JP2906170B2 - 認証識別媒体の作成方法 - Google Patents

認証識別媒体の作成方法

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JP2906170B2
JP2906170B2 JP10493390A JP10493390A JP2906170B2 JP 2906170 B2 JP2906170 B2 JP 2906170B2 JP 10493390 A JP10493390 A JP 10493390A JP 10493390 A JP10493390 A JP 10493390A JP 2906170 B2 JP2906170 B2 JP 2906170B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ID冊子等の認証識別媒体の作成方法に関す
る。
〔従来の技術〕
個人の身分を照明するIDカードが利用されるようにな
って久しいが個人が本人であることを証明する写真と
か、その個人の権利事項などの記載内容の改ざんを防止
しなければ、このIDカードで証明する意味がなくなって
しまうものである。
そこで、写真の貼りかえを防止し、記載事項の改ざん
を防止するために、一般的にラミネート方式が採用され
るようになっている。
ラミネートは、透明なラミネート材料を当該カードの
写真面や、記載面に接着する方法で、、ラミネート材料
が強固に上記画像と接着してしまうため、たとえ、はが
した場合には、カード面が破壊されて、別のものを貼っ
ても、明らかに偽造と知られてしまうものである。
これらラミネートの接着には、ホットメルトなどの熱
溶着性接着剤が使用されてきた。
上記の如く写真をカードに貼りつけたのちラミネート
する場合には、写真がおよそ100ミクロン以上の厚さが
あるため、、写真の縁において、段差があるから、上記
ラミネートが必ずしもうまくいかず、はがれる原因とな
る。そこで近年において、このような写真を直接にラミ
ネート材に形成することが実用化され始めている。
この例をあげると、透明なPETなどのベースに感光材
料を塗布した感光体に像様露光して形成した画像を、や
はり透明なPETをベースとして、その片面に受像層を形
成した受像シートに転写したものを、その受像した画像
面が熱可塑性であることを利用して上記カードに直接ラ
ミネートする方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、ジ
ャムを起こした場合でも、記録材料に記録した画像を無
駄にせずに効率よく認証識別媒体を作成することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、画像が記録された記録材料を搬送経路上
で搬送する第1の搬送手段と、前記記録材料と重ね合わ
される支持体を搬送する第2の搬送手段と、ジャムを検
知するジャム検知手段と、該ジャム検知手段によりジャ
ムが検知されたら、前記記録材料を前記搬送経路から退
避部へ退避させるための退避手段と、前記退避部に退避
した記録材料上に記録されている画像のデータを記憶す
る記憶手段と、前記ジャムが回避されたら、前記記憶手
段に記憶されている前記データに基づき、前記支持体に
同期させて前記記録材料が前記支持体と重ね合わされる
ことを特徴とする認証識別媒体の作成方法によって達成
される。
〔実施例〕
まずID冊子(認証識別媒体)について説明する。
ID冊子とは第1図に出来上り図を示すとおり、筆記可
能な複数の頁からなる冊子部2と、個人情報が記載され
たIDカード部3とから構成されている。
IDカード部3には個人の顔写真4や、氏名、生年月
日、住所などの個人に関する情報5等が記載されてい
る。
ID冊子の外装110は、例えば容易に破損することが出
来ないプラスチックフィルムシート等で形成され、一方
が冊子部2の外装で、他方がIDカード部3の外装となっ
ている。
IDカード部から冊子部にかけて外装110には内面に紙1
11が接着され、この紙111にポリ塩化ビニール(PVC)11
2が接着又はコーティングされており、これに受像材料2
0が溶着される。
この受像材料20(記録材料)は、透明PETの支持体121
に、PVCの画像記録層122を設けたものである。なお、画
像は、受像材料20をPVC112に溶接した状態で正像となる
ように逆像で記録してある。受像材料20は次のようにし
て作られる。
まず感光材料に申請者の顔写真と文字情報が、露光手
段で記録される。この露光手段として、情報処理技術を
駆使したレーザープリンター等が使用される。
記録された画像は、感光材料を受像材料に密着して、
加熱現像することによって、受像材料のPVC層に転写さ
れる。そのうち、感光材料をはがしとって廃棄して残っ
た方が受像材料20として、使用される。
この受像材料を上記冊子(支持体)に溶着するメカニ
ズムは、冊子も受像材料も、ともにその表面にPVC層を
持つから、両者から密着して加熱加圧することによっ
て、このPVCが溶けて1体に接着するのである。このよ
うにして、冊子に直接、画像を担持するラミネート材が
溶着されるのであるから、例えばこれらをはがして変造
を行なうことは不可能である。
次にこの発明の実施例の構成を第3図によって説明す
る。
ID冊子のラミネートされる前のものが、冊子供給手段
1のホッパー6に上記外装110を上にして、多数収納さ
れる。そしてその方向はIDカード部3を右にしてある。
ホッパー6は下方に開口をもち、こ開口に対して、吸
引給送手段7があって、吸盤8が、ホッパー6内の最下
の冊子のIDカード部3を吸引すると、吸引給送手段7は
下降して、上記冊子をホッパー6から引出し、IDカード
部3の右先端を、冊子搬送手段のローラー対9等の第2
の搬送手段に差し込む。すると上記ローラー対の回転に
よって、上記冊子は下方へと搬送され、ローラー対10に
よって挟持された状態でIDカード部3をプリンター15の
印字部に差し込み、図示しない制御によって、必要事項
が印字される。
このとき上記冊子の冊子部2は、揺動ローラー11に面
している。印字が終わると冊子は上方へ戻されるが、こ
れに同期して揺動ローラー11が左方へ点線の如く移動
し、冊子部2を左方へ押していき、受けローラー12と、
揺動ローラー11で、冊子部2を挟持する。
そして更に冊子が後進上昇しようとすると冊子部2は
更に左方へと移動するが、このとき受けローラー12も反
時計回りの駆動を受けて、上記冊子部2を更に左へと搬
送する。
この動作によって冊子のIDカード部3は引き上げら
れ、分岐路16まで戻るが、このときの冊子は全体として
平となって、搬送ガイド17の斜面に沿っているから、次
に、受けローラー12が時計回りの駆動が始まると、上記
IDカード部はそのまま右方へ直進して、ローラー13、ロ
ーラー14の間に入る。そしてローラー13の時計方向の回
転によって右方へと搬送されていく。なおローラー14は
上方からローラー13方向にバネ付勢又は自重圧着してい
てローラー13の回転に従動するものである。
一方、受像材料20は、すでに画像転写と感光材料はぎ
とりを終えて、下方の入口18から給送されて、入口ロー
ラー対19等の第1の搬送手段で搬入されるが、このとき
ジャム情報が入ると、搬送切り替え手段20A等の退避手
段が、上記搬送路に割り込み、上記受像材料20を左方の
受け皿21等の退避部に退避させる。退避した受像材料20
は貴重な画像を担持しているものであるから、退避した
順に別途記憶手段に記憶しておき、再度給送するとき
に、上記記録データにもとづき冊子に同期してID冊子を
完成させることができる。
次に、ジャム情報がないときは、受像材料20は上方へ
と搬送されてのち、カッター部22に入り、センサーによ
って、上記受像材料20に記録してある位置決めマークを
検出して停止される。そして正しく位置決めしたところ
で、カッター部22のオス刃23が上昇してメス刃24と噛み
合ってIDカード部3に適合する大きさに打ち抜く。
カッター部22はオス刃23とメス刃24とは台に固定され
たガイドポストで案内されて、正しく噛み合うように構
成され、互いの間にはバネ25が設けられ、オス刃23の下
面に当接する偏心カム26の回転でオス刃23が上昇した
り、下降したりする構成となっている。
偏心カムの偏心量が最小のときはオス刃23は下降して
いて、オス刃23とメス刃24との間に上記受像材料20が搬
入される空間を形成している。
偏心カム26が回転してその偏心量が最大となる頃にオ
ス刃23はメス刃24と噛み合って、上記受像材料20は打ち
抜かれる。
この状態でオス刃23の上面とメス刃24の上面はほぼ同
面となるう構成とし、オス刃23の中に組み込んだ搬送手
段が作動して上記打ち抜いた受像材料20を右上方へと搬
送し、位置合わせ部27を送る。
一方、受像材料20の打ち抜かれたカスは、偏心カム26
に更に回転して、オス刃23が下降したときに右方に搬送
されて、カス受け28に収納され捨てられる。
以上のようにして、受像材料20は適切な寸法になって
送られ、一方冊子も前記の如く送られてきて、位置合わ
せ部27で対面する如く、図示しない制御部によって同期
制御されている。
この位置合わせ部27に於て冊子のIDカード部3の先端
は受像材料20の先端よりもわずかに出っ張る位置で位置
決めされ、ローラー対29の圧着を受けて、仮接着されて
のち右方へ送られ、ラミネート部30に入る。
ラミネート部30は加熱手段と加圧手段により構成さ
れ、温度制御された加熱手段によって前記PVCが互いに
溶着するまで加熱されて、圧着されることにより、一体
となってラミネート完了する。しかし、受像材料20と冊
子のIDカード部3の伸び具合いは異なっているから、で
きあがって室温まで冷却されると上に凸のカールが発生
し、使用上不都合であるから、次にカール矯正部31を設
けてある。
このカール矯正部31は、上下1対の保持手段32の間隙
形状を下方に凸状に形成し、上方からファン33で矯正冷
却する方式をとっている。そして保持手段32はヒンジ34
を軸として矢印方向に開くことができるから、規定時間
だけ上記冷却が行なわれると保持手段32が下方に開い
て、冊子を受け皿35に落下する。
次にカッター部22を更に詳しく第4図、第5図、で示
す。
第4図は第3図と同じ方向からみた断面図の拡大図で
ある。
第5図は上方から見た平面図である。但し偏心カムの
説明のために90゜回転した側方から見た形状で示してあ
る。
オス刃23の中をえぐって搬出ローラーユニット36を上
下動可能に設けてある。そして、搬出ローラーユニット
36には搬出ローラー37を軸支している。搬出ローラーユ
ニット36の下方はオス刃23を突き抜けて搬出ローラー上
下動カム26bに接触していて、かつ下方へバネ付勢され
ているから、上記搬送ローラー上下動カム26bの偏心回
転によって上下動する。一方オス刃23は上記搬出ローラ
ー上下動カム26bと同軸に軸支したカッター刃上下動カ
ム26aに当接している。そしてこれらカムは駆動ギヤ41
で駆動手段で連結し制御されてタイミングよく受像材料
20の打ち抜きと搬出を行なう如くしてある。
搬出ローラー上下動カムの最大偏心近くで搬出ローラ
ー37で、搬出モーター42によって反時計方向に回転駆動
する搬送ローラー(上)38に受像材料20を挟んで当接
し、上記打ち抜かれた受像材料20を右方へ搬出する。
なおこのとき、打ち抜かれたカスはその先端をカス抜
きローラー43に挟持されているから、上記打ち抜きが終
わりオス刃23が下降すると再び搬送路が開かれるから、
カス抜きローラー43と回転駆動を開始しカスを右方へ搬
出する。
〔発明の効果〕
このように構成により、ジャムを起こした場合でも、
記録材料に記録した画像を無駄にせずに効率よく認証識
別媒体を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はID冊子の斜視図。 第2図はID冊子の断面図。 第3図はID冊子作成装置の断面図。 第4図はフィルムカッター装置の断面図。 第5図はフィルムカッター装置の平面図。 1……冊子供給手段、2……冊子部 3……IDカード部、4……顔写真 5……個人に関する情報 6……ホッパー、7……吸引給送手段 8……吸盤、9……ローラー対 10……ローラー対、11……揺動ローラー 12……受けローラー、13……ローラー 14……ローラー、15……プリンター 16……分岐路、17……搬送ガイド 18……人口、19……人口ローラー対 20……受像材料 20A……搬送路切り替え手段 21……受け皿 22……カッター部(受像材料打抜手段) 23……オス刃、24……メス刃 25……バネ、26……偏心カム 27……位置合わせ部、28……カス受け 29……ローラー対、30……ラミネート部 31……カール矯正部、32……保持手段 33……ファン、34……ヒンジ 35……受け皿 36……搬出ローラーユニット 37……搬出ローラー、38……搬出ローラー(上) 39……搬送ローラー、40……搬送ローラー 41……駆動ギヤ、42……搬出モーター 43……カス抜きローラー 110……外装、111……紙 112……PVC 121……透明PETの支持体 122……PVCの画像記録層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00 G03C 11/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像が記録された記録材料を搬送経路上で
    搬送する第1の搬送手段と、 前記記録材料と重ね合わされる支持体を搬送する第2の
    搬送手段と、 ジャムを検知するジャム検知手段と、 該ジャム検知手段によりジャムが検知されたら、前記記
    録材料を前記搬送経路から退避部へ退避させるための退
    避手段と、 前記退避部に退避した記録材料上に記録されている画像
    のデータを記憶する記憶手段と、該ジャム検知手段によ
    りジャムが検知されることにより前記搬送経路から退避
    部へ退避させられた記録材料上に記録されている画像の
    データを記憶する記憶手段と、 前記ジャムが回避されたら、前記記憶手段に記憶されて
    いる前記データに基づき、前記支持体に同期させて前記
    記録材料が前記支持体と重ね合わされることを特徴とす
    る認証識別媒体の作成方法。
JP10493390A 1990-04-20 1990-04-20 認証識別媒体の作成方法 Expired - Lifetime JP2906170B2 (ja)

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