JP3014129B2 - Idカード発行システム - Google Patents

Idカード発行システム

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JP3014129B2
JP3014129B2 JP02216308A JP21630890A JP3014129B2 JP 3014129 B2 JP3014129 B2 JP 3014129B2 JP 02216308 A JP02216308 A JP 02216308A JP 21630890 A JP21630890 A JP 21630890A JP 3014129 B2 JP3014129 B2 JP 3014129B2
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美雪 袴塚
克之 大嶋
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道夫 倉田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフルカラー画像も印刷することができ、スム
ーズなカード発行を行うことが可能なIDカード発行シス
テムに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、さまざまなIDカードが発行されて各方面で利用
されているが、カード類は金銭の処理と密接な関係があ
るために、カード使用における安全性の向上が不可欠で
ある。そのため、種々な対策、例えばユーザ本人確認の
ための暗証番号システムの採用、指紋の確認、顔写真の
導入等が考えられている。これらの中で顔写真の導入が
ヒューマンインターフェースやコストの点で優れてお
り、顔写真を埋め込んだIDカードが作成されているが、
手作業を伴って作成に時間がかかると言う問題があっ
た。
この対策として、従来、以下のような提案がなされて
いる。
ビデオカメラで人物画像を撮影し、さらに名前等の記
号を撮影し、これらを画像合成してビデオプリンタで記
録することにより人物画像と名前等を記録したIDカード
を作成する(特開昭63ー71399号公報)。
カードの一部にポリエステル樹脂と熱硬化性樹脂とを
含む1層構成の染料記録層を設け、この染料記録層に対
して複数色の熱移行性染料を順次塗布して形成した染料
層を有するインクフィルムをサーマルヘッドで加熱圧着
することによりフルカラー画像をカードに記録する(特
開昭64ー4368号公報)。
転写フィルムが昇華転写フィルムか溶融転写フィルム
かを判別し、転写フィルムの種類に応じてサーマルヘッ
ドによるエネルギ印加量を制御して1台の記録装置で昇
華染料と溶融インクとによる記録が行えるようにする
(特開昭63ー296966号公報)。
〔発明が解決すべき課題〕
しかしながら、では白黒画像を対象としており、近
年高まっている顔写真をフルカラーにしたいという要請
には応えられなかった。また、ではカラー化は可能で
あるが、単にカラー化を行うことを開示しているのみ
で、IDカードをカラー化する場合、顔写真はフルカラ
ー、名前等の記号は白黒画像というように、IDカード作
成に際しての極め細かい対応はできなかった。さらに
では、1台の記録装置を用いて階調表現に適した昇華転
写と、白黒表現に適した溶融転写を行うことを開示して
いるのみで、IDカードのような1つの対象物への具体的
適用方法に開示されておらず、その実現は困難であっ
た。
さらに、顔写真のような画像データと、各個人の属性
データとが大量に存在する場合に、これらを各個人毎に
正確にドッキングさせ、かつ能率的にプリントアウトし
てIDカードを発行できることが望ましいが、現状におい
てはそのような技術は開発されていない。
本発明は上記課題を解決するためのもので、複数の異
なる情報を互いに対応付け可能にして入力し、対応付け
した情報をレイアウト処理することにより、正確に複数
の情報をマッチングさせ、かつ量産性よく、フルカラー
の画像も記録できるIDカード発行システムを提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために、本発明のIDカード発行システムは、顔写
真と顔写真に割りつけられた対応付けカード化情報を読
み取る読取手段と、前記対応付けカード化情報が割りつ
けられた個人属性情報を入力する入力手段と、顔写真と
個人属性情報間の対応付けを行う対応付け手段と、対応
付けした顔写真と個人属性情報の配置を決定するための
レイアウト手段と、レイアウトされた顔写真と個人属性
情報をカード基材上に出力する出力手段とを備えたこと
を特徴とする。
〔作用〕
本発明は、複数の異なる情報、例えばフルカラー写真
画像情報や、名前、生年月日等の属性情報をそれぞれバ
ーコードのような対応付け情報を割り付けて入力し、入
力したそれぞれの情報を対応付け情報を参照してマッチ
ングをとり、対応付けした情報を、別途作製したレイア
ウト情報を参照してその配置を決定し、カード基材上に
プリントアウトすることにより、正確に、かつ能率良く
スムーズに品質のよいIDカードを作製することができ
る。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明のIDカード発行システムの構成を示す
図、第2図はデータ構造を示す図、第3図は貼り込み台
紙の作成を説明するための図、第4図はレイアウト処理
を説明するための図、第5図、第6図は転写フィルムの
構成を示す図、第7図はプリンタの構成を説明するため
の図である。図中、1はCCDスキャナ、2はカメラ、3
は画像処理制御装置、4は磁気テープ、5は画像用メモ
リ、6はフロッピーディスク、7は駆動装置、8はプリ
ンタ、11、14はIDカード、12はエンポスエンコーダ、13
は磁気テープ、21は転写フィルム、31〜35はヘッド、36
はカード、37は搬送台である。
第1図において、例えば個人の名前、社員番号、住
所、電話番号等の属性データをキーボードにより直接入
力するか、或いは属性データがフロッピー、磁気テープ
等に記憶されている場合は記憶データを読み込むことに
より入力するとともに、各個人毎のデータにはそれぞれ
対応付け情報(個人を特定する番号)を割り付けて第2
図(a)に示すような属性データからなるファイルを作
成し、必要に応じて磁気テープ4、画像用メモリ5、フ
ロッピーディスク6に記憶させておく。画像用メモリ5
は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどの
大容量記憶装置からなるものである。このようにすれば
必要に応じて再利用することが可能である。
一方、例えば熱転写プリンタ、インクジェットプリン
タ等を用い、第3図(a)に示すように各個人に割り付
けた前述の対応付け情報をバーコード化して普通紙にバ
ーコード16を印字し、写真貼付領域を形成した写真貼り
込み台紙15を作成する。
なお、上記対応付け情報に対応するパターンは、上記
バーコードに限られるものではなく、OCR(Optical Cha
racter Reader)、OMR(Optical Mark Reader)等の機
械読み取り可能なパターンであればなんでもよい。
次に、第3図(b)に示すように写真18を貼った台紙
15を第1図の平面走査型画像入力装置であるCCDスキャ
ナ1、或いはテレビカメラ、電子スチルカメラ等のカメ
ラ2で撮影して印字してあるバーコードとともに写真情
報を入力する。この場合、写真の特定範囲を撮影して取
り込むようにするが、写真情報のうち人物像の中心線を
求める機能、人物像の最頂点を求める機能、添付された
人物像の下縁を求める機能等が備えられ、人物の中心線
より左右のクロッピング位置を求めることで自動的にク
ロッピング位置を決定することができるようにしてもよ
い。また、バーコードは写真撮影とともに読み込まず
に、別途専用のバーコード読み取り装置により読み込む
ようにしてもよい。読み込んだイメージデータ及びバー
コードは、第2図(b)に示すように、属性データと同
様にデータファイル化して記憶させ、再利用可能にして
おく。
なお、手書きのサインは筆圧によって濃度が異なるの
で階調を有する画像であり、必要に応じて写真画像と同
様にイメージデータとして取り込むようにしてもよい。
さらに、ロゴマークなどもイメージデータとして取り込
んでもよい。
また、写真画像データの取り込みは、写真台紙に貼付
されたものに限らず、直接本人を撮影したデータをその
まま取り込むようにすることも可能であり、もちろん複
数の撮影装置を通してデータを取り込むことも可能であ
る。さらに写真画像撮影装置をシステムから切り離し、
遠隔地で撮影して光ディスク等にイメージデータを格納
し、ディスクからシステムへ読み込むようにすることも
可能である。
そして、第2図(a)に示す属性データファイルから
各個人の名前、社員番号等のコード情報を読み出し、ま
た第2図(b)に示す写真画像データファイルから写真
情報を読み出すとともに、属性データと写真画像データ
に割り付けられた対応付け情報を突き合わせることによ
りコード情報と写真情報とをマッチングさせて両者の対
応付けを行う。
この対応付けは同じ対応付け情報の属性データとイメ
ージデータとを読み出して結合すればよいので、対応付
けは任意の順序で行うことができ、また一人であって
も、複数であっても柔軟に対応することができるととも
に、同一対応付け情報のデータを結合するので、正確
に、かつ大量のデータであっても能率よく処理すること
が可能である。対応付けしたイメージデータと属性デー
タのセットは、適宜光ディスク等に記憶させてデータフ
ァイル化し、再利用可能にしておく。
次に、どのような配置によって文字や写真をカードへ
プリントアウトするかのレイアウト処理を行う。
このレイアウト処理は、例えば第4図(a)に示すよ
うなレイアウト情報を参照して行われる。すなわち、項
目A、項目Bが文字であり、項目aが手書きのサイン、
項目bが写真画像であるとすると、それぞれ位置情報
(X,Y)、サイズ(たて,よこ)がそれぞれ設定され、
また文字データについては文字種、文字サイズ、文字間
隔が設定され、これらの設定値に基づいて、例えば第4
図(b)に示すようなレイアウトが決定される。
レイアウトが決まると、次に、写真画像データと属性
データとを、別途用意した生カードにプリントアウトす
るが、この際、写真や手書きのサインのような階調画像
は昇華転写方式とし、名前、バーコード等の非階調画像
は溶融転写方式とすれば、それぞれの転写方式の特性を
活かしたプリントアウトを行うことができる。すなわ
ち、バーコードリーダやOCR装置は赤外線を用いて情報
の検出を行うので、バーコードや文字情報は赤外線吸収
を生ずることが必要であり、階調画像の記録には熱エネ
ルギに応じて濃度が滑らかに変化する昇華転写方式が適
しているが、染料を用いるので赤外線吸収特性が小さ
く、溶融転写方式は2値表現であるが、顔料を使用する
ので赤外線吸収特性が得られる。そこで、写真のような
階調画像は昇華転写方式とすることにより目視に適した
記録を行い、名前、バーコード等の非階調画像は溶融転
写方式とすることにより機械読取りに適した記録を行う
ことができる。なお、バーコードリーダやOCR装置が染
料に対しても感度を有するものであれば昇華転写方式の
みでプリントアウトすれば、装置を簡素化することがで
きる。また、昇華染料層中に赤外線吸収染料を添加する
ことにより、OCRセンサの検出感度を向上させることやO
CRセンサの波長域の選択範囲を広げることが可能であ
る。前記赤外線吸収染料としては、例えばアゾ系、ノナ
シアニン系、スクアリン系の染料が挙げられる。もちろ
ん、必要に応じて溶融転写方式のみでプリントアウトす
るようにしてもよい。
なお、大量にカード発行するような場合には、複数の
プリンタを設置してプリントアウトするようにしてもよ
く、その場合、すべて昇華転写方式のプリンタ、あるい
はイメージ情報に対しては昇華転写方式、コード情報に
対しては溶融転写方式を採用したプリンタというような
構成にしてもよい。
また、画像処理により写真情報の拡大、縮小等を行っ
て記録することも可能である。
本発明において使用する転写フィルムは、例えば第5
図に示すように昇華転写用インク領域Y、M、Cと溶融
転写用インク領域Bkをもつ面順次構成の転写フィルム21
である。ただし、第5図では転写フィルムの溶融インク
領域に層状にオーバープリント(OP)層を設けており、
これを用いてコード情報記録部に保護膜を設ける例を示
しているが、第6図に示すように、別途OP層を単独に設
けてカード全面、或いはイメージ情報(写真)領域、コ
ード情報領域等、適宜必要な領域に保護膜を形成するよ
うにしてもよい。イメージ情報もコード情報も昇華転写
方式で転写する場合には、溶融転写用Bkの代わりに昇華
転写用Bkを使用することになる。
記録は量産型の場合には、第7図(a)に示すよう
に、搬送台37上を搬送されてくるカード36を4ヘッド或
いは5ヘッドのマルチヘッド構成により昇華転写方式、
或いは溶融転写方式で記録する。この場合、転写フィル
ムはY、M、C、Bk、OPの各独立したヘッド31〜35で行
う。スピードは4秒/枚程度であり、ヘッドは12本/mm
である。なお、OPは別のプリンタで記録するようにして
もよい。
また、簡易型の場合、第7図(b)に示すように、1
本のヘッド41でY、M、C、Bkを印字し、他のヘッド42
でOPを転写する。スピードは8〜12秒/枚、ヘッドは12
本/mmで搬送台37が往復することによりY、M、C、Bk
を順次印字する。この場合も、OPは別のプリンタで転写
するようにしてもよい。
また、第7図(c)に示すように1本のヘッド43で
Y、M、C、Bk、OPを転写するようにしてもよい。
第8図(a)は昇華転写方式における転写機構を示し
ている。
転写フィルム21は、耐熱滑性層21a、転写ベース材21
b、昇華転写層21cを、塗工材の基材への接着を良くする
ためにプライマを介在させて積層したものである。な
お、易接着処理を施したフィルムでも良い。耐熱滑性層
21aとしては、ポリビニールブチラール、ポリイソシア
ネート、りん酸エステルの混合物、転写ベース材21bと
してはポリエチレンテフタレート、ポリイミド等、昇華
転写層21cとしては、インドアニリン系、ピラゾロン
系、アゾ系等の昇華性染料、ポリビニールアセタール、
セルロース系等のバインダーからなっている。
また受像紙22は、受像層22b、受像紙ベース材22aをプ
ライマを介在させて積層したもので、受像層22bは飽和
ポリエステル、塩化ビニール等、ベース材22aは合成
紙、発泡ポリエステル、発泡ポリプロピレン等、裏面層
はバインダ、滑剤、塗工剤等からそれぞれなっている。
また、塩化ビニル樹脂自身を受容層としても良い。
プラテンロール23の周囲には受像紙23が巻きつけら
れ、これに転写フィルム21が密着した状態で重ねられ、
サーマルヘッド24を転写フィルム21の背面に当接して加
熱することにより、昇華転写染料を加熱移行させ、受像
層22bに付着させて染めつける。昇華転写装置は、加え
た熱量だけ染料が受像層へ移行するので、各画素ドット
毎に熱量に応じた階調の記録ができる。
溶融型感熱転写は、第8図(b)に示すように、ゴー
ムロール23と転写フィルム21間に普通紙22をセットし、
サーマルヘッド24で画像データに応じて転写フィルムを
加熱すると、転写ベースフィルム21bに塗布されている
溶融転写層(ワックス)が、加えられる熱量が所定値以
上の場合は溶融して普通紙22に転写され、所定値以下の
場合は転写されず、画素ドット単位では2値化されて記
録される。この記録方式で階調表現する場合は1画素を
構成するドット数に対する記録ドット数の比率で行う。
したがって、写真画像は昇華転写方式、文字情報等は
溶融転写方式によって記録する場合には、第1図におい
て、画像処理制御装置3により、顔写真のような階調情
報の場合と記号のような非階調情報の場合とで駆動装置
7によるヘッドへのエネルギ印加量を異ならせるように
すればよい。
第8図(a)(b)のようなプラテンロールを用いる
ロールタイプの転写装置によって転写機構の説明を行っ
たが、第7図(a)(b)に示されるような搬送台37
と、端面型サーマルヘッドを用いるフラットタイプであ
っても転写機構は同様である。
なお後述のPETカードのように可撓性が十分なカード
であれば、ロールタイプの転写装置により転写可能であ
るが、塩ビカードのような可撓性に欠けるカードに対し
ては、フラットタイプの転写装置が好適である。
第9図は塩ビカード構成を示す図である。塩ビ基材51
の両面に対して模様や会社のマーク等の固定情報をデザ
イン印刷し、その上にオーバーシート53を積層し、前述
のような方法で転写を行う。なお、磁気ストライプやIC
チップ54を設ける場合にはオーバーシート53に埋め込む
ようにする。なお、カードの厚みは0.2〜1.0mm程度であ
る。
第10図はPETカードの構成を示す図である。
PET基材61に対して受像層62を積層し、この上に前述
の転写を行う。一方の面には、例えば磁気層63、バーコ
ード64を設け、この上を銀隠蔽層65を設けてバーコード
の存在を隠すようにして安全性を確保する。勿論、バー
コードは機械読み取りできるようになっている。なお、
PETカードの厚みは、190〜280μ程度が一般的である。
また、これらプラスチック、ABS、ポリカーボネイト
カード以外にも紙、合成紙カードを用いることも可能で
ある。
このようにして、第11図に示すように、顔写真11aを
フルカラーとし、バーコード11b、名前、社員番号等の
コード情報11cを白黒画像としたIDカードを容易に作成
することができる。図では顔写真11aとコード情報11cの
記録領域に保護層11dを設けている。なお、11eは磁気ス
トライプである。
こうして作成したカード11に対して、第12図に示すよ
うにエンボスエンコーダ12により適宜必要な領域にエン
ボス文字を押捺(エンボス/エンコード加工)してIDカ
ードが完成する。エンボス/エンコード加工を施すため
には、写真とエンボス/エンコードデータとが符合しな
ければならない。そこで、本発明においては第2図
(a)に示すように、属性データとしてエンボス/エン
コード情報もあらかじめ割り付けるようにしておき、バ
ーコードの対応付けにより写真とエンボス/エンコード
情報とをマッチングさせるようにする。なお、エンコー
ド情報はカードに形成された磁気ストライプやカードに
埋め込まれたICに書込まれる。
次に、第13図により本発明のIDカード作成工程を説明
する。
先ず、依頼主より入手したカードデザイン仕様書によ
り生カードの製造を行う(工程)。この工程では模
様、会社のマーク等の固定情報をデザイン印刷する。同
時に、カードレイアウト指示書を作成して編集工程に
送付する。また、依頼主からのコード情報ファイル、例
えばMT(マグネチックテープ)を基にしてファイル加工
を行い、対応付け情報をバーコード化してプリンタで印
字出力して貼り込み台紙を作成する(工程)。次に、
写真貼り込み台紙の指定された箇所に写真を添付し、例
えばCCDスキャナにより読み込み、個別バーコードによ
り文字、コード情報と写真情報をマッチングさせ(工程
)、写真情報、文字・コード情報、カードレイアウト
情報を基に編集を行って(工程)生カードに対して記
録を行う(工程)。記録した生カードは検査工程を
経て納品されることになる。
なお、工程において、前記エンボスエンコードを行
うようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、複数の異なる情報、例
えば写真画像情報や、名前、生年月日等の属性情報をそ
れぞれバーコード等により対応付け可能にして入力し、
それぞれの情報を対応付け情報を参照してマッチングを
とるようにしたので、正確に、かつ能率良く、品質のよ
いIDカードを作製することができる。また、顔写真のよ
うな階調画像情報は昇華転写方式によりフルカラーで、
名前・記号等は溶融転写方式により白黒画像として記録
することも可能である。また、基材上に直接加工するこ
とができるとともに、後加工の必要がなく、編集処理し
て記録できるので、個々の顔写真、コード情報、例えば
名前、所属、ID番号、磁気ストライプ記録情報、エンボ
ス情報を完全にマッチングさせることができ、またプラ
スチックカード上に加工した場合、金融取引のカードと
して使用できる。さらに、一度入力した像情報は、光デ
ィスク等の記録媒体に蓄積されるので再発行時の処理が
簡単化でき、写真の拡大、縮小も容易であり、コード情
報と顔写真とは機械的にマッチングできるため、互いの
情報がランダムな順序であっても容易に処理することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のIDカード発行システムの構成を示す
図、第2図はデータ構造を示す図、第3図は貼り込み台
紙の作成を説明するための図、第4図はレイアウト処理
を説明するための図、第5図、第6図は転写フィルムの
構成を示す図、第7図はプリンタの構成を説明するため
の図、第8図転写方式を説明するための図、第9図は塩
ビカード構成を示す図、第10図はPETカードの構成を示
す図、第11図はIDカードを示す図、第12図はエンボス/
エンコード加工を説明するための図、第13図はIDカード
作成工程を示す図である。 1……CCDスキャナ、2……カメラ、3……画像処理制
御装置、4…磁気テープ、5……画像用メモリ、6……
フロッピィディスク、7……駆動装置、8……プリン
タ、21……転写フィルム、31〜35……ヘッド、36はカー
ド、37……搬送台。
フロントページの続き (72)発明者 大嶋 克之 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 安藤 実彦 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 倉田 道夫 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−206797(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 7/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード基材上に複数の異なる情報を形成す
    るシステムであって、顔写真と顔写真に割りつけられた
    対応付けコード化情報を読み取る読取手段と、前記対応
    付けコード化情報が割りつけられた個人属性情報を入力
    する入力手段と、顔写真と個人属性情報間の対応付けを
    行う対応付け手段と、対応付けした顔写真と個人属性情
    報の配置を決定するためのレイアウト手段と、レイアウ
    トされた顔写真と個人属性情報をカード基材上に出力す
    る出力手段とを備えたことを特徴とするIDカード発行シ
    ステム。
  2. 【請求項2】顔写真および対応付けコード化情報は、台
    紙に形成されていることを特徴とする請求項1記載のID
    カード発行システム。
  3. 【請求項3】前記読取手段は、平面走査型画像読取手段
    またはカメラであることを特徴とする請求項1記載のID
    カード発行システム。
  4. 【請求項4】前記読取手段は、必要な領域をクロッピン
    グする機能を有することを特徴とする請求項3記載のID
    カード発行システム。
  5. 【請求項5】前記読取手段は、磁気情報読み取り装置、
    または光学情報読み取り装置であることを特徴とする請
    求項1記載のIDカード発行システム。
  6. 【請求項6】前記対応付け情報がバーコードであり、画
    像情報とともに同時に入力されることを特徴とする請求
    項1記載のIDカード発行システム。
  7. 【請求項7】前記出力手段は、昇華転写及び/または溶
    融転写プリンタからなることを特徴とする請求項1記載
    のIDカード発行システム。
  8. 【請求項8】カード基材上に形成された情報上の一部ま
    たは全部に保護層を転写する保護層転写手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のIDカード発行システム。
  9. 【請求項9】保護層の転写は、サーマルヘッドを用いて
    行うことを特徴とする請求項8記載のIDカード発行シス
    テム。
  10. 【請求項10】さらにエンボス/エンコード手段を備
    え、対応付けコード化情報に基づき情報間のマッチング
    をとってエンボス/エンコード加工することを特徴とす
    る請求項1記載のIDカード発行システム。
JP02216308A 1989-08-23 1990-08-16 Idカード発行システム Expired - Lifetime JP3014129B2 (ja)

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