JPH01281172A - 湿式塗装ブース処理剤 - Google Patents

湿式塗装ブース処理剤

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JPH01281172A
JPH01281172A JP63319949A JP31994988A JPH01281172A JP H01281172 A JPH01281172 A JP H01281172A JP 63319949 A JP63319949 A JP 63319949A JP 31994988 A JP31994988 A JP 31994988A JP H01281172 A JPH01281172 A JP H01281172A
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JP
Japan
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water
treatment agent
paint
soluble polymer
wet
Prior art date
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Pending
Application number
JP63319949A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyosuke Mizuno
水野 恭佑
Masahiro Horiuchi
正弘 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/71Paint detackifiers or coagulants, e.g. for the treatment of oversprays in paint spraying installations

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は湿式塗装ブース処理剤に係り、特に湿式スプレ
ー塗装ブースにおいて、余剰ペイントを捕集するために
噴霧される水洗水中の塗料の粘着性を低減し、系内への
塗料の粘着固化を防止する湿式塗装ブース処理剤に関す
る。
[従来の技術] 自動車工業における塗装工程では、一般に車体に噴霧さ
れたペイントの歩留りは60〜80%であり、使用ペイ
ントの40〜20%は次工程で除去すべき過剰ペイント
である。この過剰に噴霧された余剰ペイントを捕集する
には、通常、水洗による湿式スプレーブースで処理され
ており、水洗水は循環使用される。
このような湿式スプレーブースにおいて、水洗水に捕集
される余剰ペイントは粘着性が高いため、スプレーブー
スの水腹板、配管系、スプレーノズル等に付着して配管
やノズルの目詰りを起こし、水洗効率を著しく低下させ
ることとなる。また、余剰ペイントの付着により、スプ
レーブースの排気系が詰り、空気の流通が阻害された場
合には、ブース内にペイント溶剤が充満し、安全衛生上
危険な状態となり、著しく作業環境を悪化させる。しか
も、余剰ペイントの大部分はスプレーブースのブースピ
ット底、循環ビット底に沈積し、沈積したペイントは時
間の経過と共にゴム状に固化し、清掃除去に多大な手間
と労力を要するようになる。
また、洗浄水中に捕集されたペイントは、系内に付着又
は沈降するのみならず、ペイント成分が溶解したり、微
粒子となって分散したりする。特に水性ペイントの場合
には分散し易く、水中の懸濁物質(SS)や溶解固形分
(TDS)を増加させる。TDSが増加すると系内の腐
食進行を助長する。また、ペイント中の溶剤はブース排
気中の炭化水素(HC)を増加させるだけでなく、洗浄
水中に溶解して循環水のCODを上昇させる。更には、
ペイントの溶剤の種類によっては循環水を酸性化し、そ
の結果システムの腐食を促進させることとなる。
このような問題点を解決するために、従来より、洗浄水
に配合するスプレーブース処理剤が開発されており、 ■ NaOH% KOH等のアルカリ ■ Zn塩等の両性金属 ■ カチオン性ポリマー ■ 界面活性剤 等の薬剤を単独であるいは2種以上を併用して洗浄水に
添加する方法が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の処理剤は、 ■ 効果が十分でない、 ■ 適用できるpH範囲が狭く、安定な処理を行なうこ
とが難しい上、pH調整剤を多量に必要とする、 ■ 適用できる塗料種に限りがあり、アクリル系塗料、
フタル酸系塗料には効果が低い。
等の問題点を有し、工業的に有利なものとはいえなかっ
た。
[問題点を解決するための手段] 本発明の湿式塗装ブース処理剤は、このような問題を解
決するものであって、分子量が500を超え、5000
00以下のアニオン性又はノニオン性水溶性高分子と前
記水溶性高分子を凝結させる作用を有する凝結剤とを含
むことを特徴とする。
以下に本発明につき詳細に説明する。
本発明の湿式塗装ブース処理剤の成分である分子量50
0を超え500000以下のアニオン性又はノニオン性
水溶性高分子としては水溶液型でも、エマルシコン型で
も良く、具体的には次の■〜■に挙げる化合物等を用い
ることができる。
■ アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸等のカル
ボン酸モノマーを含むホモポリマー、コーポリマー、タ
ーポリマーあるいはこれらのポリマーの塩。
■ アクリルアミドモノマーを含むホモポリマー、コー
ポリマー、ターポリマーあるいはこれらのポリマーの塩
■ ビニルピロリドンモノマーを含むホモポリマー、コ
ーポリマー、ターポリマーあるいはその話導体。
■ ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール。
■ 天然物又はその既導体、具体的には、デンプン、C
MC(カルボキシメチルセルロース)、メチルセルロー
ズ、ゼラチン等が挙げられる。
これらの水溶性高分子は1種を単独で用いても、2種以
上を併用して用いても良い。
なお、本発明において、分子量500を超え50000
0以下という比較的低分子量の水溶性高分子を用いるの
は、後述の[作用]の項で述べる塗料の不粘着化作用が
、分子量が500を超える水溶性高分子によって奏され
、分子量500以下の水溶性高分子ではこの不粘着化作
用が十分得られないからである。一方、分子量が500
000を超える水溶性高分子であると、塗料粒子を凝集
する作用が強くなり、高分子自体の粘着性が強くなるた
め不適当である。
なお、マレイン酸系ポリマーについては、特に、分子量
が500を超え、1000未満のものが好ましい。
一方、これらの水溶性高分子を凝結させる凝結剤として
は、次の■〜■に挙げる化合物等を用いることができる
■ (a 2+ 、 M’ g 24p等のアルカリ土
類金属塩。
■ Zn2“、A13+等の両性金属塩。
■ 鉄塩。
本発明の湿式塗装ブース処理剤は、上記水溶性高分子及
び水溶性高分子を凝結させるための凝結剤の他、必要に
応じて他の添加剤を含むものであ)ても良い。
また、本発明の湿式塗装ブース処理剤は、水溶性高分子
と凝結剤とが予め所定割合で混合されてなるものであっ
ても良く、それぞれ別々に、例えば粉末状の水溶性高分
子と凝結剤、水溶性高分子水溶液と凝結剤希釈液として
提供されるものであっても良い。予め混合した状態とす
る場合、水溶性高分子と凝結剤との配合割合は、処理対
象や用いる薬剤等によフても異なるが、通常、凝結剤の
量が水溶性高分子に対して0.1〜1000%、好まし
くは1〜300%となるようにするのが好ましい。
このような本発明の湿式塗装ブース処理剤を用いて処理
を行なうには、湿式ブース洗浄水中に、本発明の処理剤
の適当量を注入添加して、水中に捕集された余剰ペイン
トを不粘着化する。
この場合、本発明の湿式塗装ブース処理剤の添加量は処
理剤中の水溶性高分子の量が水洗水に対してO,O1p
pm以上、好ましくは0.1〜11000pp程度、水
洗水中の余剰ペイント量に対して0.01〜300重量
%、好ましくは0.05〜10重量%程度、また、凝結
剤は水溶性高分子に対して0.1〜1000重量%、好
ましくは1〜300重量%となるような範囲でそれぞれ
ジャーテストにより適宜決定する。
注入方法としては特に制限はないが、 ■ 水溶性高分子水溶液(又は半溶解懸濁ないし乳化状
態の液)又は水溶性高分子粉末と凝結剤を各々同−又は
別の注入位置にて水洗水中に連続又は間欠注入する。
■ 水溶性高分子及び凝結剤を希釈液で懸濁液としたも
のを水洗水中に連続又は間欠注入する。
等の方法を採用することができる。
このようにして、本発明の湿式塗装ブース処理剤を添加
することにより、水洗水中の余剰ペイントが不粘着化す
る。不粘着化した塗料粒子は固液分離が容易であるので
、これを分離することにより、分離水は再度水洗水とし
て循環使用することが可能とされる。
ブースから排出される使用済水洗水中の塗料粒子を分離
する手段としては特に制限はないが、浮上分離又は物理
的固液分離手段が採用される。物理的固液分離手段とし
ては、具体的には、ウェッジワイヤ、ロータリースクリ
ーン、バースクリーン又はサイクロン等が挙げられる。
固液分離処理により回収されるスラッジは、重力脱水あ
るいは通常の脱水機で脱水した後、焼却処理又は埋立等
により処分することができる。
なお、本発明の処理剤を用いることにより、水洗水中に
捕集された余剰ペイント等の粘着性は十分に改善される
ため、固液分離の際、特に他の凝集剤等を使用すること
なく、効果的な固液分離を行うことが可能であるが、分
離をより確実かつ効率的に行うために、有機系高分子凝
集剤を用いてフロックの粗大化を図るのが好ましい。特
に分m手段として、浮上分離手段を採用する場合には、
凝集剤を使用するのが有利である。
高分子凝集剤としては、ポリエチレンオキサイド、ポリ
アクリルアミド、メチルセルロース、尿素−ホルマリン
樹脂等のノニオン性高分子凝集剤、ポリ(メタ)アクリ
ル酸塩、ポリ(メタ)アクリルアミドの部分加水分解物
、ポリスチレンスルホン酸塩等のアニオン性高分子凝集
剤、ポリジアリル四級アンモニウム塩、ポリ(メタ)ア
クリル酸アミノエステル、ポリエチレンイミン、ポリア
ミドポリアミン、ジハロアルカンポリアミン重縮合体、
ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性物、ポリアクリル
アミドのホフマン分解物、ポリアミノアルキル(メタ)
アクリレート、ポリビニルピリジウムハライド、ポリ(
メタ)アクリレートポリアルキレンポリアミン、カチオ
ン化でんぷん、キトサン、ポリビニルイミダシン及びこ
れらの水溶性共重合体等のカチオン性高分子凝集剤が挙
げられる。
これらの凝集剤は1種を単独であるいは2f!以上を併
用して用いることができる。
これらの凝集剤の添加箇所は前記分離手段の直前が好ま
しく、この場合、適当な反応槽を設けることにより、凝
集はより良好に進行し易くなるので有利である。また、
その添加量は、余剰ペイントに対する重量でo、oot
〜100%、通常0.01〜50%の範囲とし、循環す
る水洗水中へ注入する場合には、水中の余剰ペイント量
によっても異なるが、0.01〜11000pp。
通常0.05〜1100ppの範囲とするのが好ましく
、一般には最適添加量はジャーテストにより適宜決定さ
れる。
なお、本発明においては、更にアルカリ剤、界面活性剤
等を併用しても良い。
アルカリ剤は、塗料の粘着性をより低減させ、また装置
の防食面からも有効である。
界面活性剤は、塗料の分散性及び乳化性の向上に有効で
ある。界面活性剤としては、それ自体公知の任意の陰イ
オン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性イオン界面
活性剤あるいは陽イオン界面活性剤の1種あるいは2種
以上の組合せが使用できる。具体的には、アルキルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、高級アルコール硫酸エステ
ルナトリウム、アルキル硫酸エステルナトリウム、アル
キルスルホン酸ナトリウム、アルキルスルホコハク酸ナ
トリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、アル
キルナフタリンスルホン酸ナトリウム−ホルマリン縮金
物、アルキルナフタリンスルホン酸ナトリウム、スルホ
ン化複素環式化合物、脂肪酸−アミノ酸縮合物等の陰イ
オン界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル
、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸アミドエーテル、ポリエチレングリコールアル
キルアミンエーテル、多価アルコール脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル、ア
ルキロールアミド等の非イオン界面活性剤;ベタイン型
、イミダシリン型、スルホン酸型あるいはアラニン型の
両性界面活性剤;アルキルピリジニウム塩酸塩、アルキ
ルトリメチルアンモニウムハライド、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン、ポリオキシエチレンドデシルアミン
等の陽イオン界面活性剤等が挙げられる。本発明におい
ては、これらの界面活性剤のうちでも、非イオン界面活
性剤を用いるのが好ましい。
[作用] 本発明の湿式塗装ブース処理剤を添加することにより、
洗浄水中で不溶化した特定分子量範囲の水溶性高分子が
、余剰ペイントに吸着する。そして、水溶性高分子の皮
膜の被覆によって塗料は不粘着化される。不粘着化した
塗料は凝集し、固液分離し易くなる。このような水溶性
高分子による不溶化は、凝結剤によりて効果的に行なわ
れ、優れた効果が得られる。
[実施例] 以下、実施例及び比較例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
実施例1 本発明の方法に従って、某自動車工場の湿式スプレー塗
装ブースの循環水の処理を行なった。なお、処理対象と
した湿式スプレー塗装ブースの概要は次の通りである。
湿式スプレー塗装ブース概 ■ 塗装品目:車体 ■ 塗料種ニアクリル樹脂系塗料 フタール酸系塗料 メラミン系塗料 ■ 塗装ブース形式:ペンチエリ−式 保有水量:350rr? 循環水量:1000rn’/Hr ブロー水量:30ゴ/ d a y ■ 循環水水質 pHニア、5 電気伝導率=600μs / c m 濁度:250(度) カルシウム硬度:55ppm (as  CaC05) 本塗装ブースでは、水幕板、排気ダクトへの余剰ペイン
トの付着が激しく、排気不良の問題が生じるため、毎週
1回の清掃除去を行なっていた。
しかしながら、付着物は粘着力が非常に強く、アスファ
ルト状に固化するため、その清掃除去作業が非常に困難
であり、多大の労力を要するものであフた。
このような湿式スプレー塗装ブースの循環水に、下記仕
様によりマレイン酸系ポリマーを添加した。
マレイン 系ポリマー添加亘1 ■ 使用薬品:ポリマレイン酸ソーダ (分子量: eoo) 凝結剤として水酸化カルシウム ■ 注入量:余剰ペイントに対しそれぞれ0.5重量% ■ 注入方法:薬注ポンプによる連続注入■ 注入場所
:循環ポンプサクション側その結果、次のような効果が
認められた。
(1)  水幕板、排気ダクトへの余剰ペイントの付着
が従来の115〜1/10程度と激減した。
(il)  付着塗料、沈殿物の固化がなく、砂状及び
泥状のものが殆どであり、清掃作業が容易となった。
(iff)従来は1回/1週の清掃作業が必要とされて
いたが、1回/1月に清掃作業が大幅に軽減された。
実施例2〜25、比較例1〜10 市水を500mj!のミキサーに取り、第1表に示す所
定!の薬剤を添加しく但し比較例1は添加せず)、アク
リル樹脂系塗料を5000ppmとなるように滴下し、
1分間急速攪拌した。得られた懸濁液をビーカーに移し
、30分間静置した。
これを固液分離して得た塗料の外観を観察し、粘着性を
指触で調べるとともに、ビーカー内の水と浮遊物を捨て
、ビーカー壁に付着したペイントの乾重量を測定した。
結果を第1表に示す。
なお、試験懸濁液の水質は下記の通りである。
ペイント濃度:  5000ppm pH:  6.9 Cond (導電率):  530g5/amSS: 
 3200ppm 以上の結果より、本発明の湿式ペイントブース処理薬剤
は、少量の添加で付着ペイント量を少なくすることがで
き、湿式ブースにおいて系内への塗料の付着・粘着固化
を著しく低減できることが明らかである。
[発明の効果コ 以上詳述した通り、本発明の湿式塗装ブース処理剤は分
子量′500を超え500000以下の水溶性高分子と
その凝結剤とを含むものであって、捕集された塗料の粘
着性を効果的に低減し、塗料をさらざらした粒子状とし
容易に除去可能とすることができる。しかも、殆ど全て
の塗料に有効で、従来不粘着化が困難とされていたアク
リル系、フタール酸系塗料及びハイソリッド系塗料に対
しても不粘着化効果が高い。
従って、本発明の処理剤によれば、 ■ 配管等への塗料の付着によるノズルの目詰り等が防
止され、水洗効率が良好に維持され、メンテナンスが軽
減される。
■ 排気系の閉塞等による作業環境の悪化が防止される
■ ブースピット等に沈積又は浮上した塗料スラッジが
固化し難くなり、容易に除去できるようになる。従って
、除去作業が軽減、される。
■ 洗浄廃液が固液分離し易くなり、廃水処理が容易と
なる。
■ 高い分離効率で使用済水洗水中の固形物を分離除去
することができ、循環水洗水の清澄度を高く維持するこ
とができる。
という効果も奏され、塗装ブース処理を工業的に極めて
有利に行うことが可能となる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子量が500を超え、500000以下のアニ
    オン性又はノニオン性水溶性高分子と前記水溶性高分子
    を凝結させる作用を有する凝結剤とを含むことを特徴と
    する湿式塗装ブース処理剤。
  2. (2)水溶性高分子がカルボン酸系、アクリルアミド系
    又はビニルピロリドン系の重合体、ポリアルキレングリ
    コール、天然物、及び、これらの誘導体からなる群から
    選ばれる少なくとも1種の化合物である特許請求の範囲
    第1項に記載の処理剤。
  3. (3)凝結剤が多価金属塩である特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の処理剤。
JP63319949A 1987-12-21 1988-12-19 湿式塗装ブース処理剤 Pending JPH01281172A (ja)

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JP32362087 1987-12-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020045647A (ko) * 2000-12-09 2002-06-20 배현상 페인트 점성 제거용 조성물 및 그의 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020045647A (ko) * 2000-12-09 2002-06-20 배현상 페인트 점성 제거용 조성물 및 그의 제조방법

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