JP2974248B2 - 写真入り冊子 - Google Patents

写真入り冊子

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JP2974248B2
JP2974248B2 JP63051200A JP5120088A JP2974248B2 JP 2974248 B2 JP2974248 B2 JP 2974248B2 JP 63051200 A JP63051200 A JP 63051200A JP 5120088 A JP5120088 A JP 5120088A JP 2974248 B2 JP2974248 B2 JP 2974248B2
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善美 菅沼
宏 原
和生 塩田
庸光 竹原
喜一郎 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパスポート(旅券),銀行通帳等に用いられ
る写真入り冊子に関する。
〔従来の技術〕
写真入り冊子、例えばパスポートでは、冊子内の頁に
所持者を特定するための写真が貼着されている。この写
真の上には透明シートが写真を覆うように接着され、且
つこの写真,透明シートの上からエンボスシールが施さ
れ、改ざん防止が図られている。また、このパスポート
には、氏名,国籍,生年月日,性別,発行日,発行番号
等の情報が記入されている。
また、身分証明カード,運転免許証等の写真入りカー
ドにも、これらの所有者を特定するための写真が設けら
れており、更に氏名,生年月日,性別,発行日等の書誌
的事項が記入されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記パスポートを作成する場合には、氏名、国籍、性
別等の書誌的事項をタイプ印字する工程と、写真を貼付
する工程と、貼付された写真に透明シートを密着させ覆
う工程とを少なくとも必要とするため、作成に手間を要
し、パスポートを簡単に且つ能率良く作成することが困
難であった。このため、パスポートの発行業務を合理化
することができないという問題点がある。
また、従来はパスポートの申請に際し、パスポート貼
付用の写真の他に申請書にも写真を貼付する必要があ
り、複数葉の写真を用意しなければならないという問題
点がある。
また、写真入りカードは、見出し等の項目を印刷した
表示シートにタイプライター等で個人情報を記入してか
ら、表示シートの端に形成した開口に小さな人物写真を
挿入し、その両面にオーバーシートを重ねて熱圧着した
構造のものが知られている。しかしながら、このような
写真入りカードでは、文字を記入した表示シートの開口
に別個作成した人物写真を嵌め込まなければならないた
め、製作が面倒であり、能率よく作成することができな
いという問題があった。
また、運転免許証では、個人情報をタイプした申請書
をカメラにセットし、これを人物の撮影時に人物撮影レ
ンズとは別のレンズによって人物画像とともに反転カラ
ーペーパーに写し込み、この人物画像と文字画像とがプ
リントされた反転カラーペーパーを2枚のポリエステル
シートでサンドイッチした構造になっている。しかしな
がら、このように人物画像と文字画像とがプリントされ
た反転カラーペーパーを透明シートでサンドイッチする
ようにした運転免許証では反転カラーペーパーの厚みに
よりこの部分が膨出し周辺部がへこんでしまうため、取
扱が不便であるという問題がある。
これに対し、本出願人は、特開昭62−58249号公報等
において、人物画像と氏名等の文字画像とを合成して印
画紙にプリントした表示シートをプラスチック製等の枠
シートに嵌め込み、これをコアシートで補強した後に透
明なオーバーシートでサンドイッチした写真入りカード
を提案している。これによれば、丈夫で全面が平坦なカ
ードを簡単に作成することができるようになる。
しかしながら、人物画像と文字画像とを合成してプリ
ントした表示シートを用いるこの写真入りシート体の場
合、枠シート等を用いるため、部品点数及びシート体の
製作工数が増加するという問題点がある。また、表示シ
ートを作成する際に写真処理装置を用いるため現像,定
着,乾燥の各処理を必要とし装置が大型化するという問
題点もある。更に、プリントの際に薬品を用いて現像処
理するため薬品等の劣化を考慮する必要があることか
ら、閑散期の少量作成時に対応することができないとい
う問題点がある。
更に、従来のパスポートや写真入りカード等を採用す
る場合に、これらを所持する者の入出国,出退社等を管
理する場合、係員によりこれら写真入りシート体の記載
内容を人手により読み取りこれらを管理システム用コン
ピュータ等に入力することにより行っている。従って、
大量処理することができず、入出国管理業務等を合理化
することができないという問題点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので
あり、改ざんの防止を図りつつ簡単に且つ能率良く作成
することができ、また閑散期の少量作成時にも対応する
ことができ、更に機械的に個人情報を読み取り可能とし
て迅速に且つ大量に処理することのできる写真入りシー
ト体を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、請求項1に記載した写真
入り冊子は、支持シートと、前記支持シートに重ね合わ
される透明シートと、前記透明シートの前記支持シート
に重ね合わされる面に層設した熱現像転写方式の受像層
と、前記支持シート及び前記透明シートを重ね合わせに
接合する接着層とからなる写真入りシート体を構成し、
この写真入りシート体を冊子に綴じ込んである写真入り
冊子であって、前記受像層には熱現像転写により氏名等
の文字画像及び人物画層の合成画像を形成するものであ
るとともに、赤外線を吸収するインクを用いてOCR文字
またはOMR記号により個人情報を印字するものである。
また、請求項2に記載した写真入り冊子は、支持シー
トと、前記支持シートに重ね合わされる透明シートと、
前記透明シートの前記支持シートに重ね合わされる面に
層設した熱現像転写方式の受像層と、前記支持シート及
び前記透明シートを重ね合わせに接合する接着層とから
なる写真入りシート体を構成し、この写真入りシート体
を冊子に綴じ込んである写真入り冊子であって、前記受
像層には熱現像転写により氏名等の文字画像及び人物画
像の合成画像を形成するものであり、前記透明シートの
前記支持シートに重ね合わされる面で前記受像層の形成
エリア以外の部分に、赤外線を吸収するインクを用いて
OCR文字またはOMR記号により個人情報を印字するもので
ある。
また、請求項3に記載した写真入り冊子は、支持シー
トと、前記支持シートに重ね合わされる透明シートと、
前記支持シートの前記透明シートに重ね合わされる面に
層設した熱現像転写方式の受像層と、前記支持シート及
び前記透明シートを重ね合わせに接合する接着層とから
なる写真入りシート体を構成し、この写真入りシート体
を冊子に綴じ込んである写真入り冊子であって、前記受
像層には熱現像転写により氏名等の文字画像及び人物画
像の合成画像を形成するものであるとともに、赤外線を
吸収するインクを用いてOCR文字またはOMR記号により個
人情報を印字するものである。
また、請求項4に記載した写真入り冊子は、支持シー
トと、前記支持シートに重ね合わされる透明シートと、
前記透明シートの前記支持シートに重ね合わされる面に
層設した熱現像転写方式の受像層と、前記支持シート及
び前記透明シートを重ね合わせに接合する接着層とから
なる写真入りシート体を構成し、この写真入りシート体
を冊子に綴じ込んである写真入り冊子であって、前記受
像層には熱現像転写により氏名等の文字画像及び人物画
像の合成画像を形成するものであり、前記支持シートに
は透明シートが重ね合わされる面に、赤外線を吸収する
インクを用いてOCR文字またはOMR記号により個人情報を
印字するものである。
〔作用〕
本発明の写真入り冊子を用いて、例えばOCR(光学文
字読取装置),OMR(光学マーク読取装置)等を用いて機
械的に個人情報を読み取るようにしたマシンリーダブル
パスポート(MRP)等を作成する場合には、まず人物画
像と文字画像との合成画像を受像層に転写し、また透明
シートまたは支持シートの片面に、赤外線を吸収するイ
ンクを用いてOCR文字またはOMR記号により個人情報を印
字した印字部を記録し、次にの受像層及び印字部の形成
画を内側とするようにして透明シートと支持シートとを
接合する。従って、支持シート及び透明シートの間に合
成画像転写層、OCR文字等の印字部が介在された写真入
り冊子を形成することができる。これにより、従来のよ
うに人物写真(顔写真)を貼付したり、氏名等の文字画
像をタイプしたりする人手による手間をなくし、画像転
写装置により写真入り冊子を簡単に且つ能率良く作成す
ることができるようになる。
しかも、この写真入り冊子にはOCR文字またはOMR記号
が形成されているため、このOCR文字等をOCR等を用いて
機械的に読み取ることにより、人手により個人情報を入
力する必要がなくなり、正確且つ大量に各種管理業務等
を処理することができる。さらに、赤外線を吸収するイ
ンクを用いてOCR文字またはOMR記号により個人情報を印
字するので、OCR文字やOMR記号を赤外線を用いて確実に
読み取ることができるようになる。
前記文字画像と人物画像等の合成画像は転写方式によ
り熱現像転写方式により受像像に転写されるため、写真
処理薬液を用いることなくドライ処理することができ
る。従って、薬液を用いて現像するものに比較して、現
像装置を簡略化することができ、また、ドライ処理であ
り薬品等の劣化がないことから、閑散期の少量生成時に
も対応することができるようになる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
本発明は、第1図ないし第3図に示されるように、本
発明に係る写真入り冊子をMRPに実施したものである。
すなわち、この実施例は、透明シート2と、この透明シ
ート2の片面に層設され、氏名等の文字画像1a、人物画
像1b、必要に応じて設けられる図形画像1cそれぞれが合
成されて熱転写された受像層1と、この受像層1の上に
光学的に読み取り可能とされたOCR文字画像1dを印字し
た印字部(記録部)8と、これら受像層1及び印字部8
に対向する側に配置される支持シート3と、この支持シ
ート3の前記透明シート2側の面に層状に設けられ、且
つ支持シート3及び透明シート2を接着する接着層4と
を備えた冊子5から構成されている。前記透明シート2
及び支持シート3とはこれらシート2,3が重ね合わされ
る位置で前記冊子5に綴じ込まれている。また、この冊
子5には、前記各シート2,3の他に、出入国の印、ビザ
印等のスタンプされる記帳シート7が綴じられている。
前記受像層1には、後述するように、文字画像1a,人
物画像1b,図形画像1cの合成画像が転写され、更にま
た、OCR文字画像1dが印字され、この合成画像・OCR文字
画像1dが転写・印字された受像層1及びこの受像層1が
層設されている透明シート2は、第2図に示されるよう
に、接着層4を介して支持シート3に接合されるため、
最終的には、透明シート2,受像層1及び印字部8,接着層
4,及び支持シート3が層状に一体化されたシート体が冊
子5内に表表紙として構成されることになる。なお、本
実施例においては、透明シート2側に層設した受像層1
に文字画像1aを転写したり、OCR文字画像1dを印字した
りするようにして、これら各画像1a〜1dを透明シート2
を通して外側から見るような構成とされるため、このよ
うな場合には、これら文字等は後述するように全て裏画
像として受像層1に形成されることになる。
前記支持シート3は、第3図(A)に示されるよう
に、冊子5表表紙とされており、例えば100〜800μmの
紙、プラスチック等のシートや、これら紙、プラスチッ
クを貼り合わせたり、プラスチックにより紙の片面もし
くは両面をラミネート加工したりした複合支持体等から
構成されている。プラスチックとしては、ポリエチレン
テレフタレート(PET),ポリカーボネイト,アセチル
セルロース,セルロースエステル,ポリビニルアセター
ル,ポリスチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル,
ナイロン,ポリエチレン等が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。また、これらプラスチックの中
に、白色顔料、例えば、TiO2やZnOを分散させたものを
用いてもよく、更に他の着色顔料や染料を含有させたも
のを用いてもよい。
前記透明シート2は、第3図(A)に示されるよう
に、表表紙である支持シート3の次の頁位置となるよう
に、前記冊子5に綴じ込まれている。この透明シート2
は、厚さ50〜350μmの透明プラスチックシートが用い
られ、支持シート3の大きさとほぼ同じか若しくは若干
小さく形成されている。この透明シート2は、前記支持
シート3を構成するプラスチックとして挙げた各種の材
料から適宜選択されて構成されている。
前記受像層1は、第2図に示されるように、透明シー
ト2の支持シート3側の面に約10μmの厚さで層設され
ている。この受像層1には、氏名等の文字画像1a、人物
画像1b、必要に応じて設けられる図形画像1cそれぞれが
転写記録されている。
前記各画像の1a〜1cの受像層1へのプリントは、後述
するように、先ずコンピュータにより前記各画像1a〜1c
の配置を考慮して合成(レイアウト)した後、この合成
画像をプリント用CRTに表示して例えば三色面順次露光
方式により感光部材に露光し、次いで露光された感光部
材を熱現像すると共に受像層1に転写することにより行
われる。
また、前記受像層1は、感光部材の熱現像感光材料か
ら加熱現像により放出される色素を受け止めることので
きるものから構成されており、例えば色素媒染剤等の色
素固定剤を含んでいる。この色素固定剤は、放出される
色素の物性、熱現像感光材料に含まれる色素以外の成
分、転写条件等により有用なものを選択して用いること
ができ、例えば高分子量のポリマー媒染剤が用いられ
る。この実施例で用いられる熱現像感光材料は、熱現像
により画像状に可動性の色素を放出させ、この可動性の
色素を、水等の溶媒によって媒染剤を有する色素固定要
素に転写する方式、高沸点有機溶剤により色素固定要素
に転写する方式、色素固定要素に内蔵させた親水性熱溶
剤により色素固定要素に転写する方式、可動性の色素が
熱拡散性または昇華性であり支持体等の色素受容要素に
転写する方式等の転写型の熱現像カラー感光材料とされ
ている。このような熱現像カラー感光材料は、詳しく
は、米国特許第4,500,626号、特開昭60−133449号、同5
9−218443号、同61−238056号、ヨーロッパ特許(EP)
第220,746A2号等の公報に記載されている。これらの熱
現像感光材料においては、特開昭60−269147号公報等に
記載された塩基プレカーサーや、ヨーロッパ特許第210,
660A2号公報に記載された錯形成反応を利用して塩基を
発生させる方法等の塩基発生手段を画像形成反応系に組
み込むことが有利である。
前記印字部8は、文字画像1a等の記載内容に対応させ
て符号化した数字,アルファベット文字等の組み合わせ
からなり、規格化された書体によりラインプリンタ等に
より前記受像層1の上に印字されている。この印字部8
に用いられるインクは、赤外線を吸収するものが選択・
作用されている。なお、本実施例においては、印字部8
は受像層1の上に印字するものとされたが、これに替え
て受像層1の層設エリア以外の部位の透明シート2上
に、印字インクが付着し易いような被印字層を層設し、
これの上にOCR文字を印字するようにしてもよい。
前記接着層4は、前記支持シート3の裏側、即ち透明
シート2側の面に設けられ、透明シート2の受像層1の
面と支持シート3の裏側の面とを密着するよう接着する
ものである。この接着層4は、前記受像層1に熱転写さ
れた画像1a〜1c,印字部8を侵すことなく且つ密着時に
これらシート2,3の間に気泡の発生が少ないホットメル
トタイプの接着剤が選択・使用されて、例えば1〜200
μmの厚さに形成されている。なお、第3図中の符号6
は剥離紙を示し、この剥離紙6はホットメルトタイプの
接着剤の場合には省略してもよい。また、接着層4は支
持シート3の透明シート3側の面に層設されるものとさ
れたが、接着層4はこれに限定されることなく、受像層
1に画像を転写後にこの上に接着層を塗設するものとし
てもよい。また、別の接着シートを用いることもでき、
更には離型紙に塗布されている接着シートを用いること
もできる。
次に、第3図ないし第7図を参照して、本実施例にお
けるMRPの作成工程について説明する。
このMRPの作成工程は、第4図及び第5図に示される
ように、大きく分けて、パスポートの申請書11を受け付
けると共にこの申請書11の個人情報をワードプロセッサ
12により文字情報用フロッピィディスク13に入力する前
工程100と、前記申請書11の顔写真11aの画像を入力する
と共に、この入力された顔写真11a等の人物画像や文字
画像等を画像合成装置14により合成する画像合成工程11
0と、この画像合成工程110で得られた合成画像をビデオ
プリンタ15により前記受像層1に熱転写してプリントす
るビデオプリント工程120と、この熱転写後の受像層1
に文字画像1aによる記載内容に対応させて数字,アルフ
ァベット文字の組み合わせに符号化しこの符号化した数
字等をOCR文字を用いて印字するOCR文字印字工程125
と、合成画像が熱転写された受像層1及びOCR文字画像1
dが印字された印字部8を接着層4により支持シート3
に固定して、透明シート2、受像層1及び印字部8、接
着層4、及び支持シート3を層状に重ね合わせ一体化
し、このようにして構成されたMRPを発行する後工程130
とから構成されている。
前記前工程100は、顔写真11aが貼付され、必要な個人
情報が記入されたパスポートの申請書11を受け付ける申
請書受付工程101と、受け取った申請書11に識別のため
のバーコードラベル16を貼付するバーコードラベル貼付
工程102と、申請書11の個人情報を文字情報用フロッピ
ィディスク13に入力する文字情報入力工程103とから構
成されている。前記申請書受付工程101及びバーコード
ラベル貼付工程102は人手により行われる。
前記文字情報入力工程103は、具体的には、第5図に
示される表示用CRT12a、バーコードリーダ12b、及びキ
ーボード12cを備えたワードプロセッサ12を用いてオペ
レータが操作することにより行われる。なお、文字情報
入力の前にバーコードリーダ12bを用いて前記申請書11
のバーコードが読み込まれる。この読み込まれたバーコ
ードによる識別符号に対応させて、該申請書11に記載さ
れた個人情報がキーボード入力により、コード化された
文字情報として入力され、文字情報用フロッピィディス
ク13に記録される。なお、キーボード入力に替えて、申
請書11の個人情報をカメラにより入力し、これで得られ
た文字画像情報を例えば記憶媒体に記憶させるようにし
てもよい。
前記画像合成工程110は、申請書11に貼付された顔写
真11aの人物画像1bを読み込む人物画像入力工程111と、
この人物画像入力工程111で入力された人物画像1b、文
字情報用フロッピィディスク13から取り出された文字情
報がキャラクタジェネレータを介して文字画像1aに変換
された文字画像1a、予め図形画像用フロッピィディスク
17に入力されている図形画像1cそれぞれを配置すると共
に合成・表示する画像合成・表示工程112とからなる。
この画像合成工程110は、具体的には、第5図及び第
6図に示される画像合成装置14により行われる。この画
像合成装置14は、前記人物画像入力工程111を行うテレ
ビカメラ20またはカラーイメージスキャナ21から構成さ
れる人物画像入力部22と、カラーモニタCRT23、キーボ
ード24、及びバーコードリーダ25を備えたコンソール26
と、前記文字情報用フロッピィディスク13からコード化
された文字情報を読み取ると共に前記図形画像用フロッ
ピィディスク17から図形画像用情報を読み取る読取り部
27と、上記各情報に基づきこれらを合成して合成画像を
得るマイクロコンピュータからなる画像合成部28と、こ
れの画像合成のデータに基づきカラーモニタCRT23及び
前記ビデオプリンタ15のプリント用白黒CRT29を制御す
るためのCRTコントローラ30とから構成されている。
なお、テレビカメラ20としては、解像度を向上するた
めに白黒カメラが用いられ、この白黒カメラ20の前方に
は、回転駆動式のRGBフィルタ20aが配置され、三色面順
次撮像が行われる。
前記画像合成部28は、第6図に示されるように、人物
画像入力部22により撮像された人物画像1bのデータをバ
ーコードリーダ25からの識別符号と対応させて読み出
し、また、前記ワードプロセッサ12により入力され且つ
バーコードリーダ12bからの識別符号と対応させて記憶
された文字情報用フロッピィディスク13からの文字情報
のデータを読み出し、このようにしてバーコードによる
識別符号に基づき対応・合致させて読み出したデータ
を、制御回路36を介して、人物画像用のフレームメモリ
31、文字画像用のフレームメモリ32、人物画像に対して
階調補正を行うためのルックアップテーブル・マトリク
ス回路33、文字画像に対して階調補正を行うためルック
アップテーブル34、合成・間引き回路35で処理し、前記
各画像1a〜1dを合成するように構成されている。なお、
図中の符号37は前記テレビカメラ20の各ビデオ信号B,G,
Rをデジタル信号に変換するA/D変換器を示す。また、符
号38は合成・間引き回路35で得られた合成画面のデータ
のデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器を
示す。
前記ビデオプリント工程120は、第4図に示されるよ
うに、前記画像合成工程110で作成された合成画像を感
光紙40に露光する合成画像露光工程121と、この露光さ
れた感光紙40上の合成画像を熱現像して受像層1に転写
する熱現像転写工程122とから構成されている。具体的
には、このビデオプリント工程120は、第5図及び第6
図に示されるように、熱現像方式のビデオプリンタ15に
より行われる。
前記ビデオプリンタ15は、第6図及び第7図に示され
るように、熱現像の感光紙40がコイル状に収納された感
光紙ロールカセット41と、このカセット41から引き出さ
れた感光紙40の乳剤面に合成画像を露光するプリント用
CRT29と、露光された感光紙40をループ状に貯蔵して次
工程の処理を円滑に行うためのルーパ装置42と、このル
ーパ装置42の下流側に設置され、次工程の熱転写を容易
に行うために感光紙40の乳剤面に拡散助剤として水を均
一に塗布する水塗布装置43と、この水塗布装置43の下流
側に設置され、露光された感光紙40を1こま毎に切断す
るカッタ44と、熱転写処理前の冊子5が前記受像層1が
上となるように開かれて重ねて収納される処理前冊子5
の収納ケース45と、この収納ケース5から一冊ずつ搬出
される処理前冊子5の受像層1及び露光され1こま毎に
切断された感光紙40それぞれの重ね合わせ位置を合致さ
せた後、重ね合わされた感光紙40と冊子5の受像層1と
の間の空気等を抜き出すための1対のしごきローラ46
と、これによりしごかれて空気等が抜かれた受像層1及
び感光紙40を上下方向から挟持しこれらに熱を加え熱現
像・転写する熱現像転写部47と、熱転写された冊子5を
順次重ねるようにして収納する処理後の冊子収納ケース
48と、熱転写後の屑感光紙40aを集積して収納する屑感
光紙受け49と、前記熱現像転写部47と処理後の冊子収納
ケース48との間に配置され、熱転写処理後の冊子5の受
像層1の上に、OCR文字画像1dを印字するラインプリン
タ58とを備えている。
前記プリント用CRT29は、前記画像合成装置14からの
出力信号に基づき、プリント時にはネガ画像に反転され
た合成画像を感光紙40に結像させて感光紙40を露光させ
るように構成されている。即ち、具体的には、プリント
用CRT29により、青色の合成画像を明度で表示した白黒
画像、同様に緑色の合成画像に対応した白黒画像、赤色
の合成画像に対応した白黒画像を順次表示して、シャッ
タ駆動装置50によりシャッタ51が開いている間に感光紙
40にレンズ52を介して露光を行う。この三色面順次露光
は、青色フィルタ53、緑色フィルタ54、赤色フィルタ55
をフィルタ切り換え装置56により選択的に挿入し、プリ
ント用CRT29に表示された白黒画像を青色、緑色、赤色
の単色画像に変換して行われる。
なお、プリント用CRT29による感光紙40の露光に替え
て、例えばLEDや液晶、レーザー、FOT等を用いて露光す
るようにしてもよい。
前記感光紙40の露光に際し、感光紙40はこま送り装置
(図示せず)により1こま分ずつ間欠移送される。この
ように1こま分ずつ移送され順次露光された感光紙40は
ループ装置42を通過後に水塗布装置43によりその感光乳
剤塗布側に水が均一に薄く塗布される。この水は、次の
熱現像転写工程において拡散助剤としての作用をなす。
なお、溶融性拡散助剤方式の場合には、加熱により水様
状となる尿素や結晶水、マイクロカプセル等を、受像層
1の製造時に拡散助剤として予め付与してあるので、重
ね合わせ工程での付与は不要となる。
この水塗布後に感光紙40は前記カッタ44により1こま
毎に切断された後、搬送装置(図示せず)により所定位
置に搬送され、この位置で同様にカセット45から搬送さ
れた処理前の冊子5の受像層1に合致するように重ね合
わされる。この後、1対のしごきローラ46により、前の
工程で塗布された水が均一に感光乳剤面に展開される。
次に、1こま分の感光紙40が受像層1に重ね合わされ
た処理前の冊子5は、上部ヒートプレート及び下部ヒー
トプレートからなる熱現像転写部47により加熱され、感
光紙40の感光乳剤中の色素が冊子5の受像層1に熱転写
される。なお、この熱現像転写工程は、他の工程に比較
してその処理時間が長いため、熱現像転写部47を複数ス
テージで構成し、並列処理を行うようにすることが望ま
しい。このように複数ステージとすることでビデオプリ
ンタの処理能力を向上することができる。熱現像転写後
は、熱転写後の屑感光紙40aは感光紙受け49内に、熱転
写後の冊子5はOCR文字印字後に処理後の冊子収納ケー
ス48内にそれぞれ集積される。
前記OCR文字印字工程125は、前記ビデオプリンタ15内
に設けられたOCR文字用のラインプリンタ58により行わ
れる。このラインプリンタ58は、前記文字画像1aとして
記録した個人情報の内、機械的な読み取りに必要な事項
を数字,アルファベット等の組み合わせとして符号化し
たものをOCR文字を用いて印字するものである。このラ
インプリンタ58への印字情報は、画像合成装置14の制御
装置36から出力されたものを用いており、新たな入力装
置を不要なものとしている。したがって、熱現像転写部
47で合成画像が熱現像転写された冊子5は、冊子収納ケ
ース48内に収納される前にこのラインプリンタ58により
OCR文字が印字される。なお、ビデオプリンタ15に内蔵
したラインプリンタ58によりOCR文字を印字するものに
替えて、単独で構成されるラインプリンタを用いるよう
にしてもよい。
前記後処理工程130は、第4図に示されるように、合
成画像が熱転写され且つOCR文字画像1dが印字された受
像層1を有する透明シート2を、第3図(C)に示され
るように支持シート3に重ね、これらをシート状に一体
化するラミネート工程131と、このようにして作成され
た冊子5の人物画像1bと文字画像1aとが合致しているか
否か、文字画像1aに誤記等はないかを最終的に検査する
検査工程132と、検査終了後のパスポートを申請者に交
付する交付工程133とから構成される。なお、ラミネー
ト工程131の後に、証明印等を浮き彫りさせるためにエ
ンボス工程を付加することもできる。
また、前記検査工程132においては、人物画像1bと文
字画像1aとが合致しているか否か検査するようにされた
が、前述したように前記画像合成工程110で、バーコー
ドによる識別符号に基づいて文字画像1aと人物画像1bと
が自動的に対応させられ合成されるため、上記画像が合
致しているか否かの検査は省略することができる。
本実施例においては、写真入り冊子5を作成する場
合、前記画像合成工程110、ビデオプリンタ工程120、OC
R文字印字工程125は、それぞれ画像合成装置14及びビデ
オプリンタ15の使用により自動化されるため、パスポー
ト等の作成業務の内の大半を機械処理可能として、作成
業務の合理化を図ることができる。
なお、上記実施例においては、合成画像は、文字画像
1a、人物画像1b、図形画像1cから構成されたが、本発明
はこれに限定されることなく、合成画像にはサイン等の
画像も加えることができる。また、OCR文字に替えてOMR
記号を用いてもよく、更にはOCR文字とOMR記号とを併用
してもよい。
また、上記実施例においては、熱現像転写後の受像層
にOCR文字画像1dを印字するようにされたが、本発明は
これに限定されることなく、第8図及び第9図に示され
るように、受像層1の上にではなく、支持シート3側に
OCR文字画像1dを印字した印字部8を形成するようにし
て、MRP等の写真入りシート体を作成してもよい。
即ち、第8図に示されるように、支持シート3の片面
にOCR文字画像1dからなる印字部8を形成し、この支持
シート3に、人物画像等が転写された受像層1をホット
ッメルトタイプの接着シートからなる接着層4により接
合してMRP等の写真入りシート体を構成するようにして
もよい。また、第9図に示されるように、支持シート3
の片面に接着層4を層設し、この接着層4の面上にOCR
文字画像1dからなる印字部8を形成し、これに、画像が
転写された受像層1を有する透明シート2を接合して、
写真入りシート体を構成するようにしてもよい。
このような写真入りシート体の作成手順は、第10図に
示されるように、顔写真11aが貼付された申請書11を受
け付ける申請書受付工程150と、申請書11の内容に基づ
き個人情報をワードプロセッサ等により入力する文字情
報入力工程151と、入力された文字情報を印字する文字
印字工程152と、印字された文字と申請書11の内容とが
合致しているか否かを検査する文字検査工程153と、申
請書受付時に合成画像作成用の写真を予め受け取ってお
き、この写真を、文字印字工程152で得た印字台紙(図
示せず)の所定位置に貼付して、合成画像台紙90を作成
する人物写真貼付工程154と、支持シート3の接合面側
にOCR文字画像1dを印字するOCR文字印字工程155と、合
成画像台紙90を用いて感光紙40を露光する人物・文字画
像露光工程156と、このようにして露光された感光紙40
を熱現像して受像層1に転写する熱現像転写工程157
と、前記第1実施例と同様のラミネート工程158,検査工
程159,交付工程160それぞれとからなる。
前記OCR文字印字工程155,人物・文字画像露光工程15
6,及び熱現像転写工程157は、第11図に示されるような
プリンタ60により行われる。このプリンタ60は、透明ガ
ラスからなる原稿置き台61と、この原稿置き台61に下向
きに置かれた合成画像台紙62に光を照射するランプ63
と、台紙62上の画像を感光紙40に露光するレンズ64及び
シャッタ65と、感光紙40をロール状に収納する感光紙カ
セット70と、このカセット70から1コマ分引き出された
感光紙40を切断するカッタ71と、この感光紙40を露光す
るための露光部72と、この露光部72の下流側に順次設け
られる前出ビデオプリンタ15と同様の水塗布装置73、処
理前冊子5の収納ケース75、しごきローラ76、熱現像転
写部77、処理後の冊子収納受け78、屑感光紙受け79それ
ぞれと、処理前冊子5の収納ケース75及び熱現像転写部
76の間に設けたラインプリンタ80と、熱現像転写後の冊
子5から感光紙40を剥離し、これを屑感光紙受け79に搬
送するための剥離部81と、屑感光紙を剥離した後の冊子
5を乾燥する乾燥部82とを備えている。
前記ラインプリンタ80は、プリンタ本体83に接続され
ており、原稿置き台61上に載せられた合成画像台紙62の
人物情報に対応したOCR文字画像1dを冊子5の支持シー
ト3に印字するように構成されている。前記プリンタ本
体83への印字データは、例えばキーボードにより直接入
力したり、フロッピィディスク等の記録媒体から供給さ
れる。このように、冊子5の支持シート側にOCR文字画
像1dを印字する場合には、OCR文字画像1dを裏画像にす
る必要がなく、印字を容易に行うことができる。
なお、上記各実施例においては、受像層1には、文字
画像1aと人物画像1bが転写され、OCR文字画像1dからな
る印字部8はラインプリンタにより印字されたが、本発
明はこれに限定されることなく、受像層には人物画像1b
のみを転写し、文字画像1aとOCR文字画像1dはラインプ
リンタにより印字するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、透明シートまた
は支持シートのいずれか一方の片面に受像層を層設し、
この受像層の上に、氏名等の文字画像及び人物画像を合
成して転写し、また、受像層の上または受像層が層設さ
れた面に、または受像層に対面する他方のシート面に、
OCR文字またはOMR記号画像を記録し、この合成画像を転
写した受像層及び記録部が内側となるように支持シート
の上に透明シートを接合させることにより、透明シート
と支持シートとの間にOCR文字等の画像からなる記録
部,合成画像転写層が介在されたシート体を形成するこ
とができる。これにより、従来の如く人物写真(顔写
真)を貼付したり、氏名等の文字画像をタイプ印字した
りする人手による手間を無くし、写真入り冊子を簡単且
つ能率良く作成することができる。
しかも、支持シートと透明シートとは重ね合わされる
ように冊子に綴じたから、これらシートの位置合わせが
容易になり、これらシートの接合を簡単に行うことがで
きる。
また、熱現像転写方式の受像層を設けたから、サーマ
ルヘッドなどにより熱転写シートを加熱して転写記録す
るものに比べて、高解像画像を記録することができる。
また、従来のようにカラー印画紙に合成画像を焼付露光
した後、薬液を用いて現像するものに比べて、現像装置
を簡略化することができる。また、ドライ処理となり薬
液等の劣化を考慮する必要がなくメンテナンスが容易に
なり、しかも閑散期の少量処理時にも対応することがで
きる。
さらに、氏名等の文字画像及び人物画像の合成画像を
受像層に転写したから、氏名等の文字画像と、人物画像
とを個別に記録する必要もなく、写真入り冊子を簡単に
製造することができる。
OCR文字またはOMR記号を用いて個人情報を記録したか
ら、機械的に写真入り冊子の個人情報を読み取ることが
できる。したがって、人手により個人情報を入力する必
要がなくなり、正確かつ大量に各種管理業務等を処理す
ることができる。更に、これらOCR文字またはOMR記号は
赤外線を吸収するインクを用いて印字したから、これら
を赤外線を用いて確実に検出することができ、読取りエ
ラーの発生を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が実施されたMRP(マシンリーダブル
パスポート)を示す斜視図である。 第2図は、同実施例におけるMRPの作成手順及び層構造
を示す要部断面図である。 第3図は、同じくMRPの作成手順中の主にラミネート工
程を示す斜視図である。 第4図は、同じくMRPの作成工程を示すフローチャート
である。 第5図は、同じくMRPの作成工程で使用されるシステム
の概要を示す斜視図である。 第6図は、同実施例で用いられるビデオプリンタの一部
及び画像合成装置を示すブロックダイアグラムである。 第7図は、ビデオプリンタの概略構成を示す側面図であ
る。 第8図及び第9図は、他のMRPの作成手順及び層構造を
示す要部断面図である。 第10図は、第8図及び第9図に示されるMRPの作成手順
を示すフローチャートである。 第11図は、第8図及び第9図に示されるMRPを作成する
ためのプリンタの概略構成を示す側面図である。 1……受像層 1a……文字画像 1b……人物画像 1c……図形画像 1d……OCR文字画像 2……透明シート 3……支持シート 4……接着層 5……冊子 8……印字部(記録部) 11……パスポートの申請書 12……ワードプロセッサ 14……画像合成装置 15,60……プリンタ 58,80……ラインプリンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 宏 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 塩田 和生 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 竹原 庸光 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 坂本 喜一郎 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富士写真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−220395(JP,A) 特開 昭62−80096(JP,A) 特開 昭49−114400(JP,A) 特開 昭51−107200(JP,A) 特開 昭50−44817(JP,A) 特開 昭50−95008(JP,A) 特開 昭62−158779(JP,A) 実開 昭55−25927(JP,U) 実開 昭54−5497(JP,U) 実開 昭61−77279(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42D 15/00 - 15/10 B41M 5/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持シートと、前記支持シートに重ね合わ
    される透明シートと、前記透明シートの前記支持シート
    に重ね合わされる面に層設した熱現像転写方式の受像層
    と、前記支持シート及び前記透明シートを重ね合わせに
    接合する接着層とからなる写真入りシート体を構成し、
    この写真入りシート体を冊子に綴じ込んである写真入り
    冊子であって、前記受像層には熱現像転写により氏名等
    の文字画像及び人物画像の合成画像を形成するものであ
    るとともに、赤外線を吸収するインクを用いてOCR文字
    またはOMR記号により個人情報を印字するものであるこ
    とを特徴とする写真入り冊子。
  2. 【請求項2】支持シートと、前記支持シートに重ね合わ
    される透明シートと、前記透明シートの前記支持シート
    に重ね合わされる面に層設した熱現像転写方式の受像層
    と、前記支持シート及び前記透明シートを重ね合わせに
    接合する接着層とからなる写真入りシート体を構成し、
    この写真入りシート体を冊子に綴じ込んである写真入り
    冊子であって、前記受像層には熱現像転写により氏名等
    の文字画像及び人物画像の合成画像を形成するものであ
    り、前記透明シートの前記支持シートに重ね合わされる
    面で前記受像層の形成エリア以外の部分に、赤外線を吸
    収するインクを用いてOCR文字またはOMR記号により個人
    情報を印字するものであることを特徴とする写真入り冊
    子。
  3. 【請求項3】支持シートと、前記支持シートに重ね合わ
    される透明シートと、前記支持シートの前記透明シート
    に重ね合わされる面に層設した熱現像転写方式の受像層
    と、前記支持シート及び前記透明シートを重ね合わせに
    接合する接着層とからなる写真入りシート体を構成し、
    この写真入りシート体を冊子に綴じ込んである写真入り
    冊子であって、前記受像層には熱現像転写により氏名等
    の文字画像及び人物画像の合成画像を形成するものであ
    るとともに、赤外線を吸収するインクを用いてOCR文字
    またはOMR記号により個人情報を印字するものであるこ
    とを特徴とする写真入り冊子。
  4. 【請求項4】支持シートと、前記支持シートに重ね合わ
    される透明シートと、前記透明シートの前記支持シート
    に重ね合わされる面に層設した熱現像転写方式の受像層
    と、前記支持シート及び前記透明シートを重ね合わせに
    接合する接着層とからなる写真入りシート体を構成し、
    この写真入りシート体を冊子に綴じ込んである写真入り
    冊子であって、前記受像層には熱現像転写により氏名等
    の文字画像及び人物画像の合成画像を形成するものであ
    り、前記支持シートには透明シートが重ね合わされる面
    に、赤外線を吸収するインクを用いてOCR文字またはOMR
    記号により個人情報を印字するものであるとを特徴とす
    る写真入り冊子。
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