JPH01276512A - 透明導電膜用オフセット印刷インキ組成物 - Google Patents

透明導電膜用オフセット印刷インキ組成物

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JPH01276512A
JPH01276512A JP63106288A JP10628888A JPH01276512A JP H01276512 A JPH01276512 A JP H01276512A JP 63106288 A JP63106288 A JP 63106288A JP 10628888 A JP10628888 A JP 10628888A JP H01276512 A JPH01276512 A JP H01276512A
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JP
Japan
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transparent conductive
boiling point
offset printing
ink composition
conductive film
Prior art date
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Pending
Application number
JP63106288A
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English (en)
Inventor
Mikio Adachi
足立 幹夫
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Kawaguchiko Seimitsu KK
Original Assignee
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、オフセラ1〜印刷と焼成により、ガラスやセ
ラ、ミック等の絶縁基板上に密着性に優れた金属酸化物
よりなる透明導電膜を微細な形状に形成するためのオフ
セット印刷用の透明導電膜用インキ組成物に関するもの
である。
〈従来の技術〉 透明で導電性を有する金属酸化物被膜は、半導体素子、
液晶表示素子等の電極の池防曇用抵抗発熱体としても多
く利用され、近年益々その応用範囲が拡大してきている
このような透明導電膜の形成方法としては、化学スプレ
ー法、真空蒸着法、浸漬法、スクリーン印刷法等がある
〈発明が解決しようとする問題点〉 化学スプレー法は、比較的面積の大きな被膜を得るには
有利であるが、微細で複雑な形状の被膜を得るにはエツ
チング処理等の余分な工程を必要とし経済的ではない。
真空蒸着法は、生産性に乏しいという問題点がある。
浸漬法は、前記方法と比べて汎用的で量産向きの方法と
いえるが、目的とするパターン以外にも透明導電膜が形
成されてしまうため、不要部分をエツチング処理にて除
去しなければならないという問題点がある。
これらの間可点を解消する方法として、スクリーン印刷
で直接パターンを形成する方法が実用1ヒされつつある
このスクリーン印刷によれば、パターンを基板へ直接印
刷できることで前述の様な後処理を必要とせず、極めて
簡便であり、生産性、経済性が向上するという利点を有
するものである。
しかしながら、スクリーン印刷法ではその印刷機横故に
どうしても厚膜印刷となり、印刷線幅についても限度が
あり、微細パターンの形成が難しく、限られたパターン
仕様にしか使えないのが実情である。
スクリーン印刷に使用する透明導電膜用インキ組成物は
種々検討され、印刷に適した調合がなされているが、イ
ンキ組成物のほとんどが乾燥、焼成の段階で除去される
ものであり、乾燥前におけるインキフローによるパター
ン線のくずれ、にじみ等が生じやすく、又パターン上の
凹凸、ピンホールの発生等の欠陥が薄膜印刷よりはるか
に生じやすいものである。
透明導電膜形成は、インキ組成物中の有M1¥′7Jを
焼成により完全に分解・気化させ最終的に金属酸化物の
薄膜を得ることだが、この過程は極めて重要であり、透
明導電膜の品質に大きな影響を与えるものである。
−fi的に印刷膜厚が厚い程インキ組成物中の有機物の
焼成による分解・気化が緩慢に行われるため、透明導電
膜の形成が遅れる傾向にある。
このような場合には全体的に膜面の不均一焼成が起こり
易く、極端な場合は未焼成残渣による不透明化、白亜化
及び膜面の凹凸等の池、クラックの発生により印刷基板
との密着性不良及び抵抗値のバラツキ等透明導電膜の性
能を著しく低下させる。
良好な透明導電膜を形成するには、インキ組成物中の有
機物が焼成過程で速やかに、均一に分解・気化させるこ
とが重要であるが、スクリーン印刷による比較的厚い膜
厚の場合は概して上述のような問題が起こり易いもので
ある。
以上詳細に説明したように、従来の透明導電膜形成方法
では量産性、パターン形状及び膜質の不安定等種々の問
題点を有しているものである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、オフセッ
ト印刷による微細パターン及び極めて薄膜の印刷が可能
で、焼成により、欠陥のない極めて良好な透明導電膜が
形成できるインキ組成物を提供するものであり、その要
旨とするところは、「導電性物質の主成分であるインジ
ウム化合物と、抵抗値mM用としての少量のスズ化合物
と、粘性剤としてのガム系天然樹脂ロジンと、200℃
以上で且つ狭い温度範囲の沸点を有するターペン系高沸
点溶剤であって、前記ターペン系高沸点溶剤の少なくと
も2種類を組み合わせた溶剤とからなる透明導電膜用オ
フセット印刷インキ組成物であり、さらにオフセット印
刷適性と印刷品質の向上を図るために、ツルと1・−ル
と芳香族アルデヒド類からなる揺変性付与剤と、少量の
有機中f」と界面活性剤とを添加した透明導電膜用オフ
セ・ソト印刷インキ組成物。Jである6 〈実施例〉 本発明における実施例としては次のような成分配合のイ
ンキ組成物である9 1、オクチル酸インジウム   16.9%2、ジプチ
ルスズ・ジオクテート2.1063、ガム系天然樹脂ロ
ジン   33.3°64、ターピネオール +パインオイル     38.184z5、キナフタ
ロン系有機染料   5.0?;;6、揺変性付与剤 
       3.4867、フッ素系界面活性剤  
   1.’)05次に本発明の実施例についてその記
載の順に詳細に説明する。
導電1勿質のインジウム1ヒキ物及びスズ1ヒ合物とし
ては一般的に知られている化学式が(C,H,。
Coo ) :4 r n及び(C7HI3COO) 
4 S nで示されるオクチル酸塩のオクチル酸インジ
ウム及びジブチルスズ・ジオクチ−1・を使用した。
オフセット印刷はスクリーン印刷とは異なり、−回の印
刷膜厚が極めて薄いため、スクリーン印刷の場合に生じ
易い焼成時の欠陥等が生じにくく、且つオフ・セットの
分前形式、つまりオフ(版からブラケットへインキが転
写)、セット(ブラケットから基板へインキが転写)で
あるため、インキの粘度はかなり幅広< ’J’A択す
ることができる。
このためインキ組成物中の各成分比率も変動させ易い傾
向にある。
本発明においても、インキ組成物中の金属含有率(イン
ジウムとスズ)は7.0〜12.0%程度の範囲まで可
能であることが判明した。
金属含有率(インジウムとスズ)の高いインキ程、薄膜
の印刷であっても、焼成後における金属酸fヒ物被膜(
透明導電膜)の膜厚が厚くなり、膜の抵抗値も小さくな
るものである。
次に天然樹脂ロジン及びターペン系高沸点溶剤について
説明する。
天然ロジンは導電物貨(インジウノ、とスズ)を基板へ
固着させる粘性付与剤としての成分であり、極めて印刷
適性に富むものである。
主成分としてはアビエチン酸で、その池数種類の樹脂酸
からなり、約300℃程度から徐々に分解が始まる。
本発明ではトール油ロジン系よりもガl、ロジン系を選
択することにより、極めて分解性が良好であり、透明導
電膜として良い結果を得た。
ターペン系高沸点溶剤は前記ロジンと同類に属する性質
のものであり、印刷適性を向上させる成分でもある。
本発明では、種々研究・実験を重ねた結果、沸点範囲が
200℃以上で且つ、ナロウ・レンジ(狭い幅)の沸点
を有するものが乾燥時の溶剤の分解・気fヒがスムーズ
であり、透明導電膜の品質に良い結果を与えることが判
明した9 代表的なものとしては、ターピネオール、パインオイル
、セスキテレピン、n−ボルニルアセテート、インボル
ニルアセテート、ノポール等があり、これらの各種溶剤
を少なくとも2種類組み合わせたものを使用することに
より、さらに透明導電膜の形成に良い結果を与え、本発
明ではターピネオールとパインオイルの混合溶剤とした
次に印刷適性向上のために添加する有機染料・稲麦性付
与剤(ゲル化剤)及び界面活性剤について説明する。
有機染料は、−殻内に印刷膜の焼成の前期に完全に分解
・気化する性質のものが最適であるが、本発明ではさら
に増粘効果をも有する品質のもので、特に金属分を含ま
ないキナフタロン系の有機染料を選択した。
稲麦性付与剤(ゲル化剤)は重要な添加剤であり、ロジ
ン−ターペン系高沸点溶剤から成る粘性付与剤の印刷時
における糸引き性を改善し、同時に見掛は粘度をも上昇
させるものである。
稲麦性1寸与剤(ゲル化剤)は焼成後透明導電膜に不純
物として残らない性質のものが良く、本発明では、ソル
ビトールと芳香族アルデヒド類から成るものを選択する
ことにより良好な結果を得た。
界面活性剤は主に印刷膜表面のレベリング性向上及びピ
ンホール防止を目的に添加させであるが、本発明では、
フッ素系の界面活性剤を使用した。
上記実施例で製造したインキ組成物を凹版式のオフセッ
ト印刷機により最小線幅30μのパターンをガラス基板
上に印刷し、150℃で30分間乾燥させた後、530
℃で30分間焼成した結果、膜厚が300〜100OA
、線幅が30〜35μの金属酸化物被膜(透明導電膜)
を得ることができた。
そして、画線はシャープであり、クラックの発生もなく
、密着性・透明度についても全く問題がなかった。
さらにこのパターン上に再度重ね印刷を行い、上記と同
様な条件で処理したところ、膜厚500〜1500A、
線幅35〜40μとなり、その他については1回印刷と
同様、良好な結果を得ることができた。
シート抵抗値についても1回印刷で400〜800Ω/
口、2回印刷で100〜500Ω/口となり、印刷条件
によりシート抵抗値の管理が可能であることが判明した
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明による透明導電膜用
オフセット印刷インキ組成物を使用し、ガラス基板上に
オフセット印刷によりパターンを形成した場合、微細で
画線のシャープな薄膜の透明導電膜を得ることが可能で
あるとともに、密着性・クラック等についても問題がな
く、さらにシート抵抗値の管理も可能となるため、時計
用小型セル、クロック、電卓等の透明導電膜に利用でき
るのはもちろんのこと、さらに微細で複雑な形状を要す
る透明導電膜にも利用可能となるもので、その工業的価
値は大きなものである。
平成 1年 5月15日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.導電性物質の主成分であるインジウム化合物と、抵
    抗値調整用としての少量のスズ化合物と、粘性付与剤と
    してのガム系天然樹脂ロジンと、200℃以上で且つ狭
    い温度範囲の沸点を有するターペン系高沸点溶剤であっ
    て、該ターペン系高沸点溶剤の少なくとも2種類を組み
    合わせた溶剤とからなることを特徴とする透明導電膜用
    オフセット印刷インキ組成物。
  2. 2.オフセット印刷適性と印刷品質の向上を図るための
    ソルビトールと芳香属アルデヒド類からなる揺変性付与
    剤と、少量の有機染料と界面活性剤とを添加したことを
    特徴とする請求項1記載の透明導電膜用オフセット印刷
    インキ組成物。
JP63106288A 1988-04-28 1988-04-28 透明導電膜用オフセット印刷インキ組成物 Pending JPH01276512A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256653A (ja) * 2008-03-25 2009-11-05 Dainippon Printing Co Ltd オフセット印刷インキ用溶剤組成物、該溶剤組成物を用いたオフセット印刷インキ、及び該インキを用いて印刷された印刷物

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