JPH01283190A - Id冊子作成方法及びその装置 - Google Patents

Id冊子作成方法及びその装置

Info

Publication number
JPH01283190A
JPH01283190A JP63113358A JP11335888A JPH01283190A JP H01283190 A JPH01283190 A JP H01283190A JP 63113358 A JP63113358 A JP 63113358A JP 11335888 A JP11335888 A JP 11335888A JP H01283190 A JPH01283190 A JP H01283190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
booklet
image
page
receiving material
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63113358A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Tsuchiya
勝 土屋
Keiji Obayashi
啓治 大林
Yoshihiko Suda
須田 美彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP63113358A priority Critical patent/JPH01283190A/ja
Publication of JPH01283190A publication Critical patent/JPH01283190A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ID冊子作成方法及びその装置に係り、詳
しくは、社員証、学生証等の個人の身分を確認するのに
用いられるいわゆるIDカードの機能と社員手帳や学生
手帳等特定の目的に用いられる手帳類の機能を持ち合わ
せた新規なID冊子を作成するlD冊子作成方法及びそ
の装置に関する。
[従来の技術] 社員証や学生証等の個人の身分を証明したり確認するい
わゆるIDカードは従来から用いられており、このID
カードには、本人の顔写真や住所、所属、個人コードN
O等木人の確認を行なうために、種々の個人情報が記録
もしくは貼付されている。
こうしたIDカードは正常な使用形態においては充分そ
の機能を果しているものの、例えば紛失した場合に、写
真を貼り換えて変造したりあるいは正規の作成ルートを
経ることなく偽造を行なって、悪用するケースがあり、
社会的な問題を起こしている。
[発明が解決しようとするl1題] このため、従来からIDカードを作成する際に、特に顔
写真には割印を押す等の工夫がされていたが、近年はこ
れに換えカラー印画紙等を用いて画像を記録し、このカ
ラー印画紙等を透明なラミネート材料を用いてラミネー
トすることが広く行なわれるようになってきている。と
ころが、これを作成するための材料や機械が比較的安価
に人手できるようになったこともあり、更に一層偽造、
変造しにくいIDカードが望まれっつあ、 る。
一方、IDカードとは別に、社員手帳や学生手帳等特定
の目的にあった手帳類をIDカードとは別に配付するケ
ースも増えてきている。近年−各種のカード類(キャッ
シュカード、クレジットカード、プリペイドカード等)
が登場し、個人の保有するカード類は年毎に増加してき
ている。
こうした各種のカード類の中に紛れることなく前記のI
Dカードを常に保有しておくことを確実にするためには
、前記手帳類をIDカードと一体にしておくと、他のカ
ード類から容易に区別することができ、個人の管理がよ
り一層確実になる。
ところで、このようなID冊子の構成については、この
発明者らによって提案されているが、ID冊子はその操
作性から数多くの情報を機械処理することが考えられて
おり、この場合ID冊子における情報の、入力位置は、
厳密に規定、再現されなければならない。
従って、偽造や変造を行ないに<<シたIDカードを内
蔵させたID冊子を多量に作成するためには、冊子等の
カールを防止し、この状態で位置決めし、かつこれに対
向して画像頁を位置決めし、この後に冊子と一体化する
までを自動的に行なう必要がある。
この発明は前記実情に鑑みなされたものであり、この発
明の第1目的は、冊子のカール防止、画像頁の作成、冊
子と画像頁を一体化までを自動的に行なえるようにした
!p冊子作成方法及びその装置を提供するものである。
また、この発明の第2目的は、ID冊子における各種情
報の入力位置のバラツキがなく、再現性、安定性に優れ
たlD冊子作成方法及びその装置を提供するものである
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、この発明は個人別情報の
少なくとも一部を可視的に記録した画像頁を、少なくと
も一部有するID冊子を作成する!D冊子作成方法にお
いて、前記冊子のカールを矯正し、この冊子を予め設け
られた所定の位置に固定し、前記画像頁を前記冊子に対
して位置決めし、この位置決めした画像頁を冊子の所定
部分に位置決めし少なくともその一部を固定一体化して
ID冊子を作成することを特徴としている。
この発明のID冊子作成方法において、画像頁が支持体
上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、還元剤、色素共与
物質及びバインダーからなる熱現像感光材料から形成な
いし放出される色素を受容する受像材料であることを特
徴としている。
さらに、この発明のID冊子作成装置は、個人別情報の
少なくとも一部を可視的に記録した画像頁を、少なくと
も一部有するID冊子を作成するID冊子作成装置にお
いて、前記冊子のカールを矯正する手段と、予め設けら
れた所定の位置に前記冊子を固定する手段と、前記画像
頁を前記冊子に対して位置決めす志手段と、この位置決
めした前記画像頁を前記冊子の所定部分に位置決めし少
なくともその一部を固定一体化して1.D冊子を作成す
る手段とを有することを特徴としている。
また、この発明のID冊子作成装置において、画像頁が
支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、還元剤、色
素供与物質及びバインダーからなる熱現像感光材料から
形成ないし放出される色素を受容する受像材料であるこ
とを特徴としている。
[作用] この発明のID冊子作成方法及びその装置は、冊子のカ
ールを矯正して、この冊子を予め設けられた所定の位置
に固定し、画像頁を冊子に対して位置決めする。この位
置決めした画像頁を冊子の所定部分に位置決めし少なく
ともその一部を固定一体化して、冊子内にIDカードを
組み込み、ID冊子を作成する。
従ワて、画像データの露光からID冊子の完成までを全
自動で行なうことが可能になり、このID冊子は冊子に
IDカードが一体化されているため、偽造、変造が困難
である。
また、この発明のID冊子作成方法及びその装置におい
て、画像頁が支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀
、還元剤、色素供与物質及びバインダーからなる熱現像
感光材料から形成ないし放出される色素を受容する受像
材料であると、高画質でかつ画像形成処理が著しく容易
である。
[実施例] 以下、この発明のID冊子作成方法及びその装置の一実
施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1図はこの発明のID冊子作成方法及びその装置で作
成されるID冊子の一例を示す図である。
図において、ID冊子は筆記可能な頁を有する複数の頁
からなる冊子部1と、個人情報を記録したIDカード部
2から構成される。IDカード部2には個人の顔写真3
や、氏名、年齢、生年月日、住所、所属等の個人に関す
る情報あるいは社名、学校名、発行日等の共通事項4が
適宜記載されている。
第2図はこのID冊子の断面図、第3図はこのID冊子
のラミネートを示す図である。
ID冊子のIDカード部2は、冊子の表頁を構成する部
位5と、転写画像の受像材料6及びラミネート材料7に
より構成される。
このID冊子は第3図に示すように、ラミネート材料フ
が透明プラスチックフィルム(ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム等)7aと、ホットメルト層7bからなり
、また予め冊子の表頁を構成する部位5上にはホットメ
ルト層5aが設けられている。そして、受像材料6は透
明または白色の支持体6a上に受像層6bを有している
受像層6bは単一の層から形成されていてもよいし、多
数の層により形成されていてもよく、また受像層6bの
素材を使用して支持体兼用受像層として使用することも
できる。
受像材料6の受像層6b上に適当な方法により画像を形
成した後、この受像材料6を冊子の表頁を構成する部位
5のホットメルトI!15aに重ね、さらにこの受像材
料6にラミネート材料フのホットメルト層7bの面を重
ね合わせて、加熱密着することによってID冊子が得ら
れる。
第4図はID冊子の他の実施例の断面図、第5図はこの
ID冊子のラミネートを示す図である。
この実施例では第2図及び第3図に示すようなラミネー
ト材料を用いないで、受像材料6の受像層6b側を冊子
の表頁を構成する部位5のホットメルト層5aに重ね合
わせて、加熱密着することによってID冊子を得ている
この受像材料6の支持体6aは、透明支持体が好ましく
用いられる。
前記両実施例において、受像材料6の支持体6aとして
は透明支持体、不透明支持体等いかなるものを使用して
もよいが、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等のフィルム及びこれらの支持体
中に酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タル
ク等の顔料を含有させた支持体、バライタ紙、紙の上に
顔料を含んだ熱可塑性樹脂をラミネートしたRC紙、ま
たこれら支持体の上に顔料を含んだ電子線硬化性樹脂組
成物を塗布し硬化させた支持体及びこれらの支持体の上
に顔料を含んだ塗布層を設けた支持体等が挙げられる。
特に、紙の上に顔料を含んだ電子線硬化性樹脂組成物を
塗布し硬化させた支持体、または紙の上に直接あるいは
顔料塗布層を有し顔料塗布層上に電子線硬化性樹脂組成
物を塗布し硬化させた支持体は、それ自身で樹脂層が受
像層として使用できるので、受像材料としてそのまま使
用可能である。
この発明のID冊子を構成する転写画像を受像しつる受
像材料6の受像層6bは、種々の構成をとることができ
る。そして、この受像層6bは画像の転写方式に合った
ものを選択することが好ましい。
この発明において好ましく用いられる画像転写方式は、
例えばノンインパクトプリンティング−技術と材料−(
大野信li)シーエムシー発行(1986年)に記載さ
れているような感熱転写プリンタ一方式、インジェット
プリンタ一方式及び電子写真方式の他、ハロゲン化銀を
用いた画像転写方式を用いることもできる。
この発明においては、個人を確認する目的で個人情報の
1つとして顔写真を有することが好ましいが、そのよう
な場合には顔写真の繊細を表現するために、鮮鋭性の良
好なハロゲン化銀を用いた画像形成による転写方式が好
ましい、また、その場合他の転写方式あるいはタイプ等
による印字方式を組み合わせて用いることもできる。
ハロゲン化銀を用いたカラー画像形成及び画像色素の転
写には、例えば(1)写真技術マニュアル(上)基礎編
PID4〜114(1977年写真工業出版社)に記載
されている粘調アルカリ液を用いたいわゆるインスタン
ト写真方式、日本写真学会第17会シンポジウム−熱現
像型銀塩記録システムを考える−(1987年6月)要
旨集228〜37に記載されているセミドライ方式及び
P18〜2フに記載されているドライ方式等が知られて
おり、この発明においてはいずれの方式によって画像を
形成してもよい。
このようにして、ID冊子の受像材料6の受像層6b上
に形成された画像は、冊子の表頁の部位5に密着し、冊
子と一体化しているため、偽造や変造がしにくくなる。
この発明のID冊子において、画像を受像した受像部材
6を同じ冊子の別の頁または他のラミネート材料7を接
着する場合は、ホットメルト層5a、 フbを介して接
着されるが、ホットメルトとして例えばポリオレフィン
系樹脂、エチレン−アクリル酸系共重合体、エチレン−
アクリル酸エステル系共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル系共重合体等公知のものを用いることができる。
これらのホットメルトは加熱時に溶融し、受像層の表面
を、他の接着する相手の面と接着するが、受像層面と接
着する場合には受像層に用いられた受像素材と同じか、
あるいは同系列の素材を用いるのが好ましく、加熱ラミ
ネートにより画像面の密着が強固になり、偽造、変造等
が著しく困難となる。
ホットメルトは受像層面の全面にわたって貼り合わされ
ることも、また受像層面の一部に貼り合わされることも
できるが、改ざん防止の点から少なくとも受像部の四隅
の辺は、全体がホットメルトで覆われるように貼り合わ
されることが好ましい。
以下、この発明のID冊子作成方法及びその装置の実施
例を詳細に説明する。
N6図は342図及び第3図に示すID冊子を公知のカ
ラー印画紙を用いて作成する一例を示すものである。
図において、感材収納部8には感材ロール9が取りはず
し自在な感材マガジン(図示せず)に収納されて配置さ
れている。感材ロール9に巻かれた感光材料(カラー印
画紙)IDは搬送ロール11により送り出される。この
感光材料1oは露光部12に送られ、ここで結像光学系
13(例えばレーザー露光装置)によって、写真、文字
データ等の露光が行なわれる。
露光後の感光材料IDは現像処理部14に送られ、この
現像処理部14に配置された現像液槽15、漂白定着液
槽16、安定液槽17,113を順次通過し、発色現像
反応によりカラー画像が形成される。この現像液槽15
、漂白定着液槽16、安定液槽17,1Bには補充液タ
ンク19,20.21からそれぞれ補充液が供給される
ようになっている。
現像後の感光材料IDはが乾燥部22に送られる。この
乾燥部22では、まずスクイズローラ23にて感光材料
IDの表面の処理液を吸収し、次いで温風機24により
、水分が乾燥される。
乾燥された感光材料IDは、次いでラミネート部25に
送られるが、このラミネート部25では感光材料IDの
搬入に先立って、冊子収納部26から冊子2フがカール
を矯正されて、lD冊子組立部28の所定の位置に位置
決め固定される。
ラミネート部25には、ラミネートロール29が取り外
し自在なマガジン(図示せず)に収納されて配置されて
おり、このロール状のラミネート材料30は感光材料I
Dと共に、ID冊子組立部28に送られる。
感光材料IDが予め設けられた位置決めマーク(例えば
露光により設けてもよいし、パンチや切り抜き等で設け
てもよい)をセンサーが検出し、位置決めされると、感
光材料IDはラミネートロール29から送り出されたラ
ミネート材料30と共に、所定のサイズに打ち抜かれ、
冊子2フに対して重ね合わせた後、自動的に部分ラミネ
ートにより仮一体化される。
この仮一体化されたID冊子はヒートローラ31に搬送
され、ラミネートされた後、冷却ファン32により冷や
されて取出部33に排出される。
打ち抜き後のラミネート材料30の枠と感光材料IDの
枠は、取りはずし自在にマガジン化された廃棄材巻取部
34に巻き取られる。
また、ラミネート部25は第7図に示すようにカット状
のラミネート材料35でラミネートするようにしてもよ
い、即ち、感光材料ioの搬入に先立って、ラミネート
材料収納部36よりカット状のラミネート材料35を送
りロール3フで送り出し、このラミネート材料35をI
D冊子組立部28の所定の位置に位置決め固定する。こ
のラミネート材料35と、冊子収納部26から送り出さ
れ位置決めされている冊子27との間に、感光材料ID
を位置させて打ち抜き、冊子2フに重ね合せる。
第8図は第4図及び第5図に示すID冊子を熱現像材料
によって作成する一例を示している。
感材収納部8には感材ロール9が取りはずし自在な感材
マガジン(図示せず)に収納されて配置されており、搬
送ロール11により送り出された感光材料IDは露光部
12に送られ、結像光学系13(例えばレーザー露光装
置)によって写真、文字データ等の露光が行なわれる。
露光後の感光材料IDは現像処理部14に送られると同
時に、受像材料収納部38の取りはずし自在な受像材料
マガジン(図示せず)に収納された受像材ロール39か
らは受像材料40が送り出され、現像処理部14に送ら
れて感光材料ioと重ね合わせられ、熱現像転写が行な
われる。
この熱現像工程はヒートローラ(ヒートバイブでもよい
)及び面状ヒータ(図示せず)と耐熱性の無端ベルト4
1(例えば、耐熱性不織布を芯材とし、シリコンゴム層
を形成後表面研磨したもの)を有している。熱現像工程
入口で感光材料IDと受像材料40が重ね合わされ、こ
の感光材料ID及び受像材料40は加熱工程の途中に位
置し、搬送方向に対して上清側及び下流側の任意の位置
に移動、固定が可能な加圧ローラである移動加圧ローラ
42により密着され、さらに必要に応じて加圧ローラ4
3で加圧することがで診る。
移動加圧ローラ42の位置は感光材料ID及び受像材料
40中の水分、空気中の湿度等により任意に設定できる
が、これらを検知するセンサーからの出力により最適な
ラミネート位置まで自動的に移動するようにしてもよい
熱現像転写は感光材料IDが加圧ローラ43を通過直後
に剥離される部分で終了し、使用済の感光材料IDは熱
現像ライン中を通過しながら廃棄材巻取部34に収納さ
れる。受像材料40の受像層上に画像の形成された受像
材料40はファン等(図示せず)で冷却され、ラミネー
ト部25に搬送する。
このラミネート部25では、ID冊子組立部28で位置
決め固定後、受像材料40に転写された必要部分が打ち
抜かれる。
一方、予め冊子収納部26からピックアップ部44によ
り冊子2フが取り出され、所定のラミネート位置に位置
決め固定されている。この冊子2フに打ち抜かれた受像
材料40と感光材料IDとを重ね合わせた後、自動的に
部分ラミネートにより仮一体止される。ピックアップ部
44は少なくとも1個の吸盤44aと搬送ローラ44b
及び搬送路からなっており、吸盤44aにより持ち上げ
られた冊子27の表頁は連続した山型突起で形成される
さばき爪45によりさばかれ、冊子27の表頁のみが収
納部より引き出され、搬送ローラ44bにより所定の位
置へ位置決め固定することができる。
また、ラミネートを行なう冊子27の頁を間違えないよ
うに、冊子側に頁数確認部を設けておくと、その情報を
検出して銀行の通帳印字機等公知の手段により自動的に
頁変更することも可能である。
ID冊子組立部28で仮一体止されたID冊子はヒータ
ローラ46に搬送され、ここでラミネートされた後、冷
却ファン32により冷やされて取出部33に排出される
打ち抜き後の受像材料40は、取りはずし自在にマガジ
ン化された廃棄材巻取部47に巻き取られ、収納される
第9図は第8図に示す実施例において、ID冊子組立部
の詳細を示している。
第8図において、制御部48により露光、現像が開始さ
れると、冊子収納部26から冊子2フが自動的にピック
アップされ、lD冊子組立部28の搬送ローラ49に冊
子27の先端が噛み込まれ、位置決め停止位置まで送ら
れる。搬送ローラ49は表面にビロード状の加工が施さ
れており、位置決め停止位置では複数のセンサー50が
冊子2フの先端の到達を検出し、一定時間が経過するま
で回転を停止しないため、冊子27が斜めに搬送された
場合も、ビロード表面のスベリ効果により曲がり矯正れ
る。
位置決め停止位置の複数のセンサー50がいずれも冊子
27の先端を検知すると、搬送ローラ49が回転した状
態で吸引部51が減圧される。
従って、パンチ板52を通して、冊子2フは冊子自身の
カールを矯正しながら吸引固定される。このため、冊子
27はカールの影響がなくなり、正確な位置決めが行な
われた後、搬送ローラ49は停止する。
受像材料40の画像部分には冊子27との精密な重ね合
わせを行なうため、予め任意の位置決めマーク(例えば
露光により設けてもよいし、パンチや切り欠き等を施し
ておいてもよい)が設けられており、位置決め用センサ
ー53の出力により搬送位置決めローラ54が回転して
位置の微調整を行なう、この場合、画像材にテンション
をかけることによりこの調整精度が向上する。
冊子27及び受像材料40の位置決めが終了すると、バ
ネにより付勢された支持枠55が受像材料40を固定し
、次いでカッター56が動作して所定のサイズに打ち抜
くと同時に、押さえ板57が上昇し、カッター56と共
に打ち抜き後の受像材料40を冊子27に密着させる。
次いで1部分ヒートシーラー58が上昇して、冊子27
の一部をヒートシールし、仮に一体化させた後、ヒータ
ローラ46に搬送し、ヒートシールすることによってI
D冊子が完成する。
また、この仮に一体化させる場合の精度を上げるために
は、部分ヒートシーラー58を複数設ける。
なお、この第9図に示jID冊子組立部は、第6図及び
第7図に示す実施例においても同様に適用される。
[発明の効果] 前記したように、この発明のID冊子作成方法及びその
装置は、冊子のカールを矯正し、この冊子を予め設けら
れた所定の位置に固定し、画像頁を冊子に対して位置決
めし、この位置決めした画像頁を冊子の所定部分に位置
決めし少なくともその一部を固定−株化するようになし
たから、冊子のカールが防止され、ID冊子における情
報の人力位置が厳密で規定、再現が向上し、画像データ
の露光からID冊子の完成までを全自動で行なうことが
可能になる。
従って、偽造や変造を行ないに<<シたIDカードを内
蔵させたID冊子を多量に作成することができる。
また、この発明のID冊子作成方法及びその装置におい
て、画像頁が支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀
、還元剤、色素共与物質及びバインダーからなる熱現像
感光材料から形成ないし放出される色素を受容する受像
材料であると、高画買でかつ画像形成処理が著しく容易
である。
【図面の簡単な説明】
′M1図はこの発明のID冊子作成方法及びその装置で
作成されるID@子の一例を示す図、第2図はID冊子
の断面図、第3図はこのID冊子のラミネートを示す図
、第4図はID冊子の他の一実施例の断面図、第5図は
このID冊子のラミネートを示す図、第6図は第2図及
び第3図に示すID冊子を公知のカラー印画紙を用いて
作成する一例の概略図、第7図は他の実施例を示す概略
図、第8図は第4図及び第5図に示すID冊子を熱現像
材料によって作成する一例の概略図、第9図はID冊子
組立部の詳細を示す概略図である。 図中符号1は冊子部、2はIDカード部、′8は感材収
納部、12は露光部、14は現像処理部、25はラミネ
ート部、2フは冊子、28はID冊子組立部である。 特 許 出 願 人 −コニカ株式会社第1図 第5図    第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、個人別情報の少なくとも一部を可視的に記録した画
    像頁を、少なくとも一部有するID冊子を作成するID
    冊子作成方法において、前記冊子のカールを矯正し、こ
    の冊子を予め設けられた所定の位置に固定し、前記画像
    頁を前記冊子に対して位置決めし、この位置決めした画
    像頁を冊子の所定部分に位置決めし少なくともその一部
    を固定一体化してID冊子を作成することを特徴とする
    ID冊子作成方法。 2、前記画像頁が支持体上に少なくとも感光性ハロゲン
    化銀、還元剤、色素共与物質及びバインダーからなる熱
    現像感光材料から形成ないし放出される色素を受容する
    受像材料である請求項1記載のID冊子作成方法 3、個人別情報の少なくとも一部を可視的に記録した画
    像頁を、少なくとも一部有するID冊子を作成するID
    冊子作成装置において、前記冊子のカールを矯正する手
    段と、予め設けられた所定の位置に前記冊子を固定する
    手段と、前記画像頁を前記冊子に対して位置決めする手
    段と、この位置決めした前記画像頁を前記冊子の所定部
    分に位置決めし少なくともその一部を固定一体化してI
    D冊子を作成する手段とを有することを特徴とするID
    冊子作成装置。 4、前記画像頁が支持体上に少なくとも感光性ハロゲン
    化銀、還元剤、色素共与物質及びバインダーからなる熱
    現像感光材料から形成ないし放出される色素を受容する
    受像材料である請求項3記載のID冊子作成装置。
JP63113358A 1988-05-10 1988-05-10 Id冊子作成方法及びその装置 Pending JPH01283190A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63113358A JPH01283190A (ja) 1988-05-10 1988-05-10 Id冊子作成方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63113358A JPH01283190A (ja) 1988-05-10 1988-05-10 Id冊子作成方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01283190A true JPH01283190A (ja) 1989-11-14

Family

ID=14610255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63113358A Pending JPH01283190A (ja) 1988-05-10 1988-05-10 Id冊子作成方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01283190A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5106719A (en) Method of making booklets with photographs and apparatus therefor
EP0313084B1 (en) Booklet with photograph
JPH1086562A (ja) 認証識別媒体、その作成方法、作成装置及び画像形成装置
GB2236599A (en) Image-forming apparatus
JPH01283190A (ja) Id冊子作成方法及びその装置
EP0820383B1 (en) Method for producing identification documents and documents produced by it
JP2974248B2 (ja) 写真入り冊子
JPH07310Y2 (ja) Id冊子
JPH02111591A (ja) 冊子
JP2949358B2 (ja) シート状材料位置決め装置
JP2860966B2 (ja) 写真入りカード
JPH01277837A (ja) Idカード・冊子作成装置
JPH01180393A (ja) 写真入りカード
JP2529338B2 (ja) 写真入り冊子
JPH01306853A (ja) Id冊子作成装置
JPH01278355A (ja) 画像記録装置及びこの画像記録装置を有するidカード・冊子作成装置
JP2906170B2 (ja) 認証識別媒体の作成方法
JPH0257395A (ja) Id冊子
JPH02111590A (ja) 冊子
JP2906169B2 (ja) ラミネート装置
JPH0688466B2 (ja) 写真入り冊子
JPH02111593A (ja) 写真入り冊子作成装置
JPH01180390A (ja) 写真入りシート体
JPH01114493A (ja) 写真入り冊子
JPH01114492A (ja) 写真入り冊子