JPH01278750A - 突起型電極を有する半導体装置 - Google Patents
突起型電極を有する半導体装置Info
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- JPH01278750A JPH01278750A JP63108422A JP10842288A JPH01278750A JP H01278750 A JPH01278750 A JP H01278750A JP 63108422 A JP63108422 A JP 63108422A JP 10842288 A JP10842288 A JP 10842288A JP H01278750 A JPH01278750 A JP H01278750A
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/11—Manufacturing methods
Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はフェイスダウンボンディング及びテープキャリ
ア方式等のワイヤレスボンディングに好適の突起型電極
を有する半導体装置に関する。
ア方式等のワイヤレスボンディングに好適の突起型電極
を有する半導体装置に関する。
[従来の技術]
従来のこの種の半導体装置は、第4図に示すように構成
されている。
されている。
第4図において、半導体基板11上には第1の絶縁膜1
2が形成されており、半導体基板11にはこの第1の絶
縁膜12を介して少なくとも1個以上の能動素子を含む
集積回路が形成されている。
2が形成されており、半導体基板11にはこの第1の絶
縁膜12を介して少なくとも1個以上の能動素子を含む
集積回路が形成されている。
また、第1の絶縁膜12上における所定の電極形成位置
にはアルミニウム(Aρ)を主成分とするパッド電極1
3が形成されている。このパッド電極13は集積回路の
外部引き出し用の電極で、真空蒸着法又はスパッタリン
グ法等を使用することにより形成されたAρを主成分と
する薄膜をパターニングしたものである。
にはアルミニウム(Aρ)を主成分とするパッド電極1
3が形成されている。このパッド電極13は集積回路の
外部引き出し用の電極で、真空蒸着法又はスパッタリン
グ法等を使用することにより形成されたAρを主成分と
する薄膜をパターニングしたものである。
また第2の絶縁膜15は、基板表面がらパッド電極13
の縁部上面に延在するように形成されている。この結果
、パッド電極13の上面は、その縁部が第2の絶縁膜1
5の延在部15aにより覆われ、この縁部により囲まれ
る領域に外部引き出し接続用の開口部15bが形成され
ている。そして、開口部15b上から第2の絶縁膜15
の延在部15a上に連結延長して、金属層44が形成さ
れている。この金属層44は、基板全面に所定の金属層
をスパッタリング法等を使用することにより形成し、更
に、フォトリソクラクイ法を使用してこれにパターニン
グを施すことにより得られる。
の縁部上面に延在するように形成されている。この結果
、パッド電極13の上面は、その縁部が第2の絶縁膜1
5の延在部15aにより覆われ、この縁部により囲まれ
る領域に外部引き出し接続用の開口部15bが形成され
ている。そして、開口部15b上から第2の絶縁膜15
の延在部15a上に連結延長して、金属層44が形成さ
れている。この金属層44は、基板全面に所定の金属層
をスパッタリング法等を使用することにより形成し、更
に、フォトリソクラクイ法を使用してこれにパターニン
グを施すことにより得られる。
この金属層44は所謂バリア用メタルであり、下地のパ
ッド電極13及び上部の突起電極(以下、バンプという
)16の間に介在することにより双方の合金化を防止す
る。
ッド電極13及び上部の突起電極(以下、バンプという
)16の間に介在することにより双方の合金化を防止す
る。
このパン116は、開口部15b内において、めっき法
等を使用することにより、金属層44上に形成されてい
る。この場合、バンプ16は、その上部の外周部が外方
に張り出しており、まなこの外周部は延在部15aの端
部に生じる段差部上の金属層44から離間している。
等を使用することにより、金属層44上に形成されてい
る。この場合、バンプ16は、その上部の外周部が外方
に張り出しており、まなこの外周部は延在部15aの端
部に生じる段差部上の金属層44から離間している。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述した従来の突起型電極を有する半導
体装置においては、以下に述べるような問題がある。
体装置においては、以下に述べるような問題がある。
第5図は、第4図において一点鎖線aで囲む箇所を拡大
した断面図である。パッド電極13の縁部上には第1の
絶縁膜15の延在部15aが存在するため、パッド電極
13と延在部15aの端部との間に段差が生じる。この
ために、パッド電極13上から延在部15aにかけて連
結延長する金属層44を形成する場合、この金属層44
では段差部において、−点鎖線すで囲んで示すようなス
テップカバレージの不良が発生し易くなる。このような
ステップカバレージの不良が発生すると、バンブ16を
形成する際にマスクとして使用したフォトレジスト膜を
エツチング除去する場合等の製造時に、下地のパッド電
極13がエツチング液の浸み込みにより侵食及び腐食さ
れてしまう。また、パッド電極13はA、&を主成分と
しているので、上述のような侵食及び腐食が生じると信
頼度試験を実施する際に雰囲気の影響を受けてAffl
か溶は出してしまう。
した断面図である。パッド電極13の縁部上には第1の
絶縁膜15の延在部15aが存在するため、パッド電極
13と延在部15aの端部との間に段差が生じる。この
ために、パッド電極13上から延在部15aにかけて連
結延長する金属層44を形成する場合、この金属層44
では段差部において、−点鎖線すで囲んで示すようなス
テップカバレージの不良が発生し易くなる。このような
ステップカバレージの不良が発生すると、バンブ16を
形成する際にマスクとして使用したフォトレジスト膜を
エツチング除去する場合等の製造時に、下地のパッド電
極13がエツチング液の浸み込みにより侵食及び腐食さ
れてしまう。また、パッド電極13はA、&を主成分と
しているので、上述のような侵食及び腐食が生じると信
頼度試験を実施する際に雰囲気の影響を受けてAffl
か溶は出してしまう。
このような不都合を回避するために、パン116を外部
引き出し接続用の開口部15bの内側に形成せず、金属
N44を介して開口部15bの外部周囲までを覆うよう
に形成するという手法が考えられる。しかし、この場合
、前記バンブ16はめつき法により形成しているので、
下地の形状プロファイルの影響を受は易く、このため、
パン716の表面中央部がその周囲に比してやや窪み易
くなってしまう。従って、所定のボンディング特性を得
るための良好なバンブ形状を得ることが困難で、ボンデ
インクに悪影響を与えるという欠点がある。
引き出し接続用の開口部15bの内側に形成せず、金属
N44を介して開口部15bの外部周囲までを覆うよう
に形成するという手法が考えられる。しかし、この場合
、前記バンブ16はめつき法により形成しているので、
下地の形状プロファイルの影響を受は易く、このため、
パン716の表面中央部がその周囲に比してやや窪み易
くなってしまう。従って、所定のボンディング特性を得
るための良好なバンブ形状を得ることが困難で、ボンデ
インクに悪影響を与えるという欠点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
バリア用メタルである金属層のステップカバレージの不
良を効果的に回避し、高品質及び高信頼度の突起型電極
を有する半導体装置を提供することを目的とする。
バリア用メタルである金属層のステップカバレージの不
良を効果的に回避し、高品質及び高信頼度の突起型電極
を有する半導体装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る突起型電極を有する半導体装置は、半導体
基板上に第1の絶縁膜を介して形成されたパッド電極と
、このパッド電極上に形成された金属層と、前記パッド
電極上の前記金属層の縁部を覆いこの縁部に囲まれた領
域に開口部を有する第2の絶縁膜と、前記開口部内にて
前記金属層上に形成された突起電極とを具備することを
特徴とする。
基板上に第1の絶縁膜を介して形成されたパッド電極と
、このパッド電極上に形成された金属層と、前記パッド
電極上の前記金属層の縁部を覆いこの縁部に囲まれた領
域に開口部を有する第2の絶縁膜と、前記開口部内にて
前記金属層上に形成された突起電極とを具備することを
特徴とする。
[作用]
以上のように構成された本発明によれば、第2の絶縁膜
は、パッド電極上の金属層の縁部上に延在してこの縁部
を覆うように形成される。そして、この縁部に囲まれた
領域に形成される前記第2の絶縁膜の開口部内に突起電
極が形成される。このため、前記金属層は第2の絶縁膜
の下方に形成され、第2の絶縁膜の開口部端面における
段差部上に被着形成されることはないので、金属層の表
面の平坦性が十分に維持され、従来の問題点である金属
層のステップカバレージの不良は発生しない。
は、パッド電極上の金属層の縁部上に延在してこの縁部
を覆うように形成される。そして、この縁部に囲まれた
領域に形成される前記第2の絶縁膜の開口部内に突起電
極が形成される。このため、前記金属層は第2の絶縁膜
の下方に形成され、第2の絶縁膜の開口部端面における
段差部上に被着形成されることはないので、金属層の表
面の平坦性が十分に維持され、従来の問題点である金属
層のステップカバレージの不良は発生しない。
従って、製造時において、例えば第2の絶縁膜に開口部
を形成する際には、前記金属層は下地のパッド電極に対
してパッシベーション膜として機能する。故に、オーバ
ーエツチングが回避され、エツジング液の浸み込みによ
りパッド電極が侵食を受けたり腐食されたりすることを
防止することができる。
を形成する際には、前記金属層は下地のパッド電極に対
してパッシベーション膜として機能する。故に、オーバ
ーエツチングが回避され、エツジング液の浸み込みによ
りパッド電極が侵食を受けたり腐食されたりすることを
防止することができる。
[実施例]
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施例を具体的
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る半導体装置を示す
要部の断面図である。なお、第1図において、第4図と
同−物又は相当物には同一符号を付しである。
要部の断面図である。なお、第1図において、第4図と
同−物又は相当物には同一符号を付しである。
半導体基板11上には、第1の絶縁膜12が形成されて
いる。そして、この第1の絶縁膜上の所定の電極形成箇
所には、実質的にその形成位置が相互に整合している、
例えばアルミニウム(A、R)を主成分とするパッド電
極13及び金属層14が夫々形成されている。更に、第
1の絶縁膜12上から金属層14の縁部上面に連続延長
して第2の絶縁膜15か形成されている。15aは金属
Jl!14の縁部上面に存在する第1の絶縁膜15の延
在部である。これにより、金属層14上には外部引き出
し接続用の開口部15bが形成される。
いる。そして、この第1の絶縁膜上の所定の電極形成箇
所には、実質的にその形成位置が相互に整合している、
例えばアルミニウム(A、R)を主成分とするパッド電
極13及び金属層14が夫々形成されている。更に、第
1の絶縁膜12上から金属層14の縁部上面に連続延長
して第2の絶縁膜15か形成されている。15aは金属
Jl!14の縁部上面に存在する第1の絶縁膜15の延
在部である。これにより、金属層14上には外部引き出
し接続用の開口部15bが形成される。
更にまた、金属層14上には突起電極(バンブ)16が
形成されている。このパン116は、下部か開口部15
bの内側にあると共に、上部の外周部が延在部15aの
上方に張り出した構造を有している。
形成されている。このパン116は、下部か開口部15
bの内側にあると共に、上部の外周部が延在部15aの
上方に張り出した構造を有している。
第2図(a)技工(C)は上述のうような構成を有する
本実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す要
部の断面図であり、これらの図を参照して、本実施例の
半導体装置の製造方法について説明する。
本実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す要
部の断面図であり、これらの図を参照して、本実施例の
半導体装置の製造方法について説明する。
先ず、第2図(a)に示すように、半導体基板11上に
第1の絶縁膜12を形成し、続いて、例えばスパッタリ
ング法等を使用して第1の絶縁膜12上にAρを主成分
とする第1の金属層3を形成し、更に、スパッタリング
法又は真空蒸着法等を使用して、第1の金属層3上に第
2の金属層4を形成する。
第1の絶縁膜12を形成し、続いて、例えばスパッタリ
ング法等を使用して第1の絶縁膜12上にAρを主成分
とする第1の金属層3を形成し、更に、スパッタリング
法又は真空蒸着法等を使用して、第1の金属層3上に第
2の金属層4を形成する。
次に、第2図(b)に示すように、フォトリソグラフィ
法を使用して、第2及び第1の金属膜4゜3に連続して
パターニングを施し、これにより金属層14及びパッド
電極13を夫々形成する。この後、基板上に第2の絶縁
膜15を形成し、続いて、この第2の絶縁膜15をパタ
ーニングして金属層14上に外部引き出し接続用の開口
部15bを設ける。従って、第2の絶縁膜15は第1の
絶縁膜12上から金属層14の縁部上面上に連結延長す
る構成となり、金属層14の縁部上面上にその延在部1
5aを有している。
法を使用して、第2及び第1の金属膜4゜3に連続して
パターニングを施し、これにより金属層14及びパッド
電極13を夫々形成する。この後、基板上に第2の絶縁
膜15を形成し、続いて、この第2の絶縁膜15をパタ
ーニングして金属層14上に外部引き出し接続用の開口
部15bを設ける。従って、第2の絶縁膜15は第1の
絶縁膜12上から金属層14の縁部上面上に連結延長す
る構成となり、金属層14の縁部上面上にその延在部1
5aを有している。
次いで、第2図(c)に示すように、めっき法及びフォ
トリソグラフィ法を使用して突起電極(ハンプ)16を
形成する。この場合、パン116は、その下部が金属層
14上にて開口部15bの内側に形成され、また上半部
の外周部が第2の絶縁膜15の延在部15a上に張り出
した構造となっている。
トリソグラフィ法を使用して突起電極(ハンプ)16を
形成する。この場合、パン116は、その下部が金属層
14上にて開口部15bの内側に形成され、また上半部
の外周部が第2の絶縁膜15の延在部15a上に張り出
した構造となっている。
最後に、バンブ16をマスクとして、この工程て使用し
たフォトレジスト膜をエツチング法等で除去する。なお
、本工程において、金属層14はバンブ16を形成する
際にはめっきが良好に進行するように機能し、また、フ
ォトレジスト膜を除去する際にはエツチング液によるパ
ッド電極13の溶は出しを防ぐパッシベーション膜とし
て機能する。
たフォトレジスト膜をエツチング法等で除去する。なお
、本工程において、金属層14はバンブ16を形成する
際にはめっきが良好に進行するように機能し、また、フ
ォトレジスト膜を除去する際にはエツチング液によるパ
ッド電極13の溶は出しを防ぐパッシベーション膜とし
て機能する。
本実施例によれば、金属層14をパッド電極13の平坦
な表面上に実質的に重畳させ、この金属層14の縁部に
囲まれた内側領域に整合するように第2の絶縁膜15の
開口部15bを設けるように構成している。このため、
金属層14は平坦な表面を有し、従来より問題となって
いるステップカバレージの不良を回避することができる
。故に、製造時において、金属層のステップカバレージ
の不良に起因して生じる下地のパッド電極13の侵食及
び腐食等を防止することができる。
な表面上に実質的に重畳させ、この金属層14の縁部に
囲まれた内側領域に整合するように第2の絶縁膜15の
開口部15bを設けるように構成している。このため、
金属層14は平坦な表面を有し、従来より問題となって
いるステップカバレージの不良を回避することができる
。故に、製造時において、金属層のステップカバレージ
の不良に起因して生じる下地のパッド電極13の侵食及
び腐食等を防止することができる。
第3図は、本発明の第2の実施例に係る半導体装置を示
す要部の断面図である。なお、第1図及び第4図との同
−物又は相当物には同一符号を付してその説明を省略す
る。
す要部の断面図である。なお、第1図及び第4図との同
−物又は相当物には同一符号を付してその説明を省略す
る。
本実施例の場合、金属層を2層構造としている。
即ち、パッド電極13上にはその形成位置がこれと実質
的に整合している1層目の金属層14が形成され、更に
、この1層目の金属層14の内側頭載上には2層目の金
属層24が形成されている。
的に整合している1層目の金属層14が形成され、更に
、この1層目の金属層14の内側頭載上には2層目の金
属層24が形成されている。
第2の絶縁膜15は1層目の金属層14の縁部に囲まれ
た内側領域に整合する位置に開口部15bを有しており
、第1の絶縁膜12上から1層目の金属層14の縁部上
面上に延在している。なお、2層目の金属層14は開口
部15bの内寸より若干小さい。
た内側領域に整合する位置に開口部15bを有しており
、第1の絶縁膜12上から1層目の金属層14の縁部上
面上に延在している。なお、2層目の金属層14は開口
部15bの内寸より若干小さい。
また、2層目の金属層24上にはその底面がこれと整合
した状態で突起電極(バンプ)16が形成されている。
した状態で突起電極(バンプ)16が形成されている。
このバンプ16は、第1図に示した第1の実施例におけ
るバンプと実質的に同一の構成を有している。
るバンプと実質的に同一の構成を有している。
次に、上述のような構成を有する本実施例に係る半導体
装置の製造方法を説明する。なお、第2の絶縁膜15の
形成までは、第1の実施例に係る半導体装置の製造方法
とほぼ同様にして行う[第2図(a)及び(b)参照]
。
装置の製造方法を説明する。なお、第2の絶縁膜15の
形成までは、第1の実施例に係る半導体装置の製造方法
とほぼ同様にして行う[第2図(a)及び(b)参照]
。
第2の絶縁膜15を形成した後、基板表面に金属膜を所
定膜厚に被着形成し、フォトリソグラフィ法及びエツチ
ング法を使用してこの金属膜をパターニングすることに
より、2層目の金属層24を得る。この2N目の金属層
24は、IN目の金属層14上において開口部15bの
内側に形成される。その後、フォトリングラフィ法及び
めっき法を使用して2層目の金属層24上に所定の構造
を有する突起電極(バンプ)16を形成する。
定膜厚に被着形成し、フォトリソグラフィ法及びエツチ
ング法を使用してこの金属膜をパターニングすることに
より、2層目の金属層24を得る。この2N目の金属層
24は、IN目の金属層14上において開口部15bの
内側に形成される。その後、フォトリングラフィ法及び
めっき法を使用して2層目の金属層24上に所定の構造
を有する突起電極(バンプ)16を形成する。
この場合、1層目の金属層14はパッド電極13に対す
るパッシベーション膜として機能し、−方、2層目の金
属層24は、例えばめっき下地メタルであり、バンプ1
6に対する接着層をなしている。
るパッシベーション膜として機能し、−方、2層目の金
属層24は、例えばめっき下地メタルであり、バンプ1
6に対する接着層をなしている。
本実施例によれば、金属層を2層構造としているにも拘
らず、開口部15bにおける第2の絶縁膜15の延在部
15a上には金属層が重畳していない。このため、第1
の実施例の場合と同様に、1層目及び2層目の金属層1
4.24は表面の平坦性が十分に維持されるのでステッ
プカバレージの不良は全く生じない。従って、製造時に
おいて、金属膜のステップカバレージの不良に起因して
生じる下地のパッド電極13の侵食及び腐食等を防止す
ることができる。
らず、開口部15bにおける第2の絶縁膜15の延在部
15a上には金属層が重畳していない。このため、第1
の実施例の場合と同様に、1層目及び2層目の金属層1
4.24は表面の平坦性が十分に維持されるのでステッ
プカバレージの不良は全く生じない。従って、製造時に
おいて、金属膜のステップカバレージの不良に起因して
生じる下地のパッド電極13の侵食及び腐食等を防止す
ることができる。
ここにおいて、上述した各実施例にて使用した金属層1
4に対し、その構成材料として、下地のパッド電極13
を構成するA、&を主成分とする材料と同時にエツチン
グできるものを使用することがでさる。この場合、パタ
ーニングの工程を1工程分省くことができるので、工程
数の減少及びコストの低減を実現することができる。
4に対し、その構成材料として、下地のパッド電極13
を構成するA、&を主成分とする材料と同時にエツチン
グできるものを使用することがでさる。この場合、パタ
ーニングの工程を1工程分省くことができるので、工程
数の減少及びコストの低減を実現することができる。
[発明の効果コ
以上説明したように、本発明によれば、パッシベーショ
ン膜として機能させる金属層を、第2の絶縁膜に設けら
れた外部引き出し接続用の開口部の周囲に重畳しないよ
うに形成しているので、1層以上の金属層はその表面の
平坦性が十分に維持され、第2の絶縁膜との間の段差部
におけるステップカバレージの不良が回避される。この
ため、前記金属層は下地のパッド電極に対してパッシベ
ーション膜として十分に機能するので、半導体装置製造
時及び信頼度評価試験の実施時にて、雰囲気によるパッ
ド電極の侵食及び腐食等を十分に防止することができる
。また、突起電極を開口部の内側の平坦な金属層上に形
成することができるので、下地層の形状の影響を受けず
、ボンデイニング特性上良好な突起電極構造を実現する
ことかできる。従って、本発明によれば、長寿命化と併
せて、高品質及び高信頼度の突起電極を有する半導体装
置を提供することができる。
ン膜として機能させる金属層を、第2の絶縁膜に設けら
れた外部引き出し接続用の開口部の周囲に重畳しないよ
うに形成しているので、1層以上の金属層はその表面の
平坦性が十分に維持され、第2の絶縁膜との間の段差部
におけるステップカバレージの不良が回避される。この
ため、前記金属層は下地のパッド電極に対してパッシベ
ーション膜として十分に機能するので、半導体装置製造
時及び信頼度評価試験の実施時にて、雰囲気によるパッ
ド電極の侵食及び腐食等を十分に防止することができる
。また、突起電極を開口部の内側の平坦な金属層上に形
成することができるので、下地層の形状の影響を受けず
、ボンデイニング特性上良好な突起電極構造を実現する
ことかできる。従って、本発明によれば、長寿命化と併
せて、高品質及び高信頼度の突起電極を有する半導体装
置を提供することができる。
第1図は本発明の第1の実施例を示す要部の断面図、第
2図(a)技工(c)はこの実施例に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す要部の断面図、第3図は本発明
の第2実施例を示す要部の断面図、第4図は従来の半導
体装置を示す要部の断面図、第5図は第4図においてa
で示す箇所の拡大図である。 11;半導体基板、12;第1の絶縁膜、13;パッド
電極、14,24,44 ;金属層、15;第2の絶縁
膜、15b;開口部、16;突起電極
2図(a)技工(c)はこの実施例に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す要部の断面図、第3図は本発明
の第2実施例を示す要部の断面図、第4図は従来の半導
体装置を示す要部の断面図、第5図は第4図においてa
で示す箇所の拡大図である。 11;半導体基板、12;第1の絶縁膜、13;パッド
電極、14,24,44 ;金属層、15;第2の絶縁
膜、15b;開口部、16;突起電極
Claims (1)
- (1)半導体基板上に第1の絶縁膜を介して形成された
パッド電極と、このパッド電極上に形成された金属層と
、前記パッド電極上の前記金属層の縁部を覆いこの縁部
に囲まれた領域に開口部を有する第2の絶縁膜と、前記
開口部内にて前記金属層上に形成された突起電極とを具
備することを特徴とする突起型電極を有する半導体装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108422A JPH01278750A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 突起型電極を有する半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108422A JPH01278750A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 突起型電極を有する半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01278750A true JPH01278750A (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=14484365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63108422A Pending JPH01278750A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 突起型電極を有する半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01278750A (ja) |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63108422A patent/JPH01278750A/ja active Pending
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