JPH0128049Y2 - - Google Patents

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JPH0128049Y2
JPH0128049Y2 JP1987096531U JP9653187U JPH0128049Y2 JP H0128049 Y2 JPH0128049 Y2 JP H0128049Y2 JP 1987096531 U JP1987096531 U JP 1987096531U JP 9653187 U JP9653187 U JP 9653187U JP H0128049 Y2 JPH0128049 Y2 JP H0128049Y2
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piece
lid
horizontal
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container body
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JP1987096531U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスーパーマーケツト等の作業場におけ
る鮮魚の保存用容器に係るものである。
(従来の技術) 鮮魚管理の必要な措置として低温保存、乾燥防
止が挙げられる。
しかしながら冷蔵庫内の濕度は非常に少なく、
魚体は庫内空気に触れることによつて乾燥し、鮮
度の低下を招来する。
このため鮮魚の保存用容器には外気流入防止の
ための蓋が必要となる。
また魚体を容器に収納して冷蔵保管する場合、
より効果的な鮮度維持を図るため、容器内に氷を
入れる。しかし氷の溶解によつて魚体が水に浸漬
し、鮮度の低下を招来する。
この対策として容器内の滞留水と魚体とを隔離
するため、簀の子が必要となる。
このため従来実開昭56−24673号公報において、
箱体の頂部には開閉蓋が装着されるとともに、多
数の水抜き孔を有し、且つ裏面に複数の脚部を取
付けた簀の子板を、箱体の底面上に設置した魚貝
類の収容箱が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら前記従来の魚貝類の収容箱におい
ては、蓋は箱体上部に単に嵌装されているだけで
気密性が乏しく、そのため冷蔵庫内における濕度
の小さい空気が箱体内に流入して、同箱体の魚体
に接触し、同魚体が乾燥することによつて鮮度が
低下する。
また前記簀の子板上に載置された魚体は、同簀
の子板に設けた水抜き孔の痕跡がつき、外観を損
ない、商品価値の低下となる。
更に魚体の表皮は非常に弱く、局部が圧迫され
るため魚体の組織の破壊を生じ、鮮度の低下が加
速される。
更にまた衛生面においても、水抜き孔を穿設し
たため、清掃が不便で、汚物の除去が困難で、細
菌の繁殖を招来する。
本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑みて
提案されたもので、その目的とする処は、閉蓋時
に気密状態が保持され、容器内の魚の鮮度、商品
価値を低下することなく水切りが効果的に行なわ
れる鮮魚の保存用容器を提供する点にある。
(問題点を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本考案に係る鮮魚
の保存用容器は、内側面がテーパー面に形成され
た本体の上端開口部の外周縁より外側に水平部片
を延設するとともに、同水平部片の先端より垂下
片を延設し、相対する一双の垂下片の下端に水平
受片を延設してなる容器本体と、同容器本体にお
ける上端開口部の内側テーパー面に楔合すべき外
側テーパー面を有する蓋本体の外周縁より、閉蓋
時に前記容器本体の水平部片に衝合すべき水平部
片を延設し、相対する一双の同水平部片の先端か
らは閉蓋時に先端が前記容器本体の水平受片上に
衝接すべき短尺の垂下片を延設し、相対する他の
一双の水平部片の先端からは閉蓋時に先端が前記
容器本体の垂下片の下端縁を超えて下方に延びる
ように構成された長尺の垂下片を延設してなる弾
性質材よりなる蓋と、中心線を境にその左右両側
に水切り用テーパー面を有し、左右両側縁には水
切用切込みが欠截されるとともに同側縁下部に支
脚が垂設された簀の子とより構成されている。
(作用) 本考案に係る容器は前記したように構成される
ので、閉蓋時、弾性資材より構成された蓋におけ
る蓋本体の外側テーパー面と、同蓋本体の嵌合す
る容器本体の上端開口部の内側テーパー面とが楔
合するので、蓋本体と容器本体との気密性が保持
され、更に蓋本体の外周縁より延設された水平部
片及び同水平部片より延設された垂下片が、夫々
容器本体の上端開口部の外周縁より延設された水
平部片及び更に同部片より延設された垂下片に衝
合するので、容器内の気密がより確実に保持され
るものである。
この際前記蓋本体に相対する一双の短尺の垂下
片の下端が、容器本体における相対する一双の垂
下片の下端より延設された水平受片に衝接してい
るので、容器における同一双の水平受片側周縁部
を把持して同容器を運搬するようにすると、前記
蓋の短尺の垂下片の下端は水平受片によつてこれ
に直接手が触れることがなく、容器の取扱い中に
不慮に蓋が開披する惧れがない。
またこの際、蓋における他の一双の長尺の垂下
片が、容器本体における一双の垂下片の下端を超
えて下端に延びているので、前記長尺の垂下片の
下端部を把持してこれをめぐり上げることによつ
て、蓋を容易に取外すことができる。
また本考案においては前記容器内底面上にその
両側に配設された支脚を介して載置された簀の子
が、その中心線を境に左右両側に水切り用テーパ
ー面が設けられているので、簀の子の上に載置さ
れた鮮魚、その氷等の水分を有する物質は前記テ
ーパー面に沿つて流下され、簀の子と容器内底面
との間の滞留し、水切り効果が挙げられるもので
ある。更にまた前記簀の子は水抜き孔のないテー
パー面に形成されているので、簀の子上に載せた
た鮮魚、前記従来の魚貝類の収容箱におけるよう
に、水抜き孔による凹凸状の斑痕を生じることが
ない。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
Aはポリエチレンより構成された矩形断面の容
器本体で、本体1の上端開口部内側面1aはテー
パー面に構成され、開口部外周縁から外側に水平
部片2が延設され、同水平部片2の先端より更に
垂下片3が延設されている。更に相対する一双の
短片側の垂下片3の下端からのみ、水平受片4が
延設されている。
Bはポリエチレンより構成された弾性を有する
矩形の蓋で、外側面5aが前記本体1の内側面1
aに形成されたテーパー面と楔合すべきテーパー
面に形成された蓋本体5の外周縁より、閉蓋時に
前記水平部片2に衝合すべき水平部片6が延設さ
れ、相対する短辺側の水平部片6からは、閉蓋時
にその下端部が前記水平受片4に衝合すべき短尺
の垂下片7が延設され、相対する長辺側の水平部
片6からは閉蓋時にその下端部が前記垂下片3の
下端縁を超えて下方に延びるように構成された長
尺の垂下片8が延設されている。
Cはポリエチレン製の矩形状の簀の子で、その
頂面は中心線9を境にして左右側面10,10′
が下方に傾斜する水切り用テーパー面に形成さ
れ、同各側面10,10′の縁側には水切用切込
み11,11′が設けられ、また隅角部には脱着
用手掛穴12が穿設され、更に前記各側面10,
10′の側縁には水切用切込み13を有する支脚
14が設けられている。
従つて前記容器Aの内底面に支脚14を介して
簀の子Cを載置すると、同簀の子C上に載置され
た鮮魚や冷蔵用氷の溶解水等の水は、テーパー面
に形成された前記側面10,10′に沿つて流下
し、水切用切込み11,11′より容器Aの下底
面に流下し、かくして前記物品の水切が効果的に
行なわれるものである。
更に前記簀の子Cには水抜き孔が穿設されてい
ないので、同孔によつて簀の子上に載せた鮮魚
に、水抜き孔の形状の凹凸状の斑痕が生じ、商品
価値を低減するようなことがない。
而して前記容器本体Aを蓋Bで閉じると、蓋本
体5の外側面5aと、前記本体1の開口端部の内
側面1aとの各テーパー面が楔合して気密性が保
持され、更に蓋Bの水平部片6及び垂下片7が、
夫々容器本体Aの水平部片2及び垂下片3に衝合
し、更に容器の気密性を確実にする。
また閉蓋時、蓋Bの一双の短辺側の短尺の垂下
片7の下端が容器本体Aにおける垂下片3の下端
より延設された水平受片4に衝接し、前記両片
7,4の外側面がほぼ同一垂直面上に位置してい
て、短尺の垂下片7の先端が容器Aの水平受片4
より外側に突出することがないので、容器本体A
の短辺側の外側に突出する水平部片2、垂下部片
3、水平受片4を把持して本案の容器を運搬する
ことによつて、運搬中に前記短尺の垂下片7に手
が触れること等によつて不慮に蓋Bが開蓋される
ようなことがない。
また蓋Bの長辺側における長尺の垂下片8は、
容器本体Aにおける長辺側の垂下片3の下端部よ
り下方に延び、従つて前記両垂下片8,3の下端
部間には第3図に示すように段差tが生じ、垂下
片8の垂下片3より下方に突出した部分を把持し
て同片3を鎖線に示すように上方にめくることに
よつて、蓋Bは容器本体Aより簡単に取外すこと
ができるものである。
(考案の効果) このように本考案に係る鮮魚の保存容器は、閉
蓋時に気密状態が保持され、容器内への冷蔵庫内
の濕度の非常に低い空気の流入が防止され、容器
内の鮮魚が乾燥して鮮度が低下するのを防止され
る。
また容器の取扱い中蓋が不慮に開披することが
なく、しかも同蓋の取外しが容易に行なわれる。
更に本考案によれば中心線を境にその左右両側
に水切り用テーパー面を有し、左右両側縁には水
切用切込みが欠截され、且つ同側縁下部に支脚が
垂設された簀の子を容器内に設けたことによつ
て、容器内に容れた魚体、魚体冷蔵用氷の溶解水
等の水切りが効果的に行なわれ、また前記従来の
魚貝類の収容箱に設けた簀の子のように水抜き孔
がないため、簀の子上の魚体に水抜き孔の形状の
斑痕を生ぜしめ、商品価値を低減することがな
い。更にまた水抜き孔のないことによつて簀の子
の清掃が容易に行なわれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る容器の一実施例を示す斜
面図、第2図及び第3図は夫々第1図の−線
並に−線に沿つて截断した縦断面図、第4図
及び第5図並に第6図は夫々容器本体及び蓋並に
簀の子の斜面図である。 A……容器本体、B……蓋、C……簀の子、1
……本体、1a……蓋本体の上端開口部内周面、
2……水平部片、3……垂下片、4……水平受
片、5……蓋本体、5a……蓋本体の外側テーパ
ー面、6……水平部片、7……短尺の垂下片、8
……長尺の垂下片、9……中心線、10,10′
……側面、14……支脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側面がテーパー面に形成された本体の上端開
    口部の外周縁より外側に水平部片を延設するとと
    もに、同水平部片の先端より垂下片を延設し、相
    対する一双の垂下片の下端に水平受片を延設して
    なる容器本体と、同容器本体における上端開口部
    の内側テーパー面に楔合すべき外側テーパー面を
    有する蓋本体の外周縁より、閉蓋時に前記容器本
    体の水平部片に衝合すべき水平部片を延設し、相
    対する一双の同水平部片の先端からは閉蓋時に先
    端が前記容器本体の水平受片上に衝接すべき短尺
    の垂下片を延設し、相対する他の一双の水平部片
    の先端からは閉蓋時に先端が前記容器本体の垂下
    片の下端縁を超えて下方に延びるように構成され
    た長尺の垂下片を延設してなる弾性資材よりなる
    蓋と、中心線を境にその左右両側に水切り用テー
    パー面を有し、左右両側縁には水切用切込みが欠
    截されるとともに同側縁下部に支脚が垂設された
    簀の子とよりなることを特徴とする鮮魚の保存用
    容器。
JP1987096531U 1987-06-25 1987-06-25 Expired JPH0128049Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987096531U JPH0128049Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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JP1987096531U JPH0128049Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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Publication Number Publication Date
JPS6313869U JPS6313869U (ja) 1988-01-29
JPH0128049Y2 true JPH0128049Y2 (ja) 1989-08-25

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ID=30962371

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5468330B2 (ja) * 2009-08-19 2014-04-09 株式会社東芝 冷蔵庫

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617334U (ja) * 1979-07-19 1981-02-16
JPS5624673B2 (ja) * 1973-11-19 1981-06-08

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JPS5624673U (ja) * 1979-07-25 1981-03-06

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