JPH01275664A - 水溶性フタロシアニン化合物及びそれを用いる基材表面皮膜の着色法 - Google Patents

水溶性フタロシアニン化合物及びそれを用いる基材表面皮膜の着色法

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JPH01275664A JP63102489A JP10248988A JPH01275664A JP H01275664 A JPH01275664 A JP H01275664A JP 63102489 A JP63102489 A JP 63102489A JP 10248988 A JP10248988 A JP 10248988A JP H01275664 A JPH01275664 A JP H01275664A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水溶性フタロシアニン化合物及びこれを用いる
基材表面皮膜の着色法に関する。
従来の技術 ガラス、プラスチック等透明な基材は着色されてサング
ラス、ショーウィンドや各糧デイスプレィ等に使用され
ており、また最近では、これら着色された基材は液晶デ
バイス、カラーテレビ用カメラの色分解デバイスの部材
として利用されている。しかしながらこのような使用分
野における使用目的に適った基材の着色法が確立してい
るとはいいがたい。すなわち従来ガラス、プラスチック
等を着色するには、定められた形状に成型するに先立つ
工程において着色剤を添加し、しかるのちに成型して着
色物を得るという方法が最も安易な方法として適用され
ているが、この方法は一度に多量の同一色調の着色成型
物を得るという目的には適していても、小量規模の着色
物を得る目的のためには不適当。
であるし、又この方法によっては色調を異にする部分を
同一成型物上に設けることはできない。
従ってこのような目的のためには、基材表面に薄膜状の
透明な合成樹脂またはゼラチン、カゼイン、グルー等の
蛋白質系天然高分子物質の皮膜を設け、これを染料を用
いて着色(又は染色)する方法が好都合である。ところ
でゼラチン、カゼイン、グルー等の蛋白質系天然高分子
物質はカチオン性基を保持しているので一般的にはアニ
オン性の染料忙よって染色が可能である。
そして蛋白質系天然高分子物質のとりわけ緑色の着色皮
膜を得るkは黄色のアニオン性染料と青色のアニオン性
染料とを同じ染浴あるいは別浴から適用する方法が採ら
れている。しかしながらこの方法はアニオン性染料の蛋
白質系天然高分子物質に対する親和性が使用する染料ご
とに異なるため所望の緑色色調にならなかったり、再現
性が十分でないという欠点をもっている。
又、入手されるゼラチン、カゼイン、グルー等の蛋白質
系天然高分子物質の品質が原料ソースによりバラツキを
生じやすく安定した色が得難いという欠点もある。
一方液晶カラーテレビ用デバイスとしてのカラーフィル
ターの開発も行われている。カラーフィルターは大別し
て三原色、即ち、赤、緑、青から成るものと、補色系即
ちシアン、黄色、マゼンタもしくはそのうちの2色と透
明層とからなるものがあるが、いづれの場合においても
、カラーフィルターの分光特性がカラー用固体撮像素子
、カラーテレビ等の色再現性の良否を決定していること
はいうまでもなく、さまざまな染料もしくは、それ等の
組み合わせによる着色が試みられてきた。しかしながら
補色系の場合のシアンは、特に選択がむずかしく、良好
な分光特性を持った染料を見出すことが困難な状態であ
る。原色系の緑についても、良好な分光特性を持った染
料を、見出しにくい。
更に最近では液晶カラーテレビの屋外の使用という点か
らカラーフィルターの堅牢度、特に耐光性が問題となっ
てきている。
発明が解決しようとする課題 基材皮膜として用いられるゼラチン、カゼイン、グルー
等の蛋白質系天然高分子−又はカチオン性基を有する合
成樹脂忙対して良好な染着性を示し、分光特性が良好で
且つ耐光堅牢度の良(・青色〜緑色のアニオン染料の開
発が望ま扛ている。
課題を解決する為の手段 本発明者らは、前記したような性質を有する染料を開発
すべく鋭意努力した結果、本発明に至ったものである。
即ち本発明は遊離酸の形で式(1) (式(1)において Pcは 金属不含又は金属含有フタロシアニンはH,C
Hs、 C0OH,NHCOCHa、 NHCONル。
ハロゲン又はCl−3のアルコキシを、CR4はH,O
H,C0OH,CルS 02 、 CHa C0NH。
NH2,Cl−5のアルキル、C3〜、のアルコキシ又
はハロゲンを、mは0.1又は2を1.2又は3を表す
)を、ZはC几、C2゜ル、 C0OH又はNH,をそ
れぞれ表す):はCNを、R6はC1〜4のアルキル、
−(−CH2+qCOOH(qは1.2又は3を表す)
、+C)12 +qSOiH(qは前記と同じ意味を(
pは前記と同じ意味を表す)を、n はO又はlをそれぞれ表す。〕を それぞれ表す。更にαはl乃至3、βはO乃至2、γは
l乃至4の数をそれぞれ表すがα+β+r≦4である。
又Pcに結合している5OIH。
SO□A及びS 02 Bの各々はフタロシアニン残基
の同一でないベンゼン環に結合しているものとしPcが
金属を含有している場合の金属は銅、亜鉛、アルミニウ
ム又はニッケルである。) で表される水溶性フタロシアニン化合物及び遊離酸の形
で前記式(1)で表される水溶性フタロシアニン化合物
を用いることを特徴とする基材表面皮膜の着色法を提供
する。
式(1)で示される水溶性フタロシアニン化合物は例え
ば1次の方法によって製造される。即ち式(2) (式(2)中Pc、α、β、γは前記と同じ意味を表す
)で表されるスルホン酸クロリド化合物と式(3)%式
%(3) (式中、Aは前記と同じ意味を表す) で表される化合物とを縮合させるか、式(2)の化合物
と式(3)の化合物及び式(4) R1 (式(4)中、ClRlm R21nは前記と同じ意味
を表す) で表される化合物を縮合させることによって得られる。
式(2)で表される化合物と式(3)で表される化合物
の縮合反応、あるいは式(2)で表される化合物と式(
3)又は式(4)で表される化合物の縮合反応は水中、
水性有機溶媒中又は有機溶媒中、温度θ〜100℃pH
2〜12で酸結合剤の存在下で行われる。
なおこれらの縮合反応における酸結合剤としては炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウムなどが用いらnる。こうして得られた反応液
から目的物の分離には酸析法、塩析法等通常の分離法が
適用される。
式(3)で表される化合物の具体的な例としては例えば
、次のものが挙げられる。(例中、スルホン酸基、カル
ボキシル基は遊離の形で表スモのとする。以下同様。) 次に式(4)で表される化合物の具体的な例としては次
のものが挙げられる。
し1−1zU(J(JH Cl−13 CH3 尚、式(1)においてBがN Hzである化合物は式(
2)のスルホン酸クロリド化合物と式(3)の化合物及
びアンモニア又は塩化アンモニウム、酢酸アンモニウム
のようなアンモニアを放出する化合物を縮合せしめるこ
とによってえられる。更に式(1)においてBがOHで
ある化合物については式(2)のスルホン酸クロリド化
合物と式(3)の化合物を縮合させたあと水媒体中加熱
処理を施しスルホニルクロライド基を加水分解すること
によって得ることが出来る。
次に本発明において皮膜として用いうるゼラチン、カゼ
イン、グルー等の蛋白質系天然高分子皮膜について説明
する。ゼラチンは、コラーゲンを水と煮沸して、非可逆
的に水溶性に変えた動物性蛋白質で、動物の骨、皮ふ、
腿などを原料とし、水と煮沸して抽出される。またカゼ
インは乳汁の主成分をなす燐蛋白である。
これらの天然蛋白質の水溶液に重クロム酸アン°モニウ
ム等の重クロム酸塩を数パーセント添加し、スピンコー
ド等の方法で平面基材上に均一に塗布した後、紫外線を
照射すると完全に硬化し、水不溶性の皮膜が形成される
皮膜の物性や染色性は原料ソースが動物であるため、動
物の種類、棲息地1部位等によって変わるが、本発明に
用いる皮膜としてそれらのちがいは支障がない。
又本発明援用い5るカチオン性基を有する合成樹脂皮膜
の例としては次のものがある。
側鎖に光反応可能な不飽和基と第4級アンモニウム塩基
とを有するポリマー囚と光重合開始剤(■及び溶剤(C
1より成る光反応性樹脂組成物、またはこの樹脂組成物
に更に1分子中に光反応可能な不飽和基を2ヶ以上有す
る化合物(E)を添加した光反応性樹脂組成物を用いて
基材表面に塗布した後、活性光線を照射し、反応させて
皮膜を形成させたものである。側鎖に光反応可能な不飽
和基と第4級アンモニウム塩基とを有するポリマー囚は
(N、N−ジメチルアミノ)エチルアクリレート、(N
、N−ジエチルアミノ)エチルアクリレート、(N、N
−ジメチルアミノ)プロピルアクリルアミド等の3級ア
ミノ基を有するモノマーを重合させて得られたホモポリ
マーまたはコポリマーにアリルブロマイド、3−クロロ
−2−メチルプロペン、p−クロロメチルスチレン、3
−クロル−2−ヒドロキシプロピルメタアクリレート等
の活性ノ・ロゲン原子を有する不飽和化合物とを反応さ
せて得ら扛る。
1分子中に光反応可能な不飽和基を2ヶ以上有する化合
物(ト)としては、例えばエチレングリコールジアクリ
レート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエ
チレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジアクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
クリレート等が挙げられる。
光反応開始剤(B)としては2−エチルアントラキノン
、ベンゾフェノン等が使用できる。また溶剤(0として
は前記ポリマー囚及び光反応開始剤(B)及び化合物(
5)を良く溶解するものであわばよ<、例工ti’2−
メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、トルエ
ン、キシレン等力用いらnる。
このような天然又は合成の光反応性樹脂組成物を基材表
面に塗布し、活性光線の照射によって硬化し皮膜をえる
。なお皮膜の厚さは通常0.5〜1ミクロンであるなお
基材としては、可視光の全波長領域に亘って透過特性の
優れるものが望ましく、一般的には光学ガラスが用いら
れるがメチルメタアクリレート樹脂、ポリスチロール樹
脂、ポリカーボネート樹脂などのプラスチックプレート
も用いられる。
式(1)で示される化合物を用いて前記の皮膜を着色す
るには、例えば、浸漬法又は印捺法が用いらn、特に水
溶液を用いた浸漬染色法が好都合である。この場合は0
.1〜30gの式(1)の化合物を水l!に溶解した1
0〜100℃の染浴中に前記の皮膜を設けた基材を10
秒以上浸漬した後、取り出して乾燥する。こうして得ら
れた青色〜緑色に着色さnた皮膜は、好ましい透過分光
特性を示すのみならず光に対する耐性が優れ、且つ退色
し難い特性も兼備している。
なお本発明の化合物は1種単独で用いてもよいし2種以
上混合して用いてもよい。
本発明で得らnた着色皮膜はカラーテレビ用カメラの色
分解デバイスとして、又液晶カラーテレビ用デバイスと
してのカラーフィルターとして特に有用であり本発明の
式(1)の化合物は青色乃至緑色として自然色を再現し
鮮やかな色相のカラーフィルターを与える。
実施例 ・ 実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
実施例において部は重量部を示し、スルホン酸基、カル
ボキシル基は遊離酸の形で表す。
実施例1゜ Cu−Pc=銅フタロシアニン骨格 下記構造 4H9 のアミノ化合物9.46部を含みpH7,5K調整され
た水溶液100部に撹拌下10℃以下で銅フタロシアニ
ン−テトラスルホン酸クロリド19.4部を湿式ペース
トとして添加する。次いでp−ニトロフェノール2.7
8部をアルカリ性にて完溶させた水浴液50部を加える
次いで10〜20℃で10%液体苛性水溶液の添加によ
り、 pH値を9.0〜10.0に維持しながら12時
間反応させた。次いで70℃まで昇温しこの温度で2時
間反応させた。その後、希塩酸によリpH値を6.0に
調整して塩化ナトリウムにて塩析し得られた結晶をろ別
し、60℃で乾燥して式(5)の化合物26.0部を得
た。得られた化合物の水中における最大透過率を示す波
長(λTmax以下同様)は526 nmであり最大吸
収波長(λmax )は425部m、667部mであっ
た。
実施例2゜ 上記組成の液体を窒素雰囲気中80℃で8時間処理し、
ポリ(N、N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレート
溶液100部を得る。この溶液50部にクロルメチルス
チレン15部を常温で加え、16時間反応させたのち、
これを2−エトキシエタノール260部に溶解させ、更
にイルガキエア6・51(チバ・ガイギー社製、光重合
開始剤)16部を添加溶解させてカチオン性基含有の感
光性樹脂組成物とした。次に光学ガラス(光の透過性に
すぐnた高純度ガラス板)表面をアセトンで洗浄、乾燥
後、KBM503(シランカップリン剤、信越化学工業
層)の10%エタノール溶液を塗布し風乾後、110℃
で5分間加熱乾燥を行い、更にこの表面をアセトンで洗
浄、乾燥し塗布用基材とした。この塗布用基材表面にス
ピンコード法により先の感光性樹脂組成物を膜厚約1ミ
クロンに塗布し、高圧水銀灯により紫外線を8Q wa
tt 7cm、4秒照射し、塗膜を硬化させた。次に酢
酸たよりpH4に調整された水に実施例1の化合物を0
.1%水溶液となる様に溶解させ、80℃に昇温した。
この溶液に前記の硬化塗膜を形成させた光学ガラスを2
0分間浸漬したところλTmax 526 nmを示し
鮮明な緑色に着色された皮膜を有する光学ガラス板が得
らnた。
実施例3〜16゜ 実施例IK準じて化合物を合成し、次いで実施例2に準
じて作製した光学ガラス上の皮膜に実施例2と同様の染
色操作を行りた結果、良好な緑色系色相をした皮膜な有
する光学ガラスが得らnた。
表IK化合物の構造、着色皮膜の色相及び化合物の水中
におけるλTmax (nm )を示した。
実施例2〜24で着色された基板の耐光試験を行ったが
いずれも良好な耐光堅牢度を示した。
又表中Zn−Pc、 Ni−Pc及びkl−Pcはそれ
ぞれ亜鉛フタロシアニン骨格、ニッケルフタロシアニン
骨格及びアルミニウムフタロシアニン骨格をそれぞれ表
す。(以下同様) 実施例25゜ 2.4−ジニトロフェノール3.68部をpH10にて
完溶させた水溶液200部に撹拌下、lO℃以下テ亜鉛
フタロシアニン−トリスルホン酸クロリド17.4部を
湿式ペーストとして添加する。
次いで10〜15℃で、10%液体苛性水溶液の添加に
よりpH値を10.0〜11.0に維持しながら15時
間反応させた。次いで50℃まで昇温し、この温度で3
時間反応させた。その後、希塩酸によりpH値を3に調
整して塩化ナトリウムにて塩析し、得られた結晶なろ別
し、80℃で乾燥して式(6)の化合物19.5部を得
た。(λTmax 498 nm )実施例26゜ 酢酸酸性(pH4)の水に実施例25の化合物を0.0
5%となるように溶解させ、この溶液を90℃に昇温し
た。この染料溶液の中に実施例2と同様にしてえた表面
に硬化塗膜を有する光学ガラスを20分間浸漬した。
498 nmにλTmaxを示し鮮明な青色に着色され
た皮膜を有する光学ガラスが得られた。
実施例27〜36゜ 実施例25に準じて化合物を合成し、次いで実施例2に
準じて作製した塗膜を有する光学ガラスに実施例2と同
様の着色操作を行った。
表2には化合物の構造式、着色皮膜の色相、水中におけ
るλTmax (nm)を示した。
表2 実施例26〜36で着色された基板の耐光試験を行った
が、いづれも良好な耐光堅牢度を示した。
実施例37゜ 光学ガラス基板上に、0.5%の重クロム酸アンモニウ
ムを含む10%ゼラチン水溶液をスピンコード法により
均一に塗布、乾燥後、紫外線を照射して硬化させ、次い
で40℃の温水で洗浄、乾燥して光学ガラス板上に光架
橋したゼラチン膜を形成した。実施例1の化合物の0.
5%水溶液を酢酸でpH4に調整し、60℃に昇温した
染浴に上記のゼラチン膜を有する光学ガラスを20分間
浸漬し水洗、乾燥したところ526 nmにλTmax
のある緑色に着色された皮膜をもつ光学ガラス基板が得
られた。
着色した基板の耐光試験を行ったがこのもののはすぐれ
た耐光堅牢度を示した。
実施例38〜51゜ 実施例1に準じて化合物を合成し、次いで実施例37に
準じて作製した光学ガラス上の皮膜に実施例37と同様
の染色操作を行った結果、良好な緑色系色相をした皮膜
を有する光学ガラスが得られた。
表3に化合物の構造、着色皮膜の色相及び化合物の水中
におけるλTmaX (nm)を示した。
実施例38〜51で着色された基板の射光試験を行った
がいづれも良好な耐光堅牢度を示した。
発明の効果 ガラス、プラスチック等の基板に設けられたカゼイン、
ゼラチン、グルー等の蛋白質系天然高分子又はカチオン
性基を有する合成樹脂からなる基材皮膜を光学特性のす
ぐれた青〜緑色系の色相に着色(染色)することが可能
になった。
この着色された皮膜をもつ基板は色分解デバイスの部材
として光学特性及び耐光堅牢度にすぐれている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、遊離酸の形で式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) {式(1)において Pcは金属不含又は金属含有フタロシアニン残基を、 Aは▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼を、 BはOH、NH_2又▲数式、化学式、表等があります
    ▼〔R_1、R_2はH、CH_3、COOH、NHC
    OCH_3、NHCONH_2、ハイロゲン又はC_1
    _〜_3のアルコキシを、Cは▲数式、化学式、表等が
    あります▼(Yは▲数式、化学式、表等があります▼(
    R_3、 R_4はH、OH、COOH、CH_3SO_2、CH
    _3CONH、NH_2、C_1_〜_3のアルキル、
    C_1_〜_3のアルコキシ又はハロゲンを、mは0、
    1又は2をそれぞれ表す)又は▲数式、化学式、表等が
    あります▼(pは0、 1、2又は3を表す)を、ZはCH_3、C_2H_5
    、COOH又はNH_2をそれぞれ表す); ▲数式、化学式、表等があります▼(R_5はCONH
    _2、CH_2SO_3H又はCNを、R_6は C_1_〜_4のアルキル、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼(qは 1、2又は3を表す)、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ (qは前記と同じ意味を表す)又は C_1_〜_3のヒドロキシアルキルをそれぞれ表す)
    ;▲数式、化学式、表等があります▼(mは前記と同 じ意味を表す)又は▲数式、化学式、表等があります▼
    (pは前 記と同じ意味を表す)を、nは0又は 1をそれぞれ表す。〕を それぞれ表す。更にαは1乃至3、βは0乃至2、γは
    1乃至4の数をそれぞれ表すが、α+β+γ≦4である
    。又Pcに結合しているSO_3H、SO_2A及びS
    O_2Bの各々はフタロシアニン残基の同一でないベン
    ゼン環に結合しているものとし、Pcが金属を含有して
    いる場合の金属は鋼、亜鉛、アルミニウム又はニッケル
    である。} で表される水溶性フタロシアニン化合物 2、遊離酸の形で前記式(1)で表される水溶性フタロ
    シアニン化合物を用いることを特徴とする基材表面皮膜
    の着色法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306188A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Dongjin Semichem Co Ltd 遮光型水溶性樹脂組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6187759A (ja) * 1984-09-06 1986-05-06 Nippon Kayaku Co Ltd 水溶性フタロシアニン化合物を用いる基材表面皮膜の着色法

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