JP2015113564A - 地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法 - Google Patents

地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シンプル、且つ計測用のワイヤを用いない構成で掘削軸の位置を検出することができる、経済性に優れた、使い勝手のよい、地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法を提供する。【解決手段】共回り防止翼4又は軸間保持部材17の側面部に検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を取り付けた状態で駆動軸1を回転駆動させ、駆動軸1の掘削貫入時間に対応する方位角と傾斜角を検出記録装置により検出し、駆動軸1の引抜時に地上に現れた検出記録装置5の検出データ情報を読み取り、該データ情報と、駆動軸1の掘削貫入時間と掘削貫入深度を測定する地上の施工管理装置のデータ情報とをコンピュータへ入力し、両データ情報に共通する掘削貫入時間を基に掘削貫入深度における駆動軸1の方位角と傾斜角から駆動軸1の位置を演算処理して求める。【選択図】図1

Description

この発明は、地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法に技術分野に属する。
深層混合処理工法の中でも、特に液状化対策工事として採用される格子状改良(TOFT工法)は、深層混合処理工法で造成される円柱状の改良体をラップさせて連続した壁(連続壁)を造り、その連続壁を格子状に造る工法である。
格子状改良は、改良体の確実な連続性(ラップ)や強度管理が重要である。特に、改良径(φ)を1.0mとした場合の20cmのラップについては、止水性、格子壁厚(平均80cm)の確保、および改良体の格子構造としての一体性、の各観点から、確実な施工が要求される。
また、地中連続壁を施工する工法として、ソイルセメント連続壁工法の一つであるいわゆるSMW工法(登録商標)についても、ソイルセメント連続壁(柱列壁)の確実な連続性(ラップ)や強度管理が重要であり、止水性、連続壁の壁厚の確保、連続壁の一体性の観点から、やはり確実な施工が要求される。
さらに、下記の特許文献1、2にかかる、本出願人の一人が近年開発した小型の地盤改良施工機は、掘削長が13.0m程度であるのに対し、使用する駆動軸の軸径(ロッド径)が0.1〜0.2m程度と細いことから同施工機の駆動軸の垂直性の確保や証明が問題となっている。そのため、品質を確保しながら施工できるように、駆動軸の垂直精度(鉛直精度)について、何らかの孔曲がりの管理を行う必要があった。
従来、深層混合処理工法等における掘削翼などを備えた駆動軸(ロッド)の孔曲がり防止(垂直性確保)は、当業者にとって以前から課題とされており、該課題を解決又は改善する技術は種々開示されている(例えば、特許文献3〜5参照)。
前記特許文献3には、傾斜計14とジャイロセンサ15とを組み合わせた3次元ジャイロセンサを攪拌掘削軸6の連結軸受10へ固定した防水型センサケース16の中に設置して実施することにより、改良装置先端位置を計測する地盤改良装置が開示されている。それぞれの計測値は、図1、図3の信号保護管18の中に通した信号線を通じて地上の図示を省略した演算処理装置(施工管理装置)へリアルタイムに送られる(請求項2〜6、明細書の段落[0034]の1〜7行目等、および図3等を参照)。
この地盤改良装置によれば、改良したソイル柱列杭のラップ長の施工管理方法は、先に施工したソイル柱列杭と、これに隣接してラップさせる今回施工のソイル柱列杭それぞれの施工軌跡を、両者の相対的な水平距離として、特には3次元オートジャイロセンサで計測する方位角に基づく補正を加えて実情に近い精度で記録表示すると共に、前記の管理により求めた今回の施工軌跡の曲がり傾向は、適時に先端掘削カッターを逆転貫入掘削に切り換えてリアルタイムに修正を行うので、高品質、高精度の施工を実現出来るとの記載が認められる(明細書の段落[0058]等を参照)。
前記特許文献4には、回転軸とは別異に設けた補助ロッド16の内部に、地上の管理装置と接続されたX・Y傾斜計19を具備する地盤改良用の混合処理機が開示されている(請求項3、明細書の段落[0016]等、および図7等を参照)。
この混合処理機によれば、回転軸3が、その全長にわたり、補助ロッド16と一体的関係とされ補剛されているから、地盤中の地層の硬軟や障害物の有無あるいは先行の改良部分によって攪拌ヘッド5の逃げとか曲がり、傾斜を生ずるおそれがなく、リーダ2によって設定された垂直度の施工を高精度に実現できる。と同時に土中の建入施工管理は、傾斜計19によってリアルタイムに測定し記録表示されるから、速やかに施工にフィードバックして品質、信頼性の高い地盤改良に寄与するとの記載が認められる(明細書の段落[0018]等を参照)。
前記特許文献5には、複数本の単位掘削軸6cを長手方向に連結して構成された掘削軸(駆動軸)6内に傾斜計11x,11yなどの掘削情報検出器が設けられ、この傾斜計11x,11yの近傍に音響伝送管Sの下端に音響発振子12が配設され、さらに地上側の適宜の位置、たとえば掘削軸6の上端部における音響伝送管Sの上端に前記音響発振子12からの音響信号を受ける受信子13が設けられている構成の掘削装置が開示されている(明細書の段落[0037]等、および図4等を参照)。
この掘削装置によれば、信号ケーブル線が不要となり、掘削軸の継ぎ足しにおける信号ケーブル線の連結およびその付帯作業が不要となり、かつ掘削中に傾斜角度などの掘削情報をリアルタイムで得ることができ、もってきわめて高い精度の掘削を行うことが可能となるとともに、多数の単位掘削軸を連結した場合においても確実な信号伝送が可能となるなどの利点がもたらされるとの記載が認められる(明細書の段落[0071]等を参照)。
特許第5181068号公報 特許第5191573号公報 特許第3156049号公報 特開平5−230825号公報 特許第3233874号公報
上記特許文献3にかかる発明は、攪拌掘削軸6の直上位置の連結軸受10に固定した防水型センサケース16から地上の施工管理装置まで鉛直に立ち上がる信号保護管18を必要とする構成なので、必然的に、当該ケース16は、最上段の攪拌翼9より上方に取り付けて実施するほかない。
よって、最上段の攪拌翼9より下方の攪拌掘削軸6の掘削精度を計測できない問題があった。また、信号保護管18を安定した状態で鉛直方向に保持する構成を実現しなければならず、施工手間がかかり煩わしい上にコストが嵩む問題もあった。
上記特許文献4にかかる発明は、掘削孔から地上へ立ち上がる補助ロッド16内にX・Y傾斜計19を設ける構成なので、必然的に、当該傾斜計19は、最上段の攪拌ヘッド(攪拌翼)5より上方に取り付けて実施するほかない。
よって、最上段の攪拌ヘッド5より下方の回転軸3の掘削精度を計測できない等、上記特許文献3と同様の問題がった。
上記特許文献5にかかる発明は、掘削軸(駆動軸)6内に傾斜計11x,11yなどの掘削情報検出器を内蔵して実施する構成なので、前記特許文献3、4にかかる問題は生じない。
しかし、前記掘削軸6内に音響伝送管S、音響発振子12等の精密機器を設ける複雑な構成であるが故に、機器自体のコストのほか、機器の取付作業、メンテナンス等が大変煩わしい問題があった。また、前記掘削軸6は、複数本の単位掘削軸6cを長手方向に連結してなる構成であるが故に、該単位掘削軸6cの各連結部での回転伝達不良や信号伝達不良が生じやすく、精緻な連結作業を要求される煩わしさがある上に、定期的なメンテナンスを必要とする問題もあった。
また、上記特許文献1、2にかかる小型の地盤改良施工機は、駆動軸の軸径が小さいので、当該特許文献4にかかる発明は実施できない問題もあった。
本発明の目的は、シンプル、且つ計測用のワイヤ等の線材を用いない構成で掘削軸の位置を検出することができる、経済性に優れた地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法を提供することにある。
本発明の次の目的は、検出データ情報をリアルタイムでなく、あえて、前記装置収容ボックスが駆動軸の引抜時に地上に現れた段階で読み取れば足りる構成としたことにより、構成全体を簡略化でき、事後の施工に反映させることができる、使い勝手のよい地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法を提供することにある。
また、駆動軸の位置検出のために掘削作業を中断することなく、従来一般の工法と同様の施工を行うことができる、地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、上記特許文献1、2にかかる小型の地盤改良施工機に好適に実施できる地盤改良工法における駆動軸の位置検出方法を提供することにある。
上記背景技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明にかかる地盤改良工法における駆動軸の位置検出方法は、垂直下向きの配置で回転可能に支持された駆動軸と、同駆動軸の下端部に備えた掘削翼と、同掘削翼の上部に備えた攪拌翼および共回り防止翼とを有し、前記駆動軸のスラリー注入管を通じてセメント系固化材を注入する構成の単軸の掘削施工機を用いた地盤改良工法における駆動軸の位置検出方法であって、
前記共回り防止翼の側面部に、方位角を検出する3軸角速度センサと傾斜角を検出する3軸加速度センサとを備え、駆動軸の方位角と傾斜角を検出する検出記録装置を収容した装置収容ボックスを取り付け、
前記駆動軸を回転駆動させて、駆動軸の掘削貫入時間に対応する方位角と傾斜角を前記検出記録装置により検出し、
前記駆動軸の引抜時に地上に現れた前記装置収容ボックス内の検出記録装置の検出データ情報を読み取り、該検出記録装置の検出データ情報(図10のボックスa参照)と、駆動軸の掘削貫入時間と掘削貫入深度を測定する地上の施工管理装置のデータ情報(図10のボックスb参照)とをコンピュータへ入力し、両データ情報に共通する掘削貫入時間を基に掘削貫入深度における駆動軸の方位角と傾斜角から駆動軸の位置を演算処理して求める(図10のボックスc参照)ことを特徴とする。
請求項2に記載した発明にかかる地盤改良工法における駆動軸の位置検出方法は、垂直下向きの配置で回転可能に支持された駆動軸と、同駆動軸の下端部に備えた掘削翼と、同掘削翼の上部に備えた攪拌翼および軸間保持部材とを有し、前記駆動軸のスラリー注入管を通じてセメント系固化材を注入する構成の多軸の掘削施工機を用いた地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法であって、
前記軸間保持部材の側面部に、方位角を検出する3軸角速度センサと傾斜角を検出する3軸加速度センサとを備え、駆動軸の方位角と姿勢角を検出する検出記録装置を収容した装置収容ボックスを取り付け、
前記駆動軸を回転駆動させて、駆動軸の掘削貫入時間に対応する方位角と姿勢角を前記検出記録装置により検出し、
前記駆動軸の引抜時に地上に現れた前記装置収容ボックス内の検出記録装置の検出データ情報を読み取り、該検出記録装置の検出データ情報(図10のボックスa参照)と、駆動軸の掘削貫入時間と掘削貫入深度を測定する地上の施工管理装置のデータ情報(図10のボックスb参照)とをコンピュータへ入力し、両データ情報に共通する掘削貫入時間を基に掘削貫入深度における駆動軸の方位角と姿勢角から駆動軸の位置を演算処理して求める(図10のボックスc参照)ことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載した地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法において、前記装置収容ボックスは、前記共回り防止翼又は前記軸間保持部材の側面部に据え付けるための方形状の基部と、基部より幅狭で該基部から立ち上がる装置収容部と、装置収容部の開口部を塞ぐ蓋材とからなり、
前記共回り防止翼又は前記軸間保持部材は、複数の部材をボルト接合して組み立ててなる構成であり、
前記基部の四隅位置には、前記部材に設けたボルト通し孔と芯が一致するボルト通し孔が設けられており、前記各ボルト通し孔を利用して当該装置収容ボックスを前記共回り防止翼又は前記軸間保持部材の側面部にボルト接合により取り付けることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項1〜3のいずれか一に記載した地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法において、前記検出記録装置の検出データ情報は、前記装置収容ボックスから検出記録装置を取り出して読み取ること、又は前記装置収容ボックス内の検出記録装置から伝送された地上の施工管理装置の画面から読み取ることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1〜4のいずれか一に記載した地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法において、前記掘削施工機は、幅寸が2.5m以下、前後方向の長さが4.0〜8.0m、前記駆動軸の軸径は、0.1〜0.2mの小型の地盤改良施工機であることを特徴とする。
本発明にかかる地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法によれば、以下の効果を奏する。
(1)シンプル、且つ計測用のワイヤ等の線材を用いない構成で掘削軸の位置を検出することができるので、経済性に優れている。また、前記線材を設置する煩わしさもない。
(2)検出データ情報をリアルタイムでなく、あえて、前記装置収容ボックスが駆動軸の引抜時に地上に現れた段階で読み取れば足りる構成としたので、構成全体を簡略化でき、事後の施工に反映させることができる。また、使い勝手がよい。
(3)駆動軸の位置検出のために掘削作業を中断することなく、従来一般の地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法と同様の施工を行うことができる。
(4)駆動軸内にセンサ等を取り付ける必要が一切ないので、駆動軸の軸径が小さい小型の地盤改良施工機でも好適に実施できる。
(5)請求項3にかかる発明によれば、上記(1)〜(4)に加え、既存の掘削施工機の共回り防止翼に用いたボルトの一部を長尺のボルトに代えるだけで装置収容ボックスを簡易、かつ確実に取り付けることができる。よって、至極合理的であり、作業性、経済性に優れた実施を行い得る。
Aは、実施例1にかかる単軸の掘削施工機の駆動軸の下部構造を拡大して示した立面図であり、Bは、Aの変位抑止板(4b)と鉛直板(4c)を示すb矢視図である。 Aは、図1の共回り防止翼を抽出して示した正面図であり、Bは、同平面図であり、Cは、Bのb−b矢視概略図である。なお、本来は見えない装置収容ボックス内の検出記録装置は、あえて図示している。 Aは、前記駆動軸の下部構造の異なる実施例(実施例2)を示した立面図であり、Bは、Aのb−b矢視図である。 Aは、図3の共回り防止翼を抽出して示した立面図であり、Bは、同平面図であり、Cは、Bのb−b矢視概略図である。なお、本来は見えない装置収容ボックス内の検出記録装置は、あえて図示している。 実施例3にかかる2軸の掘削施工機の駆動軸の下部構造を概略的に示した平面図である。 Aは、実施例4にかかる2軸の掘削施工機の駆動軸の下部構造を概略的に示した平面図(Bのa−a矢視概略図)であり、Bは、同立面図である。 Aは、図6の軸間保持部材を抽出して示した平面図であり、Bは、Aの部分正面図であり、Cは、Bのb−b矢視概略図である。なお、本来は見えない装置収容ボックス内の検出記録装置は、あえて図示している。 実施例5にかかる3軸の掘削施工機の駆動軸の下部構造を概略的に示した立面図である。 実施例5にかかる5軸の掘削施工機の駆動軸の下部構造を概略的に示した立面図である。 本発明にかかる地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法の手順を概略的に示したフロー図である。
次に、本発明に係る地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例1に係る発明は、図1に示すように、垂直下向きの配置で回転可能に支持された駆動軸1と、同駆動軸1の下端部に備えた掘削翼2と、同掘削翼2の上部に備えた攪拌翼3および共回り防止翼4とを有し、前記駆動軸1に内蔵したスラリー注入管(図示略)を通じてセメント系固化材を注入する構成の単軸の掘削施工機10を用いた地盤改良工法における駆動軸1の位置検出方法であり、
前記共回り防止翼4の側面部に、図2にも示すように、方位角を検出する3軸角速度センサと傾斜角を検出する3軸加速度センサとを備え、駆動軸1の方位角と傾斜角を検出する検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を取り付けており、
前記駆動軸1を回転駆動させて、駆動軸1の掘削貫入時間に対応する方位角と傾斜角を前記検出記録装置5により検出し、
しかる後、前記駆動軸1の引抜時に地上に現れた前記装置収容ボックス6内の検出記録装置5の検出データ情報を読み取り、該検出記録装置5の検出データ情報(図10のボックスa参照)と、駆動軸1の掘削貫入時間と掘削貫入深度を測定する地上の施工管理装置のデータ情報(図10のボックスb参照)とをコンピュータへ入力し、両データ情報に共通する掘削貫入時間を基に掘削貫入深度における駆動軸1の方位角と傾斜角から駆動軸1の位置をコンピュータで演算処理して求める(図10のボックスc参照)ことを特徴とする。
ちなみに、図1中の符号11、11は上下のスラスト受け板、符号12は回転軸筒、符号13は掘削翼軸、符号14は攪拌翼軸を示している。
具体的には、駆動軸1の下端部へ攪拌翼軸14が、嵌め込み式の軸継手により同心状態に接続され、該攪拌翼軸14の下端部へ掘削翼軸13が、やはり嵌め込み式の軸継手により同心状態に接続されている。すなわち、前記駆動軸1が回転駆動されると、前記攪拌翼軸14に取り付けられた攪拌翼3、3、および前記掘削翼軸13に取り付けられた掘削翼2が連動して回転する構造とされている。一方、前記攪拌翼軸14の外周には、所定の間隔をあけてスラスト軸受け板11、11が延設され、該スラスト軸受け板11、11の間に該攪拌翼軸14と共回りしない構成で回転軸筒12が挟持され、該回転軸筒12に共回り防止翼4が設けられている。
この実施例1に用いる単軸の掘削施工機10の本体は、地盤中に良質の円柱状の改良体を構築できるものであれば種々のバリエーションの掘削施工機(地盤改良施工機)を採用することができる。すなわち、地盤を掘削する掘削翼と、土壌とセメント系固化材とを攪拌混合する攪拌翼と、未改良土の共回りを防止する共回り防止翼とを備えた掘削施工機であれば好適に実施できる。本出願人の一人が近年開発した特許第5191573号にかかる地盤改良施工機、或いは特許第4988061号にかかる地盤改良装置でも好適に実施できる。
ちなみに、実施例1にかかる単軸の掘削施工機10は、幅寸が2.5m以下、前後方向の長さが4.0〜8.0m、前記駆動軸の軸径は、0.1〜0.2mの小型の地盤改良施工機を想定している。
この実施例1にかかる単軸の掘削施工機10の大きな特徴点は、前記掘削施工機本体の前記共回り防止翼4の側面部に、前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を取り付けている点にある。よって、以下、この点の構成を中心に説明する。
図示例にかかる共回り防止翼4は、鋼製で、図2Bが分かりやすいように、駆動軸1の径よりも大きい半円状の凹部を有する一対の枠材4a、4aと、掘削孔の円周方向の曲率と等しい円弧面状をなす一対の変位抑止板4b、4bとをボルト接合して組み立てられている。
具体的に、前記一対の枠材4a、4aはそれぞれ、前記半円状の凹部で前記駆動軸1を取り囲み、各々が反対方向の直径線方向に配置された状態でボルト7、8で接合され、駆動軸1へ、共回りしない状態に、且つ軸方向へは不動の状態に取り付けられている。
前記一対の変位抑止板4b、4bは、前記各枠材4aの外側端部であって掘削翼4で掘削した掘削孔の孔壁内面へ接する位置にボルト7、8で接合されている。前記変位抑止板4bの外面中央部には、半径方向外向きに鉛直板4cが突き出され、掘削孔の孔壁土中へ食い込む構成とされている。
なお、前記共回り防止翼4の構成は、もちろん図示例に限定されない。例えば、前記特許第4988061号にかかる共回り防止翼5など、駆動軸1へ、共回りしない状態に、且つ軸方向へは不動の状態に取り付けられている部材であれば好適に実施できる。
また、前記ボルト8は、後述する装置収容ボックス6の取り付け態様を考慮し、前記ボルト7よりも長いボルト(長ボルト)を用いている。
次に、図示例にかかる装置収容ボックス6は、ステンレス製で、前記共回り防止翼4のせいより若干小さく、前記共回り防止翼4を組み立てる際に用いた4本のボルト8を利用して、該共回り防止翼4(枠材4a)の側面部にボルト接合して取り付けられている。
前記装置収容ボックス6は、前記共回り防止翼4に据え付けるための基部6aと、基部6aより幅狭で該基部6aから立ち上がる装置収容部6bと、装置収容部6bの前面開口部を塞ぐ蓋材6cとからなる。
前記基部6aは、その四隅部に前記ボルト8の通し孔が設けられている。すなわち、このボルト通し孔は、枠材4a側に設けた対応するボルト通し孔と芯が一致する配置に穿設されている。なお、このボルト通し孔は、スムーズな取り付け作業を実現するべく、水平方向に長い長孔を用いて実施することもできる。
前記装置収容部6bは、前記基部6aと一体成形され、その内部に、後述する検出記録装置5を鉛直姿勢でほぼぴったり嵌め込み得る直方体状の凹部が形成されている。
前記蓋材6cは、前記装置収容部6bの断面形状とほぼ一致する大きさで、該装置収容部6bの前端部(天端部)の四隅部に設けたボルト孔と一致するボルト通し孔を備え、該通し孔にボルト9をねじ込んで開口部を塞ぐ構成とされている。この蓋材6cは透明板で実施してもよい。
なお、図示例にかかる装置収容ボックス6は、前記共回り防止翼4(枠材4a)の側面部に設けたスチフナー15の存在を考慮し、いわば、装置収容部6bを嵩上げした構成で実施している(図2C参照)。スチフナー15が無い場合はその分だけ突き出し長さを小さくして実施でき、土圧抵抗も小さくすることができる。
また、前記装置収容ボックス6の構成は、図示例に限定されない。前記共回り防止翼4の側面部に確実に取り付けることができ、後述する検出記録装置5を安定した状態で収容でき、該検出記録装置5を必要に応じてスムーズに取り出すことができる構成であれば好適に実施できる。ただし、地盤中の障害物に衝突して破損等する虞をできるだけ回避するべく、前記共回り防止翼4のせいより小さくするなど小型化(コンパクト化)した方が好ましい。そのためには、小型の検出記録装置5を採用した方が好適と云える。
ちなみに、本実施例1にかかる装置収容ボックス6は、共回り防止翼4に、ボルト接合手段で取り付けているがこれに限定されず、溶接接合手段で取り付けて実施することも勿論できる。以下の実施例2〜5についても同様の技術的思想とする。
次に、図示例にかかる検出記録装置5は、多摩川精機株式会社製の小型3軸慣性センサユニットが好適に用いられる。前記センサユニットは、電源が供給された前記3軸角速度センサおよび前記3軸加速度センサ等を備え、駆動軸1の方位角と傾斜角を検出することができる。
具体的に、3軸角速度センサ(3軸ジャイロとも云う。)は、PITCH・ROLL・YAWの3軸の角速度を検出することにより、地球の角速度(360度/24時間)から真北方位に対する相対角度を検出して掘削施工機10の駆動軸1が配置されている方位角を検出するものである。
3軸加速度センサは、例えば、振り子の位置ずれをトルクモータにフィードバックし、トルクモータの電流から傾斜角を得るサーボ加速度計式の傾斜計をXYZの3軸方向に配置し、それぞれの方向の傾斜角を検出して掘削施工機10の駆動軸1の姿勢変化を検出するものである。なお、3軸加速度センサに利用される傾斜計としては、ひずみゲージ式、或いは差動トランス式を利用してもよい。
なお、本実施例に用いる検出記録装置5は、前記小型3軸慣性センサユニットに限定されない。振動や衝撃に強く、精度や耐久性に優れており、掘削施工機10の駆動軸1の変位量を連続的かつ自動的に検出できるセンサであれば、適宜採用可能である。
ここで、前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を、前記共回り防止翼4の側面部に設置する意義について説明する。
(1)先ず、装置収容ボックス6を共回り防止翼4に設置するのは、共回り防止翼4は自ら回転しないので、駆動軸1の正確な検出データを計測できるからである。
(2)掘削する地盤中には、ガラや礫などの障害物が存在している場合が多い。仮に、装置収容ボックス6を共回り防止翼4の下部に設置すると、掘削貫入時に装置収容ボックス6が障害物に当たって損傷する虞がある。よって、装置収容ボックス6を側面部に設置すれば、下部に設置するよりも、障害物に当たって損傷する虞を低減できる。
(3)仮に、装置収容ボックス6を共回り防止翼4の上部に設置すると、引き抜き攪拌時に改良土が装置収容ボックス6に覆い被さり、付着しやすい問題がある。この付着状態が重度であれば、装置収容ボックス6の蓋材6cを取り外して検出データを読み取る手法を採用する場合、蓋材6cの取り外し作業に難渋し、スムーズな施工に悪影響を及ぼす虞がある。よって、装置収容ボックス6を側面部に設置すれば、上部に設置するよりも、装置収容ボックス6に改良土が付着する虞を低減できる。
(4)仮に、装置収容ボックス6を共回り防止翼4の上部又は下部に設置すると、必然的に、装置収容ボックス6のせいの分だけ、該共回り防止翼4とその上方または下方に設ける攪拌翼3との間隔が大きくなる。そうすると、攪拌翼3全体の設置間隔が長くなる。当該設置間隔は、本来、掘削施工機10の制約上なるべく短くする方が好ましいので不合理である。よって、装置収容ボックス6を側面部に設置することで、攪拌翼3全体の設置間隔を短くでき、合理的な構成の掘削施工機10を実現できる。
(5)また、前記攪拌翼3全体の設置間隔が長くなると、共回り防止効果が十分に発揮できない問題もある。そもそも共回り防止翼4は、回転する攪拌翼3と合わせて粘性土などの共回りを防止する役割もあり、この点から云えば、攪拌翼3との間隔は短い方が効果的である。よって、装置収容ボックス6を側面部に設置すると、攪拌翼3との距離を従来通りに保持でき、従来通りの共回り防止効果を発揮できる。
(6)その他、装置収容ボックス6の取り付け作業、取り外し作業をスムーズに行うことができる。
次に、上記構成の単軸の掘削施工機10を用いて地盤改良工法における駆動軸の位置を検出する方法について説明する。
先ず、図1、図2に示したように、地盤改良工法に用いる単軸の掘削施工機(地盤改良施工機)10の共回り防止翼4の側面部に、前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6をボルト8(又は溶接)で接合して取り付ける。この取り付け作業は、掘削施工機10を、円柱状の改良体を構築する場所に位置決めする前でもよいし後でもよい。
次に、円柱状の改良体を構築する部位に位置決めした掘削施工機10の回転駆動部を起動させて駆動軸1を回転駆動させ、駆動軸1の掘削翼2および攪拌翼3により地盤の掘削と固化材スラリー注入による機械式攪拌方式の地盤改良工程を、該掘削翼2が目標深度に到達するまで垂直下向きに進める。
この工程の間、先ず、前記検出記録装置5の3軸加速度センサで検出される加速度により駆動軸1の初期の傾斜角が算出され、この傾斜角より3軸角速度センサで検出される方位角(角速度)が水平成分及び垂直成分に分解される。そして、駆動軸1を回転させて掘削方向に降下させると、印加される角速度は3軸角速度センサで検出され、検出された角速度信号を積分することにより、駆動軸1の傾斜角及び方位角を検出することができる。
前記駆動軸1(掘削翼2)が目標深度に到達した後は、掘削施工機10の回転駆動部により駆動軸1を引き抜き攪拌させて地上へ引き抜く。
しかる後、次の円柱状の改良体を構築する部位へ掘削施工機10を移動させると共に、地上に現れた装置収容ボックス6内の検出記録装置5の検出データ情報を、地上の掘削施工機10などに設けた施工管理装置のコンピュータ画面に伝送して(又は装置収容ボックスから検出記録装置を取り出して)読み取る(図10のボックスa参照)。
一方、駆動軸1の掘削貫入時間と掘削貫入深度は、地上の掘削施工機10等に設けた従来一般の施工管理装置により計測される(図10のボックスb参照)。
よって、前記検出記録装置5の検出データ情報と前記施工管理装置により計測されたデータ情報とをコンピュータへ入力し、両データ情報に共通する掘削貫入時間を基に掘削貫入深度における駆動軸1の方位角と傾斜角から駆動軸1の位置をコンピュータで演算処理して求める(図10のボックスc参照)ことにより、掘削作業中の掘削施工機10の駆動軸1の絶対位置(3軸方向の傾き)、すなわち掘削貫入深度、方位角(変位)、傾斜角(傾斜姿勢)を連続的且つ自動的に検出することができる。
所定の部位に移動させた掘削施工機10は、掘削作業を再開し、前述の工程を次に構築する円柱状の改良体について行う(前記段落[0031]〜[0034]参照)。
以後、前述の工程を繰り返し行い、所定の範囲にわたり良質の円柱状の改良体を構築する。
そして、構築した改良体毎に取得した駆動軸1の位置に関するデータ情報について、構造設計上の許容値を超える孔曲がりをしていないと判断される場合は、孔曲がりしていないことを確認、証明するデータとして保存(管理)する。前記許容値を超える孔曲がりをしていると判断される場合は、孔曲がりしている改良体の近傍位置に掘削施工機10を位置決めし、掘削作業を再開し、当該改良体とラップする新たな改良体を構築する等の補完作業を行う。
かくして、信頼性の高い高品質の連続壁を格子状等に形成した地下構造物を実現することができる。
図3と図4は、上記実施例1にかかる単軸の掘削施工機10の異なる実施例を示している。上記実施例1と同一の構成部材は同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
この実施例2は、上記実施例1と比し、上記共回り防止翼4を上下二段の配置で実施している点が主に相違する。
すなわち、実施例2にかかる共回り防止翼4’は、水平方向に一連にボルト接合してなる枠材4a’、4a’を、小径の攪拌翼3を間に挟んで上下二段の配置とし、これを上下方向に長い変位抑止板4b’で一体的に接合したダブルタイプに構成している。前記変位抑止板4b’の外面から突き出された鉛直板4c’も前記変位抑止板4b’に沿って上下に長く構成し、掘削孔16の孔壁土中へ例えば10cm程度食い込んで前記掘削翼2及び攪拌翼3とは共回りしない構成としている。
このダブルタイプの共回り防止翼4’によれば、実施例1に係るシングルタイプの共回り防止翼4の構成では、地盤土壌が柔らかい等の原因で必要十分な土圧抵抗が得られず、芯ブレや変位の防止効果に乏しい条件下での地盤改良施工において、鉛直貫入精度を高めることに効果的に機能する。すなわち、上下二段のダブルタイプの共回り防止翼4’としたので、その分だけ変位抑止板4b’および鉛直板4c’の受圧面積が十分に大きく構成できるからである。
この実施例2では、上下二段構成の共回り防止翼4’の中間部位に攪拌翼3が設置されているから、掘削土と固化材スラリーとの攪拌効果も高いものとなる。
この実施例2にかかる単軸の掘削施工機10’の大きな特徴点は、上記実施例1と同様に、前記掘削施工機本体の前記共回り防止翼4’の上段部分(又は下段部分)の側面部に、前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を取り付けている点にある。
前記共回り防止翼4’、前記検出記録装置5、および前記装置収容ボックス6の具体的構成は既に説明しているので省略する(前記段落[0025]〜[0027]、[0038]参照)。
前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を、前記共回り防止翼4’の側面部に設置する意義についても既に説明しているので省略する(前記段落[0028]参照)。
要するに、この実施例2は、上記実施例1と比し、装置収容ボックス6を取り付ける共回り防止翼4’の形態が相違するだけで、駆動軸1の位置の検出については、何ら影響を与えるものではない。
よって、前記掘削施工機10’を用いた地盤改良工法における駆動軸1の位置は、上記実施例1と同様の手順で検出することができる(前記段落[0030]〜[0035]、及び図10参照)。
したがって、構築した改良体毎に取得した駆動軸1の位置に関するデータ情報について、構造設計上の許容値を超える孔曲がりをしていないと判断される場合は、孔曲がりしていないことを確認、証明するデータとして保存(管理)する。前記許容値を超える孔曲がりをしていると判断される場合は、孔曲がりしている改良体の近傍位置に掘削施工機10’を位置決めし、掘削作業を再開し、当該改良体とラップする新たな改良体を構築する等の補完作業を行う。
かくして、信頼性の高い高品質の連続壁を格子状等に形成した地下構造物を実現することができる。
図5は、上記実施例1、2にかかる駆動軸1を2軸とした掘削施工機30の実施例を示している。
この実施例3にかかる掘削施工機30は、前記共回り防止翼4(4’)を構成する枠材4a(4a’)に、該枠材4a(4a’)と直交する配置で軸間保持部材17を設け、隣接する枠材4a(4a’)の軸筒部同士をボルト、溶接等の接合手段で連結している。なお、両端部に軸筒部を備えた軸間保持部材17に枠材4a(4’)をボルト、溶接等の接合手段で接合して実施することも勿論できる。実施例2にかかる共回り防止翼4’の場合は、上部および下部の枠材4a’にそれぞれ軸間保持部材17を上下二段の配置で設ける。
上記構成の2軸の掘削施工機30を用いて地盤改良工法を実施する場合、前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6は、より正確な検出データ情報を取得するべく、前記軸間保持部材17の側面部に、上記実施例1、2と同様の手法で取り付けて駆動軸1の位置を検出する作業を行う。実施例2にかかる共回り防止翼4’の場合は、上部側(又は下部側)の枠材4a’の側面部に取り付けて駆動軸1の位置を検出する作業を行う。
要するに、この実施例3は、上記実施例1、2と比し、装置収容ボックス6を取り付ける相手材が相違するだけで、駆動軸1の位置の検出については、何ら影響を与えるものではない。
よって、前記2軸の掘削施工機30を用いた地盤改良工法における駆動軸1の位置は、上記実施例1、2と同様の手順で検出することができる(前記段落[0030]〜[0035]、及び図10参照)。
したがって、構築した改良体毎に取得した駆動軸1の位置に関するデータ情報について、構造設計上の許容値を超える孔曲がりをしていないと判断される場合は、孔曲がりしていないことを確認、証明するデータとして保存(管理)する。前記許容値を超える孔曲がりをしていると判断される場合は、孔曲がりしている改良体の近傍位置に掘削施工機30を位置決めし、掘削作業を再開し、当該改良体とラップする新たな改良体を構築する等の補完作業を行う。
かくして、この実施例3によれば、上記実施例1、2と同様に、信頼性の高い高品質の連続壁を格子状等に形成した地下構造物を実現することができる。
図6A、Bは、2軸の掘削施工機40の異なる実施例を示している。上記実施例1、2と同様の役割を果たす構成部材は同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
この実施例4にかかる掘削施工機40は、上下二段に配置された両端部に軸筒部を備えた軸間保持部材17のうち、下段側(又は上段側)の側面部に、前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を、上記実施例1、2と同様の手法で取り付けて実施している(図7も参照)。
ちなみに、図6中の符号41は先端注入孔、符号42は上部注入孔、符号43は先導カッター、符号44は前記軸間保持部材17の両端部にボルト、溶接等の接合手段で設けた共回り防止板を示している。
要するに、この実施例4は上記実施例3と同様に、上記実施例1、2と比し、装置収容ボックス6を取り付ける相手材が相違するだけで、駆動軸1の位置の検出については、何ら影響を与えるものではない。
よって、前記2軸の掘削施工機40を用いた地盤改良工法における駆動軸1の位置は、上記実施例1、2と同様の手順で検出することができる(前記段落[0030]〜[0035]、及び図10参照)。
したがって、構築した改良体毎に取得した駆動軸1の位置に関するデータ情報について、構造設計上の許容値を超える孔曲がりをしていないと判断される場合は、孔曲がりしていないことを確認、証明するデータとして保存(管理)する。前記許容値を超える孔曲がりをしていると判断される場合は、孔曲がりしている改良体の近傍位置に掘削施工機40を位置決めし、掘削作業を再開し、当該改良体とラップする新たな改良体を構築する等の補完作業を行う。
かくして、この実施例4によれば、上記実施例1〜3と同様に、信頼性の高い高品質の連続壁を格子状等に形成した地下構造物を実現することができる。
図8と図9は、3軸又は5軸の掘削施工機50、50’を用いたソイルセメント連続壁工法における駆動軸1の位置検出方法の実施例を示している。上記実施例1〜4と同様の役割を果たす構成部材は同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
上記実施例1〜4は、地盤改良工法を中心に説明したが、この実施例5にかかるソイルセメント連続壁工法であっても同様に駆動軸1の位置を検出することができる。なぜなら、掘削施工機50、50’や駆動軸1の形態、セメント系固化材の配合、掘削翼2等の構成部材の形態の違いこそあれ、上記実施例3、4と同様に、軸間保持部材17に前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を取り付けることができる点においては、何ら変わりはないからである。
要するに、この実施例5は上記実施例3、4と同様に、上記実施例1、2と比し、装置収容ボックス6を取り付ける相手材が相違するだけで、駆動軸1の位置の検出については、何ら影響を与えるものではない。
よって、前記3軸又は5軸の掘削施工機50、50’を用いたソイルセメント連続壁工法における駆動軸1の位置は、上記実施例1、2と同様の手順で検出することができる(前記段落[0030]〜[0035]、及び図10参照)。
したがって、構築した各改良体(エレメント)毎に取得した駆動軸1の位置に関するデータ情報について、構造設計上の許容値を超える孔曲がりをしていないと判断される場合は、孔曲がりしていないことを確認、証明するデータとして保存(管理)する。前記許容値を超える孔曲がりをしていると判断される場合は、孔曲がりしている改良体の近傍位置に掘削施工機50、50’を位置決めし、掘削作業を再開し、当該改良体とラップする新たな改良体を構築する等の補完作業を行う。
かくして、この実施例5によれば、信頼性の高い高品質の山留め壁を実現することができる。
以上、実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
1 駆動軸
2 掘削翼
3 攪拌翼
4 共回り防止翼
4a 枠材
4b 変位抑止板
4c 鉛直板
4’ 共回り防止翼
4a’枠材
4b’変位抑止板
4c’鉛直板
5 検出記録装置(センサユニット)
6 装置収容ボックス
6a 基部
6b 装置収容部
6c 蓋材
7 ボルト
8 ボルト(長ボルト)
9 ボルト
10 単軸の掘削施工機
10’ 単軸の掘削施工機
11 スラスト受け板
12 回転軸筒
13 掘削翼軸
14 攪拌翼軸
15 スチフナー
16 掘削孔
17 軸間保持部材
30 2軸の掘削施工機
40 2軸の掘削施工機
41 先端注入孔
42 上部注入孔
43 先導カッター
44 共回り防止板
50 3軸の掘削施工機
50’ 5軸の掘削施工機
所定の部位に移動させた掘削施工機10は、掘削作業を再開し、前述の工程を次に構築する円柱状の改良体について行う(前記段落[0030]〜[0033]参照)。
以後、前述の工程を繰り返し行い、所定の範囲にわたり良質の円柱状の改良体を構築する。
この実施例2にかかる単軸の掘削施工機10’の大きな特徴点は、上記実施例1と同様に、前記掘削施工機本体の前記共回り防止翼4’の上段部分(又は下段部分)の側面部に、前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を取り付けている点にある。
前記共回り防止翼4’、前記検出記録装置5、および前記装置収容ボックス6の具体的構成は既に説明しているので省略する(前記段落[0024]〜[0026]、[0037]参照)。
前記検出記録装置5を収容した装置収容ボックス6を、前記共回り防止翼4’の側面部に設置する意義についても既に説明しているので省略する(前記段落[0027]参照)。
要するに、この実施例2は、上記実施例1と比し、装置収容ボックス6を取り付ける共回り防止翼4’の形態が相違するだけで、駆動軸1の位置の検出については、何ら影響を与えるものではない。
よって、前記掘削施工機10’を用いた地盤改良工法における駆動軸1の位置は、上記実施例1と同様の手順で検出することができる(前記段落[0029]〜[0034]、及び図10参照)。
したがって、構築した改良体毎に取得した駆動軸1の位置に関するデータ情報について、構造設計上の許容値を超える孔曲がりをしていないと判断される場合は、孔曲がりしていないことを確認、証明するデータとして保存(管理)する。前記許容値を超える孔曲がりをしていると判断される場合は、孔曲がりしている改良体の近傍位置に掘削施工機10’を位置決めし、掘削作業を再開し、当該改良体とラップする新たな改良体を構築する等の補完作業を行う。
かくして、信頼性の高い高品質の連続壁を格子状等に形成した地下構造物を実現することができる。
要するに、この実施例3は、上記実施例1、2と比し、装置収容ボックス6を取り付ける相手材が相違するだけで、駆動軸1の位置の検出については、何ら影響を与えるものではない。
よって、前記2軸の掘削施工機30を用いた地盤改良工法における駆動軸1の位置は、上記実施例1、2と同様の手順で検出することができる(前記段落[0029]〜[0034]、及び図10参照)。
したがって、構築した改良体毎に取得した駆動軸1の位置に関するデータ情報について、構造設計上の許容値を超える孔曲がりをしていないと判断される場合は、孔曲がりしていないことを確認、証明するデータとして保存(管理)する。前記許容値を超える孔曲がりをしていると判断される場合は、孔曲がりしている改良体の近傍位置に掘削施工機30を位置決めし、掘削作業を再開し、当該改良体とラップする新たな改良体を構築する等の補完作業を行う。
かくして、この実施例3によれば、上記実施例1、2と同様に、信頼性の高い高品質の連続壁を格子状等に形成した地下構造物を実現することができる。
要するに、この実施例4は上記実施例3と同様に、上記実施例1、2と比し、装置収容ボックス6を取り付ける相手材が相違するだけで、駆動軸1の位置の検出については、何ら影響を与えるものではない。
よって、前記2軸の掘削施工機40を用いた地盤改良工法における駆動軸1の位置は、上記実施例1、2と同様の手順で検出することができる(前記段落[0029]〜[0034]、及び図10参照)。
したがって、構築した改良体毎に取得した駆動軸1の位置に関するデータ情報について、構造設計上の許容値を超える孔曲がりをしていないと判断される場合は、孔曲がりしていないことを確認、証明するデータとして保存(管理)する。前記許容値を超える孔曲がりをしていると判断される場合は、孔曲がりしている改良体の近傍位置に掘削施工機40を位置決めし、掘削作業を再開し、当該改良体とラップする新たな改良体を構築する等の補完作業を行う。
かくして、この実施例4によれば、上記実施例1〜3と同様に、信頼性の高い高品質の連続壁を格子状等に形成した地下構造物を実現することができる。
要するに、この実施例5は上記実施例3、4と同様に、上記実施例1、2と比し、装置収容ボックス6を取り付ける相手材が相違するだけで、駆動軸1の位置の検出については、何ら影響を与えるものではない。
よって、前記3軸又は5軸の掘削施工機50、50’を用いたソイルセメント連続壁工法における駆動軸1の位置は、上記実施例1、2と同様の手順で検出することができる(前記段落[0029]〜[0034]、及び図10参照)。
したがって、構築した各改良体(エレメント)毎に取得した駆動軸1の位置に関するデータ情報について、構造設計上の許容値を超える孔曲がりをしていないと判断される場合は、孔曲がりしていないことを確認、証明するデータとして保存(管理)する。前記許容値を超える孔曲がりをしていると判断される場合は、孔曲がりしている改良体の近傍位置に掘削施工機50、50’を位置決めし、掘削作業を再開し、当該改良体とラップする新たな改良体を構築する等の補完作業を行う。
かくして、この実施例5によれば、信頼性の高い高品質の山留め壁を実現することができる。

Claims (5)

  1. 垂直下向きの配置で回転可能に支持された駆動軸と、同駆動軸の下端部に備えた掘削翼と、同掘削翼の上部に備えた攪拌翼および共回り防止翼とを有し、前記駆動軸のスラリー注入管を通じてセメント系固化材を注入する構成の単軸の掘削施工機を用いた地盤改良工法における駆動軸の位置検出方法であって、
    前記共回り防止翼の側面部に、方位角を検出する3軸角速度センサと傾斜角を検出する3軸加速度センサとを備え、駆動軸の方位角と傾斜角を検出する検出記録装置を収容した装置収容ボックスを取り付け、
    前記駆動軸を回転駆動させて、駆動軸の掘削貫入時間に対応する方位角と傾斜角を前記検出記録装置により検出し、
    前記駆動軸の引抜時に地上に現れた前記装置収容ボックス内の検出記録装置の検出データ情報を読み取り、該検出記録装置の検出データ情報と、駆動軸の掘削貫入時間と掘削貫入深度を測定する地上の施工管理装置のデータ情報とをコンピュータへ入力し、両データ情報に共通する掘削貫入時間を基に掘削貫入深度における駆動軸の方位角と傾斜角から駆動軸の位置を演算処理して求めることを特徴とする、地盤改良工法における駆動軸の位置検出方法。
  2. 垂直下向きの配置で回転可能に支持された駆動軸と、同駆動軸の下端部に備えた掘削翼と、同掘削翼の上部に備えた攪拌翼および軸間保持部材とを有し、前記駆動軸のスラリー注入管を通じてセメント系固化材を注入する構成の多軸の掘削施工機を用いた地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法であって、
    前記軸間保持部材の側面部に、方位角を検出する3軸角速度センサと傾斜角を検出する3軸加速度センサとを備え、駆動軸の方位角と姿勢角を検出する検出記録装置を収容した装置収容ボックスを取り付け、
    前記駆動軸を回転駆動させて、駆動軸の掘削貫入時間に対応する方位角と姿勢角を前記検出記録装置により検出し、
    前記駆動軸の引抜時に地上に現れた前記装置収容ボックス内の検出記録装置の検出データ情報を読み取り、該検出記録装置の検出データ情報と、駆動軸の掘削貫入時間と掘削貫入深度を測定する地上の施工管理装置のデータ情報とをコンピュータへ入力し、両データ情報に共通する掘削貫入時間を基に掘削貫入深度における駆動軸の方位角と姿勢角から駆動軸の位置を演算処理して求めることを特徴とする、地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法。
  3. 前記装置収容ボックスは、前記共回り防止翼又は前記軸間保持部材の側面部に据え付けるための方形状の基部と、基部より幅狭で該基部から立ち上がる装置収容部と、装置収容部の開口部を塞ぐ蓋材とからなり、
    前記共回り防止翼又は前記軸間保持部材は、複数の部材をボルト接合して組み立ててなる構成であり、
    前記基部の四隅位置には、前記部材に設けたボルト通し孔と芯が一致するボルト通し孔が設けられており、前記各ボルト通し孔を利用して当該装置収容ボックスを前記共回り防止翼又は前記軸間保持部材の側面部にボルト接合により取り付けることを特徴とする、請求項1又は2に記載した地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法。
  4. 前記検出記録装置の検出データ情報は、前記装置収容ボックスから検出記録装置を取り出して読み取ること、又は前記装置収容ボックス内の検出記録装置から伝送された地上の施工管理装置の画面から読み取ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載した地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法。
  5. 前記掘削施工機は、幅寸が2.5m以下、前後方向の長さが4.0〜8.0m、前記駆動軸の軸径は、0.1〜0.2mの小型の地盤改良施工機であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一に記載した地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法。
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