JPH04227751A - 塗料吹き付け室の有機物粘着防止処理 - Google Patents

塗料吹き付け室の有機物粘着防止処理

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JPH04227751A
JPH04227751A JP3108098A JP10809891A JPH04227751A JP H04227751 A JPH04227751 A JP H04227751A JP 3108098 A JP3108098 A JP 3108098A JP 10809891 A JP10809891 A JP 10809891A JP H04227751 A JPH04227751 A JP H04227751A
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JP
Japan
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melamine
composition
water
paint
polyacrylamide
Prior art date
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Pending
Application number
JP3108098A
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English (en)
Inventor
David Brian Mitchell
デビツド・ブライアン・ミツチエル
Thomas P Curran
トマス・ピー・カラン
Wun T Tai
ウン・テイ・タイ
Gary G Engstrom
ゲイリイ・ジー・イングストローム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WR Grace and Co
Original Assignee
WR Grace and Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04227751A publication Critical patent/JPH04227751A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/71Paint detackifiers or coagulants, e.g. for the treatment of oversprays in paint spraying installations

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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は塗料吹き付け室廃液の処理、特
に吹き付け室のプロセス水に堆積するエポキシ樹脂、ハ
イソリッド  エナメルなどの有機溶媒ベースの塗料の
粘着を防止し、凝集を予防する新規ポリマー組成物に関
する。
【0002】
【発明の背景】自動車及び関連塗装工業において、吹き
付けられた塗料の全体の体積の20−40%が過剰吹き
付けであると評価されている。エポキシ樹脂、ハイソリ
ッドエナメルなどの有機塗料を適用する場合、過剰吹き
付け塗料を捕捉する必要がある。それは、車体塗装など
の大規模工業における適用の場合、吹き付け室内壁上に
水カーテンを使用し、それが吹き付け室の壁を溜めに向
かって瀑落するときに過剰に吹き付けられた塗料素材を
水に取り込むことにより行う。典型的に、この水は再循
環ポンプを用いて吹き付け室に再循環する。吹き付け室
の水中で、まだ有効な塗料素材が凝集し、堆積すると、
管や循環ポンプの閉塞ならびに塗料吹き付け室の水カー
テン後部の壁への塗料の堆積などの重大な問題を起こす
。吹き付け室内で塗装材料を吹き付ければ吹き付ける程
、空気から除去された過剰吹き付け材料がタール様凝集
性スラッジの形態で水中にたまり、それは吹き付け室の
水を循環するポンプ及び管を短時間で詰まらせる。さら
にこのスラッジはポンプ、管、溜め、及びそれが接触す
る系の他の内部表面から除去するのが非常に困難である
。水溜め中に堆積する塗料原料の固まりも系の定期的清
掃の際に重大な保守の問題を与え、塗装材料の重い堆積
物を溜めから除去するために非常な努力が必要である。
【0003】従って、過剰吹き付けした塗装材料が粘着
性を持たず、容易に水から分離でき、吹き付け室内の壁
、管、ポンプ;又は吹き付け室系の他の表面及び内部成
分に粘着しないように、吹き付け室内の水を処理し、浮
遊条件及び粘着防止条件を保持することが望ましい。
【0004】種々の処理が特許文献に報告されている。 例えばU.S.特許 3,861,887 は塗料室洗
浄水をポリカチオン性水分散性ポリマーと両性金属の水
溶性塩の組成物で処理し、塗料の粘着性を減少させるこ
とを開示している。この方法のひとつの問題は、亜鉛な
どの両性金属の使用により廃水及びスラッジに関する他
の廃棄の問題を起こすことである。
【0005】他の方法はクレーに基づく処理である。 U.S.特許 4,504,395 に、あるヘクトラ
イト  クレーが過剰吹き付け塗料の粘着防止に有効で
あると開示されている。この方法のひとつの問題は、ク
レーによりできたスラッジの脱水が困難で、安全に埋め
立てて廃棄することの必要な大容積の危険材料となり得
ることである。
【0006】さらに他の方法は、U.S.特許 4,6
56,059 に開示されているメラミン−アルデヒド
酸コロイド溶液の利用である。メラミン−アルデヒド酸
コロイド溶液は、メラミンをアルデヒド、好ましくはホ
ルムアルデヒド又はパラホルムアルデヒドと反応させ、
メラミン−アルデヒド反応生成物を形成し、メラミン−
アルデヒド反応生成物に酸を加えてメラミン−アルデヒ
ド酸コロイド溶液とすることにより製造する。この組成
物の利用は以下の欠点を伴う:(a)塗料の粘着性が完
全に防止されない、(b)典型的メラミン−アルデヒド
酸コロイド生成物は0.1%以上の遊離ホルムアルデヒ
ドを含み、これは疑発癌物質である、及び(c)不完全
な粘着防止の結果、塗料が効果的に脱水されず危険な廃
棄スラッジ製造が増加する。
【0007】
【発明の概要】循環水に加えるのに適し、優れた及び完
全な塗料の粘着防止を行う塗料吹き付け室処理剤の提供
が本発明の目的である。
【0008】本発明の他の目的は塗料材料の固まり又は
スラッジがポンプ、管、溜め、吹き付け室表面、又は吹
き付け室装置の他の内部成分内に堆積するのを阻害する
、塗料吹き付け室循環水への処理の提示である。
【0009】吹き付け室内の有機溶媒ベースの塗料粒子
の粘着を完全に防止する、塗料吹き付け室からの過剰吹
き付け塗料のための処理剤の提供も本発明の他の目的で
ある。
【0010】0.1%以下の遊離アルデヒドを含む粘着
防止剤の提供も本発明の他の目的である。
【0011】本発明に従い、塗料吹き付け室の水中の有
機溶媒ベース塗料過剰吹き付け粒子の制御に使用する、
ある新規塗料及びスラッジ粘着防止剤を提供した。本発
明の新規塗料及びスラッジ粘着防止剤は、メラミン、ア
ルデヒド、及びジシアンジアミドとグリシンから成る群
より選んだアミン−含有化合物の反応により得られるあ
るメラミン  ポリマーを含む。これらのメラミン  
ポリマーはあるポリアクリルアミドと組み合わせて使用
することもでき、これらは共に有機塗料の粘着防止に使
用すると驚くべき及び予測に反した結果を示す。
【0012】本発明に従い、有効量の上記メラミン  
ポリマーを任意にポリアクリルアミドと組み合わせて吹
き付け室水に加えて塗料粒子の粘着を防止し、粘着防止
塗料粒子を回収することを含む、吹き付け室水中の塗料
粒子の粘着防止の方法も提示する。
【0013】
【詳細な説明】
本発明は、水系における塗料の粘着防止の能力が増大し
たあるメラミン  ポリマーを含む新規ポリマー粘着防
止剤をめざすものである。本発明で使用するのに適した
メラミン  ポリマーは、メラミン、アルデヒド、及び
グリシンとジシアンジアミドから成る群より選んだアミ
ン含有化合物の、酸触媒の存在下における反応により得
られるポリマーを含む。ポリマー中のメラミン:アミン
:アルデヒドの典型的なモル比は、それぞれ0.25−
0.4:0.03−0.20:1である。
【0014】好ましい具体化において、メラミン  ポ
リマーはメラミン、ホルムアルデヒド、及びグリシンの
反応により得られ、ポリマー中のメラミン:グリシンの
モル比は6−13.2:1、最も好ましくは6.2:1
である。他の好ましい具体化において、メラミン  ポ
リマーはメラミン、ホルムアルデヒド、及びジシアンジ
アミドの反応によって得られ、メラミン:ジシアンジア
ミドのモル比は0.8−6.5:1、好ましくは2.0
−2.5:1、最も好ましくは2.25:1である。
【0015】本発明で使用するのに適したアルデヒドは
、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンア
ルデヒド、アクロレイン、クロトンアルデヒドなど、及
びこれらの混合物であり、ホルムアルデヒド又はホルム
アルデヒドとプロピオンアルデヒドのそれぞれ1:0.
25−0.75の重量比の混合物が好ましい。ホルムア
ルデヒドは気体状態で、又はパラホルムアルデヒドなど
のそのポリマーの形態のひとつ、あるいはホルマリンの
形態で使用することができる。先行技術のメラミン−ホ
ルムアルデヒド  コポリマーに伴う主な関心事は、前
に示したとうりホルムアルデヒドの疑発癌性の観点から
、0.1%以上の遊離ホルムアルデヒドの含有率である
。ポリマー中のホルムアルデヒドの含有率を単純に減少
させると、一般に粘着防止剤として劣ったものとなる。 しかし、ホルムアルデヒドの1部をプロピオンアルデヒ
ドで置き換えると、最終的メラミン  ポリマーの遊離
ホルムアルデヒドの量を0.1%以下に減少させ、しか
も優れた粘着防止性を持つ組成物を与えることを見いだ
した。このように最も好ましい具体化においては、上記
の好ましいメラミン  ポリマーのいずれかにおいて約
30重量%のホルムアルデヒドを等モル比のプロピオン
アルデヒドに置き換える。
【0016】本発明に従い、一緒に驚くほど粘着防止性
を増加させる上記メラミン  ポリマー及び適したポリ
アクリルアミドの組み合わせも提示する。本発明で使用
するのに適したポリアクリルアミドは一般に、ここに参
照として挿入しそのまま信頼するU.S.特許 2,8
20,777 に開示されている種類のものを含む。こ
れらのポリマー素材はアミド基及びカルボキシレート基
の両方を含む。アニオン性又は非イオン性ポリアクリル
アミドを本発明に使用する場合、その分子量は15,0
00,000以下が好ましく、約12−約15,000
,000が最も好ましい。本発明にカチオン性ポリアク
リルアミドを使用する場合、その分子量は7,000,
000以下が好ましい。
【0017】本発明の粘着防止剤は一般に塗料吹き付け
室内の循環水に加え、有機溶媒ベ−スの塗料粒子、塗料
原料の固まり及びスラッジの粘着を防止し、凝集を防ぐ
。一般に本発明のメラミン  ポリマーは約1000−
5000ppm、好ましくは2500−4000ppm
の濃度で塗料吹き付け室装置の水に加えることができる
。第2成分として使用する場合、ポリアクリルアミドは
一般に少なくとも1ppm、好ましくは約2ppm−5
ppmの濃度で加え、これはメラミンポリマー:ポリア
クリルアミドの重量比5000−200:1、好ましく
は2000−500:1に対応する。二成分は処理する
水に別々に加え、メラミン  ポリマーを最初にするの
が好ましい。しかし両成分の混合物を特に上記の割合で
含む組成物を処理の前に混合することができ、その後吹
き付け室の水の処理に使用するのが有利である。かかる
粘着防止組成物の添加の前に、吹き付け室の水のpHは
少なくとも9.0に調節しなければならない。本発明の
組成物は脱泡剤、殺生物剤、アルカリ  ヒドロキシド
(PH制御のため)などと組み合わせて使用することが
できる。本発明の組成物はクレー材料に伴う脱水の問題
を避けるため、クレーを含まないことが好ましい。本発
明の組成物は又、粘着を防止した固体を塗料吹き付け室
から除去した時に廃棄の問題を起こす亜鉛などの両性金
属を含まないのが好ましい。
【0018】メラミン  ポリマー/アニオン性ポリア
クリルアミドの組み合わせは一般に、エポキシ樹脂塗料
、ハイソリッド  エナメル塗料、すなわち固体の含有
率が65%以上の塗料、ポリウレタン塗料などを含む有
機溶媒ベースの塗料の粘着防止に最も有用であるが、そ
れに限られるわけではない。
【0019】典型的な塗料吹き付け室/スラッジ除去系
において、粘着防止塗料粒子はサイクロン分離器、溶解
空気浮遊装置(DAF)などの固体濃縮装置に移し、そ
こで浮遊及びスラッジ  ブランケットの拡張を助ける
ために凝集剤を加えることができる。典型的に10%以
下の固体を含む濃縮固体は、上澄みを除去し、プレート
及びフレームプレス、ホフマン濾過器、ハイデン装置な
どの脱水装置に移し、そこでスラッジ脱水助剤として第
2の凝集剤を加えることができる。固体濃縮装置に加え
る凝集剤(凝集剤A)は、脱水装置で加える凝集剤(凝
集剤B)と同じであることができ、あるいは凝集剤Aが
アニオン性であり凝集剤Bがカチオン性、又はその逆で
あることもできる。固体濃縮装置で使用するのに好まし
いアニオン性凝集剤は分子量が10−23,000,0
00で電荷密度が−0.5−3.5meq/qのアニオ
ン性ポリアクリルアミドである。脱水装置で使用するの
に好ましいカチオン性凝集剤は、分子量が5−8,00
0,000で電荷密度が+1.0−4.5meq/qの
カチオン性ポリアクリルアミドである。得られるスラッ
ジは典型的に30−70重量%の固体を含み、それをさ
らに空気乾燥装置中で高温にて乾燥し、約80−90重
量%の固体含有率とする。過剰吹き付け塗料の粘着防止
における本発明の効率は、図1に略図で示した塗料吹き
付け室装置を用いて評価する。装置は前壁(14)、側
壁(16)及び(18)、後壁(20)及び床(22)
を含む吹き付け室(12)を含む。高所の溜め(24)
は前壁(14)の位置におかれ、前壁の上端(26)が
溜めの低側を形成し、溜めからあふれた水が前壁(14
)の水カーテンを形成する。
【0020】吹き付け室には出口(28)があり、溜め
からあふれた水は出口(28)に入り管(30)を通り
、第2の混合室(32)に行く。第2室(32)は端壁
(34)及び(36)、側壁(38)及び(40)、及
び床(42)を含み、せき(48)により第1区画(4
4)及び第2区画(46)に分けられている。管(30
)からの水流は第1区画に入り、第2区画の床には出口
(50)がある。せきの上端(52)は混合室の壁より
低く、水が第1区画から第2区画にあふれ出て、出口(
50)に入るようにしてある。管(52)が水を出口(
50)から第3の混合室に導き、第3の混合室は4つの
壁(56)(57)(58)及び(59)、ならびに床
(60)を含む。ポンプ(64)への吸い込み管(62
)の解放端を用いて水を第3の混合室から吸引すること
ができる。混合室(54)からポンプにより吸引された
水は、ポンプ排出管(65)を通り、高所溜め(24)
に導かれる。
【0021】吹き付け室(12)の後壁(20)の上端
(21)は前壁(14)の前上端(26)より低く、吹
き付けスプレーガン(66)は、9”の距離から前壁(
14)に向かって吹き付けが行われるような位置におか
れている。再循環水系の容量は約14リットルであり、
再循環速度は1分当たり約7.6リットルである。
【0022】操作すると、水の循環は吹き付け室(12
)の上端(26)をあふれ、床(22)に向かって前壁
(14)に隣接して流れる水のカーテンを作り始める。 その時スプレーガン(66)から、吹き付けが水のカー
テンに乗るように前壁(14)に向かって塗料を吹き付
ける。一般に塗料は1分当たり約2.5ミリリットル−
約5.0ミリリットルの速度で吹き付け、約100ミリ
リットルの塗料を吹き付けるまで吹き付けを続ける。
【0023】同業者は前述の詳細な記述を用い、さらに
苦心することなく本発明を十分活用することができると
思われる。以下の実施例は本発明を説明するために示す
ものであり、添付の特許請求の範囲に示した以外にどの
ようにも本発明を制限するものではない。ここに示す実
施例は、本発明の種々の具体化を含む。他の具体化は明
細書又はここに開示されている実行を考慮して同業者に
は明らかであろう。本発明の新規概念の精神及び範囲か
ら逸脱することなく修正及び変化を行うことができると
思われる。
【0024】
【実施例1】本実施例は、先行技術のメラミン−ホルム
アルデヒド  コポリマーより優れた本発明のメラミン
  ポリマーの粘着防止特性を示すものである。表1に
示すメラミン−ジシアンジアミド−ホルムアルデヒド 
 ポリマーを以下のようにして製造した:170gの脱
イオン水に17g(0.13モル)のメラミン、及び5
g(0.06モル)のジシアンジアミドを加えた。42
g(37%活性、又は0.51モル)のホルムアルデヒ
ドを10−12分かけて加えた。pHを4.5−5.5
に保った。混合物を138−140℃に加熱し、その温
度で16.3g(33%活性、又は0.13モル)の塩
酸を3分以内で加え、反応温度を148−150℃に上
げた。この温度で2時間40分、又は粘度が6.7cp
sとなるまで反応を保ち、その時点で250gの脱イオ
ン水を加えて製造を終結した。表1に示すとうり、メラ
ミン:ジシアンジアミドのモル比を変えて他のメラミン
  ポリマー試料を製造した。これらの試料の塗料粘着
防止に関する相対的効率を以下のようにして決定した:
塗料吹き付け室に14リットルの脱イオン水を加え、5
,000ppmの表1に示すポリマー又はコポリマーを
加えた。
【0025】水酸化ナトリウムを加えて水のpHを9.
0に上げた。ハイソリッド  エナメル塗料を5分間の
撹拌後、前壁(14)に吹き付けた(3.5ml/分の
吹き付け速度にて100ml)。
【0026】塗料の粘着防止の程度を第2(31)、及
び第3(54)混合室において人差し指と親指の間で塗
料をこすることにより、塗料の粘着防止の程度を継続的
に評価した。完全に粘着防止されている場合、塗料は親
指と人差し指の間でころがるであろう。粘着防止が乏し
いと、塗料は汚すであろう。
【0027】
【表1】                          
         表1              
メラミン:ジシアンジアミドの最適モル比の決定   
                     (g) 
   (g)    (g)    (g)    (
g)脱イオン水              170 
   170    170    170    1
70メラミン                  2
2      12      17      20
      21ジシアンジアミド         
 −        10        5    
    2        1ホルムアルデヒド   
       42      42      42
      42      42(37%活性) 塩酸(31%活性)        16      
16      16      16      1
6脱イオン水              250  
  250    250    250    25
0メラミン:ジシアンジ      −       
0.8:1    2.25:1     6.5:1
    14.3:1アミド  モル比 粘着防止                  並  
      並        良      並−良
    並−良注意:  粘着防止の選別はすべて50
:50w/w  赤及び黒ハイソリッド  エナメル塗
料について行った。
【0028】U.S.特許 4,656,059 に従
って製造したメラミン−ホルムアルデヒド  コポリマ
ー試料はハイソリッド  エナメル塗料(吹き付け速度
4.0ml/分)についてわずかに並の粘着防止率を示
したことがわかる。それと対照的にメラミン:ジシアン
ジアミドのモル比が2.25:1のメラミン−ジシアン
ジアミド−ホルムアルデヒド  ポリマー試料は良い粘
着防止率を示し、従ってメラミン−ホルムアルデヒド 
 コポリマー試料より優れていた。又、分子量が12−
15,000,000のアニオン性ポリアクリルアミド
を加えるとメラミン  ポリマーの粘着防止特性がさら
に改良され、メラミン  ポリマー/ポリアクリルアミ
ドの組み合わせの粘着防止率は良/優の効率に増加した
ことがわかる。このように、ポリマーを単独で使用した
場合の良からポリアクリルアミドと組み合わせて使用し
た場合の優/良に粘着防止率が増加するので、アニオン
性ポリアクリルアミドとメラミン−ジシアンジアミド−
ホルムアルデヒド  ポリマーの組み合わせは粘着防止
剤として相乗的効果を与える。
【0029】
【実施例2】本実施例はメラミン−ジシアンジアミン−
ホルムアルデヒド−プロピオンアルデヒド  ポリマー
の粘着防止剤としての効率を示し、ホルムアルデヒドの
一部をプロピオンアルデヒドで置き換えることによる遊
離のホルムアルデヒドの減少を示す。
【0030】表2に示す通りに種々のメラミン−ジシア
ンジアミド  ホルムアルデヒド  プロピオンアルデ
ヒド(MDFP)ポリマーを製造した。33%(0.1
7m)のホルムアルデヒドを0.18mのプロピオンア
ルデヒドで置換する他は、反応条件は実施例1と基本的
に同様であった。プロピオンアルデヒドはホルムアルデ
ヒドより反応性が低いので完全な反応を確実に行うため
に反応時間を長くしなければならない。従って塩酸の添
加後反応混合物を148−150℃に少なくとも4時間
加熱した。黒及び赤の下塗りハイソリッド  エナメル
塗料を粘着防止率の決定のために使用した。MDFP試
料を通常の濃度のホルムアルデヒド(0.51m)を含
み実施例1に従って製造したメラミン  ジシアンジア
ミド−ホルムアルデヒド  ポリマーと比較した。MD
FP試料を、ホルムアルデヒドの濃度を30%減少させ
て(0.34m)調製したメラミン−ジシアンジアミド
−ホルムアルデヒド  ポリマーとも比較した。表2よ
り明らかなとうり、ポリマー中のホルムアルデヒドの濃
度を単純に減少させると(すなわち0.51mから0.
34mへの減少)、遊離ホルムアルデヒドの含有率はま
だ0.1%以上であり、遊離アルデヒドの問題を軽減し
ない。さらにポリマー中のホルムアルデヒドの濃度を減
少させたことにより生成物の粘着防止特性は低下した。 しかし、ホルムアルデヒドの一部をプロピオンアルデヒ
ドで置換すると、生成物の遊離ホルムアルデヒドの含有
量が低下し(0.1%以下)、優秀な粘着防止率を示す
ポリマーを与える。
【0031】
【表2】                          
         表2              
    メラミン            低モル比 
         メラミン            
  ジシアンジアミド        メラミン   
     ジシアンジアミド            
  ホルムアルデヒド    ジシアンジアミド   
 ホルムアルデヒド                
                  ホルムアルデヒ
ド  プロピオンアルデヒド            
        (g)            (g
)              (g)脱イオン水  
        170              
170              170メラミン 
             17          
      17                1
7ジシアンジアミド        5       
           5             
     5ホルムアルデヒド      42   
             28.1        
    28.1(37%溶液) プロピオンアルデヒド    −          
        −                
10.47塩酸                  
16.3            16.3     
       16.3(31.61%HCl) 脱イオン水          250       
       250              2
50モル比:          0.26/0.11
/1.0        0.39/0.17/1  
      0.4/0.18/0.5/1粘着防止 
             優−良         
     並−悪            優−良遊離
ホルムアルデヒド  0.36          0
.17              0.08    
% 注意:上記ポリマーはすべてアニオン性ポリアクリルア
ミド(分子量:12−15,000,000、電荷密度
−0.5meq/q)と組み合わせて選別した。吹き付
け室の水のpHは9.0であった。
【0032】
【実施例3】本実施例は、本発明によるメラミン−グリ
シン−ホルムアルデヒドポリマーの粘着防止特性を示す
ものである。表3に示すメラミン−グリシン−ホルムア
ルデヒド  ポリマー試料を、ジシアンジアミドの代わ
りにグリシンを用いる以外は実施例1に記載の方法によ
り製造した。
【0033】ハイソリッド  エナメル塗料(Eagl
e  Pitcher  and  General 
 Motersからの黒及び赤の下塗り塗料(それぞれ
50w/w))につき粘着防止率を決定した。示したと
うり、メラミン:グリシンのモル比が6.2:1のポリ
マーが最適粘着防止性を与えた。
【0034】
【表3】                          
         表3              
    メラミン:グリシンの最適モル比の決定   
                     (g) 
   (g)    (g)    (g)    (
g)脱イオン水              170 
   170    170    170    1
70メラミン                  2
2      12      17      20
      21グリシン             
     −        10        5
        2        1ホルムアルデヒ
ド          42      42    
  42      42      42(37%活
性) 塩酸(31%活性)        16      
16      16      16      1
6脱イオン水              250  
  250    250    250    25
0メラミン:グリシン        −      
 0.8:1    2.25:1     6.5:
1    14.3:1モル比 粘着防止                  並  
      悪        悪      並−良
    並−良注意:  粘着防止の選別はすべて50
:50w/w  赤及び黒ハイソリッド  エナメル塗
料について行った。
【0035】5,000ppmの各コポリマー及びポリ
マーを使用し、吹き付け室の水のpHは9.0に上げた
【0036】
【実施例4】本実施例は本発明の組成物の不明瞭さを証
明する。この実施例では、本発明の2種類の好ましいメ
ラミン  ポリマー調製剤を組み合わせてポリマーを製
造した。すなわちメラミン−ジシアンジアミド−グリシ
ン−ホルムアルデヒド  ポリマーを製造した。この第
3ポリマーは、標準ハイソリッド  エナメル塗料の組
み合わせについてアニオン性ポリアクリルアミドと組み
合わせて選別すると、最適粘着防止を示すと予想された
。しかし表4に明らかなとうり、組み合わせポリマーの
相対的効率はメラミン−ジシアンジアミド−ホルムアル
デヒド  ポリマー、又はメラミン−グリシン−ホルム
アルデヒド  ポリマーと比較して粘着防止性が劣るこ
とを示しており、商業的適用には受容できないと思われ
る。
【0037】
【表4】                          
         表4              
    メラミン              ジシア
ンジアミド        メラミン        
メラミン                グリシン 
             グリシン      ジシ
アンジアミド              ホルムアル
デヒド    ホルムアルデヒド  ホルムアルデヒド
                    (g)  
          (g)            
  (g)脱イオン水          170  
            170          
    170メラミン              
17                20     
           17ジシアンジアミド    
    5                    
                  5グリシン  
              2          
        2                
  −ホルムアルデヒド      42      
          42             
   42(37%溶液) 塩酸                  16.3 
           16            
    16.3(31.61%HCl) 脱イオン水          250       
       250              2
50粘着防止              悪    
            並−良          
  優−良注意:上記ポリマーはアニオン性ポリアクリ
ルアミド(分子量:12−15,000,000、電荷
密度−0.5meq/q)と組み合わせて選別した。吹
き付け室の水のpHは9.0であった。
【0038】
【実施例5】本実施例はメラミン  ポリマーとポリア
クリルアミドの間の相乗作用を説明するものである。こ
の実施例では、メラミン  ポリマー試料、ポリアクリ
ルアミド試料、及びメラミン  ポリマー/ポリアクリ
ルアミド組み合わせ試料の相対的粘着防止効率を、実施
例1に記載の方法を用いて決定した。表5の結果から明
らかなとうり、ポリアクリルアミド試料の粘着防止性は
劣っており、メラミン  ポリマー試料は並−良の粘着
防止性を示すが、メラミン  ポリマー/ポリアクリル
アミド試料は優れた粘着防止性を示す。
【0039】
【表5】                          
         表5        メラミン  
ポリマー及びポリアクリルアミド間の相乗性の評価吹き
付けた塗料の体積    40ml        4
0ml        40ml試験中のpH    
        10.0        10.0 
       10.0粘着防止剤の濃度    ポリ
アクリルア    メラミン/ジシ    メラミン/
ジシ                  ミド(20
ppm)  アンジアミド/    アンジアミド/ 
                         
            ホルムアルデヒ    ホル
ムアルデヒ                    
                  ド(5,000
    ド(5,000              
                        p
pm)          ppm)及びア     
                         
                         
 ニオン性ポリア                 
                         
              クリルアミド(    
                         
                         
  10ppm)結果               
     悪              並−良  
            優注意:粘着防止の選別はす
べて50:50w/w赤及び黒ハイソリッド  エナメ
ル塗料について行った。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は過剰吹き付け塗料の制御を評価するため
に使用する装置の略図である。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  メラミン、アルデヒド、及びジシアン
    ジアミドとグリシンから成る群より選んだアミン含有化
    合物の反応により得られるメラミン  ポリマーを含む
    、塗料吹き付け水における塗料粒子の粘着防止に使用す
    るための材料組成物。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の組成物において、ア
    ルデヒドをホルムアルデヒド、プロピオンアルデヒド、
    アセトアルデヒド、アクロレイン、クロトンアルデヒド
    、及びそれらの混合物から成る群より選ぶことを特徴と
    する組成物。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載の組成物において、ア
    ルデヒドがホルムアルデヒドであることを特徴とする組
    成物。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載の組成物において、ア
    ルデヒドがホルムアルデヒドとプロピオンアルデヒドの
    混合物であることを特徴とする組成物。
  5. 【請求項5】  請求項4に記載の組成物において、組
    成物の遊離ホルムアルデヒド含有率が0.1%以下であ
    ることを特徴とする組成物。
  6. 【請求項6】  請求項1に記載の組成物において、メ
    ラミン  ポリマーがメラミン、アルデヒド、及びジシ
    アンジアミドの反応生成物を含み、メラミン:ジシアン
    ジアミドのモル比が2.0−2.5:1であることを特
    徴とする組成物。
  7. 【請求項7】  請求項6に記載の組成物において、メ
    ラミン:ジシアンジアミドのモル比が2.25:1であ
    ることを特徴とする組成物。
  8. 【請求項8】  請求項6に記載の組成物において、メ
    ラミン  ポリマーをポリアクリルアミドと組成するこ
    とを特徴とする組成物。
  9. 【請求項9】  請求項8に記載の組成物において、ポ
    リアクリルアミドがアニオン性、又は非イオン性で分子
    量が15,000,000以下であるか、あるいはカチ
    オン性で分子量が7,000,000以下であることを
    特徴とする組成物。
  10. 【請求項10】  請求項8に記載の組成物において、
    ポリアクリルアミドがアニオン性、又は非イオン性で分
    子量が12,000,000−15,000,000で
    あることを特徴とする組成物。
  11. 【請求項11】  請求項5に記載の組成物において、
    組成物を分子量が7,000,000以下のカチオン性
    ポリアクリルアミド、あるいは分子量が12,000,
    000−15,000,000の非イオン性又はアニオ
    ン性ポリアクリルアミドと組成することを特徴とする組
    成物。
  12. 【請求項12】  請求項1に記載の組成物において、
    メラミン  ポリマーをポリアクリルアミドと組成する
    ことを特徴とする組成物。
  13. 【請求項13】  請求項1に記載の組成物において、
    メラミン  ポリマーがメラミン、アルデヒド、及びグ
    リシンの反応生成物を含み、ポリマー中のメラミン:グ
    リシンのモル比が6−6.5:1であることを特徴とす
    る組成物。
  14. 【請求項14】  請求項13に記載の組成物において
    、ポリマー中のメラミン:グリシンのモル比が6.2:
    1であることを特徴とする組成物。
  15. 【請求項15】  請求項13に記載の組成物において
    、アルデヒドがホルムアルデヒドであることを特徴とす
    る組成物。
  16. 【請求項16】  請求項13に記載の組成物において
    、アルデヒドがホルムアルデヒドとプロピオンアルデヒ
    ドの混合物であることを特徴とする組成物。
  17. 【請求項17】  請求項16に記載の組成物において
    、遊離のホルムアルデヒドの含有率が0.1%以下であ
    ることを特徴とする組成物。
  18. 【請求項18】  請求項13に記載の組成物において
    、メラミン  ポリマーを分子量が7,000,000
    以下のカチオン性ポリアクリルアミド、あるいは分子量
    が12,000,000−15,000,000の非イ
    オン性又はアニオン性ポリアクリルアミドと組成するこ
    とを特徴とする組成物。
  19. 【請求項19】  塗料粒子の粘着防止に有効な量の請
    求項1に記載のメラミン  ポリマーを吹き付け室の水
    に加えることからなる、吹き付け室の水における塗料粒
    子の粘着の防止法。
  20. 【請求項20】  請求項19に記載の方法において吹
    き付け室の水が、ポリウレタン塗料噴霧、エポキシ樹脂
    塗料噴霧、及びハイソリッド  エナメル塗料噴霧から
    成る群より選んだ有機溶媒ベースの塗料吹き付け粒子を
    含むことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】  請求項19に記載の方法において、
    約1000−5000ppmのメラミン  ポリマーを
    水に加えることを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】  請求項19に記載の方法において、
    約2500−4000ppmのメラミン  ポリマーを
    水に加えることを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】  塗料粒子の粘着防止に有効な量の請
    求項6に記載のメラミン  ポリマーを吹き付け室の水
    に加えることからなる、吹き付け室の水における塗料粒
    子の粘着防止の方法。
  24. 【請求項24】  請求項9に記載の組成物を吹き付け
    室の水に加えることを含む、吹き付け室の水における塗
    料粒子の粘着防止の方法。
  25. 【請求項25】  請求項13に記載の組成物を吹き付
    け室の水に加えることを含む、吹き付け室の水における
    塗料粒子の粘着防止の方法。
  26. 【請求項26】  請求項18に記載の組成物を吹き付
    け室の水に加えることを含む、吹き付け室の水における
    塗料粒子の粘着防止の方法。
  27. 【請求項27】  塗料粒子の粘着防止に有効な量のメ
    ラミン  ポリマー、及びポリアクリルアミドを吹き付
    け室の水に加えることからなる、吹き付け室の水におけ
    る塗料粒子の粘着防止の方法において、メラミン  ポ
    リマーをメラミン、グリシン、及びアルデヒドの反応に
    よって得、ポリアクリルアミドが分子量が7,000,
    000以下のカチオン性であるかあるいは分子量が15
    ,000,000以下のアニオン性又は非イオン性であ
    ることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】  塗料吹き付け室循環水における塗料
    粒子の処理法において: a)塗料粒子の粘着防止のために請求項1に記載のメラ
    ミン  ポリマーを吹き付け室の水に加え、b)粘着防
    止塗料粒子を第1の凝集剤と共に固体濃縮装置に移し、
    固体を濃縮してスラッジ  ブランケットとし、 c)スラッジ  ブランケットの上澄みを除去し、第2
    の凝縮剤と共に脱水装置に移し、30−70%の固体を
    含む脱水スラッジとし、 d)脱水スラッジを空気乾燥装置で乾燥し、約80−9
    0%固体とし、 e)乾燥生成物を回収することからなる方法。
  29. 【請求項29】  請求項28に記載の方法において第
    1及び第2の凝集剤が、分子量が10,000,000
    −23,000,000で電荷密度が−0.5−3.5
    meq/qのアニオン性ポリアクリルアミドであること
    を特徴とする方法。
  30. 【請求項30】  請求項28に記載の方法において、
    第1の凝集剤が、分子量が10,000,000−23
    ,000,000で、電荷密度が−0.5−3.5me
    q/qのアニオン性ポリアクリルアミドであり、第2の
    凝集剤が、分子量が5,000,000−8,000,
    000で電荷密度が+1.0−4.5meq/qのカチ
    オン性ポリアクリルアミドであることを特徴とする方法
  31. 【請求項31】  請求項28に記載の方法により製造
    した組成物。
JP3108098A 1990-05-15 1991-04-15 塗料吹き付け室の有機物粘着防止処理 Pending JPH04227751A (ja)

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