JPH01282924A - トライステートインバータ及びそれを用いたフリップフロップ - Google Patents

トライステートインバータ及びそれを用いたフリップフロップ

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JPH01282924A
JPH01282924A JP63111920A JP11192088A JPH01282924A JP H01282924 A JPH01282924 A JP H01282924A JP 63111920 A JP63111920 A JP 63111920A JP 11192088 A JP11192088 A JP 11192088A JP H01282924 A JPH01282924 A JP H01282924A
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thin film
tfd
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tri
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利之 三澤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、薄膜トランジスタ(以下、TPTと略記する
。)を用いて形成された集積回路に含まれるトライステ
ートインバータ(以下、TSインバータと略記する。)
及びそれを用いたフリップフロップに関する。
[従来の技術J 単結晶シリコン基板に形成された従来のTSインバータ
は第8図に示す様に構成されていた。同図において、1
及び2はP形MOS)−ランジスタ、3及び4はN形M
OI−ランジスタ、7は入力端子、8は出力端子であり
、端子5は正電源端子6はグラウンドに接続される様に
構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題1 第8図に示したTSインバータは4素子で構成されてお
りCMOSのTSインバータとしては最少の素子数で実
現されたものである。しかし、第8図の構造のTSイン
バータをTPTで構成した場合法の問題が生ずる。第8
図において、出力端子8にハイレベルの出力を得る時P
形TFT1とP形TFT2が同時にオンしている必要が
ある。
ローレベルの出力を得る時も同様で二個の直列接続され
たTPT3及び4が同時にオンする必要がある。一方、
シリコン薄膜によるTPTは一般にオン電流が低くその
易動度は高々単結晶シリコンによるFETのそれの十分
の−である。このため、上述の様な直列接続された二個
のTPTの等価オン抵抗は益々高くなり端子8に接続さ
れる負荷に対する駆動能力が低下してしまう。
本発明は上述の課題を解決し、負荷駆動能力に優れたT
Sインバータ及びそれを用いたフリップフロップを提供
することを目的とする。
【課題を解決するための手段] 本発明は、シリコン薄膜により形成されたトライステー
トインバータにおいて、P形に不純物ドープされた第一
の領域を不純物ドープされない第二の領域とN形に不純
物ドープされた第三の領域とから成るシリコン薄膜層と
、ゲート絶縁膜層を介して該シリコン薄膜層に対向して
設けられたゲート導電膜層とを備え該ゲート導電膜層は
前記第一の領域又は第二の領域に接続されて成る薄膜ダ
イオードを備えたトライステートインバータであって、
第一の端子と第二の端子の間に薄膜ダイオード、P形薄
膜トランジスタ、N形薄膜トランジスタ、薄膜ダイオー
ドの4素子がこの順序で直列接続されて成ることを特徴
とするトライステートインバータ及び、第一項記載のト
ライステートインバータを構成要素とし、該トライステ
ートインバータの第一の端子と第二の端子の間にクロッ
クが供給される様に構成されて成ることを特徴とするフ
リップフロップを提供することによって前述の課題を解
決する。
〔実 施 例] 以下、図面に従って本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明のTSインバータの構成例を示したもの
である。第1図の説明に先立って、該TSインバータの
重要な構成要素である薄膜ダイオード(以下、TFDと
略記する)に関し第4図、第5図、第6図、第7図を用
いて説明する。
第4図(a)におい1.11は絶縁基板、12はシリコ
ン薄膜層のP形に不純物ドープされた第一の領域、13
はシリコン薄膜層の不純物ドープされない第二の領域、
14はシリコン薄膜層のN形に不純物ドープされた第三
の領域、15は該シリコン薄膜層(12,13,14)
に接する様にして設けられたゲート絶縁膜層、16は前
記ゲート絶縁膜層に接する様に設けられたゲート導電膜
層、17は層間絶縁膜層、18及び19は配線層である
。同図はゲート導電膜層16が前記第一の領域12及び
第二の領域13のいずれにも接続されないTPTの状態
を示している。該ゲート導電膜層16を適切な定電位に
保つように接続してTFDを形成することも可能である
第4図(b)は、同図(a)においてゲート導電膜層1
6を第一の領域12に配線層20を介して接続して成る
TFDを示したものである。この構造によると第一の領
域12が第三の領域14よりも一定電圧(第4図(a)
に示されるTPTのしきい値に略等しい電圧)以上高電
位となった時にTFDはオンし、それ以外の時TFDは
オフする。
第4図(C)は、同図(a)においてゲート導電膜層1
6を第二の領域14に配線層23を介して接続して成る
TFDを示したものである。第4図(b)のTFD同様
第三の領域が第一の領域よりも一定電圧以上低電位に置
かれた時のみTFDはオンする。
第5図に、上述のTFDの製造プロセスフローの一例を
、同一基板上に形成されたドライバー回路等の構成要素
を成す相補形金属酸化膜半導体(以下、CMOSと略記
する)構造のTPTのそれと対比しつつ示す、同図にお
いて、破線で分けられた43がP形TFTの製造プロセ
スフロー、44がN形TFTの製造プロセスフロー、4
5がTFDの製造プロセスフローである。
第5図(a)は、絶縁基板24の上にCVD法等によっ
て、シリコン薄膜層を積みパターニングしてシリコン薄
膜層の島25.26.27を形成する工程を示している
第5図(b)は、シリコン薄膜層25.26.27を酸
化する方法又はCVD法等により絶allを積むことに
よってゲート絶縁膜26.28.30を設ける工程とC
VD法又はスパッタ法等により導電膜層を積みパターニ
ングしてゲート電極27.29.31を形成する工程と
イオン注入法又は拡散法等により不純物ドープをし、ソ
ース・ドレイン領域32.34.35.37.38.4
0を設ける工程とを示している。前記不純物ドープは選
択的に行なわれ、領域32.34.38にはP形の不純
物か、領域35.37.40にはN形の不純物がドープ
される。
第5図(C)は、層間絶縁膜41を設ける工程とコンタ
クトホール46を開口する工程と配線42を形成する工
程を示している。
第5図(a)〜(c)より、TFDを形成する工程がC
MOSTPTにより回路素子を形成する工程と良く整合
していることが説明される。
第6図に、本明細書中で用いるTFDのシンボルを示す
、第6図(a)は第4図(a)に、第6図(b)は第4
図(b)に、第6図(c)は第4図(C)にそれぞれ対
応する。47が16に相当するゲート、48が18に相
当する第一の領域(P影領域)、49が19に相当する
第三の領域(N影領域)を表わす。
また、第6図(d)は、同図(b)、(c)のTFD又
は同図(a)においてゲート47を適切な電位に固定し
て実現したTFDのシンボルを表わす、50がアノード
、51がカソードである。
第7図に(a)(b)に本発明のTFDのIV特性の一
例を示す、同図において縦軸■は順方向を正にとった電
流、横軸Vはグラウンドからみた電圧である。素子寸法
はゲート長が4μm、ゲート幅が20μmである。
以上、第4図、第5図、第6図、第7図を用いて説明し
たTFDを構成要素として用いたTSインバータを第1
図に示す、同図において、55及び58はTFD、56
はP形TFT、57はN形TFD、59は第一の端子、
60は第二の端子、61はTSインバータの入力端子、
62はTSインバータの出力端子である。該TSインバ
ータは次の様に動作する。即ち、第1図において、第二
の端子60をグラウンドに接続して第一の端子をハイと
すればインバータが形成されこのとき人力61をローと
すれば出力62にハイ、入力をハイとすれば出力にロー
が得られる。また、第1の端子をローとすればTFD5
5及び58がオフするため出力はハイインピーダンスと
なる。
第2図に1本発明のTSDを利用したDフリップフロッ
プ(以下、DF/Fと略記する)の構成例を示す、(も
ちろん、他のタイプのF/Fも構成可能である。)第2
図において、64.67.70.73が上述のTSDで
あり、76及び77はCMOSインバータである0次に
、同図のD−F/Fの駆動方法の一例を示しつつ第3図
を用いて該D−F/Fの動作を説明する。第2図におい
て、各TSインバータの第二の端子66.69.72.
75は全てグラウンドに接続する。この状態で該D−F
/Fに対し、第3図に示したごとく、端子65及び74
にクロック信号CLを、端子68及び71に反転クロッ
クCLを、また、端子78にデータ信号りを入力する。
この様にすることによって、該D−F/Fの各出力端子
80及び79にそれぞれ第3図に示す信号M及びQが得
られる。このことから、第2図の回路が明らかにD−F
/Fの動作をしていることが説明される。
以上に述べた本発明は、CMOS構造のTPTと製造上
の整合が良いことより、アクティブマトリクスパネル、
TPTによる駆動回路を内蔵した密着型ラインセンサー
等の薄膜集積回路に応用すると大きな項かが期待出来る
[発明の効果] 本発明のTSインバータに使用されるTFDによれば、
ゲート長(即ち、第4図(a)、(b)、(C)におけ
る第二の領域の長さ)を短かくかつ精度良く作り込むこ
とが可能であるため、第7図に示したごとく良好なタイ
オード特性を得ることが出来る。このため、直列接続さ
れた二つのTPTで負荷を駆動しなくてはならない第8
図のTSインバータに比べて本発明のTSインバータは
はるかに優れた負荷駆動能力を備えている。従って、こ
のTSインバータを使用して得られた第2図のD−F/
Fは従来のものより高速動作が可能となる。
また、第3図に示される様に、本発明のTSインバータ
はハイインピーダンス時第−の端子と第二の端子とが同
電位に設定される。このため、この期間中はTSインバ
ータに電源からグラウンドへのリーク電流が全く流れず
、回路の低電力化が助長される。
更に、前述したごとく、本発明のTSインバータはCM
O3構造のTPTと製造上の整合性が良いという利点も
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトライステートインバータの実施例を
説明するための図。 第2図は本発明のフリップフロップの実施例を説明する
ための図。 第3図は、第2図のF/Fの動作を説明するための図。 第4図(a)〜(c)は1本発明に使用する薄膜ダイオ
ードの構造を示した図。 第5図(a) 〜(c)は、第4図のTFDの製造方法
を示した図。 第6図(a) 〜(d)は、TFDのシンボルを定義し
た図。 第7図(a)(b)は、TFDの特性の一例を示した図
。 第8図は、従来技術を説明するための図。 第1図 μ、 b7.70+ 73  ・・・ トライステート
4ソ(゛−タフ6、77   ・・・・A>八−タ 第2図 CL (&!;、 74) 第3図 (IIL)(い 弓4図 工(マイク07ンヤ了) 第7図 ア)−さ 州 愉 4マ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコン薄膜により形成されたトライステートイ
    ンバータにおいて、P形に不純物ドープされた第一の領
    域と不純物ドープされない第二の領域とN形に不純物ド
    ープされた第三の領域とから成るシリコン薄膜層と、ゲ
    ート絶縁膜層を介して該シリコン薄膜層に対向して設け
    られたゲート導電膜層とを備え該ゲート導電膜層は前記
    第一の領域又は第二の領域に接続されて成る薄膜ダイオ
    ードを備えたトライステートインバータであって、第一
    の端子と第二の端子の間に薄膜ダイオード、P形薄膜ト
    ランジスタ、N形薄膜トランジスタ、薄膜ダイオードの
    4素子がこの順序で直列接続されて成ることを特徴とす
    るトライステートインバータ。
  2. (2)第一項記載のトライステートインバータを構成要
    素とし、該トライステートインバータの第一の端子と第
    二の端子の間にクロックが供給される様に構成されて成
    ることを特徴とするトライステートインバータを用いた
    フリップフロップ。
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