JPH01282351A

JPH01282351A - バンド針布用植針装置

Info

Publication number: JPH01282351A
Application number: JP11071088A
Authority: JP
Inventors: Kazuaki Makino; 槇野　和明
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-05-07
Filing date: 1988-05-07
Publication date: 1989-11-14
Anticipated expiration: 2012-11-12
Also published as: JP2676363B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は主として綿紡・紡毛・起毛等で使用されるバン
ド針布の植針装置の構成に関するものでおる。

〔従来の技術及びその課題〕

従来のバンド針布の植針装置は、供給された基布に略σ
字状布線を基布を貫通する方向（θ軸方向）に植針する
植針手段と、基布を巾方向（Ｘ軸方向）Ｋ移動する横移
動手段と、基布を基布長手方向（Ｘ軸方向）Ｋ送る基布
送り手段とを有しており、１台の駆動装置を用いベルト
。

歯車・カム等の伝導手段を介して作動、させ、所定の植
針組織に植針されていた。

上記従来のバンド針布用植針装置は換歯車・カム等の交
換部品を交換することにより規則正しい植針組織、例え
ばリプ組織・フィル組織に植針されていた。

しかし最近の綿紡・紡毛・起毛等における高品質化・高
性能化に対応し、バンド針布の最適な植針組織、例えば
第９図・第（１）図に示す様な植針組織を、従来のバン
ド針布用植針装置により植針することは非常に困難であ
ったり、また植針ができない場合もあった。

また、上記交換部品を交換することにより植針条件を設
定することは複雑な植針組織となる程、調整工数が増加
するという問題があった。

また、植針ミス、ワイヤー切れ等の異状があった場合に
はその異状個所を取除き、手植光せざるを得す、修正工
数を多く要すると共に針布の品質の低下をきたすという
問題があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記従来の問題点を解消し、上記歯車・カム等
の交換部品を取りはずし、植針手段・横移動手段・基布
把持手段を各々別駆動装置により駆動し、上記各駆動装
置の制御をマイクロコンビエータにて行うようになし、
あらゆる新植針組織に対応することのできる８軸制御の
バンド針布用植針装置を提供するものである。

本発明のバンド針布用植針装置は植針手段の近傍に軸駆
動装置に連結して設けたパルサーより々る位置検出器と
、上記位置検出器よシの位置データ出力により演算され
るデータ演算手段と、初期に植針条件設定手段により設
定された値と上記データ演算手段との値を比較し、θ軸
・Ｘ軸・ｚ軸の各駆動装置を制御する制御手段とより構
成されることを特徴とするものである。

以下本発明の１実施例を図面に基いて説明する。

〔実施例〕

第１図は本発明のバンド針布用植針装置の全体構成図を
示す。

本発明のバンド針布用植針装置は本体（１）に、供給さ
れた基布（りに略σ字状針布線（図示せず）を基布を貫
通するθ軸方向に植針する植針手段（図示せず）と、基
布を巾方向（Ｘ軸方向）に移動する横移動手段（４）と
、基布送り手段ｆｌｉｔとを設けており、各々駆動装置
ｆｉ＋　、　＋？＋　、（８）　Ｋより駆動される。

上記植針手段は、針布線供給装置・針布線切断装置・針
布線成形装置・基布への検針穴穿孔装置・略σ字状針布
線打込装置・腰部屈曲装置等より構成されており、ステ
ッピングモータまたはサーボモータよりなるθ軸駆動装
置（６）Ｋより駆動される。ま九、植針手段の近傍に、
θ軸駆動装置に連結されて設けたパルサーよりなる位置
検出器（９）が設けられている。

上記横移動手段（４）は親ネジ・ボールネジ等の横移動
ネジ（４１）が基布把持手段（４２）に嵌装されて構成
され、サーボモータよりなるＸ軸駆動装置（７）により
駆動される。

なお、横移動手段にボールネジを使用すると植針精度を
大巾に向上すると共に、植針速度を早くすることができ
る。

上記基布送り手段（６）は、上記基布把持手段（４２）
に設けた送りローラ（２軸駆動装置（８）Ｋより駆動）
によシ基布を移動し、捲取り装置（図示せず）Ｋ捲取ら
れるよう構成される。

上記駆動装置ｆｉ＋　、　＋？＋　、　（８）はＮｏユ
ニット（（１））、パーソナルコンピュータ（１１）等
で構成されるマイクロコンピュータにより制御されて本
発明のバンド針布用植針装置を形成する。

第８図は！イク４２ロコンビ、の回路図、第８図は本発
明の構成を示すブロックダイヤグラムを示し、θ軸駆動
装置に連結して設けたパルサーよりなる位置検出器と、
上記位置検出器よりの位置データ出力により演算される
データ演算手段と、初期に植針条件設定手段により設定
された値と上記データ演算手段との値を比較しθ軸・Ｘ
軸・ｚ軸の各駆動装置を制御する制御手段とより構成さ
れている。

上記植針条件設定手段として植針データの作成・保存は
ＮＯユニットにより直接操作管理される。また、パーソ
ナルコンピュータを使用し、データの作成・保存・転送
をし、ディスクにより操作・管理することもできる。

なお、上記植針条件設定手段に使用するパーソナルコン
ピュータより植針データの転送は複数台のバンド針布用
植針装置のＮＯ３−ニットへなすことができ群管理する
こともで無る。

ディスク内プログラムの構成は第４図に示す通りでメイ
ンプログラムはオートスタートにより呼出され、各モー
ドを選択しＯＲＴによる対話形式にて植針条件の設定を
なすことができる。

また、第５図はＮｏ側ＲＯＭ内プログラムであり、自動
モード・手動モード・通信コントロールモードプログラ
ム等よりなる。

〔作用〕

以下、パーソナルコンピュータによる外部からの入力時
の場合について述べる。

植針条件の設定はまずバーンナルコンピュータのバンド
データ作成編集モードを呼出す。

１８８図・第７図に示すようなバンド針布の植針データ
を入力するには、オンワイヤ巾Ｗ１クラウン巾０、横送
りピッチＭ％縦送り量？、　−定パターン間の縦木数Ｔ
Ａ、横ずれｗｋｚ等を設定する。

上記入力された植針データはＲ８−２８２０モードによ
りＮＯユニットに転送される。

次に手動モードにして、植針手段の近傍に、θ軸駆動装
置に連結して設けたパルサー（９）の位置を所定の位置
に設定して位置検出器の調整を行う。

植針原点を手動により所定の基布位置に決める。

次にパーソナル；ンピエータで作成したデータによる自
動運転は第８図に示す自動モードのフローチャートに基
き行われる。

切換スイッチを自動モードに切換え、まず植針原点位置
にあるかどうかが確認される。

縦本数Ｔｎが１．横移動量ＸＮが０にカウンタイニシャ
クイズがされ、θ軸モータの回転によりクラウン１本が
所定の植針条件に基いて基布に植針される。

横移動量データセット・横現在位置計算・横移動あまり
計算等、位置検出器よりの出力により演算された値と、
初期に植針条件設定手段により設定された値とを比較し
つつ、順次Ｘ軸モータの駆動により横移動し、１行目の
植針がなされる。

次に、基布送りｊｌＴの設定された値に基づいて２軸モ
ータが駆動し、送りローラの回転によって所定の送り量
だけ基布が送られる。

次に、横ずれｔｚの設定値に基きＸ軸モータが駆動し、
横２行目の初期の位置が決められ順次２行目の植針がな
される。同様にしてＸ軸＋方向、一方向へ所定の植針組
織に植針され、所定の縦本数τＡか植針される。屓次上
記植針が繰返されて所要のバンド針布の植針がなされる
。

なお、植針ミス、ワイヤー切れ、基布切れ等の異状が発
生した場合は異状検知手段により検知され％第２図に示
すようにアラーム入力により、直ちに植針装置は停止し
、状態表示がかされる。本植針装置の復旧は上記異状個
所を修正した後、再スタートボタンを押すことにより々
古れる。

また、異状が発生し、異状を修正した後所定の植針位置
まで植針手段を後退させる必要がある場合には、機台を
一時停止させ、横移動手段と基布送り手段の移動方向を
手動スイッチによりマイナス方向に切換え、ステップ送
シボタンを押す。

ステップ送りボタンにより植針手段は、−回の送り量が
Ｘ軸方向には０４１％　Ｙ軸方向にはＴずつマイナスし
て所定位置まで後退するものである。

復旧は所定位置より再スタートボタンを押すことにより
その位置より植針が続行する。

本発明のバンド針布用植針装置を用いると。

第９図に示す様に横ずれ量２を変化させたり、第１θ図
に示すように縦送りＩＴを頭次変化させたりすることが
できる。

また、横送りピッチＭをクラウン１本づつ変化すること
ができ、上記Ｚ　、　Ｔ　、　Ｌ（等の値を適宜組合せ
て変化させることができ、あらゆる植針パターンに対応
した植針ができる。なお、−定パターンの縦本数ＴＡで
植針パターンを区切るととく上り長尺のバンド針布の植
針入力を簡素化することができる。

〔発明の効果〕

本発明のバンド針布用植針装置は、以上の如く、θ軸・
Ｘ軸・２軸に個別の駆動装置を設け、８軸のＮｏ制御に
係るもので、マイクロコンピュータを使用してあらゆる
植針パターンに対応する植針条件を設定することができ
、不規前々植針パターンあるいは規則的であっても従来
植針条件の設定の困雌である複雑な植針パターンであっ
ても容易に植針することができる。

また、従来植針条件を変更する場合、換歯車・カム等を
交換し、その調整に高度の専門的技術も必要とし、多大
の調整工数を要してい九が。

本発明によるとマイクロコンピュータでの初期の植針条
件を設定するのみで容易に変更することができ、調整工
数を著しく減少することができる。

ま九、植針ミス、ワイヤー切れ等の異状が発生した場合
、植針手段が後退する機構を設けているので修正後１本
植針装置による再植針がなされ針布の品質か向上する等
の優れた効果を有する発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１％施例図を示すバンド針布用植針装
置の全体構成図、第２図は本発明に用いるマイクロコン
ピュータの回路図、第８図は同ブロックダイヤグラム、
第４図・第５図は本発明に用いるディスクプログラム、
およびＲＯＭ内プログ２ム、第６図は本発明により植針
されるバンド針布の要部裏面図、第７図は同バンド針布
の植針構成図、第８図は本発明の自動モードのフローチ
ャート、第９図・第（１）図は各々本発明により植針さ
れるバンド針布の他の実施例の植針構成図である。（１）・・・本体　　　　（り・・・基布（４）・・・
横移動手段　（６）・・・基布送り手段（６）・・・θ
軸駆動装置（７）・・・Ｘ４１］駆動装置（６）・・・２軸駆動装置（Ｉｌｌ・・・位置検出器（１φ・・・Ｎｏユニ、ト（Ｕ）・・・パーソナルコンピュータ第　３　図第４　図第５図ＲＯＭ円７０グラム第６レゴ第７図：″−Ｏａ：＝＝−一ρ　　　　　ａ：二一一−ρ第８
図賂９０舟（１）図　　　いｏｏｏｏ　　　　　　ご二：ニー）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）供給された基布に略Ｕ字状針布線を基布を貫通す
る方向（θ軸方向）に植針する植針手段と、上記植針手
段を基布の巾方向（Ｘ軸方向）に移動させる横移動手段
と、基布を基布長手方向（Ｚ軸方向）に送る基布送り手
段とを有する装置において、上記θ軸、Ｘ軸、Ｚ軸に個
別の駆動装置を取付けると共に、植針手段の近傍に、θ
軸駆動装置に連結して設けたパルサーよりなる位置検出
器と、上記位置検出器よりの位置データ出力により演算
されるデータ演算手段と、初期に植針条件設定手段によ
り設定された値と上記データ演算手段との値を比較しθ
軸、Ｘ軸、Ｚ軸の各駆動装置を制御する制御手段とより
形成してなることを特徴とするバンド針布用植針装置。
（２）異状検知手段により異状を検知した時に植針手段
の作動を停止すると共に、横移動手段と基布送り手段を
作動し、植針手段を所定位置に後退させることを特徴と
する請求項１記載のバンド針布用植針装置。