JPH01275632A - 一酸化炭素とエテンとのポリマー - Google Patents

一酸化炭素とエテンとのポリマー

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JPH01275632A
JPH01275632A JP1055970A JP5597089A JPH01275632A JP H01275632 A JPH01275632 A JP H01275632A JP 1055970 A JP1055970 A JP 1055970A JP 5597089 A JP5597089 A JP 5597089A JP H01275632 A JPH01275632 A JP H01275632A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一酸化炭素とエテンと任意成分として1つま
たはそれ以上の03〜2oアルフアーオレフインとを含
む新規なポリマーおよびその製造方法に関するものであ
る。
モノマー単位−(Go)−および −(C2H4)−が交互に存在する一酸化炭素とエテン
との高分子量線状ポリマーは、典型的には、モノマーを
20〜130℃の温度、20〜250バールの全圧およ
び一酸化炭素/エテンの分圧比0.3〜3で、ポリマー
が不溶もしくは実質的に不溶の希釈剤中の触媒組成物溶
液と接触させることにより製造される。前記触媒組成物
は、 a)パラジウム化合物、 b)  pKaが6以下の酸のアニオン、およびC)一
般式が(R1)、、P−R−P (R1)2のビスホス
フィン[R1は任意に極性置換されたアリール基、およ
びRは架橋中に少なくとも2個の炭素原子を含む2価の
有機架橋基]をベースとするものである。
反応の条件と触媒組成物の組成によって、広範囲の平均
分子量を持ったポリマーが、製造されうる。また、エテ
ンの一部を他のオレフィン系不飽和化合物に置換えてタ
ーポリマーを得ることも可能である。この方法で製造さ
れたポリマーは高い平均分子量を有しているので、固有
粘度も概して高い。ここで、ポリマーの固有粘度の測定
方法を述べると、先ず該ポリマーを4種類の異った濃度
でm−クレゾールに溶かすことによって、4種類の溶液
を作る。次いで、これら各々の溶液の60℃における粘
度を60℃でのm−クレゾールの粘度との対比により粘
度計で測定する。■ をm−りレゾールの流出時間、T
pをポリマー溶液の流出時間として、相対粘度(η  
)はηrel=’。
el /T により決定される。内部粘度(η、 )はp  
              +nhηinh ” ”
ηrel/Cの式に従ってη、81.から計算できる。
ここでCは溶液100rd当りのグラムで表わしたポリ
マーの濃度を表わす。4種のポリマー溶液の各々につい
て測定したηinhを対応する濃度(C)に対してプロ
ットし、それからC=Qに外挿すればcJfl/9とし
て固有粘度〔η〕が導かれる。「固有粘度」という代り
に、Internat 1ona IUnion of
 Pure and Applied Chenist
ry(国際純粋及び応用化学同盟)により推奨されてい
る[極限粘度(数)J  (LVN)という用語を以後
は使用することにする。
上記の製造方法により、主に15,000〜150,0
00の範囲の平均分子量を有するポリマーが製造された
。このような平均分子量は約1〜5のLVN(60)に
相当する。上記節囲内の平均分子量を有するポリマーは
一般に広範囲の分野で使用されつる。
しかしながら、いくつかの特定の用途に対してはポリマ
ーは106以上の平均分子量を持つ必要性がある。この
ような極端に高い平均分子量は約15以上のL V N
 (60)に相当する。
出願人はこのようなポリマーの製造を研究してきた。こ
の研究の過程で、もし温度、全圧、一酸化炭素/オレフ
ィン分圧比および触tX組成物の条件が同時に満たされ
るように注意を払えば、モノマー単位が交互に存在する
一酸化炭素とオレフィンの線状ポリマーであって、15
以上のL V N (60)ス が知見された。
温度と全圧に関しては、90℃以下および50バール以
上に設定すべきであり、更にP工。、 >3(t)−5
0の関係が満足されるように設定されるべきである。こ
こに、PTotは全圧を表わすバールの数値で、tは摂
氏温度の数値である。一酸化炭素/オレフィン分圧比は
0,2〜1,0の範囲となるように設定されるべきであ
る。使用される触媒組成物に関しては、上記した成分b
)および成分C)について特別の条件が付される。即ち
、成分b)として2より小なるpKaを持つ強酸のアニ
オンのみが適していること、および成分C)については
一般式%式% 子に対してオルト位にある少なくとも1つのアルコキシ
置換基を含むアリール基であり、R3は架橋中に3原子
を含み、その中の少なくとも2つが炭素原子である2価
の有機架橋基である〕のビスホスフィンが使用されるべ
きことである。このようにして製造されたポリマーは新
規なものである。
従って、本発明は、一酸化炭素とエテノと任意成分とし
ての1つまたはそれ以上のC3〜2oアルフアーオレフ
インとの線状ポリマーに関し、前記ポリマー中モノマー
単位−(Go)−は使用したオレフィンから誘導された
モノマー単位と交互に存在しており、ポリマーが15以
上のL V N (60)を有することを特徴とするも
のである。好ましいモノマー単位はCO,エテノおよび
所要によりCアルファーオレフィンの1つからg 4さ
3〜10 れ、特にCOおよびエテノ、またはco、エテノおよび
プロペンから誘導されたものが好ましい。
本発明は更に、モノマーを90℃以下の温度、且つPT
ot >3ft)−50の関係を満たすような(ここで
Plotは全圧を表わすバールの数値、tは摂氏温度の
数値である)50バール以上の全圧、および0.2〜1
.0の範囲にある一酸化炭素/オレフィン分圧比で、該
ポリマーが不溶のもしくは実賀的に不溶の希釈剤に溶か
した下記組成を有する触媒組成物の溶液と接触させるこ
とからなるポリマーの製造方法に関する。上記触媒組成
物は、a)パラジウム化合物、 b)  2より小なるpKaを有する酸のアニオン、及
び C)一般式が(R)  P−R3− P(R2)2のビスホスフィン[R2は燐原子に対して
オルト@位にある少なくとも1つのアルコキシ置換基を
含むアリール基、R3は架橋中に3原子を含み、その中
の少なくとも2つが炭素原子である2価の有償架橋基]
をペースとする。
本発明のポリマーは90℃以下の温度および50バール
以上の全圧下で製造されるべきである。20〜65℃の
温度および70〜150バールの全圧下で製造すること
が好ましい。更に本発明のポリマーは0.2〜1.0の
一酸化炭素/オレフィン分圧比で製造されるべきであり
、0.4〜0.8の一酸化炭素/オレフィン分圧比で製
造することが好ましい。
ポリマーの製造は、ポリマーが不溶もしくは実質的に不
溶の希釈剤中で実施されるべきである。
非常に適した希釈剤は低級アルコール、特にメタノール
である。重合されるべき1721モルにつき、10 〜
10、特に10−6〜10−4モルのパラジウムを含む
ような量の触媒組成物を用いるのが好ましい。重合はバ
ッチ式または連続的に実施される。
成分a)として触媒組成物中に用いられるパラジウム化
合物としては、カルボン酸のパラジウム塩、特に酢酸パ
ラジウムが好ましい。そのアニオンが成分b)として触
媒組成物中に存在し得る適当な酸としてはトリフルオロ
酢酸、バラ−トルエンスルホン酸および過塩素酸が例示
される。トリフルオロ酢酸が最も好ましい。好ましべは
、成分b)がパラジウム1モルにつき0゜5〜50モル
、特に1〜25モルの量で触媒組成物中に存在する。成
分b)は酸の形態もしくは塩の形態で触媒組成物中に配
合される。適当な塩としては、負金属でない遷移金属の
塩が含まれる。成分b)として負金属でない遷移金属の
塩を使用する時には銅塩が選択される。所要により、成
分a)と成分b)を単一化合物に組合わせて使用するこ
ともできる。このような化合物の例はパラ−トルエンス
ルホニルパラジウムである。
成分C)として触媒組成物中に用いられる適当なビスホ
スフィンとしては、R2が1つまたはそれ以上のメトキ
シ置換基を含むフェニル基で、その置換基の少なくとも
1つが燐原子に対してオル80位にあることが好ましい
。適当な架橋基R3としては、 −CH−C)−12−CH,、−基、 −CH2−C(CH3>2−CH,2−基、および−C
H2−8i (CH3)2−CH2−基が例示される。
触媒組成物中の成分C)として使用するのに非常に適当
なものとしては、1,3−ビス[ビス(2−メトキシフ
ェニル)ホスフィノコプロパン、1.3−ビス[ビス(
2,4−ジメトキシフェニル)ホスフィノコプロパン、
1.3−ビス[ビス(2,6−ジメトキシフェニル)ホ
スフィノコプロパン、および1,3−ビス[ビス(2,
4,6−トリメトキシフェニル)ホスフィノコプロパン
がある。
本発明のポリマーの製造において、成分C)として1.
3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)ホスフィノコ
プロパンを含む触媒組成物の使用が最も好ましい。この
ビスフォスフインを触媒組成物中にパラジウム1モルに
つき0.5〜2モル、特に0.75〜1.5モルの吊で
用いるのが好ましい。
触媒組成物の活性を強めるために、1,4−キノンを成
分d)として加えてもよい、1,4〜ベンゾキノンと1
.4−ナフトキノンがこの目的に非常に適していること
が判明している。使用される1、4−キノンの量は、パ
ラジウム1モルにつき5〜5.000モル、特に10〜
1,000モルが好ましい。
以下、本発明を例を参照しながら説明する。
一酸化炭素/エテン・コポリマーを次のようにして製造
した。容積4!の機械的撹拌式オートクレーブに1.5
1のメタノールを入れた。オートクレーブの内容物を7
0℃にした後に、エテンの分圧が44バールで、一酸化
炭素の分圧が36バールになるような量のエテンと一酸
化炭素を吹込んだ。次に9dのメタノール、 3−のトルエン、 0.02ミリモルの酢酸パラジウム、 0.4ミリモルのトリフルオロ酢酸、および0.024
ミリモルの1,3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル
)ホスフィノ]プロパンを含む触媒溶液をオートクレー
ブ中に加えた。
オートクレーブの内圧を、1:1の一酸化炭素/エテン
混合物を吹込むことにより保った。10時間後、室温ま
で冷却し、圧力を放出することにより重合を終結させた
。コポリマーを濾過し、メタノールで洗い、そして70
℃で乾燥させた。
収量はコポリマー90gであった。重合速度は4.5K
yコポリマ一/gパラジウム・時であった。
得られたコポリマーのL V N (60)は8.6d
j!/’Fである。
鳳ニ ー酸化炭素/エテン・コポリマーを、次の点を除けば例
1のコポリマーと実質的に同じ方法で製造した。
a)反応温度を70℃の代りに50℃とした。
b)エテンの分圧を44バールの代りに43バールとし
た。
C)一酸化炭素の分圧を36バールの代りに77バール
とした。
d)反応時間を10時間の代りに25時間とした。
収量はコポリマー279であった。重合速度は0.5N
yコポリマー/9パラジウム・時であった。
得られたコポリマーのL V N (60)は13dj
!/9である。
鳳ニ ー酸化炭素/エテン・コポリマーを、次の点を除けば例
1のコポリマーと実質的に同じ方法で製造した。
a)反応温度を70℃の代りに40℃とした。
b)エテンの分圧を44バールの代りに37バールとし
た。
C)一酸化炭素の分圧を36バールの代りに83バール
とした。
d)反応時間を10時間の代りに23時間とした。
収量はコポリマー7gであった。重合速度は0.15N
#コポリマ一/gパラジウム・時であった。
得られたコポリマーのL V N (Go)は11cl
j2/gである。
W4 一酸化炭素/エテン・コポリマーを、次の点を除けば例
1のコポリマーと実質的に同じ方法で製造した。
a)エテンの分圧を44バールの代りに22バールとし
た。
b)一酸化炭素の分圧を36バールの代りに18バール
とした。
収量はコポリマー60gであった。重合速度は3Kyコ
ポリマ一/gパラジウム・時であった。得られたコポリ
マーのL V N (60)は5.3瀬/gである。
例5 一酸化炭素/エテン・コポリマーを、次の点を除けば例
1のコポリマーと実質的に同じ方法で製造した。
a)反応温度を70℃の代りに100℃とした。
b)反応時間を10時間の代りに5時間とした。
収量はコポリマー250gであった。重合速度は25 
Kgコポリマー/gパラジウム・時であった。得られた
コポリマーのL V N (60)は1.5clJ/g
である。
■1 一酸化炭素/エテン・コポリマーを、次の点を除けば例
1のコポリマーと実質的に同じ方法で製造した。
a)反応温度を70℃の代りに65℃とした。
b)エテンの分圧を44バールの代りに75バールとし
た。
C)一酸化炭素の分圧を36バールの代りに70バール
とした。
d)  9威のメタノール 3威のトルエン 0.02ミリモルの酢酸パラジウム 0.04ミリモルのパラトルエンスルホン酸、および0
゜24ミリモルの1.3−ビス(ジフェニルホスフィノ
〉プロパンからなる触媒溶液を用いた。
収量はコポリマー90gであった。重合速度は4.5K
gコポリマー/gパラジウム・時であった。
得られたコポリマーのL V N (60)は8,3c
lj!/gである。
例7 一酸化炭素/エテン・コポリマーを、次の点を除いて例
1のコポリマーと実質的に同じ方法で製造した。
a)反応温度を70℃の代りに35℃とした。
b)エテンの分圧が44バールの代りに47バールとし
た。
C)一酸化炭素の分圧を36バールの代りに28バール
とした。
d)反応時間を10時間の代りに24時間とした。
収量はコポリマー10gであった。重合速度は0 、2
 Kgコポリマー/gパラジウム・時であった。
得られたコポリマーのL V N (60)は21dj
!/9である。
鯉l 一酸化炭素/エテン・コポリマーを、次の点を除けば例
1のコポリマーと実質的に同じ方法で製造した。
a)反応温度を70℃の代りに50℃とした。
b) エテンの分圧を44バールの代りに68バールと
した。
C)一酸化炭素の分圧を36バールの代りに52バール
とした。
d)反応時間を10時間の代りに17時間とした。
収量はコポリマー629であった。重合速度は1.8K
gコポリマー/gパラジウム・時であった。
得られたコポリマーのL V N (60)は18dl
/’Fである。
例9 一酸化炭素/エテン/プロペンのターポリマーを次のよ
うにして製造した。容積4℃の機械的撹拌式オートクレ
ーブに1.51のメタノールを入れた。オートクレーブ
の内容物を30℃にした後、エテンの分圧が38バール
、プロペンの分圧が12バール、一酸化炭素の分圧が3
0バールとなる量の圧縮されたエテン、プロペンおよび
一酸化炭素を導入した。続いて18威のアセトン、 0.03ミリモルの酢酸パラジウム、 0.8ミリモルのトリフルオロ酢酸、および0、032
ミリモルの1,3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル
)ホスフィノコプロパンからなる触媒溶液をオートクレ
ーブ中に入れた。
内圧は1:1の一酸化炭素/エテン混合物を圧ポリマー
を濾過し、メタノールで洗い、そして70℃で乾燥させ
た。
収量はターポリマー22gであった。重合速度は0.1
289タ一ポリマー/gパラジウム・時であった。
得られたターポリマーのL V N (60)は17d
l!/9である。
例1〜9の中で、例7〜9が本発明の例である。
これらの例においては、成分C)としてオルト−メトキ
シ置換テトラアリールビスホスフィンを含む触媒組成物
を使い、夫々35.50および30℃の温度、75.1
20および80バールの全圧下、かつ一酸化炭素/オレ
フィンの分圧比0.60.0.7f3および0.60で
重合を実施することにより、21.18および17cl
ff/gのL V N (60)を持った2つの一酸化
炭素/エテン・コポリマーと1つの一酸化炭素/エテン
/プロペン・ターポリマーを製造した。これら3例すべ
てにおいて、PTot〉3(t)−50の関係が満たさ
れた。
例1〜6は本発明の範囲外であるが、比較のため本明細
閤に記載した。これらの例で製造された一酸化炭素/エ
テン・コポリマーのL V N (Go)はせいぜい1
3,1!/I?であった。例1では、要求される関係P
Tot〉3(t)−50が満たされてなかった。
例2および3で適用した一酸化炭素/エテン分圧比は夫
々1.8および2.2であった。例4と5ではpTot
>3(t)−50の関係が満たされなかった。更に、例
4では全圧が低過ぎ、例5では温度が高過ぎた。例6の
触媒組成物では成分C)として含まれるテトラアリール
ビスホスフィンがオルトC位に極性基を持っていなかっ
た。
13C−N M R分析により、例1〜8で製造された
一酸化炭素/エテン・コポリマーは−(Co)−単位と
−(C2H4)−単位が交互に存在する線状鎖より構成
されており、例9で製造されたターポリマーは−(Co
)−(02H4)−単位と−(Co)−(C3H6)−
単位とからなる線状鎖より構成されており、前記単位が
鎖中にランダムに分布していることが確認された。更に
また、13C−N M R分析により、例9のターポリ
マー中では1000個の−(Co)−(C2H4)−単
位につき47個の−(Go>−(C3H6)−単位が存
在することが確認された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一酸化炭素とエテンと任意成分として1つまたは
    それ以上のC_3_〜_2_0アルファーオレフィンと
    を含むポリマーであって、モノマー単位−(CO)−が
    、使用したオレフィンから誘導されたモノマー単位と線
    状鎖で交互に存在しており、LVN(60)が15以上
    であることを特徴とするポリマー。 (2)モノマー単位が、CO、エテンおよび任意にC_
    3_〜_1_0アルファーオレフィンの1つから誘導さ
    れたものであることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項に記載のポリマー。 (3)モノマー単位が、CO、エテンおよびプロペン、
    又はCOおよびエテンから誘導されたものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第(2)項に記載のポリマー
    。 (A)一酸化炭素、エテン、および任意に1つ又はそれ
    以上のC_3_〜_2_0アルファーオレフィンを含む
    混合物を90℃以下の温度、かつP_T_o_t>3(
    t)−50の関係(ここでP_T_o_tは全圧を示す
    バールの数値で、tは摂氏温度の数値である)を満たす
    50バール以上の全圧下で、一酸化炭素/オレフィン分
    圧比が0.2〜1.0の範囲で、ポリマーが不溶もしく
    は実質的に不溶な希釈剤中の触媒組成物溶液と接触させ
    ることからなる特許請求の範囲第(1)項に記載のポリ
    マーの製造方法であって、前記触媒組成物が a)パラジウム化合物、 b)pKaが2以下の酸のアニオン、およびc)一般式
    が(R_2)_2P−R_3− P(R_2)_2のビスホスフィン(ここでR_2は燐
    原子に対してオルト位にある少なくとも1つのアルコキ
    シ置換基を含むアリール基で、R_3は架橋中に3原子
    を含み、その中の少なくとも2つが炭素原子である2価
    の有機架橋基である)をベースとすることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項に記載のポリマーの製造方法
    。 (5)20〜65℃の温度で実施されることを特徴とす
    る特許請求の範囲(4)項に記載の方法。 (6)70〜150バールの全圧下で実施されることを
    特徴とする特許請求の範囲第(4)項または第(5)項
    に記載の方法。 (7)一酸化炭素/オレフィン分圧比0.4〜0.8の
    範囲で実施されることを特徴とする特許請求の範囲第(
    4)〜(6)項のいずれか1項に記載の方法。 (8)触媒組成物が、成分c)として、R_2が1つま
    たはそれ以上のメトキシ置換基を含み、その少なくとも
    1つが燐原子に対してオルト位にあるフェニル基である
    ビスホスフィンを含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第(4)〜(7)項のいずれか1項に記載の方法。 (9)触媒組成物が、成分c)として1,3−ビス[ビ
    ス(2−メトキシフェニル)ホスフィノ]プロパンを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の
    方法。
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