JPH01278687A - 土中オーガーの計測方法 - Google Patents

土中オーガーの計測方法

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JPH01278687A
JPH01278687A JP10799388A JP10799388A JPH01278687A JP H01278687 A JPH01278687 A JP H01278687A JP 10799388 A JP10799388 A JP 10799388A JP 10799388 A JP10799388 A JP 10799388A JP H01278687 A JPH01278687 A JP H01278687A
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auger
inclination
augers
shaft
inclinometer
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Kazuo Sakashita
坂下 和男
Tamotsu Nozawa
有 野沢
Akira Urushibara
漆原 明
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Aoki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、土中オーガーの計測方法に関するものであ
る。さらに詳しくは、この発明は、アースオーガー、特
にSMW (Soil Mixing Wall)工法
等における掘削時にオーガーの方向と傾きを随時に、か
つ的確に計測することのできる新しい土中オーガーの計
測方法に関するものである。
(背景技術) 従来より、土中を削孔するためにアースオーガーによる
掘削が行われてきている。たとえば、遮水壁の施工法と
して近年注目されているSMW工法においては、オーガ
ースクリューを三本装備した特殊オーガー機により土中
を削孔しつつ先端より硬化液を吐出させて掘削土砂と混
合させ、フィルセメント壁を造成し、この端部を順にラ
ップさせることで一体の壁体を築造することが行われて
きている。このSMW工法に用いるオーガー機としては
、たとえば第7図に示したようにオーガースクリュー三
本を装備した三軸方式のものがあり、左右のオーガー(
ア) (イ)は先端のスクリュー部で削孔しつつ、軸内
から硬化液(つ)を吐出させ、中央のオーガー(1)か
らはエアー(オ)を吐出させて掘削土砂と硬化液(つ)
とを混合させ、ソイルセメント壁を形成する。
このような三軸方式のオーガー機においては、通常は適
宜な位置に干渉バンド(力)を装着して、オーガーの位
置のずれや、三軸相互の方向の差異を最小限とするよう
にしている。
しかしながら、このようなSMW工法におけるオーガー
に限られずに、土中削孔するアースオーガーについては
、従来は、土中オーガーの位置は地上に出ている部分か
ら予測しているのみで、実際に所定の位置と方向にオー
ガーが向っているのかどうかは正確には把握できないの
が実状であった。特にこのようなオーガーの土中位置の
確認はSMW工法の場合には重要であるが、これまでは
、このことは全くなされていなかった。
仮設工事における立坑用の連続壁の場合には、後で内側
を掘削するので壁部の方向、傾斜等を見ることができる
が、SMW工法の場合には、掘削と同時にソイルセメン
ト壁を形成するので、工事施工後に方向や傾斜を見るこ
とは不可能であり、土中に完全な遮水壁ができているか
どうかは全く不明であった。
このため、施工時にオーガーの位置を確認し、必要な変
更を加えるための効果的で、かつ的確なアースオーガー
の位置の計測方法の確立が強く望まれていた。
(発明の目的) この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来のアースオーガーの使用による削孔方法の問
題を克服し、施工時にアースオーガーの運転と同時にそ
の土中の位置を簡便に、かつ的確に計測することのでき
る、新しい土中オーガーの位置計測方法を提供すること
を目的としている。
〈発明の開示) この発明は、上記の目的を実現するために、オーガー軸
内またはオーガー軸内管内に傾斜計を装入することによ
り、オーガーの方向と傾きを計測することを特徴とする
土中オーガーの計測方法を提供する。
この方法においては、傾斜計は、従来のオーガーの軸内
に、あるいはその内部に設けた内管の内部に装入するこ
とができる。傾斜計は固定してもよいし、あるいは吊り
下げ方式等によって装入することができる。この場合、
傾斜計は、オーガーの長さに対応して適宜な場所に複数
設けてもよい。
以下、添付した図面に沿ってこの発明の方法について説
明する。
第1図は、この発明の一例を示した概念図である。この
例は、複数の傾斜計を用いた固定方式の方法を示してい
る。
SMW工法に用いるオーガー(1)(2)(3)からな
る三軸の装置において、スクリューの先端から硬化液を
吐出させるオーガー(1)(3)の軸内に二輪用の傾斜
計(4)を装入固定し、この傾斜計(4)をケーブル(
5)によって外部の計測装置へ接続している。オーガー
(1)(3)の傾斜計(4)からの情報は、角度・方向
表示器(6)を介してA/Dコンバータ(7)に接続し
、コンピュータ(8)によって出力している。この出力
の結果を見て、掘り直し、またはその他の手段により連
壁形成のための補充を行う。さらにまた、この出力をa
察しながら、オーガーの方向や傾斜を変更、修正するた
めに、駆動装置(9)を適宜に停止することもできる。
このような方法において用いることのできるオーガー(
1)(3)と傾斜計(4)との配置関係は、たとえば第
2図に示した構造とすることができる。
この第2図はオーガー(1)の接続部を示したものであ
るが、傾斜計(4)は、オーガー(1)の軸内に設けた
内管(10)の内部に装着され、ケーブル(5)によっ
て、複数の傾斜計(4)と外部とに接続している。SM
W工法に用いる硬化液またはエアーは、オーガー(1)
軸と内管(10)との間の空間(11)を通じてスクリ
ュー先端へと流通させて吐出させる。
ジヨイント部には、硬化液または水などが入らないよう
に、シール材(12)を設け、またケーブルコネクタ(
13)はケーブル(5)と一体型のものとするか、また
は、傾斜計およびコネクタを防水型とすることができる
。さらには、作業終了時などに水洗いする際に、計測用
パイプ内も一緒に水洗いして硬化液を除去するという方
法も可能である。
第3図は、三重管パイプ方式の例を示したものである。
オーガー(1)軸の内部には内管(14)(15)の二
本のパイプを設け、傾斜計(4)は、もっとも内側の内
管(15)の内部に装着している。この場合には、空間
(16)に、硬化液またはエアーを流通させるようにし
ている。ジヨイント部は、オーガー(1)の相互の接続
(所定の長さとするための)のために、金具(17)(
18)によって梢成し、また、シール材(19)とシー
ル保持金具(20)とによって、傾斜計(4)を装着し
た空間(21)に硬化液または水などが入らないように
するか、または第3図の場合と同様に防水型とすること
や、水洗いにより硬化液を除去するという方法を採用す
ることら可能である。
第4図は、オーガー(1)の軸内に傾斜計(4)を固定
した例を示している。この場合、内管(22)には、従
来と同様に硬化液またはエアーを流通させる。
この例の場合には、オーガー(1)のジヨイント部では
、ケーブル(5)は、オーガー(1)の軸外にシール材
(23)を介して取出してコネクタ(24)によって接
続することができる。このケーブル(5)とコネクタ(
24)とは、プロテクタ(25)によって硬化剤または
水から保護する。
第5図は、以上の例とは相違して、傾斜計を挿入方式に
よって装着する場合の例を示している。
傾斜計(4)は、オーガー(1)軸内を上下に移動させ
、所定の土中オーガー位置において、オーガーの方向お
よび傾斜を計測する。その情報は、ケーブル(5)によ
って第1図と同様に、表示器(6)、A/Dコンバータ
(7)、コンピュータ(8)へと伝達する。
たとえばこのように例示することのできる方法において
は、実際には、次のようにその計測の結果が得られる。
すなわち、たとえば、第1図に示した固定型の場合、オ
ーガー(1)(3)の長さに対応する所定の位置■■■
■に傾斜計(4)を設置する。この時の傾斜計の示す方
向(度)と傾斜(度)は、たとえば、次のよ゛うに計測
されることになる。
片且■   左遣二LLL    東且工皮工■   
   5      04 ■     10      07 ■     20      11 ■     45      15 このような計測をオーガー(1)(3)それぞれについ
て行い、その結果をCRTに表示すると第6図のように
なる。
オーガー(1)(3)の断面の傾斜と、三本のオーガー
(1)(2)(3)によって掘削された削孔の所定の位
置からのずれとがよくわかる。このようなずれがある場
合には、SMW工法によって形成される連壁は、土中へ
の深さが大きくなるほど、大きく所定の位置からずれて
くる。
この発明の計測方法は、このような事態を回避するため
に必要な情報を容易に得ることを可能とする。
もちろん、この発明は、以上の例に限られるものではな
い、アース・オーガーの様々な態様として実施でき、ま
た、傾斜計の装着についても細部は様々な態様が可能で
あることはいうまでもない。
たとえば傾斜計は、オーガーの各ユニット長の中間部に
設けることにより、より容易にオーガーの方向と傾きを
計測することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、および第4図は、各々、傾斜
計の固定方式によるこの発明の例を示した断面図である
。 第5図は、挿入方式による例を示した断面図である。 第6図は、この発明の方法による計測例を示した断面図
である。 第7図は、SMW工法のオーガー機の例を示した斜視図
である。 1.2.3・・・オーガー 4・・・傾斜計 5・・・ケーブル 6・・・表示器 7・・・A/Dコンバータ 8・・・コンピュータ 9・・・駆動装置 10・・・内管 11・・・空間 12・・・シール材 13・・・ケーブルコネクタ 14.15・・・内管 16・・・空間 17.18・・・ジヨイント金具 19・・・シール材 20・・・シール保持金具 21・・・空間 22・・・内管 23・・・シール材 24・・・コネクタ 25・・・プロテクタ 代理人 弁理士  西  澤 利 失 笑1図 第  2  図 第  3  図 第  4  図 第  5  図 第6図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オーガー軸内またはオーガー軸内管内に傾斜計を
    装入することにより、オーガーの方向と傾きを計測する
    ことを特徴とする土中オーガーの計測方法。
  2. (2)SMW工法におけるオーガーの位置を計測する請
    求項(1)記載の土中オーガーの計測方法。
  3. (3)オーガー軸内に内管を設け、二重または三重パイ
    プ構造とした請求項(1)記載の土中オーガーの計測方
    法。
  4. (4)傾斜計を固定した請求項(1)記載の土中オーガ
    ーの計測方法。
  5. (5)複数の傾斜計を装着して計測する請求項(1)記
    載の土中オーガーの計測方法。
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