で支柱(62)に沿って上下方向に
移動案内する第10−ラ(63)と第20−ラ(図示せ
ず)とを夫々設け、そのうち、前方側に位置する第10
−ラ(63)を後方側に位置する第20−ラよりも下方
に配設すると共に、前記載置部を上下方向に駆動昇降さ
せるチェーン式の駆動装置(64)を設け、前記商品排
出口(65)に対向する支柱(62)の下端部に、前記
載置部と一体的に下降移動してくる第10−ラ(63)
を後方下方に移動案内することにより、当該載置部(6
1)を第20−ラの回動軸芯を支点として商品排出口側
の端部はど下方に位置する商品排出姿勢に傾動させるカ
ム溝(62a”)を形成していた(特開昭61−131
191号公報)。
また、第8図に示すように、収納棚(71)の下方に位
置し収納棚(71)から搬出された商品(S)をその位
置に受は止める水平な搬送ステージ(71)と、該搬送
ステージ(71)に沿って移動するヨウに張架されたエ
ンドレスチェーン機構(72)と、該チェーン機構(7
2)の周上に分散して連結配備されたブツシャ−(73
)とを設け、チェーン機構(72)の移動操作により搬
送ステージ(71)上の商品(S)を背後から前記プッ
シャー(73)により商品排出口(74)へ押し送りす
るようにしていた(実開昭61−65586号公報)。
置し収納棚(71)から搬出された商品(S)をその位
置に受は止める水平な搬送ステージ(71)と、該搬送
ステージ(71)に沿って移動するヨウに張架されたエ
ンドレスチェーン機構(72)と、該チェーン機構(7
2)の周上に分散して連結配備されたブツシャ−(73
)とを設け、チェーン機構(72)の移動操作により搬
送ステージ(71)上の商品(S)を背後から前記プッ
シャー(73)により商品排出口(74)へ押し送りす
るようにしていた(実開昭61−65586号公報)。
また、第9図に示すように、後点をヒンジ点とする揺動
式載置部(81)の裏面側にに傾動ガイド部材(82)
を設けると共に、該ガイド部材(82)に対向してその
下方に先端がガイド部材(82)に係脱するクランク式
傾動操作機構(83)を設置し、該傾動操作機構(83
)を用いて載置部(81)を傾動操作すると共に、この
操作過程で載置部(81)の拘束を解き自由状態でこれ
を傾動させることにより、商品(S)を商品排出口(8
0へ送り出していた(実開昭61−168481号公報
)。
式載置部(81)の裏面側にに傾動ガイド部材(82)
を設けると共に、該ガイド部材(82)に対向してその
下方に先端がガイド部材(82)に係脱するクランク式
傾動操作機構(83)を設置し、該傾動操作機構(83
)を用いて載置部(81)を傾動操作すると共に、この
操作過程で載置部(81)の拘束を解き自由状態でこれ
を傾動させることにより、商品(S)を商品排出口(8
0へ送り出していた(実開昭61−168481号公報
)。
然るに、第7図及び第9図に示した従来装置においては
、商品排出口(65)、 (84)への商品(S)の送
り出しが確実に行えるようにするために載置部(61)
、 (81)の傾斜角度を大きくしなければならず、そ
の結果、この載置部(61)、 (81)の傾動を許容
する大きなスペースが必要で、その分だけ商品収納容積
が減少するため、所定の商品収納容積を確保しようとす
れば自動販売機が大型化する不都合があった。
、商品排出口(65)、 (84)への商品(S)の送
り出しが確実に行えるようにするために載置部(61)
、 (81)の傾斜角度を大きくしなければならず、そ
の結果、この載置部(61)、 (81)の傾動を許容
する大きなスペースが必要で、その分だけ商品収納容積
が減少するため、所定の商品収納容積を確保しようとす
れば自動販売機が大型化する不都合があった。
しかも、商品(S)の送り出しが傾斜を利用した滑り降
り形式であるため、商品(S)が送り出されて商品排出
口(65)、 (84)まで到達する間に商品(S)に
加速力が付与されてしまい、送り出された商品(S)の
商品排出口(65)、 (84)での衝撃力が大きくな
り、特に商品(S)がビン類や炭酸飲料類の場合に種々
の悪影響を招来するものであったO また、第8図に示した従来装置においては、商品(S)
の長さが搬送ステージ(71)に比して著しく短いもの
を商品排出口(74)へ送り出すときに、プッシャー(
73)が実質的に商品(S)を押し送りし得ない状態が
存在することとなって送り出し時間に無駄が生じるとい
う問題があった。
り形式であるため、商品(S)が送り出されて商品排出
口(65)、 (84)まで到達する間に商品(S)に
加速力が付与されてしまい、送り出された商品(S)の
商品排出口(65)、 (84)での衝撃力が大きくな
り、特に商品(S)がビン類や炭酸飲料類の場合に種々
の悪影響を招来するものであったO また、第8図に示した従来装置においては、商品(S)
の長さが搬送ステージ(71)に比して著しく短いもの
を商品排出口(74)へ送り出すときに、プッシャー(
73)が実質的に商品(S)を押し送りし得ない状態が
存在することとなって送り出し時間に無駄が生じるとい
う問題があった。
更に、第8図及び第9図に示した従来装置においては、
商品(S)を商品排出口(74)、 (84)へ送り出
すのに特別な駆動装置(72a)、 (83a)が必要
になるという問題があった。
商品(S)を商品排出口(74)、 (84)へ送り出
すのに特別な駆動装置(72a)、 (83a)が必要
になるという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、上述
した問題を一挙に解消し得る商品搬出装置を提供するこ
とを目的とする。
した問題を一挙に解消し得る商品搬出装置を提供するこ
とを目的とする。
本発明に係る自動販売機における商品搬出装置は、商品
を収納する上下複数段の収納棚のうちの所定の収納棚か
ら送り出された商品を載置する載置部を昇降させる駆動
機構を設け、前記載置部に載置された商品を商品排出口
へ送り出す排出機構を設けた自動販売機における商品搬
出装置であって、前記排出機構を前記商品排出口相当箇
所にて駆動機構による載置部の昇降運動を回転部の回転
運動に変換する変換機構と、前記回転部の回転運動に基
づいて載置部に載置された商品を傾斜滑降させた上で商
品排出口側へ移動させる傾斜移動部とから構成し、この
排出機構を前記載置部に付設してある点に特徴を有して
いる。
を収納する上下複数段の収納棚のうちの所定の収納棚か
ら送り出された商品を載置する載置部を昇降させる駆動
機構を設け、前記載置部に載置された商品を商品排出口
へ送り出す排出機構を設けた自動販売機における商品搬
出装置であって、前記排出機構を前記商品排出口相当箇
所にて駆動機構による載置部の昇降運動を回転部の回転
運動に変換する変換機構と、前記回転部の回転運動に基
づいて載置部に載置された商品を傾斜滑降させた上で商
品排出口側へ移動させる傾斜移動部とから構成し、この
排出機構を前記載置部に付設してある点に特徴を有して
いる。
かかる商品搬出装置を用いる場合、購入者により所定の
商品が選択されると、この選択信号に基づいて、載置部
を選択された商品の収納棚まで昇降させ、該載置部によ
って所定の商品を受は取り、この受は取った商品を商品
排出口に対応する位置に移動させるべく、載置部を昇降
させる。このとき、前記載置部の商品排出口へ近接移動
に伴い、前記変換機構によって前記載置部の昇降運動が
回転部の回動運動に変換されると共に、該回動部の回転
運動に基づいて前記傾斜移動部が載置部上の商品を傾動
滑降させた上で商品排出口側へ強制的に移動させて押し
出す。
商品が選択されると、この選択信号に基づいて、載置部
を選択された商品の収納棚まで昇降させ、該載置部によ
って所定の商品を受は取り、この受は取った商品を商品
排出口に対応する位置に移動させるべく、載置部を昇降
させる。このとき、前記載置部の商品排出口へ近接移動
に伴い、前記変換機構によって前記載置部の昇降運動が
回転部の回動運動に変換されると共に、該回動部の回転
運動に基づいて前記傾斜移動部が載置部上の商品を傾動
滑降させた上で商品排出口側へ強制的に移動させて押し
出す。
本発明装置によれば、上述の如く商品を傾斜滑降させた
上で排出口側へ強制的に移動させて押し出すことができ
るために、従来のように載置部全体を傾斜させなくても
全長の長い商品も短かい商品も確実に送り出すことがで
きると共に、商品が商品排出口に送りだされたときの衝
撃力も小さくすることができる。従って商品の送り出し
のためのスペースを少なくして、所定の商品収納容積を
確保しながらも自動販売機の大型化を回避することがで
きると共に、特に商品がビン類や炭酸飲料類の場合にお
ける悪影響を回避することができる。即ち、本発明装置
にあっては、商品を商品排出口へ送り出すに際して商品
を先ず傾斜滑降させ、長さが異なる商品の先端位置をほ
ぼ一様にそろえた上で、強制的に押し出すので、長さの
異なる商品でも確実な送り出しができるようになる。ま
た本発明装置にあっては、前記載置部の昇降運動を利用
して載置部に載置された商品を商品排出口へ送り出すこ
とができるので、該商品を送り出すための特別な駆動機
構が不要で、商品送り出し部をスペース面及びコスト面
で有利に構成することができる。
上で排出口側へ強制的に移動させて押し出すことができ
るために、従来のように載置部全体を傾斜させなくても
全長の長い商品も短かい商品も確実に送り出すことがで
きると共に、商品が商品排出口に送りだされたときの衝
撃力も小さくすることができる。従って商品の送り出し
のためのスペースを少なくして、所定の商品収納容積を
確保しながらも自動販売機の大型化を回避することがで
きると共に、特に商品がビン類や炭酸飲料類の場合にお
ける悪影響を回避することができる。即ち、本発明装置
にあっては、商品を商品排出口へ送り出すに際して商品
を先ず傾斜滑降させ、長さが異なる商品の先端位置をほ
ぼ一様にそろえた上で、強制的に押し出すので、長さの
異なる商品でも確実な送り出しができるようになる。ま
た本発明装置にあっては、前記載置部の昇降運動を利用
して載置部に載置された商品を商品排出口へ送り出すこ
とができるので、該商品を送り出すための特別な駆動機
構が不要で、商品送り出し部をスペース面及びコスト面
で有利に構成することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図には、缶やビン等の商品(S)を販売する自動販
売機の全体構成が、略示されている。
売機の全体構成が、略示されている。
該自動販売機の内部には、上下複数段に商品(S)を収
納する収納棚(1)を左右両側に振り分けて配設し、そ
の中央にこれら収納棚(1)のうちの所定の収納棚(1
)から送り出された商品(S)を載置する載置部(2)
を上下方向に昇降自在に設け、この載置部(2)を昇降
させる駆動機構(3)を設けると共に、前記載置部(2
)に載置された商品(S)を商品排出口(4)へ送り出
す排出機構(5)を設けである。
納する収納棚(1)を左右両側に振り分けて配設し、そ
の中央にこれら収納棚(1)のうちの所定の収納棚(1
)から送り出された商品(S)を載置する載置部(2)
を上下方向に昇降自在に設け、この載置部(2)を昇降
させる駆動機構(3)を設けると共に、前記載置部(2
)に載置された商品(S)を商品排出口(4)へ送り出
す排出機構(5)を設けである。
前記収納棚(1)は、ベルトコンベアよりなるが、該ベ
ルトコンベア(1)には、それを駆動する電動モータ(
図示せず)が付設されている。
ルトコンベア(1)には、それを駆動する電動モータ(
図示せず)が付設されている。
前記載置部(2)は駆動機構(3)によって昇降させら
れるが、該駆動機構(3) は具体的には、前記載置部
(2)を中間適宜部位にて係止する無端チェーン(31
) (第1図参照)と該無端チェーン(31)を巻回さ
せる上下一対のスプロケット(図示せず)と該スプロケ
ットの一方を駆動する電動モータ(図示せず)とを備え
てなり、該電動モータの正逆転によって載置部(2)
の昇降が行われるようになっている。
れるが、該駆動機構(3) は具体的には、前記載置部
(2)を中間適宜部位にて係止する無端チェーン(31
) (第1図参照)と該無端チェーン(31)を巻回さ
せる上下一対のスプロケット(図示せず)と該スプロケ
ットの一方を駆動する電動モータ(図示せず)とを備え
てなり、該電動モータの正逆転によって載置部(2)
の昇降が行われるようになっている。
さて、前記排出機構(5)は第1図及び第2図に示す如
く、変換機構(50)と回転部(54)と傾斜移動部(
53)とから構成されているが、これらについて以下に
詳述する。
く、変換機構(50)と回転部(54)と傾斜移動部(
53)とから構成されているが、これらについて以下に
詳述する。
前記変換機構(50)は、前記駆動機構(3)による載
置部(2)の昇降運動を、回転部材(54a>と回転ア
ーム(54b)との組合せからなる回転部(54)の回
転運動に変換するものである。即ち、載置部(2)の昇
降運動に基づいて回転部材(54a)が先ず一定回転角
:約90°にわたって回転せしめられ、その回転が更に
回転アーム(54b) に増幅されつつ伝えられて該回
転アーム(54b)が前記回転角よりも大きい回転角:
約180°にわたって回転せしめられ、もって載置部(
2)の昇降運動が変換機構(50)によって回転部(5
4)の回転運動に変換されるようになついてる。なお、
前記変換機構(50)は第1変換機構(51)と第2変
換機構(52)との組合せからなる。そしてそのうちの
−方の第1変換機構(51)は、前記駆動機構(3)に
よる載置部(2)の昇降運動を、回転部材(54a)の
一定回転角:約90°にわたる回転運動に変換するもの
であるが、該第1変換機構(51)は具体的には、回転
部材(54a)の両端部に装着された遊転ローラ(51
b)と、該遊転ローラ(51b)のうちの一方を係合さ
せてこれを案内するがイドレール(51a)とからなっ
ている。なお、前記回転部材(54a)はその中央部が
載置部(2)に対して連結部材(2a)を介して枢支さ
れており、その中央部の枢支点を回転中心として正逆両
方向へ回転し得るようになっている。また前記ガイドレ
ール(51a)は載置部(2)の昇降経路に沿って上下
方向に延設され、且つその商品排出口(4)の高さに相
応する部分には、載置部(2)側へ突出したカム作用部
が形成されている。そして該ガイドレール(51a)に
前記遊転ローラ(51b)の一方を係合させつつ載置部
(2)を昇降させ、該載置部(2)を商品排出口(4)
の高さに至らしめると、前記回転部材(54a)は第4
図に示す水平状態から第6図に示す鉛直状態に姿勢が変
更され、もって載置部(2)の昇降運動が回転部材(5
4a)の回転運動に変換されるようになっている。また
、他方の第2変換機構(52)は、前記第1変換機構(
51)によって変換された回転部材(54a)の回転運
動をその回転角:約90°よりも大きな回転角度:約1
80°にわたる回転アーム(54b)の回転運動に増幅
するものであるが、該第2変換機構(52)は具体的に
は、前記回転部材(54a)に従動する大径スブロケッ
) (52a)と、前記載置部(2)下部の適宜位置に
設定された前記回転アーム(54b)の枢支部に配され
前記回転アーム(54b)と一体に回転する小径スプロ
ケット(52b) と、その両スプロケット(52a
)、 (52b)間に巻回された無端チェーン(52C
) とからなっている。そして上述の両スブロケッ)
(52a)、 (52b)の歯数比を例えば2:1に
設定しておくことにより、前記回転部材(54a)の回
転運動はその回転角:約90°よりも大きな回転角:約
180°にわたる回転アーム(54b)の回転運動に増
幅されるようになっている。
置部(2)の昇降運動を、回転部材(54a>と回転ア
ーム(54b)との組合せからなる回転部(54)の回
転運動に変換するものである。即ち、載置部(2)の昇
降運動に基づいて回転部材(54a)が先ず一定回転角
:約90°にわたって回転せしめられ、その回転が更に
回転アーム(54b) に増幅されつつ伝えられて該回
転アーム(54b)が前記回転角よりも大きい回転角:
約180°にわたって回転せしめられ、もって載置部(
2)の昇降運動が変換機構(50)によって回転部(5
4)の回転運動に変換されるようになついてる。なお、
前記変換機構(50)は第1変換機構(51)と第2変
換機構(52)との組合せからなる。そしてそのうちの
−方の第1変換機構(51)は、前記駆動機構(3)に
よる載置部(2)の昇降運動を、回転部材(54a)の
一定回転角:約90°にわたる回転運動に変換するもの
であるが、該第1変換機構(51)は具体的には、回転
部材(54a)の両端部に装着された遊転ローラ(51
b)と、該遊転ローラ(51b)のうちの一方を係合さ
せてこれを案内するがイドレール(51a)とからなっ
ている。なお、前記回転部材(54a)はその中央部が
載置部(2)に対して連結部材(2a)を介して枢支さ
れており、その中央部の枢支点を回転中心として正逆両
方向へ回転し得るようになっている。また前記ガイドレ
ール(51a)は載置部(2)の昇降経路に沿って上下
方向に延設され、且つその商品排出口(4)の高さに相
応する部分には、載置部(2)側へ突出したカム作用部
が形成されている。そして該ガイドレール(51a)に
前記遊転ローラ(51b)の一方を係合させつつ載置部
(2)を昇降させ、該載置部(2)を商品排出口(4)
の高さに至らしめると、前記回転部材(54a)は第4
図に示す水平状態から第6図に示す鉛直状態に姿勢が変
更され、もって載置部(2)の昇降運動が回転部材(5
4a)の回転運動に変換されるようになっている。また
、他方の第2変換機構(52)は、前記第1変換機構(
51)によって変換された回転部材(54a)の回転運
動をその回転角:約90°よりも大きな回転角度:約1
80°にわたる回転アーム(54b)の回転運動に増幅
するものであるが、該第2変換機構(52)は具体的に
は、前記回転部材(54a)に従動する大径スブロケッ
) (52a)と、前記載置部(2)下部の適宜位置に
設定された前記回転アーム(54b)の枢支部に配され
前記回転アーム(54b)と一体に回転する小径スプロ
ケット(52b) と、その両スプロケット(52a
)、 (52b)間に巻回された無端チェーン(52C
) とからなっている。そして上述の両スブロケッ)
(52a)、 (52b)の歯数比を例えば2:1に
設定しておくことにより、前記回転部材(54a)の回
転運動はその回転角:約90°よりも大きな回転角:約
180°にわたる回転アーム(54b)の回転運動に増
幅されるようになっている。
また、前記傾斜移動部(53)は、前記回転部(54)
の回転運動に基づいて載置部(2)に載置された商品(
S)を傾斜滑降させた上で商品排出口(4)側へ移動さ
せるものであるが、該傾斜移動部(53)は具体的には
、前記載置部(2)上を一定距離にわたって走行し得る
台車(53b) と、該台車(53b)上の後方側にて
台車(53b)中間の連結部を枢支点として傾動し得る
傾動板(53d) と、前記回転アーム(54b)の先
端部に装置された係合ローラ(53c)と、該係合ロー
ラ(53c)を係合させつつ載置部(2)に沿って前後
に平行移動する左右一対の係合支柱(53a)と、前記
傾動板(53d)を傾動させるべく前記係合支柱(53
a)及び前記傾動板(53d)の間に夫々の連結部が枢
支された状態で架設されたリンク部材(53e)と、前
記台車(53b)を平行移動させるべくその下面に側方
突出状態に取着され前記係合支柱(53a)に接当され
るストッパ(53f) とからなっている。そして前記
回転アーム(54b)が回転角:約180°にわたる回
転運動を行うと、その先端部に装着された係合ローラ(
53c)を係合させる係合支柱(53a)は、載置部(
2)に沿って平行移動し、その移動に基づいて先ず前記
傾動板(53d)がリンク部材(53e)を介して傾動
せしめられ(この状態では台車(53b)は未だ移動し
ないで移動抵抗関係にある)、更に係合支柱(53a)
が移動してこれが前記ストッパ(53f)に接当すると
前記台車(53b)はストッパ(53f)を介して係合
支柱(53a)にて押圧されて商品排出口(4)側へ前
方へ平行移動し、もって傾斜移動部(53)は前記回転
部(54)の回転運動に基づいて載置部(2)に台車(
53b)を介して載置された商品(S)を傾斜させた上
で商品排出口(4)側へ移動させるようになっている。
の回転運動に基づいて載置部(2)に載置された商品(
S)を傾斜滑降させた上で商品排出口(4)側へ移動さ
せるものであるが、該傾斜移動部(53)は具体的には
、前記載置部(2)上を一定距離にわたって走行し得る
台車(53b) と、該台車(53b)上の後方側にて
台車(53b)中間の連結部を枢支点として傾動し得る
傾動板(53d) と、前記回転アーム(54b)の先
端部に装置された係合ローラ(53c)と、該係合ロー
ラ(53c)を係合させつつ載置部(2)に沿って前後
に平行移動する左右一対の係合支柱(53a)と、前記
傾動板(53d)を傾動させるべく前記係合支柱(53
a)及び前記傾動板(53d)の間に夫々の連結部が枢
支された状態で架設されたリンク部材(53e)と、前
記台車(53b)を平行移動させるべくその下面に側方
突出状態に取着され前記係合支柱(53a)に接当され
るストッパ(53f) とからなっている。そして前記
回転アーム(54b)が回転角:約180°にわたる回
転運動を行うと、その先端部に装着された係合ローラ(
53c)を係合させる係合支柱(53a)は、載置部(
2)に沿って平行移動し、その移動に基づいて先ず前記
傾動板(53d)がリンク部材(53e)を介して傾動
せしめられ(この状態では台車(53b)は未だ移動し
ないで移動抵抗関係にある)、更に係合支柱(53a)
が移動してこれが前記ストッパ(53f)に接当すると
前記台車(53b)はストッパ(53f)を介して係合
支柱(53a)にて押圧されて商品排出口(4)側へ前
方へ平行移動し、もって傾斜移動部(53)は前記回転
部(54)の回転運動に基づいて載置部(2)に台車(
53b)を介して載置された商品(S)を傾斜させた上
で商品排出口(4)側へ移動させるようになっている。
次に、前記商品(S)が選択されてから、商品排出口(
4)に払い出されるまでの動作について説明する。
4)に払い出されるまでの動作について説明する。
先ず、購入者が硬貨や紙幣等を自動販売機に投入したて
後、所定の商品(S)を選択すると、この選択された商
品(S)のあるベルトコンベア(1)の位置まで載置部
(2)を駆動機構(3)によって移動させる。そして、
この載置部(2)に商品(S)をベルトコンベア(1)
の駆動により払い出すと、載置部(2)を駆動機構(3
)によって商品排出口(4)のある下方位置に移動させ
る。そして載置部(2)の移動に応じ、前記第1変換機
構(51)の作用によって回転部材(54a)が第4図
〜第5図に示す如く一定の回転角:約90°にわたって
回転し、更に前記第2変換機構(52)の作用によって
回転アーム(54b)が前記回転角:約90°よりも大
きな回転角:約180°にわたって回転し、その回転に
基づいて前記係合支柱(53a)が商品排出口(4)側
へ移動し、その移動に応じて傾動板(53d)が先ず第
5図に示す如く傾動した後、それを傾動させたまま台車
(53b)が第6図に示す如く商品排出口(4)側へ走
行し、これによって載置部(2)上の商品(S)が傾動
滑降せしめられた上で商品排出口(4)側へ押し出され
て該商品(S)の払い出しが終了する。
後、所定の商品(S)を選択すると、この選択された商
品(S)のあるベルトコンベア(1)の位置まで載置部
(2)を駆動機構(3)によって移動させる。そして、
この載置部(2)に商品(S)をベルトコンベア(1)
の駆動により払い出すと、載置部(2)を駆動機構(3
)によって商品排出口(4)のある下方位置に移動させ
る。そして載置部(2)の移動に応じ、前記第1変換機
構(51)の作用によって回転部材(54a)が第4図
〜第5図に示す如く一定の回転角:約90°にわたって
回転し、更に前記第2変換機構(52)の作用によって
回転アーム(54b)が前記回転角:約90°よりも大
きな回転角:約180°にわたって回転し、その回転に
基づいて前記係合支柱(53a)が商品排出口(4)側
へ移動し、その移動に応じて傾動板(53d)が先ず第
5図に示す如く傾動した後、それを傾動させたまま台車
(53b)が第6図に示す如く商品排出口(4)側へ走
行し、これによって載置部(2)上の商品(S)が傾動
滑降せしめられた上で商品排出口(4)側へ押し出され
て該商品(S)の払い出しが終了する。
なお、第1図〜第6図においては、本発明装置で扱える
商品のうちの短尺の商品(S)を図示してあり、これよ
り長尺の商品も勿論扱える。
商品のうちの短尺の商品(S)を図示してあり、これよ
り長尺の商品も勿論扱える。
なお、上述の実施例においては、変換機構(50)が第
1変換機構(51)と第2変換機構(52)との組合せ
からなるものであったが、例えば第1変換機構(51)
によって載置部(2)の昇降運動が変換されて回転する
回転部材(54a)の運動を、それから直交方向に延出
した係合ローラ付きアーム(図示せず)を介して前記係
合支柱(53a)に直接的に伝え(前記アームの係合ロ
ーラを係合支柱(53a) に係合させるとよい)、こ
れを前後に平行移動させる形式の(換言すれば、回転部
(54)が回転部材(54a)のみであって変換機構(
50)が第1変換機構(51)のみである形式)の商品
搬出装置においても、本発明が適用できるのはいうまで
もない。
1変換機構(51)と第2変換機構(52)との組合せ
からなるものであったが、例えば第1変換機構(51)
によって載置部(2)の昇降運動が変換されて回転する
回転部材(54a)の運動を、それから直交方向に延出
した係合ローラ付きアーム(図示せず)を介して前記係
合支柱(53a)に直接的に伝え(前記アームの係合ロ
ーラを係合支柱(53a) に係合させるとよい)、こ
れを前後に平行移動させる形式の(換言すれば、回転部
(54)が回転部材(54a)のみであって変換機構(
50)が第1変換機構(51)のみである形式)の商品
搬出装置においても、本発明が適用できるのはいうまで
もない。
更に本発明は、商品排出口(4)が自動販売機の上部又
は中央部に存在し、商品(S)を受は取った載置部(2
)が上昇した後に商品(S)を払い出す形式の自動販売
機であっても適用できるのは勿論である。
は中央部に存在し、商品(S)を受は取った載置部(2
)が上昇した後に商品(S)を払い出す形式の自動販売
機であっても適用できるのは勿論である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
第1図は本発明に係る自動販売機における商品搬出装置
の実施例を示す要部縦断面図、第2図はその横断面図、
第3図は自動販売機全体を示す概略正面図、第4図〜第
6図は前記商品搬出装置の動作を示す説明図、第7図〜
第9図は従来の商品搬出装置を示す縦断面図である。 (S)・・・・・・商品、(1)・・・・・・収納棚、
(2)・・・・・・載置部、(3)・・・・・・駆動機
構、(4)・・・・・・商品排出口、(5)・・・・・
・排出機構、(51)・・・・・・変換機構、(53)
・・・・・・傾斜移動部、(54)・・・・・・回転部
。
の実施例を示す要部縦断面図、第2図はその横断面図、
第3図は自動販売機全体を示す概略正面図、第4図〜第
6図は前記商品搬出装置の動作を示す説明図、第7図〜
第9図は従来の商品搬出装置を示す縦断面図である。 (S)・・・・・・商品、(1)・・・・・・収納棚、
(2)・・・・・・載置部、(3)・・・・・・駆動機
構、(4)・・・・・・商品排出口、(5)・・・・・
・排出機構、(51)・・・・・・変換機構、(53)
・・・・・・傾斜移動部、(54)・・・・・・回転部
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 商品(S)を収納する上下複数段の収納棚(1)のうち
の所定の収納棚(1)から送り出された商品(S)を載
置する載置部(2)を昇降させる駆動機構(3)を設け
、前記載置部(2)に載置された商品(S)を商品排出
口(4)へ送り出す排出機構(5)を設けた自動販売機
における商品搬出装置であって、前記排出機構(5)を
、 前記商品排出口(4)相当箇所にて駆動機構(3)によ
る載置部(2)の昇降運動を、回転部(54)の回転運
動に変換する変換機構(50)と、 前記回転部(54)の回転運動に基づき、載置部(2)
に載置された商品(S)を傾斜滑降させた上で商品排出
口(4)側へ移動させる傾斜移動部(53)とから構成
し、 この排出機構(5)を前記載置部(2)に付設してある
自動販売機における商品搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11443688A JPH01283690A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 自動販売機における商品搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11443688A JPH01283690A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 自動販売機における商品搬出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01283690A true JPH01283690A (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=14637681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11443688A Pending JPH01283690A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 自動販売機における商品搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01283690A (ja) |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP11443688A patent/JPH01283690A/ja active Pending
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